「ウマ娘(うまむすめ、2期)」の名言・台詞まとめ

アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season2(うまむすめ、2期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

ウマ娘 Season2

→ウマ娘(1期)

1話

「最高ね、この記録、この栄誉(無敗でダービー制覇)」(マルゼンスキー)
「君が出走していたら分からないけどな」(シンボリルドルフ)

 

「僕は……僕は……僕は、シンボリルドルフさんみたいな強くてかっこいいウマ娘になります!」(トウカイテイオー)

 

「君、それは大変よ。ルドルフちゃんみたいになるには、才能と努力と運、この三つが完璧に備わってないと、だからね」(マルゼンスキー)

 

「そうだよ。夢と希望を与えるのも、僕達ウマ娘の役目だからね! 気合い入れてやっるぞ!!」(トウカイテイオー)

 

「じゃあ頑張ってトレセン学園に入ってきてね。君達の名前は?」
「よし! 覚えておこう!」(トウカイテイオー)

 

「調子はどうだ? ダービーは勝てそうか?」(シンボリルドルフ)
「勝てそうじゃなくて、勝つんだよ!」(トウカイテイオー)

 

「だって、約束したからね!」
「シンボリルドルフさんみたいな、強くてかっこいいウマ娘になります!」(トウカイテイオー)

 

 

「小さい頃から目標にしていた夢の舞台だもん。それに、天皇賞ではマックイーンが勝ったからね。ライバルが勝ったのに、僕が負けちゃったら、超かっこ悪いでしょ」

「だから絶対に勝つんだ!」(トウカイテイオー)

 

「スタートしてすぐにカーブがあるこのコース、大外8枠はだいぶ不利になるわね」(マルゼンスキー)
「不利と思うか有利と思うか、テイオーが決めることさ」(シンボリルドルフ)

 

「テイオー、応援しています。ライバルとして」(メジロマックイーン)

 

「ダービーはもっとも運のあるウマ娘が勝つって言われてるからね」(マルゼンスキー)
「まさに今日のレースで、テイオーの運が試される」(シンボリルドルフ)

 

「大丈夫ですよ。直線になったら外の方が走りやすくないですか。埋もれないし芝が綺麗だし。最後の直線でギューンですよ!」(スペシャルウィーク)

 

「前には誰もいない、よーし!」
「トウカイテイオー、行っちゃうよぉぉぉーーー!!!」(トウカイテイオー)

 

「こうなったら無重力状態だな」(シンボリルドルフ)

 

2話

「だから、(骨折してても)菊花賞出るってば!」
「全治6ヶ月、復帰は来年の春、だから何だっていうの!? そんなこと言われて菊花賞、諦める僕だと思う!?」(トウカイテイオー)

 

「絶対出る! そして絶対勝つから!!」(トウカイテイオー)

 

「俺は本気だ。テイオーが諦めない限り、全力で支える。そう決めちまったからな」(トレーナー)

 

「僕だったらこのスピード、いいポジションについたら、そこは譲らない」
「スペちゃんもゴールドシップも追い上げが凄い。でもその圧を感じながら、最後まで背中を見せ続ける」(トウカイテイオー)

 

「なら、わたくしの走る様も、しっかりご覧くださいませ!」
「イメージでも追いつけないと思いますが」(メジロマックイーン)

 

「かなりきついリハビリになると思うわ。覚悟は出来てる?」
「一番大切なことは、無理しすぎないこと。焦って先へ進もうとすると、別の場所を痛めることになるわ」(サイレンススズカ)

 

「わたくし達に出来ることは、走る背中をテイオーに見せることだけですわ」(メジロマックイーン)

 

「約束、守らなきゃね」
「ギリギリまで粘る。でも、その時医者に止められたら諦める、だったよね?」(トウカイテイオー)

 

「もういいよ……もういい」
「まだ全力で走れない。なのに無理やり菊花賞に出て、全力のみんなと戦うなんて、僕には出来ない。ありがとね、色々」(トウカイテイオー)

 

