アニメ「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」のあらすじ

アニメ「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」のあらすじを紹介していきます。

 

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

1話

庶民の家に生まれた才能もないある魔術師は、貴族との決闘に敗れ無惨な死を迎えた。
しかし魔術を極めたいと願う魔術師は、サルーム王国の第七王子・ロイドとして生まれ変わるのだった。

 

生まれたばかりでメイドに囲まれるロイドは、敵と勘違いして指から火球を出そうとする。
自分の手の小ささに驚きながらも、出された火球は壁をぶち抜いて…。

 

10歳になったロイドは第七王子という立場から、自由気ままに過ごしていた。
地位も名誉も興味のないロイドが目指すものは1つ。

 

「この王宮にどれだけ俺をワクワクさせる魔術があるか否か!」
「俺の興味はそれだけだ」

 

王宮図書室に来て目を輝かせるロイドだが、メイドのシルファが現れる。
シルファは“銀の剣姫”の異名を持つ腕前であり、ロイドに剣術指南を行う。

 

ロイドを溺愛するシルファは語る。

 

「ロイド様の教育係を担い、早3年」
「これはもはや私の生きがいでもあるのです」

 

ただ早く本を読みたいロイドは魔術を使ってズルをし、心の中で叫ぶ。

 

「許せシルファ、俺は早く本が読みたいんだ!」

 

 

しかしロイドの全てを知るシルファには通用せず…。

 

ロイドが大好きなメイド達は、ロイドを囲んで一緒にお風呂に入っていた。
そんな時、メイドの1人が”禁書の魔人”を話題にする。

 

怖がらせようとして話したのだが、ロイドの目は輝く。
ロイドは早速その夜、地下にある禁書庫に向かう。

 

姿を見えなくして警備を突破し、門の結界はあっさり解除。
中に入ったロイドは興奮を抑えられない。

 

「10年この城に住んでいるが、まさか地下にこんな胸熱空間があったとは!」

 

喜んで本を読もうとするロイドの前に、”禁書の魔人”グリモワールが現れる。
封印を解くよう命令するグリモワールだが、ロイドは危険として拒否。

 

しかしグリモワールが古代魔術を教えると言った途端、ロイドの目は輝き…。

 

封印を解かれたグリモワールは、有無を言わさず”黒閃砲”で攻撃。
しかし防御結界で簡単に防いだロイドは笑顔で話す。

 

「ねえ、もう少し見せてくれるかな?」

 

連続攻撃をするグリモワールだが、ロイドは防御結界の中でいろいろ分析。
その興味は常人の想像の枠を超えていて…。

 

「ああ…この魔術! その効果の程は我が身をもって知っておきたい」
「悪い癖だ、また死ぬかもな」

 

ロイドの挑発に怒ったグリモワールは、二重詠唱による魔法を発動。
それも簡単に防いだロイドは相手を褒め称える。

 

「うん、いい魔術だ。修得はさぞかし楽しかったろう」
「無数の術式を体に刻み、魔力線をいじめ抜き、ひたすら知識を蓄える」

 

「最っ高だな!」

 

ロイドの異常さを感じたグリモワールは逃げようとするが、結界により逃げられない。
再び攻撃しようとするグリモワールに、今度はロイドが攻撃する。

 

「次は…防御魔術を見せてくれ!」

 

ダメージを負い立ち上がれないグリモワールに、ロイドは不思議そうに確認する。

 

「なんで防御しなかったの?」

 

勝てないと悟ったグリモワールは、小さくなって使い魔”グリモ”となる。
油断させてロイドを乗っ取ろうとするのだが…。

 

2話

第二王子のアルベルトは、ロイドを魔法の訓練に誘う。
下手くそを演じるロイドを周りは過小評価するが、アルベルトは素質を見抜いていた。

 

周りが去ったため、訓練場に残されたロイドは大喜び。
二重詠唱すると話すロイドは、まさかの方法を採用し…。

 

さっそくグリモと二重詠唱するロイドだが、グリモが発狂。
ロイドによると100個くらい突っ込んでいたが、本来は出来ても2~3個程度だった。

 

新たな方法で二重詠唱するロイドは歓喜と共に叫ぶ。

 

「これが…二重詠唱!」
「とてもじゃないが…地上には撃てないな!」

 

昨日のロイドの砲撃は、新聞の記事になっていた。
同時に冒険者がダンジョンを攻略した記事も載っていて、ロイドは乗り気になる。

 

「そうだ、ダンジョンに行こう!」

 

