「かぐや様は告らせたい」の名言・台詞まとめ

アニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」「かぐや様は告らせたい?(2期)、ウルトラロマンティック(3期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

かぐや様は告らせたい

1話

「恋愛は戦!! 好きになった方が、負けなのである!」(ナレーション)

 

「あら、会長。今、私のことを誘いましたか? 男女で見に行くと結ばれる映画に、私と会長の男女で行きたいと?」

「あらあらまあまあ、それはまるで……」(四宮かぐや)

 

「許されない! 白銀の行く道に逃げ道無し! 逃げるのは貴様だ、四宮!」(白銀御行)

 

「それは乙女的にノー! そのような選択肢はノー!」(かぐや)

 

「あら? あらあら! 私が他の人に取られちゃうのが、そんなに嫌なのですか?」
「おかわいいこと!」(かぐや)

 

「行くわけ無いでしょうが。この子、脳に花わいてるのかしら?」

「この私をデートに誘いたいなら、国の一つでも差し出して、初めて検討に値するのよ。誰が好き好んで慈善活動なんてするもんですか」(かぐや)

 

「ふざけるな!? だったら、俺がお前に告白……を仮にしたら、仮にだぞ。その男のことは忘れるのか?」(御行)

 

「タコさんウインナー、実在していたなんて。食べてみたい……でも!?」(かぐや)

 

 

「人の姿をした家畜、プライドが無く他人に依存することばかりに長けた寄生虫、胸ばかりに栄養が行っている脳カラ。なんておぞましい生き物、私はあなたを絶対に許しはしない」(かぐや)

 

「四宮が暗殺者のような目を……」(御行)

 

「藤原さん。ごめんなさい、私はあなたのこと誤解してました。あなたはちゃんと人よ」(かぐや)

 

「かぐや様。たとえばなのですが、かぐや様が真実の恋に落ちた時も、今のように告白されるのを待ちますか、それとも自分から行きますか?」(早坂愛)

「そんな時が来たなら、誰かに取られるリスクをかんがみて、合理的結論は一つです。自分から行くに決まって、決まって……決まってますに決まって……」(かぐや)

 

2話

「会長。私から聞いてくるのを待っているのでしょうが、全くの無駄です。異性の私に、会長が恥ずかしがりながらも聞いて来ることに意味があるのではないですか」(かぐや)

 

「でも連絡先を聞くということは、『あなたといつでもお話がしたい』という意思表示に他ならない」

「それじゃあまるで、私が寝る前にちょっとしたメッセージのやりとりしたいとか、テスト前の深夜、通話をつないだままにして、ずっと無駄話したいとか、まるで私がそんなこと思ってるみたいじゃない!」(かぐや)

 

「いいえ! 時間なんてあっという間に過ぎるんです! うかうかしてたら、な~にもないまま卒業ですよ!」(藤原千花)

 

「甘いですよ、会長。会長が反対してきた場合に備えたマニュアルは既に制作済み。どんな攻撃も無効化してみせます」(かぐや)

 

「恋愛百戦錬磨って何? 俺いつの間にそんなイメージ付いたの?」(御行)

 

「逆にって、何!?」「ポジティブ過ぎませんか!?」「あなたもバカなの!?」(かぐや)

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「まあ正直、金持ちで天才でしゃくな部分はあるが、案外抜けてるし、内面怖そうだし、あと胸もお……でもそこがいいっていうかな!」

「かわいいよ、実際。美人だし、おしとやかで気品もあるし、それでいて賢いとか完璧すぎるだろ! いやぁーーー、四宮、まじ最高の女!!!」(御行)
(相談を受けた男子生徒に熱く語る)

 

「とにかく、告白しなきゃ何も始まらん。変に策略を練って駆け引きなんてしても、いいことないぞ。(あれ、何だろう、この台詞の重み?)」(御行)

 

3話

「教育上よくない本? 乱れ……いや淫れてます。この国は淫れてます!!」(千花)

 

「あら、会長。たいそうおもてになると伺っていたのですが、彼女いないんですか?」(かぐや)

 

「嘘をつくのは簡単だ。だが、経験者に経験があるというのは、映画マニアに素人が映画に詳しいと言って、騙し通せると思うほどに無謀!」(御行)

 

「四宮家の教育方針は、ここまで異常だったのか? そんなのを常識だと思ってるとか、世間知らずってレベルじゃ……あっ?」

「四宮。一応聞いておくが、初体験って何だか分かってるか?」(御行)

 

「だって……そういうことは結婚してからって、法律で!」(かぐや)

 

「昔と比べて、随分と丸くなったよな、四宮」
「違う、性格的な意味でだ。ベタなこと言いやがって」(御行)

 

「私のことを分かってきた、ですか。本当に?」(かぐや)

 

「これは……これは俺じゃね!? ちょっと落ち着け、確認しよう」(御行)

 

「さて、徒歩で学校に行けるなんて、もう無いかもしれない。この貴重な機会を生かさないと」(かぐや)

 

「私も一度でいいから、やってみたかったんだけどな。誰かと一緒に、学校へ」(かぐや)

 

「うるさい! 道交法よりも、校則を優先するのが生徒会だ!」(御行)

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4話

「フランスは日本に次ぐコスプレ大国です。コスプレに言葉は要りません」(千花)

 

「おかわわわわわわわわわぁぁぁーーー!!!」

「何? 会長に猫耳ついただけなのに! どうしよう、口の緩みが戻らない。これじゃ、会長をかわいいと思ってるのがバレバレに!」(かぐや)

 

「ドーンだYO!!」「嘘じゃないです、ブラフですYO!!」(千花)

 

「じゃあ、書紀ちゃんと白金会長が付き合ったら?」「どっちなんすか?」(早坂)

 

「メールで無く電話なら?」
「向こうはメールが来ると思ってます。その油断をついた、攻めの一手です」(早坂)

 

「軽蔑、しましたよね? 私、あんなに口汚く……これじゃまるで、昔の私みたいじゃないですか」(かぐや)

「最初にも言ったが、俺はフランス語は付け焼き刃だ、聞き取れるはず無いだろ。だから、お前が何を言ってたのかなんて分からん」

「ただまあ、俺の悪口に怒ってくれたことくらいは分かる。ありがとな」(御行)

 

「会長。私、会長のそういう所が、○○○○ですよ」
「内緒です!」(かぐや)

 

5話

「あ~! 私、あと二三段階手前の相談だと思ってました~!」

「彼氏持ちの相談……しかも重めの……そんなの付き合ったことない私に答えられるわけがないでしょう!?」(かぐや)

 

「違うの! 目つき悪いのを気にしてる所がかわいいの!」(かぐや)

 

「話は聞かせてもらいました」
「私抜きで恋バナなんてズルいです。そういう話はこのラブ探偵チカにおまかせ下さい!」(千花)

 

「ではその恋と言う名の落とし物。この名探偵が見つけ出して差し上げます」(千花)

 

「不慣れだが懸命な2人を見てたらな、微力ながら、サポートしてやりたくもなる」(御行)
「そういうところですよ」(かぐや)

 

「会長~! 人に教えを請う時は、どんな態度が適切ですかね~!」(千花)

 

「まだだ!」「俺はまだ、やれる!」
「かっこ悪い所を、見せたくないからだ。見せるなら、やっぱかっこいい所だろ!」(御行)

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6話

「僕、目を見ればその人の本性が5、6%分かるんです」(石上優)

 

