アニメ「ONE PIECE(ワンピース) マリンフォード編」の名言・台詞をまとめていきます。
ワンピース マリンフォード編
459話
「わしは納得できんぞ。そんな(全て伝える)必要があるのか?」(モンキー・D・ガープ)
「この公開処刑は、単なる一海賊の処刑ではない」
「今後の世界の行方にとって、どれほど大きな意義を持つか。そのためには…」(センゴク)
「この件に関しては、お前も当事者の1人として重大な責任があるんだ」
「それを忘れるな、ガープ」(センゴク)
「いいか、ルフィ。俺達は絶対に、悔いのないように生きるんだ」(ポートガス・D・エース)
「いつか必ず海へ出て、思いのままに生きよう」
「誰よりも自由に」(エース)
「いいな、ガープ。全て伝える」(センゴク)
「諸君らに話しておくことがある」
「ポートガス・D・エース。この男が今日ここで死ぬことの大きな意味についてだ」
「エース、お前の父親の名を言ってみろ」(センゴク)
「俺のオヤジは白ひげだ」
「違わねえ! 白ひげだけだ、他にはいねえ」(エース)
「お前の出生には母親が命を懸けた、母の意地ともいえるトリックがあったのだ」
「それは我々の目を、いや世界の目を欺いた」
「サウスブルーに、バテリラという島がある。母親の名は、ポートガス・D・ルージュ」
「女は我々の頭にある常識を遥かに超えて、子を思う一心で、実に20ヶ月もの間、子を腹に宿していたのだ」(センゴク)
「そしてお前を産むと同時に力尽き果て、その場で命を落とした」
「父親の死から1年と3ヶ月を経て、世界最大の悪の血を引いて生まれてきた子供」
「それがお前だ」
「知らんわけではあるまい」(センゴク)
「お前の父親は…海賊王、ゴールド・ロジャーだ」(センゴク)
460話
「信じられるか? ガープ。ガキが生まれるだ、この俺に」
「残念ながらその時、俺はもうこの世にいねえが」(ゴールド・ロジャー)
「海兵の俺にそれを言ってどうする? ロジャー!」
「その母親…お前にゆかりのある女など、極刑に決まってる」(ガープ)
「だからお前に言ったんだ」(ロジャー)
「政府は必ずこの1年の俺の足跡を洗い出し、彼女を見つけて殺してしまう」
「だが、生まれてくる子に罪はない」
「ガープ! 俺とお前は何十回と殺し合いをした仲だろう」
「俺は、お前なら仲間ほどに信用できる」
「お前が守れ」(ロジャー)
「勝手なことを言うな!」(ガープ)
「いや、やってくれるさ!」
「俺の子を頼んだぜ」(ロジャー)
「女の子なら、アン。男の子なら、エース。彼が、そう決めてた」
「この子の名は、ゴール・D・エース」
「彼と私の子」(ポートガス・D・ルージュ)
「2年前か。お前が母親の名を名乗り、スペード海賊団の船長として、卓抜した力と速度でこの海を駆け上がっていった時、我々はようやく気づいたのだ」
「ロジャーの血が絶えていなかったことに」(センゴク)
「放置すれば必ず、次世代の頂点に立つ資質を発揮し始める」
「だからこそ今日ここで、お前の首を取ることには大きな意味がある」
「たとえ、白ひげとの全面戦争になろうともだ!」(センゴク)
「来ます、来ますよ~! 私には分かる」
「なぜなら、私の肩甲骨が喜びのあまりランバダを踊っているからだ」(バギー)
「ホント、いったい誰が(正義の門を)開けたんだ?」
「いや、やはり天は俺を海賊王にしてえのか?」(バギー)
461話
「何十年ぶりだ? センゴク」
「俺の愛する息子は…無事なんだろうな?」(エドワード・ニューゲート、通称:白ひげ)
「俺とエースは父ちゃん違うぞ」
「俺の父ちゃんはドラゴンだけど、エースの父ちゃんはゴールド・ロジャーだかんな」
「せっかくすげえのに、会ったことねえんだと。これ言うとエース怒るんだけどな」
「あっ、それとこれ内緒だった」(モンキー・D・ルフィ)
「どしても会いてえんだ。赤髪のシャンクスに」
「(挨拶は)そういう意味じゃねえんだ」
「弟が命の恩人だって、あんたの話ばっかりするんで、一度会って礼をと」(エース)
「(ルフィの海賊王は)口癖みてえなもんさ」
「まっ、ルフィには悪いが…海賊王になるのは俺だ」(エース)
「まずは俺の力を全ての海に認めさせてやる」
「この世界で最強といわれている男(白ひげ)を倒す」(エース)
「俺の首を取りてえってのはどいつだ?」
「望みどおり、俺が相手をしてやろう」
「俺は1人で構わねえ」(白ひげ)
「仲間達は逃してもらう。その代わり、俺が逃げねえ!」(エース)
「お前ら、なんであいつのこと”オヤジ”って呼んでんだ?」(エース)
「あの人が”息子”と呼んでくれるからだ。俺達は世の中の嫌われ者だからよい」
「嬉しいんだな。ただの言葉でも…嬉しいんだ!」(マルコ)
「お前、命拾いしてこんなことまだ続ける気かよい。そろそろ決断しろい!」
「今のお前じゃ、オヤジの首は取れねえ」
「この船を下りて出直すか? ここに残って…白ひげのマークを背負うか?」(マルコ)
「(ロジャーの息子?) そうか驚いたな、そうだったのか」
「大事な話ってえから何かと思えば小せえこと考えやがって」
「誰から生まれようとも人間みんな海の子だ」(白ひげ)
「放せ! 奴(ティーチ)は俺の隊の部下だ」
「これを放っておいて、殺されたサッチの魂はどこへ行くんだ!」(エース)
「エース。いいんだ、今回だけは…妙な胸騒ぎがしてな」(白ひげ)
「あいつは仲間殺して逃げたんだぞ!」
「何十年もあんたの世話になっといて、その顔に泥を塗ったんだ!」
「何より親の名を傷つけられて…黙っていられるか。俺がけじめをつける!」(エース)
「俺は忠告を無視して飛び出したのに、なんで見捨ててくれなかったんだよ!」
「俺の身勝手でこうなっちまったのに!」(エース)
「いや…俺は行けと言ったはずだぜ、息子よ」(白ひげ)
462話
「この海じゃ、誰もが知ってるはずだ」
「俺達の仲間に手を出せば、一体どうなるかってことくらいな」(マルコ)
「とんでもねえもん呼び寄せたな」(青キジ、クザン)
「何を今更言うちょるんじゃ」(赤犬、サカズキ)
「気味が悪いねえ」(黄猿、ボルサリーノ)
「どこもかしこも、むさ苦しい男共ばかりでかなわぬ」
「ただし、同じ男でもあの方だけは別じゃ」
「無事でいてくれればよいが、ルフィ」(ボア・ハンコック)
「時代がこの俺を必要としてんなら必ず奇跡は起こる」
「だがまだ早いってんならその時まで待つだけよ」(バギー)
「奇跡なんてそう何度も起きるわけねえしよ」
「打つ手がねえなら待つしかねえじゃねえか」(バギー)
「(奇跡?) 見たか、野郎共!」
「時代が今この俺を呼んでやがるんだい。さっさと天下を取りに来いってな!」(バギー)
「兵力で上回ろうが、勝ちとたかをくくるなよ。最後を迎えるのは、我々かもしれんのだ」
「あの男(白ひげ)は、世界を滅ぼす力を持っているんだ」(センゴク)
「油断するな、たしぎ」
「こいつらは隊長クラスじゃなくたって、どいつもこいつも一騎当千の強者(つわもの)だってことを忘れんな」(スモーカー)
「しゃらくさいこと言うんじゃないよ、ひよっこ共」
「海の果てまで下がっても、安全な所なんてありゃしないよ」(つる)
「推し量るだけだ」
「近くに見える、あの男と…我々の本当の距離を」(ジュラキュール・ミホーク)
「いつか会いたいと思っていた」
「剣士ならば誰しも、最強の呼び声も高いあの男と、一度は剣を交えたいと思うもの」
「それが剣士としての本能」(ビスタ)
463話
「全く…さすがに白ひげ海賊団の隊長達ともなると、とことん化け物じみてるねえ」
「被害少なくケリをつけるにゃ、ちゃちゃと頭ぁ取るしかねえでしょ」(ボルサリーノ)
「いきなり、キングは…取れねえだろうよい」(マルコ)
「まあ…そう簡単に、頭ぁ取らせてもらえないよねえ」(ボルサリーノ)
「全く、あいつら…勝手に持ち場を離れてしもうて」
「わしらが出払ったら…誰がここを守るんじゃ!」(サカズキ)
「派手に点火しやがって」
「誕生ケーキにでも灯してやがれ、マグマ小僧」(白ひげ)
「派手な葬式は嫌いか? 白ひげ」(サカズキ)
「オーズの子孫、白ひげの傘下にいたのか」
「欲しい、あいつの死体が欲しい!」(ゲッコー・モリア)
464話
「オーズめ、しょうのねえ奴だ。死にたがりと勇者は違うぞ!」(白ひげ)
「白ひげと戦うことは承諾したが…わらわはそなた達の味方になるとは言うておらぬ」
「男など敵も味方も皆同じじゃ! あの方以外は」
「それで約束を守ったことにしてほしい」
「わらわの美しさに免じて」(ハンコック)
「どうかしたか? 魔人」
「面白え」(ドンキホーテ・ドフラミンゴ)
465話
「オーズ…オーズを踏み越えて、進め!」(白ひげ)
「何がおかしいって? この時代の真ん中にいる感じよお」
「今この場所こそ中立だ!」(ドフラミンゴ)
「わしら海兵はのう、背中に世界の”正義”を背負って、海賊とたたこうとるんじゃ」
「その背中を敵に見せて逃げ出すような奴は、海兵とは呼べんじゃろう?」
「そいつはただの…クズじゃ!」(サカズキ)
「本当に家族を思うちょるんなら、生き恥をさらすな」(サカズキ)
「海賊が悪? 海軍が正義? そんなものはいくらでも塗り替えられてきた」
「平和を知らねえガキ共と、戦争を知らねえガキ共との価値観は違う」
「頂点に立つ者が善悪を塗り替える。今この場所こそ中立だ」
「正義は勝つって? そりゃあそうだろう」
「勝者だけが正義だ!」(ドフラミンゴ)
「私に勝とうだなんて100万年早いよ」(つる)
