原作小説「酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う 2巻」の名言・台詞をまとめていきます。
酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を買う 2巻
プロローグ
「あえて斥候兵(スカウト)という裏方に徹しながら、その実、善行を重ねている心掛け」
「本当に頭が下がります」(エイリア)
「食事もちゃんと食べられるし、柔らかなベッドで寝られるし」
「こんな素敵なイヤリングももらってるし、この間はお金までくださいました」(ティアナ)
「それに引きかえ私のしてることは…」(ティアナ)
第一章
「こちらの地方では広く名前を知られているのですね」
「ハリスさん、さすがです」(エイリア)
「あなた(ハリス)といると退屈しないでいいわ」
「次にどう行動するか予想ができない」(キャリー)
「(どうして?) まだガキだったからな」(ハリス)
(少女を)奴隷として売っぱらうなんてできるわけないだろう?
そんなことをしたら、せっかく築きあげたティアナからの信用が台無しになる。(ハリス)
皆と別れて家路につく。
仕事を終えて家に向かうのが楽しいなんて、前には考えられなかったことだ。(ハリス)
「あなたの着ている肌着には名前が付いてるわ。あなたも知ってるでしょ」
「魔力付与がされている武具でも名前の付いているものは効果が高いって」(ジーナ)
「私の見たところでは、『ハリス様の肌着』は物理的防御力が20%増し」
「冷気緩和90%、祝福20%の効果があるわね」(ジーナ)
「もちろん、あなた専用よ」(ジーナ)
「ティアナはね、自分ではそのことを分かってないけど恒久的な魔力を付与しているのよ」
「針仕事を通じてね」(ジーナ)
「(ティアナは)知ればもっと魔の力を極めたいと思うようになるかもしれないから」
「私のように魔法に魅了されてしまったら、なかなかに人生は大変よ」(ジーナ)
「私は自分で選択したのだからいいけどね」
「でも、ティアナにとってそれが幸せなのかは分からないわ」(ジーナ)
「世の中はいい人ばかりじゃない」(ハリス)
「ご主人様みたいな人ばかりじゃないということですか?」(ティアナ)
第二章
ティアナはまだ子供だ。
繊細で傷つきやすい。(ハリス)
怪我をさせられたのを黙っていたのは、
もちろん俺が怒って何をするのか分からず怖いというのもあるだろう。(ハリス)
ただそれだけじゃない。
きっとこれ以上俺に負担をかけたくないという思いもあるに違いなかった。(ハリス)
「俺は…お前の元気のない姿を見たくない」
「何かあるなら、ちゃんと話してくれないか」(ハリス)
「なあ、ティアナ。世の中にはいろんな人間がいる」
「お前の優しい心は立派だが、それに値しない相手もいるんだ」(ハリス)
「お前、分かってないな。結婚相手の女性で一番大事なのは頭の良さだぞ」
「美醜は二の次だ」(ゼークト)
最初はほんの軽い気持ちだったし、
成長したティアナを抱ければいい程度にしか考えていなかった。(ハリス)
ただ、最近はそれ以上の感情が芽生えつつある。(ハリス)
ティアナの笑顔を見たいという自分の気持ちに気づいてしまった以上は、
俺の取れる選択肢はほとんどない。(ハリス)
戦っているときも真剣な表情なのだけど、ちょっと怖い。
私はやっぱりこういう細かい作業をしている姿の方が好きだ。(ティアナ)
ちょっとかっこいいかもしれない。(ティアナ)
第三章
「俺がいるからな。しばらくは出てこないと思うぞ」
「虎がいるところには狼は出てこんものさ。モンスターも命は惜しい」(ゼークト)
知識として頭に入っているのと、生きた知恵として血肉となっているかの違いだ。(ジーナ)
第五章
ティアナの無垢な笑顔を信じたい。
だが、同じような天使の笑顔の持ち主アイシャが何をしたのかを思い出し、
俺の心は重く沈むのだった。(ハリス)
