アニメ「マッシュル -MASHLE-」19~24話のあらすじ

アニメ「マッシュル -MASHLE-」19~24話のあらすじを紹介していきます。

マッシュル -MASHLE-

19話

“神覚者候補選抜試験”の最終試験で、マーガレット・マカロンと戦うマッシュ。
マカロンは”音の魔法”の使い手であり、実力は神覚者の最有力候補。

 

魔法でマッシュを圧倒するマカロン。
しかしマッシュの”スパイン魔法?ヘル・フォール”で地面に叩きつけられた。

 

戦いは終わったかに見えたが、無傷で立ち上がるマカロン。
魔法で自分を守っていた。

 

マカロンは連続攻撃でマッシュを攻撃するが、マッシュは全てよけて接近する。
しかし読んでいたマカロンの杖は至近距離でマッシュをとらえる。

 

しかしなぜか両者動きを止めて…。

 

場内は盛り上がるが、マッシュの学友フィンはつぶやく。
「何? 今の無駄なやり取り」

 

再び戦闘は開始され、マカロンは音魔法で攻撃する。
パンチで物理的に防ごうとするマッシュだが、マカロンは余裕をもって話す。

 

「ちんけな魔法と一緒にしないでちょうだい」
「殴ってどうのこうの出来る代物じゃないのよ、私の魔法は」

 

マカロンはマッシュに全方位からの攻撃を仕掛け、とどめを刺そうとする。
終わったかに見えたが、マッシュの姿が見当たらず…。

 

予想外の方法でマカロンの魔法を防いだマッシュは反撃する。

 

 

「クワドリセップス魔法?」
「ギロチンキック!」

 

さらにマウントで連続パンチを繰り出すマッシュ。
しかし本来の魔力を解放したマカロンは、真の姿を見せた。

 

スピードでマッシュを圧倒するマカロン。
しかしマッシュは音の性質を利用し、攻撃をよけることに成功する。

 

反撃しようとするマッシュに、まだ余裕で対応しようとするマカロンだが…。

 

マッシュの実力を認めたマカロンは、逃げ場のない魔法を展開する。
1分という制限時間の中、マカロンから杖を奪わなければマッシュの敗北が決定する。

 

音の速度で逃げるマカロン。
必死で追いかけ続けるマッシュが最後に選んだ方法は…。

 

戦いが終わったあと、無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)本人が突然やってくる。
時間停止魔法を使い、マッシュの前に立つイノセント・ゼロ。

 

マッシュの顔に触れながら、イノセント・ゼロは驚くべきことを話すのだった。

 

20話

無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)の魔法によって全員の時間が止まる。
その中で唯一動けるウォールバーグは、イノセント・ゼロに話していく。

 

「イーストンの校長として、これ以上の狼藉は看過できぬ」
「無論生徒達にも手出しはさせぬ…このわしの命に代えても」

 

目的を問いかけるウォールバーグに、イノセント・ゼロは答える。

 

「目的? 私はただ完璧な人間になりたいだけだ」
「死なず美しく強い…たったそれだけだ」

 

自分の目的のためマッシュを連れて行こうとするイノセント・ゼロ。
しかしマッシュに希望を見ているウォールバーグは戦うことを決める。

 

「マッシュ・バーンデッドはこの世界の希望の光となる」
「どうしても連れていくというのであれば…わしを超えねばならんのう」

 

マッシュ以外を皆殺しにしようとするイノセント・ゼロは多数の魔人を呼び出した。
対するウォールバーグは少数の時間停止を解除し、魔人に対抗させる。

 

ウォールバーグ本人は場所を変え、イノセント・ゼロとの直接対決に挑む。

 

魔法で高い塔を作り出し、マッシュを誘い込むセル・ウォー。
単純に登ると格好の的になるが、マッシュは別の方法を実行し…。

 

セルを下に落とすことに成功したマッシュ。
再会を伝えるセルだが、マッシュの目は泳ぎ…。

 

相手は魔人だけと思われたが、シッター・ベイビーが現れた。
ランスとドットは魔法によって赤ん坊にされてしまう。

 

赤ん坊並の能力に落とされた2人は絶体絶命に見えたが…。

 

ウォールバーグと対峙するイノセント・ゼロは、おもむろにフードを外す。
その表情を見たウォールバーグは状況を理解する。

 

「人であることをやめたのか…貴様」

 

イノセント・ゼロは考え方の違いを話す。

 