「相手は海賊。同情の余地はない」
「黙れ! よかろう、ここ(エースのそば)におるぐらい」(ガープ)
「悪党に同情はねえが…家族は違う」(ガープ)
「わしゃ…どうすりゃええんじゃい!」
「エース、貴様! なぜわしの言う通りに生きなんだ!」(ガープ)
「今更妙な気を起こせば、お前とて容赦はせんぞ、ガープ」(センゴク)
「やるならとうにやっとるわ!」(ガープ)
466話
「何年海賊やってんだ! 素人か、おめえら」
「慌てて船の進路を変え、船腹に波を受けりゃ即転覆」
「はなから道は1つしかねえ」(クロコダイル)
「エース! 助けに来た! 助けに来たぞぉ!」(ルフィ)
「ガープ、また貴様の家族だぞ!」(センゴク)
「話題に事欠かん男だ、麦わら」(ミホーク)
「あいつがそう(麦わら)か。英雄ガープの孫にして、革命家ドラゴンの息子」
「あいつも確実に消しとかにゃいけんのう」(サカズキ)
「この場にたどり着いた時点で、俺とお前との協定は達成された」
「なぜお前が白ひげをかばう?」(クロコダイル)
「やっぱりこのおっさんが白ひげか。じゃあ手ぇ出すな!」
「エースはこのおっさんを気に入ってんだ!」(ルフィ)
「兄貴を助けに来たのか?」
「相手が誰だか分かってんだろうな! おめえごときじゃ命はねえぞ!」(白ひげ)
「うるせえ! お前がそんなこと決めんな!」(ルフィ)
「俺は知ってんだぞ。お前、海賊王になりてえんだろ!」
「海賊王になるのは、俺だぁ!」(ルフィ)
「クソ生意気な。足ぃ引っ張りやがったら承知しねえぞ、甘ったれ!」(白ひげ)
「俺は、俺のやりてえようにやる!」(ルフィ)
「ありゃ、全部死刑でいいんでしょ? センゴクさん」(ボルサリーノ)
467話
「たった1人の蛮勇によって勢いづきおったか。だが作戦に狂いはない」(センゴク)
「いや、待て。そうやって漏れた情報で俺達が焦ることも奴の計画の内だ」
「うっかり作戦を聞かれるなんてヘマ、あいつ(センゴク)はやらねえ」
「そういう男だ」(白ひげ)
「調子に乗りなさんな。そう簡単に行かせるわけないでしょうが」(ボルサリーノ)
「ヴァターシはヴァナタを死なせないことダッキャブルが使命なんだよ!」(エンポリオ・イワンコフ)
「逃さないわよ、袷羽檻!」
「私の体を通り過ぎる全てのものはロックされる」(ヒナ)
「そう、ここは戦場。死人の数だけゾンビは増やせる」(モリア)
「来るな、ルフィ!」
「分かってるはずだぞ! 俺もお前も海賊なんだ! 思うままの海へ進んだはずだ!」
「俺には、俺の冒険がある。俺には、俺の仲間がいる」
「お前に、立ち入られる筋合いはねえ!」
「お前みてえな弱虫が、俺を助けに来るなんて、それを俺が許すとでも思ったのか!」
「こんな屈辱はねえ。帰れ、ルフィ! なぜ来たんだ!」(エース)
「頼む、ルフィ。お前まで道連れにならねえでくれ」
「これは、俺の失態なんだ」(エース)
「俺は…弟だぁ!」(ルフィ)
「海賊のルールなんて、俺は知らねえ!」(ルフィ)
「何をしている? たかがルーキー1人に戦況を左右されるな」(センゴク)
「その男(麦わら)もまた、未来の有害因子」
「幼い頃エースと共に育った義兄弟であり、その血筋は革命家ドラゴンの実の息子だ」(センゴク)
「ルフィ…そなたが鬼の子であろうと、わらわは…」(ハンコック)
「構わん、もう隠す意味もないわい」
「ルフィは既にそんなレッテル、ものともせんほどの無法者」
「兄弟そろって大バカ者(もん)じゃ」(ガープ)
「エース! 好きなだけなんとでも言え! 俺は死んでも助けるぞぉ!」(ルフィ)
「マルコ、あれを死なすんじゃねえぞ」(白ひげ)
468話
「俺は…もうどんな未来も受け入れる」
「差し伸べられた手はつかむ。俺を裁く白刃も受け入れる」
「もう、ジタバタしねえ…みんなにわりい」(エース)
「おい、赤っ鼻」
「誰かと思えば、ロジャーんとこの小僧じゃねえか」
「懐かしいな、生きていたのか」(白ひげ)
「そんなに囚人を引き連れて、俺の首でも取りに来たのか?」(白ひげ)
「ほう、しかし首を取るのは構わねえが、おめえその後どうする?」
「海軍のあの数は手に負えねえぞ。実は俺もそうだ、手を焼いてる」
「どうだ、ひとつ海賊同士、手を組んで海軍を潰さねえか?」
「俺の首はその後にしろ」(白ひげ)
「俺ならやれる気がしてきた、やれる。見えたぜ、俺が世界の王になる姿」
「う~ん、海軍も潰しちまうな、俺とあいつが組んじまったら」(バギー)
「いいぜ白ひげ、手を組んでやる。俺が手を組んでやる!」(バギー)
「(バギー) 呆れるぼどチョロい男だよい」(マルコ)
「赤っ鼻はともかく、後ろの囚人達は結構なタマだ。敵に回すと面倒くせえ」(白ひげ)
「つまらん誘導にも乗らんか。少々野暮だったかな?」
「だが、勘を働かせても防げるものじゃない」(センゴク)
「じゃが、他人の力で強おなったとて、お主の鍛錬にはならんぞ、モリアよ」(ジンベエ)
「シャラくせえ! 最後に勝ってりゃなんだっていいんだろうが」(モリア)
「昔より強いのは、お互い様のようだが…」
「お前の能力じゃ、俺には勝てねえ」(スモーカー)
「黙れ! 怒りゆえ、何も耳に入らぬ!」
「そなたよくも、わらわの愛しき人を殴り飛ばし押さえ込んだな!」
「生かしてはおかぬ。こんなに怒りを覚えたことはない!」
「そなたを切り刻んで、獣の餌にしてやる!」(ハンコック)
「どういうつながりがあったのか知らねえが、やめときな」
「話しかけても無駄だぜ。革命軍幹部、エンポリオ・イワンコフ」
「お前の知り合いってのは恐らく”バーソロミュー・くま”だろ?」
「かつて”暴君くま”と呼ばれてたあいつなら…もう死んだよ」(ドフラミンゴ)
469話
「そなたは、必ず生きてここへ来ると信じておった」
「これを…兄の手錠の鍵じゃ」(ハンコック)
「あっ、あんなにも…あんなにも…あんなにも! あんなにも力強く抱きしめられるとは…」
「ルフィの体が、まだこの腕に…この胸に…」
「これが…これが…これが噂に聞く…結婚!」(ハンコック)
「ああっ、ルフィ。見える、わらわには見えるぞ」
「そなたとわらわをつなぐ、何人たりとも切ることが出来ぬ、大蛇のごとく極太の赤い糸が!」(ハンコック)
「一度会った人間から…」
「顔を…顔を…顔を! 顔を忘れられたのは生まれて初めての経験だよ」(イワンコフ)
「悪いが、赤髪…この力、慎みはせんぞ」(ミホーク)
「さて、運命よ…あの次世代の申し子の命、ここまでか?」
「あるいは…この、黒刀からどう逃がす?」(ミホーク)
470話
「虫けらの顔など…いちいち覚えちゃいない」(ミホーク)
「ルフィ君にはこれ以上、指1本触れさせはせん。この命に代えてもじゃ!」(ジンベエ)
「わしはエースさんを救いたいんじゃ。わしらの海を守るためにも」
「もうこの戦争をやめさせることは不可能じゃが、まだ希望はある」
「それが、あのルフィ君なんじゃ」(ジンベエ)
「なるほど。しかし運命はまだ見えぬ。よってここは引いてもらう」(ミホーク)
「白ひげ達、古くせえ海賊が幅を利かしてた時代なんざ、もうじき終わる」
「これからの海には、力が全ての新時代が、必ず俺達の時代がやって来る」
「そこでおめえも一口乗らねえか?」(ドフラミンゴ)
「俺を同格に見るのはやめてもらおうか」
「”手下にしてくれ”の間違いだろ?」(クロコダイル)
「(更生した?) だったら出てきやしねえよ」(クロコダイル)
「能力や技じゃない…」
「その場にいる者達を、次々に自分の味方につける」
「この海においてあの男(麦わら)は…もっとも恐るべき力を持っている」(ミホーク)
「(作戦を実行?) えっ? なんだって?」
「そ…そうともよ!」
「世界を変える英雄ってのは、自らの手で未来を切り開く者のことをいうんだ」(バギー)
「直ちに、映像電伝虫の通信を切れ」
「この戦争は、我々海軍と世界政府が絶対的正義の名において遂行し、必ず勝たねばならない。どんな手段を用いようともだ」
「しかしなまぬるい世間には少々刺激が強すぎるだろう」
「これから起こる惨劇を、何も世界へ知らしめる必要などない」(センゴク)
「数時間後、世界に伝わる情報は、”我々の勝利”その2文字だけでいいんだ」(センゴク)
471話
「もとより後退はないよい。挟み撃ちされる前に、エースにたどりつく」(マルコ)
「かような戦場で、世界最強の剣豪と立ち会えるとは…なんという幸運」(ビスタ)
「白ひげ海賊団きっての剣士。花剣の太刀筋、見せてもらおうか」(ミホーク)
「次はどんな花を咲かせようか?」(ビスタ)
「(大将は)手強いが急ごう」
「どれだけの強敵が道を塞いでくるか、そんなことは初めから知っててここへ来たはずじゃろう」(ジンベエ)
「俺はどっちが勝とうが興味ねえが、白ひげが死ぬのは面白え!」(モリア)
「海賊白ひげは絶対に家族を見捨てねえ」
「そんなあんただから、みんな地獄までついてきたんだ」
「その家族の中に…俺達も…いればよかったのにな」(スクアード)
472話
「この戦いの結末も上のもん同士で話はついちょる」
「どうあがこうが真実は1つ、お前達は犬死にじゃ」
「まだ分からんか? 今にそうは言うとれんようになる。嘘じゃ思うのなら、よう見とれ」
「これから始まる集中攻撃。お前ら傘下の者達のみが攻撃される」
「海軍は、白ひげ海賊団には一切手を出さんけんのう」(サカズキ)
「一撃刺せただけで奇跡だ。もう覚悟は出来てる、殺せよ!」(スクアード)
