マンガ「キングダム」河了貂(かりょうてん)の名言・台詞をまとめていきます。
キングダム
1巻
「(なぜ助ける?) あんたらの話をこっそり聞いてた。王様なんだろ、あんた」
「ってことは大金持ちだ」
「オレは秦人じゃない、はるか西の山民族だ」
「なぜか知らないけど、一族が山を追放になって黒卑村に流れ着いたらしい…」
「もう皆、死んじまったけどね」
2巻
「仲間──か……バカ言ってんじゃないよ」
「こっちは物心ついた時から秦(平地)で育ったんだ」
「今さら山民族の仲間入りなんてできっこないだろ」
「いいのだ!」
「オレは政から大金せしめて、一人で贅沢三昧の生活を送るんだ!」
3巻
「あいつがいると緊迫感もなくなるね」
「お前らについてって、オレも手柄を上げてやる!」
「そして大金持ちだ」
「黒卑村の河了貂様がそう簡単に死ぬかよ!」
4巻
「戦況は…すごく不利だよ。すごく……」
「でも大丈夫だ!」
「だってこっちには信がいる」
「あいつはどんなにボロボロになっても負けはしない」
「どんなにボロボロになっても絶対勝つ!!」
蛇甘平原編
5巻
「う~~む、まさに平穏」
「……三か月前のあの戦いがウソみたいだ」
「信は働いて少しゃ稼ぐし、オレも山菜とか採って食費助けるし」
「何かとふつーにやっていけてるよな」
「うん、ふつーにやっていけてる」
「いーよな、こーゆーの…」
「(歩兵募集) よかったな、信。いよいよ初陣だ」
「派手にぶちかまして来いっ」
刺客急襲編
8巻
「あの時と全然違う」
「成蟜反乱の戦いでは、見ていて心臓が止まりそうになったけど…」
「今はどこか安心して見ていられる」
「相手が弱いわけじゃない」
「信が強くなったんだ」
9巻
「女が男のフリをして生きることは」
「”そんなこと”じゃないだろ!!」
「オレに蚩尤の技を教えてくれ!!」
「戦場に行く!!」
「蚩尤とか掟とか関係なく」
「一番くやしいのはその時そこにいられなかったことじゃないのか」
「オレもそれが一番怖いから、だから戦場に行きたいんだ……」
10巻
「そして気付いたんだ」
「あの時、オレは平穏を求めていたんじゃなく、孤独から抜け出したかったんだと──」
「あいつらと同じところにいたい」
「オレも戦場に行って、大金を稼ぐことにした」
「オレは『軍師』になるぞ!」
「何をいきなりビビってんだ!」
「一日でも早く軍師になるんだろうが!」
「せっかく羌瘣が入り口を教えてくれた」
「ここから先は、オレしだいだ!!」
馬陽防衛編
15巻
「ごっこじゃない」
「オレはちゃんと軍師になるんだ」
山陽平定編
17巻
「(カイネ) 無事に帰れるんだってね、よかった」
「敵でも一緒に飯食って寝泊まりした奴には死んでほしくねーの!」
23巻
「やっぱり驚いたか」
「正直こういう形でお前の前に現れるのはずっと先のことだと思ってたから」
「オレ自身もちょっと驚いてんだけど…」
「そんなことも言ってらんない状況みたいだからな」
「助けに来てやったぞ、信」
「信(あいつ)と会うのも一年以上ぶりか…」
「この一年で成長しちゃったから…さすがにもう…バレるよな……」
「あいつ、オレが女だと知ったらどんな顔するかな…」
「新参軍師がやっかみに遭うってのは十分知ってるよ」
「だけど今、そんなこと言ってる場合じゃないだろ」
「今まで通りやってちゃ取り返しのつかない事になるからオレが来たんだろ」
「そうか…これが戦場の空気か。戦る前からこれかよ…呑まれるものか」
「オレが戦場(ここ)を呑んでやるんだ」
「脱出経路くらい確保しとくよ、最初っからね」
「(明日でいい?) そうはいかない」
「オレの小さな誤りで数十人単位で人が死んでしまうんだ」
「策を練り上げておくことに越したことはない」
「(死人の数は)しょい込むに決まってるだろ」
「オレは戦場で指示するとき」
