「進撃の巨人(しんげきのきょじん、2期)」の名言・台詞まとめ

アニメ「進撃の巨人 Season2 (しんげきのきょじん、2期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

進撃の巨人 Season2

→進撃の巨人(1話)

26話

「えっ、何? ちょっと待って…あれ(巨人)は、たまたまあそこだけにいたの?」
「それとも、もしそうじゃなきゃ…」(ハンジ・ゾエ)

 

「想像していた者などいない」
「知らない者と、知っていた者がいるだけだ」(エルヴィン・スミス)

 

「(説明なし?) まあね。でも一番嫌なのはさ…」
「こんだけ死んでんのに、実は理由がありませんでしたってことかな」(ヒッチ・ドリス)

 

「さて…そろそろ話してもらいましょうか」
「この巨人は、なんですか?」
「なぜ壁の中に巨人がいるんですか?」(ハンジ)

 

「そしてなぜあなた方は、それを黙っていたんですか?」(ハンジ)

 

「(下に降ろせ?) いいですよ」
「ここ(壁上部)からでいいですか?」(ハンジ)

 

「ふざけるな!」
「お前らは我々調査兵団がなんのために血を流しているかを知ってたか?」(ハンジ)

 

「巨人に奪われた、自由を取り戻すためだ!」
「そのためなら、命だって惜しくなかった」(ハンジ)

 

「いいか? お願いはしてない、命令した…話せと」
「そしてお前が無理なら次だ」(ハンジ)

 

「なんにせよ、お前1人の命じゃ足りないと思っている」(ハンジ)

 

「ああ…いつの間にか忘れてたよ」
「こんなの、初めて壁の外に出た時以来の感覚だ」(ハンジ)

 

「怖いなあ」(ハンジ)

 

「私なんて、まともな人間になるまで帰って来るなって言われてるんですよ」(サシャ・ブラウス)

 

「俺は、お前みたいなチビに兵士は無理だって言われてた」
「しかし俺は天才だった」(コニー・スプリンガー)

 

「10番内の成績で兵士になった」
だから村に帰って見返してやんのさ」(コニー)

 

「ウォール・ローゼは突破されてしまった」
「私達は巨人の秘密や正体に一切迫ることも出来ないまま…この日を迎えた」(ナナバ)

 

「私たち人類は…負けた」(ナナバ)

 

「(負けた?) いいや、まだだ」
人は戦うことをやめた時、初めて敗北する」(ミケ・ザカリアス)

 

戦い続ける限りは、まだ負けてない!」(ミケ)

 

「南に…南に俺の村があります」
巨人が来た方向に…」(コニー)

 

「近くの村を案内できます」
そのあと、俺の村に行かせて下さい」(コニー)

 

「分かってると思うが、今日は人類最悪の日が更新された日だ!」
「そして人類史上もっとも忙しく働くべき時が…今だ!」(ナナバ)

 

27話

「いや、(編成に)意味はある」
「エルヴィンがこいつらを選んだんだからな」(リヴァイ)

 

「質問の仕方は色々ある」
「俺は今ケガで役立たずかもしれんが、こいつ1人を見張ることぐらい出来る」(リヴァイ)

 

「くれぐれも、うっかり体に穴があいちまうことがないようにしたいな…」
「お互い」(リヴァイ)

 

「脅しは効かないよ、リヴァイ」
「もう試した」(ハンジ)

 

「私には司祭がまっとうな判断力を持った人間に見えるんだ」(ハンジ)

 

「もしかしたらだけど、彼が口を閉ざすには」
「人類滅亡より重要な理由があるのかもしれない」(ハンジ)

 

「狩りをやめたら、私達じゃなくなるやろ!」
「なんで私等をバカにしている奴等のために、そんなことせんといかんの!?」(サシャ)

 

「私達は、ご先祖様に生き方を教えてもらって生きてきたんやから」
「よそもんに受けた恩なんか…ないよ!」(サシャ)

 

「もう、こんな奥まで(巨人が)来てるなんて…」
「ここはもう、人が住める土地じゃない!」(サシャ)

 

「サシャ! お前はずっと人の目を気にして、作った自分で生きてくつもりかよ?」
「そんなのはくだらないね」(ユミル)

 

「いいじゃねえか、お前はお前で!」
「お前の言葉で話せよ!」(ユミル)

 

「やめなよ!」
「人に言われて話し方変える必要ないよ!」(クリスタ・レンズ)

 

「これがサシャが決めたサシャなんだから、今だってありのままの言葉でしょ?」
「私はそれが好きだよ」(クリスタ)

 

「あのね…誰しもがユミルみたいに無神経じゃないの!」(クリスタ)

 

「なんで…こんな時に思い出すのは、取るに足らないいつもの日常」
「そんな、思い出ばっかり」(サシャ)

 

「弱くてもいいから、あなたを助けてくれる人は必ずいる」
すぐには会えないかもしれないけど、それでも会えるまで走って」(サシャ)

 

「さあ行って! 走って!」
走らんかい!」(サシャ)

 

「あと1本」
「もし、これを外せば…逃げられない」(サシャ)

 

「外したら、私と…あの子が…」(サシャ)

 

「サシャ、立派になったな」(アルトゥル・ブラウス)
「お父さん…ただいま」(サシャ)

 

