「Dr.STONE(ドクターストーン、2期)」の名言・台詞まとめ

アニメ「Dr.STONE(ドクターストーン、2期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

Dr.STONE(2期)

→Dr.STONE(1期、1話)

1話

「俺等は司帝国に機動力とスピードで勝つ」
「人類が生み出した最強サイエンスサバイバルグッズ、宇宙食を作る」(千空)

 

「出たぁ!? またなんか科学王国の、石の世界にあり得ないクラフト!」(あさぎりゲン)

 

「(冬に戦えないのは)兵站問題だ」
「このストーンワールドじゃ、アホほど寒い冬の戦場は地獄になる」
「だが俺等は科学でその問題をクリア出来る」(千空)

 

「熱々のまともな飯をソッコーで食えるなんつーのは」
「100億%のアドバンテージ、冬バトルの切り札だ」(千空)

 

「ああ。俺等は、カップラーメンを作る」
「フリーズドライ食品の爆誕だ!」(千空)

 

「どれもこれも、これまで千空と作って来たものを利用して出来ているのだな」(コハク)

 

「ああ。そうやって人類が200万年」
「アホほど気長に積み上げてったもんが、科学だ!」(千空)

 

「誰も傷ついて欲しくない」
「もう戦いは避けられないのですね」(ルリ)

 

「ぶち殺し合いしに行くっつう訳でもねえ」
「俺ら科学王国の勝利条件は意外とシンプルなんだよ」(千空)

 

「復活液の原料が取れる、奇跡の洞窟の制圧だ」
「向こうのお仲間と携帯で連絡取れりゃ、司帝国無血開城も夢じゃねえ」(千空)

 

「必要なのはレコードと携帯2セットだけ」
「上手くいけば、ホントに司ちゃん帝国無血開城で70億人を救える」(ゲン)

 

「その代わり、もしも神が見ているのなら」
「石神千空とあさぎりゲンは、2人仲良く地獄に落ちる」(ゲン)

 

「安心しろ。100億年も前から科学の世界じゃ神は留守だ」(千空)

 

「村の連中にはやり口黙っとけよ」
「ワルモンは旧世界の俺ら2人で十分だ」(千空)

 

「何言ってやがる」
「今聞かされたから俺も共犯じゃねえか」(クロム)

 

「そもそも実行部隊は俺だ」
「クソでけえ携帯現地でセッティングする技術者がいんだろ」
「顔われてる千空より、俺だろうよ!」(クロム)

 

「3人仲良く地獄に落ちて、代わりに世界を、70億人を救おうぜ」(クロム)

 

「VS司帝国・本土決戦。ストーンウォーズの開戦だ!」
「唆るぜ、これは」(千空)

 

2話

「いつまで追うの?」(紅葉ほむら)
「貴様を捕らえるまでだ」(コハク)
「無理、諦めて」(ほむら)

 

「科学のビックリドッキリアイテム、最終兵器のレベル3が火吹くな」(千空)

 

「さあて時間ねえんだ、とっとと始めんぞ」
「楽しい二重追跡レースのスタートだ」(千空)

 

「千空、確認しておく。ほむらの動きは尋常ではない」
「傷つけずに捕らえるのは不可能だろう」(コハク)

 

「だが峰打ちを止め、一太刀で首をはねるなら可能だ」
「よいのだな、殺して?」(コハク)

 

「コハク」
「てめえは人間ぶち殺したこと、あんのか?」(千空)

 

「あるわけがなかろう!」
「だからこそ、やらねばならぬその瞬間、私は必ず躊躇する」
「己の弱さを露呈する」(コハク)

 

「その刹那の迷いを消すために、強い言霊にしなくてはならぬのだ」(コハク)

 

「鬼ごっこがいきなり挟み撃ちに変わる!?」(コハク)
「それが情報戦だ」(千空)

 

「確かにいかに素早い敵でも、現れる場所にタイミング、全ての情報を制すれば」
「無傷で確保も可能だな!」(コハク)

 

「唆るだろ」
「これが科学王国の、情報通信戦争だ」(千空)

 

「まあリアルな話、(石像壊すの)有りか無しかで言ったらさ」
「ベストなんだろうね、今壊すのが」(ゲン)

 

「いや~、リームーリームー」
「なあんにも悪くないからさ、この石像のみんなは」
せめてド悪人とかだったらね」(ゲン)

 

「人間リアリストぶってもさ、いざ自分がジーマーで手下すってなるとね」(ゲン)

 

「弱いね、実際、弱い…」
「だからこそ、やっぱそれができちゃう司ちゃんはバイヤーすぎんのよ」
「止めないと…」(ゲン)

 

「弱くなんかねえぞ。俺等はもっと上目指してんだ」
「なるべく無血開城、ようは司軍が増えるより早く味方に引き込みゃいいだけだろ」(クロム)

 

「なら行こうぜ、俺等のミッションは」
「一秒でも早く携帯のホットライン作ることじゃねえか!」(クロム)

 

