アニメ「薬屋のひとりごと」24話の感想・あらすじ

アニメ「薬屋のひとりごと」24話(壬氏と猫猫)の感想・あらすじを紹介していきます。

 

薬屋のひとりごと 24話

あらすじ

猫猫との勝負に負けた羅漢は、自分の思いを振り返る。
しかし結果を受け入れ、今回は諦めることを決める。

 

「鳳仙…残った娘と共にいたい、ただそれだけが願いだった」
「憎まれても仕方がない、それでもそばに置きたかった」

 

羅漢のもとにやり手婆が現れ、身請けする妓女を選ぶように催促する。
たくさんの妓女が目の前に並ぶも、羅漢には違いが分からなかった。

 

「どんなに着飾った妓女も、碁石にしか見えない」

 

羅漢は誰でもよかったため、過去に関わりのあった梅梅を選ぼうとする。
しかし梅梅は問いかける。

 

「羅漢様。私とて妓女のプライドは持ち合わせてます」
「もしお望みでしたら、なんのためらいもございません」

 

「ですが…選ぶならちゃんと選んで下さいね」

 

なぜか外へと続く扉を開けた梅梅。
羅漢はそこから聞こえる歌に驚く。

 

我を忘れて走りだす羅漢。
猫猫から渡された花の意味を考える。

 

「”枯れても美しい花”」
「あれに意味があったとしたら…まさか!」

 

 

ある部屋の扉を開けた羅漢は目の前の女性を見て呆然とする。
涙を流したあと、羅漢は女性にひと言語りかける。

 

「碁をやろう」

 

2人の姿を見た梅梅は泣き崩れながらつぶやく。

 

「姐さん…最初から素直になっていればよかったのに」
「どうしてもっと早く…」

 

羅漢は身請けする妓女を決める。

 

「私は、この妓女を身請けするよ」
「鳳仙花のような…美しいこの女を」

 

緑青館からの帰り道、猫猫は壬氏から呼ばれる。
羅漢への恨みを問われるが、猫猫は逆に妓女の思惑を話していく。

 

「妓女の合意がなければ、子ははらみません」
「産んだのはその意思があったからでしょう」

 

「女とは狡猾な生き物です」
「血の流れの周期を読めば、子が出来やすい日時などある程度予測がつきます」

 

猫猫は羅漢を嫌っているが、才能は認めていた。
そして自分が持っている感情も理解しているのだった。

 

「分かっている、これは嫉妬だ」
「おやじが手放しで褒めるほどなのに、あの男は自分の恵まれた才を分かっていない」

 

梅梅から美しい布帛(ひれ)を送られた猫猫。
妓女を送るための踊りを、城壁の上で舞う。

 

猫猫が踊り終わったあと、すぐ後ろに立つ壬氏。
驚いた猫猫は足を取られて城壁から落ちそうになるが…。

 

壬氏は誰が身請けされたかを聞くが、猫猫は答えをはぐらかす。
その時に過去を振り返るが、猫猫にとってそれは過去でしかなかった。

 

「あの悪夢は本当にあったことだった」
「女の母たる記憶はない、今あるのはゆがんだ小指だけだ」

 

「もう私には関係はない」
「羅門の娘として幸せになったのだから」

 

猫猫は踊ったせいで、また足の傷が開いてしまう。
その場で縫おうとする猫猫だが、驚きながら止めた壬氏は抱き上げる。

 

抱えたまま歩き出す壬氏に、猫猫は真剣な表情で話しかける。
戸惑う壬氏に猫猫が話したのは…。

 

感想

今回は羅漢の後日談。
そこからいつもの猫猫と壬氏のからみを含めた最終回。

 

すごくきれいにまとまって終わりを迎えた。
羅漢と鳳仙の関係。
猫猫の踊りから壬氏とのからみ。

 

悲しい過去もあるが、現時点で最高のハッピーエンド。
もちろん猫猫と壬氏の関係は始まってもいないが…。

 

クオリティは終始最高レベル。
途中で少し中だるみを感じたが、それも全て伏線として回収される周到さ。

 

アニメ制作陣の技術力と理解力の高さが見て取れる。

 

とうとう終わってしまったが、2期の放送が2025年に決定。
これからも楽しみは止まらない。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

アマゾンリンク
薬屋のひとりごと 第1巻 [Blu-ray]
コミックシーモアリンク
国内最大級の漫画・電子書籍ストア【コミックシーモア】※商品リンク有り※許可が下りていないメディアでの掲載は厳禁※

 

→薬屋のひとりごとのインデックス