「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった(クラにか)」の名言・台詞まとめ

原作小説「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった(クラにか)」の名言・台詞をまとめていきます。

クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった 1巻

プロローグ

新年度、新学期──別れの時期である初春を過ぎて、新しい出会いが始まる月。
そんな春のことを、俺は大の苦手にしていた。(前原真樹)

 

「(中学は女子校?) ですね」
「でも、周りは女の子しかいないので、やっぱり高校は共学がいいかなって」(天海夕)

 

「まさか高校になっても(夕と)同じクラスとか正直うんざりです」
「私は疲れたので、皆さんでどうか可愛がってあげてください」(朝凪海)

 

「(ずっと起きて?) う~ん、それは難しい相談ですな~」
「お昼ごはんでお腹いっぱいのところですぐにあの念仏(倫理の授業)でしょ?」(夕)

 

「そんな精神攻撃に抗えなくて」(夕)

 

「夕に言ってたあの話、実は半分本当で、半分は嘘なんだ」
「…本当の目的は」(海)

 

「そ。私、用事、君に。OK?」(海)

 

「わからないって顔してるね」
「私だって、結構勇気出したんだけど…」(海)

 

「(一緒のやつで?) いいよ。前原と私の味の好みって、だいたい似通ってるし」
「(ガッツリ?) 前原、中々やるね」(海)

 

「? どうしたの、前原」
「私の体なんかジロジロ見て。えっち」(海)

 

「じゃ、来週は外で遊ぶってことで。ではまた」
「高校生らしく、たまには街に繰り出しませんと」(海)

 

「ああ、なるほど」
「前原は私との放課後デートに緊張していると」(海)

 

「ふふ、大丈夫だよ。クラスの誰かに鉢合わせてもバレないようにするから」
「若いんだから、たまにはスリルってやつを味わってみようぜ?」(海)

 

『ね? バレなかったでしょ?』
『こういうのは度胸だから。じゃ、今週末もそんな感じで』(海、メッセージ)

 

こうして一人で過ごす時間はいい。
朝凪さんと友達になって騒がしくするのも楽しいが、(真樹)

 

初めての友達付き合いということもあり、気疲れのようなものも同時に感じていたり。(真樹)

 

「…ちゃんと朝凪さんの友達やれてんのかな、俺」(真樹)

 

「ほら、誰もが憧れるアイドルは無理でも」
「その脇にいるバックダンサーならワンチャン、みたいな」(新田新奈)

 

「朝凪に行く人ってだいたんそんな感じなんだよね」(新奈)

 

「色んな人がいるってことは、自分にとって何の興味もない人とか」
「下手すれば内心嫌ってる人とかもいるわけで…」(真樹)

 

「そういう人たちにもちゃんと対応しなきゃいけないっていうのは」
「俺からしてみればやっぱり面倒っていうか」(真樹)

 

「好きでもなんでもないのに、なんでこんなに疲れなきゃいけないのって思う」(真樹)

 

「…まあ、前原のそういうとこ、私は好きだけど」
「あ、もちろん『友達』としてね? そこんとこ勘違いしちゃダメだよ?」(海)

 

「ってか、予想してたけど、前原(の服)はちょっとそれ黒すぎ」
「それじゃ陰ってより、もう闇って感じじゃん」(海)

 

「(行き当たりばったり?) いや、『一緒に遊ぶ』っていう予定は果たしてるからセーフだよ」(海)

 

「私たちもうそれなりの友達なんだからさ、そろそろ『さん』づけやめない?」
「(朝凪?) …。だって、海、って呼んでくれなかったから」(海)

 

「最近はストレス展開が敬遠されてるから…」
「まあ、現実はなかなかそうもいかないけど」(真樹)

 

「そうなんだよね」
「こういうのみたいに、みんなが優しい世界だったら快適なんだけど」(海)

 

こうして遠くから見ると、地味な格好でも朝凪は目立つ。(真樹)

 

いつもは天海さんの存在感に隠れているが、
朝凪だって、どこに出しても恥ずかしくない容姿だと思う。(真樹)

 

「私はいいよ、慣れてるから」
「でも、前原だってひどい言われようだったし」(海)

 

「…友達が悪く言われるのは、やっぱり腹立つよ」
「前原のこと、なんにも知らないくせに」(海)

 

失敗したらそこで道が閉ざされるわけじゃなく、そこからまた新しい道が続いている。
そのことを朝凪は教えてくれたのかもしれない。(真樹)

 

「(迷惑をかけた?) いいってことよ」
「困った時はお互いさま──それが『友達』でしょ」(海)

偶然ながら同じ趣味を共有する仲間を見つけて、勇気を出して俺に声をかけて友達になって、
そこでようやく逃げ場を見つけることができたのに、(真樹)

 

その俺が朝凪にもたれかかってはいけない。
そんなことをしたら、朝凪の逃げる所がなくなってしまう。(真樹)

 

「前原君。もし嫌だったら嫌って言ってくれていいんだけどね」
「良ければ私とお友達になってくれませんかっ」(夕)

