原作小説「こちら、終末停滞委員会。」の名言・台詞をまとめていきます。
こちら、終末停滞委員会。 1巻
プロローグ
「(命乞いをしない?) …希望なんて物に救われた事が、かつて一度も無いからさ」(言万心葉)
「(どうして捕まってる?) いろんな秘密を知りすぎた」
「だから、遠くの国に捨てられるんだ」(心葉)
「ていうか、売買されるんだろうな」
「なんでも俺は、20億ドルで売られるらしい」(心葉)
「色んな所で恨みを買っちゃってね。ヘマしちゃったのさ」
「(マフィア?) ううん。私はだたの──魔王」(黒の魔王)
「無理だと思ってても、殆ど可能性は無いとしても」
「頑張らないよりは頑張ったほうが『マシ』でしょう?」(魔王)
「数字で考えよ」
「0か。0.0000001なら、後者の方が大きいんだから」(魔王)
「私にはどうしてもやりたいことがあるからね」
「下らない絶望や袋小路なんかで、物語を終わらせるつもりは無いんだよ」(魔王)
「諦めたらダメだよ!」
「──夢と希望を捨てたら、終わりだよ」(魔王)
「希望なんて持つのは間抜けだけ。期待した分、痛めつけられるだけ」
「そういう運命なんだ」(心葉)
「(運命の)奴隷? どうかな」
「サンドバッグぐらいが分相応かな」(心葉)
「私ね。世界を滅ぼしたいんだ」
「宇宙が鬱陶しくてたまらないんだ」(魔王)
「生きているもの全部がなくなってしまったらどんなに最高だろうか!」
「って思うんだ!」(魔王)
「だから私はそのために、一生懸命頑張るって決めてるの」
「たとえどれだけの絶望に後ろ指を指されても!」(魔王)
「だってね、私は信じているんだよ!」
「──夢は、いつか必ず叶うって!」(魔王)
「…そう。君は私とおんなじだったんだね」
「化物仲間だったんだね」(魔王)
「人間になれなかったもの。人間に憧れたもの」
「強い指向性。いつか終末を迎えるもの」(魔王)
「ねえ、笑わないとダメだよ」
「私達みたいな奴は、必死に死ぬ気で努力して、やっとほんの少しだけ報われるんだ」(魔王)
「例え何を犠牲にしても」
「どれだけ痛めつけられても」(魔王)
「我は魔王也!」
「世界と相対する者也。決して敗北せぬ者也。光に屈せぬ、ますらを也!」(魔王)
「君が青春にたどり着くか、私が終焉にたどり着くか、競争だね」(魔王)
「俺は…っ! サンドバッグなんかじゃ…ない…ッ!」
「生きてる! 生きるんだ!」(心葉)
そうして、俺は死んでしまった。(心葉)
「お前は。いいヤツで居なきゃだめだ」
「だって、誰かがその連鎖を止めねえとさ…終わらねえだろう?」(住職)
「あなたは確かに死にました」
「この度その魂を、私が招喚させて頂いたのです」(ペルシオーネ)
「どうかお願いです」
「その輝かしき勇気で、この世界に救いの手を差し伸べてくれませんか?」(ペルシオーネ)
「アタシ? Luna。まあ使用人っていうかメイドさんっていうか奴隷っていうか…」
「まあここで働いている人的なヤツ」(Luna)
「仕方ないよ。だって、ガキじゃん」
「あんま悲しいことばっかり考えてちゃ、いけないンだよ」(Luna)
「一つお約束しましょう」
「あなたはこの扉を潜れば、きっと素敵な未来にたどり着ける」(ペルシオーネ)
「幾許(いくばく)かの試練や困難が待ち受けているかもしれませんが」
「最後には必ず幸福な結末を迎える」(ペルシオーネ)
「それが世界の法則なのですよ」(ペルシオーネ)
こんな何もない子供…誰かが救ってあげなきゃね…。
アタシみたいな、雑魚1人でも。(Luna)
「最後に良いことを教えてあげましょう」
「運命というのはね──決して変えられないから、運命と呼ぶのです」(ペルシオーネ)
「さあ、ショー・マスト・ゴー・オンと行きましょうか!」(恋兎ひかり)
「──終末停滞委員会」
「終わってる世界を護り続ける、馬鹿な物好きの集まりです!」(ひかり)
第1話
「私は私! 完璧で最強な美少女!」
「素敵な世界ですって? はん!」(ひかり)
「この現実よりも美しい場所なんてありゃしないわ!」
「だって、私が存在する世界なんだもの!」(ひかり)
「私は人間を超越した最強の美少女・恋兎ひかり!」
「神様ごときが、頭が高いのだわ!」(ひかり)
「──ぶっ壊れろ。星屑みたいに」(ひかり)
「(突っ込んだ理由?) 勝負の世界は、いつだって全力!」(ひかり)
「そのメイドさんは、化け物なんだよ」