「必要ない。テイオーはこんな所で止まるウマ娘じゃないさ」(シンボリルドルフ)
「本当は、かける言葉が見つからないのではありませんか?」(グラスワンダー)

 

「ずるいよ、みんな。かっこよくなっちゃってさ」(トウカイテイオー)

 

「僕、気づいたことがあるんだよね。3冠は叶わなかった、でも僕、負けてないんだ」
「無敗のウマ娘にはなれる、でしょ!?」(トウカイテイオー)

 

3話

「僕、春の天皇賞に出たい」
「僕の目標は無敗のウマ娘であり続けること。でも、それは強い相手と勝負してこその無敗じゃないと意味が無いと思うんだ。だから!!」(トウカイテイオー)

 

「もちろん受けて立ちますわ。わたくしもいつか、あなたと走る時が来ると思っていましたから」(メジロマックイーン)

 

「去年の、秋の天皇賞も雨でしたわね」
「むしろ嬉しいでわ。あの時とはもう違うます。この雨ごと、走りで吹き飛ばしてさしあげます」(メジロマックイーン)

 

「たとえわたくし1人が狙われようと、望むところですわ」(メジロマックイーン)

 

「足を取られぬよう、一歩ずつ確実に。自分の走りさえ出来れば、わたくしは誰にも負けません」(メジロマックイーン)

 

4話

「私と最速を競い合うライバルになるべき存在。さあさあ共に爆進しましょう、スピードの向こう側へと!」(サクラバクシンオー)

 

「私は三冠ウマ娘になれというマスターの指令がありますので」
「短距離路線へは進みません」(ミホノブルボン)

 

「僕は見られてた方が頑張れる方だからね!」(トウカイテイオー)

 

「テイオーはまだ一度も負けたことが無い。負けたことが無いウマ娘を負かすには、これくらい!」(メジロマックイーン)

 

「プレッシャーは……あるよ」
「でもさ、プレッシャーの無いレースなんて面白くないよね」

「僕、今度の天皇賞は、ダービーの時より、プレッシャーを感じてる。だからこそ、今までで一番楽しみなんだ!」(トウカイテイオー)

 

「前回の天皇賞にテイオーはいませんでしたわ。テイオーは、今までに対戦してきた全てのウマ娘の中で確実に最強」

「それゆえプレッシャーはありますが、顔に出した所で何の得もありません」(メジロマックイーン)

 

「MT対決ではなく、TM対決!? テイオーが先!?」(メジロマックイーン)

 

「僕は今までに負けたことが無いからね。マックイーンが相手でも、絶対に勝つよ!」(トウカイテイオー)
「大丈夫です。テイオーなんかに負けません!」(メジロマックイーン)

 

「でも、僕は長い距離のレースに出たことが無いだけ。距離が合っていないかどうかなんて分からない」(トウカイテイオー)

 

「僕は無敗の三冠ウマ娘になれなかったけど、無敗のウマ娘であり続けるんだ!」(トウカイテイオー)

 

「お祖母様、大丈夫です。わたくしは負けません!」(メジロマックイーン)

 

5話

「諦めないことが大事だからね。だから頑張らなきゃ」(トウカイテイオー)

 

「どっちが勝っても、どっちかが負ける。ああ、レースは残酷だ」(トレーナー)

 

「もし、負けても泣かないで下さいます」(メジロマックイーン)
「ウイニングライブ、僕の後ろで踊ってもらうから」(トウカイテイオー)

 

「いいや。私の頃より、今日の方が凄い。競い合うライバルがいる彼女達が、うらやましいよ」(シンボリルドルフ)

 

「さえぎるものは何も無い。いける、会長見ててね!」(トウカイテイオー)

 

「へぇー、やるなマックイーン。でも、勝つのは僕だぁ!!」(トウカイテイオー)

 

「足が前に行かない? 何で? 何で!?」
「あんなに練習したのに……」(トウカイテイオー)

 

「負けられない、僕は無敗のウマ娘になるんだ! 会長と約束したんだ!」(トウカイテイオー)

