「薬屋のひとりごと」の名言・台詞まとめ

アニメ「薬屋のひとりごと」の名言・台詞をまとめていきます。

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目次

→薬屋のひとりごと(1期、1話)
→薬屋のひとりごと(1期、7話)
→薬屋のひとりごと(1期、13話)
→薬屋のひとりごと(1期、19話)
→薬屋のひとりごと(2期、25話)
→薬屋のひとりごと(2期、31話)
→薬屋のひとりごと(2期、37話)
→薬屋のひとりごと(2期、43話)

 

薬屋のひとりごと

1話

「まさか人さらい?」
「あ~あ…親父、心配するだろうな」(猫猫、マオマオ)

 

「あれからもう3ヶ月」
「御殿も花街も大して変わらないな」(猫猫)

 

「出来れば後宮なんて一生関わりたくなかったが…」
「まあ、来てしまったものは仕方ない」(猫猫)

 

「下女でもごくまれに、下級妃になることがある」
「要は…見た目だ」(猫猫)

 

「ソバカス・絶壁・肉なし体型」
「私には関係ない話だな」(猫猫)

 

「こんなのはただの(噂の)憶測にすぎない」
「すぎないが…ちいとばかし行ってみるか」(猫猫)

 

「あの真ん中のオロオロしてる宦官が医官か?」
「バカだろ、あのヤブ」(猫猫)

 

「あれだけ妃2人のそばにいて本当に気づいてないのか?」
「いや…それ以前に知らないのか?」(猫猫)

 

「下女が偉い人に呼び出されるなんて…嫌な予感しかしない」(猫猫)

 

「ダメじゃないか、君は居残りだよね」
「黙ってついてこい」(壬氏、ジンシ)

 

「世の中は無知なふりをしていた方が立ち回りやすい」(猫猫)

 

「命を美貌を天秤にかけ、結局どちらも失ってしまった」
「私は薬屋でしたので、毒には詳しいのです」(猫猫)

 

「無知は罪ですね」
「子供の口に入るものを、もっと気にかけるべきでした」
(玉葉妃、ギョクヨウヒ)

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2話

「帝の寵妃という立場は、常に人を疑わなければ命がいくつあっても足りないからな」(壬氏)

 

「花街の家にいた頃は、実験と称し、腕でいろいろと試してきた」
「少しずつ毒に体を慣らしてきたから、多くの毒が効かなくなっている」(猫猫)

 

「正直、自分は毒見には向かない」
「でも、この役職はある意味幸運だったなあ」(猫猫)

 

「皿は毒に反応しやすい銀製のものに替えた方がよろしいかと思います」(猫猫)

 

「暇だ…」
「せっかく個室になったんだから、毒蛇でもいれば実験できるのに…」(猫猫)

 

「なぜ(笑顔が)効かない?」(壬氏)

 

「(媚薬?) 作る? つまり…」
「調薬!」(猫猫)

 

「妃は美しいだけ、教養があるだけでは足りない」
「帝に対しての忠誠心、貞操観念が必要だ」(壬氏)

 

「自分を欲情の相手にしないばかりか、あんな目で…」
「あんな軽蔑した目で見られたのは初めてだ」(壬氏)

 

3話

「何かものすごく失礼なこと考えていないか?」(壬氏)

 

「(夢遊病?) 薬で治せる病ではありません」
「(薬でなければ?) 私の専門は薬です」(猫猫)

 

「うざっ! なんて粘着質な男なんだ」
「努力します」(猫猫)

 

「壬氏様に、毛虫でも見るような目を向けるのはやめていただけませんか?」(高順、ガオシュン)

 

「”推測でものを話すな”って、親父には言われそうだけど…」(猫猫)

 

「ねえ、私にくらい話してくれていいんじゃない?」
「本当のこと」(玉葉妃)

 

「自分で聞いておいて、腹は立てませんよ」(玉葉妃)

 

「ねえ、猫猫」
「芙蓉妃がうらやましいなんて言ったら…私はひどい女かしら?」(玉葉妃)

 

「恋が女を美しくするのであれば…どんな薬になるだろう」(猫猫)

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4話

「噂(の薬師)? 嫌な予感がする」(猫猫)

 

「”見てくれ”、それはつまり”治せ”と同義だ」
「帝の言葉は天上の言葉、断ったりしたら首が飛びかねない」(猫猫)

 

「それにしても、ほかの妃の前で言う話でもないのに」
「帝はやはりつくづく、”帝”という生き物なのだ」(猫猫)

 

「こんな小娘に頼むなんて、よっぽど後宮医官が頼りないんだろう」(猫猫)

 

「あのままだと、衰弱死は確実だ」
「食事をしないと人は死ぬ」(猫猫)

 

「女ってのは恐ろしいな」(猫猫)

 

「(何する?) あ? バカに折檻するだけだよ!」(猫猫)

 

「そのうち全身に(おしろいの)毒が回るだろう」(猫猫)

 

「よかった、これでお前もきれいになれるぞ」
「お慕いする梨花様と同じだ」(猫猫)

 

「血の気のうせた肌と、落ちくぼんだ眼窩(がんか)と、食事も取れないような体」
「なんでこれが禁止されたか…分かってんのか!」(猫猫)

 

「(喜ぶと思って?) 毒だっつってんだろうが」(猫猫)

 

「何も考えていない、自分が一番正しいと思って」
「誰が自分のガキ殺した毒を喜ぶんだよ!」(猫猫)

 

「ほう…女とは本当に恐ろしいな」(壬氏)

 

「使えるものは、なんでも使わないと」(猫猫)

 

「どうして…あのまま…死なせてくれないのか…」(梨花妃、リファヒ)
「ならば、食事を取らねばいいことです」(猫猫)

 

「”粥を食む”ということは、死にたくないからでしょう」(猫猫)
「そうか…そうだな…」(梨花妃)

 

「勝てる勝てないの問題ではないでしょう」(猫猫)

 

「世には百千の花がありますが」
「牡丹と桔梗のどちらが美しいかは決めつけるものではないと思います」(猫猫)

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5話

「まるで”用がなければ話しかけるな”と言いたげだな」(壬氏)

 

「色付きの木簡はたぶん暗号…わざわざそんなものを使うのは公に出来ない内容だから?」
「一体どんな…」(猫猫)

 

「余計なことか、毒見役の知ったことではない」(猫猫)

 

「突風が吹く屋外で出し物を見て食事を食べ、挨拶に来る官達に笑顔を振りまく」
「(園遊会は)間違いなく鉄の膀胱が必要になるな」(猫猫)

 

「慣例に慣れると、ちょっとしたことも思いつかなくなるんだなあ」
「少しの工夫でいくらかマシになるものなのに」(猫猫)

 

「玉葉妃への肩入れが強いのは、やはりお気に入りのおもちゃが出来たからか」
「困ったお方だ」(高順)

 

「あ~、面倒くさい」
「適当に”はいはい”言っとけばよかった」(猫猫)

 