「石上くん。あの件、黙っててもらえて嬉しいです。口が固いのは美徳ですよね。もし喋ってたら……おもちゃじゃ済みませんから」(かぐや)

 

「いい子だし、嫌いじゃないのですが。ごめんね、石上くんのことは虫けら程度にしか思えません」(かぐや)

 

「私たちにとって、美貌は力です。社交界で自分を飾れない者に、居場所はありません。美しいだけの女にチャンスを奪われたく無いでしょう?」(早坂)

 

「会長はどう思うかしら? かわいいと思う? それとも、不真面目だと思うかしら?」
「だったら……嫌だ、な……」(かぐや)

 

「四宮がおしゃれしてる~!」

「どういう心境の変化だ。いつもは、『白鳥が着飾りますか?』といわんばかりの飾り気の無さなのに。どうする? これは触れていいものか?」(御行)

 

「藤原先輩、リンス、変えましたね」(石上)
「石上くん……きもーっ!」(千花)

 

「いや、これも言い訳か。これは俺の問題。四宮のネイルを褒めるのが、純粋に、照れくさいんだ、俺」(御行)

 

「結局、爪、気づいてもらえなかったな。でも、きっと気づかれないでよかったのよ。やっぱり、私なんかがおしゃれをしても、意味なんて無い。私は、かわいくなれない」(かぐや)

 

「会長ってかわいいですね。ハズいくらい」
「かぐや様もだけど……」(早坂)

7話

「もう誤魔化すのもそろそろ限界だぞ。だいたい恋愛マスターって何だよ!? どこでその資格取れるの? ○○に受験資格あるなら、そのうち取っておくっての!」(御行)

 

「のろけですよね、それ!? 相談という体でのろけに来てるんじゃないですか!?」(かぐや)

 

「ハードル高! でもそれいい。会長、そういう系か!」(かぐや)

 

「そうか、じゃあ、バイトしようぜ!」
「手に汗かくより、額に汗かく方が建設的だろ」(御行)

 

「ちょっと待った~! 虫眼鏡の色はピンク色、これがホントの色眼鏡。ラブ探偵参上!」(千花)

 

「だってそんなの、頑張る以外に無いじゃないですか!」

逆に頑張らないで手をつながれるなんて興ざめです! そこをサボろうとするなんて、根本的に間違っていますよ!」

「猛省して下さい!!」(千花)

 

「サッカー部の予算を大幅に削るべきでしょう」「あそこ彼女持ち多いんですよ」
「幸福こそ一番の課税対象じゃないですか、幸せ税です」(石上)

 

「私怨ですよ。ですが果たしてそれは悪でしょうか?」(石上)

 

「彼女がいること自体は許せます。それ自体にいまさら何の感情もわいて来ません。でも彼女がいるならデート行けよ! 何、練習してるんだよ!」

「大事な彼女がいて、彼女より大事なものがあるってなんだよ!?」
「僕には何も無いのに……」(石上)

 

「よかったですね、石上くん。藤原さん、優しいから許してくれるんですよ。藤原さん以外は絶対に許さない、でしょうね?」(かぐや)

 

「私を怖がって離れていく人たちの中で、藤原さんだけがそばに残ってくれた。もう少し、大事にしてあげなきゃね」(かぐや)

「いつかゲラゲラ笑ってるかぐやさんを見るのが、私の夢です!」(千花)

 

「もう、止めて! この私が、こんな下品な言葉で笑っちゃうと気づかれたら、四宮家末代までの恥!! ちん○んで藤原さんの夢が叶うとかイヤすぎる!!」(かぐや)

 

「大丈夫です。私とて乙女、男子の前であんな言葉いえませんよ~!」
「自分の口からは、ね!」(千花)

8話

「あるある! 目の怖い所とか面影ある~!!」(かぐや)

 

「あっ、いい! いいですよ、これ! この子に姉と呼ばせてみましょう!」(かぐや)

 

「ああ、圭ちゃん。こんにち殺法!」(千花)
「こんにち殺法返し!」(白銀圭)

 

「チカ姉~? 藤原さんは、そうやって私が欲しいものを全て奪っていくんですね」
「強欲! こうゆう人が地球を滅ぼすんだわ。地球のガン。なんておぞましい!」(かぐや)

 

「過干渉、キモッ!」(圭)

 

「うっさい、死ね!」(圭)

 

「当然だ。俺は自分の力を信じている。今まで積み重ねたものを出すだけだ」(御行)

 

「四宮の名において、石上くんに赤点を取らせないわ、感謝なさい」(かぐや)

 

「ご忠告、どうもありがとう。ですが、私は周囲の評判で人を判断しません。石上くんは、私が、私の目で関係を持つに足ると判断した人物です」

「私の目を、信用できませんか?」(かぐや)

 

「ああいう奴なんだよ、四宮は。あいつは自分に嘘をつかない。あいつが誓うといえば絶対だ。何をしてでも、守り通す気高さがある」

「俺も最初は冷酷な奴だと思っていた。だけど、そういうのに気づきだすと、どうもな」(御行)

 

9話

「あれ? それって、ドライブデートじゃん!」(かぐや)

 

「あっ、あれ? 電車復旧してる! 何でこのタイミングで! もう少し頑張りなさいよ、台風!!」(かぐや)

 

「やだ! そばにいてよ、早坂~!」(かぐや)
「普段からこれくらい可愛ければいいのに?」(早坂)

 

「藤原先輩、せこっ! 姑息! しかも一応かけておいた保険でバレるとか、一番恥ずかしいやつ! あ~恥ずかしい、僕ならもう帰ってますよ!」(石上)

 

「そ~ですよ! イカサマはバレなきゃ、イカサマじゃ無いんですよ。へ~んだ!!」(千花)

 

「エゴ(理性)の源である思考力が、何らかの理由によって失われたとすれば、人はイド(欲望)によって動く獣。すなわちアホになると言うことです」(早坂)

 

「いいですか。この部屋には3時間ほど、誰も絶対に入りませんが、変なことをしては絶対にいけませんよ」

「その上、この部屋は防音完璧ですし、かぐや様の記憶は残りませんので、何したってバレっこ無いですから、絶対に絶対に、変なことしちゃダメですよ~!」(早坂)

 

「私、いつも会長を困らせてる。私ね、いつもね、どうしたらいいか分からないの。初めてのことばかりだから、分からないの」

「だから、私が知ってるやり方しか出来ない。他のやり方を知らない。こういう風にしか、出来ないの」(かぐや)

 

「ちょっと待て!? 四宮は今起きたことも忘れてしまい、部屋には誰も入ってこない。このあまりに都合のいい状況、さすがに俺も自分を押さえられる自信が無い!?」

「いったい俺は、どうなってしまうんだぁぁぁーーー!!!」(御行)

 

10話

「そうでもないよ。俺にとってクリスマスは平日だからな」(御行)

 

「私の『あ~ん』、パクらないで下さい!」(かぐや)

 

「仲良し警察です! 喧嘩する悪い子はここですか!?」
「ダメですよ、喧嘩しちゃ! 仲良く出来ないなら、ケーキは没収です!」(千花)

 

「マジっすか? 僕に恋愛相談って」

「なるほど、そういうことでしたら僕にまかせて下さい。僕、恋愛マスターなんで」
「嘘です」「でも、ラブコメはめっちゃ読んでますよ」(石上)

 

「えっ!? それはいけません! ハレンチです! けだものです!」(柏木渚)

 

「はぁー!? なんすか、その女? クソオブクソじゃないですか」(石上)

