「僕の心のヤバイやつ」市川京太郎(いちかわきょうたろう)の名言・台詞まとめ

アニメ「僕の心のヤバイやつ」市川京太郎(いちかわきょうたろう)の名言・台詞をまとめていきます。

 

僕の心のヤバイやつ

1話

「僕は…頭がおかしい」

 

「この平和で満ちた中学の均衡は、常に危ういということを」
「今は誰も知らない」

 

「ダメだ! 考えるな!」
「僕は血に飢えた獣」

 

「いつか来るのだろうか?」
「この衝動を抑えられる日が…」

 

「僕が今もっとも殺したい女、山田杏奈」
「学校一の美人で、雑誌のモデルもやってるらしいが、そんなことはどうでもいい」

 

「僕はとにかく…その綺麗な顔が苦痛にゆがむのが見たくて、たまらないのだ」

 

「クソクソクソ女!」
「そうやって見下してること絶対に後悔させてやる!」

 

「くっ…ああ、そうだ。きっと山田は死体になっても美しい」
「そしてその体は殺人鬼、そう…僕だけのものになるのだ」

 

「そんな妄想を夜な夜な繰り返しては自己嫌悪する」
「僕は…頭がおかしい」

 

「昼休みはひときわ教室が騒がしくなり面倒だ」
「それに比べ、ここ(図書室)は静かだ。僕にとって安らぎの…」

 

「てかなんだよ!」
「なんで図書室いんだよ?」

 

「いや、待てよ。むしろ今が殺すチャンスなんじゃ…」
「いや、まだその時じゃないか…」

 

 

「鼻歌が、段々ゴリラっぽくなっていくぞ」
「なんだ? なんなんだ、あの女!」

 

「さ…殺戮のカウントダウンは、始まったばかり」

 

「あれから丸1日、まだ山田の筆箱の中にカッターは入ったまま」
「僕の鋭利なものが山田の中に…」

 

「やめろ! 泣いてる山田の方を見るな、クソバカ共!」
「な…何か気をそらすもの…」

 

「お…終わったんだから(破っても)いいだろ?」

 

「ああ、いいさ…僕は頭がおかしいんだ」
「これで思う存分、泣けば…」

 

「なんなんだよぉ~!」

 

「意識高げだけど、メチャクチャ低いな」

 

「山田、絶対邪魔だろ」

 

「山田と共同作業してしまったあ」

 

「山田もわりと痛い奴なんだな」

 

「(雑誌の山田) なんか…知らない女の人みたいだ」

 

「突然どうでもよくなった」
「なんだかくだらない感情を持っていた気がする」

 

「そうだ…僕と山田は、全く違う世界の人間なんだ」

 

「楽しそうにするなよ…」

 

「どうでもいい…どうでもいいな…どうでもいいだろ」
「僕は、頭がおかしいのか?」

 

「あの…アクセルとブレーキ、間違えて…」

 

2話

「偽りだらけのこの世界」
「僕、市川京太郎は、この世の破壊者として産み落とされた」

 

「この図書室は危険な力を静める、聖なる箱としてふさわしい僕だけの居場所」
「侵入者は存在してはならない」

 

「山田杏奈」
「学校で”ねるねるねるね”を作ろうとする女」

 

「(”ねるねるねるね”のパック) い…い…いらねえーーっ!」
「いや、いるわ!」
「めちゃくちゃいるわーーっ!」

 

「結局また聖なる箱での僕だけの時間は奪われた」
「やはり隙を見て早急にこの世界から排除すべきだろうな」

 

「今日も萌え漫画してる」

 

「夏・シャツ・汗だく、ということは…」
「こいつ! 僕の心が読めるのか!」

 

「山田の一番の親友は、この小林ちひろさんだ」
「僕は心の中で”彼氏さん”と呼んでいる」

 

「彼氏さんは大変だ」
「(おんぶしても)ひと言も”重い”と言わない気遣いもそんな感じだ」

 

「あっ…水着だ」
「今日はプールないよな」
「そ…それはそれで…」

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「夏休みも明け、今週末に迎える、この世で体育祭の次に無駄な行事」
「文化祭」

 

「こういうイベントでは、存在を消すのが利口な生き方だ」

 

「絵は毎日描いてるが、やべえやつばっかだぞ」

 

「別に、死は悪いことじゃないし」
「死は…救い…なんだよ」

 

