アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン(2期)」の名言・台詞をまとめていきます。
ハイキュー!! セカンドシーズン(2期)
1話
「地力は確実についてきてる」
「しかし、うちのチームに足りないのは経験」(烏養繋心、コーチ)
「外のチームとの練習試合が全然足りねえ」(烏養コーチ)
「今度は俺が守り勝~つ!」(西谷夕)
「今度は絶対、ぶち抜いてやる!」(日向翔陽)
「(初遠征?) うん…私も頑張る」(清水潔子、マネージャー)
「日向、あのね」
「1年生でどの部活にも入ってない子って分かる?」(清水マネ)
「烏野…おかしな速攻を使うチームだな」
「(偵察は)好きにしろ」(牛島若利、通称:ウシワカ)
「お前達の実力がどうあっても、見られることで俺達が弱くなることはない」(ウシワカ)
「これから学校に戻る、見たいならついてくればいい」
「ついてこられるなら」(ウシワカ)
「(偵察に)行くだろ?」
「春高で倒す相手だ、見て損はねえ」(影山飛雄)
「中学のお前の試合を見た覚えがある」
「エースに尽くせないセッターはうちにはいらない」(ウシワカ)
「及川…奴は優秀な選手だ」
「うちへ来るべきだった」(ウシワカ)
「及川は、どこであろうとそのチームの最大値を引き出すセッターだ」
「チームの最大値が低ければそれまで」(ウシワカ)
「高ければ高いだけ引き出す」
「それが奴の能力だ」(ウシワカ)
「優秀な苗にはそれに見合った土壌があるべきだ」
「痩せた土地で立派な実は実らない」(ウシワカ)
「”青葉城西は及川以外弱い”という意味だ」(ウシワカ)
「青城が痩せた土地なら…俺達はコンクリートか何かですかね?」(日向)
「何か気に障ったなら謝るが、青葉城西に負け県内の決勝にも残れない者が」
「何を言ってもどうとも思えん」(ウシワカ)
「コンクリート出身、日向翔陽です」
「あなたをぶっ倒して、全国へ行きます」(日向)
「あの…及川さんが県内で最強のセッターなら、それを超えるの俺なんで」(影山)
「まあ実際には、”白鳥沢に勝てない青城に勝てない俺達”だけどな」(影山)
「どっちも倒せば関係ない」(日向)
「だから東京に行く」
「強くなるには、強え奴とたくさんやんのが一番だろ」(日向)
2話
「いいか、お前ら」
「まずお前らがこれから絶対に守ることは…授業中に寝ないこと!」(澤村大地)
「根性だけでいきなり徹夜、日中の授業も部活もグズグズ」
「なんてことはもってのほかだ!」(澤村)
「(2人は)頭ん中、完全にバレーのことだけなんでしょ」(月島蛍)
「ちょっと…小さいほうにばっか頼ませるって卑怯じゃないの?」
「そっちのでっかいほう」(月島)
「私達3年は、次の大会が終わればいなくなる」
「強くなるみんなを見て、来年とか再来年のこと改めて考えてみたんだ」(清水マネ)
「私も自分の仕事をやっておかなくちゃ」(清水マネ)
「(手伝う?) ありがとう、でも勉強優先ね」
「それと練習もね」(清水マネ)
「みんな最強のおとりに期待してるから」(清水マネ)
「(マネージャーに)慣れるまでは取り囲んでの挨拶はやめて」(清水マネ)
「烏野がこれからもっと強くなるために」
「マネの仕事もちゃんと引き継いでいかなくちゃって思った」(清水マネ)
「すごいね」
「私そんなふうに何か本気でやったことないや」(谷地仁花、マネージャー)
「みんなでっかくて強そうなんだ」
「でも…試合してるとそういう奴等と戦ってるって分かる」
「ワクワクする、ゾクゾクする」(谷地マネ)
「なんだろう、これ?」
「直射日光、浴び続けた気分…」(谷地マネ)
「烏野はね、昔は全国大会へ行けるくらい強かったの」
「今度こそ行くんだ、全国の舞台」(清水マネ)
「(練習試合では)青城に負けた悔しさも苦さも忘れるな」(烏養コーチ)
「でも、”負ける感覚”だけはいらねえ」
「とっとと払拭してこい!」(烏養コーチ)
3話
「その…嬉しいです」
「私、自分から進んで何かやったりとか、逆に何かに必要とされたりとかなかったので」(谷地マネ)
「劇とかやっても絶対その他大勢の1人なんです」
「村人Bとか、木とか」(谷地マネ)
「だからバレーの経験も知識もない村人Bの私を」
「清水先輩があんなに一生懸命誘ってくれて、すごく嬉しかったです」(谷地マネ)
「分かるぜ、その気持ち」
「俺も潔子さんに”君からお金をだまし取るからついてきて”って言われてもついていく」(田中龍之介)
「私、もともとスポーツはやってたけど、バレーもマネージャーも未経験だったよ」
「なんだって、始める前から好きってことないじゃない?」(清水マネ)
「何かを始めるのに揺るぎない意志とか崇高な動機なんてなくていい」
「成り行きで始めたものが少しずつ大事なものになっていったりする」(清水マネ)
「スタートに必要なのは、ちょこっとの好奇心くらいだよ」(清水マネ)
「理由? 勝ちたい理由?」
