マンガ「キングダム」羌瘣(きょうかい)の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム 蛇甘平原編
5巻
「(名は)羌瘣。嫌いなことはしゃべること、以上」
6巻
「いろいろと気を散らしすぎだ、さっき倒した一台を思い出せ」
「お前の相手は戦車そのものだ」
「丘を下ってくる勢いにまかせ、敵の行軍は早い」
「その波を逆につき進むのは、想像を絶する過酷な路」
「だがその分、斬り結ぶ時間は短い」
「お前と同じだ」
「こんなところで死ぬわけにはいかない」
7巻
「呼吸が尽きた」
「”戻る”までしんがり頼む」
刺客急襲編
8巻
「お前の居場所はやはり戦場だ」
「お前の剣は陽の当たるところでこそ、最大限の力を発揮する」
「だからそれ以外の余計なところには足を踏み入れるな」
「共に戦場で戦った誼(よしみ)で忠告に来た」
「王宮には絶対に近づくな」
「行けば必ず…命を落とすぞ」
9巻
「分かった、今すぐ立ち去る」
「王の首を持ってな」
「安心しろ、服を斬っただけだ」
「次は胴の上下、斬り離すぞ」
「お前如きに…蚩尤の何が分かる」
「図に乗るな」
「その気ならお前は10回は死んでる」
「策は一つ」
「お前一人であの10人の相手をしろ」
「30秒だけでいい」
「30秒で可能な限り呼吸を戻す」
「だから一人で時間を稼げ」
「一回り分の呼吸は戻った」
「十分だ…」
「多少面倒そうだから女を明かさない、その程度だ」
「別にバレたらバレたで、”対処”すればいいだけのこと」
「私より強い人間はこの世にいない」
「イラつく」
「言い伝えだの語りつぐだの、あげくに技を教えろだの」
「何も分かってない奴らを見ると、皆殺しにしたくなる」
「女同士、少しはマネゴトができると思ったのか?」
「残念だが万のうち一つも、不可能だ」
「お前達と私達とでは、生まれ落ち育った世界が違いすぎる」
「ちょっと待て、掟は絶対ではないのか?」
「そ…そんなに軽いものだったのか?」
「……じゃあ…何でこんなことを……」
「何で象(しょう)姉は死ななくちゃいけなかった!!」
「(自決? 掟?) バカにしてるのか?」
「貴様ら」
「奴だけは絶対に許さない」
「……あれから里を捨てた私にはもう何もない」
「今の私の命は、あの女を殺すためだけにある」
10巻
「天才を送る故、軍師に育てよ」
「其の子に何かあった場合、皆を殺しに行く故、気をつけよ」
「其の子の名は──河了貂也」(推薦状)
「信」
「お前このままじゃ、いつか死ぬぞ」
「お前の戦いぶりは”勇猛”ではなく”無謀”なんだ」
「今のままでは必ずお前は命を落とす」
馬陽防衛編
11巻
「緑穂が苛立っている」
「過酷な戦いになる」
「太古の世、巫女体質の者が剣を触媒に荒ぶる神をおとし、舞い祭り」
「それを鎮めた」
「だがいつしか蚩尤はそれを殺人の術に変化させた」
「神をおとし術者の意識は陶酔の中、舞って目につく人間を惨殺する」
「それが蚩尤の奥義『巫舞』だ」
「もうすぐまた戦が始まる」
「何万という人間同士が殺し合う」
「それぞれの思いが命と重なり、想像を絶する速さで衝突し、砕け」
「朧(おぼろ)と消える」
「思いが深いほどに、ぶつかり合う衝撃はより強く、より激しい……」
「緑穂はそれをはかないと言うし、まばゆいとも言う」
12巻
「あやまるな……まだ終わってない」
13巻
「ここにいると、たまに息がしづらくなる…」
「ただ、みんな帰る場所があるんだな──と」
「持ってるものは人それぞれだ」
「私は私で生きる目標は持っている」
「……気にくわないことはない」
「いやむしろ、居心地は悪くない」
「だからきっと少しとまどっているんだ」
14巻
「さァ、舞うぞ緑穂」
「恐れるな、緑穂」
「碧き神気を私に誘え。ただ深く、ただ激しく」
「さすればもはや、我らに敵う者は無い」
「少し反省だ」
「元々まじめな方ではなかったからな」
「里を出てから随分と修練をさぼっていた」