「人の誠意を信じたいのですがなかなかそうもいかないのですね…」(エイリア)
「あのように信頼を裏切られると心が痛いものですね」
「世の中、ハリスさんのような方ばかりでしたらいいのですけれど」(エイリア)
急にご主人様を取られてしまったような気がした。
なんか嫌だ。(ティアナ)
きれいな人だったけど、悪い人だったのね。
ご主人様のことを悪く言うなんて許せない。(ティアナ)
第六章
「私は(意地悪されても)いいんです」
「でも、ご主人様はダメです」(ティアナ)
「(ティアナを実力行使で?) 全力で抵抗させてもらいます」(ハリス)
「(恨んで?) 滅相もありません。厳しく戒められましたものですから」
「いついかなるときも陛下に仇(あだ)なすことは許さぬと。恩人の言ですからね」(ハリス)
「(陛下に)害意はない」
「昔はクソ野郎と思ってたがな」(ハリス)
「今も思うところはなくはないが無茶はしねえよ」
「俺が馬鹿な真似をやらかしたところで過去は変えられねえ」(ハリス)
占いねえ。あまり信じられないんだよな。
人知で未来を占えるとはおこがましい思い上がりだと思わないか?(ハリス)
第七章
余計なお世話だが俺のことを心配しての弁なのは間違いない。
密のように甘い言葉しか言わない者は信用するな。ジジイもそう言っていた。(ハリス)
第八章
「俺に嫉妬して俺を狙うだけならまだ分かるが」
「他人を巻き込もうとすれば黙っていられねえ」(ハリス)
「先に抜いたのはデニスだぜ。それにここは町中じゃない」
「降りかかる火の粉は自分で払わなきゃな」(ハリス)
「心配するな。俺にはお前がしてくれるおまじないがあるだろう」
「ちゃんと俺は帰ってくる」(ハリス)
「もう謝るのはやめろ」
「大人に甘えるのが子供の仕事だ」(ハリス)
第九章
「ただで飯が食えると思ったが、やっぱりお前の作る料理の方が旨いな」(ハリス)
「ご主人様にそう言われると作り甲斐があります」(ティアナ)
「これから結婚しようって相手の一番の友人の人となりぐらい」
「知っておきたいってことよ」(エレオーラ)
「本人がどんなに表面を取り繕っても」
「付き合っている相手を見れば本性はだいたい分かるわ」(エレオーラ)
「私は遠慮しておきます」
「修行している間、ご主人様のお世話ができませんから」(ティアナ)
「縫い物でお役に立てることが分かっただけで十分です」(ティアナ)
「魔法が唱えられても、ご主人様と一緒にダンジョンに入るなんて怖くて無理ですし」
「それなら、一生懸命にご主人様の縫い物をした方がいいと思います」(ティアナ)
「ご主人様に何をしようとしたんですか!」
「そんな悪い方とは思いませんでした。絶対に魔法なんて習いません」(ティアナ)
「私、美味しいものを食べるのも好きですけど、作るのも好きなので平気です」(ティアナ)
第十章
「確かに一時期は悲しかったです」」
「でも、私はあの人(継父)が可哀そうだと思いました」(ティアナ)
「寒空に物乞いをするのは楽じゃないですよね」
「あの人がこんなことをしてまで私たちを養っていたのを知りませんでした」(ティアナ)
「こんな暖かい上着を買っていただいて、不自由なく暮らせています」
「ご主人様のお陰で私は幸せです」(ティアナ)
「幸せは一人占めしたら逃げていくんだって聞きました」
「なので、そのお裾分けです」(ティアナ)
「裏街が絡んでるとなるとやっかいではあるな」
「まあ、今回はトムのお陰である程度身構えることができる。それだけで段違いさ」(ハリス)
第十二章
「シーフにとってみれば闇は友ですよ」(ハリス)
エピローグ
やれやれ。
物事ってのはうまくいかないようにできているらしい。(ハリス)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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