アニメ「かぐや様は告らせたい ウルトラロマンティック(3期)」の名言・台詞をまとめていきます。
かぐや様は告らせたい(3期)
1話
「これでいよいよ”音漏れてる”なんて言えなくなった」
「こんなん人に聞かれたら僕なら死ぬ!」(石上優)
「でもまあ、藤原先輩にだけなら聞かれてもダメージないかも」
「四宮先輩や会長に聞かれたら死ねるけど、藤原先輩だけなら」(石上)
「真面目な人にバレた時のダメージはデカいぞ」(石上)
「今あいつ(伊井野)を守れるのは…僕だけだ」(石上)
「好きに言えばいいよ」
「僕が勝手にしたことだ、感謝されたくてしたわけじゃない」
「これでいいんだ」(石上)
「沈黙は肯定と考えていいんだな?」(白銀御行)
「全然違うよ」
「かぐや様のメッセージは家の者がPCで検閲しててね」
「だからすぐ既読がつくことがあるの」(早坂愛)
「上流階級では当たり前(嘘)」
「かぐや様が2時間もずっとスマホとにらめっこなんてあるわけないじゃないですか」(早坂)
「石上君だらしないですね」
「それでも男の子ですか?」(藤原千花)
「じゃあ言い直します」
「石上君は人間としてだらしないです」(千花)
「石上君もしかして、私のことをただのインテリ系清純ガールだと思ってるでしょ」(千花)
「いや、みじんも思ってませんけど」(石上)
「寝る前の30分筋トレを欠かさない、低糖質系ロカボガールなんですよ」
「筋肉だって石上君みたいな引きこもり系ニートボーイに劣るわけがないんです!」(千花)
「(腕相撲の)試合は1位と最下位を決めるトーナメントで行います!」
「(1位だけで?) ダメです! 白黒ハッキリつけます」(千花)
「弱い奴が自分の弱さを自覚せずのうのうと生きてるこの社会は」
「一度リセットすべきなのです!」(千花)
「なんだこの人…押しても引いてもびくともしない」
「あれ? 四宮先輩の”こんなもんですか”って目、怖っ!」(石上)
「藤原先輩…ほ~らやると思った!」
「そこまでして勝ちたいんですか? 普通にセコい」(石上)
「息をするようにズルをする」
「録画しておいたんであとで送りますね!」(石上)
2話
「伊井野は危ういところあるじゃないですか」
「むしろ陰ながらフォローして…やってるくらいですよ」(石上)
「押しつけがましいのは趣味じゃないんですよ」(石上)
「最近は(生徒会メンバーと)仲よくやれてるよ」
「最初の頃はちょっとだけ誤解もあったけど」(伊井野ミコ)
「”ちょっとだけ”で済ませる気なんだね」(大仏こばち)
「藤原先輩はもちろんのこと、四宮先輩も白銀先輩も悪い人じゃなかったわ」
「終わってるのは石上だけ」(ミコ)
「なんでって、私があいつのためにどれだけ骨折ってるか」
「こばちゃんも知ってるでしょ」(ミコ)
「なんで上から来るの! あれが死ぬほどムカつくの! 何様なの?」(ミコ)
「お互い様なんだけどなぁ」(大仏)
「(ちゃんと言ったら?) それは嫌。正義は見返りを求めないものでしょ」
「見返りを求めない優しさだからこそ、人の心は動くの」(ミコ)
「(仕事に支障が?) まあそれは…でも(石上は)生理的に無理なんです」
「出来れば視界にも入れたくない」(ミコ)
「そう言うと思って、いろいろと準備してきたんです」
「題して”石上&伊井野なかよし大作戦”」(大仏)
「石上の…いいところはね…」
「どうしよう、何1つ思い浮かばない!」(ミコ)
「万策尽きたよ、もう!」
「これ藤原の領分なんだって」(御行)
「俺こういうの考えるの苦手なんだよ!」
「どうしたら仲よくさせられるんだ、もう~!」(御行)
「2人ってお似合いだよね」(大仏)
「だってはたから見てたらあれだよ」
「好きな子についついいじわる言っちゃうって感じ」(大仏)
「青春あるあるだよね」
「もう”嫌い”って言葉が照れ隠しにしか聞こえないよ」(大仏)
「(どうやった?) あ~まあ、経験のなせるわざですよね」(大仏)
「私は束縛しない女ですし」
「(合コン?) 絶対止めなきゃじゃない?」(四宮かぐや)
「合コンってあれでしょ?」
「男女がつがいを求めてちちくり合う盛り場のことでしょう?」(かぐや)
「(一緒に参加?) そんな性欲にまみれた男の群れに私を放り込むっていうの?」
「この薄情者!」(かぐや)
「こんな性欲にまみれた男の群れに私を放り込むなんて薄情者」(早坂)
「(紹介?) 言えばいいじゃん」
「昔こっぴどく振った女だって」(早坂)
「君がほかの女の子と仲よくしてるところ私に見せるなんて…」
「そんなの残酷だと思わない?」(早坂)
「(合コンによく来る?) いいえ、男性が多い所は結構苦手です」(早坂)
「今日は妹に無理やり来させられたの」
「いい加減失恋から立ち直れって…強引に」(早坂)
「人の気持ちを理解できないんですよ」
「どうしようもなく性根が悪いんです」(早坂)
「あんなんで将来やっていけるんでしょうかね」
「まあ、最近は少しマシになってきましたが…」(早坂)
「いや…ようやく素に近い部分が見えたなって」(御行)
「前会った時はなんていうか、少し演じてる感じがしたから」
「こっちの方が親しみやすい」(御行)
「嘘よ。人は演じないと愛してもらえない」
「弱さも醜さも、演技で包み隠さなければ愛されない」(早坂)
「赤ん坊だって本能で分かってることです」
「ありのままの自分が愛されることなんて絶対にない」(早坂)
「だったら…君は見せられるの?」
「背伸びも虚勢もなく、弱さを全て隠さない本当の白銀御行を」(早坂)
「君もそろそろ帰った方がいいよ。”好きな人がいる”って言ってたじゃない」
「彼女君がこんな所にいたら、きっと悲しむよ」(早坂)
「合わせろよ」
「演技は得意なんだろ?」(御行)