「緑穂との巫舞で倒せなかったことが癇に障る」
「半年後には私が勝つ」
16巻
「奴らは強さを求めるために、あらゆる欲求を斬り捨てている」
「そんな人間に勝てる者などいないと思っていたが…」
「なぜ王騎将軍はあれほどに強いのだ…」
山陽平定編
19巻
「私は地に足がついていない、だからお前達みたいに前に進めていない」
「それはやっぱり、象姉の仇を討ってないからだ」
「何か月…何年かかるか分からないけど、きっちり仇を討つ」
「そしてそれが終わってまた帰ってきたら」
「その時は私もちゃんとお前達と一緒に前に進めると思う」
22巻
「行くべきじゃない」
「この戦力と今の自分では、あれは止められない」
「死ねば象姉の仇は討てなくなる」
「ゴメン、象ねえ。やっぱり今は、私は飛信隊の副長だ」
「くそっ……私ってこんなバカだったか?」
「”気をつけるんだぞ瘣。バカの側にいるとバカが移る”」
「フッ、それだ」
「……何だ、お前か」
「信、離せ…バカが移る」
23巻
「今の私はどういう顔で、お前達と別れればいいか分からない」
「……昔はふつうに泣いたり笑ったりしてたんだが」
「象姉の首を抱きかかえた時に、何かが私の中で壊れた」」
「仇を討ったら元に戻るといいとは思ってるが…」
合従軍編
33巻
「私は別に怖くなかった」
「連中と戦うことも、死ぬことも」
「私はあの時……象姉が死ぬことだけが…」
「羌明…外へ出ることを夢見て”祭”で死んだ象姉のことを思うと…」
「やっぱりあんたはすごくズルいと思う」
「これは許すとかとは違うかもしれないけど、あなたみたいにガムシャラに生きる道も」
「あっていいんじゃないかって思うよ、本当に」
「(侮るな?) 大丈夫」
「私さえ出ていれば、あの女が蚩尤だなんて有り得なかった」
「幽族の者達、一度だけ警告する」
「私の狙いは幽連だけだ、お前らに用はない」
「だが邪魔をするなら容赦なく斬り捨てる」
「(巫舞の時?) 見えてるよ、何となく」
「でも、そのうちだんだん周りのものの動きが遅くなってって」
「最後は飛んでる虫が止まってしまう」
「その次は、真っ青な水の中にいる」
「すごーく透き通ってて奥まで青くて、下の方は深くて全然底は見えない」
「それからゆっくりと下へ下へ沈んでいくの」
「歌を口ずさみながらゆっくりと、ゆっくりと深く深く、ただ深く」
「考えるまでもない」
「超短期戦が私の戦い方、一気に最深の巫舞で決める」
34巻
「お前達の道が至強に至っていないように感じるのは…」
「それを否定する対極の力が存在するからだ」
「思い出した…」
「象姉はそのことに…ずっと前に気付きかけてた…」
「くらうがいい、幽連」
「これは象姉が私を殺すためにあみ出そうとしていた術(わざ)だ」
「闇…完全なる…もう緑穂すら感じない」
「何も見えない、何も聞こえない……」
「でも背中に感じるこの一条の光…」
「魄領の底だろうと、この光さえあれば私は戻れる」
「偶然…だ」
「たまたま私は…私を外とつなぎとめる連中と出会った」
「(次の蚩尤が殺しに?) のぞむ所だ」
「私は絶対に負けない」
「ごめん、象姉」
「象姉のことをここに置いていくわけじゃない」
「傍らにいつも感じながら私は進むよ」
「あなたが夢みた外の世界で、あなたの分も」
「私は精一杯生きるよ、象姉」
「里へは戻らない」
「私の帰る場所は…もう他の所にあるんだ…」
屯留編
34巻
「私は二つの目標を立てた」
「私も将軍を目指すぞ、信」
「戦いの道に身を置くなら、そこの頂上を目指すべきだ」
「象姉もきっとそうする」
「だから私も大将軍になる!」
「二つ目は…お前の子を産む」
著雍攻略編
36巻
「指揮官…あいつか…届くか?」
「すまない。私ができるのは、ここまでだ」
「ひっとしたらこの戦が”第一歩”なのかもな」
「ああ、天下の大将軍への”本格的”な第一歩」
37巻
「(敵の反応が遅い?) このために少し遅れた」
「飛信隊(我々)で呉鳳明の首を取るぞ」
毐国反乱編
38巻
「独立はない、私は最後まで飛信隊だ」
