原作小説「銀河英雄伝説7巻(イゼルローン再奪取)」の名言・台詞をまとめていきます。
(旧アニメ3期相当)
銀河英雄伝説7巻 怒濤篇
第三章 「神々の黄昏」ふたたび
「フロイライン・マリーンドルフは、ものごとの道理をよくわきまえている」
「密告などを予が喜ぶものと思っている輩には、よい教訓になったろう」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)
「他人を非難しおとしいれることで自己の栄達をはかろうとする風潮に」
「先制の一撃を加えていただきたいのですけど」(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ、通称:ヒルダ)
「この策がおそらく成功した後で陛下の後味がお悪くなりましょう」
「正面から同盟軍を撃砕することを、お望みなのでしょうから」(ヒルダ)
「フロイライン・マリーンドルフは、人の心を映す銀の鏡を持っているようだな」(ラインハルト)
「ですけど、あたしたちが策を弄せずとも、崩壊に直面して人心の動揺するところ」
「かならず、こちらの求めもしない商品を売りつけにくる者がいるでしょう」(ヒルダ)
「あれ(エミール)がいるもので、予は身辺に不自由せずにすむ」
「いい医者になるだろう、たとえ技術が完璧でなくとも患者が喜んで生命を託すような…」(ラインハルト)
「予には弟がいないから」(ラインハルト)
「皇帝の本領は果断速行にある」
「座して変化を待つのは、考えてみれば皇帝にふさわしくない」(パウル・フォン・オーベルシュタイン)
「ひとつ卿に問うが、もしここにいる提督たちのひとりが同盟首都に使者としておもむき」
「卿らの元首を侮辱したとする」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)
「死をもってその罪をあがなわせようと望む者が、いま同盟軍の幹部にいるだろうか」(ミッターマイヤー)
「では、ヤン・ウェンリーの部下はどうだ」
「生命をかけて上官を救出したが」(ミッターマイヤー)
「わが皇帝は、大なりといえど同盟政府を恐れず」
「小なりといえどもヤン・ウェンリー一党を恐れたもう」(ミッターマイヤー)
「そのゆえんを、卿自身が明らかにしたわけだな」(ミッターマイヤー)
「そのときは、おれもろとも惑星ハイネセンを吹きとばせ」
「積年の混乱は、大半がそれで一掃される」(カール・ロベルト・シュタインメッツ)
「どうかお考えいただきたいものです」
「長年にわたって、ビュコック元帥はあなたと親交がありました」(チュン・ウー・チェン)
「なのに、なぜあなたと会おうとしないのか」(チェン)
「元首の座につかれる以前のあなたをあまりに御存知だからだ」
「とお思いになりませんか」(チェン)
「ビュコック元帥が変わったのではありません」
「それはお認めくださるでしょう」(チェン)
「わざわざこのような書類をつくる必要があるのですか」
「形式も度がすぎるように小官には思われますが」(ムライ)
「わからないかね?」
「むろんジョークだよ」(チェン)
「ジョークとおっしゃるなら、それでけっこうですが」
「帝国軍に対して戦力を糾合せねばならないときに」(ムライ)
「このだけの艦艇と物資をさいたのでは」
「帝国軍の侵攻に対処しえないのではありませんか」(ムライ)
「どうせ糾合しても対処しえないよ」(チェン)
「ムライ中将、本心をいつわっている余裕はない」
「時間を浪費することなく、最善の道を行くとしよう」(エドウィン・フィッシャー)
「ランテマリオ会戦で敗れたとき、わしは死ぬべき身だった」(アレクサンドル・ビュコック)
「貴官に説得されて半年ほど永らえることになったが」
「結局のところ命日が移動するだけのことだな」(ビュコック)
「いや、おかげで多少は女房孝行ができたか」(ビュコック)
「ヤン・ウェンリーは何かと欠点の多い男ですが」
