アニメ「夏目友人帳」の名言・台詞をまとめていきます。
夏目友人帳
1話 猫と友人帳
「何やってんだ、か。あれが見えないなんて、うらやましいよ」(夏目貴志)
「それはそれは美しい人間だった。そして、お前のように妖ものを見ることが出来た。だが周りの人間には見えない。誰もレイコのことが理解できなかった」
「レイコはいつも一人だった。いつもいつも、一人だった」(ニャンコ先生、斑)
「ニャンコとは何だ、失敬な! この招き猫は本来の私の姿では無い。本来の私は、それはそれは優美な姿なのだ」(ニャンコ先生)
「平気だよ、俺には先生が付いているじゃないか。レイコさんがやり残したことを、俺がやりたいんだよ。もし俺が途中で命を落としたら、友人帳は譲るよ」(貴志)
「よかろう。見届けよう」(斑)
「ぜ~んぜん! だってあたしは強いもの」(夏目レイコ)
「祖母はきっと、一人じゃなかったよ。ありがとう」(貴志)
2話 露神の祠
「心に隙があったのさ。弱い心は魔物を呼ぶ。命を落としたくなかったら、どんな時でも気を緩めないことだ」(ニャンコ先生)
「ねえ、あたしと勝負しない。あたしに勝ったら、食べ物をあげる。なんなら、あたしを食べてもいいわよ。あたしはレイコ。あなたの名前は?」(レイコ)
「ありがとう、レイコ。けれど、一度愛されてしまえば、愛してしまえば、もう忘れることなど、出来ないんだよ」(露神)
「山には仲間もいる。人間なんかと縁が切れて、あいつもせいせいしてるさ」(ニャンコ先生)
「昔も今も、人間とはかわいいものだね」(露神)
「今日はいなくても、明日はいるかもしれない。思う心が大事なんだよ」(貴志)
3話 八ツ原の怪人
「なぜやらん、面白そうじゃないか。私は人間をこらしめるのは得意分野だぞ」(ニャンコ先生)
「見えているものが、存在していないかもしれない。そんな不安定な世界を、一人で歩く怖さを分かってくれる人は、誰もいなかった」(貴志)
「上手く言えないけど、最近、分かってきたんだ。人だろうと妖だろうと、触れ合わすのが心であるなら同じだと。一人でいるのが寂しくなるのも、最初の一歩が、怖いのも」(貴志)
4話 時雨と少女
「私を不浄のものとした上、棲家まで奪おうとは。とかく、人というものは、身勝手なものよ」(時雨)
「それは、そうかもしれないけど。でもだからって、放ってはおけない。俺にやれることは、やっておきたいんだ」(貴志)
「時雨さま、名を返します。一人の女の子の心を支えた、優しい者の名前です」(貴志)
「ああ、そうか。一度会ってしまったら、君はもう、来なくなる」(時雨)
「人の言葉なんて信じなくてもいいから。どうか、笹田の言葉だけは」(貴志)
5話 心色の切符
「行ってみないと、分からないだろ。俺は行く。レイコさんのやり残したこと、やり遂げたいんだ」(貴志)
「まあこの手合いを愛らしいと見るか、うっとおしいと見るかだな」(ニャンコ先生)
「お前、レイコが約束を守らなかったのは、特別な事情があるからだと言ってたな。かいかぶりすぎだよ。ただうっかり忘れただけさ。レイコはそういう奴だ」(ニャンコ先生)
6話 水底の燕
「夏目さまはお優しい。そんなだから付け入られるのですよ」(燕)
「なぜ? 情が移ったからさ。友人のために動いて、何が悪い!」(貴志)
「何者にも離れがたいものはあるのです」(垂申)
「燕。人を嫌いにならないでいてくれて、ありがとう」(貴志)
「優しいものは好きです、温かいものも好きです。だから、人が好きです」(燕)
7話 子狐のぼうし
「嬉しいもんなんだな。誰かから、何かを頼まれるって」(貴志)
「人間とは面倒くさい生き物だな。たかが食い物を入れるだけの器、近くのスーパー辺りで買えばよかろうが」(ニャンコ先生)
「夏目はよく笑う、でも何か嘘っぽい。言葉も仕草も、気配も、どこか嘘っぽい」(子狐)
「こんなもので、縛り合いたくない。僕達は、親分子分の関係じゃない、だろ?」
「もっと別のつながりだと、俺は思っているよ」(貴志)
「お前はえらいね。俺は、寂しくても、踏み出すのが怖くて、なんとかしようなんて思わなかった。だから、いっぱいいろんなものに、気づけなかったのかもしれないな」(貴志)
8話 儚い光
「僕もいつかは、失う日が来るのだろうか。一方的に訪れる出会いを、煩わしい日々を。それは僕にとって、解放だろうか、それとも……」(貴志)
「お前はアホなんだ。いちいちしてやる義理などなかろうが」(ニャンコ先生)
9話 あやかし祓い
「俺と君は、仲間だよ」(名取周一)
「まったく困ったものだ。奴等はいつも理不尽で迷惑な存在だな」(名取)
「せっかく、同じものが見える人と出会えたのに、その人とさえ分かり合うのは難しいことなのか。同じ痛みを、越えてきたはずなのに」(貴志)
「異形とは面倒だね。こんな布切れ一枚の礼もろくに出来ない」(柊)
「何も同じ意見でなければならないということもないだろう。他人と分かり合うのは難しいことだよ、誰にとってもね」(名取)
「まあ個人の喜びなど、本人にしか分からないこともあるさ」(ニャンコ先生)
10話 アサギの琴
「ずっとあの方のためにだけ弾いてきた。だから、もし、もう一度弾くことが叶うのなら、優しくて大切な友人のため、あなたのために弾きたいと思っていた」(アサギ)
11話 ニャンコ徒然帳
「人は何と脆弱な生き物だ。弱い者は、嫌いなんだ。弱いくせして他人を気遣い、力も無いくせに、必死に誰かを守ろうとする。この子も、あいつも……」(ニャンコ先生)
12話 五日印
「しかし夏目どの。妖者に弱い心を見せてはなりませぬように。妖は人の心の弱さや影を写す。寂しさを妖で埋め合わせておいでで」(三篠)
「小さいころは苦手だったんだ。でも、優しい人達に出会えて、優しさを知って、逃げたくないって思った。俺も、優しくなりたいって、思ったんだ」(貴志)
「お前を見ていて思ったよ。大事なものを守りたいとか、迷惑をかけたくないとか、そんな気持ちばっかりだ。自分を大切に出来ない奴は、大嫌いだよ」(ヒノエ)
13話 秋の夜宴
「構わないよ。だって、俺には見えてるんだから」(貴志)
「優しいから、きっと、話せば受け入れてくれると思う。でも、優しいから、今までの俺を思って、きっと、心を痛めると思うんだ」
「自分勝手な考えかもしれないけど、それが嫌でさ。あの人達には、ずっと、笑っていて欲しいんだ」(貴志)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
夏目友人帳 1巻 (Kindle)