原作小説「銀河英雄伝説8巻(祭りの後)」の名言・台詞をまとめていきます。【2】
(旧アニメ3期相当)
銀河英雄伝説8巻 乱離篇
第七章 失意の凱旋
「あなたから凶報を聞いたことは幾度もあるが、今回はきわめつけだ」
「それほど予を失望させる権利が、あなたにあるのか?」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)
「誰も彼も、敵も味方も、皆、予をおいて行ってしまう!」
「なぜ予のために生きつづけないのか!」(ラインハルト)
「予には敵が必要なのだ」(ラインハルト)
「予はあの男に、予以外の者に斃される権利などを与えたおぼえはない」
「あの男はバーミリオンでもイゼルローン回廊でも、予を勝たせなかった」(ラインハルト)
「予の貴重な将帥を幾人も斃した」
「そのあげくに、予以外の者の手にかかったというのか!」(ラインハルト)
「いや、フロイラインにはつねに予の傍にいてもらわねばこまる」
「フロイラインは予の幕僚総監なのだからな」(ラインハルト)
「ヤン・ウェンリーを斃す権利は、宇宙でただひとり、わが皇帝の御手に帰するものだ」
「たとえ大神オーディンであろうとも、それを侵すことはかなわぬ」(オスカー・フォン・ロイエンタール)
「そうか、そいつは気の毒だ」
「この将来、(後継者は)苦労が多いことだろうな」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)
「わが皇帝よ、あなたは私に過分な地位と権力を与えてくださるが」
「何を望んでおられるのか」(ロイエンタール)
「私が単に忠実で有益な覇道の歯車であれば、それでいいのか」(ロイエンタール)
「卿にはわかっているはずだ、ミッターマイヤー」
「昨日正しかった戦略が今日も正しいとはかぎらぬ」(ロイエンタール)
「生まれてきた子に罪はない、か」(ロイエンタール)
「さあな、子を持たぬおれにはわからぬ」(ミッターマイヤー)
「いないほうがいいさ、背かれる心配がないからな。だが、もうよそう」
「見たこともない赤ん坊のために、おれたちが争う理由などないさ」(ロイエンタール)
「何かこう、宇宙の半分が空虚になってしまったような気がします」(カール・エドワルド・バイエルライン)
「ヤン・ウェンリーはわが皇帝と帝国にとって憎むべき敵ではありましたが」
「偉大な用兵家であったことはたしかです」(バイエルライン)
「昼が昼らしくあるためには夜を必要とするように」
「わが軍にはあの男が必要だったのではないでしょうか」(バイエルライン)
「おれは卿に用兵術は教えたつもりだ」
「だがな、いいか、恋人の探しかたと冗談口のたたきかたは自分で勉強しろ」
「自習自得もたまにはよしだ」(ミッターマイヤー)
「ああ、そうか、フロイラインを帝国宰相にでもしないかぎり」
「予の(政治的)相談には応じてくれぬのだな」(ラインハルト)
「貴族制度などというものは、老人がいずれ墓にはいるように」
「歴史博物館のなかにしか残らなくなるさ」(ミッターマイヤー)
「ひとりの貴族が死んで一万人の平民が救われるなら」
「それが予にとっての正義というものだ」(ラインハルト)
「餓死するのがいやなら働け」
「平民たちは500年間そうしてきたのだからな」(ラインハルト)
「もし予が死んで血族なきときは、予の臣下でも他の何者でもよい」
「実力ある者が自らを帝位にでも王位にでもつけばよかろう」(ラインハルト)
「もともと予はそう思っていた」(ラインハルト)
「予が全宇宙を征服したからといって」
「予の子孫が実力も名望もなくそれを継承すべき理由はあるまい」(ラインハルト)
第八章 遷都令
「オスカー・フォン・ロイエンタール元帥は、軍人としては偉大であり」
「行政官としては有能であった」(エルネスト・メックリンガー)
「なぜよりによって三者のうちロイエンタールを、とは」
「後日になってこそ言いうる疑問である…」(メックリンガー)
「ヤン未亡人は美しい女性でしたよ」(ナイトハルト・ミュラー)