「あらかじめどのくらい死ぬか分かってて送り出してんだぞ」
合従軍編
27巻
「乱戦が長すぎる」
「もはや隊の形なんてなく、中でバラバラになって戦ってるのに間違いない…」
「突入するぞ、中で隊を立て直す」
「オレがいない間にお前らが全滅なんてしたら、軍師になった意味がないだろうが」
「何が同じだ」
「長平はたとえ投降しようとそれは、寸前まで兵士だったんだ」
「それとお前がこれまで手にかけてきた人間が、同じだなんて絶対に言わせるか」
「無力な女子供まで殺してんじゃねェよ、このクソヤロォが」
「子供に何の罪がある、赤子に何の罪がある」
「まだ何も分からないで、ただ一方的に…命を奪われてっ…」
「お前は長平の復讐と称して、虐殺目的で戦争をしてる最低の異常者だ」
30巻
「(休め?) オレはいいよ」
「みんなみたいに血を流して戦ってるわけじゃないんだから」
「これくれいどうってことない……」
31巻
「飛信隊は本当に白兵戦で叩き上げられてきた隊だ」
「騎馬もないこの単純な歩兵の戦なら、あの玉鳳にも楽華にも負けない自信がある」
「今回の守城戦は、ただ守るだけじゃ正直厳しいと思う」
「守りの中でもこちらから何かしかけて敵戦力を削りたい」
「そうすれば戦力補給が困難な孤軍である李牧軍には嫌な打撃となる」
「蕞は落ちない…たとえ落ちたとしても」
「その時はオレも仲間と一緒に死ぬ」
32巻
「飛信隊っ、敵を殲滅せよ!」
屯留編
35巻
「大丈夫大丈夫、このくらいの敵ならね」
「壁が将軍に昇格したように、この二年でオレ達も成長したんだよ」
「でもね、壁」
「やっぱりこの二年で一番大きく成長したのは、信(あいつ)だよ」
「武将には二種類いる」
「常に本陣に構えて全体に安心を与える武将と」
「自ら先陣にて矛をふるい軍の士気を高める武将」
「もちろん信の目指す武将の姿は後者だ」
「信はもう、受けついだ王騎将軍の矛を使う準備に入ってるんだ」
「本来二人を同じ所で戦わすのは得策じゃないけど、今回は例外」
「”早さ”が勝負」
著雍攻略編
36巻
「欲望とか分からない」
「ただオレは、信の夢がかなってほしいと願ってる」
「いや、それと…オレもあいつと一緒に幸せになりたい」
「オレは戦場(ここ)で戦って、そして幸せになるんだ」
毐国反乱編
39巻
「信、この戦いは…絶対に”屯留”の二の舞にしてはいけない」
「あの時は…成蟜救出にギリギリ間に合わなかった…」
「今度は絶対にそんなことがあってはいけない」
「今回救わなくちゃいけないのは、政の子供だ」
40巻
「くそっ。どこかに、オレがどこかに活路を見ィ出さないと」
「せっかく政が加冠し秦国が生まれ変わろうとしてるのに…」
「全てが無に帰してしまう」
「オレは飛信隊の軍師でもあるけど、総司令・昌平君の弟子でもある」
「今はオレを…昌平君を信じてくれ」
黒羊丘編
42巻
「今日一日の苦戦の中で、やれることやれないこと、この樹海地での戦い方が大体分かった」
「この首にかけて明日は前線を突破して、隊を中央丘横まで持って行く」
「今は全て軍師にかかってる。オレを信じて待ってて、信」
「あきらめちゃダメだ。たとえ昌平君が”無手”と言った状況であっても」
「そこに道を切り開くのが飛信隊の軍師だ!!」
「どんだけ模擬戦をやっても、やっぱり舟か橋がないとこの川は攻略できない」
「でも舟を作る時間なんて当然ない」
「だから橋をかけるしかない」
「これから飛信隊流の橋をかけて、この川を攻略する」
「この渡河には”武力”も”知略”も必要ない。必要なのは”別のもの”だ」
「そして、それは誰よりも渕さんが強く持ち合わせているものだ」
「”責任感”だ」
「バッ、バカなこと言うな。先生はオレの十倍凄いんだぞ」
「でも、今日ので九倍くらいにはいけたかもしれない」
43巻
「今、右の戦場の”主導権”は完全にオレ達が手にしてる」