「”負けたくない”ことに理由って要る?」(日向)
「烏合…確かに、烏だしね」
「でも試合になると、結構息が合うんだよ」(清水マネ)
「パワー型2人に気を取られてるとね…小さい烏を見失う」
「一歩出遅れたら、もう捕らえられないのよ」(清水マネ)
「バカにすんじゃねえ、この野郎!」
「村人Bには、村人Bのかっこよさがあんだよ!」(日向)
「谷地さん、今のままじゃ進めないよ」
「やりたいなら言わなきゃ」(日向)
「バレー部に入るかどうかは関係なく」
「このままでは今までのヘタレな自分と変わらないのだ」(谷地マネ)
「自分の口で…言え」(谷地マネ)
「村人Bも戦えます!」
「私、バレー部のマネージャーやるからぁーーっ!」(谷地マネ)
4話
「焦るのはわかるけどな」
「回り道には回り道にしか咲いてない花があんだからさ」(田中冴子)
「自分が…エースであることの絶対的プライドと自信」(日向)
「後半…もうあの速攻についてこられた」
「やっぱり、あの速攻も強い相手にはいつまでも通用しない」(日向)
「(すごかった?) でも、あれじゃ今までと変わらないんだ」
「俺は、強くなるためにここに来たんだ」(日向)
「ポジションの名前って関係ある?」
「一番たくさん点をもぎ取った奴がエースだろ、単純」(灰羽リエーフ)
「(落ち着いてきた?) ああそうねえ、全体的に安定感が出てきたね」
「だがそれでいいのか? 烏野」(猫又育史、監督)
「今あるその力で、負けてきたのだろ?」
「だから強くなるために、ここへ来たのだろ?」(猫又監督)
「俺達はインハイ予選で負けた、先に進むために選ぶべきは何か?」
「正しいかどうかは分からないが、俺達は新しい血液が回り始めた」(猫又監督)
「烏野が強さを手に入れるために求めるのは…安定か?」
「それとも…進化か?」(猫又監督)
5話
「ヤバい…なんだこれ? 音駒、リエーフ、強えな…強え」
「もっと強くなんなきゃ、全然勝てない」(日向)
「変化を求めない者には進化もない」
「お前がそれを求めるならば…」(猫又監督)
「コートの花形であれ、英雄であれ、勝利を引き寄せるエースであれ」
「貪欲に自分こそが頂点であると…言え」(猫又監督)
「なあ、影山」
「”ギュン”の方の速攻、俺…目ぇつぶんのやめる」(日向)
「今のままじゃダメだ」
「俺が打たせてもらう速攻じゃ…ダメだ」(日向)
「(今のままじゃダメ?) 薄々感じていたことを、日向に突きつけられたな」(澤村)
「あの時のあれは、漠然とした恐怖だ」
「このままでは、ひたすら貪欲に成長し続ける日向に…食われる」(東峰旭)
「皆さんはここにいるチームの中で、一番弱いですね」(武田一鉄、先生)
「どのチームも公式戦で当たったなら、とても厄介な相手」
「彼等をただの敵と見るのか、それとも技を吸収すべき師とみるのか」(武田先生)
「君達が弱いということは、伸び代があるということ」
「こんな楽しみなことはないでしょう」(武田先生)
「俺が負けたのに…影山に謝られるなんて嫌だ」
「空中での最後の一瞬まで自分で戦いたい!」(日向)
「(ベスト8がすげえ?) 勝ち残んなきゃ意味ねえよ」(黒尾鉄朗)
「クソ…俺の言ってることの方が正しいはずなのに」
「なんで…なんでこいつは食い下がる!?」(影山)
「俺は、自分で戦える強さが欲しい!」(日向)
「(トスは)完璧だった、ドンピシャだった、なのに止められた」
「俺が、今のままじゃ上にはもう通用しないんだ!」(日向)
「(影山は)初めて友達じゃなく、相棒が出来た気がしてたんだ」(日向)
「でもさ、あいつらのケンカって今に始まったことじゃないだろ」
「だからさ…俺達は信じて待とう、あいつらを」(澤村)
6話
「(空中戦を制したいのは)この身長だからです!」(日向)
「たとえどんな天才セッターが相手だろうと」
「速攻という攻撃において絶対的主導者は…お前だ」(烏養一繋、元監督)
「現状がベストだと思いこんで守りに入るとは、随分ビビリだね」(及川徹)
「勘違いするな」
「攻撃の主導権を握ってるのは、お前じゃなくチビちゃんだ」(及川)
「それを理解できないなら、お前は独裁の王様に逆戻りだね」(及川)
「(ご機嫌?) 思ってた以上に飛雄がポンコツで嬉しいねえ」(及川)
「しかし間違ってるぞ、チビ助」
「その変人速攻ってやつも、速攻である限り主導権はお前が握っている」(烏養元監督)
「それをちゃ~んと頭で理解しろ」
「自分の持ってる武器を未知のものと思うな」(烏養元監督)
「変人速攻がどんな必殺技だか知らねえが、これだけは絶対だ」
「スパイカーが打ちやすい以上に最高のトスはねえんだよ」(烏養元監督)
「影山はすげえ奴だから、きっと大丈夫です」
「だから俺も置いてかれないように、てっぺんでの戦い方教えて下さい」(日向)
「チビ助。お前自身がてっぺんで戦うためには」
「その根っ子になる基礎から鍛えなきゃいけねえ」(烏養元監督)
「そんなわけで、これからお前は速攻を打ちまくる」