「ごめんね…ごめん、ごめん?」
「どういう意味なんだ? なんで…」

 

「(血を)付けるなら、もう少し黒を混ぜて」
「ドス黒くした方がおどろおどろしい」
「そして、ベッタリ付けないと」

 

「リアルってそういうもんだろ」

 

「(文化祭)といっても、所詮中学校なので」
「研究発表だったり、文化部の発表がメインのしょぼいイベント」
「日常と何も変わらないが…」

 

「陽キャは他学年との交流に忙しいらしい」

 

「準備で何があろうと、当日になれば僕はいつもぼっち」
「去年同様トイレにこもってソシャゲでもやるか」

 

「この声? で…出た! ナンパイセン!」
「ああいう奴が普通にいい奴だと、なぜかヘコむな…」

 

「しゃ…写真撮っていいかな?」

 

「僕は…死んだ」

 

3話

「頭の中の虫がうるさい」

 

「もっと能天気に生きられたら、虫なんて飼わずに済むのだろう」

 

「死体のように肌が白いな」
「彫刻のようでいながら、とても柔らかそう」

 

「お菓子じゃないとすんなりくれるな」

 

「あっ、(コップに)水滴…山田も(薬を)飲んだ」
「ということは…」

 

「しょ…しょうがないよな」
「薬飲まなきゃいけないし」

 

「必然性のないことはしない」
「それがポリシーだ」

 

「ん? ジャージの上着忘れてる」
「いやいやいや何してんだ、なんの必然性もないだろ」
「やめろ、やめろ!」

 

「だ…だが、無意識に手が…ああそうか、頭の中の虫か!」
「脳を操作する系のやつだ」
「し…静まれ、僕の左手!」

 

「女子の心理テスト好きにつけ込みやがって!」
「しかし下ネタに対する山田の反応は気になる」

 

「平和な空気にあてられて、時々自分のしていることが分からなくなる」

 

「この違和感はなんだ?」
「気持ちと行動が一致していない、この感じ…」

 

「どちらかが間違っているんだ」
「恐らく行動…」

 

「まただ…また僕は、間違った行動をしてる」

 

「ええ? いやいや、なんで僕が泣くんだ?」

 

「ああ…僕は…山田が好きなんだ」

 

「山田は…やっぱり僕等より、少し大人なんだ」

 

「お菓子を食べてニヤつける山田は…やっぱり、いつもの山田だった」

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4話

「好きってなんだよ?」

 

「いや…この好きというのは」
「いわゆる嫌いじゃないという意味での好きなんであって…だな」
「別に付き合いたいとかそういうアレじゃないからな」

 

「所詮、恋だの愛だのなんてのは脳のバグだ」
「心の病なんだ」

 

「そんな病のせいで人生しくじる輩の多いこと」
「僕は決してそんな失敗を犯さない」

 

「お料理? まさか、”ねるねるねるね”とか”プルーチェ”を料理だと?」

 

「こ…こここれは…これはプルーチェです!」

 

「結局、無茶苦茶怒られた」

 

「苦手だ、女子のギスギス」

 

「カツアゲみたいな絡み方」

 

「まさかこの腐った人生において、女子とパピコをシャアする事態が…」

 

「あ~、そうだったそうだった、山田だった…」

 

「大丈夫か? ちゃんと会話できてる?」
「こ…呼吸もちゃんとできてるぅ?」

 

「そうだ! 僕はもともと病気だ!」
「心の病なんだ!」

 

「こんな姉と一緒にいるところ、同級生に見られたら死ねる」

 

「いや、そんなことは考えるな」
「考えると大抵…現実になる~!」

 

「しかし悪い予感はなんでこうも当たる…」

 

「チンピラみたいな絡み方」

 

「そう…普通ならね」
「普通なら質問の意図をくみ取りますが、中には脊髄反射で答える人もいる」

 

「山田さんは果たして、どちらのタイプでしょうか?」

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5話

「職業見学」
「グループごとに企業へ訪問、レポートをまとめるクソダルイベント」

 

「僕が見学したいのは、捜査一課とか、監察医とか、麻薬カルテルとか」
「この世の闇が垣間見える仕事がいい」

 

「(好きな者同士? グループ?) だが…それ以前の問題だ」

 

「(ドラフト?) ヤバい、選ばれる気がしない」

 