 

「OK、ブレーキ、石上」

「いやまあ、それでも男は流されるべきじゃ無かったのも確かだろう。もっと穏便に済ませる方法はあったはずなのに、そうしなかった。いや、そうしたくなかったんだろう」(御行)

 

「うるせぇ、バーカ!! お互い謝ったんですよね? だったらその話そこでお終い。何ひきずっとんねんって話ですよ!」(石上)

 

「言えない……言える訳ない。本当は少しくらい何かして欲しかったなんて」

「そんなに私に魅力が無いのかなって、そんなくだらないことで怒ってるなんて、言える訳ないじゃない!」(かぐや)

 

「そこ!? みたいな所で怒ったりするじゃないですか、女って。男が女の全てを理解しようとするのは、そもそも傲慢なのかもしれません」(石上)

 

「会長、お返しです」
「私達、明日からはいつも通りですよね?」(かぐや)

 

「会長、いけません。藤原さんをコントロールしようとしても無駄なんです。こういう時はおいしい物のことを考えるんですよ~」(かぐや)

11話

「あら手のバカですか?」(早坂)

 

「いい加減、気づいて下さい。そのパターンで成功したこと、一度も無いんです」(早坂)

 

「結局、申請は出来ず。かぐや様は本当に頑固でどうしようもないですね。本当にどうしようもない人達。どっちかが素直になれば、幸せになれるのに」

「でもうらやましい。一度くらい、私もあれくらい誰かを好きに……な~んて」(早坂)

 

「それはですね、かぐや様。全ての予定を会長から誘って来るという前提で立ててるからです。甘すぎましたね」(早坂)

 

「意味ねえことしてんな、俺。でも、もしかしたらって思ったら、何か……」(御行)

 

「夏休み、早く終わればいいのに」(かぐや、御行)

 

「だから大丈夫、いつものことなんだ。私の人生は、思い通りには出来ない」(かぐや)

 

12話

「本当につまらない夏休みだったけれど。初めて友達と、初めて会長と、窓の中じゃない、ずっと憧れていた、大きな花火を見にいけるのだから」

「それだけで、こんな夏休みも、いろんなこと全部ひっくるめて、好きになれると思う」(かぐや)

 

「みんなに会いたい。知らないままでいればよかった。何も知らなければ、いつも通りの夏が、こんなに苦しいと気づかずに済んだのに」

「だけど、だけど大丈夫。夏は必ず終わる。大丈夫……大丈夫……大丈夫」(かぐや)

 

「確かに、かぐや様はつらい夏休みをお過ごしになられました」

「ですが、この夏休み。白金会長に一度も会えなかったのは、長期的に考えれば、むしろ、最善の選択であったといえます」(早坂)

 

「神様。この夏、恋だとか、愛だとかはいりません。だから……だから、せめて私も、みんなと一緒に!」(かぐや)

 

「そうよね……神様なんて、いない」(かぐや)

 

「だったら俺が見せてやるよ」「来い、四宮! そんなに見たいなら、見せてやる!」

「四宮の考えを読んで、四宮を探せゲームのことか? いつものに比べれば、百倍簡単だったよ」(御行)

 

「知らん? だが挑戦する価値はある。四宮に花火を見せるんだよ!!!」(御行)

 

「誰もが花火に目を向ける。だけど、ごめんなさい。その横顔から、目が離せない」
「心臓の音がうるさくて、もう……花火の音は、聞こえない」(かぐや)

 

「あいたたたたたたた、俺、痛い! 俺、痛すぎる!!」(御行)

 

かぐや様は告らせたい(2期)

1話

「早坂、アクシデントが発生したわ。会長が、肩に!!」(かぐや)

 

「会長~。全然まあまあな顔してませんよ。こんなに順調でいいのって顔ですよ、これ!」
「まさかとは思いますが、この人相談風自慢しにきてるんじゃないですか?」(石上)

 

「会長~。もうこいつ行くとこまで行ってるんじゃないです!?」
「いやもう神ってる。神っちゃってますよ、この感じ!」(石上)

 

「君ってホントはいい人だったんだね。ごめんね今まで正論で殴るDV男とか思っちゃって」(千花)

 

「そうよね、私は間違ってないわ。なのに何なの、この虚しさは。老後になっても独身で、お金はあるけど幸せはない。私の人生って、何なのかしら?」(かぐや)

 

「このフォーチュンテラー・千花が、かぐやさんを占ってしんぜます!」(千花)

 

「献身? 慈愛? 知らない人ですね。強欲と自己愛の間違いじゃ?」(かぐや)

 

「伝わらないもんだな」(御行)

 

2話

「下の名前を敬称も付けずに呼ぶなんて生まれて初めて。でも、これは大きな進展」(かぐや)

 

「兄とはそんなに仲良くないですよ」
「だってバカだしキモいし、すぐしょうもない嘘つくし、脱いだ服裏返したままだし」(圭)

 

「いい話じゃないですか~!! なんだ、家ではひどいっていうから何かと思えばいつもの会長じゃないですか。ちょっと不安になりましたよ、もう!」(かぐや)

 

「はい。でも、これが一番いい使い方でしょう」(圭)

 

「ゲス……この女はやはり何の躊躇もなく男に体を預ける性欲の結晶。男を食い物としか見ていないゲスの女なんだわ」(かぐや)
(圭に抱きつく千花を見て)

 

「昔はこんなにアホじゃなかったのに」(早坂)

 

「いないわ! 会長より格好いい人なんて、この世にいないから!」(アホかぐや、脳内)

 

「だが、そもそもこれは四宮が贈ってくれたプレゼント。その善意につけこんで、四宮を追い詰めていいのか? いや、そんなのは俺のやり方ではない」(御行)

 

「俺のやり方はぬるかった。戦に甘えは禁物。獅子は兎を狩るにも全力を尽くす。お前がそう来るなら、徹底的にやってやる!」(御行)

 

3話

「今夜は中秋の名月。こんな日に夜空を見上げないなど、人生の損失だぞ」(御行)

 

「興味あるのか?」
「じゃあもっとこっちに来い」(御行)

 

「なんなの!? なんなのなんなのこの人!? これ、結構アウトじゃない!!?」
「でも、こんなにキラキラした目で語られたら何も言えない!!!」(かぐや)

 

「月といえばかぐや姫だよな。同じ名前だし、思い入れもあるんじゃないか?」(御行)

「もちろんです。夜空を見上げれば、愛する人を残し、月に連れ返された女の物語を思わずにはいられません。だからこそ、月は嫌い」(かぐや)

 

「ひどい話だ。俺なら絶対、かぐやを手放したりしないのに。俺なら月まで行って奪い返す」

「絶対に、何十年、何百年かかろうと。これが俺達の物語だったら、言葉の裏をこれでもかと読んで、あんな結末にはならないだろうにな」(御行)

 

「もう止めてって言ってるでしょう!! 恥ずかしいの!!!」
「花火大会の時といい、よくそんなこと真顔で言えますね! 私を殺す気ですか!!!」(かぐや)

 

「本当に……本当に、この一年は一瞬、でした」(かぐや)

 

「これまでの日々は終わり。毎日、夢を見ていたと思えばいい」(かぐや)

 

「おつかれさまでした、白銀さん」「やっぱりこの呼び方、口馴染みが悪いですよ」
「わがまま、言っちゃダメですか?」

「一生に一度のわがままです。私は……会長は、会長がいい」(かぐや)

