「スパイ教室」の名言・台詞まとめ

アニメ「スパイ教室」の名言・台詞をまとめていきます。

 

スパイ教室

1話

「世界は痛みに満ちている」
「世界大戦と呼ばれる、歴史上最大規模の戦争は、各国に深い傷痕を残した」
「終戦後、世界情勢は一変する」(クラウス、コードネーム:燎火)

 

「特別任務だ。お前には明日からチームを離れて動いてもらう」
「いわゆる”不可能任務”だ。成功率は1割未満、失敗すれば死ぬ」
「やれるか?」(ギード、コードネーム:炬光)

「引き受けるよ。師匠の命令ならば」(クラウス)

 

「なあ、バカ弟子。この任務から生きて帰ったら、こう名乗れよ」
「”世界最強のスパイ”」
「俺のお墨付きだ。悪かねえ称号だろ?」(ギード)

「極上だ」(クラウス)

 

「政治家達は考えた、戦争はコスパが悪い」
「科学技術が進んだ現代では、兵器は人を殺し過ぎる」(クラウス)

 

「かくして、国同士が表立って銃口を向け合う時代は終焉し…」
「現代で行われるのは、スパイ達の情報戦”影の戦争”」(クラウス)

 

「コードネーム”花園”。決死の覚悟で参ります」(リリィ、コードネーム:花園)

 

「8年間…落第寸前の私を、よくもまあ置いといてくれたもんです」(リリィ)

 

「変わりたい、変わらなきゃ」
「うん、やってやりますよ!」(リリィ)

 

 

「よく来たな、お前達。僕がこのスパイチーム”灯(ともしび)”のボス、クラウスだ」
「不可能任務専門のチームとして、僕等”灯”は新設された」(クラウス)

 

「メンバーは僕と、ここにいるお前達7人で全員だ」
「1ヶ月後、皆で不可能任務に挑む」(クラウス)

 

「ったく、何考えてんだよ」
「私等みたいな問題児ばっか集めて、不可能任務なんてさ」(ジビア、コードネーム:百鬼)

 

「そうだよ。ここにいる全員、養成学校を体よく追い出された落ちこぼれだ」(ジビア)

 

「大丈夫ですよ!」
「なんか凄そうなオーラありましたし」
「きっとあのクラウスさんが、みっちり鍛え上げてくれるんですって!」(リリィ)

 

「見ての通りだ」
「今は詳細を明かせない」
「ひと月後、敵国であるガルガド帝国内に潜入し、不可能任務を果たす」
「語れるのはそれだけだ」(クラウス)

 

「1ヶ月間、不可能任務を達成できる水準にまで、僕がお前達をこの”陽炎パレス”で導く」
「これでもまだ不安か?」(クラウス)

 

「さて、鍵開けの指導だが」
「ピッキングツールをいい具合に使う、以上だ」(クラウス)

 

「見ての通りツールをいい具合に使えば鍵は開(あ)く」
「分かったな?」(クラウス)

 

「”雄しべをくすぐるミツバチのように”と言い換えれば、より具体的だろう」(クラウス)

 

「この先の訓練は、交渉”美しく語れ”編と、戦闘”とにかく倒せ”編」
「変装”わりとなんとかなる”編の予定だが、ついて来れそうか?」(クラウス)

 

「(無理?) なるほど、極上だ」
「初めて自覚したよ。僕は授業が下手らしい」(クラウス)

 

「じ…自分、分かったかもしれないっす」
「落ちこぼれの自分達と、指導できない先生」
「もしかして…自分達は捨て駒っすよ」(サラ、コードネーム:草原)

 

「あの先生は、この7人を生かしておくつもりなんてないんです」(サラ)

 

「どうして、こんな目に…」
「けど、こんな世界を変えたくて、私はスパイを…」(リリィ)

 

「それに、ここで死んだら、みんななんのために養成学校を追い出されて、ここに…」
「死ねない」
「落ちこぼれの私達にだって夢があり、意地があります」(リリィ)

 

「コードネーム”花園”。咲き狂う時間です」(リリィ)

 

「おお! ここが”かえで横丁”ですか。さすが名所、たくさんの人!」
「邪魔くさい!」
「すみません。後半つい本音が…」(リリィ)

 

「無意識に出来ているその行動を具体的に体系立て、分かるように説明することはできない」(クラウス)