「なんだか、色々なものを失った気がする」

 

「(嘘?) なぜ…なぜ分かった?」

 

「彼氏はいない…いたこともない」
「だからなんだっていうんだ?」

 

「別に僕には関係のない…」
「やっぱり僕は、心の病なのか?」

 

「突然の雨、相合い傘、ぶつかる肩、爆発するリア充の傘忘れイベントか…」

 

「山田が僕のかっぱを…」

 

「自分のミスを認めたくなかった?」
「それとも、やってみたかったのか?」
「傘忘れイベント」

 

「ああ、そうか…僕は本当に心の病なんだ」
「山田が…好きなんだ」

 

「(大好き?) チョ…チョ…チョコミントがな!?」
「チョコミントがなぁーーっ!」

 

「しかし温度差がエグいな」
「どちらかというと僕もあちら側の人間なのだが」
「しかし漫画ごときではしゃぐのはみっともない」

 

「バキ!? (生原稿?) み…見たい!」

 

「いかん! どこ見ても、視姦になってしまう!」

 

「視覚を封じると、他の感覚が敏感になる」

 

「これがラッキースケベ…」

 

6話

「(みんなとはぐれて)僥倖と思っているのは僕だけだ」
「そもそも僕なんかと2人きりになって恥ずかしい…そんな涙なのかも?」

 

「(学校が)楽しい? そんなわけがない」

 

「相変わらず友達はいないし…」
「山田のことが好きだから?」

 

「いや、浮かれるな」
「心の底ではバカにしてるんだ」
「最後に傷つくのは自分」

 

「あれ? いいの?」
「いや、校門で誰かを待ってたんだろ?」

 

「あれ? なんで呼び止めた?」

 

「明日は、学校来る?」

 

「世の中に絶対はないから」

 

「僕は、学校が楽しいらしい…」

 

「そうなのか?」
「ということは、僕の好きは好きじゃない?」
「性的な目で見ているだけ…」

 

「なんだこの…不快感」
「今までだって、散々わい談のネタにされて、そのつど軽くイラついてたはずだ」

 

「自分だって散々エ○い目で見てる」
「でも、この不快感は…」

 

「お菓子でよくそんなシリアスな顔できたな」

 

「かっこよく言うな」

 

「さっきの先生に見つかったら、それこそ…」
「それでも…僕は…こいつが…こんなにも…好きだ」

 

「今後、お菓子は控えた方がいいと思う…マジで」

 

「これでいいんだ、終わりだ」
「何もかもが…」

 

「量の問題じゃないんだよ」
「やっぱり山田は、何も変わらない」

7話

「僕は山田が好きだ。だが、それだけのことだ」
「彼氏になりたいとか、付き合いたいとかではもちろんない」

 

「今までと変わることは何1つない」
「いや…何1つ変えては…」

 

「それにしても…文化祭や職業見学のクソイベントも、案外悪くないと思いはしたが」
「これ(持久走)だけは…」

 

「謎のペースダウン…」
「再びペースダウン…」

 

「確かに少し寒くなってきたな」
「僕も…ダメだ、ダメだ!」
「分かってて(山田のジャージ)着たら、ただの変態だ」

 

「死にたすぎて死にたい」

 

「でも山田は、どの段階から気づいていたんだろう」

 

「(体重は)見てない!」

 

「体重なんてどうだっていいだろ」
「見たけど忘れたし…」

 

「本当に何も変わらないんだな、好きだと分かったところで…」
「そりゃそうだよな、山田は何も知らないわけだし…」

 

「(女優としての大チャンス?) なんで、あんまり嬉しそうじゃないんだ?」

 

「ああそうか…順調にステップアップしていく自分と、周囲の愚民との階級の差に」
「一抹の寂しさを感じているのか…」

 

「山田は優しいからな」

 

「席替えか…神のみぞ知るパズル」

 

「はぁ!? 見てね~し!」
「黒板見ると、どうしても視界に入るだけだし!」

 

「あの、授業中…」
「山田しか見えない」

 

「…から、黒板がなかなか見えな…」
「ん!?」

 

「ま…待て待て」
「(練習は)もう少し人けのない所の方がいい」

 

「ちょっと、人けがなさすぎないか?」

 

「(公開は)再来年の春って…」
「その頃、僕は山田と…一緒にいられるのだろうか?」

 

「(見てくれる?) 分からん」
「でも…善処する」

 