 

「マックイーン。天皇賞連覇、凄いよ」(トウカイテイオー)
「テイオーがいたから、あなたがいたから、今のわたくしになれました」(メジロマックイーン)

 

「僕、負けちゃったんだね」(トウカイテイオー)

 

6話

「何にも無くなっちゃった。三冠も、無敗も……そしたら僕、何のために走ればいいんだろう?」(トウカイテイオー)

 

「天皇賞はもう終わったことですわ。その先をどうするのか? わたくしはそれだけを考えます」(メジロマックイーン)

 

「勝ちたいという本能に逆らえるウマ娘はいませんわ」(メジロマックイーン)

 

「努力するのは当然です。そして、勝つことも、当然です」(ミホノブルボン)

 

「ようやくここまで来ました。いるのでしょう、ライス」
「あのトウカイテイオーさんでも取れなかった三冠、私は成し遂げますよ。マスターの指示ですから、絶対に」(ミホノブルボン)

 

「ただ、負けたことで得られたものもありました。次は勝ちます」(ミホノブルボン)

 

「もっと前に行けば、分かるのかな? みんなが何のために走ってるか? 僕が、何のために走るのか?」(トウカイテイオー)

 

「全部無くしたって思ってた……でも、よかった。僕、まだ悔しいって思えるんだ」(トウカイテイオー)

 

「マックイーンはどうして……どうしてそんなに頑張れるの?」(トウカイテイオー)
「わたくしは、ゴールしか見ていませんもの」(メジロマックイーン)

 

勝ちたい相手がいるからこそ、わたくしはもっと強くなれるのです」
「ですから、あなたも早く復活して下さいませ」(メジロマックイーン)

 

「メジロ家のウマ娘たるもの、完全な勝利なくして栄光はありえません。次はあなたの距離で叩き潰してあげますわ。ですから、今すぐその腑抜けた顔を止めなさい」

「ウマ娘の本能である、勝ちたいという欲求は消えていないのでしょう?」(メジロマックイーン)

 

「これからは、わたくしがあなたの目標に、走る理由になって差し上げます」(メジロマックイーン)

 

7話

「レースは時計だけじゃ測れません」「いいでしょう。いくらでも相手になりますわ」
「テイオーにも譲らなかった春の盾。もう一度、必ず!」(メジロマックイーン)

 

「ライスシャワーさん。お会いしたかったわ」
「記事、読みましたわ。わたくしに勝つ気でいらっしゃるようですね、受けて立ちますわ。お互いよいレースにしましょ」(メジロマックイーン)

 

「ライスシャワー、いい響きですね、大好きです。特にライスの当たりが」(スペシャルウィーク)

 

「ライスがブルボンさん達の夢を壊して、みんな悲しんで……」

「春の天皇賞も、みんなマックイーンさんの3連覇を期待してる。そんなレースに出て勝っても、誰も喜ばない。勝ってもみんなを不幸にする」

「ライスシャワーという幸せな名前の自分が……だからライス、もう走らないです」(ライスシャワー)

 

「確かに、ライスの菊花賞は祝福されるべきだと思います。でも、だからといってレースから逃げるのは、ウマ娘として間違っていますわ」(メジロマックイーン)

 

「自分が勝ったら誰も喜ばない? 走る前から勝つつもりだなんて?」(メジロマックイーン)

 

「しかし、三冠の夢が叶えられなかったからこそ、新たな走る理由が生まれました。ライスシャワーです」
「唯一私が負けたウマ娘。私の夢を阻んだ相手。初めてライバルと呼べるのは、彼女なのかもしれません」(ミホノブルボン)

 

「ライスはブルボンさんやテイオーさんとは違う。ライスはヒールなんだよ」

「みんなから嫌われてブーイングされて、みんな不幸にしちゃう。祝福の名前をもらったのに、ライスシャワーなのに……だからもう、ライスは走らないんです」(ライスシャワー)

 