28話

「コニー! お前は今がどんな状況か分かってんのか!?」
「俺達の働きが、何十万人もの命に直接影響してんだぞ!」(ライナー・ブラウン)

 

「考えるなら今避難してるお前の家族のことだろ?」
「兵士なら今最善を尽くせ!」(ライナー)

 

「ユミル、私はここで最善を尽くしたい」
「だって、私は自分で調査兵団を選んだんだから」(クリスタ)

 

「なんで…私にそこまでするの?」
「私の…生まれた家と関係ある?」(クリスタ)

 

「クリスタ、安心してくれよ」
「私がここにいるのは、全て自分のためなんだ」(ユミル)

 

「いや、巨人の恐ろしさは数の力だ」
集団で来られたら、ここも突破されてしまうだろう」(リコ・ブレツェンスカ)

 

「おかしい…」
「未だに1匹も巨人と遭遇しない」(ハンネス)

 

「壁の穴にはかなり近づいたはずだ」
「なのにまだ随分と静かじゃねえか」(ハンネス)

 

「願わくば、このまま穏やかなままとはいかねえもんだろうか」(ハンネス)

 

「賭ける価値は大いにあると思います」
「それにそのやり方が可能なら、ウォール・マリアの奪還も明るいですよね」(アルミン・アルレルト)

 

「状況は絶望のどん底なのに、それでも希望はあるもんなんだね」(ハンジ)

 

「出来そうかどうかじゃねえだろ」
「やれ、やるしかねえだろ」(リヴァイ)

 

こんな状況だ。兵団もそれに死力を尽くす以外に、やることはねえはずだ」
「必ず成功させろ」(リヴァイ)

 

「住み家を失った人の表情が、よく拝めるな」
「あれがお前らが切り捨てようとしてる顔だ」(リヴァイ)

 

「お前らの望みが叶って、壁の中を巨人で満たすことに成功すれば」
「みんな巨人のくせえ口の中で人生最悪の気分を味わい、その生涯を終える」(リヴァイ)

 

「人類全員仲よくな」(リヴァイ)

 

「時間がない! 分かるだろ!」
「話すか黙るかハッキリしろよ、お願いですから!」(ハンジ)

 

「ここからは別行動だ、あとは任せたぞ」
「お前らはエルヴィンが決めた即席の班だが、今はお前らだけが頼りだ」(リヴァイ)

 

「分かってるな? アルミン」
「お前は今後も、ハンジと知恵を絞れ」(リヴァイ)

 

「ミカサ。お前がなぜエレンに執着してるかは知らんが」
「お前の能力の全てはエレンを守ることに使え」(リヴァイ)

 

「新兵、下がっているんだよ」
「ここからは…立体機動装置の出番だ」(ナナバ)

 

「それからな、エレン」
「お前は自分を抑制しろ」(リヴァイ)

 

「怒りに溺れて本質を見失うな」
「今度こそ、しくじるなよ」(リヴァイ)

 

29話

「ただ、ずっと気になってるのが…俺の家にいた巨人だ」
「自力で動けねえ体で、なぜか俺の家で寝てやがった」(コニー)

 

「そんでよ、そいつがなんだか母ちゃんに似てたんだ」
「ありゃ一体…」(コニー)

 

「なんだ、この(缶詰の)文字は?」
「俺には読めない、”ニシン”って書いてあるのか?」(ライナー)

 

「お前、よくこの文字が読めたな」
「ユミル、お前…」(ライナー)

 

「防げなかった時は、最悪この屋上まで逃げてきて」
「でも、それも必ず助けてやれるってことじゃないからね」(リーネ)

 

「私達も、生きているか分からないから」(リーネ)

 

「でもやることはいつもと同じさ」
「生きてるうちに最善を尽くせ、いいね!」(リーネ)

 

「ここか…ここなのか? 俺の最後は…」
「いいや…違うだろ? ここじゃねえだろ」(ライナー)

 

「絶対に帰るんだ!」(ライナー)

 

「ベルトルト、生き延びて帰るぞ」
「絶対に俺達の故郷にな!」(ライナー)

 

「たぶん骨折してるよね」
「あとは添え木と包帯が…そうだ(スカートを引き裂いて)」(クリスタ)

 

「ごめんね」
こんな汚い布しかなくて…ごめん」(クリスタ)

 

「ライナー、さっきはすまなかった」
「俺、お前に助けられてばっかだな」(コニー)

 

「そういやアニにも、命張って助けられたよな」
「いつか借りを返さねえと」(コニー)

 

「別に、そりゃあ…普通のことだろ」
「兵士なんだからよ」(ライナー)

 

「いや、昔のライナーは…戦士だった」
「今は違う」(ベルトルト・フーバー)

 

「とりあえず、使えそうなものは集めようぜ」
「死ぬ時に後悔しなくてもいいようにな」(ユミル)

 

「巨人が作戦行動でもとってるようなタイミングだね」
「まるで最初から、遊ばれてるような気分だ」(ナナバ)

 

「なあ…このままここで、塔が崩されて、ただ食われるのを待つしかねえのか?」
「もう何かやることはねえのかよ!」(コニー)

 

「こんな…任務も中途半端なまんま、全滅なんて…」(コニー)

 

「私も、戦いたい」
「何か武器があればいいのに…」(クリスタ)

 