「私は誰よりも人間さ、人間すぎて欲がとてもとても深い」
「そして私の欲に際限はない」

 

セルから圧倒的な物量攻撃を受けるマッシュだが、ある方法で接近に成功する。
グーパンでぶっ飛ばしたマッシュはセルを見下ろしつぶやく。

 

「思い出したよ、黒いトゲトゲの人か」
「でも一度見たからなあ、それもう…2回同じのはちょっと」

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21話

ウォールバーグと対峙する無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)は、棺から死者を蘇生させる。
驚愕するウォールバーグが見たのは師匠アダム・ジョブズだった。

 

ただアダムは肉体のみの蘇生であり、精神までは戻っていない。
実際に動かすネクロス・マンスが背後から現れる。

 

アダムの魔力は歴代随一であり、闇魔法の使い手。
その攻撃がウォールバーグに襲いかかる。

 

しかし難なくウォールバーグは魔法を防ぎ、時代が変わったことを話していく。

 

「先生はわしにとって偉大な人であった」
「じゃが時代は刷新された」
「大切なのは過去ではなく今じゃ」

 

「今を混沌におとしめるというのであれば、たとえ師であれ容赦はしませんよ」
「だって今のわしが1番強いからのう、先生」

 

繰り返し攻撃するネクロス・マンスだが、全て防がれた上に反撃を食らう。
通常の攻撃ではダメと考え、物量で押し切ろうとする。

 

その時ウォールバーグは不敵な笑みを見せ、ネクロス・マンスに語りかける。

 

「勘違いしておるようじゃな」
「さっきまで使っていたのは、全て杖自体の能力」
「呪文を唱えるとはこういうことじゃよ、若人よ」

 

マッシュと戦うセル・ウォーは、マッシュの存在理由を説明する。
落ち込むマッシュは独特の理解を示す。

 

「つまり”いい筋肉を作るためにタンパク質が必要”的な?」
「そういう存在なんですね、僕は」

 

マッシュの理解できない行動に呆れながらも、再び説明を続けるセル。
話の途中だが、いきなりマッシュはぶっ飛ばす。

 

「人生重たかろうと、無価値な人生だろうと関係ないね」
「無敵なんで自分、かかってこいよ」

 

挑発するマッシュに最初から全力で攻撃するセル。
ダイヤモンド刃の円盤2枚が連続してマッシュを襲う。

 

更に2枚の円盤がマッシュの接近を迎撃。
4枚の円盤はヤバいと判断したマッシュの作戦は…。

 

マッシュの作戦は成功したが、接近したセルはダイヤの表皮をまとう。
打撃は通用しなくなったが、マッシュはある方法で勝利する。

 

「この学校は僕にとって大切な場所なんだ」
「それを壊すっていうなら…何度でも◯◯しますよ、僕の筋肉で」

 

22話

イーストンに到着したライオは、ウォールバーグがほかの場所で戦っていることを聞く。
転移魔法で移動したため場所は分からないが、マッシュは軽く答える。

 

「あっ…じゃあ僕捜してきます」
「(どうやって?) むん、筋肉で!」

 

オーターは捕らえたセルを尋問しようとするが、魔法無効化の結界で守られていた。
更に転移魔法で消えてしまう。

 

転移は外部から行われたため、近くに敵が潜んでいる可能性が高くなる。
ウォールバーグを捜したい面々だが、迂闊に動けなくなった。

 

ウォールバーグとイノセント・ゼロの戦いが始まる。
イノセント・ゼロから仕掛けるが、ウォールバーグは防いで死角を取ることに成功。

 

攻撃は決まると思われたが難なくかわされてしまう。
続くイノセント・ゼロの攻撃により、ウォールバーグは左腕を負傷する。

 

時間を止めて避けられるため、ウォールバーグは広範囲の魔法を展開。
それでも無傷で立つイノセント・ゼロは再度攻撃したあとに実力差を話していく。

 

「無駄だ、ウォールバーグ。お前と私では力の差がつき過ぎた」
「私は私に対して関心を持ち、理想を持ち、犠牲を払うことをいとわなかった」

 

「だが貴様は周りを守ることばかりに目が行き、自分を優先することが出来なくなった」
「エゴを持てない人間は弱いよ、ウォールバーグ」

 

過去を振り返るウォールバーグは、自分が人とかかわらなかったことを思い出す。
更に学校にも行かなかったのだが、それがアダム先生との出会いになる。

 

拒んでも何度訪ねてくるアダム先生の次の言葉にウォールバーグは助けられる。

 