「確かにあなたは私から夢を奪いました。けれどそれ以上の夢と希望を与えたのです」
「あなたはヒールじゃない、ヒーローなんです」

「それなのに何ですか、あの有馬記念8着は!? あなたは私のヒーローなんです! 強いウマ娘なんです! 天皇賞に出てそれを証明しなさい!!」(ミホノブルボン)

 

「ブルボンさんの気持ち、受け取りました。ライス、もう一度頑張ってみます」

「怖いって気持ちはまだあるけど……」
「ライスもブルボンさんと一緒に走りたい。だから……ライス出ます、天皇賞に!」(ライスシャワー)

 

8話

「はい、ライスはもう逃げません」(ライスシャワー)
「春の天皇賞、これでわたくしも本気になれますわ」(メジロマックイーン)

 

「春の天皇賞は3200m。ライスだって長距離は得意だけど、過去2回も勝っているマックイーンさんの方が、経験値的にも断然有利。マックイーンさん……」(ライスシャワー)

 

「精神力……マックイーンさんに走力や経験値では勝てないので、精神力で優る必要があります。それには徹底的に自分と向き合うため、1人になろうと……」

「精神は肉体を超越すると思います」(ライスシャワー)

 

「はい。今までの天皇賞より、気力も体力も充実している気がしますわ」(メジロマックイーン)

 

「必ず勝たないといけないという緊張はありますわ」
「あなたの目標にふさわしい走りをします、見ていて下さい」(メジロマックイーン)

 

「猛獣? 何なんですの、まるでわたくしを食いちぎらんばかりのこの気配!?」
「ですが、わたくしにも負けられない理由がありますわ!」(メジロマックイーン)

 

「ライスさんの徹底したマーク、似ています」
「宝塚記念での、鬼気迫るグラスちゃんに似てるんです」(スペシャルウィーク)

 

「確かに似ていますね」
「(なぜか)それは分かりません。ですが、運命的な何かを感じます」(グラスワンダー)

 

「前回の天皇賞より2秒以上速い」(トレーナー)
「大丈夫に決まってるじゃん! 僕は信じてる。マックイーンなら大丈夫!」(トウカイテイオー)

 

「いや、マックイーンはおかしくない」
「おかしいのは、相手の方だ」(トレーナー)

 

「ライスは、ヒールじゃない……ヒーローだ!」(ライスシャワー)

 

「優勝おめでとう、ライス」(ミホノブルボン)
「また……たくさんの夢を壊してしまいました……」(ライスシャワー)

「それが勝つということです、勝負ですからね。誰かが勝てば、誰かは傷つき、夢破れる、そういうものです」(ミホノブルボン)

 

「ブーイングって痛いですね……やっぱり、痛かったです」(ライスシャワー)

「ブーイングはチャレンジャーの勲章です、傷つく必要はありません。でもいつか、これが歓喜と祝福の声になる日は必ず来ます。あなたが勝ち続ければ、きっと」

「だって、あなたの名前はライスシャワーなんですから」(ミホノブルボン)

「ライス、がんばるね」(ライスシャワー)
「それでこそ、私のヒーローです」(ミホノブルボン)

 

「残念でしたね、3連覇」(イクノディクタス)

「あなたもそれですの?」
「チームのみなさんも気を使ってくれて、気にしていないというと嘘になりますけれど、それほど落ち込んでもいませんわ」(メジロマックイーン)

 

「そうですか。少し寂しそうに見えたので」(イクノディクタス)

「申し訳なくって……」
「応援してくれたファンはもちろん、トウカイテイオーにも……」

「テイオーは今、リハビリを頑張っているんです。誰にも負けない最強のウマ娘であるわたくしと走ることを目標にして。それなのに、わたくしは不甲斐ない走りをしてしまった」(メジロマックイーン)

 

「得意な距離だからこその慢心、もう三度目だという油断。何より、テイオーのためにも勝つだなんて奢りを持って走っていたら、勝てるはずがありません」

「もっとも大切な勝つことへの執着が、ライスシャワーよりも劣っていたのですから」

「けど、もう過ちは繰り返しません。わたくしは最強であり続けなければならないのですから。次の宝塚記念は、必ず勝ちますわ」(メジロマックイーン)

