アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!(このすば、3期)」のあらすじを紹介していきます。
この素晴らしい世界に祝福を!(3期)
1話
情緒不安定なカズマは、早くからアクア・めぐみん・ダクネス達とシュワシュワを飲む。
その時、突然みんなの前で宣言する。
「出家しようと思う」
戸惑う3人にカズマはつぶやくように話していく。
「この世の春が来たと…思ったこともありました」
「ゆんゆんから”カズマさんの子供が欲しい”なんて言われてみたり」
「そこのロリっ子と2人きりで布団に入ったりして”モテ期”などと浮かれましたけれども」
「結果いまだ独り身」
「得たものといえばオークに襲われ迎えた貞操の危機と、キメラとの心中による心神喪失」
「勘違い…でしたわ!」
近くにいた荒くれ者は、カズマに話しかける。
「命知らずも卒業か」
「だがそういう時もあっていい、特に若い奴には」
「可能性は無限大だからな」
出家するため出発するカズマに3人はついていく。
なんとか止めようとするめぐみんとダクネスだが、アクアは楽観視していた。
「大丈夫よ」
「日が傾く頃にはシュワシュワが恋しくなってるに決まってるんだから」
決心の固さを叫ぶカズマだが、アクアのあおりは止まらない。
「俺の決心はあの岩山よりも固いの!」(カズマ)
「豆腐よりも柔らかメンタルのカズマさんが言っても説得力ないんですけど」(アクア)
冷静に話そうとするめぐみんだが、カズマから”ロリ枠”と言われて怒り爆発。
「いいでしょう、カズマの決心など打ち砕いてあげますよ!」
「あの山でしたね? エクスプロージョン!」
いつも通りめぐみんが動けなくなり、途中で野営することに。
そんな時でもダクネスはダクネスだった。
「何かあったら、多少乱暴でもいいから起こしてくれ」
カズマとめぐみんは火を囲んで座っていた。
めぐみんは自分の気持ちと未来の希望を話していく。
「カズマが…私の爆裂魔法への道をつないでくれました」
「まだカズマは、120点の爆裂魔法しか見てないじゃないですか」
「いつか…200点満点の爆裂魔法を」
「私も、今の暮らしは気に入っているのでこのままがいいです」
「しょっちゅうピンチになるのも、みんなと一緒になんとか乗り越えていくのも」
カズマの手に自分の手を重ね、最後はこの言葉で締めくくった。
「ずっと…ずっと、このままみんなで一緒にいられるといいですね」
いい雰囲気になり、動揺しながらも次の行動を考えるカズマ。
意を決してめぐみんに話しかけるが…。
翌日、4人は傷ついた少女から手を振られる。
近づこうとするアクアだが、カズマは擬態したモンスターとして止める。
モンスターは可憐な少女の外見と行動でアクア達を魅了。
更に人の言葉を話しカズマも分からなくなるが、アクアは女神?らしく助言する。
「カズマ」
「迷っている時に出した決断はね、どの道きっと後悔するものよ」
「なら、今が楽ちんな方を選びなさい」
結局退治できず先へ進むが、気になるカズマは1人で引き返す。
明るい気持ちで走り出すカズマが見た光景は…。
全てを終えたカズマは、感情のこもっていない言葉で話す。
「帰ろう!」
「もうなんだかいろいろ目が覚めた」
「アクセルに帰るぞ」
偶然貴重なアイテムを入手したカズマ達は上機嫌でアクセルの街に帰ってきた。
しかしこの4人に幸運が続くはずもなく、屋敷に戻ったカズマは叫ぶのだった。
「もう屋敷から出ない!」
「そもそも引きこもりの俺が何かしようってのが間違ってたあ!」
その夜、ダスティネス家の執事ハーゲンがやってきた。
1通の手紙を差し出すとダクネスの顔はみるみる青くなり…。
2話
王女の依頼により、ダクネスの実家に王女アイリスがやってくることが決定する。
カズマ達も呼ばれているので、いろいろ考える3人。
ただダクネスは貴族の令嬢ララティーナとして振る舞う。
アクアもダクネスのドレスを借りるが、ぶかぶかでなかなかサイズが合わない。
めぐみんはダクネスの子供服を借りるが…。
「なんというか…ストンと落ちます」
「もう少し小さいのは?」
アクア達のドレスも決まり、みんなが集まった時にカズマは可能性を話す。
「もしお姫様が俺をおそばにという話が出たら」
「俺は引っ越しをも考えてしまうかもしれない」
「その辺は覚悟しておいてくれ」
食事会が始まり、カズマは王女を見て驚く。
「なんてこった…この世界で期待が裏切られなかった稀有な例だ」
ダクネスは貴族の令嬢らしく挨拶を行う。
しかし続くアクアとめぐみんはいつものスタイルを崩さず…。
カズマは王女をかわいいと思うが、アイリスは護衛クレアの耳元でささやいた。
クレアの口から出た言葉は、カズマの予想していたものと違い…。
カズマ達3人の行動に、ダクネスは困り果てる。
しかしアクアが始めたある行動を意外にもアイリスは気に入り、食事が始まった。
カズマは自分の冒険譚を、いいように解釈して話す。