「超絶懐かしくてお涙が出るな」
「アホほどでけえその声もよ」(千空)

 

3話

「電波という科学の声が、今、空を飛んで、遥かな敵地とこの村を結んでいるんです」(ルリ)

 

「一年で携帯まで作っちゃったんだね」
「アハハ、もう凄すぎだよ、知ってたけど」(小川杠)

 

「むしろ大樹、てめえは何も知らねえ方がいい」
「妙な話が出てもアホみたく信じてろ」(千空)

 

「千空、1つだけ確認するぞ」
「それが一番、血が流れないんだな?」(大木大樹)

 

「ああ、それが一番血が流れねえ」(千空)
「よし分かった。千空、お前がそう考えるのならば説明などいらん!」(大樹)

 

「一年離れていようとも、微塵も揺るがないのだな信頼が」
「千空と大樹たちが、司相手に生き残れた理由が分かった気がする」(コハク)

 

「仲間に誘う1人目は、もう決まってる」
「監視の人さえ味方に付ければ、後は根気で1人ずつ」
「司帝国のみんなを仲間に出来るはず」(杠)

 

「四文字ごとに俺を殴り続けて構わん!」
「その代わり聞いてくれ!」
「俺の仲間の、大切な話を!」(大樹)

 

「ワオ、そういうこと。何か話見えてきた気がする」
「取り敢えず千空くんが騙そうとしてるってことだけは…」(杠)

 

「ハッタリより、科学に賭ける!」(千空)

 

「いや無理だな」
「ボロい録音媒体どもなんざ、100億%塵に返ってるわ」(千空)

 

「てめえに約束してやれんのは1つだけだ」
「この最後の歌だけは、俺が必ず守ってやる、科学の力で」(千空)

 

4話

「1人じゃ無理なら、全員で行きゃいいだろうが?」
「科学王国、全軍出撃だ!」(千空)

 

「後半月で冬も明ける。ここに座して待てば、司軍が攻めてきて終わりだ」(コハク)
「ああ、攻撃だけが最大の防御だな」(千空)

 

「嬉しそうに、こりゃご都合いいじゃねえか」
「科学は使い回しだ、とか何とか言ってたな」(コハク)

 

「もはや(車作りを)楽しんでるでしょ、千空ちゃん達」(ゲン)
「捕まったクロムを全軍で救出するために車を作るという目的は完全に忘れられているな」(コハク)

 

「心配すんな」
「司軍にしてみりゃ、クロムなんぞただのヒョロガリのザコ村人だ」(千空)

 

「人質としてご丁寧に幽閉されてんだろうよ」
「余計な口叩きさえしなけりゃ安全だ」(千空)

 

「クロムだぞ?」
「余計な口を叩かなければ安全?」
「クロムだぞ?」(コハク)

 

「やべえ…しくった、完全に」
「せめてラーメンや綿あめからだった…」(クロム)

 

「科学者の君がここに来た目的を教えてくれますか?」
「まあ口を割らなければこのまま死ぬだけですが?」(氷月)

 

「クロム、俺は科学文明全てを否定してる訳じゃないんだ」
「現にここでも、炎や道具を使っている。それだって立派な科学だよ」(獅子王司)

 

「だが既得権益者たちが、全てを牛耳る旧世界が、どれだけ科学武器で汚れきっていたか」
「君は知らない。歯止めが必要なんだ」(司)

 

「千空は、何者かの意思で浄化された、この美しい世界を、また汚そうとしている」(司)

 

「おお、悪くねえな、死ぬよりは…て言うとでも思ったのか?」
「落とせよ! とっとと」(クロム)

 

「落下時の死を眼前に、覚悟がまるで変わらなかった」
「これ以上責めても無意味だね」
「彼は飴でも鞭でも裏切らないよ」(司)

 

「ゼロから鉄で作り上げた、生命体だ!(蒸気機関)」(コハク)

 

「出ちゃたこれついに、産業革命!」(ゲン)

 

「科学王国鉄道、蒸気機関車の行き先は…司帝国だ」(千空)

 

5話

「何が大怪我だ?」
「こんなただ走ってるだけのケダモン」
「この俺のナンバーワンパワーに勝てる訳もねえだろうが!?」(マグマ)

 

「マグマと鉄の生命体・蒸気機関の力比べか、見ものだな!」(コハク)

 

「エンジンさえ出来りゃ、自動車完成は目前」
「科学の怪力モンスター・スチームゴリラ号だ!」(千空)

 

「道交法は厳守しねえとな」
「1ミリも思ってねえけどな」(千空)

 

「いやこれ木の車輪じゃあリームーでしょ?」
「舗装道路じゃないんだし。どうすんの、タイヤ?」(ゲン)

 

「ああ、NASA開発の惑星探査用エアレスタイヤな。それの竹網版だ」(千空)
「いやそんな、あの有名な、ご存知の、みたく言われてもまるで知らないけどね」(ゲン)

 

「これで早いとこ助けに行ってあげないと、捕まってるクロムが不憫での…」(カセキ)