「エースがロジャーの息子だってえのは事実」
「そのことにもっとも動揺する男を振り回した、奴等の作戦が俺達の一枚上を行ったんだ」(白ひげ)
「あの野郎…傘下の海賊風情に、ああも簡単に一突きされちまうなんて…」
「みっともねえじゃねえか、白ひげ!」
「俺はそんな弱え男に負けたつもりはねえぞ!」(クロコダイル)
「そうだ。何より避けられたはずなんだよい、今までのオヤジなら」
「どんだけ不意を突かれても、心を許した仲間からの攻撃だろうとも」
「こんなもん食らうあんたじゃなかった」
「それが問題なんだよい!」(マルコ)
「自分が何をしたか分かってるよな? スクアード」
「仮にも親に刃物突き立てるとは、とんでもねえバカ息子だ!」(白ひげ)
「バカな息子を、それでも愛そう」(白ひげ)
「忠義心の強えおめえの真っ直ぐな心さえ闇に引きずりおとしたのは、一体誰だ?」(白ひげ)
「わしはこの作戦に反対なんじゃ」
「真実を知らぬ者が伝説の海賊などと呼び、白ひげを奉ってるようじゃが、なんのことはない」
「所詮は自分達の保身のために海軍に裏取引を持ちかけ、仲間をだまし、売るようなゲスな男よ」(サカズキ)
「伝説の一切は虚像に過ぎん。この戦いで討つべきは白ひげ」
「それをみすみす逃がすとはもっての他じゃ」
「わしに協力するなら、お前ら傘下の海賊達を助けちゃる」
「白ひげを刺せ」(サカズキ)
「親の罪を子に晴らすなんて滑稽だ。エースがおめえに何をした?」
「おめえとエースは、苦しいことも楽しいこともつらいことも、何度も何度も仲間達と共に乗り越えてきたじゃねえか」(白ひげ)
「エースが誰の子だろうが関係ねえ。この広い海で俺達は出会ったんだ」
「お前達2人だけじゃねえ、全員俺の息子なんだ」
「決してエースだけが特別じゃねえ。みんな俺の家族だぜ」(白ひげ)
「俺が息子らの首を売っただと?」
「海賊なら、信じるものはてめえで決めろ!」(白ひげ)
「俺だって、おめえ、心臓1つの人間1人」
「悪魔だの怪物だのと言われようとも、いつまでも最強じゃいられねえってんだよ」
「若え命をたった1つ未来につなげりゃお役御免でいいだろう」(白ひげ)
「俺と共に来る者は、命を捨ててついてこい!」(白ひげ)
473話
「スクアード。(悔いて)泣くことが、報いることかよい」(マルコ)
474話
「白ひげ、お前の時代は終わりだ!」(サカズキ)
「作戦はほぼ順調」
「これより速やかに、ポートガス・D・エースの処刑を執行する!」(センゴク)
「しぶといねえ」
「もう早いとこ、処刑済ませないとねえ」
「こういう時は、頭をぶち抜くといいよねえ」(ボルサリーノ)
「あらら、とうとうここまで」(クザン)
「堂々としちょるのう、ドラゴンの息子」(サカズキ)
「怖いねえ、この若さ」(ボルサリーノ)
「お前さんの執念だけは褒めちゃろう」(サカズキ)
「だけど、お前にはまだこのステージは早すぎるよ」(クザン)
「わしらに勝てるわけないでしょう」(ボルサリーノ)
「エースを…返してもらうぞぉぉぉーーー!!!」(ルフィ)
475話
「あんな奴等(大将)、相手にしてる暇はねえ」(ルフィ)
「う~ん、こざかしねえ」(ボルサリーノ)
「あんな瀕死のジジイ、後で消すさ」
「その前に…お前らの喜ぶ顔が見たくねえんだよ」(クロコダイル)
「おいおい、ワニ野郎」
「てめえ俺を振って白ひげと組むのか?」
「嫉妬しちまうじゃねえかよ」(ドフラミンゴ)
「俺は誰とも組みはしねえよ」(クロコダイル)
「俺の邪魔を、するなぁ!」(ルフィ)
「お前の爺さんは恩人だが、仕方ねえよな。男一匹、選んだ死の道」(クザン)
「うちの船が出そろったと言った覚えはねえぞ」(白ひげ)
「野郎共! エースを救い出し、海軍を滅ぼせえ!」(白ひげ)
「こりゃ俺達も、ただじゃ済まんぞ」(センゴク)
476話
「あらら。振動は凍らねえな、どうも」(クザン)
「(死んだ?) ノー! バカ言っちゃいけねえよ」(クザン)
「ガープ。己の立場をわきまえろよ」(センゴク)
「う~ん…度胸だけじゃねえ。麦わらのルフィ」
「力がねえのなら、救えねえもんは頑張ったって救えねえよお」(ボルサリーノ)
「消えてくれるかねえ」(ボルサリーノ)
「おお~、白ひげの采配にも焼きが回ったねえ」
「おめえともあろう男が、そんな無謀なだけのゴミクズに…」
「先陣を切らすとはねえ」(ボルサリーノ)
「エースは…エースは!」
「エースは、俺の世界でたった1人の兄弟なんだぞ!」
「必ず…必ず俺が! 俺が…助けにいく…」(ルフィ)
「ほざくだけの威勢の塊、若く無様…そういうバカは好きだぜ」(白ひげ)
「命がいらねえ奴は前に出ろ!」(白ひげ)
「そう好き勝手暴れてもらっちゃあ、この島がもたんわい!」(サカズキ)
「守ってみろ」(白ひげ)
「ルフィ君をよろしく頼むぞ」
「わしはここを死に場所と決めとる」(ジンベエ)
「こいつらも剣士。だが…哀れなり、弱き者よ」(ミホーク)
「道を開けぬか。わらわは、ルフィの元へ行かねばならぬのじゃ!」
「邪魔をするでない!」(ハンコック)
「わしは美味しくないと思うよお」(ボルサリーノ)
「(ガープ) 誰も自分から出ろとは言っとらんぞ」(センゴク)
「ここを通りたきゃ、わしを殺していけ!」
「ガキ共」(ガープ)
477話
「名前に踊らされるな! アホンダラ!」
「ただの老兵だ」(白ひげ)
「貴様もその世代なら、目の前の敵に気ぃつけい!」(サカズキ)
「ジジイ。俺は…生まれてきてもよかったのかな?」(エース)
「そりゃあ、おめえ…生きてみりゃあ分かる」(ガープ)
「クソッ…俺は歪んでる、こんな時に…」
「オヤジが、弟が、仲間達が…血を流して倒れていくのに…」
「俺は嬉しくて、涙が止まらねえ」
「今になって…命が、惜しい!」(エース)
「(命の恩人?) 野郎共! 気が済むまで俺に感謝しろい」
「まだ俺にもツキが残っていたようだな」(バギー)
「寄る年波は越えられんか、白ひげ」(サカズキ)
「勝敗は一瞬の隙で決まるんだよねえ」(ボルサリーノ)
「(俺を相手に) よそ見したろ、今」(クザン)
「冥土への引導、このわしが渡しちゃろうかいのう」(サカズキ)
「やるだけやって…し…死ぬならいい」
「戦わせてくれ、イワちゃん!」(ルフィ)
「今、戦えなくて…もし、エースを救えなかったら俺は…」
「後で死にたくなる!」
「今、戦う力を俺にくれ!」(ルフィ)
「分かったわよ! 勝手に、しやがれ!」(イワンコフ)
478話
「俺は…俺は…俺はもう倒れねえ!」(ルフィ)
「そうよね。この状況で麦わらボーイに何を言っても無駄」
「ヴァターシがなすべきことは、あの子を倒させないことダッキャブル」(イワンコフ)
「ルフィさんに会っていなかったら、今の僕はない」
「そうなんだ。海兵として生きるためには…戦わなきゃ変われない」
「ここは戦場だ…あの人を、殺す気でやるんだ!」(コビー)
「お前達(パシフィスタ)なぞに名前を呼ばれとうない!」(ハンコック)
「崩れたな、白ひげ海賊団」(クザン)
「来るな!」
「こいつら…これしきで…俺を殺せると思ってやがる。助けなんざいらねえよ」
「俺は…俺は…俺は白ひげだあ!」(白ひげ)
「手負いだと?」
「笑わせやがる。この程度で俺が死ぬかよ」(白ひげ)
「俺が死ぬこと…それが何を意味するか、俺は知ってる」
「だったらおめえ、息子達の明るい未来を見届けねえと…」
「俺は死ぬわけにはいかねえじゃねえか」(白ひげ)
「(理由は)お前らには分からんでええわい」(ジンベエ)
「俺達はオヤジの誇りを守る!」(ビスタ)
479話
「腰抜け海軍共が。ひよっこ1人に総掛かりか」
「俺の首はどうした!」(白ひげ)
「野郎共!」
「これより麦わらのルフィを…全力で援護しろ!」(白ひげ)
「一大事よ、麦わらボーイ。世界一の海賊が、ヴァナータを試している」
「白ひげが、ヴァナータに懸けようとしてんの! とんでもないことよ」
「その心当てに、応える覚悟はあんのかいって聞いてんノッキャブル!」(イワンコフ)
「白ひげのおっさんがなんだか知らねえけど、俺がここに来た理由は…」
「初めから1つだ!」(ルフィ)
「束になってかかりゃ、俺を倒せると思ってやがる」(白ひげ)
「やってみろ、小僧。今おめえは俺に代わってエースの処刑を止めてみせた」
「おめえも”Dの意志”を継ぐ者ならば、この時代のその先を俺に見せてみろ」(白ひげ)
「俺は今、虫の居どころがわりいんだ。気いつけな、鷹の目」(クロコダイル)
「なんと野暮な男よ。お主、何も分かっておらぬようじゃ」
「お前に1つ教えてやろ。恋はいつでもハリケーンなのじゃ!」(ハンコック)
「わしゃ白ひげ海賊団じゃない。あんたの言うことを聞く義理はない」(ジンベエ)
「あんな小僧を切り札に使うとはねえ、白ひげ」
「だが、行かせないよお」(ボルサリーノ)
「おめえは、大人しく見てな」(白ひげ)
「じいちゃん! そこどいてくれえ!」(ルフィ)
「どくわけにいくか。わしゃ海軍本部中将じゃ!」
「お前が生まれるはるか昔から、わしは海賊達と戦ってきた」
「ここを通りたくば、わしを殺してでも通れ! 麦わらのルフィ」
「それがお前達の…選んだ道じゃあ!」(ガープ)
480話
「ルフィは無論、ガープ中将に流れ弾が当たってもよいのじゃな?」
「ガープ中将。あの方こそ誰あろう、わらわのおじい様じゃ」
「ルフィと結婚すれば、そうなるのは当然であろう」(ハンコック)
「きっとお前は、こんな恐ろしいじいちゃんが大嫌いなんじゃろうな」