「今まで壬氏様が見ていたものが化粧をした顔です」
「化粧はきれいにするだけのものではありません」(猫猫)

 

6話

「また、(私のことで)何か妄想しているな」(猫猫)

 

「それ(宦官)より毒見だ」(猫猫)

 

「接触部分に曇りはない、匂いも異常なし」
「けど、嚥下(えんげ)するまでが毒見の仕事」(猫猫)

 

「毒見役の命なんてあってないようなもの」
「好んで毒を食らうのは私くらいか」(猫猫)

 

「どうせならフグがいいなあ」
「内蔵をうまくスープに忍ばせて…あの舌先がしびれる感じがたまらないんだよなあ」(猫猫)

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「これ…毒です」(猫猫)

 

「ごきげんよう、壬氏様」
「(ご機嫌?) しまった…毒に浮かれてつい笑いかけたみたいに」(猫猫)

 

「ホントはあのまま飲み込みたかったけど…」
「そしたら今頃、毒が全身を巡って…」(猫猫)

 

「壬氏様、あの…残りのスープを下さい」(猫猫)
「お前、バカだろ」(壬氏)
「向上心が強い言って下さい」(猫猫)

 

「人によっては、食べられないものがあるんです」
「かくいう私も、そばが食べられません」(猫猫)

 

「これは好き嫌い以前の問題です」
「今回はじんましんで済みましたが、時に呼吸困難を引き起こします」(猫猫)

 

「知っていて与えたのなら…毒を盛るのと同じことです」(猫猫)

 

「ひとつ間違えれば、医官であろうと対処できないこと、命に関わる問題であること」
「ゆめゆめ、忘れないようにして下さい」(猫猫)

 

7話

「今さらすっぴんはねえ…」(猫猫)

 

「落ち着かないので、(ソバカスは)このままでもよろしいでしょうか?」(猫猫)

 

「いじめです」
「結果として命拾いしましたけど…嫌なやり方です」(猫猫)

 

「(なぜかばおうとした?) 下女の命など、妃に比べたら軽くたやすいものです」
「ましてや、毒見役の命ともなれば…」(猫猫)

 

「簡単に言ってくれる」
「この騒ぎで昨日から寝る暇もない、着替えも出来てない、思考を放棄したい」(壬氏)

 

「上客どんどんよこしな」
「さっきみたいな若くて長く適度に搾り取れそうなのをさ」(やり手婆)

 

「通りを1つ抜けただけで、花街は途端に景色を変える」
「立ち並ぶあばら家に物乞いと梅毒の夜鷹…変わらないなあ」(猫猫)

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8話

「処置の仕方は、まあまあかな」(漢羅門、カン・ルォメン)

 

「猫猫、憶測でものを言っちゃいけないよ」(羅門)

 

「これは心中じゃない…殺人だ」(猫猫)
「もう終わったことだよ」(羅門)

 

「はかなげだが…それでいてしたたかだ」(猫猫)

 

「ずっと帰りたかった花街も、本質は後宮と変わらない」
「花園であり、鳥籠だ」(猫猫)

 

「みんな、閉じこもった空気に毒されていく」
「妓女も周りの毒を食らうことで、甘い毒へと変わっていく」(猫猫)

 

「いい夢見れたみたいだなあ」
「一度天上の甘露を知れば地上には戻れない」(猫猫)

 

「きっと生かさず殺さず搾り取られることだろう」
「とはいえ、前払いで足りなかった銀を補うのは私だ」(猫猫)

 

「なんだか(壬氏の)態度が悪い気がする」
「気のせいだろうか? 気のせいにしたい、気のせいにしよ」(猫猫)

 

「つまり、義理でもらったものに俺は負けたんだな」
「俺も(かんざし)あげたはずなんだが、まったく話が来なかったな」(壬氏)

 

「不思議なものだ、面倒事には関わらない方が楽に決まっているのに」
「暇人だから、厄介事でも構ってもらいたいのか?」(猫猫)

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9話

「主(あるじ)はどんな想像をしたことやら」
「若いって恐ろしい」(高順)

 

「お偉いさんが死んじまいましたとさ」
「冷たいようだが、顔も名前も知らぬ人間に同情できるほど感傷深くない」(猫猫)

 

「年齢は五十路を過ぎ、死因といえば酒の飲み過ぎ」
「完全に自業自得だ」(猫猫)

 

「この御仁(壬氏様)がわざわざ侍女頭を別の用事で外させたということは…」
「やっぱり(死因を)聞いてきた」(猫猫)

 

「しおらしい…無茶なことを言っているのは承知の上か」
「いつもどおり無駄にキラキラしてればいいのに」(猫猫)

 

「ここ最近の壬氏様は以前よりもずっと子供のように見えて仕方ない」(猫猫)

 

「真面目な人間ほど心を抑制し、その負荷は病へ変わってしまう」(猫猫)

 

「卑怯だよなあ…ここまできっかけを与えたなら、犯人を教えたも同然なのに」
「私は誰かが罰せられる直接の原因になりたくない」(猫猫)

 

「(喪に服している?) 普通の青年のようだ」
「この人も一応人間なんだなあ」(猫猫)

 

「検視すべき医者がこれとは、まったくもってヤブである」(猫猫)

 

「慣れた光景です」
「花街は一歩裏に入れば無法地帯ですから」(猫猫)

 

「好奇心旺盛なお前のことだ、一度でも手を出したら墓荒らしくらいするだろう」
「絶対に一線を越えるな」(羅門)

 

「私なら、自分から命を絶とうとは絶対に思わない」
「他人から殺されるのもまっぴらだ」(猫猫)

 

「死んでしまえば、薬も毒も試せない」
「でも、もし自分が死ぬとするなら…」(猫猫)

 

「死ぬならどんな毒にしようかと」(猫猫)

 

「人はいつ死ぬか分かりません」
「たとえ望まなくとも、他人の悪意が加わることで不本意な死を遂げることがあります」(猫猫)

 

「それがいつ訪れるのか誰にも分からない」
「運命にはあらがうことは出来ない」(猫猫)

 

「もし私を処刑する場合、毒殺にしていただけませんか?」(猫猫)

 

「私が平民だからです」
「ささいな失敗で簡単に吹き飛ぶ命です」(猫猫)

 

「するしないではなく、出来る出来ないですから」(猫猫)

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10話

「美しい花もいつかはしおれる」
「後宮の華は実を結ばねば意味がない」(猫猫)

 

「お茶会というのも、妃の立派な仕事である」(猫猫)

 

「まさに後宮の縮図がそこに広がっている」
「いわゆる、腹の探り合い」(猫猫)

 

「同性であれば身構えてしまうのが、女という生き物なのだろうか」
「正直、帝が来る時より気を遣っている」(猫猫)

 

「残念ながら、いじめは間違いではなかったらしい」(猫猫)

 

「”もらえないか?”…と質問されたところで選択肢などないというのに」
「御意」(猫猫)

 