「足りない練習量をひたすら補え」(烏養元監督)
「チビ助の当面の課題は、誰とでもファーストテンポだ」
「トス上げんのはお前んとこの天才セッターじゃねえから、そう簡単にはいかねえぞ」(烏養元監督)
「それとな、出来るだけボールに慣れるために常に触ってろ、常にだ」
「手でも足でもいいぞ」(烏養元監督)
「バレーはボールを持てない競技」
「ボールに触れられるのはわずかゼロコンマ数秒」(烏養元監督)
「その一瞬を操れ、ボールが体の一部であるようにだ」
「体が小さい分、ほかの全てで補うんだ」(烏養元監督)
「(出来るか?) やってみせます」(影山)
「俺も殴って悪かったな」
「乱闘を止めるとか、燃えて力入りすぎた」(田中)
「サーブこそが究極の攻め」
「今の烏野で、安定してジャンプサーブが使えるのは影山くらい」(東峰)
「俺は勝負時に使えるほど安定しない」
「でもそんなんじゃ、武器とは言えない!」(東峰)
「下手くそは”チビ助”で十分だ」(烏養元監督)
「(ボールに)合わせようとするな!」
「自分のタイミングで跳ぶんだ!」
「ほかの誰でもねえ、自分の意志で戦え」(烏養元監督)
「俺、今まですげえセッターのおかげで、あんま考えなくても打てたけど」
「今はみんな技術もクセも違うから、空中で対処しなくちゃいけない」(日向)
「ちょびっとだけ、前よりボールがよく見えるよ」(日向)
7話
「(失敗したけど)ビックリしたか? お前が一番分かるだろ」
「影山のトスが前とは全然違うことが」(烏養コーチ)
「(調子悪い?) その逆じゃないか?」
「烏だけあってさすがの雑食性」(猫又監督)
「深い山の奥だろうと、歌舞伎町のど真ん中だろうと」
「食べられる物は全て食べ、自分より強い者は利用し生き残る」(猫又監督)
「恐らくあれは、驚くべきスピードで進化している途中だよ」(猫又監督)
「(自主練?) 練習なんて嫌ってほどやってるじゃん」
「ガムシャラにやればいいってもんじゃないでしょ」(月島)
「たかが部活だろ…なんでそんなふうにやるんだ?」
「そんなふうにやるから…あとで苦しくなるんだろ」(月島)
「俺と月島は、ポジションが役割的に日向とライバル関係に近いから」
「ヒヨコみたいだった日向が、日に日に成長するのを人一倍感じるんだろうな」(東峰)
「でも俺は、負けるつもりはないよ」(東峰)
「合格点を取っていても100点を目指さない…って感じなんだよな、月島は」(烏養コーチ)
「別に熱血を求めてるわけじゃねえけど」
「このまま実力で抜かれていくならレギュラー代えることになる」(烏養コーチ)
「コートに立つのは試合に勝てるメンバーだからな」(烏養コーチ)
「貴重なチーム1の長身だ」
「月島がブロックの要になってくれれば、守備のレベルがグッと上がるんだけどな」(烏養コーチ)
「みんな今までにないくらいやる気に満ちてるんだけど、たまにちょっと怖いくらいでさ」
「前回みたいな接触は大ケガにつながりかねないから…」(清水マネ)
「チーム内であろうと、お互いがライバルであるという緊張感は成長に必要不可欠」
「だがチーム内が無法地帯になっては元も子もない」(猫又監督)
「そこを1本引き締めてみせたな、烏野のエース」(猫又監督)
8話
「ツッキーは、昔からなんでもスマートにかっこよくこなして…」
「俺、いつもうらやましかったよ」(山口忠)
「最近のツッキーはかっこ悪いよ!」(山口)
「日向はいつか”小さな巨人”になるかもしれない」
「だったら、ツッキーが日向に勝てばいいじゃないか」(山口)
「日向よりすごい選手だって、実力で証明すればいいじゃないか」(山口)
「身長も頭脳もセンスも持ってるくせに」
「どうして”こっから先は無理”って線引いちゃうんだよ!」(山口)
「(原動力?) そんなもん、”プライド”以外に何がいるんだ!?」(山口)
「まさか…こんな日が来るとは」
「お前いつの間にそんなかっこいい奴になったの?」
「お前、かっこいいよ」(月島)
「俺は最初の3対3やった時から、そこまで心配してないよ」
「でも万一、月島が辞めるなんて言い出したら、焦って止めるからそん時は手伝ってね」(澤村)
「月島がどう考えてるか分かんないけどさ、俺達はまだ発展途上もいいとこだし」
「才能の限界なんて分かんないだろ」(澤村)
「もしそれを感じることがあったとしたって、それでも上を目指さずにはいられない」
「理屈も理由も分かんないけどさ」(澤村)
「(バレーが楽しくない?) それはさ、下手くそだからじゃない?」(木兎光太郎)
「俺は3年で全国にも行ってるし、お前より上手い、断然上手い!」
「でもバレーが楽しいと思うようになったのは最近だ」(木兎)
「その瞬間があるかないかだ」(木兎)
「将来がどうだとか、次の試合で勝てるかどうかとか、ひとまずどうでもいい」
「目の前の奴ぶっ潰すことと、自分の力が120%発揮された時の快感が全て」(木兎)
