「銀河英雄伝説5巻(連戦)」の名言・台詞まとめ【2】

原作小説「銀河英雄伝説5巻(連戦)」の名言・台詞をまとめていきます。【2】
(旧アニメ2期相当)

 

銀河英雄伝説5巻 風雲篇

→銀河英雄伝説5巻(連戦)

第六章 連戦

「補給路をねらうのは、敵としては当然の戦法である」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「わざわざその点を注意したにもかかわらず、また、高言にもかかわらず」
「油断から貴重な物資をそこなうとは、弁解の余地なし。自らを裁け」(ラインハルト)

 

「これまで確たる方針をたてずにいた私にも責任はあるが」
「一時的な侵攻と寇掠をこととするならともかく」(ラインハルト)

 

「征服を永久のものとするためには慎重を期せねばならない」
「敵の組織的な武力は、これを徹底的に排除すべきであると考える」(ラインハルト)

 

「いよいよ、『ぼやきのユースフ』二世ですね」(ユリアン・ミンツ)

 

「後背(に敵)というと、どのていどの距離だ? 時間的距離でいい」
「では二時間で敵を破り、一時間で逃げ出すとしようか」(ヤン・ウェンリー)

 

「ミスター・レンネンか」
「敵が射程距離にはいる直前に、主砲を三連斉射」(ヤン)

 

「その後、ライガール星系方面へ逃走すること」
「ただし、ゆっくりと、しかも整然と」(ヤン)

 

「これでまた私を憎む未亡人や孤児が何十万人かできたわけだ」
「すべてを背おいこむのは、ちと私の肩には重いな」(ヤン)

 

「地獄へ一回堕ちただけですむものやら…」(ヤン)

 

 

「提督が地獄へいらっしゃるなら、ぼくもおともします」
「すくなくとも、寂しくはありませんよ」(ユリアン)

 

「ばかなことを言うんじゃない」
「お前には天国へ行ってもらって、釣糸で私を地獄からつりあげてもらうつもりなんだ」(ヤン)

 

「せいぜい善行をつんでおいてほしいな」(ヤン)

 

「…ヤン艦隊に所属していたら、生命がダース単位であってもたりやしない」
「一日に二艦隊と連戦するのだからな」(オリビエ・ポプラン)

 

「お前さんの場合、一ダースの生命のひとつごとに一ダースの女が必要だし」
「何かとたいへんだな」(イワン・コーネフ)

 

「そいつはすこしちがうな」
「おれの生命のひとつごとに、一ダースの女がおれを必要としているんだ」(ポプラン)

 

「なに、お前さんがいなくなれば」
「彼女らはべつの男にべつの美点を見つけるだけのことだよ」(コーネフ)

 

「卿らにはよい勉強になっただろう」
「卿らのレベルでは測ることのできない相手がいるのだ」(ラインハルト)

 

「私が卿らに現在の地位をなぜ与えたか、それをよく考えて一から出なおせ」(ラインハルト)

 

「奴の戦術はまったくみごととしか言いようがない」(オスカー・フォン・ロイエンタール)

 

「しかし、まさかヤン・ウェンリーが戦術レベルでの勝利を蓄積させて」
「戦略レベルでの勝利に直結させようとしているとも思えないがな」(ロイエンタール)

 

「どういうつもりでいるのか」(ロイエンタール)

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「すると、戦術レベルでの勝利にヤン・ウェンリーは固執しているように見えるが」
「これすべてローエングラム公を自分の前に引き出して正面決戦をしいるための下準備というわけか」(ロイエンタール)

 

「ローエングラム公がお倒れになれば、吾々は指導者を失い、忠誠の対象を失う」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)

 

「これ以上、誰のために戦うのかということになる」
「敵としては願ってもないことだ」(ミッターマイヤー)

 

「誰をもって後継者となすか、それもさだまってもないことだ」(ロイエンタール)
「誰が後継者になってもローエングラム公ほど絶対の支持はえられんだろう」(ミッターマイヤー)

 

「ワインやビールならまだしも、肉やパンの配給がとどこおりはじめると」
「兵士たちの士気に影響するぞ」(ロイエンタール)

 

「古来、飢えた軍隊が勝利をえた例はないからな」(ロイエンタール)
「やはり、飢える前に戦わざるをえないか」(ミッターマイヤー)

