アニメ「平家物語」びわ(黒色)&平徳子(青色)の名言・台詞をまとめていきます。
平家物語
1話
「教えてやりにきた。お前達は、じき滅びる」
「おっとうは……おっとうは何も悪いこと……何も、してない……」
「なんだよ、殺せよ? おっとう……おっとうみたいに……おっとうみたいに殺せ!?」
「嫌だ、先は見ぬ。おっとうが見るなと言った。見てはならぬと……」
「その(男の格好の)ほうがいいかもしれないわ。女なんて……」
2話
「おい入道!」
「お前みたいにギラギラした奴に、闇の恐ろしさが分かるものかい!?」
「覚えておけ! 一寸先は闇ってな!」
「まあ、父上は私達を自分の駒としか思っていないのよ。私達だけではないけれど……」
「先……わしは、先が恐ろしい」
「『いつか』というのはいい言葉だの。明日、あさって……先のことが少し楽しみになるの」
3話
「むしろね、子供なんて出来ない方がいいのかもしれないわ。生まれたらかわいいでしょうよ。でも……いろいろとつらい思いをさせてしまうことになるかも」
「帝は、いろいろと窮屈な思いをしておられるのよ。心が慰められる場所があるのは、いいことだわ」
4話
「(先は)見とうない。見ても何も出来ぬのなら、何も見とうない」
5話
「でも、上皇様はきっと私より、他の方とお過ごしになる方が心が休まるのね。清盛の……平家の娘といるよりも……」
「でも私は許すの。父上も、上皇様も法皇様もみんな。許すだなんて偉そうね。でも、どちらかがそう思わねば……憎しみ、争うしかない」
「でも、私は世界が苦しいだけじゃないって思いたい。だから私は許して、許して……許すの」
7話
「いいえ」
「わたくしをまだ父上の野心の道具になさいますか?」
「しかも、まだ上皇様がご存命のうちにそのようなお話をなさるなど……わたくしは、心より上皇様にお仕えしてまいりました」
「どのようなことがあろうとも、上皇様より他にお仕えする気はございませぬ」
「もし、無理にでもとおっしゃるのなら……」
「出家いたします」
「初めて父上に逆らったわ」
「大丈夫、私……この子を守って生きていくわ」
「ただ一度だけど優しい言葉を頂いた」
「愛情ではないのだと、あの時は素直に受け取れなかった……でも、私が上皇様のおそばにいたことは無駄ではなかったのよね」
「どうすればよいのかの……知っている者も知らぬ者も、皆亡くなっていく。これからもきっと……びわに、何か出来ることはあるのかの?」
「望まぬ運命が不幸とは限りませぬ」
「望みすぎて不幸になった者達を多く見てまいりました。得たものの代わりに何を失ったかも分からず、ずっと欲に振り回され……」
「わたくしは、泥の中でも咲く花になりとうございます」
8話
「いいえ。帝がいらっしゃる所が都よ」
9話
「いいえ、帝はお一人です」
「また……まただ」
「びわは……びわには何も出来ない」
「見える……見えるだけで……びわには、何も!」
「どうか安らかに、どうか静かに、何も出来なくとも……祈る」
「平家の行く末を見届けようと思う。見届けて、祈りを込めて琵琶を弾く。びわにも出来ることが見つかった」
「そなたらのこと、必ずや語り継ごうぞ」
10話
「法皇様も父上と同じ。自分を脅かした者をそうそう許す方ではないわ」
「守ります。帝だけは……帝だけは絶対に守ります」
「維盛、そなたのことも語ろうぞ」
「びわはそなたのことをようよう知っておる。大切にしたい」
「見届けようと思うた。資盛の……平家の先を」
「語り継ぎたい」
11話
「徳子、まだじゃ! 徳子のこの先は、まだ続いておる!」
「この目には、先が見える。徳子は皆のために、この先を生きていく」
「そのよう(不自由でわびしい)に思うたこともございます。ですが、来世の往生のためにはこれも喜ばしいことなのだと、今ではそう思うております」
「平清盛の娘として生まれ、帝の妃となり、その御子を産み、飢えることも凍えることも知らず、美しく移りゆく季節を楽しみ、その栄華の中に身を置いておりましたことはまるで、天上界の幸福であるかのように思われました」
「都を落ち、一門は戦に明け暮れ、海の上では水を飲むことすら出来ず……」
「生者必滅……我が子の命が消えていくのさえ、この目で……」
「人の世にある苦しみは、全て自分のこととして思い知らされました。一つとして分からぬ苦しみはございませぬ」
「(苦しみには)祈りを……わたくしにもまだ、忘れられぬ思いがございます。ですのでただ……ただこうして皆を、愛する者を思い、そのご冥福を祈っているのでございます」
「ただそれが、私に出来ること」
「そう教えてくれたその人もまた、平家のために祈り、人々に語り継いでくれております」
「その中で我らの一門は生き続けましょう」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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