 

「いやそういうことじゃなくてね」
「自動車なんてこんなワクワクしちゃうもの作ってるこの場にいないクロムが」
「もうかわいそうすぎてのう」(カセキ)

 

「関係ねえよ、そんなもん」
「ただ科学工作が面白えからに決まってんだろうが」(千空)

 

「ああ、無論だ!」
「皆で戦い、必ずここに戻って来る」
「科学王国勝利の旗と共に!」(コハク)

 

「もっとパワー?」(千空)
「せ、千空が…めっぽう悪い顔をしているぞ!?」(コハク)

 

「今回に限っちゃ正面突破は悪くねえ」
「力ずくで竹の牢ごとぶち破るぞ」(千空)

 

「こっちには頼もしいメカがいんだろうが」
「科学の怪力スチームゴリラ号を、超絶改造パワーアップで戦車にする!」(千空)

 

「槍使いの一突きは、木の盾をも貫く」
「その軽い紙の盾とやらで、司軍の武器を防げるとはさすがに思えんぞ?」(金狼)

 

「なら丁度いいテストじゃねえか」
「勝負してみっか?」(千空)

 

「塗ったのは固まる前のプラスチックだ」
「紙のしなやかさにプラスチックの硬さを混ぜりゃ、カーボン樹脂の爆誕だ!」(千空)

 

「石炭は簡単に手に入るんだ、質を問わなければね」
「うん、つまり火薬の次に警戒すべき科学は、蒸気機関の車両による突撃だ」(司)

 

「遅かれ早かれたどり着くさ、千空ならね」(司)

 

「千空は冷徹に見せて、その実、友を見捨てはしない」
「彼の致命的な弱点は、そこなんだ」(司)

 

「やべえ、何言ってんだ俺は?」
「俺を助けに来てくれる、誰が?」
「パパママ助けてのガキかよ?」(クロム)

 

「違うだろ?」
「俺が助けるんだろうが、千空たちをよ!」(クロム)

 

「脱獄してやるぜ、自力で、科学の力で!」
「そうだ俺は、科学使いクロム!」(クロム)

 

6話

「さ~て、いよいよクロム救出作戦の決行だ」
「作戦内容はシンプルだ」(千空)

 

「まず、パワーアップしたスチームゴリラ号で、クロムのいる竹の牢をぶち破る」
「そんで逃げる、以上」(千空)

 

「だがあまり猶予もないぞ」
「クロムのことだ、いずれ余計な口を叩いて…」
「いや、時すでに遅いかもしれん」(コハク)

 

「旧世界で俺(警察官として)先なかったし、リセットバンザイだわ、マジで」(上井陽)

 

「確かにあいつらから見たら俺は原始人かもしれねえ」
「だがな、見てやがれ、科学の脱獄!」(クロム)

 

「頭ん中だけで唸ってたって何も出やしねえ」
「そこじゃ千空に敵う訳もねえ」(クロム)

 

「まずは素材集め、俺の得意技だ」
「考えるより動く、探す」
「俺の科学はそっからだ!」(クロム)

 

「違う…科学は自慢するためのもの何かじゃねえ」
「思い出せ、目的をよ」
「むしろ、低レベルのフリをしろ!」(クロム)

 

「おう、どうだ。分解した薬で檻を溶かしてぶち破る」
「これが科学使いクロムの脱獄だぜ!」(クロム)

 

「やっぱバカだろ、てめえ」
「現代の訓練を受けまくったポリスメンに、原始人が竹槍で敵う訳ねえだろよ!?」(陽)

 

「無罪はねえよ」
「でもそれで、チャラにしてやっからさ」(陽)

 

「俺が実戦で、経験値積んできた、唯一の技を、くらいやがれぇ!!」(クロム)

 

7話

「大樹の雑頭で、んな気の利く小細工100億%ねえよ」
「消去法だとな」(千空)

 

「ただ杠は、極秘ミッションで死ぬほど忙しいはずだ」
「やるべきことをほっぽらかして勝手に動くような女じゃねえ」(千空)

 

「最終決戦場攻め落とすのに、戦車ぶち込めんのはアホほどでけえぞ」(千空)

 

「決戦は奇蹟の洞窟争奪戦だ」
「なんせ洞窟に湧く硝酸がありゃ、復活液も作れる、火薬も作れる」(千空)

 

「科学王国VS司帝国、このゲームの勝利条件はな、敵の殲滅とかじゃねえ」
「奇蹟の洞窟を押さえた奴が勝者なんだよ」(千空)

 

「ガチファン、ニッキーちゃんのスパルタ特訓のおかげで」
「リリアンちゃんのマネっこ再現度はバッチリよ」(ゲン)

 

「羽京ちゃんのゴイスーな耳にさえ聞かれなきゃね」
「そこだけはバレないように進めないと」(ゲン)

 

「凄いぞ、リリアン説得大作戦!」
「どんどん仲間が増えていく!」(大樹)

 

