「書店員 波山個間子」の名言・台詞まとめ

マンガ「書店員 波山個間子」の名言・台詞をまとめていきます。

 

書店員 波山個間子

1巻

「(カフェで)注文したものが来るまでの時間って好きだな」
「(本の)カバーを取って中身を確認」
「目次と奥付をチェック。準備万端!」(波山個間子)

 

「甘味、紅茶、ハードカバーの小説。完璧過ぎる三角形だ!」
「ああそして、最初のページをめくるしあわせ」(個間子)

 

「質問するのはいいけど、店長だからってなんでも知ってると思うんじゃありません」(店長)

 

「素晴らしかった! 素晴らしすぎて涙が出る」(個間子)

 

「でも必ずしも感動する場面があって泣くんじゃないんだよ」
「技術力の高さとか、想像力の豊かさに凄い作者だ! って感動して泣くんだよ」(個間子)

 

「週に一度の喫茶店以外は基本自炊」
「だって本を買わなくちゃだもの、節約しないとね」(個間子)

 

「少しのお酒はやめられないけど」
「まただ、お酒が涙になって出てきてしまう」(個間子)

 

「(本の説明で泣くのは)プロとしては正直どうかと思うけど」
「でもまあお客さん喜んでくれてよかったんじゃない」(店長)

 

 

「このあいだ向田邦子の本を見つけたときは凄かったのに、臨機応変が苦手なのだね」
「でも失敗を繰り返して学んでいくしかないんじゃない?」(店長)

 

「あなたの好きな漱石も言ってるよ、たぶん何か」(店長)

 

「(本は)開いたら、いつでもどこへでも、頭と心のどこでもドア」(個間子)

 

「(ブックアドバイザーに)抜擢した理由?」
「別に、私がただこの人のこと気に入ってるだけよ」(個間子)

 

「私は父みたいに本を読むのが好きになれなかったんだよなあ、どういうわけか」
「本を売るのは好きだけどね」(店長)

 

「読んでもお金にならないけど、売ったらお金になるからね」(店長)

 

「波山さんは数読んで裏打ちがあるのだから」
「あとはアウトプットさえできれば自分に自信が持てるんじゃないかと思ったの」(店長)

 

「仮に裏打ちだってなければ勉強するタイプの人でしょう」
「そういう勤勉さだってあると思うし」(店長)

 

「あなた私に気にいられてるの、わかってる?」
「依怙贔屓されてるの」(店長)

 

「いや、(聞くのは)やめておこう」
「そういう思い出って、安売りしてあなたに後悔させるのもイヤだし」
「私が後味悪いのも御免だし」(店長)

 

「たぶん私──ずっと待っていたんだ。ヘッセの本を読むきっかけを」
「そしてそのキッカケをお客様が作ってくださったのは、書店員冥利かもしれない」(個間子)

 

「(『少年の日の思い出』) 懐かしいな、学生の頃読んだ印象も思い出した」
「授業で読んだとき、えっ、ここで終わりなの? って思ったんだ」(個間子)

 

「それまで自分が知っていた物語の文法とは違っていたから」
「このあとにもうひとつ出来事があって、それがきっかけで仲直りするような結末を」
「あの頃の私は予想していた」(個間子)

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「でもそれってエンターテイメントの話の作り方なんだよな、きっと」(個間子)

 

「作中にも印象的な言葉があるけど」
「残酷で、孤独で、切実で、儚くて、とても美しかった」(個間子)

 

頭にもやがかかったみたいで、まともに考えることもできないから。
脳ミソ取り出して冷蔵庫でキンキンに冷やせたらいいのにな。(個間子、学生時代)

 

内臓も洗剤で綺麗に洗えたらいいのに。
ああ、肉体を全部脱ぎ捨ててしまいたい。(個間子、学生時代)

 

「私、前に普通にできていたことができなくなっちゃった」(個間子、学生時代)

 

「前なら考えなくてもできていたことが」
「いまやるときは考えてしっかりと判断してからじゃなくちゃできなくて」(個間子、学生時代)