 

「リリィ、この風景を忘れるな」
「この抱きしめたくなるような絶景を忘れるな」
「街で見た笑顔を忘れるな」
「夕焼けに照らされ、家族を慈しむ人々を忘れるな」(クラウス)

 

「世界は痛みに満ちている」
「未だ戦争の爪痕は残るが、国民は少しずつ笑顔を取り戻している」
「守れるのは僕等、スパイだけだ。それを忘れるな」(クラウス)

 

「ここで死んじゃったら、なんのための人生だったんです?」
「いつか咲き誇りたいって意地だけで、養成学校でのつらい毎日にも耐えてきたのに」(リリィ)

 

「使命が大事なのは分かっています」
「でも、ごめんなさい。先生、あなたにはついて行けません」
「本気の本気です」(リリィ)

 

「この毒、私効きません。特異体質ですよ、私のね」
「このおかげで世界大戦の時も、故郷の村で1人だけ生き残ることが出来ました」(リリィ)

 

「私は毒のスペシャリスト」
「このボートに乗った時点で、先生の負けですよ」(リリィ)

 

「生きるため…か」
「お前の努力は認めるよ」
「ところで…このお遊びにはいつまで付き合えばいい?」(クラウス)

 

「諦めろ。お前の技術は既に把握している」
「リリィ。お前では、僕の敵にさえなれないよ」(クラウス)

 

「諦めるしかないんですかね?」
「スパイとして、咲き誇れる自分に変わりたかったのに」(リリィ)

 

「素質ならあるじゃないか」
「勝負こそお遊びレベルだったが、迫る危機に誰よりも早く動いたお前は」
「文句なしで…極上だ」(クラウス)

 

「リリィ、お前は”灯”のリーダーになれ」
「”灯”のボスは僕だが、部下の中心になる人物が必要だ」
「共に任務を成功させよう」(クラウス)

 

「お前達は捨て駒ではない。全員生きて、不可能任務を達成する」
「そのために僕自ら集めた、極上のメンバーだ」
「僕が誰も死なせない」(クラウス)

 

「(死ぬだけ?) だから、僕がいる」
「僕は一流なんて低い次元じゃないんだ。僕は世界最強のスパイだ」(クラウス)

 

「僕とお前達が協力すれば、不可能任務など児戯に等しい」(クラウス)

 

「お前達を高める授業方法は、既に思いついている」
「僕を倒せ」(クラウス)

 

2話

「(僕を倒せ?) なるほど…実践形式なのでしょう」
「弱みを握る、拘束する、家族や恋人を人質に取る」
「スパイの世界ではターゲットを操り篭絡し、支配することが求められます」
「その訓練かと」(グレーテ、コードネーム:愛娘)

 

「さて、お前達。この授業方法に異論は?」
「(ない?) そうか。次は(力ずくではなく)もっと頭を使うように」(クラウス)

 

「(タオル?) 不要だ。一流のスパイは裸を見られた程度では動揺しない」(クラウス)

 

「僕は(孤児で)家族を知らないが、皆(仲間)をそのように思っている」
「家族のために命を懸けられるなら本望だ」(クラウス)

 

「”焔(ほむら)”は僕にとって家族同然だった」
「痛みに満ちたこの世界を、皆で変えたいと願っていた」
「だがそれは永遠に…」(クラウス)

 

「(不可能任務から)逃げたければ逃げてもいい」
「これは僕にとって、個人的な復讐そのものだし」
「いくら国の命運が懸かった重要な任務といえど」
「お前達7人が命を懸ける理由にはならない」(クラウス)

 

「行きますよ、私は」(リリィ)

 

「先生は大切な存在を失い、どん底にいたんですよね」
「どん底にいたのは、私達も同じです」(リリィ)

 

「同じどん底同士、見捨てません。一蓮托生ですよ!」
「さあ、一緒に這い上がりましょう!」(リリィ)

 

「20日後、不可能任務決行のため、ガルガド帝国に発(た)つ」
「それまで僕がお前達を鍛え上げる」
「任務を達成し、全員で生きて帰ろう」(クラウス)

 

「じゃあボクは、1人で好きにやらせてもらうんで」
「その方が効率いいし、チーム全体に貢献できるよね」(モニカ、コードネーム:氷刃)

 