「ああ、順調すぎて怖いね少し」
「人間何でも、慣れてきて油断した頃が一番危ないからさ」(花田仁姫、愛称:ニッキー)

 

「楽しそうだね」
「聞かせて欲しいなその電話、僕にも」(西園寺羽京)

 

「ガチファンのニッキー先生に満点もらった俺のモノマネVS羽京ちゃんの聴力で」
「一か八かの勝負!」(ゲン)

 

「凄いね、本当にリリアンだ」
「普通なら僕の負けだったかもしれない」(羽京)

 

「(実際は英語)でも、人間が熱唱した直後の微妙な揺らぎがない」
そこは歌えない人には再現不可能かもね、ゲン」(羽京)

 

「ちょっと待って、千空ちゃん」
「今なんで羽京ちゃん、わざわざ英語で言った?」

「出来れば、周りの連中に聞かれたくなかったからでしょ?」(ゲン)

 

 

「羽京ちゃんの妙な行動、兆候はあったのよジーマーで」(ゲン)

 

「凄いな、さすがに早いね飲み込みが」
「あのままクロムを助けに来てたら千空、君が死んでたからね」(羽京)

 

「勘違いしないでほしい」
「僕は別に君の味方じゃない」(羽京)

 

「僕も探り探りなんだ、君達がどういう人間なのか?」
「話を聞きたい」(羽京)

 

「僕は見たんだ、君達のとんでもない、極秘ミッションを」(羽京)

 

「今日のはいつにもまして地道ですな」
「大丈夫、慣れてるからそういうの」(杠)

 

「信じがたいことだけど、僕の予想が正しければ…」
「狂気だ…君達はこの状況でまだなお、世界全人類を救おうとしてる、科学の力で」(羽京)

 

「いや。千空、僕は君達に協力してもいいと思ってる」
「条件次第ではね」(羽京)

 

「そりゃ耳ゴイスーの羽京ちゃんが手貸してくれるなら、ジーマーでありがたいけど…」
「条件ね」(ゲン)

 

「代わろうか千空ちゃん」
「駆け引きなら、メンタリストのお仕事かな?」(ゲン)

 

「探り合いは時間の無駄だ、結論から言え!」
「何だ、条件っつうのは?」(千空)

「それ交渉で一番やっちゃバイヤーなやつ!?」(ゲン)

 

「OK、分かった」
「僕の条件はたった1つ、誰も死なないこと」(羽京)

 

「今いち腹読みきれねえな羽京、てめえはよぉ」
「単純に超絶お優しい理想家か、それとも?」(千空)

「理想家? どころか僕は、一番の卑怯者だよ」(羽京)

 

「初めて司が石像を壊すのを見て、僕は…ただ悲しかった」
「なぜ、どうしてって…それでも、復活者の殺し合いだけは絶対に避けたかったんだ」(羽京)

 

「そのためなら、司の石像破壊も許容した」
「石像は現状ただの物だ」
「蘇らせないことは、殺人じゃない」
「そんな、吹けば飛ぶような理論武装でね」(羽京)

 

「救いがたいほど卑怯なのは分かってる」
「でも、僕はただ…目の前の誰にも、死んでほしくないだけなんだ」(羽京)

 

「こんな世界で、それが人としての、最後の砦じゃないのか?」(羽京)

 

「犠牲者ゼロを約束してくれるなら君達に協力する」
「だけど、もし1人でも殺したら、その時は!」(羽京)

 

「おもしれえ乗ってやる!」
「問題ねえ。あわよくば無血開城っつってたじゃねえか元からよ」
「理想から絶対に変わっただけだ!」(千空)

 

「おかげで今、1つ確信したことがある」
「氷月が君達の村を攻めた時、こう報告したんだ」
「手下達は千空の謀略で死んだ」(羽京)

 

「違う、犯人は君じゃない、氷月だ」
「司と氷月は同じ最強でも、まるで違う生き物だ」(羽京)

 

「もう日和見は出来ない」
「いつか必ず、血が流れる」(羽京)

 

「戦車でドカンきたら、現代人なら一発で100億%戦意喪失だ」(千空)
「犠牲者を出さず制圧となると、勝負はその最初の砲撃直後、電撃速攻が全てだな」(コハク)

 

「奇蹟の洞窟争奪決戦、戦闘開始わずか数十秒に、科学王国の全兵力を投入する」
「そのために、奴が絶対必要だ」
「チートパワーのタフネスナンバー1男がな」(千空)

 

「不思議だ」
「初めて会うのに、私は君の名を知っているよ、大樹」(コハク)

 

「これで科学王国のカードは出そろった!」
「司帝国との最終決戦の幕開けだ!」
「唆るぜ、これは!」(千空)

 

「ハーバード大の心理学者、ショーン・エイカーっておっさんの研究によれば」
「人間の衝動がもつ時間は、わずか20秒」(千空)

 

「つまり奇襲決めても敵が衝動的に、やべえ逃げてえってパニクってくれんのは」
「最初の20秒間だけだ」(千空)