 

9話

「僕もそろそろかっこいいとこ見せないと」
「宝塚記念。勝つのは僕だから」(トウカイテイオー)

「その自信、叩き潰して差し上げます」(メジロマックイーン)

 

「前々回はメジロライアンが、前回はメジロパーマーが……ならば今度は、わたくしが取られていただきますわ」(メジロマックイーン)

 

「僕、何のために走ればいいのか分からなくなってて……ホントに分かんなくて……会長に、そんなかっこ悪いとこ見せられなくて……申し訳なくて……」

「でもね、今は会長と同じくらい、かっこ悪いとこ見せたくない相手がいるんだ」(トウカイテイオー)

 

「絶対にいいレースにする。僕、これがトウカイテイオーだって、みんなに伝えるよ。そしたら会長を追っかけるんじゃなくて、横に並べるウマ娘になれるかもしれないでしょ」

「それで、いつか会長のことも追い抜くから。宝塚記念は、そのための第一歩なんだ」(トウカイテイオー)

 

「足が軽い。体が前に進みたがってる!」
「何度くじけたって、その度に夢は見られるんだ。だから今度は、マックイーンとの勝負、絶対に負けたく……」(トウカイテイオー)

 

「テイオーは戻ってくる!」
「絶対戻ってくる! だってトウカイテイオーだもん!!」(ツインターボ)

 

「誰かの言葉なんて気にしない。しょげてても仕方ないよね」(トウカイテイオー)

 

「三度の骨折してのあいつは、テイオーは元通り走れるって思うか?」(トレーナー)
「彼女はそう思っているはずです。わたくしはテイオーを信じるだけでわ」(メジロマックイーン)

 

「しかとご覧くださいませ、わたくしの走りを」
「ずっと先で待っていますわ……あなたが来るのを」(メジロマックイーン)

 

「ああ、速いな……まるで飛んでるみたい。なんて綺麗なんだ」(トウカイテイオー)

 

「そっか、そうなんだ……」
「僕はもう……あんな風には、走れないんだ……」
「ごめんね、マックイーン」(トウカイテイオー)

 

10話

「テイオーがどうあろうと、わたくしはやるべきことをやるだけです」
「テイオーが挑むに値する、最強のウマ娘であり続けることですわ」(メジロマックイーン)

 

「後先考えない逃げ。らしいちゃらしいけど」(ナイスネイチャ)
「ですが、まさにターボの走りでした」(イクノディクタス)

 

「よっしゃ! 見てたかテイオー! 終生のライバル、ターボの走りを!」(ツインターボ)
「片思いのライバルか」(マチカネタンホイザ)

 

「やっぱ元の通りに走れないって考えてると、想像以上につらくてさ」
「会長には一方的に約束しちゃってたから、きちんと言っておかなきゃって思って」(トウカイテイオー)

 

「1日って、こんなに長かったっけ?」(トウカイテイオー)

 

「テイオーのケガは深刻だ。治っても、前のような走りは出来ない。あいつがまだやりたい、走りたい、そんな気持ちでいたなら、全力でサポートしてやれる」

「でも、あいつ自身が諦めてしまったら、俺に出来ることは、無いのかもしれない」
「だけど、心のどこかで、もう一度テイオーの走りを見たい、諦めて欲しくない、そんな考えが浮かぶんだ」

「たとえ元通りに走れなくたっていい、ターフに立つあいつの姿をもう一度……けどもうあいつは受け入れちまった。俺はあいつのトレーナーだからな、無理強い出来ないさ」(トレーナー)

 

「わたくしは走り続けます。最強のウマ娘であり続けるために、あなたがどうなろうとも」(メジロマックイーン)

 

「何でスタートの練習で全力ダッシュしちゃうのよ?」(ナイスネイチャ)
「ターボは最初から全力がいい。ずっと一番が気持ちいいもん!」(ツインターボ)