「じゃがな、ルフィ。こんな厳しい修行を積ませ、海兵にさせようとしてるのは」
「お前には決して道を踏み外してほしくないからじゃ」
「それがわしの願いなんじゃ」(ガープ)
「出来ねえよ、じいちゃん! どいてくれえ!」(ルフィ)
「出来ねば、エースは死ぬだけだ!」
「嫌なことなどいくらでも起きる、わしゃあ容赦せんぞ!」
「ルフィ、お前を…敵とみなすぅぅぅーーー!!!」(ガープ)
「貴様も人の親だ…ガープ」(センゴク)
「やっと…やっと…たどり着いたぞ!」(ルフィ)
「私から、逃げられると思うな!」(センゴク)
「麦わらのルフィ、お前も死刑に値する大罪人」
「兄弟共に、私の手で処刑するのみ」(センゴク)
「私がここにいる理由が、亡き同胞への弔いのためだとしたら…」
「貴様、私を笑うカネ!?」(Mr.3)
「お前は昔からそうさ、ルフィ」
「俺の言うこともロクに聞かねえで…無茶ばっかりしやがって!」(エース)
481話
「お前に助けられる日が来るとは…夢にも思わなかった」
「ありがとう、ルフィ」(エース)
「弟なんだよ。手出し無用で頼む」(エース)
「強くなったな、ルフィ」(エース)
「いつかエースも超えてみせるさ」(ルフィ)
「じゃあ…今は俺が守ろう」(エース)
「明日もねえのに、いつかって…こっから逃げられるわけねえじゃねえの」(クザン)
「さ~てさて、どこまで逃げおおせるか。こっからが本番だぜ、麦わら」
「いずれにせよ、このどさくさに紛れて既に死に損ないの白ひげをキュッキュと締めちまえば…俺様は晴れて四皇だ!」(バギー)
「なんという失態だ。俺がいながら…」(センゴク)
「逃してやれよ。その方が今後面白え」(ドフラミンゴ)
「慌てるな!」
「奴等はここから出しゃせんわい!」(サカズキ)
「オヤジ! みんな! 逃げてくれ! この戦場は俺達が請け負った!」(スクアード)
「(死ぬ気?) そりゃそうさ。俺はオヤジにそれだけのことをした」
「たとえ償いにならなくても、こうでもしなきゃ俺の気持ちが収まらねえ」(スクアード)
「子が親より先に死ぬなんてことが、どれほどの親不孝か…」
「てめえには分からねえのか? スクアード!」(白ひげ)
「つけあがるなよ。おめえの一刺しぐらいで、揺らぐ俺の命じゃねえ」
「誰にでも寿命ってもんがあらあ!」(白ひげ)
「ここでの目的は果たした。もう俺達は、この場所に用はねえ!」
「よ~く聞け、白ひげ海賊団! 今から伝えるのは、最後の船長命令だ」(白ひげ)
「おめえらと俺はここで別れる」
「全員必ず生きて、無事新世界へ帰還しろ!」(白ひげ)
「俺は、時代の残党だ。新時代に、俺の乗り込む船はねえ!」
「行けえ! 野郎共!」(白ひげ)
「振り返るな、時代は変わる」(白ひげ)
「始まりは、あの海…」
「随分長く旅をした…決着(ケリ)をつけようぜ、海軍!」(白ひげ)
482話
「火拳のエースに気遣うこともなくなった今」
「奴は本気でこのマリンフォードを海に沈めるつもりだ」
「己の命と一緒にな」(センゴク)
「時代に決着(ケリ)をか…頃合いじゃねえか」(ガープ)
「か~っ、この(電伝虫の)どあほうが!」
「大人しく引っ込んでりゃいいものを、こっちが引っ込みつかなくなっちまったじゃねえか」(バギー)
「おめえらの相手は、この俺1人だ!」(白ひげ)
「(オヤジの覚悟は)分かってる。無駄にはしねえ」(エース)
「(エース) 言葉はいらねえぞ」(白ひげ)
「1つ聞かせろ、エース。俺がオヤジでよかったか?」(白ひげ)
「もちろんだ!」(エース)
「お前さん達は狙われとる」
「1人でも多く生き残ることが、オヤジさんの願いじゃ」(ジンベエ)
「本気で逃げられると思うちょるんか?」
「めでたいのう」(サカズキ)
「火拳のエースを解放して即退散とは、とんだ腰抜けの集まりじゃのう、白ひげ海賊団」(サカズキ)
「まあ船長が船長、それも仕方ねえか」
「白ひげは所詮、先(せん)の時代の…敗北者じゃけえ」(サカズキ)
「敗北者?」
「取り消せよ、今の言葉!」(エース)
「あいつ、オヤジをバカにしやがった」(エース)
「取り消せだと? 断じて取り消すつもりはない」
「そりゃそうじゃろうが。お前の父親ゴールド・ロジャーは、グランドラインを制し、更に自らの死と引き換えに、大海賊時代という新たな時代の扉を開いた」
「海軍のわしが言うのもなんじゃが、まさしく海賊王の名に恥じぬ男だった」(サカズキ)
「それに比べて、白ひげはどうじゃ」
「果たしてそのロジャーとまともに戦う気があったのかどうか」
「大方、安全な場所で大所帯を持ち、お山の大将で満足してたんじゃありゃせんのか?」(サカズキ)
「世間では白ひげの名で、今もいろんな島の平和を守っちょるとかいうバカ共もいるようじゃが、わしに言わせりゃたかが雑魚の海賊共を相手ににらみを利かせたくらいで、英雄気取りとは笑わせる」(サカズキ)
「ロジャーが生きてる間もその後塵をを拝し続け、死んでも名実ともに王になれずじまい」
「つまりは永遠にロジャーには勝てん、永遠の敗北者」
「それが白ひげじゃ、どこに間違いがある」(サカズキ)
「やめろ!」
「オヤジは…俺達に生き場所をくれたんだ。お前にオヤジの偉大さの何が分かる!」(エース)
「人間は正しく生きなけりゃ生きる価値なし」
「お前らゴロツキ共の海賊なんぞに、生きる場所はいらん!」(サカズキ)
「白ひげは敗北者として死ぬ。ゴミ山の大将にあつらえ向きじゃろうが!」(サカズキ)
「白ひげはこの時代を作った大海賊だ!」
「俺を救ってくれた人をバカにすんじゃねえ!」
「この時代の名が、白ひげだ!」(エース)
「白ひげも、それをオヤジと慕うお前らも、結局同じ敗北者じゃき」(サカズキ)
「悪魔の実の能力最強のロギアじゃいうて、油断しちょりゃあせんか?」
「お前はただの火、わしは火を焼き尽くすマグマじゃ!」
「わしと貴様の能力は、完全に上下関係にある」(サカズキ)
「海賊王ゴールド・ロジャー、革命家ドラゴン」
「この2人の息子達が義兄弟とは恐れ入ったわい。貴様らの血筋は既に大罪だ」
「誰を取り逃がそうが、貴様ら兄弟だけは絶対に逃さん」
「よう見ちょれ」(サカズキ)
483話
「おうおう、まともに食らっちまうとはねえ、白ひげ」
「邪魔はさせないよ」(ボルサリーノ)
「この身を削って、時間稼ぎになるなら結構!」
「もとより命など、くれてやる腹じゃい!」(ジンベエ)
「そうやって、わしを押さえておけ、センゴク!」
「でなければ…わしゃあ、サカズキを殺してしまう!」(ガープ)
「裏切り者への制裁も必要なようじゃのう」(サカズキ)
「ごめんな…ルフィ…」
「俺のために…あんなに無茶させちまったってのに…ちゃんと助けてもらえなくてよ…」
「すまなかった…」(エース)
「無駄だ…内蔵を焼かれたんだ…もう…もたねえ…」
「自分の…命の終わりくらい分かる」(エース)
「約束したじゃねえかよ。お前…絶対死なねえって…言ったじゃねえかよ!」
「エースーーー!!!」(ルフィ)
「俺は、生きようとも思わなかった」
「サボの件と…お前みてえな、世話の焼ける弟がいなきゃあな」(エース)
「そうだ。お前いつか…ダダンに会ったら…よろしく言っといてくれよ」
「なんだか死ぬと分かったら…あんな奴でも懐かしい」(エース)
「心残りは…1つある。お前の夢の果てを…見られねえことだ」
「だけど…お前なら必ずやれる。俺の弟だ」(エース)
「あの日、誓い合った通り…俺の人生には…悔いは…ない」(エース)
「ウソじゃねえ。俺が本当に欲しかったものは、どうやら名声なんかじゃなかったんだ…」
「”俺は生まれてきてもよかったのか”。欲しかったのは…その答えだった」(エース)
「もう…みんなに届くような声は出せねえ」
「俺がこれから言うことを…後からみんなに伝えてくれ」
「オヤジ…みんな…そして、ルフィ…」
「今日まで、こんなどうしようもねえ、俺を…鬼の血を引く、この俺を…」
「愛してくれて…ありがとう!」(エース)
484話
「麦わらボーイ! 精神が崩れた…命が危ない!」(イワンコフ)
「こいつの命は、やらねえ!」(マルコ)
「まだ、戦いは終わってないよい」
「エースの弟を連れていけよい、ジンベエ!」
「麦わらの命こそ、生きるエースの意志だ!」(マルコ)
「エースに代わって、俺達が必ず守り抜く!」
「もし、死なせたら…白ひげ海賊団の恥と思え!」(マルコ)
「(白ひげ) 往生せいや」(サカズキ)
「まだまだ…」
「ここから先は、俺が相手だ! 来い!」(白ひげ)
「見守るくらいのわがままは、許してくれよい…オヤジ」(マルコ)
「やっと気づきやがった」
「久しいな。死に目に会えそうでよかったぜ、オヤジ」(マーシャル・D・ティーチ)
485話
「俺達がここにいることが、その答えになっちゃあいねえか? センゴク元帥さんよ」
「詳しく知りたきゃ、後でてめえらで確認しな」
「ともかく俺は、こいつらと組む。以後よろしく」(シリュウ)
「海賊として政府に敵視されてちゃ、正義の門も開かず、インペルダウン潜入も不可能」
「七武海に名乗りを上げたのは、ただそれだけのためだ」
「称号はもういらねえ!」(ティーチ)
「そうとも、初めからそれだけだ。そしてそれが全て!」
「今に分かる」(ティーチ)
「そんなこたあどうでもいい」
「てめえだけは息子とは呼べねえな、ティーチ」
「俺の船のたった1つの鉄のルールを破り、おめえは仲間を殺した」
「4番隊隊長サッチの無念。このバカの命を取って、俺がケジメをつける!」(白ひげ)
