「銀河英雄伝説5巻(ローエングラム王朝誕生)」の名言・台詞まとめ

原作小説「銀河英雄伝説5巻(ローエングラム王朝誕生)」の名言・台詞をまとめていきます。
(旧アニメ2期相当)

 

銀河英雄伝説5巻 風雲篇

→銀河英雄伝説5巻(第一章)

第十章 「皇帝ばんざい!」

「四万隻の敵艦にかこまれて紅茶を飲むのは、けっこう乙な気分だな」(ヤン・ウェンリー)

 

「貴官が銀河系の私たちと同じがわに生まれておいでであれば」
私はあなたのもとへ用兵を学びにうかがったでしょう」(ナイトハルト・ミュラー)

 

そうならなかったことが残念です」(ミュラー)

 

「恐縮です。私はあなたにこそ、銀河系のこちらに生まれていただきたかった」
「そうであれば私はいまごろ家で昼寝をしていられたでしょうに」(ヤン)

 

「卿にはぜひ一度会ってみたい、と、長いこと思っていた」
「ようやく望みがかなったというわけだ」(ラインハルト・フォン・ローエングラム)

 

「どうだ、私につかえないか」
「卿は元帥号を授与されたそうだが、私も卿に与えるに帝国元帥の称号をもってしよう」(ラインハルト)

 

「今日では、こちらのほうがより実質的なものであるはずだが」(ラインハルト)

 

「身にあまる光栄ですが、辞退させていただきます」
「私はおそらく閣下のお役に立てないと思いますので…」(ヤン)

 

「私が帝国に生を享けていれば、閣下のお誘いを受けずとも」
「すすんで閣下の麾下にはせ参じていたことでしょう」(ヤン)

 

 

「ですが、私は帝国人とはちがう水を飲んで育ちました」
「飲みなれぬ水を飲むと身体をこわすおそれがあると聞きます」(ヤン)

 

「卿の忠誠心は民主主義の上にのみある、と、そういうことなのだな」
「それほど民主主義とはよいものかな」(ラインハルト)

 

「銀河連邦の民主共和政は」
「ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムという醜悪な奇形児を生んだではないか」(ラインハルト)

 

「それに卿の愛してやまぬ──ことと思うが──自由惑星同盟を私の手に売りわたしたのは」
「同盟の国民多数が自らの意志によって選出した元首だ」(ラインハルト)

 

「民主共和政とは」
「人民が自由意志によって自分たち自身の制度と精神をおとしめる政体のことか」(ラインハルト)

 

「失礼ですが、閣下のおっしゃりようは」
「火事の原因になるという理由で、火そのものを否定なさるもののように思われます」(ヤン)

 

「私は(専制政治を)否定できます」
「人民を害する権利は、人民自身にしかないからです」(ヤン)

 

「正義は絶対ではなく、ひとつでさえないというのだな」
「それが卿の信念というわけか」(ラインハルト)

 

「これは私がそう思っているだけで、あるいは宇宙には唯一無二の真理が存在し」
「それを解明する連立方程式があるのかもしれませんが」(ヤン)

 

「それにとどくほど私の手は長くないのです」(ヤン)

 

「私は真理など必要としなかった」
「自分の望むところのものを自由にする力だけが必要だった」(ラインハルト)

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「逆にいえば、きらいな奴の命令をきかずにすむだけの力がな」(ラインハルト)

 

「私には友人がいた」
「その友人とふたりで、宇宙を手に入れることを誓約しあったとき」
「同時にこうも誓ったものだ」(ラインハルト)

 

「卑劣な大貴族どものまねはすまい」
「必ず陣頭に立って戦い、勝利をえよう、と…」(ラインハルト)

 

「私はその友人のために、いつでも犠牲になるつもりだった」
「だが、実際に、犠牲なったのは、いつも彼のほうだった」(ラインハルト)

 

「私はそれに甘えて、甘えきって」
「ついには彼の生命まで私のために失わせてしまった…」(ラインハルト)

 

「その友人がいま生きていたら」
「私は生きた卿ではなく、卿の死体と対面していたはずだ」(ラインハルト)

 

「ヤン提督、私は復讐者ではない。帝国の大貴族どもにとってはそうだったが」
「卿らに対しては互角の敵手であったと思っている」(ラインハルト)

 

「軍事の最高責任者たる統合作戦本部長を収監するのはやむをえないが」
「戦火がおさまって後、無用な血を流すのは私の好むところではない」(ラインハルト)

 

「ところで、卿を自由の身にしたら、卿は今後どうするか」(ラインハルト)
「退役します」(ヤン)

 

「同盟を形式の上でも完全に滅亡させ」
「直接支配下におくことは時期尚早との意見が多うございます」(パウル・フォン・オーベルシュタイン)

 

「私も賛成です」
「ですが、同盟の財政をさらに悪化させる処置はとっておくべきかと存じます」(オーベルシュタイン)

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「何しろ、軍事支出が激減する分、財政は健全化するものですから」
「何も彼らをして第二のフェザーンたらしめる必要はありますまい」(オーベルシュタイン)

 

「首に縄をかけられて、爪先だけは床についているといったところだね」
「レベロも大変だろうな」(ホワン・ルイ)

 

「私は地上で最大の権力をえたはずなのに、会いたくもない男と会わねばならないのか」(ラインハルト)

 

「フロイライン・マリーンドルフ、私は心の狭い男だ」
あなたに生命を救ってもらったとわかっているのに、いまは礼を言う気になれぬ」(ラインハルト)

 

「すこし時を貸してくれ」(ラインハルト)
「こちらこそ、出すぎたまねをいたしまして」(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ、通称:ヒルダ)

 

「どんなお叱りをうけても当然のところですのに」
「そんな風におっしゃられては赤面の至りです」(ヒルダ)

 

「ただ、ご寛容に甘えまして、お願いいたします」(ヒルダ)

 

「ミッターマイヤー、ロイエンタール、おふたかたの功績に対しましては」
「どうか充分に酬いてやってくださいますよう」(ヒルダ)

 

「ロイエンタールは猛禽だ。遠方に置いておいては危険きわまりない」
「あんな男は目のとどく場所で鎖につないでおくべきなのだ」(オーベルシュタイン)

 

「どこへでも行くがいい。滅びるべきときに滅びそこねたものは」
「国でも人でも、みじめに朽ちはてていくだけだ」(ラインハルト)

 

「ゴールデンバウム家再興の夢を見たいというのであれば」
「いつまでもベッドにもぐりこんで現実を見なければよい」(ラインハルト)

 

「そんな奴らに、なぜこちらが真剣につきあわねばならぬ」(ラインハルト)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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