アニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」6~12話のあらすじ

アニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」6~12話のあらすじを紹介していきます。

勇気爆発バーンブレイバーン

6話

日本奪還作戦を開始するため、日本に向かうイサミ達。
作戦では、まずイサミとブレイバーンが先行して偵察を行う。

 

生存者の確認を行い、もし見つからなければ艦隊からの砲爆撃攻撃が予定されていた。
不安を抱えるイサミと同行しているスミスにブレイバーンが語りだす。

 

「大丈夫だ。絶対に大丈夫だ」
「なぜなら…私がブレイバーンだからだ!」

 

日本に上陸したイサミ達は、すぐに敵の攻撃を受ける。
敵を撃破しながら生存者を探すが、時間ばかりが過ぎていく。

 

まもなく砲爆撃が開始されようとしていた。
生存者は絶望と思われた時、スミスは敵の奇襲攻撃を受ける。

 

回避は不可能と思われた時、敵は思わぬ方向からの攻撃で撃破される。
日本の軍隊は壊滅していなかった。

 

ただ連絡が後れたため、砲爆撃は開始されていた。
到着までの数秒、回避する方法を探すイサミにブレイバーンは答える。

 

「まだ何か…まだ何か出来るはずだ」(イサミ)
「ああ、もちろんだ…イサミ!」(ブレイバーン)

 

ブレイバーンは迫りくる多数の攻撃の前に立ちふさがり…。

 

ブレイバーンの活躍により日本のエリア解放に成功し、現地の部隊と合流する。
しかし敵母艦は残っており、日本全体の解放には至っていない。

 

一時の穏やかな時間が流れていた時、敵は単騎で攻撃を仕掛けてきた。
その敵とは、倒したと思われていたスペルビアだった。

 

駆けつけたブレイバーンはスペルビアに攻撃する。
しかしその攻撃は、相手の言葉を翻訳するためのものだった。

 

「よい子のみんなには、それぞれの国の言語で聞こえるようにした!」

 

言葉を話せるようになったスペルビア。
戦う前に要求したのは誰もが予想していないことだった。

 

7話

敵の要塞を撃破したいアライドタスクフォース。
だがブレイバーンはデスドライヴズのスペルビアと戦っていた。

 

今回はスペルビアとは別のデスドライヴズが存在している。
ブレイバーン以外の撤退を指示する本部に、ブレイバーンが作戦を伝える。

 

「ルイス・スミーース! 君に任せる」
「今のスペルビアであれば、私がいなくてもきっと倒せる」

 

ある理由からスペルビアは弱体化してると考え、スミス達にスペルビアを任せる。
ブレイバーンはイサミと単体で敵要塞に突撃する。

 

スミスも仲間の言葉を受け、自分達でスペルビアに対処することを決める。

 

「イサミ、こちらのことは任せてくれ」
「俺なら出来るとブレイバーンが言ってくれたんだ、なんとかしてみせる」
「1人も死なせやしない!」

 

敵要塞で待ち受けるのは、デスドライヴズのクピリダス。
苦戦が予想されたが、2体ともあっさり撃破する。

 

”やった”と話す仲間達に、ヒビキはお決まりの展開を不安視する。
「これ、誰かが”バカな”って言うやつじゃ…」

 

いつものように無傷で反撃に転じるスペルビア。
しかしルルを手に入れようと必死になる姿を見て、スミスは疑問を感じてしまう。

 

何度も真っ二つにされるクピリダスだが、そのたびに復活する。
そしておかしなことを話し出す。

 

「少々熱くなりましたね」
「いいでしょう、最高を超える爆発をいただけるまでいつまでも待ちますよ」

 

バーンブレイドも破壊され、イサミに敵を撃破する方法を問いかけるブレイバーン。
イサミの答えに対し、ブレイバーンはあらかじめ用意していた武器を取り出す。

 

「もっと…もっと巨大な武器が!」(イサミ)
「バーン・アックス!」(ブレイバーン)

 

クピリダスと敵の要塞を一刀両断にしたブレイバーン。
破壊されたクピリダスは最期に叫ぶ。

 

「すばらしい…これぞ私が求めていたもの、きっと美しい爆死に」
「みなさん! 真に望みを叶えたくば、ブレイバーンのもとに!」

 

スミスの機体を撃破し、中にいるルルを見るスペルビア。
しかし今のルルはスペルビアの求めているルルではなかった。

 

ルルがいなければ本来の力を取り戻せないスペルビア。
地球側基地に残り、今後について思案していた。

 

そんな時、スミスはある提案をする。
それはルルの変わりに自分がスペルビアに乗り込むことだった。

 