「具体的に言えば、情報班は可憐に咲き誇るバラのように、実行班はダダダッと駆け回り」
「特殊班は小鳥を慈しむように、おのおの最善を尽くせ」(クラウス)

 

「(決起会?) 敵地に潜入中のスパイがか…」
「(リリィは)メンタルの図太さだけで生きている女だな」(クラウス)

 

「あいつらが思っているほど、僕は完璧なんかじゃない」
「なぜなら…僕は一度も、あの人(師匠)に…」(クラウス)

 

「(気を抜いてる理由?) だって今日は、あんたが来てくれるって言ってたから」
「だから大丈夫かなって」(ジビア)

 

「私等、あんたの凄さだけは…」
「信頼してる…から…」(ジビア)

 

「寝顔を見せられるってのはね、信頼の証しなのよ」
「だから自分に寝顔を見せてくれた人はね、守り通さなくてはならないわ」(フェロニカ、コードネーム:紅炉)

 

3話

「正直、怖いっす。嫌な予感が消えてくれないんすよ」
「自分達、何か決定的な思い違いをしてるんじゃないかって」(サラ)

 

「心配ありませんよ、サラちゃん。1人じゃないんです」
「トラブルがあったら、みんなで計画を練りましょう」(リリィ)

 

「見つかれば、即射殺される」
「欺き倒せ、阻むもの全て」(クラウス)

 

「逃げれば1人ひとり捕まってしまう」
「全員で戦うのが最善でしょう」(グレーテ)

 

「悪いですが、格上とのバトルは日常茶飯事なんですよ!」(リリィ)

 

「共和国のスパイ技術は俺には通じねえ」
「残り6人。この先は地獄だぜ」(ギード)

 

「決めたんですよ。7人全員で生き残るって」(リリィ)

 

「気の毒に。てめえらの1ヶ月間の努力は、全部無駄だったな」(ギード)

 

「ギードさん、ところで…」
「このお遊びには、いつまで付き合えばいいんです?」(リリィ)

 

「ある敵を欺いてほしい」
「弱者を装い、隙を突く。それがお前達の真の任務だ」(クラウス)

 

「”灯”のメンバーは全員、一撃必殺の特技を隠し持っている」
「断言しよう。あなたはその少女達に負けるんだ」(クラウス)

 

「(どうして立ち上がる?) 居心地がいいから」
「分からないでしょうね。陽炎パレスで共に暮らした家族を」
「あっさり裏切ったあなたには」(リリィ)

 

「仲間のために、そして…先生が抱え続けてる思いのために」
「ギードさん、あなたは私が倒します」(リリィ)

 

「(どこまで?) はい。(私達は)バカ弟子の弟子ですから」(リリィ)

 

「ルート4で帰国しろ。高原にふっと湧く泉のような準備を忘れずに」(クラウス)
「意味不明ですが、了解です」(リリィ)

 

「僕の部下が、最高の働きを見せてくれた」
「あなたの動きが0.1秒も遅い。ようやくあなたに追いつけた」(クラウス)

 

「師匠、残念だが…今のあなたでは、僕の敵にさえなれないよ」(クラウス)

 

「降参でしょ?」
「もっと教えて下さいよ。落ちこぼれだった私達が、咲き誇れる方法を」(リリィ)

 

「では改めて、授業を始めようか」
「チーム”灯”の7人…いや、8人よ」(クラウス)

 

4話

「絆なんて綺麗事なの」
「スパイは他人を簡単に信頼してはいけないの」(エルナ、コードネーム:愚人)

 

「言い過ぎたの」
「スパイは全てを疑うべきって伝えたいだけなのに」(エルナ)

 

「仲間なんて言われても合流も遅れたし、そんなにすぐには馴染めないの」
「それに、不用意に近づいたら…」(エルナ)

 

「不幸…」
「こっち(ナイフ)でいいの?」(エルナ)

 

「不幸…本当にエルナの人生はいつだってそうなの」
「いつも巻き込まれるの。毎日、見舞われる」
「事故に、悲劇に、災害に」(エルナ)

 

「でも、おぼろげにつかめる」
「その不幸が起こる場所とタイミング」(エルナ)

 

「コードネーム”愚人”」
「尽くし殺す時間なの」(エルナ)

 

「さようなら、おじさん」(エルナ)

 

「エルナに導かれると、みんな事故に見舞われる。事故死として処理される」
「究極の暗殺。エルナは事故災害のスペシャリストなの」(エルナ)