 

「…なんていうのかな」
「行動するのに工程がひとつ増えてしまって」
「その工程はたぶん判断するみたいなことなの」(個間子、学生時代)

 

「他の(本は)全部読んだけど、やっぱり『車輪の下』だけ途中でやめちゃった」
「だって主人公、死んじゃうんでしょ?」(個間子、学生時代)

 

「遊ぶのも我慢して一生懸命勉強して学校に入ったのに」
「自分をすり減らして押しつぶされて死んじゃうなんて」
「そんなのってないじゃない」(個間子、学生時代)

 

「そういうふうに感情移入しながら読める本って、人生のうちでそう何冊もないよ」
「この本は波山さんに必要な本だよ。だから絶対持ってるべき」(汐見)

 

「どういう言葉が適当だろう…私、『車輪の下』を再生の話みたいに読みました」(個間子)

 

「過去をパージして忘れてしまうんじゃなくて、ハンスの死で区切りをつけて整理しつつも」
「それを隣に置いて生きていこうという──」(個間子)

 

「物語上の死を見つめることで、私自身を見つめられるような──」
「彼の死が自分の過去のことのように感じるような──」(個間子)

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2巻

「ビジネス書の棚はいつもよどみなく美しく並んでいるなあ」
「本屋はこうでなくては。私も見習おう」(個間子)

 

「学生の頃の私は全然わかってなかったな」(三重木)

 

「一から十まで自分で設計して自分で作るわけじゃないからコミュニケーションは大事だし」
「自室で趣味のプログラミングをやるのとはやっぱり違うんだよね」(三重木)

 

「本って四角形なのがいいと思わない?」(三重木)

 

「本が四角だから本を納める什器だって四角だし、たくさんの四角いものに囲まれて」
「書店というのは大変に素敵な職場だよね」(三重木)

 

「波山さん! 照れ隠しで饒舌になるのかっこう悪いから」(店長)

 

「この人確かにある意味孤高だし、ある意味知的なんだけど」
「なんか残念感のが強いんだよな」(店長)

 

「でもどんなきっかけでも、読書に興味を持ってくれるのは嬉しいですよ、私」(個間子)
「私も嬉しい。そして売り上げに貢献してくれたらもっと嬉しい!」(店長)

 

「本を読むときは特に冒頭に時間をかけて丁寧に読んでください」
「最初がわからないまま進むと、後々読むのが辛くなっていってしまうので」(個間子)

 

「平日の公園はのんびりしていていいなあ」
「絶好のアウトドア読書日和だ」(個間子)

 

「どうして(雇った?) …それは私が面接で”デキル女”を完璧に演じきったからでは!?」
「どうです。店長をも欺くこの演技力!」(茂地月)

 

「『笑いを誘う』って…作者はたぶん大まじめだぞ」
「なんてスリリングで刺激的な解説なんだ」(茂地月)

 

「小説家っていったいなんなの。わけのわからない凄みがあるな…」
「波山ちゃん、ナイス下世話!!」(茂地月)

 

「(幸福とは)健康とお金じゃないですか?」(個間子)

 

「トルストイの『アンナ・カレーニナ』の有名な書き出しで、幸福な家庭は似通っていて」
「不幸な家庭は不幸の趣きがちがっている、みたいなのがあるんですよ」(個間子)

 

「でもなんか違うなあって思うんです」
「幸せも人それぞれいろんな幸せがあるぞって」(個間子)

 

「私今ひとり暮らしなので、家庭よりも個人に関心があるからかもしれませんが」(個間子)

 

「あっ、あと私の幸せは本を読むことと売ることです!!」(個間子)

 

「あの子たちが(映画を)途中退席したのはなんかショックでした」
「私学生の頃、ひとつひとつの物語を一生懸命見ていたので」(個間子)

 

「私の田舎、映画館はおろかレンタルビデオ屋もなかったんですよね」
「物語がどんどん消費される時代なんですね」(個間子)

 

「まったく。どうせ本屋に来るんだったら、本を買って本を読めばいいのに」(店長)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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