「確かに、乗れば死ぬかもしれない」
「だがしかし、青いスーパーなライバルロボットに乗ってヒーローになれるなら」
「この命燃やし尽くす価値ありだ!」

 

みんなの反対を押し切ってスペルビアに乗り込んだスミスは…。

8話

ATF(アライドタスクフォース)は横田基地の奪取に成功する。
次の作戦は喜望峰を回りヨーロッパを目指すため困難が予想された。

 

ブレイバーン直援TS隊長に任命されたスミスは、よく知る仲間達をメンバーに任命。
名称は”Brave Knights(ブレイブナイツ)”に決定する。

 

ルルはライジング・オルトスの第2パイロットとして、一緒に行きたがる。
認めないスミスに対してルルが取った行動は…。

 

作戦前、スミスはブレイブナイツの隊長としてイサミに伝える。

 

「どんなに困難な状況になろうとも、彼と…イサミとブレイバーンなら大丈夫だ」
「イサミ! 俺と一緒に世界を救おう!」

 

イサミもその気持ちに応え、互いの拳を突き合わせる。

 

ATFの艦隊は突然謎の霧に覆われ、全ての通信が途絶する。

 

ブレイバーンはすぐにイサミのもとに現れる。
イサミを乗せたあと、スミスに語りかけ出発する。

 

「ルイス・スミーース! 君は1人でも多くの仲間を救うんだ」

 

「どんなことがあろうとも、君の思うままに前へ進め」
「たとえ暗闇の中でも、勇気があれば必ず君の進む道に光が差す」

 

TSに乗り込んだスミスは、後部座席に座っているルルを発見。
ミユの助言もあり、スミスはルルと一緒に出発する。

 

先行する飛行部隊は3つの敵要塞を発見。
スミスの前にはデスドライヴズのクーヌスが現れる。

 

ブレイバーンの前には2体のデスドライヴズ、ヴァニタスとペシミズムが出現。
ブレイバーンはすぐに手強い敵と判断する。

 

イサミはスミス達を心配するが、ブレイバーンは信じるように伝える。

 

「信じるんだ! ルイス・スミスと仲間達を」
「私達には私達のやるべきことがある」

 

なぜかスミスに固執するクーヌス。
ほかのブレイブナイツの隊員達を圧倒的な力で撃滅していく。

 

「やっとだ…やっと私の望みが叶う時が来た」
「ついに本当の死を得ることが出来る!」

 

クーヌスは突然天空に向かって攻撃し、宇宙にいる味方要塞を破壊。
これによりデスドライヴズは1つきりの命となり、復活できなくなる。

 

スミスはルルを脱出させたあと、クーヌスに突進する。
クーヌスに取り込まれるように見えたスミスだが、ある作戦を実行し…。

 

「どうだ? 俺のTSは」
「クールだろ」

 

スミスは最後の言葉をイサミに伝える。

 

「イサミ…イサミ、勇気だ」
「勇気…爆発だ!」

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9話

クーヌスと相打ちになり、目の前から消滅してしまうスミス。
仲間の通信を聞いたイサミは混乱し、戦いに集中できずにいた。

 

そんな時、ヒビキの声が悲しく響く。

「ブレイブナイツワン…ロスト」

 

魂の存在となったスミスは、自機のシートが血で溢れているのを見た。
自分が死んだことを理解し叫ぶ!

 

怒りに任せてイサミは攻撃を繰り返すが、ヴァニタスとペシミズムに翻弄され続ける。
ブレイバーンは落ち着かせようとするが、イサミは聞く耳を持たない。

 

スミスはヒーローになりたかった子供時代から、軍人としての訓練時代を思い出す。
そこで出会ったTSは希望になりつつあった。

 

ただ現実はなすすべもなく敵に敗北し、ブレイバーンに救われたことを思い出す。
それでも一緒に戦えることに希望を見出したが、現在はそれすら叶わない。

 

精神世界でスミスと話すクーヌスは、理想的な死を迎えることに喜びを感じる。
しかしスミスはそれを認めない。

 

「俺は…嫌だ!」
「認めないぞ、こんなの」

 

イサミと心をつなげるスミスは、お互いに気持ちを叫ぶ。

 

「俺は!」(スミス)
「俺達は!」(イサミ)
「世界、救ってねえ!!」(イサミ、スミス)

 

精神世界でクーヌスと溶け合うスミス。
自分もよく知る姿に変わっていき…。

 

「そうか…俺は…俺はずっと…イサミを抱いて」
「共に…共に戦っていたんだ!」

 