「これがサッチをぶっ殺して奪った、悪魔の実の能力。最強の力”ヤミヤミの実”」
「存分に味わうがいい」(ティーチ)
「なあ、オヤジ。サッチも死んだが、エースも死んだな」
「俺はあんたを心より尊敬し憧れてたが、あんたは老いた」
「処刑されゆく部下1人、救えねえほどにな」
「バナロ島じゃあ俺は、エースを殺さずにおいてやったのによ」(ティーチ)
「過信、軽率、おめえの弱点だ」(白ひげ)
「動かねえんじゃねえよい」
「悪化するばかりの体調に加えて、激しい戦闘で蓄積されていくダメージ」
「オヤジの体は、もうとっくに…」(マルコ)
「(白ひげ) こ…この怪物がぁ!」
「死に損ないのくせに、黙って死にやがらねえかぁ!」(ティーチ)
「おめえが死ぬって? ロジャー」(白ひげ)
「ああ、もう長くはねえ」(ロジャー)
「ラフテルへの生き方でも教えようか? 白ひげ」(ロジャー)
「聞いても行かねえ。興味ねえからな」(白ひげ)
「近頃政府の奴等が、俺をなんと呼んでるか知ってるか?」
「”ゴールド・ロジャー”だ」(ロジャー)
「それがおめえの本当の名前か?」(白ひげ)
「違う違う。俺は”ゴール・D・ロジャー”だ」(ロジャー)
「時々会うな、”D”を名に持つ奴等。うちにも1人、ティーチってのがいる」
「なあ”D”ってのはなんなんだ?」(白ひげ)
「ああ、知りてえか? よ~し、教えてやろう」
「はるか昔の話だが…」(ロジャー)
「おめえじゃねえんだ」
「ロジャーが待ってる男は…少なくともティーチ、おめえじゃねえ」(白ひげ)
「ロジャーの意志を継ぐ者達がいるように、いずれエースの意志を継ぐ者も現れる」
「血縁を絶てど、あいつらの炎が消えることはねえ」
「そうやって、遠い昔から脈々と受け継がれてきた」(白ひげ)
「そして未来」
「いつの日か、その数百年分の歴史を全て背負って、この世界に戦いを挑む者が現れる」
「センゴク。おめえ達世界政府は、いつか来るその世界中を巻き込むほどの巨大な戦いを恐れている」(白ひげ)
「興味はねえが、あの宝を誰かが見つけた時、世界はひっくり返るのさ」
「誰かが見つけ出す。その日は必ず来る」(白ひげ)
「ワンピースは…実在する!」(白ひげ)
「見事な遺言だ!」(ティーチ)
「許せ、息子達…とんでもねえバカを残しちまった」
「おめえ達には、全てをもらった」
「俺はここまでだ」(白ひげ)
「随分と長く旅をした」
「いい航海だった」(白ひげ)
「ガキの頃から、欲しかったものがある」
「家族」(白ひげ)
「感謝している。さらばだ、息子達」(白ひげ)
「あっ、し…死んでやがる。立ったまま」(ティーチ)
「(白ひげ) その誇り高き後ろ姿には…あるいは、その海賊人生に…」
「一切の逃げ傷なし」(ナレーション)
486話
「逝ったか、白ひげ」(シルバーズ・レイリー)
「面白え。これで間違いなく時代は大きく変わる」
「ただし…この場がすんなりと収まるとも思えねえ」
「世界最悪の犯罪者達にインペルダウンの看守長まで引き連れて」
「黒ひげの野郎、何をするつもりだ?」(ドフラミンゴ)
「エースさん、オヤジさん。わしはあんた達2人のためになんの役にも立てんかった」
「せめてルフィ君は、このわしが」(ジンベエ)
「今から見せてやるよ」
「全世界が度肝を抜く最高のショーをな!」(ティーチ)
「ルフィ君。しっかりせえよ、生きにゃいかんぞ」
「エースさんがもうおらぬこの世界を…明日も、明後日も」
「お前さん…しっかり生きにゃならんぞ!」(ジンベエ)
「ジンベエ。俺がこのまま死んだらよ…」
「悪いけど、弟のことを気にかけてやってくれよ」(エース)
「言葉を返すがのう、エースさん。買いかぶっちゃ困る。わしはそんなお人好しじゃない」
「いくらあんたの弟じゃというても海賊の世界」
「わしは惚れ込んだ男にしか手は貸さんし守りもせん」(ジンベエ)
「その考えは今も、ちっとも変わっておらんぞ、エースさん」
「あんたの弟じゃからというわけではない。わしは、このルフィ君に惚れたんじゃ」
「だからこそ…」(ジンベエ)
「火拳のエースは既に亡く、白ひげも死んだ」
「わらわはしつこい男は嫌いなのじゃ」(ハンコック)
「わしが”逃さん”言うたら、もう生きることを諦めんかい、バカたれが!」(サカズキ)
「(渡せ?) それは出来ん相談じゃ!」
「わしはこの男を、命に代えても守ると決めとる!」(ジンベエ)
「インペルダウンからというもの…麦わらボーイが受けたダメージは、肉体的にも、そして精神的にも遥かに限界を超えている」
「ヴァターシがついていながら、これ以上麦わらボーイに何かがあったら、同胞ドラゴンに一生会わせる顔がナッシブルよ!」(イワンコフ)
「海軍! おめえらに俺の力ってもんを見せておこう!」
「晴れて再び敵となるわけだ」(ティーチ)
「全てを無に還す”闇の引力”、そして全てを破壊する”地震の力”」
「手に入れたぞ! これでもう俺に敵はねえ」
「俺こそが最強だ!」(ティーチ)
「おい! 見たか、おめえら!」
「よく世界に伝えときな」
「平和を愛するつまらねえ庶民共、海兵、世界政府! そして海賊共よ!」
「この世界の未来は決まった!」
「そう、ここから先は俺の時代だ!」(ティーチ)
487話
「力が…体ん中から湧き上がってきやがる」
「なんてすげえ力だ。この世の全てを思い通りに出来そうだ」(ティーチ)
「おい! どした! なんだよ、誰も来ねえのかよ?」
「今ならいくらでも相手してやるのに、残念だよなあ」
「仕方ねえな。じゃあ手始めに…このマリンフォードでも沈めていこうか!」(ティーチ)
「要塞なら、また立て直せばいい」
「しかし、ここは世界のほぼ中心に位置する島、マリンフォード」
「悪党共の横行を恐れる世界中の人々にとっては」
「ここに我々がいることに意味があるのだ」(センゴク)
「仁義という名の正義は滅びん」
「軽々しく、ここを沈めるなどと口にするな、青二才が!」(センゴク)
「革命軍、エンポリオ・イワンコフ。噂通り奇妙な技を使うようじゃのう」
「お前らの相手をしちょる場合じゃないんじゃ!」(サカズキ)
「海へ出ればわしの土俵じゃ。逃げ切れる」(ジンベエ)
「死なせるものか…」
「たとえわしは死んでも、ルフィ君は死なせん!」(ジンベエ)
「守りてえもんはしっかり守りやがれ!」
「これ以上こいつらの思い通りにさせんじゃねえよ」(クロコダイル)
「もう終わりだ…調子ぶっこいてすいませんでした、皆さん」
「キャプテン・バギーの伝説は終了です。今までご声援ありがとうございました」(バギー)
「赤犬。お前が今殺しておきたいと思うあいつの危険度と、俺達が生かしてやりたいと思う大層なあいつへの期待値は、同じじゃねえのかよい!」(マルコ)
「奴はきっと生きても死んでも地獄だ」
「だったら生かしたまま、もがかせるさ」(クロコダイル)
「麦わら屋をこっちへ乗せろ!」
「麦わら屋とはいずれは敵だが、悪縁も縁。こんな所で死なれてもつまらねえ」
「そいつをここから逃がす。一旦俺に預けろ!」(トラファルガー・ロー)
「俺は、医者だ!」(ロー)
488話
「そこをどけ言うちょるんじゃ」
「お前ら悪党の海賊が命懸けで守ろうとしちょるのが」
「これまた世界最悪の犯罪者、革命家ドラゴンの息子とはのう」
「この世の正義っちゅうもんを、ナメるのもいい加減にせんか!」(サカズキ)
「さすがは海軍のトップに立つ男。仏のセンゴク、大した力だ」
「だがそれぐらいじゃ、俺からこの島は守れねえ」(ティーチ)
「わしとて海兵じゃ。このマリンフォードを守る義務がある!」(ガープ)
「どうだ! 仏のセンゴク、英雄ガープ。俺を止められるのか?」
「白ひげと共に、おめえらの時代は終わったんだよ!」(ティーチ)
「悲しい…」
「頭の中から、声が…1つ1つ消えていくんだ…」(コビー)
「何かが違う、正義も悪も。勝ってなお、渇くばかりだ」(スモーカー)
「ええか、お前ら。海兵である限り、海賊という悪を許すな!」(サカズキ)
「誰にも俺を止められねえのさ。全てを壊し、飲み込んでやる!」(ティーチ)
「そこまでだぁぁぁーーー!!!」
「もうやめましょうよ! もうこれ以上戦うの、やめましょうよお!」(コビー)
「命がもったいな~い!」
「兵士1人ひとりに、帰りを待つ家族がいるのに! 目的はもう果たしてるのに!」
「戦意のない海賊を追いかけ、やめられる戦いに欲をかいて!」
「今手当すれば助かる兵士を見捨てて! その上にまだ犠牲者を増やすなんて!」
「今から倒れていく兵士達は…」
「まるでバカじゃないですかあ!」(コビー)
「あっ? 誰じゃい、貴様」
「数秒無駄にした。正しくもない兵は、海軍にゃあいらん!」(サカズキ)
「ダメだ、死ぬ。だけど僕は言ったんだ! 言いたいことを!」
「悔いはない!」(コビー)
「よくやった、若い海兵」
「お前が命を懸けて生み出した勇気ある数秒は、良くか悪くか、たった今、世界の運命を大きく変えた」(シャンクス)
「何もするな、黄猿」(ベン・ベックマン)
「この戦争を…終わらせに来た」(シャンクス)
489話
「ひと目、会いてえなあ」
「ひと目会いたいが…」
「今会ったら…約束が違うもんな、ルフィ」(シャンクス)
「さあ、始めるか。こっちは腹をぶち抜かれて瀕死」
「麦わら屋は外傷もひどいが、もっと深いところがヤバそうだ」
「(麻酔は)必要ない。2人共、痛みを感じないほどの重症だ」
「どんな荒療治になっても、文句を言う気力もないだろうよ」
「楽しいオペになりそうだ」(ロー)