「かぐや様、会長の連れ出しに成功しました」
「でもかぐや様の指令はまだ終わってません」(早坂)
「”会長を落とせるものなら落としてみなさい”って言ってたじゃないですか」
「前は準備が足りず結果が出ませんでしたが」(早坂)
「ご安心下さい、かぐや様」
「今日はいけます」(早坂)
「白銀君。演じない私の方がいいって言ったよね」
「それは本当?」(早坂)
「だったら…本当の私を見せてあげる」
「だから本当の君を見せてよ」(早坂)
「まま…まさかね。早坂だって慎みのあるレディよ」
「怒ってる時以外は良識を持って動く子だもの」(かぐや)
「怒ってる時以外は…」
「激怒してた? 今の早坂は危ないわ!」(かぐや)
「か…かぐや様」
「会長さん…死ぬほど下手くそでした」(早坂)
「普通の曲は普通に歌えるのに、ラップがヤバいんです!」
「たとえるならそう…ナマコの内蔵みたいな歌声!」(早坂)
「そのくせ大きい声出して歌うし」
「地獄ですよ! ヘル! 耳壊れちゃうかと思った!」(早坂)
「かぐや様、最近楽しそうだから。怒ったり笑ったり、自由でうらやましくて」
「ちょっとくらい痛い目見てほしかったんですよ」(早坂)
「やっぱりそんなことだと思ったわ」
「だって…あなたの性格の悪さを世界で1番知っているのは、私だもの」(かぐや)
「そうよ、似てるのよ」
「だって、私達は姉妹みたいなものなんですから」(かぐや)
3話
「彼に浮気されたんです!」
「私、こんなこと初めてで迷っているんです」
「どっちをやるか」(柏木渚)
「法律がどうこうって話じゃないでしょう」
「心の不貞行為よ」(渚)
「彼を信じて探偵を雇ったんです」
「信じてるからこそ、潔白を証明しようとしてるんじゃないですか」(渚)
「(不安になる?) はあ? 超ウケる!」
「こいつをそんな目で見るわけないじゃん」(四条眞妃)
「(名前?) はあ? 私のこと知らないの?」
「とんだ不調法者ね」(眞妃)
「私の名は四条眞妃」
「学年3位の天才にして、正統な四宮の血筋を引く者よ!」(眞妃)
「はあ? 好きとかじゃないわよ!」
「バカにしないでちょうだい」(眞妃)
「私は国家の心臓たる四宮家…の血筋を引く人間よ」
「虎がネズミに恋をすると思うの?」(眞妃)
「まあ…向こうから告ってきたら付き合ってあげなくもないけど」(眞妃)
「それはただの甘えです。好きなら自分から告るべきじゃないですか?」
「向こうも同じ気持ちだったら、永遠に結ばれないですよ」(石上)
「傲慢さが最後まで持たない人ですね」(石上)
「今まで相談できる相手がいなかったんだから」
「つい本音が出ちゃうのよ」(眞妃)
「僕この人嫌いじゃないですよ」
「思ってること全部口にしちゃう感じ、共感できます」(石上)
「男をたぶらかすことしか能のないヘンテコヘアピン女」
「絶対許さない」(眞妃)
「もう四の五の言うのはやめたわ!」
「略奪だろうとなんだろうとやってやる!」(眞妃)
「協力…してくれる?」(眞妃)
「クソ…急にかわいいから断れない」(御行)
「(かわいくない?) 白銀と石上は私を”かわいい”って言ってくれましたけどね」(眞妃)
「さすがに言えねえ」
「少し四宮っぽいところがかわいかったなんて」(御行)
「答えが分からないモヤモヤとドキドキ」
「これが10円玉ゲームの楽しいところです!」(千花)
「あれ(伊井野)はそういう生き物なんでカウントしていません」(石上)
「(伊井野) お前マジで合コンとかホストだけは行くなよ」
「絶対カモだから」(石上)
「すごいわ、こんな簡単に会長を追い込めるなんて!」
「尻軽達が好んでやるゲームなだけあるわ!」(かぐや)
「確かに、そういう集まり(合コン)に顔を出したのは事実だし」
「途中女の子を連れ出したりもしたが…全て事情があってのことなんだよ」(御行)
「別に浮ついた感情があったとか…そういうのでは決してない」
「四宮だけには信じてほしい」(御行)
「私…だけには」
「(信じてくれる?) さ~て…どっちでしょうね?」(かぐや)
4話
「死ね死ねビーム!」
「食らうとカップルが別れるビームです」(石上)
「(つばめ先輩?) まあ応援団の時お世話になってですね…」
「最初は応援団の空気をよくするために無理して絡んできてると思ってたんです」(石上)
「でもあの人は素であれっていうか、普通に優しい人だって気づいたら」
「なんかその…」(石上)
「でも…相手は高嶺の花です」
「僕みたいななんの取り柄もない奴、相手にしてもらえるわけがない」(石上)
「いいんです、最初から諦めてますから」(石上)
「石上君、どんな手段を使ってもいいわ」
「子安つばめを手に入れなさい」(かぐや)
「今の石上君は、傷つくことを恐れて挑戦すらしない臆病者よ」(かぐや)
「気持ちは分かるわ」
「でも告らなきゃ…どこまでもズルズル行くわよ」(かぐや)
「まあ一応、成功率の高い告白方法のアイデアはあるんです」(石上)
「まず普通に告ってもダメなのは分かってます」
「ですが…それがウルトラロマンティックな告白だとしたら?」(石上)
「知らない人が自分の机に毎日毎日1輪の花を置いていくのよ?」
「普通に気色悪いわ」(かぐや)
「あと、なんで謎解き要素入れちゃったの? 気づかなかったら?」
「石上君って、ホントに気持ち悪い発想するわね」(かぐや)
「アウトギリギリのセーフを狙って…」(石上)
「頭直撃のデッドボールよ!」(かぐや)
「とにかく分かったわ」
「石上君の欠点は、持ち前の気持ち悪さね」(かぐや)
「そもそも風変わりな人が風変わりなことをしたら、常軌を逸してしまうのよ」(かぐや)
「次の期末試験で、順位が張り出される50位以内に入りなさい」
「そうすれば、誰もがあなたを見直すわ」(かぐや)