しかしアクアから見た印象はこうだった。
「家から出たくないって人が何か言ってるわよ」
続けて冒険者になる前のことを聞かれ、カズマは一瞬戸惑ったあと話していく。
「この国に来る前は、家族の帰る場所を守る仕事をしてました」
「日々黙々と腕を磨き、襲いくる災厄から大切なその場所を守り」
「それでいて誰にも理解も評価もされない、悲しい仕事をしてましたね」
話を信じられないアイリスは、カズマを”嘘つき男”と表現。
自身は受け入れたが、めぐみんの表情を見てカズマはあせる。
「マズい! 1番仲間を大事にするめぐみんだ」
「売られたケンカは必ず買ってしまう!」
しかしすぐ表情を緩めためぐみんは話した。
「私1人だったならもちろん我慢なんてしませんが」
「ここで私が暴れたらダクネスが困るじゃないですか」
ダクネスもアイリスに対し、カズマの件で訂正を求めた。
「アイリス様。先程の”嘘つき男”という言葉を取り消してはいただけませんか?」
「この男は大げさに言ったものの嘘は申しておりません」
「それに最弱職ではありますが、いざという時には誰よりも頼りになる男です」
その言葉を受け入れないアイリスに、ダクネスは予想もしない行動をし…。
ダクネスの行動に感化されたカズマは、実力を証明するため護衛のクレアと決闘することに。
カズマが勝つと信じるダクネスに、カズマは自信をもって答えた。
「当たり前だろ、俺が渡り合ってきた相手を考えろ!」
「魔剣使いに魔王軍の幹部、果ては大物賞金首まで」
「日頃そんな連中とやり合ってんだ」
「まずはその物騒な剣からだ!」
「これでも食らえ! スティール!」
カズマ渾身のスティールは炸裂するが、右手に握っているのは剣ではなく…。
王女達はテレポートで城に帰る準備に入る。
しかしアイリスはなぜかカズマの手を取り…。
3話
王宮に正式な客人として迎えられたカズマの話に興味津々のアイリス。
護衛のクレアは必死に止めるが、カズマは話をやめないため叫ぶ。
「いけません、アイリス様!」
「この男の話はいけません!」
「この男、ダメな奴です!」
少し話はさかのぼり、”誘拐ですよね?”と質問するカズマ。
レインは冷静に否定し、アイリスの気持ちを話していく。
「普段から聞き分けがいいアイリス様がこのような行いに出たのです」
「どうか初めてのわがままに免じて、しばらく遊び相手を務めていただけませんか?」
アイリスはレインに耳打ちし、レインは代弁する。
「”ララティーナの様子が楽しそうでうらやましかったもので」
「少しだけ…ほんの数日でいいので、私とも遊んでもらえませんか?”とのことです」
アイリスが学校の話を嬉しそうに聞くので、カズマは学校を造ることをすすめる。
ただ魔王軍が頻繁に来襲する情勢に、アイリスは顔を曇らすのだった。
アイリスから明日にでも帰っていいことを伝えられるカズマ。
しかしアイリスのある言葉に反応し、残ることを決めるのだった。
翌日からのカズマはいつもの感じを見せ、いろいろな人を混乱させる。
ある行動からアイリスに逃げられることもあるが、楽しい日々を続けていた。
ある日のこと、アイリスはカズマにゲーム対決をお願いする。
カズマは大人気ない返事を。
「俺は接待ゲームなんてやらないし、やるからには本気でやる」
「それでもいいのか?」
カズマの言葉に喜ぶアイリスだが、最終的にはこの言葉を叫ぶ。
「自分からお願いしておいてなんですが、お兄様はとても面倒くさい方ですわ!」
その夜、カズマはアイリスに王宮の外に出ることを提案。
しかしアイリスは自分が外に出る意味を理解しているのだった。
王宮生活も1週間になり、みんなの動きを理解するカズマ。
調子に乗った行動に出るが、そこには冷めた目のダクネス達がいて…。
「なんだ? セクハラはお手の物だろうが」
「恥ずかしがってないでとっとと言え」
帰ることが決まったカズマのために晩餐会が開かれる。
そこではダクネスが大勢の貴族に囲まれ、カズマ達は部外者扱い。
ダクネスは少し沈んだ顔を見せたので、カズマはあることないことを話し出す。
ダクネスは必死に止めるが…。
みんなから離れてベランダに来たカズマは、心の中で本音をつぶやく。
「悪気はちょっとしかなかったのだ」
「ただ少し困った顔したダクネスの顔を見たら変なことを口走ってしまった」
カズマの所に来たアイリスは、これまでのことを振り返りながら話していく。
「明日からこのお城も静かになりますね」
「クレアを怒らせたり、レインを困らせる誰かさんが帰ってしまいますから」
「あなたと過ごした日々はきっと、忘れられないものになるでしょう」
「ララティーナがうらやましいです」
「きっと、毎日楽しいんだろうなあ」
王宮に残りたいカズマは、アイリスのある言葉にヒントを得る。
しかしカズマの予想とは異なる展開になり…。
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