アニメ「魔法科高校の劣等生(3期)」のあらすじ

アニメ「魔法科高校の劣等生(3期)」のあらすじを紹介していきます。

 

魔法科高校の劣等生(3期)

1話

四葉家に来ている司波達也と妹の深雪。
緊張を隠せない深雪に達也は伝える。

 

「心配するな。俺達は3年前の俺達じゃない」

 

その言葉を聞いた深雪も、改めて自分の気持ちを確認するのだった。

 

「そう、私達は3年前とは違う」
「私とお兄様の関係も…お兄様に向ける、私の気持ちも」

 

それぞれ2年生に進級し、達也は魔工科生になる。
吉田幹比古は一科生に、柴田美月も魔工科生になっていた。

 

達也が西城レオンハルト達と談笑してる時、クラスメートの十三束鋼が話しかけてきた。
百家最強の一角であり、十三束は”Range Zero(レンジ・ゼロ)”と呼ばれる異端児。

 

しかしこの言葉は、敬称でもあり別称でもあった。
それが分かっている達也は十三束に話す。

 

「誰でも得手不得手はあるものだ」

 

会話中に十三束を好きな明智英美(エイミィ)が乱入。
逃げるようにその場を去る十三束だが、そこにいる千葉エリカはエイミィを煽り…。

 

生徒会では入学式の打ち合わせが行われる。
そこには新入生総代の七宝琢磨も呼ばれていた。

 

 

七宝は達也が魔工科生と知り、不遜な態度を取る。
その光景を見た深雪は冷たい視線で七宝をビビらす。

 

「兄と同じく…副会長の司波深雪です」

 

入学式の日、校内を見回っていた達也は七草真由美と出会う。
真由美は達也が変わったことを伝える。

 

「去年初めて会った時の達也君と、今の達也君は全然違う顔をしている」
「去年よりずっと自由になった顔をしている」

 

”大人びた”と話す達也の言葉を”子供っぽかった”と真由美は解釈。
すねたように問いただすと、達也は追い打ちをかける。

 

「考えすぎです。俺は七草先輩のことを童顔だとか…幼児体型だとか…」
「思ったことは一度もありません」

 

姉の真由美がナンパされていると勘違いし、妹の香澄が達也に飛びかかる。
しかし達也は簡単にいなし…。

 

少しすると深雪がその場に現れ、双子の妹・泉美は見とれてしまう。
積極的に距離を縮めようとする泉美は、深雪を”お姉様”にと懇願し…。

 

更に泉美は姉と達也が結婚してほしいことを話し出す。
暴走が止まらない妹達に真由美は照れながら話す。

 

「なんかもう、おバカな妹達で…ホントにごめんなさい」

 

笑顔の深雪だったが、握る手は強くなり…。

 

七宝が生徒会入りを断ったため、会長の中条あずさは人選に悩んでいた。
ほかメンバーの助言で次席の生徒を確認すると…。

 

場面は変わり、黒羽亜夜子と文弥はある取引をマークしていた。
人間主義団体のメンバーか関わっていることをつかむが、それ以上は分からなかった。

 

再び場面は変わり、人間主義運動の大本であるジード・ヘイグは周公瑾と密談を行う。
ヘイグは近々ある作戦を実行するよう命令するのだった。

 

2話

1話冒頭に続き、四葉家に来ている達也と深雪。
過去の自分に対して思い出し笑いした深雪は、達也に心境を話す。

 

「すみませんお兄様、少し昔のことを思い出しまして」
「(楽しかったこと?) いいえ。昔の私があまりに愚かだったので、それがおかしくて」

 

「私はお兄様の妹でありながら、お兄様のことを何1つ分かっていませんでした」
「いえ、理解しようとしませんでした」

 

今年も新入部員勧誘の季節になり、今のところ平和が続いていた。
しかしトラブルが発生し、現場に達也と深雪が向かう。

 

ロボ研とバイク部のトラブルだが、そこに十三束と七宝、あとで香澄が現れる。
事態は部活連と風紀委員会のトラブルに発展。

 

「(ケンカを売っている?) そんなつもりはないよ」
「買うのはやぶさかじゃないけどね」(香澄)

 

「ほう…七宝のケンカを七草が買うってのか?」(七宝)

 

達也と深雪が現れ、争いは事なきを得る。
ただ七宝の怒りは収まらず…。

 