「もちろん、子安つばめも」
「そして、あなた自身もね」(かぐや)
「(赤点?) 心配いらねえよ」
「ちゃんと勉強してきてるし」(石上)
「僕なんかに期待してくれる人もいるんだな」
「だったら、その期待に…絶対に応えたい」(石上)
「こんな結果で…悔しくないの?」(かぐや)
「悔しいに決まってますよ!」(石上)
「落ちこぼれでも、ちょっと頑張ればいい点取れるかっこいい自分を期待してましたよ!」
「でも僕はそういう人間じゃなかった!」(石上)
「課題が見えれば、あとは対処するだけです」
「次は絶対50位に入ってみせますよ」(石上)
「言ったわね、吐いたツバは飲めませんよ」
「では、次から手加減をやめますので」(かぐや)
「(2位?) あなた(石上君)の勉強に付き合ってたせいよ!」
「あなたに使った時間さえなければ、1位取れてたのに!」(かぐや)
「(学校?) 問題ありません」
「僕はハーバードを飛び級で卒業していますので」(早坂)
「適当(な嘘)じゃないですよ」
「男装の時は”飛び級の天才で、道楽で執事やってる泣き虫僕っ子”という設定なんです」
「あと戦争孤児」(早坂)
「会長に聞きたいことがあるんです」
「会長いま好きな人いるんですよね?」(千花)
「最近の生徒会は恋煩い臭がします」
「私の嗅覚はごまかせませんよ」(千花)
「私もいると思います」
「今、兄は恋をしてます!」(白銀圭)
「最近の兄はスマホばっか気にして、ニヤニヤしながらメッセージ送ってます」
「これは完全に恋してる人です!」(圭)
「おにいがなんかモジモジしてると気が散って勉強に集中できないの!」
「この際、白黒つけて!」(圭)
「私、とっても怒ってますよ」
「でも…会長の好きな人教えてくれたら許してあげます」(かぐや)
「じゃあ、私が言ったら教えてくれる?」
「私の好きな人は…」(かぐや)
5話
「千花姉! 助けてーーっ!」
「兄を止めて!」
「兄の息の根を…今すぐ止めて!」(圭)
「フリースタイルラップは非常に文学的な側面を持ってるんだよ」
「あれはインテリジェントスポーツと言って差し支えない」(御行)
「リリックにはルールがあって美醜がある」
「ラップは言葉を用いた頭脳スポーツでありアートだ」(御行)
「(会長のラップ?) うわ~かわいそう…相手の人が」(千花)
「(謝ってもらえた?) 謝罪すべきは会長の方ですけどね」(千花)
「俺はあいつに伝えなきゃいけないのに…伝えられない思いがあるんだ」
「ああ…とても大事なことだ」(御行)
「素敵!」
「誰に何を伝えたいか、それが大事なんです!」(千花)
「今会長は表現の真髄を語ってますよ」
「私にもぜひ手伝わせて下さい!」(千花)
「こ…ここまでとは聞いてない!」
「謝れ! 音楽と全ての表現者達に謝れ!」(千花)
「問題は音程の外れっぷりとリズム感のなさですよ」(千花)
「校歌の時にちょっとは音程取れるようになったはずでしょ?」
「それにソーラン節でリズムも取れるようになったはず」(千花)
「なのに何1つ生きてない」
「あの日々は無駄だった…」(千花)
「ただ…音程を取ろうとするとリズム感が取れず」
「リズム感を取ろうとすると音程が取れない」(御行)
「結果どっちも取れないデッドロック状態で…」(御行)
「過去に倒したラスボスが2体同時に復活して悪魔合体した気分ですよ」
「こんなのどうしろっていうんですか!」(千花)
「(ラップのこと?) 正直、語尾に”Yo”付ければなんとかなると思ってました」(千花)
「藤原書記、素直に思いの丈を吐き出せ」
「それがヒップホップだ」(御行)
「そうか…ピアノと同じなんだ」
「誰に何を伝えたいか…ラップも同じなんですね!」(千花)
「なるほど、会長のラップを僕が聴く…なんで?」
「耳栓していいで…」(石上)
「あの御行君が、リズムに乗ってる!」(早坂)
「(涙の意味が)分かりませんか?」
「かぐや様はナマコの内蔵が耳に入ってきたことない側の人間なんですね」(早坂)
「こんなまともになるまで、どれほどの練習が必要だったのか」
「それを思うだけで自然と目頭が熱くなります」(早坂)
「かぐや様がうらやましい」
「答えが出てるのに悩んだり、嬉しすぎて臆病になったり」(早坂)
「私もしたい、青春っぽいこと!」
「私も欲しい、男友達!」(早坂)
「男同士の友情って…素敵ですね」(千花)
「悩みっていうほど深刻な話じゃないのよ」
「朝食何食べたか程度の軽い質問をしたくてね」(眞妃)
「ねえ…友情なんて人を苦しめるだけのものじゃない?」(眞妃)
「最近ね…渚の顔見ると胃がズシッとするのよね」
「なぜか好きな人と友達をいっぺんに失った感じ?」(眞妃)
「笑うと嘘をついてる気分になるんだ…女の友情ってもろいものよね」
「男がどうので簡単にヒビが入るんだから」(眞妃)
「(翼君?) ずっと”柏木の彼氏”って名前で登録されてたわ」(御行)
「っていうか、そんな神ってる人々の間に現世の人間が割り込む余地ないですよ」(石上)
「今から2人をどうこうするのは神殺しくらい困難ですよ」
「柏木神(しん)にはもう太刀打ち出来ませんって」(石上)
「(神?) 私には渚がサタンに見えるわ」(眞妃)
「(どうして?) そりゃとっとと告白しなかったからですよ」
「恋愛はスピード勝負、好きになったら速攻告白すべきなんですよ」(石上)
「分かってる…分かってるけど、告白なんて怖くて出来ない!」(眞妃)
「分かる!」(御行、石上)
「どのみち過ぎた話よ」
「”あの時ああしてれば”とは何百回も思ったけど、現実は何1つ変わらなかった」(眞妃)
「あなた達は後悔しちゃダメよ」
「私みたいになっちゃダメ」(眞妃)
「私はただ、友達に会いに来ただけなんだから」