「だから殺す。簡単な話じゃぜ」(エリフ・アナトリア)
「俺はもう。──諦めることは、諦めた」(心葉)
「それは話が、違うんよ」
「──アタシだけならいーんだよ」(Luna)
「あー、まーね。そンだけの事はしてきたし」
「未来なんてお先真っ暗で、希望の灯火(ともしび)一つ見えたりしないからね」(Luna)
「だから、アタシを壊すのは良いんだよ」(Luna)
「でもこの子は違う。ただの子供なの」
「今まで大変な目にばかりあってきたの」(Luna)
「これから幸せにならないと駄目なの」
「それを邪魔するなら、許さない」(Luna)
「(重大な規約違反?) ──それが何?」
「誰が私に罰を与えるつもりなの?」(ひかり)
「だったら──俺も、それになります」
「俺がアンタたちに協力する。代わりに、俺たちの命を保証してくれ」(心葉)
「心を覗ける事は秘密にしなさい」
「奥の手は最後までとっておくものさ」(エリフ)
「でもさ、駄目だよ」
「──アタシなんか助けたら」(Luna)
「自分の事を一番に考えて。アタシなんてただの機械なんだよ」
「本当の人間じゃないの。悪人ではあるけどね」(Luna)
「…無理ですよ、俺には」
「だって、機械だからとか。悪人だとか」(心葉)
「そんな理由で恩人を見捨てるような奴は…『いいヤツ』じゃないでしょう?」
「俺はそんな風にはなれないですよ」(心葉)
第2話
「蒼の学園の活動で、地上を混乱させるわけにはいかないからね」(フォン・シモン)
「僕たちは主に、目撃者や被害者の記憶の管理と」
「実働部隊が動きやすいように政治的な処理を行っている」(フォン)
「(現行大統領?) ああ、そうだね。経済的主要国の8割は」
「僕たちのヒューマノイドによって国家元首をすげ替えさせて貰っている」(フォン)
「では話そう。この都市と、この学園について。世界について」
「そして、君について」(エリフ)
宇宙はあまりに長い時を過ごしてしまった。
規則正しく美しい科学という法則が綻んでしまう程に。(エリフ)
その綻びこそが、『終末』なのだ。(エリフ)
「どんな小さな妖精も、いずれは巨大な化け物に進化する」
「宇宙の法則さえ、喰らえる程に」(エリフ)
「今年に入って確認した終末の数は、『12897件』じゃぜ」
「そのうちで解決済みの終末が、2180件」(エリフ)
「そう。我々は『終末停滞委員会』なんだ」
「終末は必ず訪れる」(エリフ)
「この数えられない程のクソッタレな反現実によってね」
「ボク達はそれを『停滞』させようと必死こいてるのさ」(エリフ)
「(聞きたいこと?) 境界領域商会について」
「…あいつら、何者なの」(Luna)
「(何故?) 別に」
「アタシ、自由になった暁には──アイツら全員ぶっ殺そうと決めてただけ」(Luna)
「書類の鬼で、とにかく事務仕事の効率化・処理能力の点では蒼の学園でいっちばんです」
「フォン先輩が5日休むだけで、この学園は崩壊すると言われてます…」(小柴ニャオ)
あの子──言万くんを見てると、昔のことを思い出しそうになる。(Luna)
あんな苦しいことがもう一度起きたら、
アタシは本当に壊れてしまうだろうとも思う。(Luna)
死ぬのは良い。
でも、壊れるのは怖かった。(Luna)
「アタシ、普通の人工奉仕者じゃないんだ」
「──かつて、人間だったんだよ」(Luna)
「(世界を護る意思?) そんな意思は僕にもないね…」
「そんな立派な人間じゃない」(フォン)
「僕を奮い立たせるのは、全く違う意思と覚悟だ」
「そのためなら、すべてを捧げると決めている」(フォン)
「──君の素性は、役に立つ」
「何故なら君はボロボロで、切羽詰まっているからだ」(エリフ)
「だからこそ信頼が出来る」
「ごめんね。ボクは今から、そこに付け込もうと思う」(エリフ)
「──ボクの猟犬にならないか?」(エリフ)
「──ジョーカーの最も賢い使い道は、袖に隠しておく事さ」(エリフ)
「人間を操るのは、動物を相手にするよりもずっと簡単だ」
「──満足させたら良い」(エリフ)
「ボクに忠誠を誓うのが最も合理的な判断で、裏切るメリットが無いと思わせれば良い」(エリフ)
「(願い?) 普通に生きていたい。普通のガキみたいに」
「強いて言うなら、それぐらいです」(心葉)
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