「魔法使いの嫁」の名言・台詞まとめ

アニメ「魔法使いの嫁」の名言・台詞をまとめていきます。

 

魔法使いの嫁

1話

「人間や物の他に、人間じゃないものがいる」
「いつも見ている奴等と違う、こういう奴等もいるんだ」(羽鳥智世、チセ)

 

「なんでもいい…ただ帰れる場所が欲しい」(チセ)

 

「決めた。僕の…弟子にする」(エリアス・エインズワース)

 

「(ルール?) 小言も世間話もいらないよ」(エリアス)

 

「うつむかなくていいよ」
「背筋を伸ばして、しっかり前を見るんだ」(エリアス)

 

「ない…(見えて)よかったことなんて、一度もない!」(チセ)
「いつか君がよかったと思えるようにしよう」(エリアス)

 

「実際そんな無気力でいられると僕が困るんだ」
「人形も悪くないけど、せっかく高値で買ったものだもの」
「観察しがいのあるものじゃないと」(エリアス)

 

「もうそれ(首輪)は必要ないね」
「君は、魔法使いの弟子になったのさ」(エリアス)

 

「”絶滅寸前”、”時代遅れの”が付くけどね」(エリアス)

 

「君を僕の弟子として歓迎するよ、夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」
「いや…チセ」(エリアス)

 

「彼等(妖精や怪異)の親切と好意が、人間にとってためになるとは限らないから」(エリアス)

 

 

「悩んだって構わないさ。魔法使いだって」
「無数にある道の1つ」(エリアス)

 

「君はもう家族のようなものなんだから、甘えてくれて構わない」(エリアス)

 

「(親戚を)好きになれてたら、私は今ここにいなかったかもしれないね」(チセ)

 

「行けない」
「私は…帰らなきゃ」(チセ)

 

「今まで”ここにいていい”って言われたことがなかった」
「でも…あのヒトは言ってくれたから」(チセ)

 

「オモチャだと思ってても、飽きたら捨てられるでもいいの」
「一度だけでも…”家族だ”って言ってくれたから」
「だから…」(チセ)

 

「失せろ、今回は見逃してやる」
「次はサラマンダーのエサだ」(エリアス)

 

「これでいい経験になっただろう?」
「彼等(妖精)の多くは甘い言葉で誘惑してくるやっかいなものなんだ」(エリアス)

 

「僕も真っ先に教えておくべきだったんだ」
「それが君にとっての、僕の役目なんだから」(エリアス)

 

「君はもう僕の弟子なんだから、頼りなさいね」(エリアス)

 

「夜の森は迷いやすい」
「こうやって(抱えて)帰ろう、僕等の家に」(エリアス)

 

「帰ったらその手を手当てしないとね」
「未来の僕の奥さんに傷が残っちゃ大変だ」(エリアス)

 

「君を買ったのは、もちろん弟子にするつもりでもあるけど」
「僕は、君を僕のお嫁さんにするつもりでもあるんだ」(エリアス)

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2話

「弟子と嫁と、どっちを真に受ければいいんだろ」(チセ)

 

「容姿といい性格といい、私にはまだよく分からないヒトだけど…」
「面倒を見てくれるというのだから、悪いヒトではない…と思う」(チセ)

 

「(ハニームーン?) ただ、ちょっとおかしなヒト…かもしれない」(チセ)

 

「骨だから顔色が読めなくて、本気か冗談か分からないんだよな…」(チセ)

 

「あんな頭で外をうろついてたら怪しいだろ?」
「魔法で…ちょっとさ」(エリアス)

 

「なんか…うさんくさいです」(チセ)

 

「この世には、”魔法”と”魔術”がある」
「簡単に言うと、魔術師が扱うものは”魔術”って名の科学だ」(アンジェリカ・バーレイ)

 

「この世の理(ことわり)を理解し」
「自分の持つ魔力でそれを組み替えたり書き換えたりして、結果を起こす」(アンジェリカ)