「決まってるじゃない。御行と優は、私のお友達よ」(眞妃)
6話
「(将来?) ん~正直迷ってます」
「社長になるかニートになるか」(石上)
「(将来の仕事?) う~ん、そうですね…総理大臣です!」(千花)
「先生、今のは笑うところですよ」(千花)
「あ…いや、君が言うと1つも冗談に聞こえないからすごいね」(先生)
「(三者面談に)ママは来ないですよ」
「忙しい人だし、娘に興味ない人だから」(早坂)
「マザコン…でもよかったわね、早坂」
「親が来るというのは、とても嬉しいことなのでしょうね」(かぐや)
「何それ? お金払えるくらい面白いじゃない」(早坂奈央)
「かぐや様、せっかくですしこの方(白銀の父)にも同席していただきましょう」
「だって面白そうなんですもの」(奈央)
「(将来?) 私は…親に言われるとおりにするだけです」(かぐや)
「俺はスタンフォードに行きます」(御行)
「誰しもが同じ道を進むわけじゃない、時間は一瞬で過ぎていくものだ」
「日本でやり残したことがあるなら迷ってる暇はないぞ」(白銀の父)
「文化祭の最終日」
「その日までに四宮から告られなければ…俺から告る」(御行)
「なんだったら北高の文化祭、偵察に行っておかないか?」(御行)
「わざわざ会長がそんなことしなくて大丈夫ですよ」(かぐや)
「あれ? もしかして今、私デートに誘われた?」
「それに対して私はなんて…断ってる~!」(かぐや)
「仕方ないでしょ!」
「自然な流れで軽いノリで来たんだから!」(かぐや)
「天と地がひっくり返っても、自分からデートなんて誘わない人でしょ!」
「脳が理解するのに時間がかかっちゃったの!」(かぐや)
「ただ、私から言えることは1つです」
「会長は勇気を振り絞って誘ってくれたんです」(早坂)
「次は、かぐや様から誘えばいいんじゃありませんか?」(早坂)
「私から(誘う)…そんなの無理! 恥ずかしい!」
「でも…会長だって同じなのよね」(かぐや)
「それを踏みにじったのは私」
「私だけ逃げるのは不公平だわ」(かぐや)
「大丈夫、脳みそ空っぽにして誘えばいい」
「藤原さんみたいにやればいいだけ!」(かぐや)
「石上はダメだ。こいつのネガティブに当てられたら誘えるもんも誘えない」
「もっとまともなこと言う奴来てくれ!」(御行)
「伊井野はダメだ。一見まともっぽく見える奴が1番タチ悪い」
「まともっぽく見えないポジティブな奴来てくれ!」(御行)
「(文化祭でギター?) 会長…そんな夢はすぐ捨てて下さいね」
「そうは言いますけどね、会長は自分が思ってる以上にポンコツですからね」(千花)
「”ちょっと”? いっつもいっつも”ちょっと苦手・ちょっとだけ下手”とか言いますけど」
「ちょっとで済んだためしがないじゃないですか!」(千花)
「会長はもう少し自分を客観的に見た方がいいですよ!」(千花)
「(会長と付き合う?) う~ん…むうう…死んだ方がマシ」(千花)
「私もお断りです!」(ミコ)
「会長を恋愛対象として見れないのはですね…」
「なんというか、ダメな子供のしつけをしてる気分なんですよ」(千花)
「最初は割と尊敬の気持ちもあったんですけどね」(千花)
「噛めば噛むほどえぐみが出る食べ物っていうか」
「人生最後の晩餐には絶対選ばないというか…」(千花)
「(王子様は)います。世界のどこかに必ずいます」(ミコ)
「ミコちゃん。夢はいくらでも見ていいですけど、傷つくのは自分ですよ」(千花)
「私は別に好きな人が完璧である必要はないと思ってます」(千花)
「出来ないことがあっても、ひたむきでみっともなく挑戦し続けるような」
「そんな頑張り屋さんの人が…」(千花)
「うわぁ…本来会長みたいなのが私のタイプなんですよね」
「やなこと気づいちゃった」(千花)
「会長の変えた方がいいところ?」
「変わらないでほしい…ですけれど」(かぐや)
「私は、今の会長でいいと思います」(かぐや)
「ちょっと、かぐやさん。1人だけいい子やるなんてズルいですよ」
「会長なんて叩けば埃(ほこり)しか出てこないじゃないですか」(千花)
7話
「(もっと真面目に?) 伊井野はなんでそうなわけ?」
「そうやって自分と違う価値観否定ばっかしてたら、話進まなくない?」(小野寺麗)
「え~っとね、私も無理にウケ狙ったり奇をてらう必要はないと思うんだ」
「私達がやりたい文化祭を、そのまま言葉にしてみようよ」(子安つばめ)
「眼鏡共…つばめ先輩にいいところ見せようって魂胆が丸見えなんだよ」
「ぜってえ潰す!」(石上)
「いいですか! 確かに条例は厳しい、自治体も渋ってます」
「なぜか?」(ミコ)
「それは私達が大人から信用されていないからです」
「じゃあ大人の信用を勝ち取るために必要なこととは?」(ミコ)
「風紀です!」
「風紀委員とは、大人から信用をもぎ取る仕事なんです!」(ミコ)
「それはもう…ホント、(伊井野は)頑張る奴ですよ」(石上)
「(なんで?) はあ? そりゃ手伝うでしょ」
「私だってキャンプファイヤーとか、めっちゃやりたいし」(麗)
「想像しただけでアガるよねえ!」(麗)
「(弓が上手?) 上手というと違うかもしれませんね」
「中1の時にたまたま理想的な射が出来て、以来ずっと…同じ動きをしてるだけ」(かぐや)
「中(あた)るのはただの結果」(かぐや)
「(準備は)大変だけど、いろいろやってみたいじゃん」
「楽しそうなことは、やっぱりやらないと損だもん」(つばめ)
「楽しそうだからやってみちゃったって感じ?」
「3年生にとっては最後のイベントだしね、目いっぱい楽しむよ!」(つばめ)
「親が極道だろうとなんだろうと私が人を殺すわけねえだろ」
「ぶっ殺すぞ!」(龍珠桃)
「(意気込み?) ん…そうだな」