 

「それを過ぎたら敵も冷静になって反撃してくる」
「斬り合えば必ず死人が出る!」(千空)

 

「みんな、腹をくくれ!」
「この20秒で、全人類の命運が決まるのだ!」(コハク)

 

8話

「千空の目的は奇蹟の洞窟だ」
「陽たちのためにも、必ず阻止してして、理想の新世界を作りあげよう」(司)

 

「じゃあ奇蹟の洞窟なんて超重要施設、車両対策ってジーマーで罠だらけだろうね」
「じゃあ千空ちゃん、迂回でも?」(ゲン)
「よし、突撃!」(千空)

 

「一番の難所はこの初手だ」
「混乱した雑兵は、雑な反撃をする」(コハク)

 

「殺さず」
「このルールの中で、敵の初撃をどう捌くか?」(金狼)

 

「心配するな!」
「攻撃は一番前で、俺が全て受け止める!」(大樹)

 

「お前達、人を殴るのは悪いことだ!」(大樹)

 

「食らいやがれ」
「音響兵器、ショックキャノン!」(千空)

 

「死者数は…ゼロだ」(千空)

 

「さすがにみなさん、本能的に理解したようですね」
「たった今、科学王国の勝機が完全に潰えたことを」(氷月)

 

「やあ、千空」
「長い…長い戦いだった。あれから1年」
「悲しいな、君を二度もこの手にかけなくちゃならないのは」(司)

 

「冷てえ奴だ」
「てめえに会いにせっせと地獄から登ってきてやったのによ」
「アホほど細い、科学の糸でな」(千空)

 

「うん、紙一重だった。でもたった今、全ての勝負はついたんだ」(司)
「君達の負けです、千空くん。そこで提案です」(氷月)

 

「ああ、いちいち言わねえでいい、分かってる」
「こいつら全員の安全保障と引き換えに、科学マンの俺1人に死ねっつうんだろ?」(千空)

 

「話が早くていいですね」
「さすがちゃんとしてる」(氷月)

 

「ダメだ! ダメだ千空!」
「あの時と、また同じになってしまう」
「俺は、もう二度と!」(大樹)

 

「気色わりい泣き顔さらしてんじゃねえ、デカブツ!」
「どこが同じだ? 目ン玉ほじくりかえして洗って来い!」(千空)

 

「あん時は大樹、てめえも間に合わなくて俺1人だった」
「でも今は…今ここに、山ほどいんじゃねえか」
「てめえも、科学王国のお仲間達もよ」(千空)

 

「ああ! その通りだ、千空!」(コハク)

 

「いや~、みんな熱いね」
「まぁ、千空ちゃん負けちゃったら、もうコーラも飲めないしね」(ゲン)

 

「あの時言えなかった、穏やかなご挨拶をさせてもらおう」
「初めまして、私達が科学王国だ!」(コハク)

 

「(勝ち筋など)ある訳がなかろう、そうなもの!」
「守るのだ、奇蹟の水の拠点を!」(コハク)

 

「これは籠城戦だ」
「我々でわずかに持ちこたえさえすれば、必ず作り出す」
「千空たち科学使いが、勝利の道を!」(コハク)

 

「最後に制するのは、自然が人類に与えた、純粋な力だ」(司)
「最後に制するのは、人類自身が積み重ねた、科学だ」(千空)

 

9話

「何かが目の端によぎった」
「長年の俺の勘が言ってんだ。やべえ科学の切り札が、この戦場にきっとある!」
「俺の科学は、素材探しからだ!」(クロム)

 

「要はとにかく、運がよければ白い粉の武器が湧くってことね」(ゲン)
「ああ、そこはただの運ゲーだ!」(千空)

 

「ああ、忘れてた」
「え~と前も言ったけど、千空ちゃんの運の引きって基本」
「ジーマーでドイヒーなんだった…」(ゲン)

 

「悪くはない、殺したくはない」(司)

 

「長身の懐から、2人の連携技!?」(司)

 

「と見せかけての3対1ですか」
「思ったよりちゃんとしてますね」
「まっ、司くんなら全く問題ないでしょうが」(氷月)

 

「邪魔はさせん。氷月、貴様の相手はこの私だ」
「リベンジマッチといこうじゃないか!」(コハク)

 

「硫酸と奇蹟の水・硝酸を合わせりゃ、混酸が作れる」
「混酸さえありゃとんでもねえもんが…」
「いや、”もし””たら”の話は時間の無駄…」(千空)

 

「石鹸で始まった戦いが、いま石鹸で終わるんだよ」(千空)

 

「絶望すると凡夫はすぐに無益なあがきをする」(氷月)

 

「絶望など微塵もした記憶がないな!」
「分からないのか? 全ては積み重ねだ」(コハク)

 

「武力も、科学も」
「個々の力など矮小でも、皆のわずかな積み重ねが全てを作り上げる」(コハク)

 

「千空たち科学チームに、逆転の時間を作り出す」
「私達は科学を、千空を、信じているのだ」(コハク)