 

「だけど、一生に一度、根性見せる時が来てしまったみたいで」(御行)

 

4話

「はいはい。お見舞い・花火大会・誕生日・月見。これだけイベントが合って進展が無いって、どういうことですか?」

「あ~もう本当にダメダメですね。どうしてここまで下手を打てるんでしょう?」(早坂)

 

「実際にやってみれば私の苦労も分かるってものですよ!!!」(かぐや)
「かぐや様がやれっていうならやりますよ」(早坂)

 

「10時間! お前も茨の道を歩んでるのか!?」(御行)

 

「いや、無防備な女の子を放って帰る訳にはいかんだろ。勉強疲れは努力の証だ」(御行)

 

「お願い、早坂。私が悪かったからもう止め……」(かぐや)
「ゴメン。俺、好きな人がいるから」(御行)

 

「何だかギャラリーが多いみたいだが?」(御行)
「そうみたいですね。でも、私は気にしません」(かぐや)

 

「会長! 私じゃなくてかぐやさんを選んだんでしょ! だったらもっとしっかりして下さいよ!」(千花)
「お前これ以上、状況をややこしくするな!」(御行)

 

「もう、いいんじゃないか? 四宮かぐやを告らせたい、俺はずっとそう考えていた」

「これはプライドの問題だ。身分の違う四宮と対等に付き合うには、向こうから告白され、求められる側になる必要があると思っていた」

「でも俺は、もう言い訳が出来ないほどに、四宮のことが……」(御行)

 

「まったく、仕方のない人。いいですか、会長。私は会長の願いにはちゃんとこう答えるんですから。演説のお願いだろうと、何だろうと……はい、よろこんで」(かぐや)

 

「クラスメイトの名前も覚えてない僕に聞きます?」(石上)

 

「私達は、この秀知院がより健全で尊いものになるよう努力を重ねているだけです。その思いを、選挙活動を通して生徒達に伝えたい」(伊井野ミコ)

 

「ダメだ、この人達。言ってることが完全に悪役側!」(千花)

 

「理想なき思想に、意味なんて無いというのに」(ミコ)

 

「いいえ。論理的に考えて藤原さんは副会長に相応しいでしょう」(大仏こばち)
「あなた達こそ、藤原先輩の何を知ってるんですか!? 藤原先輩ほど立派な方がいますか!?」(ミコ)

 

「もっと褒めて~」
「引退して以来、過去の人扱いされてたから嬉しいよ」(千花)

 

5話

「なあ、四宮は俺のことどう思っている?」(御行)
「真面目で面倒見がよく、生徒会長に適した人格だと思いますよ。後、近いです」(かぐや)

 

「本物の愛とか言い出しちゃった!?」
「私はあなた達の甘酸っぱい初恋を受け止めきれるほどピュアじゃないんですよ!」(渚)

 

「脳がかゆくなる」(渚)

 

「何の話してるんですか? 何だか本物の愛とか、面白ワードが聞こえてきたのですが?」(千花)

 

「そんなの簡単ですよ。本物の愛ってのは、美女と野獣みたいに外見にとらわれない愛の形です。相手の姿が変わったくらいで冷めちゃう愛なんて、最低! 偽物ですよ!」(千花)

「考えうる限り最悪の答え!」(渚)

 

「本物の愛? もう少し現実を見ましょうよ。この現代社会、誰も打算なしに人を愛することなんて出来ないでしょう」

「全くバカみたいですよ。おのおのが胸に抱いた等身大の愛。それこそが本物の愛だって、なぜ気づかないんですか?」(石上)

 

「吐きそう! 以前のは一周してなまこの内蔵みたいな良さは合ったんですが、今のは生半可に音を拾ってる分、普通にジャイアンって感じで最悪です!」(千花)

 

「たまにいるんですよね。清廉潔白な仕事に、命を賭ける人種。飛び道具は使えないかもしれません」(早坂)

「だとしても、問題はありません。出会ってきた悪人の数が違います」(かぐや)

 

「結構です。あなたからは、目的のためなら手段を選ばない人特有の匂いがします。その紅茶はいただけません」(ミコ)

 

「どんな汚い人間にも屈することなく正義を貫いてきた両親を、私は尊敬しています」(ミコ)

 

6話

「会長の成果をそれっぽく演出してみせただけですよ。大事なのは、積み重ねと伝え方です」
「僕が言い出したことですし。伊井野ミコに徹底的に勝つって」(石上)

 

「でも……でもイラつくんすよ。頑張ってる奴が笑われるのは! だから僕は」(石上)

 

「任せろ。伊井野ミコを笑わせない勝ち方をすればいいんだな」(御行)

 

「ミコちゃんは真面目なだけで、強くなんて無いのに、誰も分かってくれない。ミコちゃんは正しくありたいだけなのに、どうしてそんな目で見るの?」

そんな目で見られたら、誰だって怖いんだよ」(大仏)

 

「反論があるなら俺の目を見て話すことだ」
「ん、言ってみ」(御行)

 

「格好いいでしょ、坊主頭は! 一周しておしゃれでしょ! あのクリクリはキュンキュンします!」(ミコ)

 

「理想は実現できます!」(ミコ)

 

「選ばれないかもって結構不安になるもんですね。性格に難ありますから、僕は」(石上)
「禿同(I agree)!!」(千花)

 

「会長は、私のこと好きなんだと思ってた。私が特別だから優しくするんだって」

「だけど、会長は誰にでも優しくて、誰にでも救いの手を差し伸べるのよ。私が特別な訳じゃなかった……」(かぐや)

 

「四宮、副会長になってくれ。俺にはお前が必要だ!」(御行)

 

「かぐや様。それ特別扱いですよ」(早坂)

 

7話

「罵倒にキレがありませんよ~! ボンコメ~! いつもの言葉のナイフはどこ行っちゃったんですか~?」(千花)

 

「確かめたい! どうにかして会長のパ◯ツを見なければ!!」(かぐや)

 

「もう素直に聞いてみましょうかしら? 策をこねくり回すから変態っぽいのよ」(かぐや)

 

「エ◯さはないが、俺が選んだパ◯ツを四宮がはくという事実で充分ワクワクする」(御行)

 

「いい人なのかもと思っていたのに……ケダモノ」(ミコ)

 

「いいものですね。みなさんはご両親の肩たたき等をしてたのかもしれませんが、私はそういうの無かったんで」(かぐや)

 

「神聖な生徒会室で……やっ、ケダモノ!」
「私、素人ですから。足でまといになるだけですので!」(ミコ)

 

「恋したくなったでしょ?」(圭)
「めっちゃ恋したいわぁぁぁーーー!!!」(御行)

 

「明日うっかり四宮に告ってしまいそうなほどの、恋したいテンションになってしまった!」(御行)

 

「泣けちゃう~!」「キラキラな恋、したくなっちゃったぁぁぁーーー!!!」
「ああ、どっかに出会いないかな?」(石上)

 

「ここから恋バナの匂いがします!」(千花)

 

8話

「藤原先輩を少しは見習って下さい!!」(ミコ)

 

「見えますよ! 愛が少々、行き過ぎてます!」(ミコ)
「行き過ぎの愛だなんて、やっぱりいい子だわ!」(かぐや)

 

「うるさい。石上に言われたくない」(ミコ)

 

「時に厳しく、時に優しく、人を叱るのもメリハリが大事なんだよ!」(千花)

 

「あいつ、後輩で遊び始めたぞ」(御行)
「新しいおもちゃを買ってもらった時の顔してますね」(かぐや)