「文化祭は男らしく決める…かな」(御行)
「(教えてあげたら?) およしなさい…」
「およしなさい!」(千花)
「柏木さんは分かっていないんです、会長にものを教えるということがどういうことか?」
「生半可な気持ちで関わるのはおよしなさい!」(千花)
「無駄ですよ、そんな庇護欲を誘う顔したって」
「教えないんですから」(千花)
「柏木さん…なんで子供の可能性を潰すようなことを言うんですか!」(千花)
「今、会長は壁にぶつかってる最中なんです」
「まずは信じてあげる!」(千花)
「別の道を示すのはそのあとでしょ!」
「そんなやり方じゃ、会長は楽な方へ流れる大人に育ちますよ!」(千花)
「だったら藤原さんが教えてあげなよ。私、子供の教育論とか分からないし」(渚)
「子供が出来ちゃうようなことしてるくせに」(千花)
「安心しろ、藤原」
「今までもこういう場面はいくらでもあって、そのたび1人でなんとかしてきたんだ」(御行)
「今回だって1人で乗り越えてみせる」(御行)
「普通の人が普通に出来ることを、俺は全然できない」
「ボロ出さないように必死こいて、自分のダメさを認めたくなくてあがいてる」(御行)
「本当に無意味な…」(御行)
「そういうことだったんですね。会長の謎が、また1つ解けました」(かぐや)
「前から謎だったんですよ」
「会長の当意即妙さがどこから来るものなのか」(かぐや)
「努力は記憶力・観察力・推察力を鍛え」
「一度感覚をつかめば人の何倍も早く成長できる脳が出来上がっていく」(かぐや)
「会長の今まで重ねてきた努力全てが、今の会長を形づくっているのだわ」
「素敵な話」(かぐや)
「(また教えてくれるつもり?) そりゃ放ってもおけませんし」
「クラス全体の迷惑になりますから、出来ない人をフォローするのは当然です」(千花)
8話
「ねえ…もしかしてその学ランで(文化祭)来るつもり?」
「それ目立つからやめて」(圭)
「おにいはこっちでも名前が通ってるの」
「悪目立ちして周りからからかわれるのありえないし」(圭)
「お願い、やめて!」
「そんな中学生みたいな服、恥ずかしげもなく着る奴がまさか…」
「まさか身内にいると思ってなかった!」(圭)
「柄! (服の裏から)出てきた英文…その英文にかける情熱は何?」(圭)
「もっとシンプルな服はないの?」
「単にタイトなジーンズに綺麗なシャツとかで…」(圭)
「いらないから…これ以上、(サングラスとか)要素いらないから」(圭)
「しかし見れば見るほどひどいね」
「ファッションセンスが中2で止まってる」(圭)
「ウエストポーチをウエストにつけるとかありえないから!」
「ウエストポーチはショルダー以外、日本で使用が認められてないの!」(圭)
「世間の人がそう決めたの!」
「疑問は世に問え!」(圭)
「(かっこいい?) 全然そんなことないし」
「家じゃ裏返しにして洗濯物出すし、上から目線で好き嫌いはダメとか説教してくるし」(圭)
「露出の多い服は着るなとか、宿題やってから遊びに行けとか」
「ホントおにい、マジウザいから!」(圭)
「ハートってつまり心臓でしょ?」
「奉心祭でハートの贈り物をすると、永遠の愛がもたらされるといわれているの」(つばめ)
「どうして私は、こんなくだらないことに必死なの?」
「何をビクビクしてるの?」(かぐや)
「私は…いつの間にこんな臆病に…」(かぐや)
「ノウハウのない2日間開催」
「キャパオーバーなのはみんなも同じだ」(御行)
「ここで俺がしっかりしておけば、当日文実の手もあいて」
「多少文化祭を見て回る余裕も出来るだろう」(御行)
「1番がんばった人達が文化祭を楽しめないなんてのは、あんまりだからな」(御行)
「何気ない一言が、こんなにも…こんなにも魅力的だと思ってしまう」
「あと1歩先のステップに…進んでみたい」(かぐや)
「好きよ!」
「私は白銀御行…好き」(かぐや)
「教えて早坂、この気持ちをどう処理すればいいの?」
「私、なんか変なの…」(かぐや)
「”あなたが好き”だと伝えたら、どうなるのかしら…」(かぐや)
「好きなら素直に告白するべきですよ」(早坂)
「プライドを抱えて苦しみ続けるか、告ってとっとと楽になるか」
「ついに選ぶ時が来たのです」(早坂)
「人は告白する勇気をどこから持ってきているの?」(かぐや)
「(団長と知り合い?) う~ん、知り合いっていうか…付き合ってる」(大仏)
「文化祭の準備で時々話すようになって…なんていうか、流れ?」
「いわゆる文化祭マジックってやつよ」(大仏)
「だって、文化祭を女友達で回るとかダサいし」
「これ終わったらクリスマスとかも控えてるじゃない」(大仏)
「論理的に考えて…男いるでしょ?」(大仏)
「この時期フリーの相手なら、告白の成功率60%はあるから」
「1年でもっとも成功率高いの今だからね」(大仏)
「打算で告白するつもりはありません」
「僕には時間がない、チャンスを逃すわけにはいかないんです」(石上)
「先輩はもう少しで卒業…今のままじゃきっと僕は”高校時代の後輩”で終わります」
「だから! つばめ先輩の”特別な何か”にならなくちゃいけないんです」(石上)
「石上君は…勇気を出すのね」
「それなら、私は…」(かぐや)
9話
「(なんの取り柄もない外部生?) それでいい」
「我々はこの秀知院という箱庭の中で生きてきた者ばかり」(前生徒会長)
「外の世界をフラットな視点で見てきた人材が、1人は必要だと思っていてね」
「ぜひ君の見識を活用させてほしい」(前生徒会長)
「(面倒な学校?) 確かに面倒だよね」
「だけどその分、この学園でしか関わり合いになれないような人材もいる」(前生徒会長)
「今年の1年は大物ぞろいだ」
