「銀河英雄伝説」ワルター・フォン・シェーンコップ(3期)の名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説」ワルター・フォン・シェーンコップ(小説6~8巻、旧アニメ3期相当)の名言・台詞をまとめていきます。

 

銀河英雄伝説6巻 飛翔篇

→銀河英雄伝説(シェーンコップ、1巻)

第二章 ある年金生活者の肖像

「せっかく軍隊という牢獄から脱出しながら」
「結婚というべつの牢獄に志願してはいるとは、あなたも物ずきな人ですな」

 

第五章 混乱、錯乱、惑乱

「この罠の悪辣さは」
「罠と知りつつしたがうより他に対応のしようがないという点にあると見るべきだろう」

 

「専制政治だの民主政治だの、着ている服はちがっても、権力者の本質は変わらない」
「戦争をはじめた責任には口をぬぐって、戦争を終わらせた功績ばかり振りかざす輩だ」

 

「自分たち以外の人間を犠牲にしておいて、そら涙を流してみせるのが」
「奴らのもっとも得意な演技なんだからな」

 

「あの連中は、吾々が政府に対する造反の相談をしているのではないか」
「と、うたがっている」

 

「というより、期待している」
「だとしたら、期待に応えてやるのが俳優の義務だろうよ」

 

「その当時、つまり19、20歳のころの乱行ぶりを思い出すと…」

 

「いやいや、その当時に帰りたくなる」
「あのころは女という存在がじつに新鮮に見えた」

 

「おれは命令するのは好きだが、命令されるのはきらいでね」

 

第七章 コンバット・プレイ

「おれたちが迫ってもイエスと言わんかもしれんが」
「奥さんがすすめれば、おのずと異なるさ」

 

「第一、ノーと言って獄中で死んだところで、誰ひとり救われん」

 

「花園は盗賊に荒らされるものだし、美しい花は独占してよいものではないさ」

 

「一個人の人権を守るために国家の総力をあげるのが民主国というものでしょう」

 

「まして、ヤン・ウェンリーが」
「あなたたちのために貢献してきた過去を思ってもごらんなさい」

 

「なるほど、あなたは良心的でいられる範囲では良心的な政治家らしい」

 

「だが、結局のところ、あなたたち権力者はいつでも切り捨てるがわに立つ」
「手足を切りとるのは、たしかに痛いでしょう」

 

「ですが、切り捨てられる手足から見れば」
「結局のところどんな涙も自己陶酔にすぎませんよ」

 

「自分は国のため私情を殺して筋をとおした、自分は何とかわいそうで」
「しかもりっぱな男なんだ、というわけですな」

 

「『泣いて馬謖を斬る』か、ふん。自分が犠牲にならずにすむなら」
「いくらだってうれし涙が出ようってものでしょうな」

 

「ヤン・ウェンリーという男には悲劇の英雄などという役柄は似あわない」

 

「観客としてはシナリオの変更を要求したいわけですよ」
「場合によっては力ずくでね」

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「長生きするにしても、おもしろい人生でなくては意味がありませんからな」
「あなたをお助けするゆえんです」

 

「あなたのように、つねに命令を受け法にしばられてきた人間が」
「そういった桎梏を逃れたとき、どう考え、どう行動するか」

 

「私には大いに興味がありましてね」
「お気にめしませんか?」

 

「それで変わるとしたら、あなたもそれまでの人だ」

 

「歴史はくりかえし、単なる歴史年表上の人物がひとり」
「後世の中学生にとって頭痛の種にくわわるだけでしょうよ」

 

「まあ、とやかく味を云々する前に、食べてみたらどうです」

 

「まあそれもいいでしょう」
「不老不死でいられるわけではないし、死ぬのだったら納得して死にたい」

 

「帝国の奴隷のそのまた奴隷として死ぬより、反逆者ヤン提督の幕僚として死ぬほうを」
「すくなくとも私の子孫は喜ぶでしょうよ」

 

「ちがうね、ピクニックってやつは、もっとまじめにやるものだ」

 