過去のイサミの窮地を助けたスミス。
これからはブレイバーンとして一緒に戦うことを伝える。

 

「待たせたな、イサミ」
「助けに来たぞ!」

 

ただ現状は何も変わらず、イサミの絶望的な戦いは続いていた。
しかしルルの叫びを聞いたあと、ブレイバーンはイサミに語りかける。

 

「イサミ、顔を上げろ」
「君はいつだって諦めなかった、いつだって強かった」
「君に足りないのは力ではない、勇気だ!」

 

「信じるんだ、イサミ!」
「己自身を!」

 

ブレイバーンとルルの言葉にイサミは覚悟を決める。

 

「勇気、爆発!」

 

「そうだ、やってやる!」
「この命ある限り!」

 

復活したイサミに、ブレイバーンは合体をうながす。
イサミは戸惑うが、飛んできたバーンドラゴンと合体する。

 

「見えない未来掴むなら」(イサミ)
「不屈の勇気に勝るものなし!」(ブレイバーン)

 

「爆発する勇気! バーン! バーン!」(イサミ)
「更にバーン!」
「勇気合体、バーンブレイバーン!」(ブレイバーン)

 

ここに”バーンブレイバーン”が降臨する。

 

ヴァニタス最高の攻撃も、難なく弾くバーンブレイバーン。
新技の連続攻撃で2体のデスドライヴズを撃破する。

 

「ブレイブトルネードアーク!」
「勇気一刀流奥義、ブレイブアブソリュートズバーーッシュ!」

 

戦いが終わったあと、ルルはスペルビアに会いにいく。
そしてある提案をするのだった…。

10話

物語冒頭、ルルはスペルビアを”オジサマ”と呼ぶ。
戸惑うスペルビアにルルは伝える。

 

「ルルさっき…未来から来た!」

 

デスドライヴズとの最終決戦で、傷つき倒れたイサミとブレイバーン。
泣き崩れるルルに、ブレイバーンは最後の力を振り絞って話しかける。

 

その言葉を聞いたルルは、スミスこそブレイバーンだと知る。
動きを止めたブレイバーンを見て、ルルは誓う。

 

「私また、スミス死なせちゃった…」
「だから…」

 

以前の出来事から、過去に戻れる可能性を模索するルルとミユ。
ルルに諦めるという選択肢はなかった。

 

「私ブレイバーン救うため、ミユやオジサマと協力するって決めた」
「たとえどれだけ時間がかかっても」

 

そして過去へと送る装置”ブレイブドライバー”は完成。
既に大人になっているルルだが、魂のみ過去へ送られる。

 

「勇気を信じろ!」
「私は未来から、スミスとイサミ救うヒーローになる!」

 

未来では仲良くなったルルとスペルビアだが、現在では相変わらず。
ルルの1つになるという願いはあっけなく拒否される。

 

スミスの死をキッカケに、お墓の前でイサミは誓う。

 

「スミス、俺は行くよ」
「もう誰も死なせない」

 

ルルと1つになることに悩むスペルビアは、ブレイバーンにイサミとのことを聞く。
ブレイバーンはルルという存在の意味を話していく

 

「”ルル”ではない、共に戦う”相棒のルル”だ」
「”使う”のではない、1つになるのだ」

 

「相手の心を思い信じ待ち、そして受け入れるということ」
「それが分かれば、私とイサミのようになれる」

 

残りのデスドライヴズがハワイのマウナケアに集結していることを知るイサミ。
ブレイバーンと共に単独で向かうことを決める。

 

結末を知っているルルは止めるが、イサミは行くことをやめない。
仕方なくとったルルの行動は…。

 

スペルビアはルルを受け入れることを決める。
ルルもスミスと同じ言葉でスペルビアに乗ろうとするのだが…。

 

「見ててスミス、そしてイサミ」
「今日がルルの、セカンドバースデーだ!」

 

最初は上手くいかなかったが、何度も繰り返すルルとスペルビア。
心配するみんなにブレイバーンは語っていく。

 

「これは、ルルとスペルビアに必要な通過儀礼なのだ」
「お互いの命を賭し、熱い魂をぶつけ合ったその時、2人の心は通じ合う」

 

「ジャパンではそれを”OMIAI(オミアイ)”と言う」

 

再びダメと思われたが、ルルの未来の記憶がスペルビアに流れていく。
そしてルルは伝える。

 

「オジサマ、怖くない」
「ルル、信じて…オジサマの初めて、ルルもらう」

 

ルルと1つになることに成功するスペルビア。
敵要塞を一撃で撃破し、相棒の意味を知る。

 