「お前の言う”たかが部活”ってのも、俺は分かんねえけど間違ってはないと思う」
「ただ…もしもその瞬間が来たら…それが、お前がバレーにはまる瞬間だ!」(木兎)
9話
「手を…抜く? 俺が…バレーで?」
「俺は今、無意識に妥協したのか?」(影山)
「影山はまた1人で特訓始めた、負けてらんねえ」(日向)
「俺が今やることは1つ」
「空中で、1人で、ブロックと戦えるようになること」(日向)
「床に叩きつけるだけがスパイクじゃない」
「落ち着いていれば、戦い方は見えてくる」(木兎)
「お前ら頑張れ! 生き残るんだ」(澤村)
「これは偶然聞いた話だから黙っておくべきかと思ったんだが…」
「この練習試合全部終わったら…監督達のおごりでバーベキューらしいぞ!」(澤村)
「結局、ペナルティ三昧の合宿だけど」
「最初の遠征から比べたら、みんな何かしら変わってるはずだ」(烏養コーチ)
「ここらで一発気持ちよく勝って、美味い肉を食おうぜ」(烏養コーチ)
10話
「またこいつに引っ張られた、クソ…」(影山)
「翔陽は…いつも新しいね」(孤爪研磨)
「ダメなもんはダメって言わないとダメっすよ、旭さ~ん!」(西谷)
「守りに入って、強豪と渡り合えるだけの地力は俺達にはまだない」
「うちのチームが勝つためには、下手くそだろうが…新しい武器を磨くのみ」(澤村)
「日向、またあの速攻使ってくぞ」
「お前の欲しいトスを上げてやる、信じて跳べ!」(影山)
11話
「梟谷が木兎さんのワンマンチームじゃないことは分かった」
「それでも…単体で木兎さんより怖い人はいないでしょ」(月島)
「あの場面でどれだけ攻められるかが、勝ち上がっていけるかどうかを左右する」
「誰だって自分のミスで試合を終わらせたくねえし」(烏養コーチ)
「でも、勝ちにいくサーブを打とうとするのを非難する奴なんかいねえよ」(烏養コーチ)
「でもまっ、終わってみれば見事な負けっぷりなわけだが…1つだけはっきりしてる」
「お前達の攻撃は全国相手に通じる」(烏養コーチ)
「でも、これ(新しい速攻)で戦える」
「読まれたり追いつかれたりしても…戦える!」(日向)
「後悔の残らない試合など知らない」
「少なくとも俺は」(猫又監督)
「それでも後悔のない試合をしてほしいと思うし」
「そうであるよう力を尽くすしかないのだろうな」(猫又監督)
「自分が弱いのは嫌だけどさ」
「自分より上がたくさんいるっつうのは…超ワクワクすんな!」(日向)
「(緊張?) 仁花ちゃんには初めての大会だもんね」
「私達には…最後だ」(清水マネ)
12話
「影山の罵倒ボキャブラリーは”ボケ”だけだな」(澤村)
「でも(全国は)本当です」
「全部倒して、東京行きます」(日向)
「インターハイ予選が終わってからここまで、慣れないことに挑戦し始めかみ合わず」
「関東の強豪相手に練習試合、通算約70敗」(武田先生)
「でも最初は失敗ばかりだった新しい武器は今、形になりつつあります」
「今までの悔しさに見合うだけの勝利を手にしてきて下さい」(武田先生)
「絶対勝てない勝負はねえし、絶対勝てる勝負もねえよ」
「ちょっとした調子の違い・緊張・焦り…どんな強豪校だって選手は人間なんだ」(烏養元監督)
「ほんの些細な乱れで、いともあっさりと転ぶこともある」
「さて、今日の烏野はどうだろうな」(烏養元監督)
「ちょっと押されるとすぐ諦める、それを”弱腰”だっていうんだ」(秋宮昇)
「これはお前らの勝負だからどうしようとお前らの勝手だ、でも1個だけ言っとく」
「本気も必死も一生懸命も、かっこ悪くない!」(秋宮)
「今烏野に復活の兆しがあるのは、熱心な顧問や新しい戦力の活躍が大きい」
「だが、その活躍も基盤がしっかりしているからこそだ」(烏養元監督)
「去年ほんの短期間、烏野で練習を見たことがあったんだが」
「その頃の奴等には実力も根性もあった」(烏養元監督)
「だがなぜか自信のなさを感じたんだ」
「まるで無意識のうちに負けることに慣れてるみたいでな」(烏養元監督)
「今の3年連中が烏野に入ってきたのは」
「烏野が強豪と呼ばれた時代がちょうど過去になった頃」(烏養元監督)
「憧れと現実のギャップも大きかっただろう」
「一番不遇な時代にいた連中なんだろうな」(烏養元監督)
「だからこそ…腐らずにここまで来た連中には、簡単に揺るがない強さがある」(烏養元監督)
「今、悔しいのは当然だからな」
「どんな勝負したって、負ければ悔しいに決まってる」(秋宮)
「悔しいって感情は誰だって本物なんだと思う」
「でも…その悔しさ、3日で忘れる奴は弱いままだからな!」(秋宮)
「高校男子は体が出来上がってねえし、プレー自体も未完成だ」
「だからこそ1人の大エースや、常識外れにでけえ奴の存在が勝敗を分けることもある」(烏養元監督)
「身長はそれだけで大きな武器だ」
「それに対して烏野がどう戦っていくのか…見ものだな」(烏養元監督)
13話
「高さとかパワーとか…シンプルで純粋な力ってのは一定のレベルを超えてしまうと」