「見られる、よう…善処する」

8話

「いつもイチャついている小林がいないと、他に代わりを求めるのか」

 

「山田は、今日もいつものままだ」
「一応、(場所)覚えておくか」

 

「普通のハードル低いぞ、僕」

 

「こうして…」
「地獄の三者面談の日」

 

「学校で母さんと2人の時間はきつい」
「開始まであと10分、ギリギリまで隠れて…」

 

「山田? ということは、その奥は…」
「違う奴は親からして違うなあ!」

 

「(クラスのきれいな子?) 山田」

 

「な…なんだなんだ、やらかしたのか?」
「耳描いてなかったじゃん」

 

「やらかしてた」

 

「小雨程度なら大丈夫かと思って走らせた途端、土砂降りになる」
「いつもそう…そんな人生なんだ」

 

「夢…だよな? 熱がある時の夢だ」
「物が大きかったり、小さかったり…」

 

「熱? 昨日の雨のせいか…」
「せっかく夢に山田が出てくるならエ○いやつがよかったな」

 

「あ…お! お茶でも…飲んでいったら…」

 

「ヤバい! や…山田がいる!」
「うちのソファーに座ってる」

 

「あれ…なんで、山田がここに…」
「随分リアルな夢だ」
「大きくなったり、小さくなったりしないんだな」

 

「でも、あんまり覚えてなくて…」
「ずっと夢見ていたような…」

 

9話

「(ライン?) ま…まあ、たしなむ程度に」

 

「山田が彼氏を作るなんて息をするより簡単だろ!」

 

「ギャルはオタクに優しい説、立証か」

 

「ん? なんだなんだ? その人殺しの目は」

 

「同じマンション、略して”おなマン”」
「それすなわち1つ屋根の下で暮らしているってことじゃないか!」

 

「山田が僕とラインを交換しようとした…」

 

「やめろ…」
「いかん! いかんぞ、この雑念は!」
「その可能性は考えるな」

 

「女子の平和は守られた」

 

「利用…されたのか? 山田に」
「そうか…しつこい男を牽制するために、利用したんだ」
「好きでもない男を」

 

「今まで…全部」
「そうだったんだ!」

 

「あれから、図書室に行ってない」
「昨日も、おとといも…もう、どうでもいい」

 

「ああ、そうだよな…そうだ!」
「最初から分かっていただろ、ホントは…山田がそんな奴じゃないって!」

 

「嫌いになる理由が、欲しかっただけなんだ」

 

「本当は欲しくてたまらないのに、どうせ手に入らないから…」
「一緒にいて、どんどん好きになっていくのが怖いから…」

 

「(近いの)嫌だなんて…言ってない」

10話

「でもなんで渋谷なんだ? 最寄りでいいだろ」
「ていうか…メチャクチャ早く着いてしまった」

 

「べ…別にウキウキしてるわけじゃない」
「早く来たのも場所を確認するため…」

 

「人…多いな?」
「(年末?) 違う、クリスマスイブだからだろ」

 

「いかん…なんだか、デートみたいだなんて思ってしまった」

 

「(パンケーキで)機嫌マッハでよくなるの助かる~」

 

「同じ黒(色の服)でも、山田と俺じゃ全然違うだろうけどな」

 

「オシャレな人が意識的に着る服はこう、スタイリッシュだったりかっこいいけど」
「俺みたいのは消去法で着ているに過ぎないし…」

 

「ていうかまずい…この短時間でやらかしポイントが蓄積し過ぎている」

 

「やっぱり…ノコノコついてくるべきではなかったのでは?」
「学校ではある程度普通に接するようになってたけど、調子に乗ってた」

 

「外では全く違う」
「身分の差がより鮮明になるせいか?」

 

「いつの間にかウキウキショッピングに連れ出されてるが…」

 

「このシチュ…ラブコメでよく見るやつだ」

 

「(姉に挨拶?) い…今じゃない」

 

「時間の経過がいつもより速い…」

 

「や…山田が反省している」
「そうか…僕は自分のことばかり気にして、山田に気を使わせていたのかもしれない」

 

「山田は…僕のこと分かってないよな」

 

「だから…要するに、その…」
「楽しかった…んだと思う」

 

「あ…初めて見た」
「嘘…イルミネーションがこんなにきれいだなんて、初めて知った」

 