 

「しー、息かけんな! ポタっとやっただけでドカンだ。全員肉片も残んねえよ」
「ニトログリセリンだ!」(千空)

 

「ニト・ロ…聞いたことある聞いたことあるよ」
「何かバイヤーすぎるやつ!?」(ゲン)

 

「まさか、これで全員吹っ飛ばすのか!?」(クロム)
「違うバカ。全員助けるんだよ」(千空)

 

「行かせーーん!! 千空の所にだけは!」(大樹)

 

「司、勝つのは力か科学かじゃねえ」
「力も科学なんだよ」(千空)

 

「パワーは火薬のざっと100倍以上」
「力をギリシャ語でなんて言うか知ってか?」
「ダイナマイトだ!」(千空)

 

「あんなものに巻き込まれたら、人など跡形も残らんぞ!?」(金狼)
「人の力など一笑にふす、科学の力だ!」(コハク)

 

「ギリッギリ間に合ったな、バトルチーム」
「てめえらが持ちこたえてくれたおかげでよ」(千空)

 

「たった今、科学王国はダイナマイトを完成させちゃったよ!」
「威力はおよそ、100億メガトンジュール!」(ゲン)

 

「いいの数字なんか」
「千空ちゃん雑なんだもん、交渉」
「本質しか言わないんだから、ジーマーで」(ゲン)

 

「ううんと戦況的には勝ったかもだけど、決着した訳じゃないんだよね」
「有象無象は片付いたから、問題はこの先」(ゲン)

 

「司ちゃんも千空ちゃんも気づいてない訳ない」
「こっからどうするの、ジーマーで?」(ゲン)

 

「受け止めても叩き落としても爆発する」
「広範囲の爆風はかわすのも無理だ」(司)

 

「うん、確かに不可避だね」
「ただ、必ず皆が巻き込まれて、大勢の死者が出る」(司)

 

「千空、君は人を見捨てられない」
「自らを犠牲にもしない」(司)

 

「おやおや、お互い動けやしねえな。決着じゃなくて膠着だ」(千空)
「その状況をわざわざ狙って作り出した。つまり千空、君の目的は?」(司)
「ああ、取引だ、司」(千空)

 

「そのヨタ話を信じるに値する根拠は?」(司)
「俺の言葉だけだ、科学に嘘はつかねえ。足りねえか?」(千空)
「いや、十分だ。十分だよ」(司)

 

「恐ろしい…うん、そうかもしれないね」
「みんなならどうしたかな?」(司)

 

「もし自分が、まだ人のほとんどいないストーンワールドで目覚め」
「復活液の存在を知ったとしたら?」(司)

 

「原始の世界で大人数は支えられない」
「復活液を永遠に作り出せる保証もない」
「羽京、君なら誰を選ぶ?」(司)

 

「つまり、命を選ばなくちゃいけない」
「とても恐ろしいことだ」
「神を演じる罪深い仕事だよ」(司)

 

「ならその罪は俺が負う」
「新しい世界を作るチャンスにする、そう思った」(司)

 

「目指すものは変わらないよ、今も、これからも」
「だから千空、今はあくまで停戦だ」(司)

 

「全部ほじくり返しゃいいんだよ」
「ダイナマイトで採掘する」(千空)

 

「万が一、石像ぶち壊したらしゃあねえ」
「全部引っ付けるだけだ!」(千空)

 

「ええとその地獄作業やるのは誰ですか、千空くん?」
「こら!」(杠)

 

「ただ1つだけ言えんのは、破壊神ダイナマイトの稼ぎで作ったノーベル賞が」
「科学をどんだけ盛り上げまくったか」(千空)

 

「そして俺等も、そのダイナマイトの科学の力で、掘って掘って掘りまくって、救いまくる」
「世界人類、全員をだ」(千空)

 

10話

「待て、千空! 未来ちゃんは裸だ!」
「ダメだ! このまま復活させては!!」(大樹)

 

「(復活は)こっからだ、問題は!?」(千空)

 

「お願い! 石化が解ける時に、千空くんの首が治ったみたく」
「未来ちゃんの全身を中身まで治してくれたら!?」(杠)

 

「そもそも復活液っつうのはよ、何千年も意識ねえ」
「100億%脳死みてえな状態から叩き起こす薬じゃねえか」(千空)

 

「だったら同じ脳の1つや2つ、修復できねえ道理はねえだろうよ!」(千空)

 

「兄さん…よう老けてもたね」
「でもシュッとしてるわ」
「私、何年寝とったんかな?」(獅子王未来)

「6年…いや、数千年だよ、未来」(司)

 

「決して治ることなどない、そう知りながらあがき続けた」
「何年も、何年も…待っていたのだな、司」
「君はずっと…ずっとこの時を」(コハク)

 

「千空。ダイナマイトの残り本数が合わねえ?」
「おお、これでも素材王だ」
「ブツのことだけは間違えねえよ」(クロム)

 