「友を思い、信じる勇気」
「信なくば立たず、信こそ力!」
「信は力なり!」

 

誰も死なせないため、単独で出発しようとするイサミ。
ルルは未来を変えるため、一緒に行くことを告げる。

 

「ルルもオジサマと行く」
「絶対生きて帰る、ヒーローになる!」

 

みんなの思いを受け取ったイサミ。
ルル達と一緒に最終決戦地に向かうのだった。

 

「そうだ…みんなの思いは俺が持っていく」
「行こうブレイバーン、俺達のラストフライトだ」

11話

敵が集結するハワイに向かうブレイバーンとスペルビア。
イサミとブレイバーンは覚悟と作戦名を高らかに宣言する。

 

「行こう、この星で生きるために!」(イサミ)
「オペレーション・ボーンファイア、開始だ!」(ブレイバーン)

 

ただ”オペレーション・ボーンファイア”とは、作戦前に仲間と親睦を深めること。
穏やかな時間が流れていく。

 

「火を囲み、共に語らう」
「人間はそうやって明日に立ち向かう勇気を高め合ってきた」(ブレイバーン)

 

「先人達に習おうじゃないか。これがチルアウト」(ブレイバーン)
「感じるよ、チルの波動」(イサミ)

 

素直になったイサミは、これまでのこと、そして今の気持ちを話していく。

 

「俺は最初、お前に乗りたくなんかなかったんだ」

 

「でも奴等とまともに戦えるのは、俺達だけだったから」
「俺達がやらなきゃって、そう思ってた」

 

「けど、今は違う。義務とか責任じゃない」
「心からみんなを守りたい!」

 

「この世界を…この星を救いたいんだ!」
「お前に乗って」

 

「お前が俺の勇気に気づかせてくれた」
「ありがとう」

 

お互いに気持ちの通じ合った2人はいい雰囲気?になり…。

 

ルルが作った料理を皆で食べるが、スペルビアは料理を無駄として否定する。
しかしブレイバーン達にすすめられて食べてみると…。

 

翌日、本当の作戦”オペレーション・フリーダムドーン”を開始。
3体の敵を確認しているが、今は分散している状態。

 

各個撃破を目指し、まず正体不明のセグニティスと戦うことを決める。
目的地に着くと、セグニティスは悠然と待ち構えていた。

 

最初から全力攻撃をかけるブレイバーンとスペルビアだが、セグニティスは不敵に笑う。
そして攻撃が当たりそうなタイミングでセグニティスは問いかける。

 

「いいのか?」

 

セグニティスの異様な雰囲気に、慎重に行くことを決めるブレイバーン達。
更に不思議な動きに翻弄され続ける。

 

スペルビアはセグニティスをブレイバーン以上の強敵と認識。
だからこそセグニティスを撃破して高みを目指すことを宣言する。

 

「セグニティス、おぬしを超え、我が道を突き進む!」
「ルルと1つになった今、我を…否!」
「我等を止められる者はない!」

 

スペルビアが全力で攻撃に向かうとセグニティスは慌てだし…。

 

セグニティスに勝利したスペルビア。
なぜかここでブレイバーンとの一騎打ちを所望する。

 

「時は来た!」
「ブレイバーン! そしてイサミよ!」
「今ここで…推して参れ!」

 

イサミもなぜかスペルビアに応え戦いが始まる。

 

「俺はヒーローになるんだ」
「この星のみんなを幸せにする、そんなヒーローに」

 

「この戦いがお前達の幸せにつながるのなら!」
「全力でかかってこい!」

 

戦いの果てには何も望んでいないことを話すスペルビア。
ブレイバーンは先があることを伝える。

 

「いいのか? スペルビア」
「私は世界を救うその日まで戦い続ける」
「そして更に強くなる!」

 

「戦いたくないか?」
「更に強くなった私と!」

 

「私も君という最高のライバルと、ずっと拳を交わしていたいんだ」
「だから生きろ! スペルビア!」

 

最後は武器を捨て、拳で語り合う2人。
熱い友情と共に握手を交わす。

 

「目指そう。我等が行く道その先を、友よ」(スペルビア)
「そのためにまずは世界を救うぞ!」(ブレイバーン)

 

そこに突然、デスドライヴズのイーラが現れて…。

12話

傷つき倒れたブレイバーンの前に立つイサミ。
ブレイバーンのおかげで変われたことを語っていく。

 

「子供の頃、俺にはなりたいものなんて何もなかった」
「アニメも特撮も、周りの子供と同じようにそれなりには見ていた」

 