「手を離すタイミングが、分からないまま…」
「僕等は、ゆっくり…ゆっくり…歩いた」

 

「気持ちが伝わりそうで…怖い」

 

「聖夜なんて…関係ないけど…」
「ほんの少しだけ、伝えられそうな気がした…”好きだ”って」

 

「モヤモヤの原因は山田のはずなのに」
「山田をそばに感じると、いつの間にか忘れてしまう」

11話

「大晦日、年の瀬のファミレス」
「そこは…地獄であった」

 

「友達。とりあえず、今は」

 

「”友達”…なんて予測変換にも出ないくらい、遠い単語だったな」

 

「こいつ(姉)…僕が絶対に叶わぬ恋をしていると思っているな」
「まあ…間違ってないかもしれないけど…」

 

「やっぱり姉はどこか僕と似ていて、手が届かないものなら傷つく前に早く諦めろと…」
「そういうタイプなんだ」

 

「でも…今のこの瞬間もラインのやり取りを見返すくらい、山田が頭から離れない」

 

「よくよく考えてみたら、お土産にモノって重いのでは?」
「犬が好きなの覚えてるのもキモい」

 

「無難にお菓子がよかったなあ、山田だし…」

 

「近頃深く考えず、軽率に行動してしまうことが増えた」
「その結果がこれだ…自重せねば」

 

「秋田犬…お…お土産的な…」

 

「僕らは…」
「少し似ている」

 

「(山田のライン?) 嫌…です」
「理由は…ありません。俺が嫌だからです」

 

「いや、あの、誤解…というか」
「俺は…好き…かな…山田を…」

 

「好きだって、声に出して言えた」
「そうすると、なんだか無性に…」

 

「なんだか無性に、声が聞きたくて…」

 

「僕から…いつかは…好きだ」

 

12話

「もしかして僕も、普段(姉みたいに)あんなにキモいのか…」

 

「こいつ(姉)、僕の心のスピーカーか?」

 

「(賞は)全部、過去の栄光」

 

「(山田の心?) わ…分からん」
「山田は殺人鬼じゃないし…」

 

「なんか、変な感じだ」
「1年の頃はあんまり学校行きたくなくて、しょっちゅう休んでた」
「林間学校も嘘ついて行かなかった」

 

「でも…最近は学校、嫌いじゃない」
「そ…それは、その…多分、や…や…やま…やま、だの…」

 

「学校に来れたのは、この鎧(本)があったから」
「馴染めないのを、これのせいにしてきたから…」

 

「そうか…僕は…これを…言いたかったんだな」
「ありがとう」

 

僕の心のヤバイやつ(2期)

13話

「(誰かに手伝って?) この展開は、僕が一番苦手としている」
「来た! 仲のいい生徒なんて…」

 

「山田さんはたまにしゃべるだけで、仲いいとかじゃないんで」

 

「(聞かれた?) まずい…まずいまずい」
「なんです~ぐこうなっちゃうんだ!」

 

「せっかく…せっかく冬休みに少しだけ距離が縮まったような気がしてたのに!」
「全てを台無しにする、僕自身が!」

 

「山田に介助させるのは申し訳なくて…でも、本当は一番頼りたいと思って…いる」

 

「ギプスをつけて3週間が経ち、不自由な生活にも慣れてきたが…」
「山田の介助には慣れない」

 

「いやでも、アイドル雑誌に載るということは…」
「(水着か?) くっ…同じことを考えてしまった」

 

「その…いつもどおりで、よく撮れていると思う」
「いつもどおりというのは一番いい状態という意味で、見慣れた山田というか…」

 

「教室でのバカ話で流してたけど、時間差でジワジワ効いている」
「僕の知らない世界のこと」

 

「でも、ファッション誌の時とは全然違うもんなんだな」

 

「仕事、好きなんだな」

 

「山田の笑顔を直視できなかったのは、多分…西日が強すぎるせい」

 

「言えなかった…山田のことを考えると、周りが見えなくなるなんて…」
「山田のこんな顔、初めて見たから」

 

「ありがとう、もういい」
「俺が探す」

 

「(どこにもない?) ある!」
「絶対にあるから!」

 

「もし見つからなくてもどっかにある! 消えたりしない!」
「だから…気にするな」

 

14話

「はっ? 待てよ。山田んちで全◯?」
「そもそもなぜ自然に風呂に…」

 