「途端に常人を寄せつけないもんになってしまうよな」(烏養元監督)
「少なくとも、真っ向勝負ではな」(烏養元監督)
「翔陽、空中戦だけがバレーボールじゃないぜ」(西谷)
「恐らくこの予選ダントツの最高身長であろう201センチ」
「そいつをもっとも翻弄するのは…162センチかもな」(烏養元監督)
「”ブロックに勝つ”ということは、”ブロックよりも高い打点から打つ”ということ」
「チビ太郎対2メートル、より先にてっぺんに到達した者が勝者」(烏養元監督)
「チビ太郎のあの速攻は、厳密にはファーストテンポではない」(烏養元監督)
「セッターがトスを上げる時点でスパイカーの助走、及び踏切が完了している状態」
「”マイナステンポ”だ」(烏養元監督)
「ドンマイ! 取られたら2倍取り返すぞ!」
「そのために”武器”を増やしてきたんだからな」(澤村)
14話
「あの…どの学校でも放課後に一番目立たないためには」
「普通の運動部っぽい格好がよいのでは?」(谷地マネ)
「(余裕?) どっちみち…全部倒さなきゃいけないんだから同じだ」(日向)
「自分で言うのはともかく…他人に”無理”って言われると腹立つよね」
「君(日向)は特に」(月島)
「俺は…俺は一生及川さんに勝てないかもしれない」(影山)
「誰からも…どんな奴からも100%を引き出すなんて」
「たとえ時間をかけたって出来るとは限らない」(影山)
「でも及川さんは、たとえあの人を嫌ってる奴とか、すげえ癖のある選手とかでさえ」
「きっと…自在に使いこなす」(影山)
「(ビビった?) ああ、すげえビビった」(影山)
「その及川さんの3年間、全部詰め込んでんのが今の青城で」
「春高はそれと戦える唯一のチャンスだ」(影山)
「チームとして、絶対勝つ!」(影山)
「相変わらず”狂犬”ちゃんは面白い」(及川)
「”ああ、及川さんがいる代に同じチームでプレー出来てよかった”」
「…って思えるようにしてあげるね」(及川)
「あの…高さでもパワーでも、自分より圧倒的に上の相手のスパイクを」
「止める方法はあるんですか?」(月島)
「ブロックで一番重要なことってなんだと思う?」
「タイミングだ」(烏養コーチ)
「最近思うよ」
「翔陽は面白いから、翔陽と練習じゃない試合やってみたいかもって…」(孤爪)
「負けたら、即ゲームオーバーの試合」(孤爪)
「やろう! もう1回がない試合」(日向)
「日向と影山は脊髄反射で生きてる感じだねえ」(山口)
「お前達には高校最後の大会か、健闘を祈る」(ウシワカ)
「ホント腹立つ」(及川)
「全国行くんだから最後じゃねえんだよ」(岩泉一)
「ん? 全国へ行ける代表枠は1つだが」(ウシワカ)
「誰だろうと受けて立つ」(ウシワカ)
「さあ…ここにいる、誰よりも遊ぶべ!」(照島遊児)
15話
「日向基準の”かっこいい”は不安になるからやめてほしい」(月島)
「1年の方が頼もしい顔してるって、どういうことだよ」(澤村)
「3年がビビってらんねえべ」(菅原孝支)
「なんかこう…体育ですげえ運動能力高い野球部とかと試合してるみたいだ」(菅原)
「で…問題はあれをまぐれでやってんじゃないってとこだな」
「不確定要素は条善寺にとっての普通で、それこそが武器」(菅原)
「運動能力が高くて何やらかしてくるか分かんない奴、そういうのうちにもいたな」(菅原)
「向こうの動きは読みづらいけど、ボールが消えるわけじゃなし」
「落ち着いていくべ」(澤村)
「いやはや…それにしても、彼等のバレーボールは見ていてとても楽しい」
「でも、自由奔放な攻撃ならうちのも負けてませんよ」(武田先生)
「そうそう、(留守は)先輩に任せなさいっての」(菅原)
「試合も出たいし、練習もしたい」
「やることがいっぱいだ」(日向)
「俺はまだ1対1ではまだ”刈り上げさん”に勝てないけど」
「このメンバーだったら負けないです!」(日向)
「どんだけ”落ち着け”って言っても、1発目はお前ら絶対やらかすと思ったんだよね」
「力みすぎて」(澤村)
「俺にはド派手なプレーは無理だけど…土台なら作ってやれる」
「まあ、存分にやんなさいよ」(澤村)
「自由奔放さという点じゃ、条善寺はうちに勝るとも劣らねえ」
「だが…うちはそれだけじゃねえぞ」(烏養コーチ)
「気合いとテンションでなんとかしようとしすぎ!」
「必ず、楽しくない時間はやって来る」(三咲華、マネージャー)
「劣勢でも不調でも楽しむ?」
「そんな奴がいるとしたら、変人か変態よ!」(三咲マネ)
「”遊ぶには、まず遊び場が必要”だって、奥岳君がよく言ってた」
「楽しくない時間を我慢して、最後までちゃんと遊んでみなさいよ」(三咲マネ)
「潔子さん…よく分かんないけど、俺等のことも叱ってもらえませんか」(西谷)
「出来れば見下すように」(田中)
「(叱る?) しません」
「尻も叩きません」(清水マネ)
16話
「あんた達、バカっぽいけどバカじゃないでしょ」
