「幸色のワンルーム」の名言・台詞まとめ

マンガ「幸色のワンルーム」の名言・台詞をまとめていきます。

 

幸色のワンルーム

1巻

「ねぇ! 私のことニュースになってる!!」
「誘拐の可能性だって!!」
「お兄さんは私を助けてくれたのに!?」(幸)

 

「そうだねぇ…でも、誘拐したのは本当だしねぇ」(お兄さん)

 

「両親(あの人達)…世間の目を気にしてああ言ってるんだよ」
「この痣だって全部両親(あの人達)のせいなのに笑っちゃうよね」(幸)

 

「ニュースになっちゃったし…お兄さんは捕まっちゃうの?」
「(見つかれば?) ならゲームしよう?」(幸)

 

「二人で警察と両親(鬼)から逃げるゲーム!!」
「もし逃げきれたら…私、お兄さんと結婚する!!」(幸)

 

「(逃げきれなければ?) その時は一緒に死のう」(幸)

 

「そっか…そうだね。結婚できるようにお兄さん頑張るね」
「逃げきろう、必ず」(お兄さん)

 

「(いっぱい?) だって…!!」
「誰かが私にご飯作ってくれるなんて、生まれて初めてだもん!!」(幸)

 

この部屋を見たら、お兄さんが異常なことくらい私でもわかるよ。
でも…どんな形であれ、生まれて初めて私を好きと言ってくれた人だから。(幸)

 

 

あの人がどのくらいの覚悟でそう言ったのかを知りたい。
あまり期待はしないけど。(幸)

 

本当に誘拐する気はなかった…。
本人に嫌われればストーカーもやめられると思って、嫌がられることを前提に誘拐した。(お兄さん)

 

でも…彼女は──…僕に感謝した。

 

結婚するか…死ぬか…。
もしかしたら彼女は…誘拐犯(僕)にそんな提案してしまうほど、
人生を捨てているのかもしれない。(お兄さん)

 

それは僕も同じか…。(お兄さん)

 

警察にあんなに緊張すると思わなかった…そして実感した。
僕は犯罪者だということを。(お兄さん)

 

僕らは…『誘拐犯と被害者』という関係を、何気ない会話に溶かして濁していく。
そうやって…現実から目を背けているんだ。(お兄さん)

 

お互いの本心は探らない、これは暗黙の了解。
だから僕は…あの約束に指切りはしなかった。(お兄さん)

 

食べるって楽しいことだったんだね。
これから毎日、ご飯楽しみにしていいかなあ?(幸)

 

あの時から、僕の生きる意味はなくなったと思ってた。
でも今は…僕は彼女のために生きようと思う。(お兄さん)

 

彼女が僕を必要としてるなら。
たとえそれが…彼女の本心じゃなくても。(お兄さん)

 

「ねぇ、お兄さん。私のこと名前で呼んでよ」
「あ…待って!! お兄さんが私に名前をつけて!」(幸)

 

「両親(あの人達)につけられた名前は捨てる」
「今日からお兄さんがつけた名前で生きたい」(幸)

 

「『幸せ』って字を書いて幸」
「君が幸せになれるように…」(お兄さん)

 

 

お兄さんの言いたいことわかるよ。
「それは幸の本心なの?」(幸)

 

それを聞かないのは、本心なんてものが私たちの関係には必要ないから。(幸)

 

「綺麗な夕焼けは昔を思い出すんだよ」
「でもあの時を忘れちゃいけない気がして、ずっと部屋に飾ってる」(お兄さん)

 

「世界の見え方なんて…その人の心次第なんだよ」
「だから嫌な思い出も、無駄ってわけじゃないって私は思う」(幸)

 

私たちの関係は歪んでいる。
それでも気づかないふりをしているんだ。(幸)

 

少しでも『幸せ』と思える瞬間がこの部屋(ワンルーム)になるなら、
私はそれに縋(すが)りたいから。(幸)

 

「そうやってボロボロになっていくうちに、恐怖も何もかも他人事になったんだ」
「だから何も怖くない」(幸)

 

「幸はもっと自分を大切にしてね」
「何かあったら僕が助けに行く」(お兄さん)

 

「…皆知ってたよ」
「学校はいじめを隠したくて、親は虐待を隠したくて」
「どっちも知らないふりをしてたんだ」(幸)

 

「幸ね、前はあんなの気にしなかったのになんでだろう…」
「今は『それ』がすごく痛い」(幸)

 

「『それ』が『普通』なんだよ」
「酷いことされたり言われたりして傷つくのは『普通』だよ」(お兄さん)

 

「だから痛かったら言って」
「僕が幸の痛みを半分持つから」(お兄さん)

 

「お兄さんといれば幸はそれで幸せなんだ」
「何が幸せかは自分で決めたい」(幸)

 

そう自分に言い聞かせてるけど、お兄さんと暮らすことが正解かはわからない。
だけど彼が今くれた幸せは全部本物だった。(幸)

 

お兄さんと出会う前は幸せなんてなかった…。
でもそれが私の人生だった。(幸)

 

だから…きっとこの幸せも永遠じゃない。
だからその時が来る前に…ここで終わりにしよう。(幸)

 

お兄さんとの暮らしを綺麗な『思い出』にするんだ。
そうすれば…この幸せが永遠になるから。(幸)

 

「なんだよ、それ!! 勝手になんでも決めやがって!!」
「なんで俺に何も言ってくれないんだ!」(お兄さん)

 

「今の俺には…幸しかいないんだよ!!」(お兄さん)

 

「もう少し信用して」
「僕は君を一生幸せにするんだから」(お兄さん)

 

「幸が望む永遠を叶えるよ」(お兄さん)

 

私は…『幸せ』でありたいと願ってしまった。
誘拐犯(お兄さん)に期待なんかしない、そう思っていたのに。(幸)

 

私に触れる彼の手はどれも温かくて、
この人と死ぬまで一緒にいたいって思ってしまった。(幸)

 

あの部屋(ワンルーム)を私たちの幸せで染め上げていこう。
そしていつか幸せでいっぱいの…幸色(さちいろ)のワンルームにするんだ!(幸)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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