「変なことは考えるな! 無だ…無」
「周りは死の海、油断したら終わり」

 

「こんなに早く山田の卒アルを見ることになるとは…」

 

「親御さんのことは分からないけど…迷惑なら迷惑、嫌なら嫌だって言うと思う」
「山田になら素直に…」

 

「嘘ついて、ごめん。あれは…自分が弱すぎた」
「ただ傷つきたくなくて、殻に閉じこもってただけ」

 

「嫌われるのが怖かっただけ」
「そうだ…僕達は似ている」

 

「大人になったということでは?」
「大人は面倒くさいんだ」

 

「悩むのはいいことだ」
「思うに、習い事をやめるたびに親御さんがごちそう作ってくれるのは」
「挑戦することをやめてほしくないからだ」

 

「山田なら、また前を向けることを知ってるから」

 

「そもそも、友達の距離感が分からんが…」

 

「多分これは、声変わりだ」
「あんなことを言っておいて、僕は大人になるのが怖い」

 

「大人になったら、山田との関係の変化は免れない」
「今、山田が女友達と同じ感覚で僕と接しているなら、特に…」

 

「でもこれは…避けて通ることは、出来そうもない」

 

「自分の知らない、大人の証し」
「いつも山田に気づかされる」

 

15話

「確かに(誘うとは)ひとっ言も言ってない!」
「これは死にたい、令和最高の死にたさ…」

 

「奇跡…なんて起こらない」
「可能性…なんてものは存在しない」

 

「でも…それでも信じてみたくなった」
「奇跡を…自分を…」

 

「可能性を信じる力」
「まだ僕の中に残っているとは…」

 

「(告白?) まだ自信ない」
「山田の気持ちも可能性も全然分からん」

 

「(心変わり?) それはない!」
「僕はずっと、山田が好きだと思う」
「なんか…それだけは自信ある」

 

「僕は…僕は…山田と…付き合いたい」

 

「結局…僕等に明日が来るかは分からない」
「それなら、ほんの少し…ほんの少しだけ…」
「欲を出してもいいだろう」

 

16話

「(どんなチョコなら本命?) 難しいな」
「ちゃんと言われないと分かんないかもな」

 

「大丈夫、頑張れ!」
「あの…これ。山田、教室でいってたろ」
「”今日は男子”だって」

 

「山田は…山田は…僕を…」

 

「(分かり合えない?) そうでしょうか?」
「まったく違う生き物」
「環境も趣味も考え方も違ってて」

 

「それでも知っていくうちに似ている部分がどっかにあったりして」
「”共感”…というより、”理解”できるようになるものでは?」

 

17話

「クシャ紙無限製造カバンか!」

 

「(映画) み…観る?」
「い…一緒に…観ても…いい? とか…」

 

「自分の心の奥の本心に従った気がする」

 

「2人乗り回避したのに、結局悪いことしている気がする」

 

「こんなのもうあれだ、高校生だ」
「飛び級してしまった」

 

「こんなとこ知り合いに見つかったら爆散する」
「イキってるとか思われる」

 

「デート…女の子と差しで遊びに行くことをデートと言うなら、これもデートか…」
「しかしこれをデートと認めるのは、いささか浮かれすぎな気も…」

 

「半年前に公開された、檸檬坂なんちゃらによる映画」
「なぜ観たかといえば、キャストに秋野杏奈…つまり山田の名前があったからで…」

 

「それは序盤で死ぬ、いじめっ子みたいな適当な役」
「でも、素人とは一目瞭然の差がある」

 

「山田は女優なのだ」

 

「山田は、やっぱり自分とは違う景色を見てる」
「それを突きつけられる…恐怖」

 

「でも…それでも…」
「それでも、僕の知らない景色を語る山田は美しいんだ」

 

「知りたい…」
「山田のこと…もっと知りたい」

 

「分かってはいたけど…山田の仕事はこういう世界」
「みんな大人でおしゃれで、一人ひとりが本気で…山田もその中の1人」

 

「山田が嬉しいんだから嬉しいはずなのに、なんでこんなにつらいんだろう」

 

「もし山田が…普通の中学生に戻ったら…」
「もし…もしそうだったら、こんなに好きになってない!」

 

「付き合っ…て、ないんですけど…」

 

「尊敬してるんです」
「その…杏奈さんを…」

 