 

「本当にわたくしの前からいなくなってしまうのか? その時が来ない限り、認められない気がして……」(メジロマックイーン)

 

「ダメなものはダメって認めるの、すっごくすっごくつらいんだよ!」(トウカイテイオー)
「そんなの知らない! ターボの知ってるテイオーは諦めたりしないもん!」(ツインターボ)

 

「ターボやるもん! テイオーの目の前で絶対絶対逃げ切って勝ってやる! 諦めなければやれること見せてやるんだ!」(ツインターボ)

 

「みんな来てくれてありがとう。全然走れてない僕なんかのために、こんなにたくさんの人が来てくれて、とっても嬉しいよ」

「みんなも知ってるように、また骨折しちゃった! 3回目だよ3回目、逆にすごくない」

「3回目にもなったらすっかり慣れっこ、のつもりだったんだけどね……でも……だからさ……もう僕……レースには……レースには……」(トウカイテイオー)

「テイオーさん! 私、待ってます!!」(キタサンブラック)

 

「これが諦めないってことだぁぁぁーーー!!! トウカイテイオー!!!」(ツインターボ)

 

「もう一度言いますわ。あなたがどうなろうとも、あなたにどんな不安や困難が立ちはだかっても、わたくしは走り続けます、最強のウマ娘であり続けるために」(メジロマックイーン)

 

「でも、もう追いつけないかもしれないよ?」(トウカイテイオー)
「奇蹟は起きます。それを望み奮起する者の元に、必ず、きっと」(メジロマックイーン)

 

「そこまで言われちゃ、しょうがないな……みんな見てて。僕、もう一度がんばってみるから!」(トウカイテイオー)

 

11話

「まだまだ(タイムは)どうにもならんか。だが……俺はあいつがまた走っているだけで、十分だ」(トレーナー)

 

「(メニューは)基礎トレに基礎トレ、そして基礎トレ。デビュー前みたいだね」
「基礎が大事だもんね。一からやり直すつもりで、僕がんばるよ!」
「それに今はまた、ターフの上で走れるってだけで嬉しいしさ」(トウカイテイオー)

 

「テイオーが走るの、あたしも楽しみにしてんだからさ」

「ここんとこ、ずーっと1着が遠くって……まあ、あたしの実力じゃそんなものだよなって分かってるんだけどさ。でも次こそわって思ってたら、またケガしちゃったり……」

「正直、もうダメかもなんて考えてたら、テイオーがまた走るって聞いて。そんな諦めないテイオーのこと見てたらさ、あたしも頑張らなきゃなって思ったんだ」(ナイスネイチャ)

 

「僕が戻れたのは、みんながいたからだよ。いろんな人の気持ちが、心に届いたんだ」(トウカイテイオー)
「そういうのは、ちゃんと直接伝えといた方がいいよ。今のあたしみたいにね! ありがとね、テイオー」(ナイスネイチャ)

 

「ねえトレーナー、ありがと」
「いつものお礼の気持ち。これからも一緒に頑張ろうね」(トウカイテイオー)

 

「みんな、ありがとね」
「この間のステージ、おかげで気持ちが吹っ切れたよ」(トウカイテイオー)

 

「あのね、この間っていうか、いつもあり……」「あり……」
「あれ、変だな? 他のみんなには普通にスッっと言えたのに? 何でだろう?」

「そ、その……えーっと……」(トウカイテイオー)
「まるで告白でもするみたいですわね?」(メジロマックイーン)

 

「何か逆に近すぎる相手だと、恥ずかしくなっちゃいますよね」(スペシャルウィーク)

 

「(ダイヤちゃんは)ライバルで、一番の友達で、すっごく大事な子だよ!」(キタサンブラック)
「そ……そっちの方が恥ずかしいよ、キタちゃん!」(サトノダイヤモンド)

 

「そっか……分かった、もっと単純なことだったんだ。僕にとって、マックイーンは!」(トウカイテイオー)

 