「これからそれを桓騎軍全体のものに広げる」
45巻
「こんなの…軍略でも戦術でもない…」
「こんな勝ち方…昌平君でも李牧でも決して真似できやしない」
「結果だけを見れば、大軍略家の出せる以上の結果を叩き出したことになる…!」
鄴攻略編
46巻
「たしかにこの三隊は、そこらの大隊より重要なのは分かる」
「…でも、やっぱり一番重要なのは、鄴攻めの全権を担う総大将だよ」
「軍の体力調整…王翦将軍の本番への助走はもう始まっているんだ…」
47巻
「何言ってんの」
「列尾はここ(落として)からが忙しいんだよ」
「それにね、震えてこその飛信隊だよ、仁」
「その優しさと弱さは、これから強くなれる証だ」
「だから…この手の震えは、決して恥じるものではないよ、仁」
49巻
「李牧が自ら麻鉱を討ったんだ」
「あの流れは、もう止められない…」
「蒙恬……あの昌平君(先生)ですら、その才能の底が見えなかったと言われた男」
50巻
「この大戦はきっと永く語り継がれる」
「史に名を刻みなよ、信」
「ダメだ…さっきから何をやっても裏目に出る」
「オレの意図が全て見透かされてるみたいに…」
「なのにオレは相手の考えが全く読めてない…」
「読めないから受けきれず、隊がやられていく…」
「何で読めない」
「相手は基礎戦術から変化をつけてくるだけなのに…」
「その変化が全く読めない……」
「一体何なんだ、この敵は……」
53巻
「(隊形?) 構わない!!」
「……理屈じゃない。今がっ…」
「恐らく、飛信隊は今この瞬間が、今までで一番強い…!!」
54巻
「多分今日、大勢死ぬ…死なせてしまう…!!」
「でも、それでも…」
「ありがとう、信」
「俺も今日が一番勇気が必要だった」
「もらったよ」
「現場の兵を二人の判断で動かして…助けるべきところだけを助けて」
「助からないと思うところは最初から助けに行かないで」
「うちが趙峩龍軍と戦うのは初めてだ」
「だから驚いているはずだ、この攻めの力に」
「そしてこれが…このくらいが飛信隊の力だと勘違いさせるんだ」
「本命が最前線に出た時、飛信隊の力は趙峩龍の読みを上回る」
「それで一気に趙峩龍の首を取る!!」
「……あれが本当の趙峩龍の防陣だ」
「尭雲があの元三大天・藺相如の”剣”だったならば、趙峩龍は”盾”だったんだ」
「つまりあれは、趙三大天の鉄壁の守り」
「抜くに決まってる」
「だってあいつは…三大天や六将らと並ぶ…いやそれを追い抜くっ…」
「大将軍になる男だから!!」
57巻
「さすがに後がない敵も必死になって守ってる」
「でもいわばこれは最後の砦…」
「力でねじ伏せろ、ここを抜ければ本当にもう李牧本陣だっ」
「それは違う!」
「戦争が無くならない原因の源は、あんた達の方だっ」
「でも…それは否定はしない、思いはそれぞれだ」
「オレ達の思いも決して子供じみたものじゃない、本当に……」
「ただ今は戦争だから互いにぶつかり合うしか仕方がない…」
「仕方がないから信はいつもこう言うんだ…」
「金毛、お前の思いもオレ達が背負っていくって……」
「(思いは)分かるよ」
「ちゃんと分かるから信は強いんだ」
「そして飛信隊も…」
58巻
「早く起きないと、全部終わっちゃうよ?」
「飛信隊も、信の夢も」
「だ…だって…なってないじゃん…」
「まだ天下の大将軍になってないじゃん、信っ」
59巻
「(犠牲は)たくさん出たよ、大切な仲間を大勢失った」
「だから……立ち止まらず前に進まないと!」
「急な大移住が不安と言っておきながら、軍隊の軍師としての考えは…全く別…」
「李牧が欠けゴタついている趙には、今こそ攻め刻(どき)だ」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
アマゾンリンク
コミックシーモアリンク