「何を求めているのか知らないが、こちらは普通の薬屋だ」
「スパイのマネ事など出来るわけない」(猫猫)

 

「こいつ(壬氏様)、顔がいいから何をしても許されると思っている」
「そういえばそういう変態だったな」(猫猫)

 

「孤立した妃は、侍女達に頼らざるを得ない」
「いじめられていることにすら気づかず…悪循環だ」(猫猫)

 

11話

「皆が気に病む必要はない」
「子供は7つになるまで分からないものだ」(阿多妃、アードゥオ)

 

「少しの病気でころりと死んでしまう」
「子は天の命(めい)に従ったのだ」(阿多妃)

 

「分からない、私には」
「そこまで他人を大切に思える心がない」(猫猫)

 

「私に提案があります」
「私に出来るのは、2つあった動機を1つにすることだけです」(猫猫)

 

「結果は変わりません」
「それでもよろしければ受け入れて下さい」(猫猫)

 

「(甘い?) 毒ですけどね」
「死ぬことはないので大丈夫ですよ」(猫猫)

 

「バカだよな…」
「みんなバカだ」(阿多妃)

 

「もう少しだけだ…少しだけ温めてくれ」(壬氏)

 

「孤独な妃に信頼の出来る侍女がいるということ」
「それは、どれほどの救いになるだろうか」(猫猫)

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12話

「正しいかどうかは関係ない」
「俺が言えばそのとおりになる」(壬氏)

 

「命令するのは簡単だ、簡単に決めてしまえばいい」
「隠蔽すれば、このまま後宮にとどめておける」(壬氏)

 

「だが、もしそれが彼女の意に反しているのであれば…」
「好きでもない場所に引き止められたと気づいた時、どのように受け取られよう」(壬氏)

 

「2人の間の亀裂がこれ以上開くのが、とても恐ろしい」(壬氏)

 

「壬氏様」
「都合のよい駒ではなかったのですか?」(高順)

 

「なんだか嫌な予感がする」
「今解雇とかかなり困るんだが…時期が悪い」(猫猫)

 

「李白のあと、まだやり手婆のところに上客を送り込めていない」
「今帰れば…確実に売り飛ばされる!」(猫猫)

 

「お気に入りのおもちゃをなくしたこの人に」
「代わりの珍しいおもちゃを与えるのは骨が折れる」(高順)

 

「いや…あの娘をおもちゃと一緒にしてはいけないのかもしれない」
「道具として扱いたくなくて引き止めるのをやめたのだから」(高順)

 

「まったくもって手間のかかる厄介な主人だ」(高順)

 

「やり手婆はどうしても私を妓女にしたいらしい」
「薬以外には興味もない薬屋の娘なのに、どうにもここ数年その動きが顕著だ」(猫猫)

 

「仕事とはいえ、ずっと笑ってるのは疲れるなあ」(猫猫)

 

「(客は)まだ…なら、俺が買ってやろうか?」(壬氏)

 

13話

「皮肉なものだ。どんなに努力しようとも、知も武も凡人に毛が生えた程度のもの」
「なのに外見だけは誰よりも秀でたものがついてきた」(壬氏)

 

「本当に自分が欲しいものは、なかなか手に入らない」
「昔は気に入らなかったが、今はもう割り切っている」(壬氏)

 

「甘い眼差し、甘い声、他人より秀でたものを最大限利用してやる」
「分かっている、所詮帝の手の上であがく子供に過ぎない」(壬氏)

 

「後宮管理でも、なんだってやってやる」
「それが、自分の道を選ぶ唯一の方法だ」(壬氏)

 

「あんた、宮廷勤めなんてせっかくいい仕事もらえたんだから」
「それに見合う人間になろうと思わないわけ?」(梅梅、メイメイ)

 

「そこんとこ感謝して生きていかないと、せっかくの上客だって逃げちゃうんだから」(梅梅)

 

「猫猫や、多分それは持ってはいけないよ」
「医官でもないのにそんなものを持っていけば」
「毒殺でも企んでいるのかと疑われるからね」(羅門)

 

「薬屋、ここではいつものソバカス顔に戻してくれ」(壬氏)

 

「(朝から)無駄な色気を…この部屋に高順様と水連様しか入らない理由がよく分かる」
「実に罪深い性質を持つお方である、なんか発情期の虫みたいだ」(猫猫)

 

「興味がないものの物覚えは、人並み以下なんだよな」(猫猫)

 

14話

「やっぱり手強い」
「ばあやがいる限り坊ちゃんをカモにするのは難しそうだ」(猫猫)

 

「いけません!」
「ここから先は女の園における他言無用の秘術ですので…」(猫猫)

 

「(高順様) 下女に綿入れ1枚渡すのにも許可が必要なんて、大変だな」(猫猫)

 

「李白様。緑青館・三姫の1人、白鈴姐ちゃんに惚れて」
「女のために出世しようとする、愛すべきバカなところがある男だ」(猫猫)

 

「原因不明ねえ…昨日の音はこれか」
「そんな話聞かされて、首を突っ込むなと言われても」(猫猫)

 

「世の中、不思議なことはほとんどない」
「不思議というなら、それは知らないだけだ」(猫猫)

 

15話

「フグの毒…あのピリピリしたしびれがいいんだ」
「ああ、食べたい」(猫猫)

 

「食べる習慣のない地方から取り寄せれば、危険性が高いのは当たり前です」(猫猫)

 

「ここにいる者達は賢い」
「これ以上言う必要はないだろう」(猫猫)

 

「よし! 忘れよう。思い出してもろくなことにならない」
「しかしまあ忘れたところで、いつもの嫌な予感はあたるのだが」(猫猫)

 

16話

「親というものは、子がいくつになっても気苦労が絶えないんだな」(猫猫)

 

「父親…まあ、私には関係ないことだ」(猫猫)

 

17話

「歴史にはくだらない戦がたくさんあるが」
「その中のいくつかは”傾国の美女”によって引き起こされている」(猫猫)

 

「天上人のごとき美しさの御仁が化粧なんてしたら…」
「国でも滅ぼす気ですか?」(猫猫)

 

「(平民に?) では、それを頼む」
「俺を今とまったく違う姿の人間にしてくれ」(壬氏)

 

「近くで触っても無駄に綺麗だ、髭どころか毛穴も見えない」
「女の化粧をすればどんなに…」(猫猫)

 

「この3人だけでよかった」
「もし誰か別の者がいたら、大惨事だった」(猫猫)

 

「医師としても薬師としても右に出る者はいないくらいすごいおやじだが」
「何を間違ったのか損得勘定というものが欠落している」(猫猫)

 

「おかげで、本来食いはぐれることがない仕事なのに」
「あんなあばら家に住んでいる」(猫猫)

 

「1つのものに執着する」
「壬氏様はそれが許される立場にありませんから」(高順)

 

「(妓女の価値を下げるには?) 不愉快なことを聞きますね」(猫猫)

 

「手つかずの花だからこそ価値があるのです」
「手折れば、それだけで価値は半減します」(猫猫)

