アニメ「無職転生Ⅱ(2期2クール目)」のあらすじ

アニメ「無職転生Ⅱ(2期2クール目)」のあらすじを紹介していきます。

無職転生Ⅱ(2期)

13話

クラスに入ってきたルーデウスは、一部を除いて落ち着いた態度でみんなに接する。
それを不審に思うクリフから聞かれた時、ルーデウスは発表する。

 

「今日は皆さんにご報告があります」
「詳しい内容については言えませんが、先日とある病から解放されました」

 

発表のあと、ルーデウスは心の中でつぶやく。

 

「魔法大学に入ってから1年、俺を悩ませていた病気が治った」
「シルフィがとても大切なものを捧げてまで、俺を助けてくれた」

 

「ようやく人に戻れた気がした」

 

ナナホシに会いに来ているルーデウスは、過去の恋愛事情について聞く。
少し話したあと、ナナホシはこの言葉で締めくくる。

 

「好きな人は普通に一緒にいてくれるだけで十分よ」

 

シルフィとの結婚を考えるルーデウスだが、具体的な方法は分からない。

 

「シルフィに操を立てる」
「彼女が俺を助けてくれたように、今度は俺がシルフィの望むことをしてあげる番だ」

 

結婚についてクリフ達に相談するルーデウスは、家が必要なのを知る。
早速調べに行った店で、なぜか格安の物件が見つかり…。

 

 

ルーデウスは家に向かう時、ザノバとクリフを誘う。
この家は呪われてるらしく、入居する前に解決する必要があったのだ。

 

明るい時に家を一通り調べるが、何も見つからない。
そのため泊まって確認することに。

 

夜中になり、起きていたクリフは物音を聞く。
ルーデウス達は音を頼りに調べたが、何も見つからない。

 

とりあえず部屋に戻ってきたルーデウスだが、天井に違和感を感じる。
突然なに者かが襲ってきたが、ザノバがかばう。

 

ルーデウスが攻撃しようとすると、なぜかザノバはやめるよう叫んだ。
相手を取り押さえたザノバによると、”動く人形”とのことだった。

 

興奮するルーデウスとザノバだが、クリフにはよさが分からない。
”そんなこと”と話した時、ザノバが叫ぶ。

 

「そんなこととはなんだあ!」
「人形が動いたのだぞ! なぜその重大さが分からん!」

 

地下で人形の資料を見つけたルーデウス達。
戻っている時にザノバは自分が中心となり、人形を調べたいことを願い出る。

 

「師匠の計画が成就した時、余は金を出しただけだった…」
「という結果に終わりたくはないのです!」

 

”見せたいものがある”として、ルーデウスはシルフィと一緒に家に向かう。
喜ぶシルフィだったが、なぜか棒読みで…。

 

すっかり綺麗に改修された家を見て驚くシルフィ。
2人は手をつなぎながら家に入るのだった。

 

ただ現実的な話になり、シルフィは自分に資格があるのかを問いかける。
しかしルーデウスは力強く答えた。

 

「シルフィは俺のものだ!」(ルーデウス)
「ふえ? あ…はい、ルディのです」(シルフィ)

 

「…なので、結婚して下さい」(ルーデウス)
「あ…はい!」(シルフィ)

 

最後にルーデウスは言いたいことを問いかける。
シルフィは少し照れながら答えるのだった。

 

「突然、いなくなったりしないでね」

14話

披露宴の準備を進めるルーデウスとシルフィ。
シルフィはエリナリーゼに来てほしいと話し、ルーデウスは疑問に思う。

 

買い出しも終わり2人でゆっくりお風呂に入っている時、シルフィは伝えた。

 

「ルディはその…ボクの理想の旦那様だよ」

 

いい雰囲気になると思いきや、ルーデウスの興奮は頂点に達し…。

 

バーディガーディは遅れていたが、披露宴に主なメンバーは集まりルーデウスは挨拶する。
ただ話の途中で入ってきたバーディガーディは、当然のように叫ぶ。

 

「そこで我が輩がババンと登場である!」

 

「我が種族においては、王族は会合の際には度肝を抜くタイミングで登場して」
「場をかき乱すべしと決まっておるのでなあ」

 

初めは堅苦しく始まったが、バーディガーディの言葉などで和やかな時間は過ぎてく。
みんなからの挨拶を受けるが、ナナホシが来た時にシルフィは尋ねた。

 

「前にルディとナナホシさんが同郷って言ってたよね」
「あれってどういう意味?」

 

対するナナホシの答えは…。

 

次にエリナリーゼが挨拶に来た時、なぜか涙を流し倒れ込む。
思い当たることがあるシルフィが確認したことは。

 

「もしかしてエリナリーゼさんって、ボクのおばあちゃん…ですか?」

 

披露宴が終わったあと、アリエルはルーデウスにルークとの決闘を申し込む。
戸惑うルーデウスだが、決闘を受けることに。

 

決着がついたあと、アリエルは決闘の理由を話していく。

 