「四条家ご令嬢に天才ピアニスト」(前生徒会長)
「そして言わずとしれた四宮財閥総帥の長女・四宮かぐや」
「ここの外ではお目にかかることすら難しいだろう」(前生徒会長)
「口説き落とそうと頑張ってみてるけど、望みは薄いだろうね」
「自分を持ってる人は簡単に動かないものだから」(前生徒会長)
「俺は動けなかった」
「ぐちぐち言い訳を並べて、考えることをやめていた」(御行)
「家が金持ちだとか、生まれつき才能があるとか関係ない」
「動くべき時に動けるか?」(御行)
「それが出来る人間は…綺麗だ」(御行)
「ご立派です、かぐや様」(早坂)
「バカを言わないで」(かぐや)
「溺れていたのは新聞社の娘」
「恩を売るのは後々得かもしれない」(かぐや)
「それでも、あの場で動いたのはかぐや様だけなのですから」(早坂)
「誰が好き好んでドブに入るものですか」(かぐや)
「人間はいつも自分以外の誰かが犠牲になるのを待っているのよ」
「もし仮に、見返りもなく汚れられる人間がいるとしたら…」(かぐや)
「きっと相容れることはないでしょうね」(かぐや)
「(彼女の横に立てる人間?) 僕は立てるよ」
「なんたってこの学園の生徒会長だし」(前生徒会長)
「なるほど…生徒会長か」(御行)
「準備は整った」
「あとはお前次第だ…四宮」(御行)
「私の仕事をきちんと評価していただける方にならいくらでも」
「私の主人もこうだったらよかったのに」(早坂)
「うん、やはり四宮の紅茶は美味しいな」(御行)
「優の気持ちも分かるわ」
「せっかくの文化祭、好きな人と一緒に回りたい!」(眞妃)
「あわよくば告白もしたいけど、その勇気が出ない!」
「ん~分かる。本当よく分かるわ…」(眞妃)
「(楽しそう?) ええ、人の恋バナは楽しいわ」
「私はな~んにも傷つかないし」(眞妃)
「まあ…相手との格差なんて考えても仕方ないでしょ」
「とにもかくにも行動しなければ始まらないわ」(眞妃)
「ホントに好きなら、うじうじしてないでちゃっちゃと誘うことね」
「もたもたしてると…誰かに持ってかれるわよ…」(眞妃)
「なんだろう?」
「この人(柏木先輩)からは妙な恐ろしさを感じる」(石上)
「(普通に?) 簡単に言うけれどね、そんなストレートなの緊張するに決まってるでしょ」
「足ガタガタさせながら台詞かみまくって、ろくに誘えないのがオチよ!」(眞妃)
「ほら、行ってこい」
「大丈夫。もしダメだったら、私が一緒に回ってあげる」(眞妃)
「どっちに転んでも損はないでしょ?」
「むしろ失敗した方がお得なくらい」(眞妃)
10話
「何? (お化け屋敷が)怖いの? 臆病ね、おばさまは」
「仕方ないから、手をつないであげてもいいわよ(フルフル)」(眞妃)
「誰が四条の娘と手なんか…今日だけよ!」(かぐや)
「ミコちゃん、ストップ」
「それ以上しゃべれば後悔することになるよ」(大仏)
「(バイノーラル音響?) 出来るよ」
「私に任せてもらえれば万事解決」(槇原こずえ)
「(生徒会長を狙う?) 違う違う」
「狙ってるのは…白銀会長のこと」(藤原萌葉)
「い…一旦落ち着こ、萌葉」
「会長は萌葉が思うようなまともな人間じゃないから」(千花)
「この分からず屋!」
「その努力に付き合ってみれば、私が正しかったってすぐ気づきますから!」(千花)
「会長! お手玉やりません?」
「妹にリアルを見せたいだけなんで」(千花)
「(ちょっとだけ苦手?) その台詞が聞けて安心しました」
「萌葉、これから地獄が始まりますよ」(千花)
「なんで出来ちゃうの!」
「違うじゃないですか!」(千花)
「いつもなら”わあ~”ってなって”ぐわ~”ってなって、死んだアルパカじゃないですか!」
「会長はそういう器用さからもっとも縁遠い生き物でしょ!」(千花)
「なんでこれが出来て今までのが出来なかったの?」
「だまされた気分ですよ!」(千花)
「汚れた血脈。姉妹そろって会長という密に群がる…まるで虫ね」
「虫は駆除しなくちゃ」(かぐや)
「あの目つき…いいですよねえ」
「疲れた目は努力の表れ、なんにでも頑張る人なのが見て取れる」(萌葉)
「白銀会長のお顔には人間性がよく…よく出てて…いい」(萌葉)
「まっ、しょせん中学生の熱しやすく冷めやすい恋」
「そう目くじらを立てる必要もないわ」(かぐや)
「これがほかの女だったらどうしてたか」
「自分でも分からなかったけど」(かぐや)
「今日の僕には流れが来てる…よし!」(石上)
「(石上君の告白?) ハハハハハハ! 無理ですよ、相手は3年のマドンナですよ」
「石上君には到底到底」(千花)
「石上の欠点か…いうならば、自信だろうな」(御行)
「(自信か?) 何か成し遂げた記憶があると、多少の恥は気になりませんから」(千花)
「まあ会長も石上君も異性としては産業廃棄物級なのは確かですけど」
「でも加点方式なら男としていい線いってる…と個人的には思ってますよ」(千花)
11話
「(学園に怪盗?) これは私に対する挑戦以外の何物でもありません!」(千花)
「(代わりの風船?) それこそが真のメッセージなのですよ」
「怪盗の目的は金銭や誰かに害を与えることではない」(千花)
「つまりこれはゲームだと…」
「絶対に怪盗は私が捕まえます!」(千花)
「(藤原を放っといて?) 構わんさ」
「お祭りにはお祭り騒ぎが必要だと思わないか?」(御行)
「おばさま。こんな所で何をしてるのかしら?」
「おまさまには(風船より)刃物の方がお似合いでしょうに」(眞妃)
「私、ただおばさまに昨日のお礼と思って…」(眞妃)
「(かぐやさん)素直じゃないところが、眞妃ちゃんと双子レベルでそっくり」(渚)
「柏木さん、ほんっとうに気が利く」
「さすが親友ね」(かぐや)
「ねえ! かぐやちゃんは結構モテるよね?」