 

「エルナは、恐ろしい子なの…」(エルナ)

 

「先生を圧倒して、みんなに尊敬されて、褒められて囲まれて…」
「今度こそ、みんなと仲良くするの」(エルナ)

 

「 困ったの。引くぐらい(先生と)会話が続かないの」(エルナ)

 

「ごめんなさい」
「先生は、これから不幸に見舞われるの」(エルナ)

 

「本当に怪物なの、この男」(エルナ)

 

「誤解されていたんだな、周囲から」
「これこそ不幸だな」
「お前のような才女が、正当な評価を得られていない」(クラウス)

 

「よくやった、お前は誰よりも幸運だ」
「お前のおかげで多くの人間が救われた」(クラウス)

 

「僕は、不幸に巻き込まれていないが」(クラウス)

 

「エルナは恐ろしい子なの」
「先生、ごめんなさい。全部エルナのせいなの」(エルナ)

 

 

「エルナはいつも人を不幸にしてきた」
「誰かを巻き込んで、傷つけて…」
「やっぱりエルナは独りぼっちでいるべきなの」(エルナ)

 

「もう一度警告する」
「お前が…お前ごときが、その子に触れるな」(クラウス)

 

「ボクの相手にはならないね」(モニカ)

 

「お前は周囲と協力するべきだ」
「”灯”も僕と同じだ」
「お前が巻き込む不幸程度では死なないよ」(クラウス)

 

「すげえです!」
「前の学校では落ちこぼれ扱いだったけど、やっぱりすげえです」
「俺様が褒めてやります!」(アネット、コードネーム:忘我)

 

「(すげえ?) そんなの当然なの」(エルナ)

 

「みんなと、仲間になってあげてもいいの」(エルナ)

 

5話

「全員着実に強くなってきている」
「僕が強すぎるから分かりにくいだけだ」(クラウス)

 

「や…やめましょうよ!」
「エッチなのは苦手です、私!」(リリィ)

 

「ほ…褒めても何も出ませんよ」(リリィ)

 

「その赤面。ナイスあざとさ、だわ」(ティア、コードネーム:夢語)

 

「リリィ。このお遊びには、いつまで付き合えばいい?」
「何か悩みがあるなら聞くぞ」(クラウス)

 

「また(エルナが)引っ掛かりやがったんですか」(アネット)

 

「俺様不満です」
「たまには別の人が引っ掛かって下さい」(アネット)

 

「食事は家族で食べるもの」
「食卓を共にすればするほど、絆は深まる」(クラウス)

 

「今夜は英気を養い、皆で絆を深めるがいい」
「温かな家族のように」(クラウス)

 

「僕の家族は…”焔(ほむら)”はもうこの世にない」
「誰かと食卓を共にする理由は…失われている」(クラウス)

 

「いや、(リリィ) お前はそのままでいい」
「そのたくましさが、お前の何よりの美徳だ」(クラウス)

 

「(たくましさ?) もっちろん!」
「新しい時代をたくましくもたらしちゃいますよ!」(リリィ)

 

「この天才リリィちゃん率いる、チーム”灯(ともしび)”が」(リリィ)

 

6話

「別れる時に約束したんだ」
「私はいつか大金持ちになるから」
「その時はみんなで幸せに暮らそうって」(ジビア)

 

「(夫婦に見える?) 僕のことはダーリンと呼べ、マイハニー」
「これも訓練だ」(クラウス)

 

「真に受けるな」(クラウス)

 

「(武器?) 大丈夫だ。心配いらねえよ」(ジビア)

 

「『愛してる』…だと?」
「あんたみたいな男には似合わない台詞だな」(ジビア)

 

「どなりつけりゃなんでも思い通りになると思うなよ!」
「こちとらそんなクズは何人も見てきてんだよ!」(ジビア)

 

「コードネーム”百鬼”」
「攫い叩く時間にしてやんよ!」(ジビア)

 

「その苦痛は、体に刻まれて理解している」
「だから…だから、こんな世界を変えたくて」
「スパイを目指した」(ジビア)

 

「なあ…”不可能任務”を成功させれば」
「もっとたくさんの子供を救えるか?」(ジビア)

 

「私もフィーネと同じだった」
「孤児院に入るまでは最低の貧民街で、弟達を守りながら生きてた」(ジビア)

