「銀河英雄伝説2巻(キフォイザー星域の会戦・ハイネセン進攻)」の名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説2巻(キフォイザー星域の会戦・ハイネセン進攻)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

銀河英雄伝説2巻 野望篇

→銀河英雄伝説2巻(第一章)

第六章 勇気と忠誠

「決戦はキフォイザー星域ということになるでしょう」
「その際、私は本隊として800隻をひきいます」(ジークフリード・キルヒアイス)

 

「要するに烏合の衆です」
「恐れるべき何物もありません」(キルヒアイス)

 

「忠誠心ですか。美しいひびきの言葉です」
「しかし、つごうのよいときに濫用されているようです」(コンラート・リンザー)

 

「今度の内戦は、忠誠心というものの価値について」
「みんなが考えるよい機会を与えたと思いますよ」(リンザー)

 

「ある種の人間は、部下に忠誠心を要求する資格がないのだ、という実例を」
「何万人もの人間が目撃したわけですからね」(リンザー)

 

「よし、ここは後退だ。多大の犠牲を払ってまで、死守する価値はない」
「奪回するのはローエングラム侯にやっていただこう」(オスカー・フォン・ロイエンタール)

 

「メルカッツ提督は、閣下がお生まれになる以前から軍人として名声のあった人です」
「彼に自由な手腕をふるわせては、事態がいささか面倒になるでしょうな」(パウル・フォン・オーベルシュタイン)

 

 

「自由な手腕か。そこが問題だ」
「メルカッツにそうさせるだけの器量が、ブラウンシュヴァイク公にあるとも思えないな」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「御意。メルカッツ提督を相手にするより」
「その背後にいて彼を悩ませる輩をこそ相手にするべきでありましょう」(オーベルシュタイン)

 

「貴族のばか息子どもが、穴のなかにひっこんでいれば長生きできるものを」
「わざわざ宇宙の塵となるためにでてくるとはな」(ウォルフガング・ミッターマイヤー)

 

「見たか、ばか息子ども。戦いとはこういうふうにやるものだ」
「きさまらの猿にも劣る頭で、憶えておけるかぎり憶えておけ」(ミッターマイヤー)

 

「生死は問わぬ」
「ブラウンシュヴァイク公を私の前へつれてこい」(ラインハルト)

 

成功した者は、一兵卒でも提督に昇進させてやるぞ」
「それに賞金もだ。機会をつかめ」(ラインハルト)

 

「あまり怒るな。ブラウンシュヴァイク公は病人なのだ」
「精神面のな」(ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ)

 

「その病気を育てたのは、いつかもいったが、500年におよぶ貴族の特権の伝統だ」
「公爵は、むしろその被害者なのだ」(メルカッツ)

 

「100年前ならあれで通じたのだがな」
「不運な人だ」(メルカッツ)

 

「なるほど、ブラウンシュヴァイク公は不運な人かもしれない」
「だが、その人に未来を託せねばならない人々は、もっと不運ではないのか…」(ベルンハルト・フォン・シュナイダー)

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特権を持つ者は、それを持たない人々の全存在、全人格を容易に否定することができる。

 

「ゴールデンバウム王朝も、これで終わった」
自らの手足を切りとって、どうして立っていることができるだろう」(アンスバッハ)

 

「いっそ、血迷ったブラウンシュヴァイク公に」
「この残虐な攻撃を実行させるべきです」(オーベルシュタイン)

 

「そのありさまを撮影して、大貴族どもの非人道性の証とすれば」
「彼らの支配下にある民衆や、平民出身の兵士たちが離反することは疑いありません」(オーベルシュタイン)

 

「阻止するより、そのほうが効果があります」(オーベルシュタイン)

 

「200万人を見殺しにするのか。なかには女子供も多くいるだろうに」(ラインハルト)
「この内戦が長びけば、より多くの死者がでるでしょう」(オーベルシュタイン)

 

帝国250億人民のためです、閣下」
「そして、より迅速な覇権確立のために」(オーベルシュタイン)

 

「この映像を帝国全土に流すのです」
「貴族どもと吾々のどちらに正義があるか、幼児でも理解するでしょう」(オーベルシュタイン)

 

「貴族どもは自分で自分の首を絞めたのです」(オーベルシュタイン)

 

「(別の方法は)あったかもしれませんが」
「私の知恵では他の方法は見つけることができませんでした」(オーベルシュタイン)

 

「おっしゃるとおり、いまさら言ってもしかたのないこと」
「このうえは、状況を最大限に利用すべきです」(オーベルシュタイン)

 

「ラインハルトさまには、もうすぐお目にかかれる」
「そのとき真偽のほどを直接確認すればいい」(キルヒアイス)

 

だが、確かめてどうする。虚報であれば、それでよい。
しかし、もし真実だったらどうするのか。(キルヒアイス)

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第七章 誰がための勝利

「人間は誰でも身の安全をはかるものだ」(ヤン・ウェンリー)

 

「この私だって、もっと責任の軽い立場にいれば」
「形勢の有利なほうに味方しよう、と思ったかもしれない」(ヤン)

 

「まして他人なら、なおさらのことさ」(ヤン)

 

「信念で勝てるのなら、これほど楽なことはない」
「誰だって勝ちたいんだから」(ヤン)

 

「(惑星ハイネセンを初めて攻撃するのは)なんと、このヤン・ウェンリーなのさ」(ヤン)

 

「オーディンか? そちらはお前にまかせるよ」
「私はハイネセンだけでたくさんだ」(ヤン)

 

「さっさと引退して、あこがれの年金生活にはいりたいものさ」(ヤン)

 

「心配ない、グリーンヒル大尉」
「『アルテミスの首飾り』を破壊するのに、一隻の戦艦もひとりの人命も」
「犠牲にしないことを約束するよ」(ヤン)

 

「専制とはどういうことだ? 市民から選ばれない為政者が」
「権力と暴力によって市民の自由をうばい、支配しようとすることだろう」(ヤン)

 

「それはつまり、ハイネセンにおいて現に貴官たちがやっていることだ」
「貴官たちこそが専制者だ。そうではないか」(ヤン)

 

「政治の腐敗とは、政治家が賄賂をとることじゃない」
「それは個人の腐敗であるにすぎない」(ヤン)

 

「政治家が賄賂をとってもそれを批判することが出来ない状態を」
「政治の腐敗というんだ」(ヤン)

 

「人それぞれの正義さ」(ヤン)

 

「…そうか、また老人が生き残ってしまったか」(アレクサンドル・ビュコック)

 

「一時間、いえ、二時間だけいただけますか」
「わたしは、自分が立ちなおれることを知っていますけど」(フレデリカ・グリーンヒル)

 

「でも、いますぐはだめです」
「ですから…」(フレデリカ)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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