「ん~、まあなんていうか…ほっとけないからかなあ」

 

イノセント・ゼロに勝てない可能性を感じているウォールバーグ。
しかし逃げるという選択肢はなかった。

 

「イノセント・ゼロよ」
「貴様のように自分のために生きるのもまたよかろう」

 

「じゃがわしは、善意に助けられて今まで生きてきたのじゃ」
「そのわしが自分より弱い者達を見捨てることなど、あり得ないことなのじゃ」

 

「たとえ命尽きようと、わしはわしの理想を変えん!」
「先生に教えられた理想を」

 

ウォールバーグは天空神ウラノスによる回避不可能・空間削除魔法”スペースサーズ・ウラノスインクラネイション”を放つ。

 

魔法まで転移させる絶対的な魔法だが、何事もなかったようにイノセント・ゼロは話す。

 

「時間を操る私にはどんな攻撃も通用しない」
「この私と戦うと決めた瞬間から貴様の負けは決定していたのだ」

 

致命傷を与え、勝利を確信するイノセント・ゼロ。
しかしウォールバーグは最後の力を振り絞る。

 

「サーズが貴様を切り取る」
「わしの命と引き換えにな」

 

”ノブレス・オブリージュ”を体現するため、自分の命を懸けるウォールバーグ。
しかしイノセント・ゼロは無慈悲に話す。

 

「ウォールバーグよ、お前は強い」
「だが私は更に上をゆく」

 

ウォールバーグを全否定し、イノセント・ゼロはとどめを刺そうとする。
そこにマッシュは飛んできて、イノセント・ゼロの顔面に膝蹴りを。

 

「入学試験の時、校長は僕に言いましたよね」
「”自分より圧倒的に強い存在が目の前に立ちはだかった時、どうするか”って」

 

「ボコボコにしてあげますよ」
「グーパンでね!」

23話

ウォールバーグとイノセント・ゼロの戦いに割り込んだマッシュ。
逃げるよう言われるが、マッシュは嫌そうな顔で拒否する。

 

「”年寄りには優しく”って育ちましたんで、自分」

 

イノセント・ゼロは一緒に来るように言うが、マッシュは当然拒否。
するとイノセント・ゼロは闇魔法を発動。

 

イノセント・ゼロは他人の魔法を奪えるようになっていた。
そしてウォールバーグの空間魔法を手に入れると宣言する。

 

マッシュはウォールバーグを連れて、闇魔法から強引に脱出。
しかし既に魔法は奪われており、イノセント・ゼロは空間魔法を放つ。

 

ウォールバーグは自分を上回る威力に驚愕。
マッシュはひと言つぶやく。

 

「やべえ」

 

マッシュはいきなり蹴り、そして殴り続ける。
しかしイノセント・ゼロにダメージを与えることは出来ない。

 

圧倒的な力の差を見せつけるイノセント・ゼロだが、急に苦しみだす。
体のキャパシティを魔力が上回ったためだった。

 

苦しみながらも自分勝手な話を続けるイノセント・ゼロ。
マッシュも受け入れることが出来ず、改めて倒すことを宣言する。

 

「なんて都合がいい話だ」
「魔法が全ての世界で1番の魔法使いがやな奴だなんて…」
「倒しがいがあるな、筋肉での」

 

「認めちゃうな、世界が僕を」

 

ただ体が馴染まないイノセント・ゼロは、今は退くことを決める。
ただ置き土産として、倒された魔人を集合させた巨大な亡者を出現させるのだった。

 

時間停止魔法が解かれ、亡者を見た生徒達はパニックになる。
しかし魔法が張られていて逃げられない。

 

更に亡者には魔法無効化の結界が張られていて、魔法による攻撃は無意味。
解除するためには術者を倒す必要がある。

 

しかし術者はなかなか見つからず、亡者は目の前に迫ってきた。
もうダメと思われた時、突然亡者は攻撃を止める。

 

駆けつけたフィンとレモンが見たのは、1人で亡者と引き合いをするマッシュ。
そのあまりの光景に、フィンは心の中でつぶやく。

 

「君と出会ってからずっとずっとそう思ってたけど…」
「いくらなんでもでたらめすぎるよ、マッシュ君」

 

助けられた生徒達だが、魔法を使えないマッシュを最初は認めない。
しかし生徒の1人が発した言葉により、全員が一丸となってマッシュを応援する。

 

みんなから力を得たマッシュは亡者を放り投げ…。

 