 

「吾々がフェザーンでえた情報によりますと、同盟軍は国内に84ヶ所の補給基地」
「および物資集積所をもうけております」(アウグスト・ザムエル・ワーレン)

 

「わが軍が補給部隊を攻撃されたからには、目には目をもって応じ」
「彼らの補給基地を襲い、できれば物資を強奪してきたいと思いますが」(ワーレン)

 

「うちの艦隊は逃げる演技ばかりうまくなって…」(ムライ)

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「未練がましいことだ」
「まあ、貴重な物資をうばわれては無理もないか…」(ワーレン)

 

「…人間なにかとりえがあるものだ」(ワルター・フォン・シェーンコップ)

 

「ローエングラム公の怒りと矜持も、そろそろ臨界点に達しただろう」
「物資も長期戦をささえるほどの量はない」(ヤン)

 

「近日中に、全軍をあげて大攻勢に出てくるはずだ」
「おそらく、これまでにない苛烈な意志と壮大な戦法をもって…」(ヤン)

 

「まいったな、同盟領それ自体が奴の基地になっているというわけか」(アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト)

 

「…一個艦隊。わずか一個艦隊で、わが軍を翻弄している!」
「奴が好きなときに好きな場所に出現することができるにしてもだ」(ミッターマイヤー)

 

「二年前、リップシュタット戦役で門閥貴族のどら息子どもと戦ったとき」
「奴らみたいに無能な輩はいないと思った」(ミッターマイヤー)

 

「だが、とんでもない誤りだった」(ミッターマイヤー)

 

「ヤン・ウェンリーがいかに智謀の主といっても」
「たかが一個艦隊にしてやられるおれたちの醜態を見ろよ」(ミッターマイヤー)

 

「いっそ84ヶ所の補給基地ことごとくを占拠ないし破壊すればよい」
「そうすればヤン艦隊は飢えて動けなくなろう」(ファーレンハイト)

 

「机上の空論だ」
「全軍をあげて動けばガンダルヴァ星系のわが軍根拠地が空になる」(ロイエンタール)

 

「84ヶ所のことごとくを制しようとしても、それは兵力分散の愚を犯すだけのことだ」(ロイエンタール)

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「現にいままでヤンにしてやられたのは、すべて、各個撃破をもってではないか」(ロイエンタール)

 

「追ったところで奴は逃げるだけという点を指摘しているのだ」
「いたずらに動けば奴にしかける機会を与えるだけだ」(ロイエンタール)

 

「だから、ヤン・ウェンリーを誘い出す」
「罠にかけて奴を誘い出し、包囲撃滅する」(ロイエンタール)

 

「これしかないだろう」
「問題は、どのような餌で奴をつりあげるか、だ」(ロイエンタール)

 

「とにかく、ヤン・ウェンリー艦隊の主力さえたたけば」
「同盟軍はただ辞書の上の存在でしかなくなるはずです」(ナイトハルト・ミュラー)

 

「彼を倒さねば吾々に最終的な勝利はない」(ミュラー)

 

「ばかか、きさまは」
「その調子で行動パターンが読みとれるまで待っていたら」(フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト)

 

「何年かかるか知れたものではない」
「それともすべての補給基地をヤン・ウェンリーが食いつぶすまで待つか」ビッテンフェルト)

 

「ヤン・ウェンリーがさかりのついた猫のように動きまわろうと」
「そんなものは放っておいて敵の首都を直撃すればいいのだ」(ビッテンフェルト)

 

「そして吾々の大部分は本国へ引きあげる」
「すると無傷のヤン・ウェンリーがいずこかの補給基地から出てきて」(ミッターマイヤー)

 

「首都を奪回し、同盟を再建するだろう」
「それを倒すために、また遠征しなくてはならん」(ミッターマイヤー)

 

「卿らはヤン・ウェンリーを恐れること、子羊が狼を恐れるごとしだな」
「後世の冷笑をどうするつもりだ」(ビッテンフェルト)

 

「おれが恐れるのはヤン・ウェンリー一個人ではなく、本国と前線との距離だ」
「それを理解できぬと言うのであれば、卿と語ることは何もない」(ミッターマイヤー)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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