「けど、ヒーローになりたいなんて本気で思ってはいなかった」
「ブレイバーン、お前と出会い共に戦うまでは…」

 

「ブレイバーン…お前と共に戦う時、俺は…俺達はヒーローだった」
「ヒーローになれたんだ!」

 

イーラと戦うスペルビアだが、一方的に押されていた。
負けを覚悟したスペルビアはルルを降ろして伝える。

 

「ルル、そなたは生きろ…生きるのだ」

 

スペルビアの渾身の一撃もイーラに通じず倒されてしまう。
ルルは叫ぶが、なぜかイサミは笑い出す。

 

イサミはある言葉をつぶやいたあと、まさかの行動に。
しかしイーラは受け入れずに攻撃を仕掛けてくる。

 

ルルは飛び込んでイサミを助けたあと、イサミに謝罪し訴える。

 

「イサミ、ごめん。ルル、未来変えられなかった」
「もっとひどい未来になっちゃった」

 

「逃げて…イサミ、逃げて! 生きて!」

 

ブレイバーンに乗り込んだイサミは、精神世界でスミスに会う。
怒りをぶつけるイサミにスミスは伝える。

 

「イサミ、まだ終わってないぞ」
「勇気爆発だ、そうだろう?」

 

理解できないイサミだが、スミスとブレイバーンは訴え続ける。

 

「イサミ、君はまだ生きている」
「君は…君ならその先に行ける」(スミス)

 

「勇気爆発のその先に…新たなユニバースが生まれるんだ」
「そこに行き着いた君は…無敵だ!」(ブレイバーン)

 

「イサミ、一緒に戦えなくてごめんな」
「でも、これでも結構頑張ったんだぜ」(スミス)

 

「だからイサミ、君に私を…私自身を託す」
「君ならやれる、なぜなら君も既に…ヒーローだからだ!」(ブレイバーン)

 

2人の言葉を聞いたイサミは、スミスがブレイバーンだったことを知る。
弱気になっていたが、勇気を振り絞りヒーローを目指す。

 

「スミス、俺は行くよ」
「勇気爆発のその先へ!」

 

「立ち上がれ、顔を上げろ」
「俺も既にヒーローなんだ!」

 

ブレイバーンと一体化するイサミ。
新たなる姿となり、戦うことを宣言する。

 

「勇気…融合合身!」
「勇気融合、バーンブレイブビッグバーン!」

 

「この星の未来は、私が守る」

 

ブレイバーンとイーラは激闘を繰り広げる。
しかし最後はブレイバーンがイーラを両断し勝利する。

 

戦いは終わったかに見えたが、天空から敵要塞が落ちてくる。
そこに姿を現したのは、新たなデスドライヴズのヴェルム・ヴィータだった。

 

ヴェルム・ヴィータは語りだし、イサミはとりあえず聞くことを選択。
しかしそのあまりに無茶苦茶な言い分に、イサミは答えを出す。

 

「話はよく分かった」
「ヴェルム・ヴィータ」
「お前は…敵だあーーっ!」

 

ブレイバーンは連続攻撃を行うが、ヴェルム・ヴィータにダメージを与えることが出来ない。
ヴェルム・ヴィータが反撃しようとした時、味方が間に合い総攻撃を開始する。

 

しかしヴェルム・ヴィータは味方部隊に攻撃を開始。
甚大な被害が予想されたが、そこに復活したスペルビアが攻撃を受け止める

 

ブレイバーンと同じように金色に輝くスペルビア。
ルルは自分に課せられた目的を叫ぶ。

 

「オジサマが力貸してくれた」
「ルル、イサミとブレイバーン助けるため未来から来た!」

 

全員の勇気がブレイバーンと融合。
それを感じたイサミはビッグバーンドラゴンと合体。

 

ブレイバーンはヴェルム・ヴィータを圧倒するが、敵は要塞を利用した攻撃を開始。

 

単体では受けきれないと判断したイサミはルルに勇気融合を指示。
スペルビアは”スペルビアソード”に変形し、イサミ達は最後の一撃を全員で叫ぶ。

 

「その身にしかと受けるがいい!」
「勇気一刀流秘奥義!」(イサミ)
「勇気爆発バーンブレイブ」(みんな)
「ビッグバーンアルティメットファイナルゴッド…ユニバースブレイク!」(イサミ、ルル)

 

敵と同時に消滅したと思われたブレイバーンだが、天空より舞い降りる。
イサミとルルを降ろしたあと、ブレイバーンは光につつまれて…。

 

悲しむイサミとルルだが、そこに聞き覚えのある声が聞こえてくるのだった。

 

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