七宝の態度が理解できない香澄は、七宝の当主について姉の真由美に問いかける。
トラブルに釘を刺したあと、真由美が話す当主の人柄は七宝のイメージと異なっていた。

 

マスコミによる魔法師へのネガティブキャンペーンの情報をつかんだ七草家当主・七草弘一。
この情報を利用して、四葉の力を弱めたいと考える。

 

「四葉の力は強すぎる」
「遠からず十師族の…そして国家のバランスを崩してしまうほどに」

 

話を聞いていた九島烈(老師)は、賛成しないが反対もしなかった。

 

真由美を呼び出した十文字克人は、背後で七草家がからんでいることを話す。
ただ真由美にとって信じがたいことだった。

 

「確かにうちの父は裏工作が好きな謀略家だし」
「何を考えているのか娘の私にも分からないところがある」

 

「でもどんな理由があろうと、十師族の役目を忘れるような人じゃないわ」
「日本魔法界に不利益をもたらすようなマネをするはずがない」

 

事実を明確にしたい真由美は、十文字と父・弘一を会わせることにする。
あっさり認める弘一だが、十文字は受け入れがたかった。

 

「大火事よりもボヤがいい…なるほど、それはそうでしょう」
「だが、小さな火事で命を落とす人もいる」

 

「ボヤでも消火が追いつかなくなれば」
「人命を奪う火事になってしまう事態も想定される」

 

十文字が帰ったあと、真由美は自分の考えを父に話す。
ただその言葉が届くことはなかった。

 

「私に分かるのは、このように同じ国の同じ魔法師の人生を」
「いたずらにひっかき回すようなマネは間違っているということです」

 

今回の騒動について、亜夜子からの報告を受けた達也は心の中でつぶやく。

 

「あの計画を実現に移す時が来たようだな」

 

3話

2話冒頭に続き、四葉家に来ている達也と深雪。
そこに四葉家当主の四葉真夜が現れる。

 

真夜は世の中の動きを2人に話していく。
話が終わったあと、なぜか達也だけ残るよう伝えた。

 

達也は生徒会に、神田議員が軍との癒着を調べるため来校すると話す。
驚くメンバーに対し、達也は方針を伝えるため資料を渡す。

 

それは加重系魔法三大難問の1つ、重力制御魔法式熱核融合炉について。
軍事とは違う難しい実験を行うことで、視察を乗り越える作戦だった。

 

資料を見た会長のあずさは賛成の意向を示す。

 

「これが実現すれば昼夜の区別なく」
「気象にも左右されないエネルギーを供給することが可能になります」

 

「魔法の平和利用を主張する、この上ないデモンストレーションになるでしょう」

 

学校の許可が下り、人選を発表した達也はこの言葉で締めくくる。

 

「このシステムは技術的に見ればまだまだ未成熟なところばかりです」

 

「しかしこのメンバーが協力し合いチームとして機能したなら」
「三大難問の1つと言われているこの実験を間違いなく成功させることが出来る…」
「俺はそう確信しています」

 

場面は変わり、七宝家では親子の話が行われていた。
いろいろ説明する父親だが、子の琢磨とは意見が合わなかった。

 

議員と記者達は実験を視察し、軍事に関わりそうな質問を行う。
しかし担当する廿楽先生は、軽くかわして実験が開始される。

 

実験は無事成功するが、記者達はなんとか軍事と絡めようとする。
それを論破した廿楽先生は、議員や記者達が帰ったあと話していく。

 

「今回の実験は技術的に見ればまだまだ未熟です」

 

「しかし魔法によって社会の在り方を変えようとする彼のチャレンジャー精神は」
「技術的な完成度に関係なく価値のあるものだと思うのです」

 

部屋にいる達也の元に深雪がドレスアップして訪れる。
そして望みを話す。

 

「少しの間、私だけにお兄様のお誕生日をお祝いさせていただけませんか?」

 

達也は少し見とれたあと、2人はグラスを合わす。
そしてお互いの気持ちを伝え合うのだった。

 

「お兄様がここにいて下さることに感謝します」(深雪)
「ありがとう。お前の兄でいられることに感謝する」(達也)

 

話は冒頭に戻り、真夜は達也に学校を辞めるよう命令する。
しかし達也ははっきりと答えた。

 

「お断りします」
「俺に命令できるのは深雪だけです」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

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