 

「あ~全然ダメ! かわいさを捨てきれない女子アナですか?」(千花)

 

「怖い。けど……今……目をつぶったら、どうなるの?」(かぐや)

 

「クズめ!」(ミコ)

 

「確かに多少は嬉しかったですが、それで倒れるなんて、私は会長のこと死ぬほど大好きってことになるじゃない!?」(かぐや)

 

「止めて! 最先端技術を使って、主人の気持ちを暴くのは、もう止めて!」(早坂)

 

9話

「本当に想像力豊かね。後そのストーリーに石上も入れてあげなよ」(大仏)
「石上のことなんて考えるだけ人生の損失よ」(ミコ)

 

「私だって逃げたくて逃げてる訳じゃないのよ! でも、会長の顔を見ると体育倉庫の件を思い出しちゃって、頭がグワングワンするの!!」(かぐや)

 

「これを会得すれば、かぐや様にとって強力な武器になるでしょう。正直、何と戦っているのか分かりませんが」(早坂)

 

「論理展開が間違っていた。応援団に入ればリア充になるのではなく、リア充しか応援団に入らないのだ」(石上)

 

「まあ後輩をかわいがるのは構わんけどさ。ちょっと距離近くない? いや別に嫉妬してるとかじゃ無いけど」(御行)

 

10話

「え、なにこれ? 花占い? キモいんですけど?」(圭)

 

「嘘つき! また私に嘘を、嘘をつきましたね!!」
「会長の踊りじゃありません! 太鼓の音に合わせてもがき苦しむ人です! こっちはエクソシスト気分でしたよ!!」(千花)

 

「とまあ、清く正しい学園生活をサポートするのが、風紀委員の仕事という訳なのです」(大仏)

 

「世の中意外と打算なしに動いていることも多いと気づき初めて。見える景色が、少しだけ変わったんです。だから、会長には感謝しているんです」(かぐや)

 

11話

「やっぱり応援団に入ってみてよかった……かもしれない。いい加減、僕は前を向きたい。失敗を悔やんで後悔を積み重ねるより、もう少し心踊る生き方を……」(石上)

 

「正しい正しくないを論じるつもりはない。もっとスマートなやり方があったのは事実だ。だが、目的は達成している」(御行)

 

「だとしたら、お前が書くべき反省文は、こうだろ!」
「うるせえ、バァカ!!」(御行)

 

「よく耐えたな。お前は、おかしくなんて無い」(御行)

 

「うるせえ、バーカ」

「悪いけど大友、もう後ろだけ見るのは止める、振り払っていく。ここで勝って、証明してみせる。僕はこれでいいんだと。僕はおかしくないと」(石上)

 

「見ようとしてなかったのは僕だ。ちゃんと見るだけで、こんなに風景は変わるのか」(石上)

 

「何も知らずに、幸せな子」

「分かってるわよ。あの笑顔こそ、石上くんが守ったものなんでしょ。全く、得のないことをしたがる子よね。ホント、かわいい後輩だわ」(かぐや)

 

12話

「こうしている時、私は少しだけ、どこにでもいる少女に、なれた気がした」(かぐや)

 

「集合写真……そういえば私、その手の写真を撮ったこと、一度もありませんね。うらやましいな……」(かぐや)

 

「写真ごときで、何を泣いてるの? 私、こんなに女々しかったのね……」(かぐや)

 

「すごい量ですね」
「前の携帯が壊れた時、全部なくしてしまったと思ってたのに……かえって前より、いっぱいになってしまいました」(かぐや)

 

かぐや様は告らせたい(3期)

1話

「でもまあ、藤原先輩にだけなら聞かれてもダメージないかも。四宮先輩や会長に聞かれたら死ねるけど、藤原先輩だけなら……」

「真面目な人にバレた時のダメージはでかいぞ」(石上)

 

「今あいつを守れるのは……僕だけだ」(石上)

 

「好きに言えばいいよ。僕が勝手にしたことだ、感謝されたくてしたわけじゃない。これでいいんだ」(石上)

 

「沈黙は肯定と考えていいんだな?」(御行)
「全然違うよ」
「かぐや様のメッセージは家の者がPCで検閲しててね、だからすぐ既読がつくことがあるの」
「上流階級では当たり前(嘘)」(早坂)

 

「石上君だらしないですね。それでも男の子ですか?」
「じゃあ言い直します。石上君は人間としてだらしないです」(千花)

 

「石上君もしかして……私のことをただのインテリ系清純ガールだと思ってるでしょ?」(千花)
「いや、みじんも思ってませんけど」(石上)

 

「寝る前の30分筋トレを欠かさない、低糖質系ロカボガールなんですよ。筋肉だって石上君みたいな、引きこもり系ニートボーイに劣るわけがないんです!」(千花)

 

「(腕相撲の)試合は1位と最下位を決めるトーナメントで行います!」
「ダメです! 白黒ハッキリつけます。弱い奴が自分の弱さを自覚せずのうのうと生きてるこの社会は、一度リセットすべきなのです!」(千花)

 

「なんだこの人? 押しても引いてもびくともしない。あれ? 四宮先輩のこんなもんですかって目、怖っ!」(石上)

 

「藤原先輩……ほーらやると思った! そこまでして勝ちたいんですか!? 普通にセコい! 息をするようにズルをする! 録画しておいたんで後で送りますね!」(石上)

 

2話

「伊井野は危ういところあるじゃないですか。むしろ陰ながらフォローして……やってるくらいですよ」

「押し付けがましいのは趣味じゃないんですよ」(石上)

 

「最近は(生徒会メンバーと)仲良くやれてるよ。最初のころはちょっとだけ誤解もあったけど」(ミコ)

「ちょっとだけで済ませるん気なんだね」(大仏)

 

「なんで上からくるの!? あれが死ぬほどムカつくの! 何様なの!!」(ミコ)
「お互い様なんだけどなぁ……」(大仏)

 

「それ(伝えるの)は嫌。正義は見返りを求めないものでしょ? 見返りを求めない優しさだからこそ、人の心は動くの」(ミコ)

 

「万策尽きたよもぉ!!!」
「これ藤原の領分なんだって! 俺こういうの考えるの苦手なんだよ!! どうしたら仲良くさせられるんだ、もぉぉぉーーー!!!」(御行)

 

「2人ってお似合いだよね」

「だって傍から見てたらあれだよ。好きな子についついいじわる言っちゃうって感じ。青春あるあるだよねぇ。もう嫌いって言葉が照れ隠しにしか聞こえないよ」(大仏)

 

「絶対止めなきゃじゃない!? 合コンってあれでしょ。男女がつがいも求めてちちくり合う盛り場のことでしょ!?」(かぐや)

「そうです!」(早坂)

 

「こんな性欲にまみれた男の群れに私を放り込むなんて薄情者……」(早坂)

 

「いや……ようやく素に近い部分が見えたなって」
「前会った時はなんていうか、少し演じてる感じがしたから……こっちの方が親しみやすい」(御行)

「嘘よ。人は演じないと愛してもらえない。弱さも醜さも、演技で包み隠さなければ愛されない。赤ん坊だって本能で分かってることです」

「ありのままの自分が愛されることなんて絶対にない」(早坂)

 

「だったら……君は見せられるの? 背伸びも虚勢もなく、弱さを全て隠さない本当の白銀御行を」(早坂)

 

「合わせろよ。演技は得意なんだろ?」(御行)