 

「他の人がどう思ってるか知らないけど、真樹君はとてもいい人だと私は思う」(夕)

 

「いつもは大人しいかもだけど、ちゃんと自分の考えを持ってるし言えるし」
「それに頭も良くて…私的には海みたいな男の子って感じ」(夕)

 

「海、どうしよう」
「私たち、女の子なのに真樹君より女子力低いんだけど」(夕)

 

「た、卵とバナナだけで作るスフレパンケーキ…!?」
「ね、ねえ海、今、一瞬だけ気を失っちゃったんだけど、真樹君なんて言った?」(夕)

 

「ともかく、私のことを心配してくれてるんだよね?」
「それについてはありがと」(海)

 

「えと…本当になにもしないよね?」
「ま、そうだよね」(海)

 

「前原にそんな度胸あったら」
「そもそも私たち友達になってたかどうかすら怪しかったわけだし…うん」(海)

 

普段は意識せずとも、今回のようなことがあると否応なく気づかされてしまう。
朝凪海は、女の子なのだ。(真樹)

 

「いや、さっきまで寝てた上にお風呂入って完全に目が冴えちゃって」
「…ちょっとだけ話そうよ」(海)

 

「ほーらー、前原ここ。隣に座ってもいいから」
「(俺のベッド?) 今だけは私のベッドなの。…ほら、おいで」(海)

 

「はあ…まさか、前原の家にお泊りすることになるなんてね」
「こんな可愛い女の子を連れ込んで、前原はなんて悪い男なんだ」(海)

 

「ねえ、前原」
「私たち、悪い子だね」(海)

 

「前原、おやすみ」
「…へへ、改めて言うと、なんかこういうのこそばゆいね」(海)

 

ちょっとだけ、ちょっとだけだけど、めっちゃ可愛いかもって思ってしまった…。(真樹)

 

「…あいつも、あんな顔できるんだな」(真樹)

 

「本当にすごいのは、やっぱり夕なんだよ」
「私は凄くないよ。普通。私はそんな器じゃない」(海)

 

「ああやってまっすぐに、空気が悪くなるのもおかまいなしに」
「純粋に誰か一人のためだけに怒ってあげられる」(海)

 

「…ああいうの、その場の空気を最優先にする私には、できっこないから」(海)

 

「(本当はハズレ?) まさかあの空気の中でそんなことを…いつも思うけど、朝凪、お前」
「相変わらずクソ度胸というかなんというか。すごいよ、本当に」(真樹)

 

「俺から朝凪に言うことは変わらないよ」
「…朝凪が当たりくじを引いてくれてよかった。それだだけだ」(真樹)

 

「ほら、前原って、クラス内の劇物みたいなとこあるし」
「他の子じゃきっと耐えられないでしょ」(海)

 

「…こういうの、久しぶりだな」
「寂しい…と思ってるのか、俺」(真樹)

 

「…なるほど」
「つまり、前原は私と会えなくて寂しいと」(海)

 

「ダメダメ、そんなこと言ってももうバレバレだし」
「ほら、もう思い切って言っちゃいな?」(海)

 

「前原真樹は朝凪海がいないと寂しくて死んじゃうんです~って」(海)

 

「…やっぱりそっち遊びにいっていい?」
「私も、ちょっとだけ寂しかったからさ」(海)

 

「前原、あのね」
「手、繋いでもいい?」(海)

 

「なんででも。わかんないけど、なんかそうしたいかなって」
「…ダメ?」(海)

 

「クラスの人たちにはバレてないんだろうけど…ごめんね、海」
「クラスの皆が私を見るのと同じように、私は、私の親友のことをずっと見てたから」(夕)

 

「(どうして秘密に?) それは…ごめん」
「それだけは言えない…言いたくない」(海)

 

「ごめん、夕。私、ひどいヤツだ」(海)

 

言葉というのは、いったん口に出してしまったら、もう元に戻すことはできない。(真樹)

 

たとえ朝凪が忘れてとお願いして、天海さんもそうしようと努めても、
記憶が残っている以上はふとした瞬間に思い出してしまう。(真樹)

 

「別にいいよ」
「友達だろうが親友だろうが、人には誰だって話したくない悩みはあると思うから」(真樹)

 

「バカ、バカ。なんで前原はそんなに優しいの」
「優しいのは前原のいいところだけど、度が過ぎればただのバカなお人よしだよ」(海)

 

「そんなんじゃ、悪いヤツにいつかつけこまれちゃうんだから…」
「例えば、今の私みたいな卑怯なヤツに」(海)

 

「(話?) いいよ。それで私が正直に白状するかはまた別問題だけど」
「(流れ?) わかるけど。でも、私はほら、一筋縄ではいかない女の子だから」(海)

 

完璧ではない。
彼女は、そういう一面も持つ女の子なのだ。(真樹)

 

「予定よりちょっと早くなっちゃったけど…聞いて、前原」
「これから話す、私のちっぽけな劣等感の話を」(海)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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