「そしたら一緒に戦って死ねるのに…」(クリスタ)
「クリスタ、お前まだそんなこと言ってんのかよ?」(ユミル)

 

「彼等の死を利用するな」
「あの上官達は、お前の自殺の口実になるために死んだんじゃねえよ」(ユミル)

 

「お前はコニーや上官達とは違うだろ」
「本気で死にたくないって思ってない」(ユミル)

 

「いつもどうやって死んだら褒めてもらえるかばっかり考えただろ?」(ユミル)

 

「クリスタ…こんな話、もう忘れたかもしんねえけど…」
「多分、これが最後になるから…思い出してくれ」(ユミル)

 

「雪山の訓練の時にした約束を」(ユミル)

 

「お前の生き方に口出しする権利は、私にはない」
「だからこれはただの…私の願望なんだがな」(ユミル)

 

「お前、胸張って生きろよ」
「約束だぞ、クリスタ」(ユミル)

 

30話

「選択肢は2つだ」
ダズを置いて私達は生き残るか…3人とも死ぬか?」
「どっちにする?」(ユミル)

 

「(選択肢は2つ?) 3つ目にする」(クリスタ)

 

「ユミルの見立ては間違っていて、私はこのまま麓の基地にたどり着き」
「ダズも助かる」(クリスタ)

 

「もちろんユミルは先に行ってて助かる」
「これでいいでしょ?」(クリスタ)

 

「なあ…なんで私に助けを求めないんだ?」
「お前さ、やっぱダズを助ける気ねえだろ?」(ユミル)

 

「このままじゃ、自分も死ぬって自覚があるんだよな?」
「このまま死ぬつもりだったんだろ?」(ユミル)

 

「ダメだろ。クリスタはいい子なんだから」
「この男を助けようって姿勢を一旦は見せとかないと」(ユミル)

 

「自分が文字どおり死ぬほどいい人だと思われたいからって」
「人を巻き添えにしちゃあ…そりゃ悪い子だろ?」(ユミル)

 

「それだけで兵士に?」
「私と…友達になりたかったの?」(クリスタ)

 

「お前と私は対等じゃない」(ユミル)

 

「偶然にも第二の人生を得たが、元の名前を偽ったりしてない」
「ユミルとして生まれたことを否定したら負けなんだよ」(ユミル)

 

「私はこの名前のままで、いかした人生を送ってやる」
「それが、私の人生の復讐なんだよ」(ユミル)

 

「それに比べてお前はなんだ!」
「自殺なんかして、邪魔者扱いした奴等を喜ばせたいのか?」(ユミル)

 

「なんで殺意が自分に向くんだよ」
「その気合いがありゃ、自分の運命だって変えられるんじゃねえのか?」(ユミル)

 

「いいぞ、お前になら教えてやっても」(ユミル)

 

「ただし…約束だ」
「私がその秘密を明かした時、お前は…元の名前を名乗って生きろ」(ユミル)

 

「クリスタ、私もだ」
「自分なんて生まれてこなければよかったと思ってた」(ユミル)

 

「ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ」(ユミル)

 

「私は大勢の人の幸せのために、死んであげた」
でも、その時に心から願ったことがある」(ユミル)

 

もし、生まれ変わることが出来たなら…今度は自分のために生きたいと!」(ユミル)

 

「そうだよ…巨人の力を自分1人で逃げるために使うことも出来たはず」
「なのに、そうしないのは…私達を、命懸けで守ろうとしてるから」(クリスタ)

 

「死ぬな、ユミル!」
「こんな所で死ぬな!」(クリスタ)

 

何いい人ぶってんだよ、バカ!」
そんなにかっこよく死にたいのか、このアホが!」(クリスタ)

 

いまさら天国に行けるとでも思ってるのか、自分のために生きろよ!」(クリスタ)

 

「こんな塔を守って死ぬくらいなら」
「もうこんなもん、ぶっ壊せぇーーっ!」(クリスタ)

 

「そんな…待ってよ、ユミル」
「まだ、話したいことがあるから!」(クリスタ)

 

「まだ! まだ私の本当の名前、教えてないでしょ!」(クリスタ)

 

「クリスタ…みんなも下がって」
「あとは…私達に任せて!」(ミカサ・アッカーマン)

 

「私の名前…”ヒストリア”っていうの」(クリスタ)

 

31話

「どうか信じて下さい、本当なんです」
「ユミルは私達を助けるために、正体を現して巨人と戦いました」(クリスタ)

 

「自分の命も顧みない行動が示すものは、我々同志に対する忠誠です!」(クリスタ)

 

「これまでの彼女の判断が、とても罪深いのも事実です」
「人類にとって、もっとも重要な情報を、ずっと黙っていました」(クリスタ)

 

「恐らく、それまでは自分の身を案じていたのでしょうが…」
「しかし、彼女は変わりました」(クリスタ)

 

「ユミルは我々人類の味方です!」
「ユミルをよく知る私に言わせれば、彼女は見た目よりずっと単純なんです!」(クリスタ)

 

「もちろん彼女とは、友好的な関係を築きたいよ」(ハンジ)

 

「これまでがどうであれ、彼女の持つ情報は、我々人類の宝だ」
「仲よくしたい」(ハンジ)

 

「ただね…彼女自身は単純でも、この世界の状況は複雑すぎるみたいなんだよね」(ハンジ)