「これでまだ生きていたら…」
「あいつらは運がよかったと、諦めるしかないねえ」(ボルサリーノ)
「急ぐのじゃ! 潜水艦を追え!」
「いいえ、必ず生きておる」
「よいな! わらわは七武海として、麦わらのルフィを必ず追い仕留めると、海軍に報告するのじゃ!」(ハンコック)
「(どうやって?) ともかく進め!」(ハンコック)
「マルコ、これ以上応戦するな。大人しく手を引け」(シャンクス)
「白ひげと戦うことは承諾したが、赤髪は協定の範囲外だ」
「引き際だ」(ミホーク)
「これ以上を欲しても…両軍、被害は無益に拡大する一方だ」
「まだ暴れ足りない奴がいるのなら…来い! 俺達が相手をしてやる!」(シャンクス)
「やめておこう」
「欲しいものは手に入れたんだ。お前らと戦うには、まだ時期が早え」
「行くぞ! 野郎共!」(ティーチ)
「全員…この場は、俺の顔を立ててもらおう!」(シャンクス)
「白ひげ、エース、2人の弔いは俺達に任せてもらう」
「戦いの映像は世に発信されていたんだ」
「これ以上、そいつらの死を、さらすようなまねはさせない!」(シャンクス)
「構わん」
「お前なら…いい、赤髪」
「責任は私が取る」(センゴク)
「負傷者の手当を急げ」
「戦争は、終わりだ!」(センゴク)
「動ける者は衛生兵を手伝え! 重症者から運び出すんじゃ!」
「これ以上この戦場から、死者を出してはならん!」(ガープ)
490話
「海軍もまた、変わらざるをえない」(X・ドレーク)
「あっという間さ」
「白ひげの島がこの混乱の渦に巻き込まれ、血の海に変わるぞ」(カポネ・ベッジ)
「何もかも、あいつのせいだ。すぐに捜し出してやる」
「行くぞ、新世界!」(ジュエリー・ボニー)
「何が終わったって?」
「この頂上戦争によって台頭してきた新勢力、黒ひげってのは相当なタマだぜ」(ユースタス・キッド)
「新世界は四皇達の統べる海。白ひげ、赤髪、カイドウ、ビッグ・マム」
「その一角が吹っ飛び、均衡が崩れた今、何が起こるか分からねえ」
「始まるんだよ。誰も見たことのねえ、新しい時代が!」(キッド)
「ごきげんよう。この閉ざされた檻の中で一生を終える夢なき囚人共」
「どうせ死を待つだけの余生」
「どうだ、お前ら! その檻ん中でいっちょう殺し合いしてみねえ?」
「生き残った奴等を、俺の仲間としてシャバへ出してやろうじゃねえか!」(ティーチ)
「レベル6クラスの囚人など、たった1人どこかの国に紛れ込むだけで」
「人々に及ぶ危険度は甚大だ」
「人数と名前を早急に照会し、すぐに手配書を世界に公表しろ」(センゴク)
「(失態を包み隠せ?) ふざけるな!」(センゴク)
「モリア。お前はもう七武海の称号を背負うには力不足だ」
「頂上戦争にて戦死って方が格好がつくだろう?」
「政府に消されたってのよりよ」(ドフラミンゴ)
「(センゴクの差し金?) いや、もっと上だ」(ドフラミンゴ)
「勝手に話題をそらすな、獣の分際で!」(ハンコック)
「やれることは全部やった」
「オペの範疇では、現状、命はつないでる」
「だが…あり得ないほどのダメージを蓄積してる」
「まだ生きられる保証はない」(ロー)
「なんという悲劇じゃ。出来るものなら、わらわが身代わりになってあげたい」
「かわいそうなルフィ…」(ハンコック)
「(友達?) いや、助ける義理もねえ。親切が不安なら、何か理屈をつけようか?」(ロー)
「いいわ、いいわ。直感が体を動かす時ってあるものよ」(イワンコフ)
「(寝てろ?) 心が落ち着かん、無理じゃ」
「わしにとって今回失ったものは、あまりにもデカすぎる」(ジンベエ)
「それ故、ルフィ君の心中は、もはや計り知れん」
「あの場で気絶したことは、せめてもの防衛本能じゃろう」
「命を取り留めても、彼が目覚めた時が、もっとも心配じゃ」(ジンベエ)
「九蛇の海賊船を呼べば、この潜水艦ごとカームベルトを渡れる」
「ルフィの生存が政府にバレては、必ず追っ手がかかる。わらわ達が女ヶ島でかくまおう」
「わらわがまだ七武海であるなら、安全に療養できる」(ハンコック)
491話
「(立ち入り禁止?) まあ、どっちでもいいが…」
「この島には、俺の船と同等の医療設備と技術があるんだろうな?」
「傷口がまた開いたら今度は死ぬぜ」
「それでも構わねえなら、麦わら屋を連れていけ」(ロー)
「目覚めるかどうかは麦わら屋の気力次第。奴に生きる気力があれば…の話だが」(ロー)
「エース…エース…エースはどこだぁぁぁーーー!!!」(ルフィ)
「言うな! なんも言うな!」
「ほっぺたなら…ちぎれるほどつねった!」
「夢なら覚めるはずだ。夢じゃ…ねえんだろ?」
「エースは…死んだんだろ?」(ルフィ)
494話
「いつか2人で使う海賊貯金。ため始めてもう5年になるな」
「苦労した」(エース)
「そうだな。このイーストブルーから、島の奴等の知らない世界へ」
「考えただけでワクワクするな」(サボ)
495話
「先に行け!」
「一度向き合ったら…俺は逃げない!」(エース)
「(金は) 俺達の方が有効に使える」(エース)
「しゃべったら、もう友達になれねえ」(ルフィ)
「お前を追いかけなかったら、俺は独りになる」
「独りになるのは、痛えよりつれえ!」(ルフィ)
「俺がいればつらくねえのか?」
「俺がいねえと、困るのか?」
「お前は俺に…生きててほしいのか?」(エース)
496話
「あいつら(両親)が好きなのは、地位と財産を守っていく誰かで…俺じゃない」(サボ)
「王族の女と結婚できなきゃ、俺はクズ。そのために、毎日勉強と習い事」
「俺の出来の悪さに、両親は毎日ケンカ。あの家に俺は邪魔なんだ」
「お前らには悪いけど、俺は親がいても独りだった!」(サボ)
「貴族の奴等は、グレイ・ターミナルをさげすむけど、あの息の詰まりそうな高町で、何十年先まで決められた人生を送るよりいい」(サボ)
「エース、ルフィ!」
「俺達は、必ず海へ出よう。この国を飛び出して、自由になろう」
「広い世界を見て、俺はそれを伝える本を書きたい。航海の勉強ならなんの苦でもないんだ」
「もっと強くなって、海賊になろう!」(サボ)
「そんなもん、お前に言われなくてもなるさ」
「俺は海賊になって、勝って勝って勝ちまくって、最高の名声を手に入れる!」
「それだけが、俺の生きた証になる!」(エース)
「世界中の奴等が俺の存在を認めなくても、どれほど嫌われても…」
「大海賊になって、見返してやんのさ!」(エース)
「俺は誰からも逃げねえ、誰にも負けねえ。恐怖でもなんでもいい」
「俺の名を、世界に知らしめてやるんだ!」(エース)
「お前ら、知ってるか?」
「杯(さかずき)を交わすと兄弟になれるんだ」(エース)
「海賊になる時、同じ船の仲間になれねえかもしれねえけど、俺達の絆は兄弟としてつなぐ」
「どこで何をやろうと、この絆は切れねえ」
「これで今日から俺達は…兄弟だ!」(エース)
500話
「お父さん、もういいよ。分かった」
「なんでも言う通りにするよ。言う通りに生きるから」
「だから…この2人を傷つけるのだけはやめてくれ」
「お願いします、大切な兄弟なんだ」(サボ)
「我慢しろ。俺だってそうさ、サボを連れ戻してえ」
「だけど本当のサボの幸せがなんなのか、俺には分からねえ」(エース)
「様子を見よう、あいつは強い。本当に嫌なら、また必ず戻って来るさ」(エース)
「火事はやっぱり、本当なんだ」
「どういうことだ? みんな知ってるのか?」
「知ってて普段通りの生活をしてるのか?」
「誰も、グレイ・ターミナルが火事になることを騒がないのか?」(サボ)
「エース、ルフィ、この町はどうかしてる。みんなイカれてる」
「これから人が死ぬと知っていても、いつものように過ごし笑顔さえ浮かべてる」
「こんな町、いたくねえ。早くあいつらに知らせねえと!」(サボ)
501話
「なんとかなる! 俺が…ついてる」(エース)
「この町はグレイ・ターミナルよりも嫌な臭いがする。人間の腐った嫌な臭いがする」
「ここにいても、俺は…自由になれない」
「俺は、貴族に生まれて恥ずかしい!」(サボ)
「とうとう子供にこれを言わせるのか、ゴア王国」(モンキー・D・ドラゴン)
「分かるとも、俺もこの国に生まれた」
「しかし、まだ俺にはこの国を変えられるほどの力がない」(ドラゴン)
「(財宝より) 今はお前の…今は俺達の命が大事だ」(エース)
「大丈夫だ。これで終わったわけじゃない」(エース)
502話
「なんの因果か、このガキ共の仮親登録されててね」
「たとえ仮でも、この命が取られようって時に、指を加えて見ている親はいねえ!」(カーリー・ダダン)
「お前ら、ルフィを連れて先に行ってな」
「エースは私が、責任を持って連れて帰る」(ダダン)
「この国こそ、世界の未来の縮図だ」
「要らぬ者を淘汰した世界に、幸せなど待ってはいない」
「いつの日か必ず、俺はこの世界を変えてみせる」(ドラゴン)
「こんな国にも、子供達は生まれてくるのだ」(ドラゴン)
「自由のため、共に戦う意志のある者は、この船に乗れ!」(ドラゴン)
「俺は…無力だ」(サボ)
「ここはまるで鳥カゴだ」
「よどんだ空気が充満するこの国で、俺は生きていくことに耐えきれそうもない」
「自由って、なんだ? どこにあるのかな?」(サボ)
「いい天気だ! 今日は船出日和だ!」(サボ)
「何よりも一番怖いのは、俺がこの国に飲まれて、人間を変えられることだ」
「俺は、戻らねえ!」(サボ)
503話