 

「まさかね? 早坂だって慎みのあるレディよ。怒ってる時以外は良識を持って動く子だもの。怒ってる時以外は……」

「激怒してたぁ!? 今の早坂は危ないわ!」(かぐや)

 

「会長さん……死ぬほど下手くそでした」
「普通の曲は普通に歌えるのに、ラップがヤバいんです! たとえるならそう……ナマコの内蔵みたいな歌声!」(早坂)

 

「かぐや様、最近楽しそうだから。怒ったり笑ったり、自由でうらやましくて……ちょっとくらい痛い目見て欲しかったんですよ」(早坂)

 

「やっぱりそんなことだと思ったわ」
「だって……あなたの性格の悪さを世界で一番知っているのは、私だもの」(かぐや)

 

「そうよ、似てるのよ。だって、私達は姉妹みたいなものなんですから」(かぐや)

 

3話

「彼に浮気されたんです!」
「私こんなこと初めてで迷っているんです」
「どっちをやるか?」(渚)

 

「法律がどうこうって話じゃないでしょう。心の不貞行為よ」(渚)

 

「彼を信じて探偵を雇ったんです」
「信じてるからこそ、潔白を証明しようとしてるんじゃないですか?」(渚)

 

「それはただの甘えです。好きなら自分から告るべきじゃないですか? 向こうも同じ気持ちならだったら、永遠に結ばれないですよ」(石上)

 

「僕この人嫌いじゃないですよ。思ってること全部口にしちゃう感じ、共感できます」(石上)

 

「男をたぶらかすことしか能のないヘンテコヘアピン女……絶対許さない」(四条眞妃)

 

「さすがに言えねえ……少し四宮っぽいところがかわいかったなんて」(御行)

 

「(伊井野)お前マジで合コンとかホストだけは行くなよ。絶対カモだから」(石上)

 

「すごいわ! こんな簡単に会長を追い込めるなんて! 尻軽たちが好んでやるゲームなだけあるわ!」(かぐや)

 

「確かに、そういう集まり(合コン)に顔を出したのは事実だし、途中女の子を連れ出したりもしたが……全て事情があってのことなんだよ」

「別に浮ついた感情があったとか……そういうのでは決してない。四宮だけには信じて欲しい」(御行)

「私、だけには……」
「さーて……どっちでしょうね?」(かぐや)

 

4話

「死ね死ねビーム!」
「食らうとカップルが別れるビームです」(石上)

 

「石上君、どんな手段を使ってもいいわ。子安つばめを手に入れなさい」(かぐや)

 

「今の石上君は、傷つくことを恐れて挑戦すらしない臆病者よ」
「気持ちは分かるわ。でも告らなきゃ……どこまでもズルズル行くわよ」(かぐや)

 

「まあ一応、成功率の高い告白方法のアイデアはあるんです」
「まず普通に告ってもダメなのは分かってます。ですが……それがウルトラロマンティックな告白だとしたら?」(石上)

 

「知らない人が自分の机に毎日毎日一輪の花を置いていくのよ。普通に気色悪いわ」
「後、なんで謎解き要素入れちゃったの? 気づかなかったら? 石上君って、ホントに気持ち悪い発想するわね」(かぐや)

 

「アウトギリギリのセーフを狙って……」(石上)
「頭直撃のデッドボールよ!」(かぐや)

 

「とにかく分かったわ。石上君の欠点は、持ち前の気持ち悪さね。そもそも風変わりな人が風変わりなことをしたら、常軌を逸してしまうのよ」(かぐや)

 

「次の期末試験で、順位が張り出される50位以内に入りなさい」
「そうすれば、誰もがあなたを見直すわ。もちろん、子安つばめも……そして、あなた自身もね」(かぐや)

 

「僕なんかに期待してくれる人もいるんだな。だったら、その期待に……絶対に応えたい!」(石上)

 

「こんな結果で、悔しくないの?」(かぐや)

「悔しいに決まってますよ! 落ちこぼれでも、ちょっと頑張ればいい点取れるかっこいい自分を期待してましたよ! でも僕はそういう人間じゃなかった!」

「課題が見えれば、後は対処するだけです。次は絶対50位に入ってみせますよ」(石上)

「言ったわね、吐いたツバは飲めませんよ。では、次から手加減をやめますので」(かぐや)

 

「会長、今好きな人いるんですよね?」
「最近の生徒会は恋煩い臭がします。私の嗅覚はごまかせませんよ」(千花)

 

「私、とっても怒ってますよ。でも……会長の好きな人教えてくれたら許してあげます」(かぐや)

 

5話

「千花姉! 助けてーーー!!」
「兄を止めて!」
「兄の息の根を……今すぐ止めて!」(圭)

 

「いやバカにしてくれるけどな、フリースタイルラップは非常に文学的な側面を持ってるんだよ。あれはインテリジェントスポーツと言って差し支えない」

「リリックにはルールがあって美醜がある。ラップは言葉を用いた頭脳スポーツでありアートだ」(御行)

 

「素敵! 誰に何を伝えたいか、それが大事なんです! 今会長は表現の真髄を語ってますよ。私にもぜひ手伝わせて下さい!」(千花)

 

「こ……ここまでとは聞いてない! 謝れ! 音楽と全ての表現者たちに謝れ!」(千花)

 

「ただ……音程を取ろうとするとリズム感が取れず、リズム感を取ろうとすると音程が取れない。結果どっちも取れないデッドロック状態で……」(御行)

「過去に倒したラスボスが2体同時に復活して悪魔合体した気分ですよ!」(千花)

 

「正直、(ラップは)語尾に『Yo』付ければなんとかなると思ってました」(千花)

 

「あの御行君が……リズムに乗ってる!?」(早坂)

 

「(この涙が)分かりませんか? かぐや様はナマコの内蔵が耳に入ってきたことない側の人間なんですね」(早坂)

 

「かぐや様が、うらやましい」(早坂)

 

「ねえ……友情なんて人を苦しめるだけのものじゃない?」(眞妃)

 

「笑うと嘘をついてる気分になるんだ……女の友情ってもろいものよね。男がどうので簡単にヒビが入るんだから」(眞妃)

 

「そんな神ってる人々の間に現世の人間が割り込む余地ないですよ」(石上)

 

「今から2人をどうこうするのは神殺しくらい困難ですよ。柏木神にはもう太刀打ち出来ませんって」(石上)

 

「分かってる……分かってるけど、告白なんて怖くて出来ない!」(眞妃)
「分かる!」(御行、石上)

 

6話

「(将来は)正直迷ってます。社長になるかニートになるか?」(石上)

 

「マザコン…でも良かったわね、早坂。親が来るというのは、とても嬉しいことなのでしょうね」(かぐや)

 

「何それ? お金払えるくらい面白いじゃない」(早坂の母)

 

「私は……親に言われる通りにするだけです」(かぐや)

 

「文化祭の最終日。その日までに四宮から告られなければ……俺から告る」(御行)

 

「なんだったら北高の文化祭、偵察に行っておかないか?」(御行)

「わざわざ会長がそんなことしなくて大丈夫ですよ」
「あれ? もしかして今、私デートに誘われた!?」
「それに対して私はなんて? 断ってるぅぅぅーーー!!!」(かぐや)

 

「仕方ないでしょ! 自然な流れで軽いノリで来たんだから! 天と地がひっくり返っても、自分からデートなんて誘わない人でしょ!?」

「脳が理解するのに時間がかかっちゃったの!」(かぐや)