 

「さらに…子をはらませれば、価値などないに等しくなります」(猫猫)

 

18話

「大丈夫…なんの感慨もなく言ってのけたはずだ」
「今宵はお楽しみ下さいませ」(猫猫)

 

「客を取らねば食うていけない」
「それが妓楼の掟だ」(猫猫)

 

「(病気)以来女は、客の目の届かぬこの離れに押し込められている」
「使い物にならなくなった妓女が、ドブに投げ出されなかっただけ寛容だ」(猫猫)

 

「ほかから見たらまたとないご縁だわよ」
「望み望まれを願って叶う妓女が、どんだけ少ないか分かる?」(梅梅)

 

「梅梅姐ちゃんの感情は、私にはよく分からない」
「深く考えたくもない」(猫猫)

 

「もしそれが恋というものだとしたら…」
「そんな感情はきっと、私を産んだ女の体内に置いてきてしまった」(猫猫)

 

「(嫌だ?) そう言われると何も言えませんなあ」
「あなた様に逆らえる者など、片手の指ほども存在しない」(漢羅漢、カン・ラカン)

 

「あんな顔は初めて見た」
「もう…二度と見たくない」(壬氏)

 

19話

「牛黄(ごおう)とは薬の一種であり牛の胆石」
「千いるうちの1頭しかないとされる薬の最高級品!」(猫猫)

 

「本当にいただけるのでしょうか?」
「分かりました…壬氏様の思うままに!」(猫猫)

 

「予想が正しければ、これは長い時間をかけて練られた計画のはず」
「1つひとつは確実じゃない」(猫猫)

 

「でもいくつも仕掛けることで、どれかが重なり合う」
「そしてようやくここまで結びついた」(猫猫)

 

「あくまで予想だ…予想に過ぎない」
「でももし、その予想が的中していたとしたら」(猫猫)

 

「何か起こったあとでは遅い」
「取り返しのつかないことはいつもそうだ」(猫猫)

 

「祭事を中断しろとは言いません」
「私を見逃して下さい、偶然ネズミが入ったとでも言って」
「それなら飛ぶのは私の首だけで済むでしょう!」(猫猫)

 

20話

「あれは偶然が重なり合った事故です」
「しかしまるで意図的に偶然が引き寄せられたようでした」
「そういう意味では事故ではなく事件と言えるでしょう」(猫猫)

 

「(殺された?) それは分かりません」
「ですが、そう見せかけた事件の可能性もあります」(猫猫)

 

「それにしても、まさかあの場に壬氏様がいるとは」
「あのまま祭事が続いていたら…」(猫猫)

 

「何者なんだよ、こいつ」
「こんな大がかりな事件で命を狙われるに値する人物…」(猫猫)

 

「知ったところで面倒なだけだ」
「もう私には関係ない」(猫猫)

 

「憶測じゃダメだ、断言できない」(猫猫)

 

「(笑ってる?) えっ…好奇心に負けた」(猫猫)

 

「薬屋が入るなら俺も行く」(壬氏)

 

「(確証のない方法?) どのみち見つかれば死罪になるのでしょう」
「私なら喜んで賭けますよ」(猫猫)

 

「洗練された所作、天女の笑み、蜂蜜の声」
「後宮が現帝のものになった5年前に宦官となった齢(よわい)24の男」
「それが壬氏なのだ」(壬氏)

 

21話

「もしかして李白様に嫉妬しているのか?」
「なんという男だ…自分の方が綺麗だと誇示したいなんて」(猫猫)

 

「うちの猫はかなり警戒心が強いのだよ」(壬氏)

 

「あなたにとっては妓女の1人かもしれないが」
「私にとってはたった1人の女なのです」(李白)

 

「妻として迎えたい女を自分で稼いだ金で請けずして…それで男と言えましょうか」(李白)

 

22話

「逃げているだけも腹立たしい」
「どうせならあのにやけたモノクルをかち割ってやる」(猫猫)

 

「蕾を愛(め)で、咲き誇る姿に思いをはせるのも一興かと」(壬氏)

 

「壬氏に向けられる、あらゆる視線」
「いくら秀でた容姿があろうと、若造の宦官がでしゃばる様を好むほど」
「無欲な官ばかりではない」(壬氏)

 

「色情はいい、いくらでも利用法がある」
「嫉妬もいい、扱いやすい」
「厄介なのは…何を考えているのか分からない目だ」(壬氏)

 

「これで舞台は整った」
「あとは…いけ好かない奴にひと泡吹かせるだけだ」(猫猫)

 

「多くの人間の顔は碁石のようにしか見えない」
「男は黒石、女は白石」(羅漢)

 

「軍部の部下の人間でもせいぜい象棋(シャンチー)の駒だ」
「多くの者は兵・卒で、階級が上がるほどに馬・砲となっていく」(羅漢)

 

「軍部の仕事は簡単だ、駒に見合った配置をすればいい」
「適材適所、それで大体の戦は勝てる」(羅漢)

 

23話

「たとえ枯れたとしても、形を保つことが出来るんですね」(梅梅)

 

24話

「鳳仙…残った娘と共にいたい、ただそれだけが願いだった」
「憎まれても仕方がない、それでもそばに置きたかった」(羅漢)

 

「しかし勝負に負けた以上、今回は諦めよう」(羅漢)

 

「どんなに着飾った妓女も、碁石にしか見えない」(羅漢)

 

「羅漢様。私とて妓女のプライドは持ち合わせてます」
「もしお望みでしたら、なんのためらいもございません」(梅梅)

 

「ですが…選ぶならちゃんと選んで下さいね」(梅梅)

 

「”枯れても美しい花”」
「あれに意味があったとしたら…まさか!」(羅漢)

 

「姐さん…最初から素直になっていればよかったのに」
「どうしてもっと早く…」(梅梅)

 

「私は、この妓女を身請けするよ」
「鳳仙花のような…美しいこの女を」(羅漢)

 

「妓女の合意がなければ、子ははらみません」
「産んだのはその意思があったからでしょう」(猫猫)

 

「女とは狡猾な生き物です」
「血の流れの周期を読めば、子が出来やすい日時などある程度予測がつきます」(猫猫)

 

「嫌いであっても恨んではいません」
「羅門の娘になれた点だけは感謝しているんです」(猫猫)

 

「分かっている、これは嫉妬だ」
「おやじが手放しで褒めるほどなのに、あの男は自分の恵まれた才を分かっていない」(猫猫)

 

「味方には出来ませんが、敵にしない方がいいでしょうね」(猫猫)

 

「世の中には、好きで嫌われる父親なんていないと思って下さい」(高順)

 

「地味にやっているつもりでも、周りはそう思っていないことは覚えておけ」(壬氏)

 

「あの悪夢は本当にあったことだった」
「女の母たる記憶はない、今あるのはゆがんだ小指だけだ」(猫猫)

 

「もう私には関係はない」
「羅門の娘として幸せになったのだから」(猫猫)

 