しかし王子のロイドが城を勝手に抜け出すと大事。
そのためロイドはそっくりの身代わり”木形代”を準備していた。

 

しかし感情や動きまでは完全に再現できない。
それではロイドを知り尽くしているシルフィを誤魔化すことは難しい。

 

ロイドは過去にシルフィから言われた言葉を思い出す。

 

「ロイド様。背が伸びましたね」
「0.7ミリほど」

 

ただロイドには秘策があり、無事脱出に成功。
しかし無計画に飛び出したため、ダンジョンの位置すら分からなかった。

 

そんな時、ロイドは女の子がオークに襲われてる場面に遭遇。
しかし女の子は武術でオークを撃退するのだった。

 

身バレしないため、少し大人の姿に変身したロイド。
タオと名乗る少女は、ロイドをイケメンと勘違いし…。

 

早速2人でダンジョンに入り、タオは強さをアピール。
しかし初ダンジョンのロイドは、ほかが気になり全然見ていなかった。

 

タオから”気”について聞いたロイドは、早速試してみる。
体に痛みを感じながらも、新たな知識に歓喜する。

 

タオはあっさりダンジョンボスのグレイウルフを倒した。
置かれている宝箱を開けようとすると、黒い影が現れて…。

 

3話

ロイド達の前に真のダンジョンボス・リッチが現れた。
敵わないと感じたタオは、ロイドをふっ飛ばして脱出させる。

 

リッチはA級冒険者でもやっとの相手。
タオが出来るのは、時間稼ぎがやっとだった。

 

自分を逃がすための行動だったので、戻っていいか悩むロイド。
グリモに相談するのだが、なぜかグリモからは救援要請が…。

 

時間を稼げたので逃げようとするタオだが、リッチは話しだした。
逃げれないと覚悟したタオは、渾身の攻撃を開始する。

 

「結界? 知るかぁーーっ!」
「こちとら、5歳の頃から毎日毎日”気”の鍛錬続けてきたね!」

「雨の日も雪の日も、彼氏も作らずバカみてえに!」

 

「だ~か~ら~!」
「ナメんな…言ってるあるよ」

 

しかしタオの攻撃はリッチに通じず、動けないタオにリッチは攻撃を仕掛ける。
ただ戻ってきたロイドは結界で防ぎ、自分が戦うことを決める。

 

「ちょっと急いでいるから、早めに済ませなきゃなんだけど…」
「遊ぼうか」

 

結界の外に出たロイドは、”気”と”魔力”の混合術を考えていた。
強敵リッチに対して、試しながらの戦いを続けていく。

 

空気をより多く取り込むため、自ら結界を解いたロイド。
反撃に転じるが、最初は上手くいかないため自嘲する。

 

「敵に届きもしない…下手くそめ」

 

狂ったように連続攻撃するロイドは叫ぶ。

 

「さあ、まだまだ試させろ!」
「楽しませろ!」

 

リッチを圧倒するロイド。
最後は結界で防御したリッチを両断し、ロイドは笑顔で話す。

 

「出来た!」

 

ダンジョンの宝箱から出てきたのは、ボロボロのナイフ1本。
タオはハズレと話すが、魔術が付与されてるのでロイドがもらうことに。

 

ロイドに興味を持ったタオは、別れ際ロイドに伝える。

 

「もっともっと修行して、私も面白い女になってやるある!」

 

城に戻ったロイドは、ボロボロになった木形代のグリモを発見。
ロイドがいない間、シルファに鍛えられていたのだった。

 

「ロイド様、それが本気ではありませんよね?」
「どうして…どうしてこんなに弱くなってしまったのです!?」

 

「このシルファ、心を鬼にして鍛え直してさし上げます!」

 

持ち帰ったナイフから、付与魔術の術式を取り出したロイド。
王様やシルファから材料をゲットし、グリモと一緒に魔髄液の大量生産を行う。

 

アルベルトにお願いし、ロイドは大量の武器を調達。
付与魔術は失敗が多いため不満を漏らす近衛兵達だが、ロイドは気にせず研究に入る。

 

初めは失敗続きだが、徐々に調子が出てくるロイド。
普通なら成功率1割のところ、120本中50本を成功させる。

 

成功を疑う近衛兵だが、その切れ味に鞘が耐えきれず…。

 

付与魔術の成果を知りたいロイドは、アルベルトに実戦での効果を願い出る。
アルベルトはロイドを魔獣狩りに誘うのだった。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

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