 

「すでにもう2回も死にかけた」
「このペースじゃあの世まであっという間だ」(ライナー)

 

「自分で選んだ道だが、兵士をやるってのはどうも…」
「体より先に心が削られるみてえだ」(ライナー)

 

「そうだよ、ライナー」
「故郷だ…帰ろう!」(ベルトルト)

 

「もう帰れるじゃないか」
「今まで苦労してきたことに比べれば、あと少しのことだよ」(ベルトルト)

 

「俺達は5年前、壁を破壊して人類への攻撃を始めた」
「俺が”鎧の巨人”で、こいつが”超大型巨人”ってやつだ」(ライナー)

 

「俺達の目的は、この人類全てに消えてもらうことだったんだ」
「だが、そうする必要はなくなった」(ライナー)

 

「エレン。お前が俺達と一緒に来てくれるなら、俺達はもう壁を壊したりしなくていいんだ」
「分かるだろ?」(ライナー)

 

「急な話ですまんが今からだ」(ライナー)

 

「(どこに?) それは言えん」
「だが…まあ、俺達の故郷ってやつだな」(ライナー)

 

「参ったなあ…昨日からとっくに頭が限界なんだが…」(エレン)

 

「ああ、ライナーは疲れているんだ」(ベルトルト)

 

「大体な、お前が人類を殺しまくった鎧の巨人なら」
「なんでそんな相談を俺にしなくちゃなんねえんだ?」(エレン)

 

「そんなこと言われて、俺が”はい、行きます”ってうなずくわけがねえだろ」(エレン)

 

「そうか…そのとおりだよな」
「何を考えてるんだ? 俺は」(ライナー)

 

本当におかしくなっちまったのか?」(ライナー)

 

「きっと…ここに長くいすぎてしまったんだな」
「バカな奴等に囲まれて、3年も暮らしたせいだ」(ライナー)

 

「俺達はガキで、何1つ知らなかったんだよ」(ライナー)

 

「こんな奴等がいるなんて知らずにいれば」
「俺は…こんな半端な…クソ野郎にならずにすんだのに」(ライナー)

 

「もう俺には、何が正しいことなのか分からん」(ライナー)

 

「ただ、俺のすべきことは…自分のした行いや選択に対し…」
「戦士として、最後まで責任を果たすことだ」(ライナー)

 

「ライナー。やるんだな? 今、ここで!」(ベルトルト)
「ああ…勝負は今、ここで決める!」(ライナー)

 

「ベルトルト…ライナー…」
「この、裏切りもんがあ!」(エレン)

 

32話

「あの時、2人の首をはね落としていれば…」
「最大のチャンスを…私なら出来たはず?」(ミカサ)

 

「なぜ…」
「次はない。次はもう…ない!」(ミカサ)

 

「総員、戦闘用意!」
「超大型巨人を仕留めよ!」(ハンジ)

 

「人類の敵(かたき)そのものだ!」
「一斉にかかれえ!」(ハンジ)

 

「どうもしない…待つんだ」(ハンジ)

 

「いつまで体を燃やし続けていられるか見ものだが、いずれ彼は出てくる」
「待ち構えてそこを狙うまでだ」(ハンジ)

 

「いいか、彼らを捕らえることはもう出来ない」
殺せ…ためらうな!」(ハンジ)

 

「クソが…あのクソ野郎」
「兵士だの責任だの吠えてた奴が、対人格闘の訓練…あれ手加減してやってたのかよ」(エレン)

 

「てめえ相当強えだろ」
「体が動かねえよ…」(エレン)

 

「お前は本当に優秀な奴だった」
「どんな時でも冷静に対局を見て、自分より仲間のことを一番に考える奴で」(エレン)

 

「俺も…お前みたいに強くなれたらいいな、とか思ってたっけ」(エレン)

 

「まるで効かない!」
「エレンの攻撃も…私の刃も効かなかった!」(ミカサ)

 

「それも…アニと違って全身が硬い!」(ミカサ)

 

「なあ…ライナー」
「今、お前がどんな顔してんのか知らねえが…お前ら本当にクソ野郎だよ」(エレン)

 

「たぶん人類史上、こんなに悪いことした奴はいねえよ」(エレン)

 

「消さなきゃ…てめえはこの世にいちゃいけない奴だ」(エレン)

 

「一体なに考えてたんだ?」
「本当に気持ちわりいよ」(エレン)

 

「お前の正義感にあふれたあのツラ構えを思い出すだけで…吐き気がしてくんだよ」(エレン)

 

この…でけえ害虫が!」
「俺が今から、駆除してやる!」(エレン)

 

「あんたが力いっぱいぶつかってくるから」
「こっちも相応の返しをしなきゃいけないんだよ」(アニ・レオンハート)

 

「あんたも男ならさ、私の…このか弱い体をもっといたわるべきなんじゃないの?」(アニ)

 

「力で投げたわけじゃないんだ」
「相手より力で劣る者が、自分を守るための技術だったりするからね」(アニ)

 

「あんたも、知ってて損はしないよ」(アニ)

 

「降参?」
「降参なんかしてないで、学習しなよ」(アニ)

 

「力の使い方と、女の子との話し方を」(アニ)

 

「ねえ、アニ」
「私にも、それ…教えて」(ミカサ)

 