 

「対して私たち魔法使いが使う”魔法”ってやつは、妖精や精霊の力を借りて」
「その理に干渉して起こす奇跡のこと」(アンジェリカ)

 

「なんなら(魔法を)試してみるかい?」
「誰にだって最初はあるさ」(アンジェリカ)

 

「魔法は奇跡だよ。でも万能じゃない」(アンジェリカ)

 

「どういう過程や過去があれ、君が今ここにいる現実は変わらない」(エリアス)

 

「なんの熱も色もないただの言葉なのに、それが少し心地よくて優しい」(チセ)

 

「父は何をしてるか知りませんけど、母は…死にました」
「私の目の前で。昔のことです」(チセ)

 

「まあブリテンは古い魔法の国」
「魔法使いは生活に根付いた大事な存在なのさ」(エリアス)

 

「まだまだあやつも用心が足りんのう」
「おのが弟子1人捕まえておくことが出来んとは」(リンデル)

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3話

「あやつもなまじ力があるだけに、油断ばかりするのは変わらんなあ」(リンデル)

 

「(いつまで?) 年寄りのくだらない話が終わるまでだよ」
「他人をオモチャにするのは300年前から変わらないな、白花の歌(エコーズ)」(エリアス)

 

「私達は人間のように死ぬことを恐れない」
「いつだって悔いのないよう生きられるだけ生きるものだから」(ネヴィン)

 

「私達は訪れるそれが、この星の生き物全てに等しく与えられるものだと知っているんだ」
「生きることの苦痛も楽しさも、死ぬことの寂しさも悲しさも」(ネヴィン)

 

「それに私は十分生きた」
「ドラゴンにとっても永い…永い年月をね」(ネヴィン)

 

「次の命は次の世代が引き継ぐ、君が悲しむ必要はない」(ネヴィン)

 

「違う…悲しんでなんかいない」
「出来ない。そんな…」(チセ)

 

「生きるものが、死者をうらやむものじゃない」(ネヴィン)

 

「飛べない君には、本当に飛ぶ楽しさを教えた方がよさそうだ」
「今の私に飛ぶ力はないけれど…私の心にある空は見せることが出来る」(ネヴィン)

 

「ドラゴンも魔法も一緒よな」
「人間が増え、時代を経る度、追われていく」(リンデル)

 

「生きるために…飛ぶ…」(チセ)

 

「悲しむ必要など一欠片もないぞ、チセ」
「これは摂理よ」(リンデル)

 

「はるか昔から、ドラゴン達が育んできた精神の末」
「ドラゴン達は皆穏やかに、他の生物の苗床になるのだから」(リンデル)

 

「悲しくは…ない」
「通りすがりに優しくしてもらっただけのようなヒトだったし」(チセ)

 

「でもやっぱり…あの穏やかな還り方は、少し…うらやましい」(チセ)

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4話

「子供は嫌いなんだよ」
「魔力もないのに本質を見る力だけは強いもんだから」
「見破られる時があるんだよ」(エリアス)

 

「あれを早急にどうにかしないといけない、君に浄化してほしいんだ」
「封じることは出来ても、それは問題を先延ばしにするだけだ。」(エリアス)

 

「エリアスが”出来る”って言うのなら…やります」(チセ)

 

「チセ、世界を愛するんだ」
「君のいる世界は、君の味方じゃなかったかもしれない」
「でも敵ではない」(エリアス)

 

「君の鍵はもう銀の錠に差し込まれている」
「後は開けるだけさ」(エリアス)

 

「魔法使い?」
「勘違いをしているようだが、私は魔術師でね」(ミハイル・レンフレッド)

 

「(嘘を好まない?) そうだな。お前達は真実を黙するだけだ」(レンフレッド)

 

「彼女に伝えたらどうだ、スレイ・ベガの末路を」
「遠からず訪れる、その死を」(レンフレッド)