「遊ぶことと考えないことはイコールじゃない」(三咲マネ)
「大丈夫です、フォローしますよ」(澤村)
「よし、必ず明日も生き残る」(澤村)
「日向、お前強豪校に警戒されてんじゃないか?」
「きっと、お前の研究とかしてるんだぞ」(澤村)
「強豪に研究される…俺!」
「だが俺は、昨日の俺を超えるのである」(日向)
「ヘ~イ! 日向だけ見てっとついばむぞ、こら!」(田中)
「次世代小さな巨人達による空中戦勃発中ですが、うちの王道エースもお忘れなく」(澤村)
「残り2人で対応」
「でも、うちのエース止めるなら…鉄壁でも持ってこいや!」(澤村)
17話
「大丈夫であることを確認してきなさい」
「それが、試合に戻る最短の道です」(武田先生)
「すまん旭、すぐ戻ってくる」
「それまで頼む…頼むぞ」(澤村)
「(練習試合と)同じじゃない」
「あの背中の後ろにいることと、あの代わりをやることじゃ話が違う」(縁下力)
「縁下が不安なのは当然だ」
「でも少なくともうちの連中は、大地に代わるならお前だって普通に思ってるよ」(菅原)
「今の俺が技術で大地さんに敵うわけがない」
「でも、ここに立った以上、そんな逃げるための言い訳はなんの意味もない」(縁下)
「それに…逃げる方が絶対あとからしんどいってことは、もう知ってる」(縁下)
「運動部だからって、猪突猛進タイプばっかじゃねえだろ」(田中)
「俺は自分とは違うタイプの奴のことはよく分かんねえけど」
「お前(縁下)は多分どっちも分かる奴だ」(田中)
「根性無しでも、大地さんに敵わなくても、戦うんだ」
「そのために、俺は戻って来たんだから!」(縁下)
「ガチガチすぎ、リードされてた前回とは違うだろ」
「みんな”取れたらラッキー”くらいにしか思ってないから」(月島)
「山口、吐きそう?」
「(今回はまだ?) じゃあ、大丈夫!」
「俺、吐きそうだから」(縁下)
「さすが縁下」
「”自分より緊張している奴を見ると平常心を取り戻す”の法則を知っておる」(田中)
「守りに入ることが一概に悪いわけじゃないと思う」
「結果、今は烏野の得点になったし」(嶋田誠)
「でも、今の忠にとってほかの連中と同じように戦うための武器は…唯一サーブだ」
「それから逃げたら何も残らない」(嶋田)
「勝って澤村に、次の舞台を用意する」
「それ以外、今考える必要はねえよ」(烏養コーチ)
「目立つスーパーレシーブだけが、いいレシーブじゃないからね」(及川)
「今まで当然のように上がっていたボールが上がらなくなるとすれば…」
「そういうのは、地味にジワジワと効いてくる」(及川)
18話
「3年だろうが1年だろうが、強い方が強く」
「ただボールを落とした方が負ける…シンプルな話だ」(及川)
「どうしてお前はそうやって人の心を折るんですか!」(日向)
「親切なアドバイスだろうが!」(影山)
「お前はまだ、中島やかつての小さな巨人に技術で及ばない」
「でも…身につけた全部でなら戦える」(烏養コーチ)
「”追い詰められても、そこをぶち抜く火力があるのがうちの武器です”」
「って感じのこと、前に縁下さんに言われたな~っと」(影山)
「”すみません”って何が?」(田中)
「大地さんとまったく同じ働きしようなんてな、10年…は長いな」
「あ~、1年くらい早え」(田中)
「いちいちメンタルにダメージ食らってる余裕ない」
「大地さんに劣る技術は、今すぐどうこう出来ることじゃない」(縁下)
「これを拾えなければ…このコートで俺に価値はない!」(縁下)
「大地の不在、いつもより不安定な守備」
「意図的か無意識か、日向もこの事態に対処しようとしている」(菅原)
「入ったな」(烏養コーチ)
「自分はあくまで代替品であり」
「出来上がっているコート内の空気に完全に溶け込むことは出来ない」(烏養コーチ)
「そういう気持ちが縁下にあったように思う」
「でも、今のプレーでなくなったんじゃねえかな」(烏養コーチ)
「自分で考え、仲間に伝えて実行する」
「そういうプレーは自信になるもんだ」(烏養コーチ)
「日向! バタバタしない! いいジャンプは?」(縁下)
「いい助走から!」(日向)
「20点目くらいから見てたよ」
「最初は一刻も早く戻ろうと思ってたんだけど…」(澤村)
「実際にお前ら見たら、”あっ、大丈夫だ”って思った」
「むしろ今俺が出ていったら、リズム崩すと思ったよ」(澤村)
19話
「おい! いつもどおりでいい、俺に勝負させろ」(岩泉)
「詰めが甘いぜ…1年坊主!」(岩泉)
「止めることの難しい相手が、大きく力が強いとは限らない」(青根高伸)
「私、緊張にかけては結構自信あるんだ」
「緊張はね、口に出した方がいいんだよ」(谷地マネ)
「我慢するより、”緊張する! どうしよう!”って」
「素直に言っちゃった方が心がほぐれるんだよ」(谷地マネ)
「私よく緊張による命の危険を感じるから、いろいろ調べたんだ」(谷地マネ)
「そ…そんなチームのピンチを任されたとは!」