「誰かが取ったなら、僕の耳に聴こえたはずだ」
「それをかいくぐるような隠密行動が出来るのは」
「僕の知る限り、1人しかいない」(羽京)

 

「ほむらちゃんは勝手には動かないよ」
「誰かさんの指示がないと」(ゲン)

 

「背後から忍ぼうが寝込みを襲おうが」
「霊長類最強の高校生・獅子王司を消すことは不可能でした」
「司くん、君に守る者さえいなければね」(氷月)

 

「待っていたのは私です」
「ずっと、この時を」(氷月)

 

「邪魔な司くんを始末した後で、千空くん、君と2人きりで話がしたかった」(氷月)

 

「校舎裏に告りに呼び出す中坊かよ、てめえはよ?」
「あいにくこっちは既婚者でな?」(千空)

 

「あっ、もうバツイチか?」
「1ミリも話すことはねえな、てめえとは」(千空)

 

「でも聞くだけでもぜひ」
「納得して動くか、それとも拷問で動くか、それだけの差なんですから」(氷月)

 

「私と司くんは一致していたんですよ」
「根底となる信念、それは、数千年前に地球に降り注いだこの石化現象は」
「人類の選別、間引きのためだったということです」(氷月)

 

「ほぉー、そりゃまた100億%唆らねえ話だな」
「根拠ゼロの俺様理論は、科学の世界じゃギャグでしかねえって覚えとけ」(千空)

 

「綺麗事はよしましょう、千空くん」
「君だって本当は分かっているはずですよ」(氷月)

 

「この地球でもはや、70億人もの人口は絶対支えられない」
「ならば誰を生かすのか?」(氷月)

 

「ご高潔な司くんが目指したのは、人が人から奪わないシャングリラ」
「私はそんなものに露ほどの興味もな
い」(氷月)

 

「なぜなら若者というだけで脳の溶けた無能達を残しては、彼等を養うために結局奪われる」
「つまり必要なのは選別!」(氷月)

 

「この新世界に、優れた人間だけを生かすべきです」
「凡夫には全員消えてもらう」
「それが合理的でしょう」(氷月)

 

「石化はそのために人類に与えられたチャンスなんで…」(氷月)

 

「ああ、実に超絶合理的だ…合理的だが、唆らねえ」
「70億人が支えきれねえなら、70億人支える手を、70億人で探しまくる」
「それが科学のやり口だ」(千空)

 

「世界を制して人類を選別しましょう」
「私と千空くんが組めば、最強タッグになる」
「君の返事はイエスです」(氷月)

 

「最初に言ったじゃないですか」
「選択の余地はないんですよ」(氷月)

 

「俺はかつて理想のために、千空、君との約束を違えた」
「なのに君は、約束を果たしたんだ」(司)

 

「今度は俺が果たす番だ、停戦の約束を」(司)

 

「今度こそ、もう二度と危険ってやつは訪れない」
「これからは、この俺が戦うからだ!」(司)

 

「この新世界の地球で総統だった司くんがすでに死に体の今」
「霊長類最強の男はこの私です」(氷月)

 

「氷月は心を折るために言っている。でも、戦況内容は事実だよ」(司)
「ああ、だろうな。司、てめえが言うなら間違えないね」(千空)

 

「2人で組んで戦おう、千空!」(司)
「ああ、俺と司のタッグチーム、科学と力でぶち殺す!」
「唆るぜ、これは」(千空)

 

「その手の脳の溶けたハッタリが通るのは、原始人相手だけですよ、千空くん」(氷月)

 

「司くん、今の君が私に敵う訳もない」
「最初から知っていたはずです」
「肺の穴が文字通りの致命傷だと」(氷月)

 

「ならば何故もがくのですか?」
「君の死だけはとうに確定しているのに」(氷月)

 

「さあね、分からないな、俺にも」
「ただ、もしかすると、少しでも長く戦っていたい」
「そう思うほど、楽しかったのかもしれない」(司)

 

「最後の今、この…束の間の共闘が」(司)

 

「俺と司の科学プレゼント、食らいやがれ」(千空)

 

11話

「こっちは100億%健康無傷だ」
「槍くらうの初めてじゃちーっとヤバかったかな?」

「金狼、てめえとの受ける特訓が生きた」(千空)

 

「人を殺すのは悪いことだ!」(大樹)

 

「でも、(氷月を)いつまでとっ捕まえとくんだよ?」(クロム)
「世界に、文明を作るその日までだ」(千空)

 

「科学文明が完成しちまえば、氷月が最強もクソもねえんだ」
「裁判でも何でも好きに開きゃあいい」
「そこは興味もねえわ、科学屋だからな」(千空)

 

「終わったのだな。ようやく、全てが」(コハク)

 

「な~に寝ぼけてやがる」
「逆だ、ようやく始まんだろうが」(千空)

 

「全員の力で今度こそ、1から作り上げる」
「このストーンワールドに、科学王国をよ」(千空)

 