「いきなり頭突きとは大人げない」
「でもまあ、大人げないくらいの方が話をしていて気が楽だ」(猫猫)

 

薬屋のひとりごと(2期)

25話

「やぶ医者は人はいいが口が軽い」
「まだ玉葉妃の妊娠は知らせない方がいい」(猫猫)

 

「後宮で問題なのは、性的に無垢なことが求められすぎていることです」
「後宮に集められる女官は生娘がほとんどです」(猫猫)

 

「帝(みかど)のお眼鏡にかなったとして」
「無知なために粗相があったりしたら不憫でなりません」(猫猫)

 

「事前に学習する必要があるかと」(猫猫)

 

「まあ、今回だけは見逃してやらんでもない」
「これを販売している店を教えてくれ」(壬氏)

 

「えっ? だから違う!」
「印刷技術を知りたいだけだ!」(壬氏)

 

「きわどいものについては検閲の必要があるかと」
「(帝が?) ダメです」(高順)

 

「恐らく壬氏様が帝に頼んだのだろう」
「仲介料をもらっておけばよかった」(猫猫)

 

「壬氏様達の考えに沿うなら、多分これが正解だろう」
「後宮内に書物が出回れば、文字を読もうとする者達が増える」(猫猫)

 

「それが流行りの大衆小説であればなおさら」
「それにしても、回りくどいことをするものだな」(猫猫)

 

「ねえ、猫猫! 字を教えてほしいの!」(小蘭)

 

「(猫猫が読む?) それはダメ!」
「せっかく時間かけて書いてくれたのに、私がそんなズルしちゃいけないよ」(小蘭)

 

「(読み方だけ?) ううん、せっかくだから書けるようになりたい」(小蘭)

 

「後宮を出たら自分で仕事を探さなきゃならないし」
「文字を書けると便利なんでしょ」(小蘭)

 

「(猫猫が教える?) 玉葉様、それはダメです」
「ろくでもないものばかり教えます」(紅娘、ホンニャン)

 

「あら、(猫猫の知識は)役に立つと思うだけど」
「将来どこへ嫁ぐか分からないでしょ」(玉葉妃)

 

「まだ幼い公主(ひめ)だが、あと10年もすればどこかへ嫁ぐ可能性が出てくる」
「もし他国へと渡った場合、必ずしも歓迎されるとは言いきれない」(猫猫)

 

「薬や毒の知識はあって困るものではないと」
「やはり食えない妃だ」(猫猫)

 

「具体的に(猫の)どこがいいのか分からない」(壬氏)

 

「でも猫好きによると、何を考えているのか分からないところがいいようで」
「見ていると飽きず、目が離せなくなり、そのうちに触りたくなるとか」(猫猫)

 

「普段はそっけないくせに、餌を与える時だけ愛想がよくなるのが腹立たしいですが」
「そこまでくると、もう諦めてしまうらしいですね」(猫猫)

 

「(猫好きが)分からなくもない気がしてきた」(壬氏)

 

26話

「流行り物って、時期が過ぎると途端に使えなくなるのよね」(桜花、インファ)

 

「後宮…つくづく特殊な空間だ」
「こんなに人がいるのに店はないし、医者もやぶ医者しかいないし」(猫猫)

 

「病気ににでもかかったらすぐ広がってしまいそうだが、そうでもない」
「衛生管理はしっかりしているからだ」(猫猫)

 

「妹とやらがいたら、こんな生き物なのだろうか」(猫猫)

 

「最終日に来た理由がもう1つある」
「値引きだ」(猫猫)

 

「後宮という特殊な場所で、適正価格で品物を売るとは思えない」
「簡単にぼったくれると思うなよ」(猫猫)

 

「つい興奮して、相手の了承も得ずにやってしまいました」(猫猫)
「なんだ、その変態のような言い訳は」(壬氏)

 

「もっと早く気づいておけばよかった」
「祭りの雰囲気に流されていたのかもしれない」(猫猫)

 

「偶然が重なり必然となったあの事件に似ている…」(猫猫)

 

「どれが偶然で、どれが必然なのか、それすらもよく分からない」(猫猫)

 

27話

「こうしているとたまに忘れそうになるけど…」
「ここは後宮、2千の女達がうごめく花園だ」(猫猫)

 

「(笑顔?) いつもの視線はどうした?」(壬氏)
「体の具合でも悪いのですか?」(高順)

 

「(その反応?) いや、なんか落ち着かなくて」(壬氏)

 

「それと、表向きは職業訓練としてはいかがでしょう」
「メシの種になると分かれば、より人が集まります」(猫猫)

 

「たまにおやつも与えてみるとか」
「毎度当たる博打にのめり込む者はいません」(猫猫)

 

「(壬氏の依頼) 何かあるかもしれないが…面白そうだ」(猫猫)

 

「となると(壬氏様に)疑われているのは…私か?」(猫猫)

 

「毒キノコ探しを頼む体(てい)でこちらの反応を見ていたのだとしたら」
「失望どころか感心さえしてしまう」(猫猫)

 

「(包帯の下?) いえ、ほかは私がやった実験の痕(あと)です」
「趣味です」(猫猫)

 

「(確信はない?) それでもやれ」(壬氏)
「まあ、命令される方が気楽でいいか」(猫猫)

 

「何を調べるつもりなのでしょう、子猫(シャオマオ)は」(高順)
「分からん。だが、ああいう時の薬屋は、あとは証拠を探すだけだ」(壬氏)

 

「勝手な憶測ならある」
「うん、やめよう。動機なんて、お偉いさんが勝手につければいい」(猫猫)

 

「◯◯から生えるキノコか…」
「あるとすれば…どんな姿で、どんな効用があるのだろう」(猫猫)

 

28話

「実際に子が宿るのではなく、妊娠したように体が錯覚を起こすのです」
「思い込みが体に及ぼす影響は大きいんです」(猫猫)

 

「随分と詳細を知っている、そのくせ全ては語っていない」
「この感じ…これは本当に知人の話なのか?」(猫猫)

 

「高順様は”良家の子女が家を抜け出し子をはらんだ”と言ったが」
「どこまで本当なのか疑わしい」(猫猫)

 

「実際にはらんだのは、もっと違う秘密なのかもしれない」
「密偵の疑いがある者を客人として扱うこともあるだろう」(猫猫)

 

「この幻想的な美女が…金の亡者(やり手婆)になるなんて」(猫猫)

 

「見つけました、大変適役な人物」
「”背丈が175センチを超える美人”…でしょ?」(猫猫)

 

29話

「噂というのは尾ひれがつくものである」
「広く遠くへ伝わるほど事実とは異なり、時には噂が噂にとどまらなくなる」(猫猫)

 

「伝承や神話の類いも似たようなものなのかもしれないな」(猫猫)

 

「そもそもあの2人は、祖父が見たという絶世の美女になど興味がないのかもしれない」
「この世に自分たち以上の美人はいない、そう自負しているのだ」(猫猫)

 

「この分では四婦人に鏡を贈ったのも、挑発のつもりなのかもな」(猫猫)