「何者も非難しえない美点をひとつ持っています」(チェン)
「それは、民主国家の軍隊が存在する意義は民間人の生命を守ることにある」
「という建前を本気で信じこんでいて」(チェン)
「しかもそれを一度ならず実行しているということです」(チェン)
「ヤンが敗北するとしたら」
「それはラインハルト・フォン・ローエングラムの偉大な天才によってではない」(ビュコック)
「それはヤン自身の、理想へのこだわりによってだろう」(ビュコック)
第四章 解放・革命・謀略その他
「おい、資金がないぞ」
「これからどうするか決めてくれ」(アレックス・キャゼルヌ)
「なに、いったん借りれば、こちらのものだ」
「フェザーン人は利にさとい」(キャゼルヌ)
「おれたちに皇帝ラインハルトを打倒する可能性ありとみなせば」
「かならず将来にそなえて投資してくる」(キャゼルヌ)
「そしてひとたび投資すれば、それをむだにしないためにも」
「つづけて投資せざるをえない」(キャゼルヌ)
「先に投資した資金、それ自体が双方のつながりを増大させる最初の一滴になる」(キャゼルヌ)
「美人局の成功は、女性の魅力しだいだな」(キャゼルヌ)
「鷹と雀では視点がちがう」
「金貨の一枚は、億万長者にとってとるにたりないが、貧乏人には生死にかかわるさ」(ヤン・ウェンリー)
「このていどでうんざりしないでくださいよ、ヤン提督」
「将来もっと高い山が出てくるにきまってるんですからね」(ダスティ・アッテンボロー)
「全人類の数が400億人、そのうち半数が女」(オリビエ・ポプラン)
「うち半数が年齢制限にひっかかり、さらにまた半数が容姿で落第するとしても」
「50億人は恋愛の対象になりますからな」(ポプラン)
「一秒でも惜しんでいられません」(ポプラン)
「性格の良い女はアッテンボロー提督にまかせますよ」
「おれは性格が悪いほうの半分を引きうけてあげますからね」(ポプラン)
「いいか、ポプラン中佐、心得ちがいをするなよ」
「おれたちは伊達や酔狂でこういう革命をやっているんだからな」(アッテンボロー)
「せいぜい精励なさることですね」
「閣下の世代で決着がつかなかったら、ユリアンの世代が苦労することになるんですから」(フレデリカ・グリーンヒル)
「いずれ必ず枯れるからといって、種をまかずにいれば草もはえようがない」
「どうせ空腹になるからといって、食事をしないわけにもいかない」(ヤン)
「ユリアンはもうすこしむほん気を持つべきだ」
「むほん気は独立独歩の源だからな」(ボリス・コーネフ)
第五章 蕩児たちの帰宅
「イゼルローン要塞は逃げやしないが、新年の乾杯はいましかできないからな」(ポプラン)
「美人か?」
「美人だったら、おれの娘だ。そうでなかったら同姓同名の別人だ」(ワルター・フォン・シェーンコップ)
「平和になったら──退屈きわまるが」
「おれは善良な青少年相手に人生相談室でも開くとしようかと思ってる」(ポプラン)
「人徳あらたかなせいか、おれは年少者に信用があるんでね」(ポプラン)
「おれに言わせれば、問題はカリンが不幸なことじゃない」
「自分は不幸だとカリンが思いこんでいることさ」(ポプラン)
「智者は智におぼれる」
「ヤン・ウェンリーのカレンダーも残りすくないぞ」(コルネリアス・ルッツ)
「いつものことさ、やるしかない」(ポプラン)
「不愉快だな、どうも」
「何がって、地球といいここといい、床に足をつけて闘うことに慣らされてしまった」(ポプラン)
「こんなに不愉快なことがまたとあるか」(ポプラン)
「まさに神算鬼謀というべきだな」(ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ)
「ぼくたちはヤン・ウェンリーに頼りきっていた」
「彼が不敗であることはむろんのこと、不死であるとすら信じていた」(ユリアン)
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