「時々、カッと血が上るんだ。逃げたら何か、大きなものを失いそうで怖くなる」
「あの時は…俺の後ろにルフィがいた」(エース)
「敵うはずもねえような敵の大群を前にしても、ロジャーは逃げずに立ち止まる」
「(逃げることも戦い?) そうじゃが、逃げない。背後に愛する者がおるからじゃ」(ガープ)
「共に逃げれば、仲間達も危険にさらすことになる」
「正確に言うならば、逃げないんではない」
「目の前の敵達が仲間を追わんように、敵を逃さない。その時のロジャーはまさに鬼」
「仲間の悪口を言われたと、一国の軍隊を滅ぼしたこともある」(ガープ)
「確かに怒らせりゃ凶暴、短気でわがまま」
「しかし、その行動はいつも子供のように単純で真っ直ぐじゃった」
「今のエースにも似た生い立ちのせいじゃろう」
「愛する者を失うことを極端に嫌っておった」(ガープ)
「あんな無茶な生き方をしても、運よく生き延びた結果が、海賊王」
「世間の評判は最悪でも、仲間からの信頼は絶大」
「海兵のわしでさえ、あいつを嫌いになれんかった」
「だからエースを引き受けたんじゃ」(ガープ)
「サボを殺したのは、この国だ、世界だ。おめえなんかに何が出来る?」(ダダン)
「おめえのオヤジは死んで時代を変えた」
「それくらいの男になってから、死ぬも生きるも好きにしやがれ!」(ダダン)
「エース、ルフィ、火事でケガをしてないか? 心配だけど、無事だと信じてる」
「お前達には悪いけど、2人が手紙を読む頃は俺はもう、海の上にいる」
「いろいろあって、ひと足先に出航することにした」(サボの手紙)
「行き先は、この国じゃないどこかだ。そこで俺は強くなって、海賊になる」
「誰よりも自由な海賊になって、また兄弟3人、どこかで会おう」
「広くて自由な海のどこかで、いつか必ず」(サボの手紙)
「それからエース、俺とお前はどっちが兄貴かな?」
「長男2人、弟1人。変だけどこの絆は、俺の宝だ」(サボの手紙)
「ルフィの奴は、まだまだ弱くて泣き虫だけど、俺達の弟だ、よろしく頼む」(サボの手紙)
「エ…エース、俺は…もっと強くなりたい」(ルフィ)
「もっと強くなって、そしたらなんでも守れる。誰もいなくならなくて済む」
「お願いだからよ…エースは、死なないでくれよ」(ルフィ)
「いいか! 覚えとけ、ルフィ」
「俺は死なねえ!」(エース)
「俺は頭がわりいから、サボが一体何に殺されたのか分からねえ」
「でもきっと、自由とは反対の何かだ」
「自由をつかめずにサボは死んだけど、サボと杯(さかずき)を交わした俺達が生きてる」
「だから…いいか、ルフィ。俺達は絶対に、悔いのないように生きるんだ」(エース)
「俺達は、いつか必ず海へ出て、思いのままに生きよう」
「誰よりも自由に!」(エース)
「それはきっと、いろんな奴等を敵に回すことだ。ジジイも敵になる、命懸けだ」
「出航は17歳。俺達は、海賊になるんだ!」(エース)
504話
「(ルフィのケガは) 俺のせいだ…」
「1人で戦うことが強さの証じゃねえって、分かってたはずなのに…」
「俺はダメだ…全然ダメだ!」(エース)
「(17歳) じゃあな、ルフィ。俺は先に行くぞ!」(エース)
「うん! 俺だって3年経って海へ出る時は、もっと強くなってるからな」(ルフィ)
「ダダン! 俺、山賊嫌いだけどよ」
「お前らは、好きだぁ!」(ルフィ)
「サボ~! 見ててくれ! 俺も海へ出るぞ~!」
「サボが一番、エースが二番目。俺は三番目だけど負けねえぞ!」
「待ってろよ、エース。すぐに追いつくぞ!」(ルフィ)
「出たか、近海の主。相手が悪かったな。10年鍛えた俺の技を見ろ!」(ルフィ)
「まずは仲間集めだ、10人は欲しいなあ。そして、海賊旗!」
「よっしゃ、いくぞ~!」
「海賊王に、俺はなる!」(ルフィ)
「(現在) 何が、海賊王だ…俺は…俺は…俺は…」
「俺は…弱い!」(ルフィ)
505話
「てめえ…あの戦争の現場にいて…あいつらの目の前にいて…てめえ何をしてやがった!」
「なぜ、エースを見殺しにした!?」
「家族より任務かよ!」(ダダン)
「手の届く距離で、2人を救えなかったガープさんが、一番つらいに決まってるじゃない!」(マキノ)
「(礼?) つまらねえことを言うな。敵でも白ひげは敬意を払うべき男だった」
「センゴクですらそうだった」(シャンクス)
「ルフィ、つらいだろうな。エースの最後の行動を聞いて驚いた」
「それじゃまるで、ロジャー船長だ」
「俺は船長に、時には逃げてほしかったし、泣いてほしかった」(シャンクス)
「いいか、ルフィ」
「勝利も敗北も知り、逃げ回って、涙を流して、男は一人前になる」(シャンクス)
「泣いたっていいんだ…乗り越えろ!」(シャンクス)
「ジンベエ。ティーチを追っていた航路で、3年ぶりに弟に会ったんだ」
「アラバスタ王国で。ひと目あって俺は安心した。なぜだと思う?」(エース)
「もう何も見えんのか? お前には!」
「どんな壁も越えられると思っておった自信、疑うこともなかった己の強さ」
「それを無情に打ち砕く、手も足も出ぬ敵の数々」
「この海での道標だった兄、なくしたものは多かろう」
「世界という巨大な壁に、次々と眼の前を覆われておる」(ジンベエ)
「それでは一向に前が見えん。後悔と自責の闇に飲み込まれておる」
「今はつらかろうが、ルフィ。それらを押し殺せ!」
「失ったものばかり数えるな! ないものはない!」
「お前にまだ残っておるものは、なんじゃ!?」(ジンベエ)
「仲間が…仲間がいるよ!」
「ゾロ! ナミ! ウソップ! サンジ!」
「チョッパー! ロビン! フランキー! ブルック!」
「俺には仲間がいる!」(ルフィ)
「俺がそこで見たのはよ、ジンベエ…」
「もう俺の後ろをついて回るだけの、昔のルフィじゃなかった」
「あいつにはもう…頼もしい仲間達がいた」
「何があっても大丈夫さ。俺は安心したんだ」(エース)
506話
「やめておけ、ロロノア・ゾロ。限界を超えたダメージの蓄積」
「そうでなくとも、ヒヒにすら勝てぬ者が俺に挑もうというのか?」(ミホーク)
507話
「冥王が何をする気か? ”D”はまた必ず嵐を呼ぶ」
「次に会う時が楽しみだ」(ロー)
「ルフィ君、食うておけ! 食うことは生きることじゃ!」(ジンベエ)
「俺は革命軍の幹部。縁あってこの一味を、ここから逃したい」(バーソロミュー・くま)
「さっきは唐突ですまなかった。少し話をさせてくれ」
「俺にはもう、時間がない」
「麦わらは今…」(くま)
「ルフィ君。君はこれから、シャボンディに向かうつもりだと言ったな?」
「本当に、それでいいのか?」(レイリー)
「今のままで、あの強大な力に立ち向かうことが出来るか?」
「繰り返すために、また集まる気か?」(レイリー)
「私から1つ提案がある。のるか反るかはもちろん…君が決めろ」(レイリー)
「島を出るんだ、俺は! 邪魔すんじゃねえよ~!」
「俺は、戻んなきゃいけねえんだよ! シャボンディへ!」(ウソップ)
「俺は、こんな所で、道草食ってる場合じゃねえんだ!」
「ルフィが、戦争で兄ちゃん失ったって…」
「あいつ今、どれほどつれえ思いしてんだよ!」(ウソップ)
「つれえ時に一緒にいてやんなきゃ、仲間じゃねえだろぉぉぉーーー!!!」(ウソップ)
508話
「助けてって言ってんのよ! ぶつわよ、あんた!」
「私、急いでんのよ!」(ナミ)
「私は元泥棒で、今海賊なの。奪って何が悪いのよ?」(ナミ)
「仲間達が散り散りになってる間に…ルフィは、1人でつらい戦いを続けてた」
「エースを助けるために、頂上戦争に乗り込んで…」
「目の前でエースを失って、私はそれを知りもしなかった」(ナミ)
「ルフィは必ず、集合場所に来る」
「あいつの心が折れちゃう前に…早く会いに行って力になりたい」(ナミ)
「ルフィ、無事なんでしょ?」
「ごめんね、あんたはいつも私達を支えてくれたのに」
「こんな時こそ、私達の番なのに」(ナミ)
「俺はどうしても、この島から出て行きてえんだよ!」
「あいつの一大事に…俺は何をやってんだい!」(フランキー)
「俺には俺の都合ってもんがある」
「うちの船長が、ひでえ目に遭ったってニュースを目にしたんでな」(フランキー)
「1つだけ聞いていいか?」
「万が一その(自爆)スイッチを俺が押しちまったとして」
「それ、俺のせいか?」(フランキー)
509話
「お前に、ルフィの現状を聞かされたからだよ。じっとしてられっか!」(ロロノア・ゾロ)
「たとえ兄貴を失おうがなんだろうが…ルフィ、お前は必ず約束を守る男だ」
「だから俺も、必ず約束の地に…」(ゾロ)
「もしあいつが死んじまったら…」
「私はこれから、かわいいぬいぐるみなんて興味もなく」
「ベーグルサンドと温かいココアも持ってきてくれない」
「冷酷な鷹の目野郎と2人だけで過ごさなきゃならなくなる」
「そんなの、耐えられない!」(ペローナ)
「仲間思いもいいが、こいつら(ヒヒ)は手強いぞ」(ミホーク)
「人は武器と知恵ゆえに動物に勝る。しかし動物が武器を取ったらこうも強い」
「思い上がった若造には、ちょうどいい相手かもな」(ミホーク)
「お前に命令される筋合いはねえ!」
「俺は今、海へ出る!」(ゾロ)
「何、私は少し手を貸しただけですよ。戦わぬ者には神も悪魔も手は差し伸べません」
「こんな時代ですから、おせっかいながら私が去った後も」
「あなた達が自力で降りかかる悪に立ち向かえるようにと」(ブルック)
「ルフィさん。歌いましょうね、一緒に」
「今すぐあなたの心、救いに行きます」(ブルック)