戦いが終わったあと、報告を受けたウォールバーグはつぶやく。

 

「ノブレス・オブリージュ」
「今この魔法界で1番それを体現しているのは君じゃな、マッシュ・バーンデッド」

 

24話

敵の残党を片付けていたドットとカルドのもとへオーターがやってくる。
マッシュを認めないと話すオーターに、カルドは自分の考えを話していく。

 

「僕も彼を完全に認めてるわけではないよ」
「まあでも、彼の力だけは本物だ」
「そこだけは認めなければいけない時が来るかもね」

 

今回の魔法学校襲撃事件は世間を騒がせていた。
魔法局は対応に追われるが、当事者であるマッシュ達は海に来ていた。

 

なぜか一緒にいるウォールバーグは、イノセント・ゼロと5兄弟について話していく。
絶望的な力関係の中、ウォールバーグは可能性を考えていた。

 

「今のままでは勝てる見込みはゼロに近い」
「じゃがわしは、それを覆す不確定要素こそがマッシュ・バーンデッドだと信じておる」

 

「体を鍛えたことで手に入った瞬発力・固さ・精神、そして理不尽なパワー」
「この理不尽な力こそが必ずや最強の魔法を打ち砕く鍵となる」

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それでも心配するレモンにマッシュは謎理論を展開する。

 

「確率は勝つか負けるかの2分の1、つまり50%」
「しかも筋肉は負けることがないから…確率は100%ですよ」

 

期待していることを話すウォールバーグにマッシュは力強く答える。

 

「任せて下さい」
「敵ボコボコにして…それで必ずみんなと一緒に、この学校を卒業するんで」

 

みんなの心が1つになる中、ランスが現実を突きつける。
それは学期末テストが近づいていることであり、赤点1つで即退学だった。

 

早速みんなでマッシュの実力を確認すると、壊滅的な成績。
頭を抱えるマッシュに対して、ドットは勉強についての正論を話していく。

 

「勉強って、1番分かりやすい目標達成のための努力の形だからさ」
「努力の練習だと思って毎日少しずつ勉強してるよ」

 

「それに学歴あって損することないし、大人になって後悔したくないからね」

 

みんなから勉強を教えてもらうマッシュだが、嫌すぎて逃げ出してしまう。
ランスは追わないように言うが、フィンは追いかける。

 

意外な状況のマッシュを見つけたフィンは、なんとか説得に成功。
そして試験が始まる。

 

涙目でテストに挑みながらも、なんとか赤点を回避したマッシュ。
しかしマッシュの存在が世間に知られ、市民が学校に押し寄せてきた。

 

市民の前でレモンは、魔法が使えないマッシュを擁護する言葉を叫ぶ。
しかし徐々に自分の欲望がむき出しになり…。

 

「部外者なんかじゃありません!」
「私はマッシュ・バーンデッドの…妻です」

 

「妻というより運命共同体」
「赤い糸でガッチガチにつながってます」

 

次にドットが登場。
しかしマッシュすら戸惑う発言をし、返って物事をややこしくする。

 

市民の1人がレモンに石を投げつけ、マッシュは飛び出そうとするがランスは止める。
レモンはそれにもくじけず叫ぶ。

 

「いいんです」
「マッシュ君は魔法が使えないとか…」

 

「マッシュ君がそんな理不尽な理由で裁かれるというのであれば」
「私も一緒に罰を受けます!」

 

「石を投げられても、暴言を吐かれても、あんな…あんな…」
「あんな優しい人が…悪い人なわけないと私は信じてます!」

 

それでも市民の怒りは消えず、複数の石がレモンに投げられた。
絶えきれなくなったマッシュは飛び出し、自分が魔法界を変えると宣言する。

 

「まあ昔からのことだし、今は納得できないかもしれませんけど」
「この魔法界の1番になって証明してみせるよ」

 

「”魔法使えなくたっていいじゃない”ってね」

 

ウォールバーグの登場によって市民の怒りはなんとか収まる。
そして良い友達を持ったことをマッシュに伝えるのだった。

 

「一生のうち、1人と出会えるか分からないもんじゃ」
「自分のために声を張ってくれる人間は」

 

「よい友達を持ったのう」
「君達はわしの誇りじゃ」

 

ウォールバーグの言葉を聞いたマッシュは宣言する。

 

「この学校に入って、大切なものがたくさん出来ました」
「だから…必ず神覚者になります」

 

「何が来ようともボコボコにしてあげますよ」
「グーパンで!」

 

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