「じゃあ頻繁に告白もされるわけだよね?」(つばめ)
「そういう時、どういう断り方してるの?」(つばめ)
「それで、彼はいい人なんだけど全然そういう目で見てなかったから」(つばめ)
「私に告ってくる人は大体チャラくて」
「”なんだったら付き合ってみる?”みたいな、軽いノリが多いの」(つばめ)
「でも今回は直球ど真ん中っていうか…」
「出来れば傷つけず事を収めたくて…」(つばめ)
「(付き合うという選択肢?) 付き合ったら、きっと好きになっちゃうでしょ?」(つばめ)
「好きになったら私、相手のことしか見えなくなっちゃうから」
「体操の方がおざなりになるの目に見えてるんだ」(つばめ)
「大学も微妙に遠いし」
「でもその程度のこと理由にするのも感じ悪いし…」(つばめ)
「(告白の断り方?) 私はそうですね…」
「”性欲にただれた目線を向けるな、この浅ましい豚め”っていつも言います」(かぐや)
「やんわりとですけどね」(かぐや)
「その劇薬はどれだけ希釈しても致死量だよ」(つばめ)
「もう! 石上君の大バカ! なんでこんなタイミングで告白なんか…」
「ハッ! 私がけしかけたんだったわあ!」(かぐや)
「知らなかった…全然知らなかった」
「そうだよね…私、(優君のこと)全然知らないんだ」(つばめ)
「もう少し知ってから答え出しても…いいのかな」(つばめ)
「(文化祭を)男女で回るなんて周りに噂されてしまいますよ」
「私達が文化祭デートしてるって?」(かぐや)
「嫌か?」(御行)
「なんで会長は表情1つ変えずにいられるんですか」
「ズルい…こうなったら、意地でも私と同じ気持ちにさせてみせます!」(かぐや)
「あと(占いで)面白い結果が1つ」
「運命の日は、くしくも今日この日」(阿天坊ゆめ)
「将来に関わる重大な決断がある」
「一体どんな決断があるのでしょうね」(ゆめ)
「ホント(占いは)ひどい目に遭った」
「表情を押さえるのに必死だったよ、まったく…」(御行)
「こんな日が、ずっと続けばいいのに…」(かぐや)
「四宮…大事な話がある」
「とても大事な話だ」(御行)
「早く言わなきゃって思っていたんだ」
「スタンフォードの合格通知書」(御行)
「俺は1年飛び級で海外に留学する」
「来年、俺はみんなより1年早くこの秀知院を巣立つ」(御行)
「これが俺にとって…最後の文化祭だ」(御行)
12話
「スタンフォードは私でも入るのが難しい大学よ」
「誰がなんと言おうと行くべきでしょう」(かぐや)
「これはすごいことなのよ」
「笑顔で送り出すのが筋です」(かぐや)
「スタンフォードですか…向こうにはかぐや様より頭がよくて家柄もよく」
「更には綺麗な女性がいるかもしれませんね」(早坂)
「4年あれば何人もの女性と関係を持ち、よもや現地で結婚なんてことも…」(早坂)
「ねえ、それなんの揺さぶり?」(かぐや)
「いえ、やけに素直なので気味が悪くて」(早坂)
「かぐや様的には遅くとも2年生の間には付き合い始めて」
「3年は恋人として今まで出来なかった”あ~んなこと”や”こ~んなこと”を思う存分…」(早坂)
「そういうビジョンがあるものだと」
「あったんですね」(早坂)
「別にそれは今からでも遅くないのでは?」
「今日から会長がいなくなるまでの間、かぐや様のしたかったこと全部すればいいんです」(早坂)
「(条件?) ああ、もう何が言いたいか想像がつくわよ!」
「今日会長に”好きだ”って言う…告白すればいいんでしょう!」(かぐや)
「お任せ下さい」
「既に、ウルトラロマンティックな告白方法を用意してあります」(早坂)
「なんですか? その2周遅れのツンデレ女は」
「一瞬、眞妃様かと思いましたよ」(早坂)
「大事なところだからこそ、借り物の言葉ではいけないのです」
「自分自身の言葉で告白を」(早坂)
「全然ダメですね」
「かぐや様の告白には”5W1H”がないのです」(早坂)
「そんな情報量の薄い告白じゃ、なんやかんやで失敗するのが目に見えてます」(早坂)
「引き延ばしに入ったラブコメじゃないんですから、1発でビシッと決めて下さい」(早坂)
「愛情の言語化はとても大事なことなのです」
「それが告白とあればなおのこと…適当に済ませていいものではありません」(早坂)
「気持ちを…言葉に」
「大勢で歩く時…列から離れて歩く人がいると、ちらりと振り向く横顔が好き」(かぐや)
「心配になるくらい眠そうな目元とか、難問にぶつかった時のひきつり笑いとか」
「嫌味なくらい実直で地味に負けず嫌いで」(かぐや)
「すごい鈍感かと思ったら本当は見ていてくれてるところとか」
「人は頑張ればなんにでもなれるって思わせてくれる姿が…好き」(かぐや)
「前に進もうとする会長が好きなのよ」
「だから…”海外に行かないで”なんて…絶対言えないでしょ?」(かぐや)
「ごめんなさい、かぐや様。私が無神経でした」
「告白、絶対成功させましょう」(早坂)
「それに話してみたら意外と…意外と真面目で気配りさん」
「もっといろいろ知りたいって話」(つばめ)
「それでね…突然呼び出したのはさ、返事してなかったなって」
「まだ私、答えを決めかねてる」(つばめ)
「もう少しだけ時間が欲しいの」
「でもほら、いつまでも宙ぶらりんなのも嫌でしょ?」(つばめ)
「なんかキープしてるみたいだし、曖昧なままずるずるいきそうで怖いし」
「だからいつ頃までに返事をすればいいか、君に決めてほしいの」(つばめ)
「この伝説に照らし合わせて考えれば」
「心臓…すなわちハートを贈るということは愛の証明!」(石上)
「僕はつばめ先輩に愛を贈ったことになる!」
「だとしたら僕は…」(石上)
「照れる~」
「なんか露骨な好きアピールしちゃったみたいで恥ずかしい」(石上)
