アニメ「薬屋のひとりごと」22話の感想・あらすじ

アニメ「薬屋のひとりごと」22話(青い薔薇)の感想・あらすじを紹介していきます。

 

薬屋のひとりごと 22話

あらすじ

玉葉妃が妊娠し、お世話のため来ている猫猫。
娘の鈴麗が玉葉のお腹に抱きつくなど、穏やかな日々が過ぎていく。

 

羅漢は壬氏のもとに訪れ、青い薔薇(そうび)の存在をほのめかす。
存在を疑う壬氏だが、羅漢は構わず来月の園遊会で準備することを約束させる。

 

頭を抱える壬氏。
小言を言う高順に、とりあえず国中の花屋に当たることを命じる。

 

高順の報告によると、今は薔薇の季節ではないとのこと。
壬氏はいつものように猫猫を呼びだし相談する。

 

猫猫も青い薔薇の存在は知らず、薔薇の知識自体も少ししか持たない。
まして今が薔薇の季節ではないため、来月はとても不可能なことを伝える。

 

分かっていたことなので、壬氏は相手に断ることを決める。
しかし猫猫は疲れた表情の壬氏を見て、”とある軍師”の存在を確信する。

 

確率は高くないがある方法を考えていた猫猫は、壬氏にやってみることを伝える。
それは”とある軍師”に対する意地でもあった。

 

「逃げているだけも腹立たしい」
「どうせならあのにやけたモノクルをかち割ってやる」

 

 

普通に考えれば薔薇を来月に咲かせるのは不可能。
方法を確認する壬氏に猫猫は答える。

 

「薔薇を狂わせるんです」

 

100株以上の薔薇のお世話は大変な作業。
猫猫は足の傷がまた開いてしまい、手伝いとして仲の良い小蘭が手伝ってくれることに。

 

薔薇のお世話には繊細な作業が要求され、安易に人にはお願い出来ない。
また夜間の作業も多くなり、猫猫は過酷な作業に疲労を蓄積させていく。

 

ただ必死の作業を続けるも、なかなか結果が出ることはなかった。

 

周りから注目され、いらだちを見せる猫猫はある作戦を実行。
後宮に”爪紅(つまくれない)”を流行らせ、注目をそらせることに成功する。

 

小蘭が大声で呼ぶため、慌てて駆け寄る猫猫。
確認すると1株だが蕾が出来ており、やっと目処が立ったことに安心する。

 

迎えた当日、壬氏は猫猫から薔薇を受け取る。
園遊会では帝にひと言添えて献上する。

 

「蕾を愛(め)で、咲き誇る姿に思いをはせるのも一興かと」

 

その目立つ行動に、壬氏は心の中でつぶやく。

 

「壬氏に向けられる、あらゆる視線」
「いくら秀でた容姿があろうと、若造の宦官がでしゃばる様を好むほど」
「無欲な官ばかりではない」

 

「色情はいい、いくらでも利用法がある」
「嫉妬もいい、扱いやすい」
「厄介なのは…何を考えているのか分からない目だ」

 

全てを終えた壬氏は、猫猫のもとを訪れる。
今回のことを確認すると猫猫はあるトリックを説明し…。

 

説明を終えた猫猫は、高順に頼んでいたものが準備できたことを聞く。
悪い顔を見せる猫猫は心の中でつぶやく。

 

「これで舞台は整った」
「あとは…いけ好かない奴にひと泡吹かせるだけだ」

 

園遊会の帰り道、羅漢は人々や軍務に関することを考えていく。
また周りの女達がつけている”爪紅”の色に不平を感じる。

 

そんな時、目の前に立つ猫猫を見た羅漢は…。

 

感想

今回はタイトルどおり、青い薔薇(そうび)が中心となる回。
また猫猫が羅漢と対峙する前段階でもある。

 

物語の大部分は、猫猫がどのようにして青い薔薇を咲かせるかに割かれている。
しかしそれ事態は枝葉の1つに過ぎない。

 

本質的には各キャラ達の心情。
猫猫・壬氏・羅漢、それぞれが自分の内面と闘っている。

 

おそらく次回は猫猫と羅漢の直接対決?
原作を知らないので楽しみに次回を待つ。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

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