「緊張してきた、心臓出る」(谷地マネ)
「風邪みたいに緊張も他人に感染したら治るのかな?」
「みんなさっきより元気」(清水マネ)
「”6人で強い方が強い”」
「昔、岩泉さんが及川さんに言ったのを聞いた」(影山)
「あの時は、何を当然のことを言ってんだって思った」
「強いメンバーが6人そろってりゃ、強いに決まってんのにって」(影山)
「でも今になって分かる。岩泉さんが言ったのは」
「メンバーの力を足し算じゃなく、いかに掛け算できるかってことだったんだ」(影山)
「ふ~ん、そうなの」
「そうだとしても…”烏野以外は”だな」(日向)
20話
「(貫禄ついた?) この4ヶ月…」
「結構な曲者達にもまれてきたんでね」(澤村)
「言いたくないけど烏野は強敵だ」
「油断すれば食われる、最初っからぶっちぎっていこう」(及川)
「かつて折られた翼は癒え、烏は一回りも二回りも強くなりました」
「この日のために鍛えてきた体と技と心を、思う存分発揮して大空をかけて下さい」(武田先生)
「やるべきことをやりさえすれば結果はついてくる、僕はそう信じています」(武田先生)
「あ~、まあぶっちゃけ、お前らは青城と相性が悪い」
「ああいう”ザ・柔軟性&安定感!”ってチームとはな」(烏養コーチ)
「でも、越えていくしかねえ」
「あの敗北を越えてこい!」(烏養コーチ)
「これで…スタートラインだ!」(菅原)
「簡単に越えられるなんて思ってねえ、張り合って力むな」
「6人で強い方が…強いんだ」(影山)
21話
「その(狂犬の)牙、俺がもっと鋭くしてやる」(及川)
「攻撃は強打が決まんなきゃ、気持ちよくねえっす!」(京谷賢太郎)
「諸刃の剣は百も承知」
「だからこそ生かしてみせる!」(及川)
「顔を思いっきりひっぱたかれたよ、現実に引き戻されるような感覚」
「勝ちを譲れないのはお互い様で、そのための鍛錬をしてきたのもお互い様」(澤村)
「しごく当然のこと」
「当然のことで…こんなにも恐ろしい事実」(澤村)
「(おとりを)意識しないよう努めるのも、意識するのと一緒だよ」(及川)
「試合の…特にセット終盤の雰囲気っていうのは、次のセットにも影響していくことがある」
「今のままじゃ確実に青城有利、なんとかこのセット取って収めてくれ」(嶋田)
22話
「”サーブでどれだけ攻められるかが、勝ち上がっていけるかどうかを左右する”」
「梟谷戦での烏養さんの指摘を聞いて理解して、俺が投入される意味も分かって」(山口)
「そして自分でも勝負できるようになりたいと思って…」
「それでも、土壇場で逃げました」(山口)
「俺に…もう1回チャンスを下さい」(山口)
「烏養のとこへ行ってきたんだろ?」
「自分の意思で」(嶋田)
「じゃあお前はもう、今までとは決定的に違うプレイヤーだ」
「自分がやりたいと思うことを…やってこいよ」(嶋田)
「そんなに驚くことじゃないでしょ」
「この5ヶ月…サーブだけは誰より練習したんだから」(月島)
「バレーボールが進化していく中で、サーブは威力も目的ももっとも進化してきた」(烏養コーチ)
「そして現代バレーボールにおいてサーブは」
「ブロックという壁に阻まれない究極の攻撃だ」(烏養コーチ)
「持った武器はたった1つ…サーブ」
「与えられるチャンスは、わずか1度のサーブ権」(山口)
「その1本に、プライドも試合の流れも全て乗せて勝負する」
「それが…ピンチサーバー」(山口)
「余計なことは考えなくていい」
「どんな時だろうと重要なのは、目の前の1本だけだ」(岩泉)
「じゃあ、よかった方の半分を盛大に喜べ」(田中)
「反省も後悔もほっといたってどうせする」
「今はいい方の感覚をがっちりつかんで、忘れねえようにすんだよ」(田中)
23話
「いつか倒さなければならない敵を宿敵と呼ぶのなら」
「烏野にとっての青葉城西がまさにそれ」(武田先生)
「戦いの舞台は整いました」
「宿敵との大一番、勝つのは君達です!」(武田先生)
「ファイナルセット! 俺達は青葉城西を超えていく」
「このチームで…超えていく!」(澤村)
「(狙って煽った?) いや…挑発はしてたのかもだけど、狙ってはないな」
「あれ(田中)はそういう習性だ」(菅原)
「コートにいる以上、得点も失点もチームのものだろ」
「頼むから、力貸してくれよ」(矢巾秀)
「チームから逃げて、あっちこっちで定住することなく練習」
「そりゃ楽な道を選んだもんだ」(清)
「チームっつうのは、頼もしく、時にわずらわしく、力強い味方であり…重圧だ」
「それと向き合うこともしないで、バレーやってるつもりかよ」(清)
「自分がチームを抜き、チームも自分を抜く」
「それが出来たなら、チームも自分もぶつかり合って強くなれる」(清)
「それで、もしそれが出来たらラッキーだと覚えとけ」
「そういうチームは、どこにでもあるものじゃない」(清)
24話
「飛雄の天才っぽいところは、技術とかより多分バカなところだよね」(及川)
「普通ならためらうところを迷わず突き進む」