 

「最低な世界を変えたくて、私はスパイの道を選んだ」
「この道は…私が思った通りの世界につながっているのか?」(ジビア)

 

「多少の強さを身に着けても、大した価値はない」
「スパイにまず求められるのは、したたかな体ではなく精神だ」(クラウス)

 

「ジビア、お前は既にそれを持っている」
「いつか、故郷の子供達を救える日も来るだろう」(クラウス)

 

「(誤解?) 当然だ。世界最強の名にかけて、お前達を導こう」(クラウス)

 

「騙し合い、欺き合い、高め合え」
「いつか僕を倒せるほどにな」(クラウス)

 

「それまでは、時には仲間同士のケンカも…」
「極上だ」(クラウス)

 

7話

「屋敷、そろそろヤバくない?」(ティア)

 

「ここに来てから毎日」
「先生に降参と言わせるための襲撃を行っているでしょう」(ティア)

 

「爆破・破壊は日常茶飯事」
「もう見過ごせないくらい屋敷は傷んでるわけ」(ティア)

 

「どれくらい大変かというとね…」
「昨夜1人潰れてたわ」(ティア)

 

「現状を憂いて」
「1人仲間に奉仕する精神は素晴らしい」(クラウス)

 

「特に、その気遣いを他人にさえ知られないよう配慮するマネは」
「誰にでも出来ることじゃない」(クラウス)

 

「だが、お前ばかりが休息を削るのは感心しないな」
「訓練に支障が出ているなら、全員で修繕すべきだ」(クラウス)

 

「嫌がらせならお任せを!」(リリィ)

 

「俺様、姉貴達が想像以上にポンコツでがっかりです」(アネット)

 

「コードネーム”草原”」
「駆け回る時間っす」(サラ)

 

「人にはいろんな側面がある」
「サラ、養成学校での評価なんて気にするな」
「それはお前の一面に過ぎない」(クラウス)

 

「今日のように輝ける日もある」
「わきまえる必要など、どこにもない」(クラウス)

 

「まだちゃんと、ジョニー氏も調教できていない未熟なスパイっすけど…」
「いずれ、大活躍できるようになれるはずっす」(サラ)

 

「いや、きっとなってみせるっす」(サラ)

 

8話

「(休暇明け?) 一流のスパイはその程度では油断しない」
「成長は認めるが、まだまだだな」(クラウス)

 

「(コツ?) 奇襲はフワッとやる、以上だ」(クラウス)

 

「(なぜ同行させない?) 実力不足だ」
「彼女達の才能は認める」
「ただ、今は時期尚早だ」(クラウス)

 

「ボス」
「よろしければ、胸に抱かせて下さい」(グレーテ)

 

「そう恥ずかしがらず、存分にわたくしに甘えていただければ」(グレーテ)

 

「僕の心配よりも…彼女達の安全を優先するべきだな」(クラウス)

 

「(罠が)単純すぎる。熟練のスパイは悪意に敏感だ」
「この程度の罠は、僕でなくともなんとなく気づいてしまう」(クラウス)

 

「それはもちろん(任務に)参加したいですよ」
「死にたくないっていうのは大前提ですけどね」(リリィ)

 

「私だって世界にとどろく名スパイになって、ちやほやされたいです」(リリィ)

 

「何もせず寝ているだけでお金がたくさんもらえて」
「名スパイ扱いされて、崇められるのが理想じゃないですか」(リリィ)

 

「でも、それが叶わないなら、やっぱり任務に挑戦したいですよ」(リリィ)

 

「私達だってスパイですもん」
「世界を変えたいです」(リリィ)

 

「コードネーム”愛娘”」
「笑い嘆く時間にしましょう」(グレーテ)

 

「とうとう追い詰めました」
「這いつくばるボスも魅力的ですね」(グレーテ)

 

「1人で抱え込まないで下さい」
「もうボスには、わたくし達がおります」(グレーテ)

 

「さあ、降参の宣言を」(グレーテ)

 

「お前達には、極上の才能がある」
「いずれ花咲くだろう」
「だが現状、実力不足だ」(クラウス)

 

「仮に今日の任務をお前達に任せていたら、お前達は殺されていたよ」
「僕は、お前達を頼れない」(クラウス)

 

「2秒。それが今回の計画を練り上げた時間です」(グレーテ)