「どうかな…この技は人間用なんだ」
「あんた(ミカサ)に必要あるとは思えないけど」(アニ)

 

「ただ…猛獣に通用するかどうか、興味はある」(アニ)

 

「まさか、これが走馬灯ってやつか?」
「まあ、どうでもいいや…なんにせよ、最低の気分だ」(エレン)

 

「お前らが一体なんのためにこんなことやってんのか知らねえけど」
「よく考えりゃお前ら、いろいろとお粗末な点が目立つようだ」(エレン)

 

「その1つはこれだ!」
「俺に戦い方を教えてしまったこと!」(エレン)

 

「我々の刃は通用しないが、頭を使って、最大限できることを考えるよ」(ハンジ)

 

「今は…今だけは逃げるが勝ちだ」
「正体がバレて追い詰められてんのはお前らだぜ」(エレン)

 

「もうあとがないのはお前らだ!」(エレン)

 

「いや、本当に全身が石像のように硬いのなら、あんなふうには動けないはずだ」
「昔の戦争で使ってた鎧にも、人体の構造上、鉄で覆えない部分がある」(ハンジ)

 

「(タックルを)防げない」
「どうせ倒されんなら…いいぜ、その首…よこせえ!」(エレン)

 

「勝てる…ライナーに、勝てる!」(エレン)

 

33話

「いつの間にこんなに飲んで…もうお年なんですから」
「私は司令のおしめのお世話するなんて嫌ですよ」(アンカ・ラインベルガー)

 

「美女に世話してもらえるのなら、望むところじゃ」(ドット・ピクシス)

 

「だがあれで中央の連中は考えるであろうぞ」
古くさい慣習と心中する覚悟が、自分にあるのかをのう」(ピクシス)

 

「ええ、そのようです。見て下さい」
「ついに憲兵団を、この巨人のいる領域まで引きずり下ろすことが叶いました」(エルヴィン)

 

「なんだ…お前ら随分と残念そうじゃないか?」
「悪いな、お目当ての巨人と会わせられなくて」(リヴァイ)

 

「今回のところはまあ残念だったかもしれんが、壁外調査の機会はいくらでもある」
「これからは力を合わせて、巨人に立ち向かおうじゃないか」(リヴァイ)

 

「ああ…またこれか」(ミカサ)

 

「ねえ、アルミン」
「なんで…エレンはいつも、私達から遠くに行くんだろう?」(ミカサ)

 

私はただ、そばにいるだけでいいのに…」
「それだけなのに」(ミカサ)

 

「腹減っただろ、ほら食え」
「まあ、いつもの野戦糧食しかねえが」(ハンネス)

 

「うん、まずくも美味くもねえ」
「いつもどおりだ」(ハンネス)

 

「まあ、いつものことじゃねえか」
「あの悪ガキの起こす面倒の世話をするのは、昔からお前らの役目だろ?」(ハンネス)

 

「腐れ縁ってやつだよ、全く」(ハンネス)

 

「お前ら、時代とか状況は変わってんのに」
「やってることはガキんちょの頃のままだぜ…だろ?」(ハンネス)

 

「ただな…勝ったところはついぞ見たことねえが」
「負けて降参したところも見たことがなかった」(ハンネス)

 

「あいつは時々、俺でもおっかねえと思うぐらい執念が強え」
「何度倒されても何度でも起き上がる」(ハンネス)

 

「そんな奴がだ、ただ大人しく連れ去られていくだけだと思うか?」(ハンネス)

 

「いいや、力の限り暴れまくるはずだ」
「ましてや敵はたったの2人だ」(ハンネス)

 

「相手が誰であろうと手こずらせ続ける、俺やお前らが来るまでな」
「エレンはいつもそうだろ?」(ハンネス)

 

「俺は、あの日常が好きだ」
「エレンに言わせりゃ、そんなもんはまやかしの平和だったのかもしれんが…」(ハンネス)

 

「やっぱり俺は、役立たずの飲んだくれ兵士で十分だったよ」(ハンネス)

 

「あのなんでもない日常を取り戻すためだったら、俺はなんでもする」
「どんだけ時間がかかってもな」(ハンネス)

 

「俺も行くぞ」
「お前ら3人がそろってねえと、俺の日常は戻らねえからな」(ハンネス)

 

「(残ってほしい?) それは無理」
ユミルがさらわれたのに、ここで待つなんて出来ない」(クリスタ)

 

「クリスタの言うとおりだぜ、アルミン」
「俺達には、奴等を追いかける理由が多すぎだろ」(コニー)

 

「俺はまだ信じられねえからよ」
「ライナーもベルトルトも敵だったなんて…奴等の口から直接聞くまでは」(コニー)

 

「夜までだ!」
「夜までにこの森に着けば、まだ間に合うかもしれない」(ハンジ)

 

34話

「そうか…俺は…負けたのか」(エレン)

 

「この巨人の領域内を生き抜くのは、巨人の力を持っていても困難だ」(ユミル)

 

「分かるだろ?」
「暴れてる余裕はないんだって」(ユミル)

 

「俺達の故郷に来てもらう」(ライナー)

 

「大人しくしろって言って従うわけがないことぐらい分かってる」
「だがユミルの言うとおり、ここは巨人の巣窟だ」(ライナー)

 