「きっとファン投票で選ばれると思いますわ。有馬を走るあなたの姿を見たいと」(メジロマックイーン)
「いやいや、僕のタイム知ってるでしょ? 出た所で勝てっこないよ、奇蹟でも起きなきゃね。だから今回は出ない」(トウカイテイオー)

 

「今日はね、マックイーンに言っておきたいことがあったんだ」
「ずっと考えてた、他の子とマックイーンと何が違うのかなって。マックイーン、僕はね、ずっと君に憧れてたんだ」

「強くてかっこよくて、いつも堂々としてて、そんな君に本音を見せるのが照れくさくって、ちょっぴり悔しい感じもして」

「僕にとってマックイーンは、特別な存在なんだ。今も、これからも。だから、ありがとう、マックイーン」(トウカイテイオー)

 

「わたくしに、憧れていた?」
「今さらですの?」
「わたくしはあなたに、ずっと憧れていましたわ」(メジロマックイーン)

 

12話

「テイオー。あなたがいつ戻って来てもいいように、わたくしは、最高で最強であり続けます。負けませんわ、絶対に」(メジロマックイーン)

 

「BNWの中では頭一つ抜けてやがる。夏にまた、一回り大きくなりやがったな」(トレーナー)
「いや、今頭が一回り大きいだとか聞こえた気がして」(ビワハヤヒデ)

 

「まだ食べるの? そんなに食べたら太め残りが出ちゃうよ」(トウカイテイオー)
「天高く、ウマ娘こゆる秋、だからな」(ゴールドシップ)

 

「納得できません! わたくしはまだ走れますわ!」
「嫌です! わたくしは諦めたくありません!」(メジロマックイーン)

 

「そうです、こんなケガくらいで負ける訳にはいかないんです。だって……やっと巡り会えたのです、やっと出会えたのです。生涯幾度となく本気でぶつかり合える相手に」

「あなたとならきっと、どこまでだって走っていける。わたくしはあの日、運命を確信したのです!」(メジロマックイーン)

 

「だから……この程度のことで!!」
「これしきのこと、何ともありませんわ!!」

「テイオーだって、どんな時も前を向いて、何度も立ち上がって来たんです。無敗の三冠の夢が敗れても、無敗の夢が敗れても、何度骨折しても!!」(メジロマックイーン)

 

「走れるでしょ!? わたくしはメジロマックイーンなんです!! あの、お互いに力を出し切りぶつけ合う最高の瞬間を、また迎えるために!!」(メジロマックイーン)

 

「約束、したんだから……」
「わたくしは、もう一度……テイオーと一緒に……」(メジロマックイーン)

 

「無理なんてしてません!」
「わたくしは、強くあらねばなりません。挫けることなく堂々と、最強のウマ娘の座にいつづけなくては……そこでテイオーを待つんです……ずっと楽しみに……」

「最強の名をかけて……」(メジロマックイーン)

 

「なのに……動かない……動かせない……もう、走れないの……」
「あなたとの約束は……果たせないの……」(メジロマックイーン)

 

「運命ってさ、意地悪だよね。どうしても僕とマックイーンは勝負させたくないみたい」

「宝塚記念で一緒に走れると思ったら、また骨折しちゃって。もう元のようには走れないなんて言われて。それで今度はマックイーンまで……」

「きっとさ、もう諦めちゃった方が楽なんだよね。でも、僕はまだ諦めたくない。もう一度君と走りたいよ。マックイーンは違うの?」(トウカイテイオー)

「そんなの、走りたいに決まってます! だけどもう無理なんです! もう一生、まともに走ることなんて出来ない!」

「奇跡でも起きない限り、元のように駆けることは叶わない!! あなたと一緒ですわ!!」(メジロマックイーン)

 

「うん、そうだよね。奇跡が起きなきゃ無理だ。だから起こすよ、奇跡」

「僕が証明してみせる。僕とマックイーンはもう一度絶対走れるようになるって。今度の有馬記念見てて。僕はそこで誰よりも先にゴールする」(トウカイテイオー)