「自分が子供すぎて悔しい」
「これがつらさの正体」

 

18話

「学校の成績なんて、しょせん過程でしかないだろ」
「要はそれをどう活かすかだ」

 

「やる! 送辞!」
「胸を張れる自分を見せるんだ、山田に! あいつに…」

 

「いつの間に人の目が怖くなったんだろう」
「あの頃の自分が遠い」

 

「こうして、意を決して向かった美容院だったが…」
「ひと目で陰キャだと見極められたのか、特に無言のまま無事終わり…」

 

「やっぱりおしゃれ美容院はすごい」

 

「(クラスが離れちゃうかも?) 大丈夫だ」

 

「分からん…分からんけど…」
「信じるくらい、いいだろ?」

 

「僕はもう…あの日の僕じゃない」

 

「僕は知っている、好きな人を思って泣く感情を…」
「山田は…山田は…僕が好きなんだ」

 

19話

「山田は…僕が好き?」
「だとしても状況は特に変化してない、むしろより慎重な行動が求められる」

 

「好感度ゼロとは違い、高い状態から落ちると取り返しがつかない」
「キモい行動は慎まねば…」

 

「死んだ…楽しいパーティーを監視するキモいストーカー野郎だ、僕は」
「僕は…」

 

「向き合え! 己のキモさと」

 

「昨日はひどい目に遭った」
「さすがバスケ部さすが陽キャ、容赦がない」

 

「つまりこれって…ダブルデート」

 

「(ホワイトデーの贈り物) 考えれば考えるほど分からなくなる」
「ネットで検索すると、NGな贈り物情報ばかりだし…」

 

「”ありのままでいい”なんて言ったって、本人がそう思ってなければ単なる押しつけだろ」
「変わりたいって気持ちを否定すべきじゃない」

 

「話すな。見るな。2人で買い物をするな」
「や…山田は俺のだ!」

 

「いちいち人と自分を比べてしまう、些細なことで嫉妬しては自己嫌悪する」
「こんな人間でごめん」

 

「比較・嫉妬…そんなの単なる保身」
「バカ野郎、ほかなんか見るな」
「市川京太郎、お前は…山田のことだけ…考えろ!」

 

「し…死ぬほどかわいい!」

 

「あの時の涙とは違う、ほんのわずかな大切な前進」
「これが僕等の空気だ」

 

20話

「僕等は狭い世界に生きている」
「教室という狭い世界」

 

「入ったら…入ったら…告白…する」

 

「もしかして、つけられてる? 来る?」
「まさか…どうする?」
「どう…死んでも守るだけだ! 山田を!」

 

「(反抗期) でも親に対してイラついてるんじゃない」
「素直になれない自分にだ」

 

「なぜだろう…ドキドキするのに安心する」
「不思議だな、山田は…」

 

21話

「”変わらない”…かあ」
「でも…変わらなきゃいけないことも…」

 

「あ…ありがとう!」
「無駄なことなんて1つもない」
「お泊りも、不安も…」

 

「なんだ? この胸が痛い感じ…」
「こいつの感情には身に覚えがある」
「愛情が憎悪に…」

 

「あの…僕は杏奈さんが…好きです」

 

「いつもそうだ」
「ヤバい奴は安心した頃にやってくる」

 

「熱狂的なファン…この先山田が有名になればもっと増えていくんだろう」
「でも、知ってるんだ僕は…完璧じゃない山田杏奈を」

 

「世の中にはさあ、悪意を持って有名人をおとしめたい人もいっぱいいる」
「だから上げる写真にも気をつけなきゃいけないし」

 

「ひ…人がたくさんいる場所では距離感に気をつけろ」

 

22話

「まっ、いいじゃないか」
「素直にこの狭い世界(クラス)を…楽しもう」

 

「(山田?) 1番仲いいから、普通に…」

 

「この時、変なごまかし方したくなかったのは…」
「足立を友達だと思ってるからだろうか」

 

「僕は変わらずぼっちです」

 

「前は正直、あんまり大人になりたくないなあ…なんて思ってたりしたもんだが」
「今はもっと山田に近づきたいと思えるようになった…物理的に」

 

「いや身長のことな」

 

「い~や、いいからそういうの!」
「お膳立てされると反発したくなる人間なんだ僕は!」

 

「一度近くなった距離感を無理やり引き離すのは…」
「つらいなあ」

 