黒羊丘編
41巻
「これ(樹海)に似た所で育った、問題ない」
「…少しだけ、二人とも頭の片すみに入れておけ」
「きっとここは、丘の取り合いだけの単純な地じゃない」
42巻
「今私達は敵の後ろにいる」
「こんな好機はめったにない」
「三千将とかになると」
「さすがに敵を討つのにどのくらい味方に犠牲が出るかを少しは考える」
「そして今、万の軍の敵将の首を、犠牲無しで討てる好機がある」
「そうだな」
「つまり、飛信隊のために無茶をやるんだ」
「確かに難しくはあるが勝算がないわけじゃない……」
「仮にも、千年前からこういう仕事をやってきてる一族の出ではあるからな」
「偶像崇拝か」
「珍しいな、軍の将にしては」
「別に笑いはしない」
「ただ、命をもらうだけだ、趙将」
「昔、唯一のものを失くした」
「そして今はまた…別のものを持っている」
43巻
「逆だよ、強敵ならなおさら仲間達の元に戻らないと」
「……どんな相手だろうと負けるわけにはいかないんだ……」
44巻
「侵略者じゃない」
「私達は…飛信隊だ…」
「ただの口約束だが、お前が恐れるようなことは離眼では起こさせない」
「オイ。斬られないと思っているのか、お前」
「相応の覚悟で来ているぞ、私達は」
「自業自得だろうが、今までやってきたことは何だったんだ!!」
「何年飛信隊をやってるんだ」
「お前は同郷で…古参で一番長い人間のくせに…」
「全く信のことが…全く飛信隊のことが分かってないじゃないか!!」
45巻
「悩むことはないだろ信」
「お前は尾平に言ったように、お前のやり方で天下の大将軍になればいいんだ」
鄴攻略編
50巻
「力業(わざ)はあの二人の本流に任せる」
「私達は周りを援護するぞ」
「小隊・中隊同士の力が拮抗しているなら、勝敗を決めるのは──」
「用兵術、つまり戦術の差だ」
51巻
「飲み込まれる前に”策”を使うぞ」
「(一瞬でやられる?) それは分かっている」
「でも何かやらないとこのままじゃ必ず負ける」
「(一網打尽されるのはこっち?) だが何か行動に出ないとふつうに負ける」
「だったら、歩兵の”最大火力”を集めて勝負に出た方がまだ光がある、と思う」
「共に戦って勝利を摑むぞ!」
「分かってるよ、緑穂」
「わざと早めに休んでこまめに呼吸を戻してるんだ」
「そっちの方がより長く戦える」
「つまり、より多くの敵を斬れる」
「一人でも多く私が敵を倒さないと、この乱戦は勝てない!」
「朱海平原が開戦してまだ三日だけど、緑穂が日に日に緊張を増していく」
「きっと……この戦いは…私達が死力を尽くしきらないと勝てないんだと思う」
54巻
「尭雲が自ら来るなら来るで私が討つ」
「馬上は難しいが、下に降ろせば私が勝つ」
「大丈夫」
「今は圧倒的に私達の方が強い!」
55巻
「”目的”を変える」
「私が限界まで力を使えば脱出は出来るだろうが、それではその先がつながらない」
「だから脱出はしない」
「この包囲を作っているのは、趙峩龍の精鋭兵ばかり」
「いわば敵の主力部隊が結集してる」
「だから、斬って斬って斬りまくって、趙峩龍軍の主力をここに消す!」
57巻
「まだ足りない」
「もっと速く、もっと深く」
「ごめん緑穂、命を貸して」
「戦わせない」
「信(あいつ)が来る前に、龐煖(お前)を仕留める!」
「今の龐煖はもう極みの淵に立つ」
「奴を倒すには今までで一番深いところまでいかないと…」
「命を投げ出すほどに深いとろこまで……」
58巻
「どけ、河了貂」
「どいてろ…私が…助ける…!」
「(寿命を半分?) そんなの即決だ、全部やる」
「どうしても死なせたくない信を、私の命全部やるから」
「あいつを助けに行かせてくれ」
「覚えてないのか」
「……別に、大したことはしてない」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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