「俺は…仲間を…二度とあんな目に、遭わせたくねえ!」(ルフィ)
510話
「早くルフィに会って、ケガを治してやりたい」
「また絶対無茶したはずだ」(トニートニー・チョッパー)
「私は、戻らなくちゃいけない場所がある」
「それに、守ってもらわなくても結構よ。私には仲間がいるから」(ニコ・ロビン)
「俺は、レディが好きな男の中の男だ! 近寄るんじゃねえよ、おめえら!」(サンジ)
「得体の知れんボスが血の通った人間だったと、みんな安心したようだ。もう構うまい」
「ルフィは子供じゃない」(ドラゴン)
511話
「海賊自体が生まれ変わろうとする今、海軍に老兵がのさばってどうします」
「正義は価値観、世代は越えられない」(センゴク)
「標的は、近い方がいいんで」(スモーカー)
「確かに戦争の件で、こいつは億超えのルーキー達の中でも、確実に頭ひとつ抜き出た」
「だが、このまま走らせるほど甘くねえぞ、俺は」(キッド)
「生きるか死ぬか…そんな覚悟もねえ奴等が、この海に…来るんじゃ、ねえよ!」
「すぐに俺が頭を獲ってやる。首を洗って待っていろ、麦わら!」(キッド)
512話
「世界の風向きは、西でも東でもねえ。どうやら俺に向いてるようだぜ」(バギー)
「麦わらは傷を負っている。傷ってのは、そう簡単に消えますか?」(Mr.1)
「こっちはもう癒えてる」
「それが証拠にこれから俺は…懐かしき新世界へ入る」(クロコダイル)
「ちゃんと届くかなあ…あいつらに”3D2Y”」(ルフィ)
「君達ならちゃんと伝わる、そんな気がする」(レイリー)
「そうか! 分かったぞ、ルフィ。俺、分かった。そっか、そっか…」(チョッパー)
「なるほど…そういうこと。了解、ルフィ」(ロビン)
「そうか、ルフィ」(サンジ)
「分かったぞ! 分かったぞ、ルフィ。うん…うん!」(ウソップ)
「なるほど。まったく、もう…人の気も知らないで勝手なんだから!」(ナミ)
「ほう…な~るほど」(フランキー)
「あ~、そういう感じに…分かりましたよ、ルフィさん」(ブルック)
「何かある? ルフィはこんなことする奴じゃねえ」
「レイリーが一緒ってことは奴の差し金だ。必ず何かある」
「う~ん?」(ゾロ)
513話
「時期を待つと…そう言ったんだ」
「慌てるな。ひとつなぎの大秘宝、ワンピースは逃げやしねえ」(ロー)
「潰し合う奴等は潰し合ってくれりゃあいい。つまらねえ戦いには参加しねえ」
「ゴチャゴチャ言ってねえで、黙って俺に従え」
「獲るべき椅子は、必ず奪う」(ロー)
「(ボニー) おめえみてえな小娘によ~く億って賞金がついたもんだ」
「新世界は選ばれた強者の海だ。サウスブルーから長旅ご苦労だったな」
「おめえはここで脱落だ」(ティーチ)
「女は品が大事だろ!」
「下品なのは仲間だけで十分だぜ!」(ティーチ)
「見えました、海軍が」
「(約束の)軍艦はあるが渡す気はないらしい」
「赤犬が乗っている」(ヴァン・オーガー)
「お前、調子に乗るんじゃねえぞ。いつから俺の上司になったんだ?」
「お前らが政府内でどれほどの権限を持っていようが、俺は海賊、関係ねえ」(ドフラミンゴ)
「お前らとの取引が面白くなくなったら、俺はいつでも七武海を辞める」
「よく覚えときな」(ドフラミンゴ)
「お前が仲間にしてくれたから、俺はもう誰になんと言われても平気なんだ」
「お前の力になれるなら…俺は本物の怪物にだってなりたい!」(チョッパー)
「ルフィ~! 俺! 必ず! 強くなってみせるぞ~!」(チョッパー)
514話
「お願い、教えてハレダスさん。新世界の天候のこと。分かるだけ、全部!」(ナミ)
「(必死?) そりゃそうでしょ! 仲間全員分の命が懸かってんのよ」
「私は航海士、海上にいる間は責任重大よ」
「船長の望む場所ぐらい、どこへでもちゃんと連れてってあげられなくっちゃ!」(ナミ)
「ルフィは海賊王になるって言うんだから、私だって並大抵の航海士じゃいられないのよ」(ナミ)
「仕方ないのよ」
「だってあいつおっきなことばっかり言うくせに、海のことなんにも知らないんだから」(ナミ)
「やることはいつもメチャクチャだし、放っておいたら…」
「放っておいたら、死んじゃうんだから」(ナミ)
「バカだし、世話が焼けるのよ」
「だから、助けてあげるの。今度は私が…」(ナミ)
「ルフィ。おめえは、俺に夢を持たせてくれた」
「この広い世界に、俺を連れ出してくれた」
「今以上に、どんなに激しい冒険にも耐えられる技術を俺は…俺は身に付ける」
「だから、ルフィ。乗り越えていこうぜ! 新世界の荒波も!」(フランキー)
「俺はレデイ達とお友達になるために生まれてきたんじゃねえ」
「俺はレディを…愛するために生まれてきた男だ!」(サンジ)
「俺が勝った時…」
「俺が全てに勝った時…俺は今の数倍強くなってそうだな」(サンジ)
「おい、ルフィ。お前…負けんなよ」(サンジ)
「ルフィ。次、無事に会えたら…」
「俺は、お前が海賊王になるために、料理人として世界一のサポートをしてやる」
「この、地獄を…生き抜いて!」(サンジ)
515話
「見世物? 大いに結構。なんとでも言いなさい」
「私の辞書に、もう”孤独”という文字はない」(ブルック)
「ルフィ。あなたのお父さんのもとで世界の流れに身を投じれば」
「少しは強くなれるかしら?」(ロビン)
「”誰かのために強くなりたい”なんて…考えたこともなかった」(ロビン)
「俺は…ルフィって奴は、生きてるだけで勝手に海賊王になっちまう奴だと思ってたんだ」
「でも、違うな。あいつだって敵わねえ敵がたくさんいる」
「ルフィだって負けるんだ」(ウソップ)
「無理してんだ。悲鳴上げてんだ」
「だから…あいつには俺様の力が必要なんだ!」(ウソップ)
「待ってろよ、ルフィ!」
「お前が海賊王になるために、俺は本物の”狙撃の王様”になってみせる!」(ウソップ)
「(鷹の目) 頼む」
「俺に、剣を教えてくれ!」(ゾロ)
「見損なったぞ、ロロノア。お前は敵に教えを請おうというのか?」
「恥を知れ!」(ミホーク)
「強くなりてえ!」(ゾロ)
「ヒヒにもやられて、海にも出られず」
「のこのこと帰って来るような男に、教えることは何もない」(ミホーク)
「ヒヒなら倒した」
「後はお前の首だけだ!」(ゾロ)
「だが…今お前に勝てるとつけ上がるほど、俺はバカじゃねえ」(ゾロ)
「お前を、超えるため!」(ゾロ)
「俺の首を狙う剣士を、俺の手で育てろというのか?」
「おかしな奴だ。バカバカしい。見栄えのせん行為に変わりはないぞ」(ミホーク)
「どうやら、野心に勝るものを見つけたようだな」(ミホーク)
「不器用な奴め」
「お前のような男がプライドを捨てる時は、必ず誰かのためだと決まっている」(ミホーク)
「俺達は、ある場所に3日後に集合する約束をしてた。それがこのザマ…」
「2年」「集合は3日後じゃなく、2年後」(ゾロ)
「他の行動は世間の注目を集めるためのフェイクだ」
「これは、俺達だけに向けられたメッセージ。そして、ルフィの決断だ」(ゾロ)
「焦っても今の俺達じゃ新世界は駆け上がれねえ。立ち止まって力をつけるんだ」
「そしてまた必ず集結する!」(ゾロ)
「2年後に、シャボンディ諸島で!」(麦わらの一味)
516話
「ルフィ…よくぞここまで立ち直ったものじゃ」
「その手、その笑顔、そなたの何気ない仕草の全てが」
「わらわの胸をキュンキュン締めつける」
「このままでは…キュン死にしてしまうかもしれぬ!」(ハンコック)
「ハンコック。そう甘やかしてもらっては困る」
「ルフィ君の修行中、女達の出入りは厳禁だ」(レイリー)
「えっ? なぜそういうことを、そなたに決める権利があるのじゃ! レイリー!」
「答えによってはそなた、石にしてしまうぞ!」(ハンコック)
「ルフィのため…なら我慢」(ハンコック)
「猛獣の数がおびただしいな。とても数え切れない」
「今の君では討ち取れんような生物が、ざっと5百体以上」
「力を付けねば、夜もおちおち眠れんぞ」(レイリー)
「他人事ではない。君もこの力を身に付けるのだ」
「”覇気”という力を!」(レイリー)
「いいか、ルフィ君。覇気とは、全世界の全ての人間に潜在する力だ」
「気配、気合、威圧。それは人として当たり前の感覚となんら違いはない」(レイリー)
「ただし、大半の人間はその力に気付かず、あるいは引き出そうにも引き出せず一生を終える」(レイリー)
「疑わないこと、それが強さだ」(レイリー)
「この力(武装色の覇気)の有効な点はここだ」
「悪魔の実の能力者に対して、弱点を突くことを除いては、この武装色の覇気が、この世で唯一の対抗手段であるということ」(レイリー)
「ほぼ無敵にすら感じるロギアの能力者の流動する体も、実体として捉えることが出来る」(レイリー)
「これが相手を威圧する力、”覇王色の覇気”」
「この世で大きく名を上げるような人物は、およそこの力を秘めていることが多い」(レイリー)
「ただし、この覇王色だけは、コントロールは出来ても鍛え上げることは出来ない」
「これは使用者の気迫そのもの、本人の成長でのみ強化する」(レイリー)
「確か”ここだけは安全だ”って、オッサン言ってたな」
「海賊、麦わらのルフィは…ちょっと休業だ」(ルフィ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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