 

「ただ、私から言えることは一つです。会長は勇気を振り絞って誘ってくれたんです。次は、かぐや様から誘えばいいんじゃありませんか?」(早坂)

 

「会長…そんな夢(文化祭でギター)はすぐ捨てて下さいね」
「そうは言いますけどね、会長は自分が思ってる以上にポンコツですからね」(千花)

 

「ちょっと!? いつもいつもちょっと苦手、ちょっとだけ下手とか言いますけど、ちょっとですんだ試しがないじゃないですか!」

「会長はもう少し自分を客観的に見た方がいいですよ!」(千花)

 

「私は別に好きな人が完璧である必要はないと思ってます。出来ないことがあっても、ひたむきでみっともなく挑戦し続けるような…そんながんばり屋さんの人が……」

「わぁ…本来会長みたいなのが私のタイプなんですよね。やなこと気づいちゃった……」(千花)

 

「会長の変えた方がいいところ?」
「変わらないで欲しい…ですけれど。私は、今の会長でいいと思います」(かぐや)

 

7話

「いや真面目なんだけど」
「伊井野はなんでそうなわけ? そうやって自分と違う価値観否定ばっかしてたら、話進まなくない?」(小野寺麗)

 

「えーっとね、私も無理にウケ狙ったり奇をてらう必要はないと思うんだ。私達がやりたい文化祭を、そのまま言葉にしてみようよ」(子安つばめ)

 

「眼鏡共…つばめ先輩にいいところ見せようって魂胆が丸見えなんだよ」
「ぜってえ潰す!」(石上)

 

「いいですか! 確かに条例は厳しい、自治体も渋ってます。なぜか?」
「それは私達が大人から信用されていないからです。じゃあ大人の信用を勝ち取るために必要なこととは?」

「風紀です! 風紀委員とは、大人から信用をもぎ取る仕事なんです!」(ミコ)

 

「それはもう、ホント…(伊井野は)頑張る奴ですよ」(石上)

 

「はあ? そりゃ手伝うでしょ。あたしだってキャンプファイヤーとか、めっちゃやりたいし」

「想像しただけでアガるよねぇ!」(麗)

 

「(弓は)上手というと違うかもしれませんね。中1の時にたまたま理想的な射が出来て、以来ずっと……同じ動きをしてるだけ」

「中(あた)るのはただの結果」(かぐや)

 

「大変だけど、いろいろやってみたいじゃん。楽しそうなことは、やっぱりやらないと損だもん!」(つばめ)

 

「親が極道だろうとなんだろうと、私が人を殺すわけねえだろ。ぶっ殺すぞ!」(龍珠桃)

 

「ん…そうだな。文化祭は男らしく決める…かな」(御行)

 

「およしなさい……」
「およしなさい!」

「柏木さんは分かっていないんです。会長にものを教えるということがどういうことか?」
「生半可な気持ちで関わるのはおよしなさい!」(千花)

 

「柏木さん……なんで子供の可能性を潰すようなことを言うんですか!」

「今、会長は壁にぶつかってる最中なんです。まずは信じてあげる! 別の道を示すのはその後でしょ! そんなやり方じゃ、会長は楽な方へ流れる大人に育ちますよ!」(千花)

 

「だったら藤原さんが教えてあげなよ。私、子供の教育論とか分からないし」(渚)
「子供が出来ちゃうようなことしてるくせに……」(千花)

 

「普通の人が普通に出来ることを、俺は全然できない。ボロ出さないように必死こいて、自分のダメさを認めたくなくてあがいている。本当に無意味な……」(御行)

「そういうことだったんですね……」
「会長の謎が、また一つ解けました」(かぐや)

 

「前から謎だったんですよ。会長の当意即妙さが、どこから来るものなのか」
「努力は記憶力・観察力・推察力を鍛え、一度感覚をつかめば人の何倍も早く成長できる脳が出来上がっていく」

「会長の今まで重ねてきた努力全てが、今の会長を形づくっているのだわ」
「素敵な話」(かぐや)

 

「また教えてくれるつもりだったのか?」(御行)
「そりゃ放ってもおけませんし……クラス全体の迷惑になりますから、出来ない人をフォローするのは当然です」(千花)

 

8話

「もっとシンプルな服はないの? 単にタイトなジーンズにきれいなシャツとかで…」
「いらないから…これ以上、(サングラスとか)要素いらないから」(圭)

 

「ウエストポーチをウエストに付けるとかありえないから!」
「ウエストポーチはショルダー以外、日本で使用が認められてないの!」

「世間の人がそう決めたの! 疑問は世に問え!」(圭)

 

「どうして私は、こんなくだらないことに必死なの? 何をビクビクしてるの?」
「私は…いつの間にこんな臆病に……」(かぐや)

 

「ここで俺がしっかりしておけば、当日文実の手もあいて、多少文化祭を見て回る余裕も出来るだろう」

「一番がんばった人達が文化祭を楽しめないなんてのは、あんまりだからな」(御行)

 

「何気ない一言が、こんなにも……こんなにも魅力的だと思ってしまう」
「後一歩先のステップに……進んでみたい」(かぐや)

 

「好きよ!」
「私は、白銀御行…好き。教えて早坂、この気持ちをどう処理すればいいの?」
「私、なんか変なの……」(かぐや)

 

「好きなら素直に告白するべきですよ。プライドを抱えて苦しみ続けるか、告ってとっとと楽になるか、ついに選ぶ時が来たのです」(早坂)

 

「打算で告白するつもりはありません。僕には時間がない、チャンスを逃すわけにはいかないんです」

「先輩は、もう少しで卒業…今のままじゃきっと僕は、高校時代の後輩で終わります」
「だから! つばめ先輩の、特別な何かにならなくちゃいけないんです」(石上)

 

9話

「あなたが好きだと伝えたら…どうなるのかしら?」(かぐや)

 

「それでいい」
「我々はこの秀知院という箱庭の中で生きてきた者ばかり。外の世界をフラットな視点で見てきた人材が、(生徒会に)1人は必要だと思っていてね」

「ぜひ君の見識を活用させて欲しい」(前生徒会長)

 

「口説き落とそうと頑張ってみてるけど、望みは薄いだろうね。自分を持ってる人は、簡単に動かないものだから」(前生徒会長)

 

「俺は動けなかった…ぐじぐじ言い訳を並べて、考えることをやめていた」
「家が金持ちだとか、生まれつき才能があるとか関係ない。動く時に動けるか?」

「それが出来る人間は……きれいだ」(御行)

 

「ご立派です、かぐや様」(早坂)
「バカを言わないで。溺れていたのは新聞社の娘。恩を売るのは後々得かもしれない」(かぐや)

「それでも、あの場で動いたのはかぐや様だけなのですから」(早坂)

「誰が好き好んでドブに入るものですか。人間はいつも自分以外の誰かが犠牲になるのを待っているのよ。もし仮に、見返りもなく汚れられる人間がいるとしたら…」

「きっと相容れることはないでしょうね」(かぐや)

 

「準備は整った。後はお前次第だ……四宮」(御行)

 

「ええ、人の恋バナは楽しいわ。私はなーんにも傷つかないし」(眞妃)

 

「まあ…相手との格差なんて考えても仕方ないでしょ。とにもかくにも行動しなければ始まらないわ。ホントに好きなら、ウジウジしてないでちゃっちゃと誘うことね」

「もたもたしてると…誰かに持ってかれるわよ……」(眞妃)