「私達はシルフィが好きです。生死を共にした仲間だからこそ思うところがあります」
「今回の決闘は私達の意地だと思って下さい」

 

「いずれ私はアスラ王国に戻ります」
「戻れば王になるか死ぬか、2つに1つ」
「それが私の義務です」

 

「しかしシルフィには付き合う義務はありません」
「彼女は王族でも貴族でもなく、転移事件をきっかけに護衛についてくれただけ」

 

「私は彼女に甘えるのをやめ、シルフィは自分の道を行くべき時期なのです」

 

エリナリーゼの真実を知ったクリフに、ルーデウスは幻滅したのではと心配する。
しかしクリフの気持ちが揺らぐことはなかった。

 

「幻滅? するわけないだろう、何言ってるんだ」
「僕はミリス信徒だ」

 

「相手の事情がどうであろうと、僕の理想と違おうと」
「僕には僕を愛してくれる1人の女性を幸せにする義務がある」

 

「何より、僕は彼女を愛しているからな」

 

みんなが帰ったあと、シルフィは笑顔で話す。

 

「ルディ。ボクね、髪を伸ばそうと思うんだ」
「もう髪の色も緑じゃないし」
「ルディにずっと好きでいてもらえるように頑張らないとね」

15話

帰宅途中、ルーデウスはパウロからの手紙を受け取る。
内容はべガリット大陸に向かうこと。

 

そしてべガリット大陸は過酷な場所のため、ノルンとアイシャを預かってほしいこと。
早速シルフィに妹2人のことを相談すると、笑顔でOKをもらった。

 

「もちろん! にぎやかになるね」

 

結婚し妹も迎えるルーデウスは、これまでのことを感慨深く思う。
そしてシルフィと食事をし、幸せを感じるのだった。

 

「こうして結婚して家を構えたのも、家族のためだったのかもしれないな」
「いずれはパウロ達と一緒に暮らしてもいい」

 

「それにしても元ニートが両親を養うか…なんとも感慨深い」

 

「ああ、幸せだ」
「こうやって帰る場所があって、毎日好きな人と一緒にご飯を食べられるなんて」
「シルフィには感謝だな」

 

夕食後にお互いの魔法を教え合うが、ルーデウスは治癒魔術が出来なかった。
シルフィはルーデウスにも出来ないことがあると分かり、少し安心する。

 

子供の話になり、シルフィはエルフ特有のことを話す。

 

「でもボクはエルフの血が濃いから出来にくいというか…」
「その…ボクに子供が出来なかったら、お妾さんを迎えてもいいからね」

 

その言葉を聞いたルーデウスは、しっかりと言い切るのだった。

 

「俺が欲しいのは子供じゃなくて、好きな相手との愛の結晶さ」

 

ナナホシは新しい魔法陣を作成し、異世界の物品を召喚しようとする。
2年間の集大成だったが、残念ながら失敗に終わる。

 

ルーデウスが部屋を出たあと、突然ナナホシは叫び暴れ出す。

 

「帰れない、帰れない、帰れない! 帰れない!」

 

なんとかルーデウスはナナホシを落ち着かせたが、生気を完全に失ってしまう。
ルーデウスはザノバに協力してもらい、ナナホシを自宅に運ぶ。

 

シルフィはナナホシに治癒魔術をかけるが、あるものをルーデウスに渡し…。

 

ルーデウスはザノバから顔色の悪さを指摘される。
ルーデウスは昔のことを思い出し…。

 

「少しな…昔のつらいことを思い出したんだ」
「俺もああやって、無気力になって閉じこもったことがあっただけさ」

 

考え込むルーデウスをジュリは心配そうに見守る。
そしてザノバは明るい表情で話す。

 

「とにかく、また助けが必要であれば余におっしゃって下さい」
「力だけはあり余っておりますので」

 

うつろな目をするナナホシにルーデウスは話しかけるが反応しない。
立ち去ろうとするルーデウスに、ナナホシは現実を話していく。

 

「魔法陣は基板みたいなもの」
「いくつものパターン回路を組み合わせることで、1つの機能を作り出す」

 

「けれどどうしてもあの1点、回路がつながらなかった」
「物理的に無理なのよ」
「つまり…私は家に帰れないってこと」

 

ルーデウスはみんなを集めて、アイデアを出してもらう。
メンバーに召喚魔法の専門家はいないが、ザノバは思わぬことを話し…。

 

メンバーのアイデア見たナナホシは可能性に目を輝かせる。
その後もナナホシはメンバー達(特にクリフ)と協力し、新たな魔法陣を完成させる。

 

そして実験の結果は…。

 

元の世界に帰れる希望を見つけたナナホシは喜び、パーティーが始まる。
出席しているルーデウスは、前世のことを思い出すのだった。

 

「この手の集まりは好きじゃないので、前世では一度もしたことがなかった」

 

「でもつらいことがあった時、周りの奴等に助けられたら」
「きっと嬉しくて喜びを分かち合うために騒ぎたくなるんだろう」

 

「たまには全てを忘れないと到底生きてはいけないのだ」
「人生はつらいことばかりだからな」

 

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