「けっこうな論理ですな」
「国家が個人を売るのはよいが、その逆は許されないとおっしゃる」

 

「無用な心配をするな。おれは150歳まで生きる予定なんだ。あと115年ある」
「こんな場所で死にはせんよ」

 

「さっさと行け!」
「砂時計の砂粒は、この際ダイヤモンドより貴重だ」

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第八章 休暇は終りぬ

「ヤン・ウェンリーという名優には、自己の限界をきわめてもらいたい」
「どうも本人に名優の自覚がなさそうで、舞台に追いあげるほうがひと苦労だがな」

 

7巻 怒濤篇

第二章 すべての旗に背いて

「あなたと皇帝ラインハルトとの差というものを考えたことがありますか、元帥」
「いや、才能の差ではありません、覇気の差です」

 

「皇帝ラインハルトは、運命が彼にことわりなく傍を通過しようとすれば」
「その襟首を力ずくでつかんで、彼にしたがわせようとします」

 

「よかれあしかれ、それが彼の身上です」
「ところがあなたときたら…」

 

第五章 蕩児たちの帰宅

「美人か?」
「美人だったら、おれの娘だ。そうでなかったら同姓同名の別人だ」

 

第八章 前途遼遠

「非常の時である」
「非常の策を用いてしかるべし」

 

「信念など有害無益のものだと他人にはお説教しておきながら、ご本人の頑固なこと」
「言行不一致とはこのことだな」

 

「愛してもいない女を抱くには、人生は短すぎるだろうな」
「愛してもいない男に抱かれるにも、人生は短すぎるだろうよ」

 

「いや、今年は記憶と記念に残すべき年だ」
「おれの知るかぎり、はじめて良識的なことを言ったな。お前さんは」

 

「おれのことを不良中年だと言ってまわっているそうだが、おれはまだ中年じゃない」

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8巻 乱離篇

第二章 春の嵐

「おれとしては、何も悪いことをできなかったような甲斐性なしに」
「30歳になってもらいたくないね」

 

第三章 常勝と不敗と

「おてんば娘に乾杯…!」

 

第四章 万華鏡

「一生分の勤勉さを、あなたはここで費いはたしてしまいそうですな、ヤン提督」

 

第五章 魔術師、還らず

「助力が必要なら、キャゼルヌ中将」
「婦人兵にかぎって小生ひとりで全員を眠りの園から呼びもどしてさしあげようか」

 

「その(謀殺の)可能性は薄いと思う」
「理由は、皇帝の為人だ」

 

「あのプライドの高い金髪の坊やが、お得意の戦争で勝てないからといって」
「謀殺という手段に訴えるとは想像しにくいな」

 

第六章 祭りの後

「…おい、よせよ、ここは演劇学校の練習場じゃない」
「悲劇の舞台げいこなんぞやりたくもないぜ…」

 

「詮索は後だ。犯人の正体がわかれば、いまはそれで充分だろう」
「いずれ奴らの踏んだ地面まで、まとめて火葬場の炉のなかに放りこんでやる」

 

「おれはこんな気分を味わうために、帝国から亡命してきたんじゃない」
「まさか国を捨てた報いじゃあるまいな」

 

「だとしたら、どうせのこと、国を捨てるより滅ぼしておいたほうが」
「後顧の憂いがなかったかもしれんて」

 

「だが、まあ、過去はともかく問題はこれからだ」

 

「そうだ。ヤン・ウェンリーは死んだ。耳をふさぐな!」
「ヤン提督は死んだ。死んでしまった!」

 

「それも皇帝ラインハルト以外の手にかかってな」
「最後まで意表をついてくれたよ! 感心なんぞしてやらんがね」

 

「ああ、おれもそう思わないではなかった。それがいいかもしれん」
「こういうとき、男はだらしなくていけない」

 

第九章 八月の新政府

「皇帝ラインハルトは、ええかっこをするのが好きだからな」
「ヤン提督が生きている間でさえそうだった」

 

「まして彼が亡きいま、おれたちみたいな小物を相手に」
「こざかしい策略など使う気にはなるまいよ」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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