 

「50年前…特使の祖父が見た景色とは、これではなかろうか」(猫猫)

 

「”ディアーナ”」
「発音には自信がなかったけど、通じたみたいだ」
「西方に伝わる、月の女神の名が」(猫猫)

 

「あれは皆に見せる代物ではない」
「”傾国”、まさに国を傾ける破壊力がある」(猫猫)

 

「おい…言うとおりにしたあとは放置か?」(壬氏)

 

「ただの毒見役がこんなこと考えてなんになる」
「気分転換でもするか」(猫猫)

 

30話

「妙な咳か。もし感染するものなら放っておけない」
「水晶宮だけで終わらない問題だ」(猫猫)

 

「こういうの気になる性格なのは分かるけど、ちゃんとお伺いは立てなさいね」
「突っ走るのは、よくない癖よ」(桜花)

 

「このような処置を続けていたら死に至ります」
「もちろん下女1人の死など、些細な問題でしょうが」(猫猫)

 

「これ以上出すぎてはいけない」
「分かっているが…腹の立つことはあるものだ」(猫猫)

 

「生まれも教養もある」
「それでも感情に支配され間違いを犯す愚かな人間はごまんといる」(猫猫)

 

「◯様は帝をよほどお慕いしているのですね」
「私はただ…国母という立場を愛しているように見えましたので」(猫猫)

 

 

31話

「どうして母は、あんな表情をしていたのだろう」
「上手く思い出せない」(壬氏)

 

「あの老人と老婆が何者なのか、あの頃は知る由(よし)もなかったが」
「のちに教えられた」(壬氏)

 

「老人は父で、老婆は祖母だった」
「そして…ずっと父だと思っていた男は、兄だということも」(壬氏)

 

「妙なところで鈍いあの女官でもそろそろ気づくはずだ」
「もしくは既に…だったら気が楽なんだがが」(壬氏)

 

「いつまでも黙っておくわけにはいかない…」(壬氏)

 

「壬氏様、顔が見えてしまいます」
「せっかく勉学に勤しんでいるのに、こんな生き物がのぞいていたら勉強にならない」(猫猫)

 

「確かにおやじの知識はすごい」
「でも”お前には無理だ”と言われるのは腹が立つ」(猫猫)

 

「3つの扉、3つの色。”王の子よ、だが、王母の子ではない”」
「この言葉の真意はなんだ」(猫猫)

 

「このじじい、言いにくいことを私に言わせる気か?」(猫猫)

 

「(壬氏様は)一体何者なんだろう」
「帝のお気に入りの宦官、それだけで済ませるには何か…」(猫猫)

 

「誰だっていいか」
「知らぬが仏…そういうものだ」(猫猫)

 

32話

「後宮の中にあるのに、◯は堕胎剤の材料をキャラバンが持ち込んだものでそろえていた」
「つまり…薬の知識のない◯に、毒の作り方を教えた人間がいる」(猫猫)

 

「恐らく、その人物はまだ後宮内に…」(猫猫)

 

「あんなのと一緒にされていたなんて、心外だな」(猫猫)

 

「表向きは廃止された奴隷制度だが、名前を変えて今も存在しているのは周知の事実だ」(猫猫)

 

「(問題を解決?) 私は自分が持っている知識の中で」
「状況に当てはまるものを提示しているだけです」(猫猫)

 

「分かる範囲でいいの、調べてもらいたいのよ」
「私は…先の帝に呪いをかけたのかしら」(安氏、アンシ)

 

「別にいいわ、どうせ言えないことでしょうから」
「ただし! 玉葉様を裏切るようなマネはしないでちょうだいね」(紅娘)

 

33話

「どこの宮付きかはっきりせず、よその宮にも顔を出す女官なんて」
「侍女頭からすれば好ましいはずがない」(猫猫)

 

「(壬氏様?) いい上司だと思います」
「珍しい薬をくれる点では」(猫猫)

 

「(どうして取り上げた?) 1つのものに執着すると、そればかり見てしまう」
「それが許される立場に生まれた人ではないからよ」(水蓮)

 

「嫌でも背伸びして、大きくなってもらわなくてはいけなかった」
「それが壬氏様の母君の願いだったから」(水蓮)

 

「抑圧された環境で育つと、心に影響を受けると聞く」(猫猫)

 

「だんだん見せるようになった子供っぽい部分」
「あれも壬氏様の本質の1つなんだろう」(猫猫)

 

「それでいて周りからは麗しの宦官扱い」
「おかしな話だ」(猫猫)

 

「呪いにはおおかた見当がついていたけど、もう1つどうでもいいことが分かりそうだ」(猫猫)

 

「先帝の人間性に興味はない」
「ただ国の頂に立ったために、本当の才能を生かすことなく亡くなったのだろう」(猫猫)

 

「まるで蒼穹の彼方にいる誰かに問いかけているみたいだ」
「…なんて、感傷的になってるな」(猫猫)

 

「お気に入りは隠しておかないと、誰かに隠されてしまうわよ」(安氏)

 

34話

「(部屋に戻れ?) いえ、物置で問題ありません」
「紅娘様にもここが私の部屋だと言われましたし、このまま使わせていただきます」(猫猫)

 

「世の中、よく分からないことはたくさんあるものだ」(猫猫)

 

35話

「(小猫を)遠征に同行させるのであれば、隠し通すのは難しいかと」(高順)

 

「薬屋には今回の遠征中に自分の口から話すつもりだ」
「本当の身分をな」(壬氏)

 

「それで、うちの猫猫を”借りたい”というのね」(玉葉妃)
「ええ、”返していただければ”と」(壬氏)

 

「ああ、そういや一度も名前を呼ばれたことないな」
「別にいいけど」(猫猫)

 

「小猫は例のことは何1つ知らない」
「いずれ壬氏様が直接お伝えする」(高順)

 

「(なぜ平気?) ”なぜ”と言われましても、そういう体質ですから」(猫猫)

 

「悪い、少し驚かせる」(壬氏)
「えっ? 少しどころじゃねえだろ!」(猫猫)

 

36話

「あるわけない…後宮に立ち入る宦官にあってはいけないものだ」
「だが…ある!」(猫猫)

 

「何事も知りすぎてはよくない」
「壬氏様と私は高官と下女、それ以上でもそれ以下でもない」(猫猫)

 

「必要以上の秘密なんて要らな…」(猫猫)

 

「宦官となり”馬(マー)”の名を捨て、”高順”と名を改めた」
「だが宴の折には、馬の家の者として扱われる…そういうことになっている」(高順)

 

「今後起こりうる問題に対処するためにも知らせておく必要がある」
「それだけ利用価値のある娘だ」(高順)

 

「非情な言い方だが、使える手は多い方がいい」(高順)

 

「壬氏様は何を考えているんだろう」
「私は昔から、人の心の機微には疎い」(猫猫)

 

「人の好意にも悪意にも鈍感だ」
「こんな時に何を言ったらいいかも分からない」(猫猫)