 

「褒められることではありません」
「事前に何百何千とシミュレーションした1つを試しただけです」(グレーテ)

 

「当然です。思いを馳せる相手が体をすり減らし、自分を頼ってくれない」
「歯がゆくて仕方ありません」(グレーテ)

 

「思い人の負担にしかなれない、無力な自分が…」(グレーテ)

 

「グレーテ、僕はお前を負担になんて思っていない」
「”暗殺者殺し”、それが次の任務だ」(クラウス)

 

「グレーテ、力を貸してくれないか?」
「お前が必要だ」(クラウス)

 

「もしかしてそれは…」
「プロポーズですか?」(グレーテ)

 

「冗談です、喜んで引き受けます」
「それがあなたと、あなたの作るチームのためならば」(グレーテ)

 

9話

「今まで隠してましたが、私はドジです」
「たとえるなら、テストで全問正解のはずが」
「解答欄を間違えて0点を取るタイプです」(リリィ)

 

「君達2大ポンコツが(任務に)選ばれて」
「なぜ一番優秀なこのボクが留守番なのかな?」(モニカ)

 

「あんたさ、基本大胆なのに、仲間が絡むと急に慎重になるよな」
「だったら心配要らねえ、必ず任務をやり遂げてみせるよ」(モニカ)

 

「これでも養成学校で私を見つけてくれた恩義は感じてんだ」
「あんたの期待になら、倍にして応えてやる!」(モニカ)

 

「それが…わたくし、ボス以外の男性と話すと胃が痛くなるのです」(グレーテ)

 

「(理由を明かす?) やめておけ」
「老獪な政治家ではあるが、所詮は素人だ」
「敵に情報が漏れる」(クラウス)

 

「忘れるな、”屍”は既にウーヴェ氏の近辺に潜伏しているかもしれない」(クラウス)

 

10話

「きっと、言っても信じてもらえませんよ」(グレーテ)
「いや、お前の言葉なら信じるさ」(クラウス)

 

「お前の恋心は謎が多いな」(クラウス)

 

「ほんの少しでも…甘えてもらえたのでしょうか」(グレーテ)

 

「この恋が実るなんて、つゆほどにも期待しておりませんが…」(グレーテ)

 

「それでも、任務を達成してあなたの期待に応えられた時…」
「1%でも愛情を望むのは、欲張りでしょうか」(グレーテ)

 

「先読みの才能に目覚めたリリィちゃんです!」(リリィ)

 

「リリィさんの派手な動きが、いい目くらましになってる」
「上手く回っている」(グレーテ)

 

「(きらびやか?) いえ、わたくしには(社交界は)とても馴染めない世界でした」(グレーテ)

 

「その考えは嫌いです」
「愛される努力を怠る人を、わたくしは好きにはなれません」(グレーテ)

 

「グレーテちゃんがお疲れみたいなので、甘やかしてやろうと」
「先生の手じゃなく私の手で勘弁して下さいね」(リリィ)

 

「小指をへし折ってもよろしいでしょうか」(グレーテ)

 

「安心して下さい」
「グレーテちゃんにも素敵な魅力はいっぱいありますよ」(リリィ)

 

「だから私達はいつだって仲間でいるんです」(リリィ)

 

「こんな紙束で、彼女(グレーテ)の全てを知ることは出来ないな」(クラウス)

 

「そろそろ始めよう…暗殺者狩りだ」(クラウス)

 

「心配はいらない、世界最強の僕が必ず仕留める」
「そう怯えるな」(クラウス)

 

「私がいつだって騙される側だと思ったら…大間違いですよ!」(リリィ)

 

「グレーテちゃんは凄いですよ」
「私達は結局、ボスの抱える負担を分けてほしいなんて言えませんでした」(リリィ)

 

「でも、これなら言えます」
「グレーテちゃんが抱える負担は分けてほしいです」(リリィ)

 

「今ここに、ボスは来てくれません」
「この戦いは、わたくし達だけで勝つしかないのです」(グレーテ)

 

11話

「わたくしは、ボスの呼吸、まばたき、髪の毛1本」
「余さず記憶していますから」(グレーテ)

 

「男装は得意ですので」(グレーテ)

 

「僕の力を頼らず敵を倒せ、お前達なら出来る」(クラウス)

 

「段取りは任せて下さい」
「あの方を逃がすわけにはいきません」(グレーテ)