「ここで今俺等が殺し合ったって、弱ったところをほかの巨人に食われるだけだ」
「つまり巨人が動かなくなる夜まで、俺達はここにいるしかねえのさ」(ライナー)

 

「お前らが俺等を出し抜くにしろ、俺等がお前らを連れ去るにしろ」
「夜まで待つしかない」(ライナー)

 

「(ユミルは)味方なのか?」
「こいつの目的もよく分からない」(エレン)

 

「もともとよく分からない奴ではあったが…」(エレン)

 

「決めたぞ…とにかくだ、情報を集める」
まず出来るだけこいつらから情報を引き出して、この状況を切り抜ける」(エレン)

 

そのためにも今は…感情をかみ殺せ!」
「身体を修復しろ!」(エレン)

 

「タイムリミットは日没までだ」
「極力、最短ルートを維持せよ!」(エルヴィン)

 

「あいつは絶対諦めねえ」
「だから俺達は焦らず、その代わり絶対に行くんだよ」(ハンネス)

 

「あの時みたいにな」(ハンネス)

 

「ライナー。君は…兵士じゃないだろ」
「僕等は、戦士なんだから」(ベルトルト)

 

「(ライナーは)自分が矛盾したことやってんのに、無自覚だったんだよ」(ユミル)

 

「その結果、心が分裂し記憶の改竄、話がかみ合わなくなることが多々あったって様子だな」
「ベルトルさんの呆れ顔を見るに」(ユミル)

 

「ふ…ふざけんじゃねえよ」
「なんで被害者ヅラしてんだお前は、どういうつもりだ」(エレン)

 

「あの時(エレンの話)は…気の毒だと…思ったよ」(ベルトルト)

 

「お前らな…お前らは兵士でも戦士でもねえよ、ただの人殺しだ」
「なんの罪もない人達を大勢殺した大量殺人鬼だ」(エレン)

 

「んなこと分かってんだよ!」
「お前にわざわざ教えてもらわなくてもな!」(ライナー)

 

「じゃあいっちょ前に人らしく悩んだりしてんじゃねえよ!」
「もう人間じゃねえんだぞ、お前らは!」(エレン)

 

「この世界を地獄に変えたのはお前らなんだぞ!」
「分かってんのか、人殺しが!」(エレン)

 

「その人殺しに、何を求めてんだよお前は」
「反省してほしいのか? 謝ってほしいのか?」(ライナー)

 

「それでお前は満足かよ」
「もうお前が知る俺等はいねえんだぞ!」(ライナー)

 

「泣きわめいて気が済むなら、そのままわめき続けてろ!」(ライナー)

 

「そうだな…俺がまだ、甘かったんだ」
「俺は…頑張るしかねえ」(エレン)

 

頑張って、お前らが出来るだけ苦しんで死ぬように…努力するよ」(エレン)

 

「待てよ、私にもいろいろ都合があるんだから」(ユミル)

 

「エレン。あの2人をやっつけて終わりだと思ってんのなら」
「そりゃ大きな勘違いだ」(ユミル)

 

「ユミル! お前はこの世界に先があると思うのか?」(ライナー)

 

「自分のわずかな命か、クリスタの未来か…選ぶのはお前だ」(ライナー)

 

35話

「いいじゃねえか、先の短い殺人鬼同士だろ」
「こんなの俺達以外に誰が理解し合えるっていうんだ」(ライナー)

 

「(壁の外?) 60年ぐらいだ」
「もうずっと、終わらない悪夢を見ているようだったよ」(ユミル)

 

「いや、ここで迂回しては手遅れになる」
「このまま押し通る。総員、戦闘用意!」(エルヴィン)

 

「(クリスタを)連れ去るなら今だ!」
「絶対にいる!」(ユミル)

 

「あいつは、バカで度を越えたお人好しだ!」
「私を助けに来るんだよ、あいつは!」(ユミル)

 

「まただよ、クリスタ…」
「ここまで来て、また私は…自分に嘘をつかなきゃならねえのか?」(ユミル)

 

「あの時、初めて自分に嘘をついた」
「正直、悪い気分じゃなかった」(ユミル)

 

「何より…初めて誰かに必要とされて、初めて誰かの役に立ててるってことが」
「私には何よりも大事だったんだ」(ユミル)

 

「でも、あの時…」
「そんなのは全部作り話だったってことを、思い出したんだ」(ユミル)

 

「私は思った…これは罰なんだって」
「誰かのいいなりになって、多くの人達を騙したことへの罰じゃない」(ユミル)

 

「人の役に立てていると自分に言い聞かせ、自分に嘘をつき続けたことへの…」
「罰なんだって」(ユミル)

 

「再び目を覚ますと、そこには自由が広がっていた」
「仮に運命ってやつがあるなら、その気まぐれさに笑うしかなかった」(ユミル)

 

「でもその時、私は誓ったんだ」
「もう嘘をつくのは終わりだ」(ユミル)

 

「もう二度と自分には嘘をつかない」
「自分に正直に生きようって」(ユミル)

 

「お前(クリスタ)と出会ったんだ」
「私にはすぐに分かった」(ユミル)

 

「お前も私と同じで、自分に嘘をついて…」
「必死に何かを言い聞かせようにしている奴なんだって」(ユミル)

 

「でもな、クリスタ」
「だからって、分かってくれとは言わない」(ユミル)