「もしかしてこれは、”恋の駆け引き”ってやつなのでは?」
「わざと姿を見せず、私をヤキモキさせてる?」(かぐや)
「この場でよくそこまで自分の世界に入りきれますね」(早坂)
「さあ…勝負だ、四宮」(御行)
「文化祭終了まであと1時間もない」
「ああ、もう! ピンポイントにアクシデントが起きて、全然計画どおりにいかない!」(かぐや)
「まるで、誰かの意思が働いているかのようだわ」(かぐや)
「(元気?) だって、怪盗さんが待ってますからね」(千花)
「待ってるんです」
「全ての怪盗はいつだって探偵に見つけられたがっているんですから」(千花)
「全ての謎は解かれるために存在する」
「私はただ謎という鍵穴を、ほんの少し回しただけです」(千花)
「ごめんなさい、藤原さん」
「申し訳ないけど、あなたのおかげで全部分かったわ」(かぐや)
「これは”会長の考えを読んで会長を捜せゲーム”なんです」
「私1人で挑むべきでしょう」(かぐや)
「早坂がいないと何も出来ない人みたいに言わないでちょうだい」
「缶コーヒー飲みながら、ハートを渡すだけ」(かぐや)
「ちゃんとプランどおりにやりますよ」(かぐや)
「強く…なりましたね」(早坂)
「私は試されている」
「本当の白銀御行を、四宮かぐやは理解しているのか?」(かぐや)
「分かりますよ」
「ずっと見てきましたから」(かぐや)
「俺はなんちゅう格好を…」
「やってること藤原と同レベルじゃ?」(御行)
13話
「怖い…会長が何を考えているのか分からない」
「いつも優しい会長が、今日はとても怖く思える」(かぐや)
「俺にとってこれは最後の文化祭」
「最後くらい少しハメを外したかったってのもある」(御行)
「まあそれは建前で、四宮に見せたいものがあったんだ」
「後夜祭のキャンプファイヤーなんて、今どきなかなか見れるものじゃないだろ」(御行)
「それを特等席から眺めるってのは、誰しもが憧れるシチュエーションだと思わないか?」
「しかもそれが、四宮が横にいると思えばなおさらだ」(御行)
「(欲しいもの?) ある」
「私は…あなたにずっとそばにいてほしくて、あなたに告白してもらいたい」(かぐや)
「あなたは知らないでしょう」(かぐや)
「人生を、ただつらいことから耐えるだけのものと考えていた私にとって」
「あの生徒会での毎日がどれだけ価値観を塗り替えるものだったのか」(かぐや)
「そしてあなたの優しさに気づけば気づくほど、私は自分が嫌いになる」
「人を見れば当たり前のように使えるか使えないか」(かぐや)
「自分にとって有用かどうかで見てる自分が」
「どれだけ冷たく心の醜い嫌な女なのか思い知らされるようで…」(かぐや)
「そんな自分が、あなたのような人に好かれるものなのか、いつも不安になる」(かぐや)
「あなたは誰にでも優しいから、私にも優しくしてくれるんじゃないか」
「私だけ特別だと勘違いして舞い上がってるだけなんじゃないか」(かぐや)
「だから私は告らせたい」
「あなたが告白してくれば、成功率100%なのは間違いないのに!」(かぐや)
「なあ四宮、いいものを見せてやる」
「もう少しあとで出したかったんだけど…仕方ない」(御行)
「見せたいものがあるって言っただろ」
「どうしても折り合いがつかないから…言葉に出来ないから…」(御行)
「俺が思う最高に素敵なものをプレゼントしようと思ったんだ」(御行)
「分かるか? 四宮」
「これが…俺の気持ちだ」(御行)
「俺には、四宮ほどの才覚はなく、器用さもなく、家柄など到底比べ物にならない」
「出会って間もない頃のお前は、俺のことなど心から興味なかっただろう」(御行)
「だから俺は頑張ったよ」
「人生で1番頑張ったかもしれない」(御行)
「俺が本気を出したお前にテストで勝った時、どんだけ嬉しかったか」
「お前は知らないだろう」(御行)
「もしかしたら俺はお前と対等になれるのかもしれない」
「そんな希望で胸が躍った」(御行)
「だからこそ、”付き合ってくれ”なんて言えない」(御行)
「もし俺が請い願うように告白し、与えられた手を引けば、俺は一生四宮と対等になれない」「俺はお前から告白されて求められて、初めて対等だと思える気がする」(御行)
「だから俺は、四宮に告白できない」
「だけど…伝えたいことがある」(御行)
「もちろん意味はある」
「これも全て四宮に、俺の願いを聞いてもらう下準備だ」(御行)
「俺はお前に告らせるより、お前と付き合うより、切実で重大な願いがある」
「それは…」(御行)
「俺からお前に一生に一度のお願いだ」
「スタンフォードを受けろ、四宮」
「俺と一緒にアメリカに来い!」(御行)
「え~っと、どうしましょうね」
「じゃあ…はい、分かりました。私もスタンフォードに行きます」(かぐや)
「ああ…なんだか人生が大きく動いてしまった気がします」(かぐや)
「そういえば会長、怪盗を捕まえた景品をくれるって話でしたよね」
「それってなんでもいいんですか?」(かぐや)
「(俺があげられるものなら?) いいましたね」(かぐや)
「み~んな燃えちゃえばいいのにね」(眞妃)
「私もそろそろミコちゃん離れしなきゃなので」
「過保護にし過ぎて成長のチャンスを奪ってたのかなって思うから」(大仏)
「ありがと、石上」
「(キャンプファイヤー)みんな笑顔だ」
「嬉しいね、石上!」(ミコ)
「これが、私の気持ちです」(かぐや)
「ア…アホ~!」
「最後の最後に…まったく、かぐや様らしいですね」(早坂)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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