 

「私は何も口にしません」
「私にとって、壬氏様は壬氏様です」(猫猫)

 

「壬氏様…いえ、月の君」
「いつまでもかりそめの立場ではいられませんよ」(高順)

 

「あなたはこの国の帝の弟君、華瑞月なのだから」(高順)

 

37話

「妓女はなまはんかにすすめる仕事ではない」
「私のは最後の最後、どうしてもって時のツテかな」(猫猫)

 

「ほかに頼れそうな人…ダメだ」
「壬氏様に紹介したら小蘭を厄介事に巻き込むかもしれない」(猫猫)

 

「ああいう場(湯殿)では気が緩んで、思わぬ話が飛び出すものよ」
「宮中の噂話とか」(玉葉妃)

 

「私はただの毒見役です。もし玉葉様に毒が盛られたら、私が先に死にます」
「そういう役割の者と割りきっていただければよろしいかと」(猫猫)

 

38話

「そう言われても…あんなことを聞いて、首を突っ込むなという方が無理だ」(猫猫)

 

「そういうわけなので、また返していただけますか?」(壬氏)
「”貸して”…ならあげるわよ」(玉葉妃)

 

「いえ、”返して”…ですよ」
「この…猫猫を」(壬氏)

 

「戻ったあと、この娘に何を聞いても無駄ですよ」
「口止めは…しっかりいたしますゆえ」(壬氏)

 

「墓まで持っていく秘密の代償に、牛黄(ごおう)は安かったかもしれない」(猫猫)

 

「閉め切った窓、揺れるカーテン。そして抜かれた風呂の栓」
「推理が正しければ、踊る幽霊の正体は…」(猫猫)

 

「母親を思う気持ちはよく分からない」
「けれど里樹妃にとっては、慕情を抱くに値する存在なのだろう」(猫猫)

 

「たとえ下賜されたものであっても」
「上級妃の紋がついたものをいち侍女風情が身につけるとは…」(壬氏)

 

「分不相応と思わなかったのですか?」(壬氏)

 

「一体いつ話すのですか?」
「態度があからさますぎて逆におかしくなっていますよ」(高順)

 

「子猫(シャオマオ)も干からびたミミズでも見るような目をしていました」(高順)

 

「本当の話をしたい」
「なぜ今の立場にいるのか? なぜ本当の姿を隠しているのか?」(壬氏)

 

「あいつに知ってほしい」
「だがそのあと、どんな反応をするのか…」(壬氏)

 

39話

「何か用か?」
「随分わがままだな。見返りは?」(壬氏)

 

「私が壬氏様に与えられるものはございません」
「でも貸して下さい」(猫猫)

 

「(私がやらかしたことではない?) このままだと寝覚めが悪いので」(猫猫)

 

「では、条件をつけよう」
「人の話は最後まで聞け」(壬氏)

 

「(なんでここに?) なんか騒がしかったから、仕事放り出して来てしまいました」(子翠)

 

「腕がよくて宦官でもある医官なんて…あっ、いた」
「1人、最適な人物が」(猫猫)

 

「紅娘、私は優秀な方に任せたいの」
「信頼できるならなおいいわ」(玉葉妃)

 

「それに悪い人だとは思えないのよ」
「野良猫みたいな子がこれだけ懐いてるんだもの」(玉葉妃)

 

「(罪人?) 偉大なる女帝の治世に翻弄された方がどんなにいたことか」
「当時の罪について、そのまま鵜呑みには出来ないわ」(玉葉妃)

 

40話

「一を聞いて十を知る、おやじはこの国の最高の医師だと思う」
「なのに花街で貧しく暮らしているのは、おやじには欲というものがないからだ」(猫猫)

 

「人も物も無駄にしない、商人のような頭の回りようだ」
「どうしてその才覚を自分の生活に生かせないんだか」(猫猫)

 

「避けるべきものは、悪意ある者に何が毒なのかを教えることにもなる」(猫猫)

 

「キツネが変人すぎて、タヌキが普通に見えた」(阿多妃)

 

41話

「(誰かの恨みを?) 恨みなら、あちこちで買っていそうですね」(紅娘)

 

「道連れを作らずに子猫(シャオマオ)が簡単に倒されるとは思えません」(高順)

 

「理由もなくいなくなったままだと、処罰せざるを得なくなる」
「だがその前に、捜し出すことが先決だろう」(壬氏)

 

「確信が得られるまでは語らない」
「猫猫は養父に似たというわけか」(壬氏)

 

「心配ですよ。ですが、私は私に出来ることをするだけです」
「気をもんでほかの仕事に差し支えがあってはいけません」(羅門)

 

「この2人はなぜ私を後宮から連れ出したんだろう」
「もしかしてあの男の牽制に使うつもりか?」(猫猫)

 

「だとすればろくなことにならない気がする」(猫猫)

 

「よみがえったあとにもいろいろ仕事があったからな」
「死んでも暇にならない」(翠苓)

 

42話

「自分より動揺している者をがいると、多少落ち着くな」(壬氏)

 

「高順、俺はあの方に似ているか?」
「恐怖させ、毒をあおらせるほど」(壬氏)

 

「血のつながりがないという噂を信じ、東宮の地位から逃れようとした」(壬氏)

 

「帝である兄に頼み込み、宦官の名を得て女の園にいるのはなんのためか」
「滑稽というほかない」(壬氏)

 

「そうだ、自分を笑うのはあとだ」
「今はやるべきことがある」(壬氏)

 

「ただの直感だ。本当につながりがあるのかは分からない」
「それでも…やれることは全てやる」(壬氏)

 

「何? 猫猫が行方不明?」
「待ってろ、猫猫! 今パパが助けるぞーーっ!」(羅漢)

 

43話

「お面も最初は白かったでしょ」
「色をつけるのは、定住してそこの色に染まるってことなんだって」(子翠)

 

「都へやってきた王母達。そして、森の奥深くに隠れ里を作った白キツネの民」
「どちらも祖を同じくする西から来た民なんだ」(猫猫)

 

「叶わぬ願いは底に沈み、恵みの糧になる」
「虫は冬を越せない、ただ子を残すのみ」(子翠)

 

「私はこの程度で済んだが、失敗すれば記憶を失う」
「人体で試すには、まだまだ改良の余地ありだ」(翠苓)

 

「(人体で試す?) 私でどうぞ!」(猫猫)

 

「猫猫には怖い目に遭ってほしくないから、大人しくしててね」(子翠)

 

「しっかたねえな、教えてやるよ」
「俺が勉強から抜け出すために使ってる抜け道をな」(響迂)

 

44話

「これはいかん。この女は危ない」
「勝手に忍び込み、飛発(フェイファ)を見てしまった」(猫猫)

 

「折檻と称して始末されるのがオチだ」(猫猫)

 

「うすうす感じてはいたが…」
「虫好きで、ちょっと変わっていて、噂話に花を咲かせる普通の子」(猫猫)

 

