「アリスとテレスのまぼろし工場」の感想・紹介

「アリスとテレスのまぼろし工場」の感想及び紹介をしていきます。

 

アリスとテレスのまぼろし工場

作品の経緯

本作は2023年に公開された劇場版オリジナルアニメ。
制作会社は「MAPPA」
公開に先駆けて、原作となった小説も刊行されている。

 

作品の内容

作品の舞台は製鉄所の企業城下町・見伏(みふせ)。
自宅で友人達と集まっていた菊入正宗は、製鉄所が爆発するのを目撃する。

 

それはただの事故ではなかった。
以降、見伏は外部から完全に断絶され、時間が止まったように季節も進まなくなる。

 

再び時間が動き出した時のため、住民は変わらないことを要求される。
それは正宗たち若者にとって、耐えられない環境だった。

 

ある時、正宗はクラスメートの佐上睦実に連れられて製鉄所に入っていく。
製鉄所の第五高炉には、野生児のような少女がかくまわれていた。

 

睦実に似ている少女は、正宗に「五実」と名付けられる。
正宗と五実は、日々のお世話により交流を深めていく。

 

ある時、正宗は五実を製鉄所の外に連れ出す。
五実が空に手をかざした時、正宗は自分達が置かれている驚愕の事実を知る。

 

作品のキャッチコピーは「恋する衝動が世界を壊す」

 

作品の感想

本作で最初に感じたのは、よく分からないという印象。

 

まず正宗たちがみんなで集まっていたら、いきなり製鉄所が爆発。
その後、何事もなかったように最初のシーンに戻っていた。

 

正宗は違和感を話しているが、具体的なことは語られない。
疑問が疑問のまま、「変わってはいけない」というキーワードのもとに話が進んでいく。

 

正直、始まって40分くらいは「何を見せられてるのか?」という気分になった。
睦実がスカートをまくったり、気絶ごっこをしてたり…。

 

だが五実がみんなに真実を知らしめる行動を取ったあとから、物語は急速に動き始める。

 

本作について、映像は文句なく素晴らしい。
ただキャラデザは好みが分かれるかもしれない。

 

それぞれのキャラを好きになれなかった。
ただ個人的な趣味であり、作品の良し悪しと関係はない。

 

最後に、「アリスとテレスのまぼろし工場」といタイトルが気になった。
アリスもテレスも出てこない。

 

調べてみるといろいろと経緯があったみたい。
ここでは長くなるので、気になる人は調べてみるといいだろう。

 

もう1度見直したら、いろいろなことに気づいて面白く感じるかもしれない?

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

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