 

「ただ…最後にもう一度だけ、自分に正直にならせてくれ」(ユミル)

 

「クリスタの未来を奪うことになっても、私は生きて、あいつに会いたいんだ」(ユミル)

 

「私は本当にクソみてえな人間だからな、あんたらには分からないだろ?」
こんな人間だと知っても、優しく笑ってくれるんだぜ…あいつは」(ユミル)

 

「戦闘は目的ではない!」
「何より奪い去ることを優先せよ!」(エルヴィン)

 

「絶対に取り返すぞ」
「エレンは俺の命に代えても!」(ハンネス)

 

36話

「各班! 巨人を引き連れたままでいい」
「私について来い!」(エルヴィン)

 

「(おとり?) そんなつもりはない」
「憲兵団はよく戦っている、兵士の本分に努めよ!」(エルヴィン)

 

「今度はためらうことなく、奴等を必ず殺す!」
「私達の邪魔をするなら、ユミルもその例外じゃない!」(ミカサ)

 

「どんな手を使っても…必ず!」(ミカサ)

 

「私は、ライナーとベルトルトについていく」
「お前もだ、私と来い」(ユミル)

 

「この壁の中に未来はねえんだよ!」(ユミル)

 

「いいか、ヒストリア」
「壁外は、そんなに悪い所じゃない」(ユミル)

 

「お前のことを”生まれてこなけりゃよかったのに”、なんて言う奴なんかいないしな」(ユミル)

 

「そりゃ巨人はそんなこと言わないだろうけど」
「すごい勢いで食べようとしてくるじゃない!」(クリスタ)

 

「誰にでも、短所の1つや2つはあるだろ!」
「そこさえ目をつぶれば、割といい奴等なんだよ」(ユミル)

 

「ユミル!」
「言ってることもやってることも、メチャメチャでわけ分かんないよ」(クリスタ)

 

「私も一緒に戦うから、この手を離して!」(クリスタ)

 

「事情があって話せないことがあっても、何があっても」
私はあなたの味方だから!」(クリスタ)

 

「チッ…やはり先に、ユミルを殺さなくては!」(ミカサ)

 

「待って、ミカサ!」
「ユミルを殺さないで!」(クリスタ)

 

「それはユミル次第でしょ!」
「どうする? 私は邪魔する者を殺すだけ、選んで!」(ミカサ)

 

「私が尊重できる命には限りがある」(ミカサ)

 

「そして、その相手は6年前から決まっている…ので」
「私に情けを求めるのは間違っている」(ミカサ)

 

「なぜなら今は、心の余裕と時間がない」(ミカサ)

 

「クリスタ、あなたはエレンとユミル…どっち?」
「あなたも邪魔をするの?」(ミカサ)

 

「(暴れるな?) そりゃ無理があるぜ、ベルトルト」
「そいつをあやしつけるなんて不可能だろ?」(ジャン・キルシュタイン)

 

「ベルトルト、お前の寝相の悪さは芸術的だったな」(ジャン)

 

「けどよお前…あんなことした加害者が、被害者たちの前でよく」
「ぐっすり眠れたもんだな…」(ジャン)

 

「全部嘘だったのかよ?」(コニー)

 

「どうすりゃみんなで生き残れるか話し合ったのも、おっさんになるまで生きて」
「いつかみんなで酒飲もうって話したのも」(コニー)

 

「全部、う…嘘だったのか?」
「なあ! お前ら…お前らは今まで、何考えてたんだ?」(コニー)

 

「そんなもの分からなくていい」
「こいつの首をはねることだけに集中して」(ミカサ)

 

一瞬でも躊躇すれば、もうエレンは取り返せない」
「こいつら
は人類の害、それで十分」(ミカサ)

 

「だ…誰が、人なんか殺したいと…思うんだあ!」(ベルトルト)

 

「人から恨まれて、殺されても当然のことをした」
「取り返しのつかないことを…」(ベルトルト)

 

「でも…僕等は罪を受け入れきれなかった」
「兵士を演じてる間だけは、少しだけ楽だった」(ベルトルト)

 

「嘘じゃないんだ!」(ベルトルト)

 

「確かにみんな騙したけど、全てが嘘じゃない!」
「本当に仲間だと思ってたよ!」(ベルトルト)

 

「僕等に、謝る資格なんてあるわけない」(ベルトルト)

 

「けど…誰か、お願いだ」
「誰か僕等を…見つけてくれ」(ベルトルト)

 

「ダメだ、出来ない」
「誰かがやらなくちゃいけないんだよ」(ベルトルト)

 

「誰かが、自分の手を血で染めないと」(ベルトルト)

 

「なんだこりゃ…地獄か?」(ジャン)
「いいや、これからだ!」(エルヴィン)

 

「総員、突撃!」
「人類存亡の命運は今、この瞬間に決定する!」(エルヴィン)

 

「エレンなくして人類がこの地上に生息できる将来など、永遠に訪れない」
「エレンを奪い返し、そく帰還するぞ!」(エルヴィン)

 

「心臓を捧げよ!」(エルヴィン)

 

「進めぇーーっ!」
「エレンはすぐそこだ!」
「進めぇーーっ!」(エルヴィン)

 

「やっとここまで来たんだ」
「エレンを連れて帰る…故郷に帰るんだ」(ベルトルト)