「距離感に気をつけすぎて、本当に疎遠になったらどうしよう」
「山田もうんざりしてるかもしれん、僕の人間不信ぶりに…」

 

23話

「この勝敗に意味はないだろう」
「それでもなんでか負けたくないと思う」

 

「(タイマン受けた理由?) 足立は…友達だから」

 

「やりましょう、一瞬で終わらせるので」
「このクソダルイベントを終わらせるのは…僕だ」

 

「これは足立のため?」
「それとも、クソのように嫌っていた友情とかいうもののため?」

 

「違う! そんな高尚なもののためじゃない」
「ただ僕は…僕は!」

 

「僕のこと何も知らないくせに、”いい奴”だなんて言うな」
「山田のこと何も知らないくせに、”好きだ”なんて軽々しく口にするな!」

 

「山田はな、僕達なんかよりずっと大人で、前を向いて夢に向かって」
「誰よりも努力しているすごい奴なんだ」

 

「かわいいからとかスタイルいいからとかで、好きだなんて言っちゃダメなんだよ!」
「好きって…好きってそういうことじゃないんだ!」

 

「僕は本気だ!」
「本気で山田が好きだあーーっ!」

 

24話

「意識している? 修学旅行で?」

 

「何を期待してるんだ、何を浮かれてるんだ」
「修学旅行なんてくだらない」

 

「特に仲もよくない連中と一緒に泊まりがけで一緒に過ごして何が楽しい」

 

「こうして、どこか落ち着かないソワソワした気持ちと」
「どうしても拭えない違和感を覚えながら…」
「奈良と京都、修学旅行が始まった」

 

「2人きりになれない、なっちゃいけない」
「それでも…山田の心が知りたい」

 

「(受かりそうにないから?) 違う…」
「違う! 本当にそう思っているなら、あんなことしない」

 

「いや違う、そもそも山田はそんなこと考えない」
「受かりそうもないからこっちに来るなんて…」

 

「僕の…ため…」
「僕は…いつまで経ってもバカだ」

 

25話

「話したいことが…あるんだ」
「あ…明日、伝える…ちゃんと」

 

「ゆうべはああ言ったものの…オーディションのことどう切り出すべきか」
「っていうかそもそも僕は何を話したいんだ?」

 

「気を使われたくない?」
「仕事を大事にしてほしい?」
「分からない」

 

「ただ、もし修学旅行に来たのが僕のためだったら…すごく嫌だ」

 

「(嬉しい?) じゃあ…なんでそんな顔するんだよ」

 

「なぜだろう? 安心した」

 

「自分の夢に背を向けることに涙する山田、割り切ることが出来ない山田」
「そんな山田だから僕は…僕は…」

 

「山田杏奈」
「僕をナメるなよ」

 

「僕は1人だった…でも平気だった」
「だって、世界は薄汚い何かでしかないと思い込んでいたから」

 

「僕は空っぽで弱くてみっともなくて、そんな僕をみんな心のどこかでバカにして」
「あざ笑っていると思ったから」

 

「僕なんかと話したい人間なんて1人もいない、それで当然だと思い込んでいたから」
「でも…僕には友達が出来た」

 

「何もないと思ってた学校に、毎日少しずつ何かあるようになった」
「嬉しいこと、悲しいこと、恥ずかしいことやびっくりすること」

 

「何もない世界に少しずつ色がついていった」

 

「僕はやっぱり学校が楽しい、山田がいなくたって楽しい!」
「でもそれは、山田がいたから」

 

「そんな世界を見せてくれた…世界がこんなに綺麗だって気づかせてくれた」
「山田がいたから…」

 

「山田が好きだ」

 

「そうだ、特別じゃない」
「当たり前の景色さえ見えなくなっていた僕が…」

 

「山田に出会ってから、そんな当たり前のものも特別に思える」
「大げさかもしれないけど、山田が…今の僕を形作ったんだ」

 

「せめて…山田杏奈の、ほんの一部でありたい」
「行けよ、オーディション」

 

「あ…安心した」
「山田が山田だったんで…」

 

「”山田がいなくても楽しい”」
「それでも…それでも…それでも…やっぱり山田に会いたい!」

 

「やっぱり、僕は頭がおかしい」

 

「これが現実だなんてありえない」
「でもきっと…」

 

「これが、僕と(山田の)…」
「恋心」

 

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