「ここまでバラバラでも、修復力で復活するのでしょうか?」(ルリ)
「いけるいける!」
「多分だけど。千空ちゃんの仮説では、断面さえ風化してなけりゃねえ」(ゲン)

 

「いや漫画家、たまたまいたから」
「ほら、千空ちゃんが約束してたじゃない」
「世界中のエンタメ、面白いもん全部復活させて、みんなに見してくれるって」(ゲン)

 

「こっから始まんのよ、お楽しみの科学文明は」(ゲン)

 

「でも今はほら、手伝ってくれるなら大歓迎だよ」
「人足りないし、石像パズルいっぱいくっつけなきゃで」(杠)

 

「全部! 1人残らず!!」(杠)

 

「決着はついた」
「科学王国が勝った今、俺がこの手にかけた石像達は、無意義な犠牲者になってしまう」(司)

 

「任せろ司! 地道な力仕事なら誰にも負けん!」
「壊した場所さえ分かれば、俺が一片残らず集めてやる!!」(大樹)

 

「司。まさか君は、今まで自分が砕いた石像を、全部覚えてるのか?」(羽京)
「もちろん…ただの一度も、忘れたことなんてないよ」(司)

 

「ただの傷口塞ぐ延命だ」
「魔法使いじゃねえ」
「ぶち壊された臓器は、治せやしねえよ」(千空)

 

「あいも変わらず脳の溶けた甘さですね」
「指揮官を殺した人間を処刑すらしないとは?」
「そんなことでは体制は保てませんよ」(氷月)

 

「ふん! 貴様ごときに司は、殺せてすらいないかもしれんぞ!?」(コハク)

 

「あり得ませんね」
「凡夫はいつも奇跡ばかり頼ろうと」(氷月)

 

「奇跡? 千空はそんなものに微塵もすがりはしない」
「いつかたどり着く科学の道を、地道に一歩一歩たぐるだけの」
「世界一地道で、世界一強い男だ!」(コハク)

 

「てめえを救う方法が、1つだけある」
「司、てめえを石化させる!」(千空)

 

「針仕事で呼んだんだ。手芸部のヘルプがいる」(千空)
「針仕事って、まさか(手術)!?」(杠)

 

「霊長類最強男なめんな!」
「麻酔なしでいけんだろ、司!?」(千空)

「もちろん」(司)

 

「心配することはないぞ、未来」
「千空の科学に気休めはない、無理なものは無理という」(コハク)

 

「その男が、司を救おうとしている以上、必ず救いの道を探し出す」(コハク)

 

「どれだけ細かろうと」
「たとえ何年、何十年かかろうとだ!」(コハク)

 

「うん、自分の体だ、一番よく分かってるよ」
「手術は時間稼ぎ、敗血症で、俺の命は数日だ」(司)

 

「ああ、助かる道は一端、石化するしかねえ」
「石化解除の周辺修復効果を逆手に取って、治療に使わせていただくんだよ」(千空)

 

「それ(石化の方法)をこれから調べるんじゃねえか」
「ただ、何年かかるかは分からねえ」(千空)

 

「それまでにてめえは100億%くたばる」
「だからその前に、司、俺がこの手でてめえを殺す」(千空)

 

「俺を信じて、殺されろ!?」(千空)
「もちろんだ。むしろ死ぬなら、君の手で」
「何しろ俺は、千空、君を一度殺してるんだからね」(司)

 

「ああ、(作ってるのは)冷蔵庫」
「つか冷凍庫な」(千空)

 

「ああ、なるなる、そう現代人は」
「俺もおんなじこと言った」

「もう笑っちゃうしかないけど、今は」(ゲン)

 

「あの2人は長同士だ」
「誰かいては、最後に話もしずらかろう」(コハク)

 

「なぜそんな最後に、無意味な話を?」(司)
「無意味な話は、ダメなのか?」(千空)

 

「懐かしいな」
「君達とのあの数日、本当に、楽しかったよ」(司)

 

「兄さんが私のこと、守ってくれてたんやから」
「何年も、何年も…今度は私が、ずっと守るわ」(未来)

 

「毎日毎日、全部見張って、絶対壊れんように……」(未来)

 

「だからその前に、科学で石化の現況を突き止めてあの光をゲットする」(千空)

 

「百夜たちが数千年かけて残してくれた値千金の情報だ」
「目指すは光の発生源、地球の裏側だ!」(千空)

 

「なら俺等は頭とハートで渡ってやろうじゃねえか」
「地球の端から端までよ!」(クロム)

 

「たりめえだ。海、渡るっきゃねえ」
「そう、俺等はこれから全員で、船を作る!」(千空)

 

「世界に飛び出て全部の謎を解き明かす!」
「ストーンワールド大航海時代のスタートだ!!」(千空)

 

「ついに進むのだな!」
「人類の未来をかけた、ロードマップを!」(コハク)

 

「こっからが本番だ」
「いよいよ手ぶち込むぞ、石化の謎に!」(千空)

 

「ファンタジーを、人類の科学で染めてやる!」
「唆るぜ、これは!!」(千空)

 

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