「このままでは、わが帝国は一酷吏の跋扈するところになってしまう」
「大げさかもしれぬが、毒草は芽のうちに摘むべきだろう」(ルッツ)
「あいつは小物だ。その証拠に、実物より大きく映る鏡を見せれば喜ぶ」
「私は奴のほしがる鏡をしめしてやっただけさ」(アドリアン・ルビンスキー)
「キルヒアイスの墓がオーディンにある」(ラインハルト)
「予が予のつごうで政庁と大本営を遷したからといって」
「故人の眠る場所をほしいままに動かすわけにはいくまい」(ラインハルト)
「予はいずれオーディンに還る。だが、その時期はまだ予の掌中にはない」
「還る日までに、すませておかねばならぬことが数多くあるはずだから」(ラインハルト)
「フェザーンは近く正式に銀河帝国の首都となる」
「名実ともに宇宙の中心となるのだ」(パウル・フォン・オーベルシュタイン)
「市井の庶民といえども、転居のときにはあらかじめ掃除をするものだろう」
「フェザーンにかぎらず、帝国全土を陛下の御為、清潔にする必要があると卿は思わぬか」(オーベルシュタイン)
「虫が食った柱だからといって切り倒せば、家そのものが崩壊してしまうこともあるだろう」
「大と小とを問わず、ことごとく危険人物なるものを粛清し終えた後に、何が残るか」(アントン・フェルナー)
「軍務尚書自身が倒れた柱の下に敷かれるかもしれんな」(フェルナー)
第九章 八月の新政府
「皇帝ラインハルトは、ええかっこをするのが好きだからな」
「ヤン提督が生きている間でさえそうだった」(ワルター・フォン・シェーンコップ)
「まして彼が亡きいま、おれたちみたいな小物を相手に」
「こざかしい策略など使う気にはなるまいよ」(シェーンコップ)
「生前、あの人はミュラー提督をよく賞めていたわ」
「彼が来てくれたと聞けば喜ぶでしょう。ぜひ会わせてあげたいわ」(フレデリカ・グリーンヒル)
「あなたにお目にかかれて、うれしく思います」
「あなたのご主人は、わが軍にとって最強の、そして最良の敵でした」(ミュラー)
「ミュラー提督、このような仮定を申しあげることをお赦しください」(ユリアン・ミンツ)
「もし、あなたがたの敬愛なさる皇帝ラインハルトが亡くなったとしたら」
「あなたがたは仰ぐ旗をお変えになりますか?」(ユリアン)
「どうせ必要以上のものは置いておけない」
「持っていって自由に費ってもらったほうがいいですよ」(ユリアン)
「給料や退職金を出せるわけでもないのですから」(ユリアン)
「いまイゼルローンが安泰でいられるのは、皮肉なことに」
「その戦略的価値を失ってしまったからです」(ユリアン)
「価値が回復されるとき、つまり帝国に分裂が生じるとき」
「イゼルローンにとって転機がおとずれるでしょう」(ユリアン)
「どのみち、急速に事態が変わるとは思っていません」(ユリアン)
「国父アーレ・ハイネセンの長征一万光年は50年がかりでした」
「それぐらいの歳月は覚悟しておきましょうよ」(ユリアン)
「何と言われてもかまいませんよ」
「成功さえすればね」(ユリアン)
「まあ、いいさ。トリューニヒトの能力と知識だけを活用すればよい」
「奴の人格的影響を受ける必要はないだろう」(ロイエンタール)
「戦略は正しいから勝つのだが、戦術は勝つから正しいのだ」(ヤン・ウェンリー)
「だから、まっとうな頭脳を持った軍人なら」
「戦術的勝利によって戦略的劣勢を挽回しようとは思わない」(ヤン)
「いや、正確には、そういった要素を計算に入れて戦争を始めたりはしないだろうよ」(ヤン)
「戦術は戦略に従属し、戦略は政治に、政治は経済に従属するというわけさ」(ヤン)
「ひがんではいけませんな、アッテンボロー提督」
「女に関しては1の下は0。コンマいくつなんてのはないんですから」(オリビエ・ポプラン)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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