原作小説「クラスで２番目に可愛い女の子と友だちになった」の名言・台詞をまとめていきます。【２】
クラスで２番目に可愛い女の子と友だちになった １巻
５
困ってる子がいたら、助けてあげる。
他の子はともかく、私にとっては、当然のことだ。(朝凪海、幼少時)
「もしのけ者になったとしても、私は一人じゃない」
「…だって、目の前に友達がいるから」(海、幼少時)
「嘘だよ」
「もっともらしい理由はつけたけど、本当はただ逃げたかっただけなんだ」(海)
「(ついてきた？) そんなの…だって、海は私の親友じゃん」
「沙那絵ちゃんと茉奈佳ちゃんも大事だけど、でも、私にとっての一番は海だもん」(天海夕)
「海がいない高校生活だなんて、私、絶対嫌だったから」(夕)
人気者と仲良くしていると、つい自分も偉くなったように錯覚してしまう。(前原真樹)
「夕がどんどん本来の自分を取り戻していく一方で」
「私がどんどん輪の中心から外れていくのは感じてた」(海)
「いつもは私に話しかけてくれた子が」
「だんだん夕のほうばっかりに話しかけるようになって…」(海)
「(言わなかったのは？) …うん」
「頑張って作った友達をとられたくないって思っちゃったから」(海)
「(海が好き？) あ、当たり前じゃん！」
「初めて会ったその時から、ずっと大好きな親友だよ！」(夕)
「だよね。私も、夕のこと、今でも本当に大好き」
「…でも、それと同じくらい、私は夕のことが嫌い、かな」(海)
今日の朝凪は、いつもと違って本当に泣き虫だ。
いや、もしかしたら、普段は一生懸命頑張っているだけなのかも。(真樹)
「…そうだよ。私はよく頑張ったんだよ」
「だから、もっと私のこと褒めてよ」(海)
「(自分が嫌い？) 当たり前じゃん」
「結局、私は夕に、自分がやられて嫌だったことをやったんだよ」(海)
「正直な気持ち、聞かせて…私と遊べなくなったら、寂しい？」(海)
「…寂しいよ、そんなの。決まってるじゃん」(真樹)
「夕にはずっと嘘をついてたわけだから、その辺のケジメはつけなきゃ」
「私も前原も、先に進めないしね」(海)
「(仲良しさん？) …うん。こうなったのはつい最近だけど」
「でも、大切な友達だよ」(海)
「夕も前原も、どっちも同じくらい大事」
「優劣なんかないよ」(海)
「ごめんね、夕。でも、そうしないと、私自身が前に進めない気がするから」
「口だけの『親友』じゃなくて…夕と本当に『対等の友達』になるために」(海)
「海、本気なんだね？」
「もう、しょうがないな…」(夕)
「…なんて、そんなのダメに決まってんじゃん」
「だって、それじゃあ真樹君が可哀想じゃん」(夕)
「真樹君だって友達の海と一緒に遊びたいのに、それを私が独り占めなんて…」
「そんなの、私と真樹君の立場が入れ替わっただけじゃん」(夕)
「そんなのダメだよ、絶対」(夕)
「夕、ごめん。やっぱり、前原と遊ぶのすごく楽しいや」
「しばらく会わないとか、そんなの、今の私には無理だ…絶対に」(海)
「今まで海にもらってばかりだったから、たまには私からもきちんと返してあげたいの」
「だって、海は私の一番の親友なんだから」(夕)
「人の匂いを嗅いでドキドキしてるのは、前原だけじゃないってこと」(海)
「恥ずかしいから、こういうことあまり言わないんだけど」(真樹)
「今みたいに笑ってる海は、誰にも負けないぐらい可愛い…と思う」
「少なくとも俺はそう思ってる」(真樹)
「ねえ、真樹」
「やっぱり真樹って私のこと好きでしょ？」(海)
「…私は真樹のこと、好きじゃないかもしれない」
「うん。だって、私は真樹のこと、好きじゃなくて…」(海)
「…大好き、だから」(海)
エピローグ
「…だから、海。ヘタレな返事で申し訳ないんだけど」
「きちんと自信をもって海のことを好きって言えるまで」(真樹)
「もうちょっとだけ待って欲しいんだ」
「朝凪海と付き合ってますって、堂々と皆の前で胸張って言いたいから」(真樹)
「よかったね、真樹。私が理解のある甘い女の子で」
「他の子だったらぶっ飛ばされるだけじゃ済まないよ」(海)
「へへん、隙あり～」
「唇のほうは、ちゃんと恋人になってからね」(海)
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