「それがいい方向でも悪い方向でも」(及川)
「夢中になったら周りが見えず、誰もついてきてないことにも気づかない」
「でも…飛雄の先を行くバカが現れてしまった」(及川)
「ブロックがいない所に跳んだまでのこと!」(日向)
「ちっちゃい頃はスパイクだけが楽しくてそればっかやってたけど、今になって心底思う」
「相手の完璧な一発を拾うレシーブの快感を知ってよかった」(岩泉)
「(すごいサーブも)触りゃなんとかなる」
「負けねえよ俺達は」(菅原)
「こいつ(日向)の終盤で見せる集中力はどっから来てんだ?」
「集中力だけだけどな!」(影山)
「知ってるよ」
「けど俺は…負けない」(及川)
「才能の開花のチャンスをつかむのは、今日かもしれない」
「もしくは明日かあさってか来年か…30歳になってからかもね」(及川)
「体格ばかりはなんとも言えないけど、ないと思ってたら多分一生ないんだ」(及川)
「才能は開花させるもの」
「センスは磨くもの」(及川)
25話
「これで1勝1敗だ、調子乗んじゃねえぞ」(及川)
「乗れません」(影山)
「忠告だ、及川。もう道を間違えるな」
「お前は道を間違った」(ウシワカ)
「もっと力を発揮できる場所があったのに」
「取るに足らないプライドのためにお前をそれを選ばなかった」(ウシワカ)
「それは青城じゃなくて、白鳥沢に入るべきだったってことでOK?」
「成功が約束されたチームなんかないだろ」(及川)
「”取るに足らないプライド”…確かにね」
「聞け、牛島」(及川)
「俺は自分の選択が間違いだと思ったことはないし、俺のバレーは何1つ終わっていない」
「取るに足らないこのプライド…絶対に覚えておけよ」(及川)
「ああ、それとね…」
「俺ばっか注視してると、思ってもない方向からブッスリ刺されるからね」(及川)
「俺の後輩、頭悪いしまだぜ~んぜん俺に敵わないけど…」
「それでも独りじゃなくなったあいつは強いよ」(及川)
「烏は群れで大きな白鷲さえ殺すかもね」(及川)
「先生には感謝してるよ」(烏養コーチ)
「うちみたいにしばらくなんのツテもなかったチームが」
「東京の強豪グループと何度も練習試合できるなんて、恵まれてるとしかいえない」(烏養コーチ)
「鍛錬には相手が必要だ」
「どんなに自分達だけで頑張っても限界がある」(烏養コーチ)
「音駒とのつながりを取り戻せたってことは」
「先生やこいつらが思ってるよりずっと大きいことなんだ」(烏養コーチ)
「あんたはすごいことをやってくれた」(烏養コーチ)
「明日勝ってから、改めて存分に褒めて下さいよ」(武田先生)
「誰も俺達が勝つと思ってないのは、青城相手でも同じでした」
「なので関係ないです…と思います」(日向)
「明日も俺達は挑戦者だ」
「大番狂わせ見せてやろうぜ」(烏養コーチ)
「”落ちた強豪、飛べない烏”」
「君達をそういうふうに言う者は、もうどこにもいません」(武田先生)
「羽いっぱいに風を受けた烏が今、大空を舞っています」(武田先生)
「そして君達なら行けるはずです」
「どこまでも高く、どこまでも遠く」(武田先生)
「さあ皆さん、時は来ました」
「明日も勝って全国へ行きましょう!」(武田先生)
「マネージャーにならなかったら」
「今日の試合見てもこんなにハラハラしたりドキドキしたり」(谷地マネ)
「勝ってみんなと一緒に喜んだりして、心が熱くなることなかっただろうなって」(谷地マネ)
「それって、ずっとみんなが努力して」
「出来なかったことが1つずつ出来るようになっていったのを見てきたから」(谷地マネ)
「ここにいなかったら、そんなこと絶対なかったから」
「だから、ありがとう!」(谷地マネ)
「しっかり体を休めることも、試合に向けての大事な備えだよ」(清水マネ)
「一緒に練習してくれて、ありがとね」(清水マネ)
「小さな巨人は、決勝戦の前の日ってどんな気持ちだったのかな」
「緊張するけど、でも…超ワクワクすんな!」(日向)
OAD
「龍よ…ご機嫌取って連れてってもらおうっていう根性が」
「そもそも男らしくねえんじゃねえのか?」(冴子)
「そんな頼み方したところで私の心は変わんないよ」(冴子)
「頼む! あいつらを送ってやってくれ!」(田中)
「もちろん、先輩としていいところを見せてやりたいってのもあるけど」
「それだけじゃねえ!」(田中)
「俺は、烏野にいろんな可能性をもたらしてくれたあいつらに」
「先輩として何かしてやりてえんだ! だから!」(田中)
「やめな龍、男が安くなるぜ」
「そういうのはもっと、大切な時に取っときな」(冴子)
「そいつらは、よっぽどいい奴等なんだろうね」
「いや、誰かのために頭を下げられるなんて、我が弟ながらかっこいいじゃねえか」(冴子)
「いろいろ言って悪かった」
「女田中冴子、あんたの心意気受け取ったよ」(冴子)
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