 

「何を…何を捨てればいい?」
僕の命と…ほかに何を?」(アルミン)

 

「いいの? 2人共…仲間を置き去りにしたまま故郷に帰って?」(アルミン)

 

「アニを置いていくの?」
「アニなら今、極北のユトピア区の地下深くで、拷問を受けてるよ」(アルミン)

 

「彼女の悲鳴を聞けばすぐに」
「体の傷は治せても痛みを消すことが出来ないことは分かった」(アルミン)

 

「死なないように細心の注意が払われる中、今この瞬間にもアニの体には休む暇もなく」
「さまざまな工夫を施された…拷問が」(アルミン)

 

「悪魔の末裔が!」
「根絶やしにしてやる!
」(ベルトルト)

 

「どう考えても今ここにいたら、2人とも死ぬ確率の方が高いですって!」(サシャ)

 

「そんぐらい…バカにだって分かるぞ」(コニー)

 

37話

「私の代わりはいる」
「それよりエレンを連れて離脱しろ…一刻も早く」(エルヴィン)

 

「こんなことがあるか! なあ、お前ら!」
「見てろよ…お前らの母ちゃんの仇を、俺がぶっ殺すところを!」(ハンネス)

 

「ねえ、ユミル…あなたが私を連れていこうとする理由だけど」
「自分が助かりたいからっていうのは嘘なの?」(クリスタ)

 

「どうして? なんのためなの?」
「私? また私は守られるの?」(クリスタ)

 

「ユミル。あなたが私に言ったとおり、私達はもう…」
「人のために生きるのはやめよう!」(クリスタ)

 

私達はこれから、私達のために生きようよ!」(クリスタ)

 

「なんだか不思議なんだけど、あなたといればどんな世界でも…」
「怖くないや!」(クリスタ)

 

「俺の腕をほどいてくれ」
「早く! 俺がやんなくちゃなんねえんだ!」(エレン)

 

「あいつは、俺が!」
「俺がケリをつけてやる、見てろ!」(エレン)

 

「今、巨人になれなきゃ…」
「意味ねえだろ!」(エレン)

 

「なんにも…なんにも変わってねえな、お前は!」
「なん
にも出来ねえじゃねえかよ!」(エレン)

 

なんにもお!」(エレン)

 

「母さん…俺は、何も…なんにも出来ないままだったよ…」(エレン)

 

「エレン…聞いて、伝えたいことがある」
私と、一緒にいてくれて…ありがとう」(ミカサ)

 

私に、生き方を教えてくれて…ありがとう」
私に…マフラーを巻いてくれて…ありがとう」(ミカサ)

 

「そんなもん…何度でも巻いてやる」
これからもずっと…俺が何度でも!」(エレン)

 

「なんで、あいつが…食べられてるの?」(ミカサ)

 

「そういうことか、だからライナー達は必死こいてエレンを…」
「だとすりゃこの壁の中にも、未来がある」(ユミル)

 

「最悪だ…よりによって座標が、最悪の奴の手に渡っちまった」
「絶対に取り返さねえと…」(ライナー)

 

「間違いねえ、断言できる」
「この世で一番それを持っちゃいけねえのは、エレン…お前だ」(ライナー)

 

「来るんじゃねえ!」
「てめえら、ぶっ殺してやる!」(エレン)

 

「ああ、そりゃ…私がバカだからだな」
「里帰りの土産になってやってんだよ」(ユミル)

 

「手ぶらじゃお前ら帰ってくれねえだろ」(ユミル)

 

「お前らがこの壁を壊しに来なければ、私はずっと覚めない夢を見てたんだ」
「私はただ…その時借りたものを返してるだけだよ」(ユミル)

 

「女神様もそんなに、悪い気分じゃないね」(ユミル)

 

「でも、帰りには損害がなかった」
「巨人が僕等を無視して、ライナー達に向かい続けていったからだ」(アルミン)

 

「あの時、巨人達にそうさせたのは…エレンじゃないの?」(アルミン)

 

「もちろんただの推測だ」
「だがそうでも言わなきゃ、あの状況は説明できねえ」(ジャン)

 

「つらい立場だろうがな、エレン」
「死んだ人達を生かすか殺すかは、お前次第なんじゃねえのか?」(ジャン)

 

「その代償に見合う価値が、お前にあるのか?」
「うじうじしてる暇はねえぞ」(ジャン)

 

「ああ、お前の言うとおりだ」
「やるしかねえ、巨人を操ってやる」(エレン)

 

「ウォール・マリアも塞ぐ、ライナーの奴を捕まえて償わせる」
「それが俺の、なすべき償いだ」(エレン)

 

「つまり、巨人の正体は…人間であると」(エルヴィン)

 

「じゃあ、何か?」
「俺は今まで必死こいて、人を殺して飛び回ってた…ってのか?」(リヴァイ)

 

「エルヴィン」
「お前、何を…笑ってやがる?」(リヴァイ)

 

「なんでもないさ」
「我々はまた一歩、真実に近づいたというわけだ」(エルヴィン)

 

「(割に合わない?) だが確実な一歩だ」(エルヴィン)

 

「我々はいずれ必ず突き破る」
「真実を隠している…壁を」(エルヴィン)

 

「まだかな?」(ジーク・イェーガー)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
 
 
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