 

10話

「ミコちゃんストップ。それ以上しゃべれば後悔することになるよ」(大仏)

 

「い…一旦落ち着こ、萌葉」
「会長は萌葉が思うようなまともな人間じゃないから」(千花)

 

「どこがと言われると難しいですけど…」
「この分からず屋! その努力に付き合ってみれば、私が正しかったってすぐ気が付きますから!」(千花)

 

「汚れた血脈。姉妹そろって会長という密に群がる…まるで虫ね。虫は駆除しなくちゃ」(かぐや)

 

「あの目つき…いいですよねぇ。疲れた目は努力の表れ、なんにでも頑張る人なのが見て取れる。白銀会長のお顔には、人間性がよく…よく出てて…いい」(藤原萌葉)

 

「まっ、しょせん中学生の熱しやすく冷めやすい恋。そう目くじらを立てる必要もないわ」
「これが他の女だったらどうしてたか…自分でも分からなかったけど……」(かぐや)

 

「石上の欠点か…いうならば、自信だろうな」(御行)

 

「(自信か?)何か成し遂げた記憶があると、多少の恥は気になりませんから」(千花)

 

「まあ会長も石上君も異性としては産業廃棄物級なのは確かですけど」
「でも、加点方式なら男としていい線いってる…と個人的には思ってますよ」(千花)

 

11話

「構わんさ…お祭りにはお祭り騒ぎが必要だと思わないか?」(御行)

 

「(かぐやさん)素直じゃないところが、眞妃ちゃんと双子レベルでそっくり」(渚)

 

「(石上君と)付き合ったら好きになっちゃうでしょ? 好きになったら私、相手のことしか見えなくなっちゃうから。体操の方がおざなりになるの目に見えてるんだ」

「大学も微妙に遠いし…でもその程度のこと理由にするのも感じ悪いし…」(つばめ)

 

「私はそうですね…『性欲にただれた目線を向けるな、この浅ましい豚め』って、いつも言います」

「やんわりとですけどね」(かぐや)
「その劇薬はどれだけ希釈しても致死量だよ」(つばめ)

 

「もう! 石上君の大バカ! なんでこんなタイミングで告白なんか……」
「ハッ! 私がけしかけたんだったわぁ!」(かぐや)

 

「知らなかった…全然知らなかった。そうだよね…」
「私、全然知らないんだ。もう少し知ってから答え出しても…いいのかな」(つばめ)

 

「(文化祭を)男女で回るなんて周りに噂されてしまいますよ。私達が文化祭デートしてるって?」(かぐや)

「嫌か?」(御行)

 

「なんで会長は表情一つ変えずにいられるんですか?」
「ずるい…こうなったら、意地でも私と同じ気持ちにさせてみせます!」(かぐや)

 

「ホント(占いは)ひどい目に遭った」
「表情をおさえるのに必死だったよ、全く…」(御行)

 

「こんな日が、ずっと続けばいいのに……」(かぐや)

 

「四宮、大事な話がある…とても大事な話だ」(御行)

 

12話

「ねえ、それなんの揺さぶり?」(かぐや)
「いえ、やけに素直なので気味が悪くて」(早坂)

 

「お任せ下さい」
「既に、ウルトラロマンティックな告白方法を用意してあります」(早坂)

 

「なんですか、その2周遅れのツンデレ女は? 一瞬、眞妃様かと思いましたよ」(早坂)

 

「大事なところだからこそ、借り物の言葉ではいけないのです。自分自身の言葉で告白を」(早坂)

 

「引き伸ばしに入ったラブコメじゃないんですから、一発でビシッと決めて下さい」(早坂)

 

「気持ちを、言葉に……」
「大勢で歩く時…列から離れて歩く人がいると、ちらりと振り向く横顔が好き」

「心配になるくらい眠そうな目元とか、難問にぶつかった時のひきつり笑いとか、嫌味なくらい実直で地味に負けず嫌いで、凄い鈍感かと思ったら本当は見ていてくれてるところとか」

「人は頑張ればなんにでもなれるって思わせてくれる姿が……好き」
「前に進もうとする会長が好きなのよ。だから、海外に行かないでなんて…絶対言えないでしょ?」(かぐや)

 

「さあ…勝負だ、四宮」(御行)

 

「文化祭終了まで後1時間もない。ああ、もう! ピンポイントにアクシデントが起きて、全然計画通りにいかない!」

「まるで、誰かの意思が働いているかのようだわ」(かぐや)

 

「だって、怪盗さんが待ってますからね」
「待ってるんです。全ての怪盗はいつだって探偵に見つけられたがっているんですから」(千花)

 

「全ての謎は解かれるために存在する。私はただ謎という鍵穴をほんの少し回しただけです」(千花)

 

「ごめんなさい、藤原さん。申し訳ないけど…あなたのおかげで全部分かったわ」(かぐや)

 

「これは『会長の考えを読んで、会長を捜せゲーム』なんです。私1人で挑むべきでしょう」(かぐや)

 

「早坂がいないと何も出来ない人みたいに言わないでちょうだい」
「缶コーヒー飲みながら、ハートを渡すだけ。ちゃんとプラン通りにやりますよ」(かぐや)

「強く…なりましたね」(早坂)

 

「私は試されている。本当の白銀御行を、四宮かぐやは理解しているのか?」
「分かりますよ…ずっと見てきましたから」(かぐや)

 

「俺はなんちゅう格好を…やってること藤原と同レベルじゃ?」(御行)

 

13話

「怖い…会長が何を考えているのか分からない。いつも優しい会長が、今日はとても怖く思える」(かぐや)

 

「後夜祭のキャンプファイヤーなんて、今どきなかなか見れるものじゃないだろ。それを特等席から眺めるってのは、誰しもが憧れるシチュエーションだと思わないか?」

「しかもそれが、四宮が横にいると思えばなおさらだ」(御行)

 

「(欲しいものは)ある。私は…あなたにずっとそばにいて欲しくて、あなたに告白してもらいたい」(かぐや)

 

「あなたは知らないでしょう…」
「人生を、ただつらいことから耐えるだけのものと考えていた私にとって、あの生徒会での毎日がどれだけ価値観を塗り替えるものだったのか」(かぐや)

 

「だから私は告らせたい。あなたが告白してくれば、成功率100%なのは間違いないのに!」(かぐや)

 

「わかるか、四宮?」
「これが…俺の気持ちだ」(御行)

 

「俺が本気を出したお前にテストで勝った時、どんだけ嬉しかったか、お前は知らないだろう」

「もしかしたら俺はお前と対等になれるかもしれない。そんな希望で胸が踊った」

「だからこそ、付き合ってくれなんて言えない。もし俺が請い願うように告白し、与えられた手を引けば、俺は一生四宮と対等になれない」

「俺はお前から告白されて求められて、初めて対等だと思える気がする」
「だから俺は、四宮に告白できない。だけど…伝えたいことがある」(御行)

 

「俺からお前に一生に一度のお願いだ」
「スタンフォードを受けろ、四宮。俺と一緒にアメリカに来い!」(御行)

「え~っと、どうしましょうね?」
「じゃあ…はい。分かりました、私もスタンフォードに行きます」(かぐや)

 

「ああ…なんだか人生が大きく動いてしまった気がします」(かぐや)

 

「ありがとう、石上。(キャンプファイヤー)みんな笑顔だ。嬉しいね、石上!」(ミコ)

 

「これが、私の気持ちです」(かぐや)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
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