 

「では証明してやりますか」
「先生なんかいなくても、私達は最強ってことを」(リリィ)

 

「う~ん、きっと(グレーテは)心配要らないと思いますよ」(リリィ)

 

「だって、覚悟が違いますもん」
「立案も指揮も指導も、心のよりどころも…」(リリィ)

 

「オリヴィアさんが屋敷まで戻ってくれば、わたくしが直接決着をつけます」(グレーテ)

 

「そして任務の仕上げも、先生そのものを演じて全て引き受ける」
「そんな強い心の人が、負けるなんて思えません」(リリィ)

 

「今はたた信じましょうよ、私達の参謀を」
「大活躍して先生に褒められて、愛されちゃって下さいよ」(リリィ)

 

「1つお願いを聞いてくれませんか?」
「もし任務を達成した暁には、わたくしを抱きしめてくれますか」(グレーテ)

 

「お…重く受け止めないで下さい」
「ただ、支えとなる言葉が欲しいのです」(グレーテ)

 

「分かった、約束する」
「僕は生きて戻ってきたお前を、強く抱きしめよう」(クラウス)

 

「わたくしは…逃げません」(グレーテ)

 

「死んでもわたくしは愛されませんよ」
「ボスは自分に特別な感情を持っていない…とっくに知ってます」(グレーテ)

 

「でも約束したんです、わたくしは死ぬわけにはいきません」
「ボスに抱きしめてもらうために、生きなければならないんです」(グレーテ)

 

「あなたは教わったことしか出来ないのですね」
「コードネーム”愛娘”、笑い嘆く時間にしましょう」(グレーテ)

 

「哀れな奴だな、全く理解できない」
「彼女の顔を見て、何も感じ取れない奴がいるなんて」(クラウス)

 

「僕は、彼女の素顔を見た瞬間に理解した」
「その少女が愛を勝ち取るために、どれだけの技術を身に着けたか」
「どれだけ自らを鍛え続けたか」(クラウス)

 

「輝くばかりの極上の心の在り方を感じさせる、その顔にほれぼれした」
「だから僕は思わずつぶやいたんだ、『美しいな』と」(クラウス)

 

「互角?」
「弱すぎる。世界最強の僕と並ぶレベルではない」(クラウス)

 

「お前達は人を殺しすぎた」
「それが影の戦争とはいえ、その行為は許されるものではない」(クラウス)

 

「お前達では、僕達の敵にさえなれないよ」(クラウス)

 

「僕はそもそも誰に対しても、恋愛感情を抱いたことがないんだ」
「僕は性愛というものを欲していない、僕が欲するのは家族愛だ」(クラウス)

 

「しかし、お前が僕のそばにいてくれるのなら」
「僕は家族として、お前を愛したい」(クラウス)

 

「お前に捧げる言葉は決まっているよ」
「グレーテ、お前は美しい」(クラウス)

 

12話

「この窮地、わたくし達なら打破できるでしょう」
「ただしもちろん、皆さんの力が必要ですが」(グレーテ)

 

「そこでですが…」
「わたくし達の中で、一番頭が悪そうな外見といえば誰でしょう?」(グレーテ)
「リリィ」(6人)

 

「代々受け継がれた思いは、一朝一夕ではマネ出来ないさ」(クラウス)

 

「クラウスさんの望みは、ボク達に授けた技術で」
「あんな小悪党をいたぶることなの?」(モニカ)

 

「な~んてね、冗談」
「そんな顔しないでよ、ただの意地悪さ」(モニカ)

 

「ボクは恋愛に一途な人間を見ると、嫉妬しちゃう体質なんだ」(モニカ)

 

「じゃ、挽回してくれる?」
「”健闘を祈る”か」
「クラウスさん、何か察したのかもね」(モニカ)

 

「今度こそ正しく、あの人の思いを受け止めなよ」(モニカ)

 

「残念です~! 本当は使いたくなかったんですよ」
「一般人相手には」(リリィ)

 

「恥ずかしい告白をすると…」
「遅かれ早かれ、チーム全員がボスに恋愛感情を抱くと思っておりました」
「いずれボスを取り合い、内部崩壊する…と」(グレーテ)

 

「ですが休暇中、仲間からボスとの恋愛を応援されました」
「よいチームですね、”灯”は」(グレーテ)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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