「見事、子翠に化かされていたというわけか」(猫猫)

 

「そういえば、狩りの時に何か大事な話をしようとしていた気が…」
「牛黄は人を狂わせる、なんと恐ろしい」(猫猫)

 

「(戦?) それは私が決めることではない」(翠苓)

 

「母が笑っている…ここは笑うところ」
「母が父に憤っている…ここは一緒に怒るところ」(楼蘭妃、ロウランヒ)

 

「母が折檻している…ここは傍観するところ」
「そう理解した」(楼蘭妃)

 

「お母様が笑えば笑い、嘆く時は嘆く」
「私が人形でいれば、お母様は怒らない」
「これ以上、醜くならない」(楼蘭妃)

 

「がんじがらめで窮屈だけど、それでもいいと思っていた」
「けれど…私は間違えていた」(楼蘭妃)

 

「お母様はどんどん醜くなる」
「人形のままでいても、お母様を止めることは出来ない」(楼蘭妃)

 

「ああ…無駄だな」
「そう気づいた時には、もう何もかも遅かった」(楼蘭妃)

 

「そうそう貴き方のもとへ通うものではない」
「変な誤解が生まれるよ」(羅漢)

 

「軍師殿はお見通しなのだ」(壬氏)

 

「本来の自分の立場に自信を持つことが出来ず」
「そこから逃げ出して、この地位にあぐらをかいていると」(壬氏)

 

「半端な姿で、半端な仕事をして、それで何事も上手くいくとでも?」
「半端な宦官野郎のままで、何が出来るというんです!」(羅漢)

 

「お前(羅漢)は頭に来るとすぐ攻撃的になる」
「相手の事情を考えて行動することも大切だよ」(羅門)

 

「お願いに参りました」
「逆賊◯◯を討つべく、軍を動かしていただきたいと」(羅漢)

 

「これは…宦官・壬氏に対する礼ではない」(壬氏)

 

「国に対する反逆の罪で◯◯を討つならば、禁軍…すなわち帝直轄の軍を動かすことになる」
「そしてそれを指揮するのは、大尉・羅漢ではなく…」(壬氏)

 

「いつまで、かりそめの姿で欺き続けるつもりですか?」
「壬氏様…いえ、月の君」(羅漢)

 

「いつか来ると思っていた…それが今来たにすぎない」
「覚悟を決める時が来たようだ」(壬氏)

 

45話

「神美が求めるのは、1杯飲むだけで10歳若返るような不老の薬」
「そんな薬あるわけない」(猫猫)

 

「分かってはいるんだけど…」
「私にも薬師としての矜持がある」(猫猫)

 

「理不尽だ。理由なんてどうでもいいんだ」
「ただ相手を苦しめる、そのことを楽しんでる」(猫猫)

 

「ひと事だ。見張りや響迂のことなんて放っておけばいい」
「でも…イライラする」(猫猫)

 

「(蟇盆?) うん、美味しかった」(猫猫)
「意味分かんないから、それ」(楼蘭妃)

 

「(砦から出る?) 私は行かない」
「まだやることがあるから」(楼蘭妃)

 

「猫猫はホント鋭いなあ」
「連れてきた甲斐があるよ」(楼蘭妃)

 

46話

「子供が生まれたら夫を食いものにする」
「まるで虫だわ」(楼蘭妃)

 

「ううん、虫の方がずっといい」
「子に命をつなぐためにやっていることだもの」(楼蘭妃)

 

「私はお母様みたいになりたくない」(楼蘭妃)

 

「私は父も母もいない」
「いるのはおやじだけだ」(猫猫)

 

「どうして…手を伸ばさずにいられないのだろう」(猫猫)

 

「止めないで!」
「私には…私の役目があるの」(楼蘭妃)

 

「(意味?) 意地だよ、私の」(楼蘭妃)

 

「お父様」
「最後くらい責任を取って下さい」(楼蘭妃)

 

「お父様はキツネの里のタヌキおやじです」
「最後まで化かしていきましょう」(楼蘭妃)

 

「(父ちゃん?) あれの名前を出さないで下さい」
「”あのおっさん”とかで」(猫猫)

 

「私は子翠から託されたことをまっとうする」
「それだけだ」(猫猫)

 

47話

「まるで、子昌という男の舞台を見ているような気分だ」(壬氏)

 

「お母様も難儀ですよね」
「こんなになるくらいなら、あのとき逃げ出していればよかったのに」(楼蘭妃)

 

「でたらめですか? ずっとお父様はお母様のためにやってきたのに」
「破滅しかない最後だと分かっていたのに」(楼蘭妃)

 

「壬氏様。お父様はタヌキと呼ばれていましたけど」
「タヌキって本当は臆病な生き物なのです」(楼蘭妃)

 

「だからこそ、懸命に相手を化かそうとするんです」(楼蘭妃)

 

「上手くいかなければそのまま国を取ってしまえばいいのです」
「それで傾く国なら、いっそない方がいい」(楼蘭妃)

 

「甘言を吐く阿呆ばかりを囲って禁軍に勝てると、本当に思っていたのですか?」(楼蘭妃)

 

「(何がおかしい?) だってお母様…まるで小物なんですもの」(楼蘭妃)

 

「お母様、お父様が死んだんですよ」
「涙のひとつくらいこぼして下さい」(楼蘭妃)

 

「ずっとお母様を待ち続けていたんですよ」
「涙をこぼしてくれたら、私だってこんなこと…」(楼蘭妃)

 

「(違う方法?) あったかもしれません」
「でも私達はそれほど賢くないのです」(楼蘭妃)

 

「私もお父様以上の役者になれるかしら?」(楼蘭妃)

 

「止めればよかっただろうか? いや、出来なかった」
「世紀の悪女の一世一代の舞台」(壬氏)

 

「壊すことなんて出来ない」
「目をそらすことも出来なかった」(壬氏)

 

48話

「(楼蘭と友人?) よく…分かりません」
「本当によく分からない人だったので」(猫猫)

 

「(楼蘭妃こと) 俺にもな…分からないままで終わってしまった」(壬氏)

 

「傷は残すな」
「(お返し?) 俺は男だ、問題ない」(壬氏)

 

「傷1つで価値がなくなるようなら、それまでのことです」(猫猫)

 

「俺は…傷1つで価値がなくなるような男か?」
「顔だけのハリボテか?」(壬氏)

 

「むしろ…もう少し傷があってもいいかもしれません」(猫猫)

 

「壬氏様は美しすぎる」
「そのせいで周りは心を乱され、見た目ばかりに目をやってしまう」(猫猫)

 

「だけど壬氏様の本質は見た目ほど華美じゃない」
「もっと実直なものだ」(猫猫)

 

「それはたぶん見た目の美しさよりも、ずっと価値がある」(猫猫)

 

「前より男前になったではありませんか」(猫猫)

 

「おい、俺をいないように扱うな」(壬氏)
「すみません、つい癖で」(猫猫)

 

「お前も…毒をためているのか?」(壬氏)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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