原作小説「銀河英雄伝説2巻(嵐の前)」の名言・台詞をまとめていきます。【2】
銀河英雄伝説2巻 野望篇
第三章 ヤン艦隊出動
「あの若いのは、わしだけそんな愚行に加わらんと信じたのさ」
「とすれば、わしとしても信頼に応えねばなるまいて」(アレクサンドル・ビュコック)
「君はなにか誤解しているのではないか」
「私の権限は手順を守らせるところにあるので、手順を破るところにはない」(クブルスリー)
「これはわしがやった(兼任した)ほうがましだったかな」(ビュコック)
「いや、彼女の言うことは正しい」
「人間が年齢の順に死んでゆくのが、まともな社会というものだ」(ビュコック)
「わしのような老兵が生き残って、少年たちが死ぬような社会は、どこか狂っとる」
「誰もそれを指摘しなければ、狂いがますます大きくなる」(ビュコック)
「彼女のような存在は社会には必要なのさ」
「まあ、あんなに弁舌のたっしゃな女性を嫁さんにしようとは思わんがな」(ビュコック)
「戦わずに降伏させることを考えてみよう」
「そのほうが第一、楽だ」(ヤン・ウェンリー)
「兵士は楽でしょうけど、司令官は苦労ですね」(ユリアン・ミンツ)
「ところが、世の中の半分以上は」
「兵士を多く死なせる司令官ほど苦労をしていると考えるのさ」(ヤン)
「武力を持った貴官らが腐敗したとき、誰がどうやってそれを粛清するのだ?」(ビュコック)
「紳士的だと? 人類が地上を這いまわっていたころから、今日に至るまで」
「暴力でルールを破るような者を紳士とは呼ばんのだよ」(ビュコック)
「そう呼んでほしければ、せっかく手に入れた権力だ」
「失わないうちに新しい辞書でも作らせることだな」(ビュコック)
「歴史は貴官になにも答えんかもしれんよ、グリーンヒル大将」(ビュコック)
「君がいてくれないと困る」
「私はものおぼえが悪いし、メカにも弱いし、有能な副官が必要なんだ」(ヤン)
「…はい、つとめさせていただきます、閣下」(フレデリカ・グリーンヒル)
「さあてね、私にもじつはよくわからんのです」
「なにしろあなたは矛盾の塊だから」(ワルター・フォン・シェーンコップ)
「あなたほど戦争の愚劣さを嫌っている人間はいませんが」
「同時にあなたほどの戦争の名人はいない。そうでしょう?」(シェーンコップ)
「私はベストよりベターを選びたいんだ」
「いまの同盟の権力がだめだってことはたしかにわかっている」(ヤン)
「だけど、救国軍事会議とやらのスローガンを君も見たろう」
「あの連中は、いまの連中よりひどいじゃないか」(ヤン)
「どうです、形式などどうでもいい」
「独裁者として民主政治の実践面を守るというのは」(シェーンコップ)
「独裁者ヤン・ウェンリーか」
「どう考えても柄じゃないね」(ヤン)
「そもそも軍人というのが、あたなの柄じゃありませんよ」
「それでもこのうえなくうまくやっているんだ」(シェーンコップ)
「独裁者だってけっこううまくこなせるでしょう」(シェーンコップ)
「ヤン・ウェンリー提督は、勝算のない戦いはなさいません」(ユリアン)
「お前に、スポークスマンとしての才能まであるとは思わなかったよ」(ヤン)
「でも、僕が言ったのは、はったりじゃなくて事実ですよ」(ユリアン)
「私はだめだな。自由惑星同盟に、いささか深くかかわりすぎた」
「給料をだしてくれる相手にはそれなりの義理をはたさないとな」(ヤン)
「最終的にはハイネセンへ」(ヤン)
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