「そんなこと不可能です。今のあなたが勝つなんて?」(メジロマックイーン)
「それでも僕は勝つんだ。奇跡を望んで頑張れば、必ず出来る!」(トウカイテイオー)

 

「僕が走るのを諦めかけた時、引っ張ってくれた。挫けそうな時、そばにいてくれた。僕の目標になる強いウマ娘でい続けてくれた。待ってるって言ったのはマックイーンだった」

「今度は僕の番だ。だから見てて、マックイーン」(トウカイテイオー)

 

13話

「やれるかやれないかじゃない。僕は勝つよ、必ず!」(トウカイテイオー)

 

「本気なんだな?」
「分かった! お前がその気なら、俺は全力でサポートするだけだ! 何より俺は、トウカイテイオーの走りをまた見たい!」(トレーナー)

 

「全力の、限界のその先……全部出しきって初めて、今の僕はようやくスタートラインに建てる。だけど……勝ちたい!」(トウカイテイオー)

 

「年の瀬の有馬のこの空気」(ゴールドシップ)
「これで今年も終わりなんだなって感じよね」(ダイワスカーレット)

 

「その服、ダービー以来だな」(シンボリルドルフ)
「うん。今日はこれで走りたくって」(トウカイテイオー)

 

「ねえ、変なこと聞いてもいい?」
「会長はさ、どうしてた? 絶対に勝ちたい、そういう気持ちの時?」(トウカイテイオー)

「難しいな。レースに出る全員、勝ちたい気持ちは同じはずだ。勝利のために己を練磨し、力を高め、集中し、勝負に挑んでいる」

「にも関わらず、たとえどんなに万全で最高潮だったとしても、勝負のあやはある。レースに絶対は無い」

「だが……自分の中にある信念、絶対に揺るがない気持ち、これは、誰にも動かせない」(シンボリルドルフ)

 

「戻って来たんだ……」(トウカイテイオー)

 

「あんたがどんな状態で、どんな走りをしようと関係ない。あたしはただ、あんたより、他の子達より先にゴールするだけ」(ナイスネイチャ)

「うん。僕も誰にも負けないから」(トウカイテイオー)
「いいレースにしようね。それと……おかえり、テイオー」(ナイスネイチャ)

 

「難しいのは分かっています! でも、テイオーさんは走ってるんです!」(キタサンブラック)
「その通りです!」(サトノダイヤモンド)

 

「本番のレース、やっぱり全然違う! みんなの息遣い、勝ちたいって気持ち、いろんなものがビリビリしてる」(トウカイテイオー)

 

「大逃げしたかったのにガンガン着いてくる。でもまだ全然足は使えるし!」(メジロパーマー)
「菊花賞は譲ったけど、今回は絶対勝つ!」(ウイニングチケット)
「このレースに勝って、歓喜と祝福!」(ライスシャワー)

「負けたくない! 3着でも2着でもなく、1着で必ずゴールに!」(ナイスネイチャ)
「私だって、主役になれるんだから!」(マチカネタンホイザ)

 

「けど、負けられない! 負けるもんか!!」(トウカイテイオー)

 

「頑張れ! 頑張ってくれ、テイオー!!」(ゴールドシップ)

 

「全盛期の走りには最後まで戻らなかった。だけど……最後の最後まで、俺達は応援し続けるからな、テイオー!」(トレーナー)

 

「肺が苦しい……だけど破れたって関係ない。足が重い……でもまだ動く! 僕は、何度もくじけて来た!」

「あの時も……あの時も……誰よりもくじけて来た。誰よりも悔しい気持ちになったのは僕だ! 誰よりも勝ちたい気持ちが強いのは僕だ!」

「絶対に譲らない。絶対に、絶対に……絶対は僕だぁぁぁーーー!!!」(トウカイテイオー)

 

「勝負だぁぁぁーーー!!!」(トウカイテイオー)

 

「やった……」(トウカイテイオー)

 

「いつか私も……」(キタサンブラック)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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