まんがで読破「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」の名言・台詞をまとめていきます。
銀河鉄道の夜
「だけど『ほんとうの幸せ』ってなんだろう」(カンパネルラ)
「私たちも天の川の水の中に棲んでいるのです」(先生)
「ほんとうにこんなに星があるのかな」(ジョバンニ)
「あるよ。宇宙は大きいから」(謎の男)
「いいなぁ。僕もこの(星の)中を歩いてみたい」(ジョバンニ)
「この汽車は蒸気や電気で動いてはいない。ただ動くように決まっているから動くんだ──……」(謎の男)
「お母さんは僕を許してくれるかな」
「お母さんが幸せになるならなんでもする。だけどわからないんだ。いったい何がお母さんの一番の幸せなんだろう」(カンパネルラ)
「だけど誰だってほんとうにいいことをしたら、一番幸せなんだね。だから……お母さんは僕を許してくれると思う」(カンパネルラ)
「この化石たちは今は消えてしまった植物や動物が生きていた証。その世界と時間が存在していたと証明できる物なんだ」(学者)
「不思議だ。こんなに走っても全然疲れないや! このまま世界中だって走っていけそうだ」(ジョバンニ)
「(僕たちは)どこまでも行くんです!」(ジョバンニ)
「僕たちの町──どんな町だっけ? どこにあるんだっけ…? 思い出せない──…」(ジョバンニ)
「『鳥捕り』だって嘘までついて──…この人は寂しい人なのかな?」(ジョバンニ)
「もっと話を聞いてあげればよかった──…僕あの人が邪魔なような気がしてた。だから無視したんだ……悪いことだよね」(ジョバンニ)
「私たちは天へ行くのだ。もう怖いことはありませんよ」(青年)
「間違いない。この汽車は死者を運ぶ汽車なんだ!」(ジョバンニ)
「何が幸せかわからないですな」
「ほんとうにどんなつらいことでも、それが正しい道を進む途中の出来事ならば、峠の上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一歩ですから」(灯台守)
「この汽車、どこまで行くのかな?」(カンパネルラ)
「きっとどこまでもだよ」(ジョバンニ)
「僕ずっと考えていた。あの蠍のようになりたいって」
「だから…大切な人のためなら、ほんとうのみんなの幸せのためなら、僕の身体なんか、あの蠍のように何百回焼かれてもかまわない……!」(ジョバンニ)
「何をそんなに泣いてるの」
「カンパネルラがどこかへ行ったんだろう──…あの人は今夜、ほんとうに遠くに行ったんだよ」
「探しても無駄だ」(謎の男)
「人間は昔から自分の神がほんとうの神だと争ってきた。血を流し涙を流し、そして──…勝負はつかない」
「私たちは身体や考えや歴史だってただそう感じているだけなんだ」
「けれどね、実験をしてほんとうの考えと嘘の考えを分けてしまえば、実験の方法さえ決まれば、信仰も科学も同じようになる」(謎の男)
「たくさん悩んでたくさん苦しみ、それを何べんも繰り返して、あらゆる人の一番の幸福を探すんだ──!」
「その気持ちである限り、お前はほんとうにカンパネルラといつまでも一緒に行ける」(謎の男)
「僕、カンパネルラの分も勉強する。そして…僕のために、カンパネルラや僕のお母さんのために──…みんなのために探してみせる!」
「ほんとうのほんとうの幸せを──……っ!」(ジョバンニ)
「さあ目を開けてしっかり切符を持つんだ!」
「お前はもう夢の鉄道ではなく、ほんとうの世界の激しい火や波の中を、大股にまっすぐ歩いていかなければならない──…!」(謎の男)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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