 

5話

「(解放?) 何から?」(チセ)

 

「エリアスからだとしたら、あなたは多分理解しない」
「たとえ嘘でも、私を家族と言ったのはエリアスだけ」(チセ)

 

「あなたの言ったことが嘘でも本当でもどっちでもいい」
「あのヒトは誰よりも先に私を買った」(チセ)

 

「だから、エリアスが私の手を離すまでは…私はあのヒトのものです」(チセ)

 

「忘れたのか? 僕は影、茨の影に潜むもの」
「お前達が”裂き喰らう城(ピルム・ムーリアリス)”と呼ぶもの」(エリアス)

 

「あれは…嫌な奴だ」(チセ)

 

「あ~あ、失敗かあ。形が崩壊しちゃった」
「やっぱりケダモノはケダモノでしかないのかなあ」(カルタフィルス)

 

「貴重な実験結果をありがとう、お兄さん」(カルタフィルス)

 

「死はいつも突然です」
「平等に、遅かれ早かれ訪れるのです」(モリィ)

 

「私にはあの子との思い出がある」
「それだけで十分ですわ」(モリィ)

 

「人間って、おバカで賢くて面白いわね」
「だから私達は、あなた達から離れられないの」(エアリエル)

 

「消したりなんかしない」
「大丈夫、運んでくれる」(チセ)

 

「だからあなたも想像して」
「タンポポが、種を風に乗せるみたいに」(チセ)

 

「そこで芽を出して根付くように」
「逝くべき所へ、逝く風が吹くように」(チセ)

 

「私はいらない子供だった」
「誰にも欲しがられないで、放り出され転がり続けて、やっと…」
「止まり木を見つけたかもしれないのに」(チセ)

 

「私はいつ死ぬんだろう」(チセ)

6話

「僕は人間でも、妖精や精霊でもない半端者でね」
「永く永く生きて、とてもたくさんの人間を見てきたけれど」
「やはり僕にはよく分からないんだ」(エリアス)

 

「彼等の…君達のことが」(エリアス)

 

「考えを理解は出来る、でも共感は出来ない」
「君等が泣き・怒り・笑う理由は知れても、自分のものには出来ない」(エリアス)

 

「そんなに怖がらなくてもいいんです」
「あなたがいらないと言うまで」
「私は、あなたの…そばに…」(チセ)

 

「僕等の家に帰ろうか…チセ」(エリアス)

 

「(同族?) 肉を持つ者に払う敬意などありませぬ」(スプリガン)

 

「お前、異国の神を祭る者ね」
「神父とかいう祭司だったかしら」(ティターニア)

 

「楽園の果実を堕落の実とした侵略の匂いは、ここにはいらない」(ティターニア)

 

「肉の殻を持つ者」
「半端者のお前の変化は、とっても素敵だ」(オベロン)

 

「影の中から見ているだけだったお前が、人間をそばに置くことで」
「漂白の道から外れようとしている」(オベロン)

 

「お前が親かつがいのように振る舞う様は、とても面白いよ」
「しかし…たった1人のための親切の皮、いつまでもつだろう」(オベロン)

 

「いや…今、内臓がギュッと…なんだろう?」(エリアス)

 

「あらあら、まあまあ」
「たまには役に立つのね、この能無しも」(ティターニア)

 

「あれは人の犯した罪さ」
「割を食うのはいつだって、人間の影である俺達だなあ」(オベロン)

 

「10年前に、エリアスに買われてたらよかったのに」(チセ)
「これから…10年じゃきかない時を過ごすのに?」(エリアス)

7話

「お前は何も気にしなくていい」
「師匠は弟子を守るものだ、信頼してくれ」(レンフレッド)

 

「このヒトのことは知らないことばかりだ」(チセ)

 

「心が高ぶれば、体と同じように機能も活発になる」
「だから、なるべく冷静でいること」(エリアス)

 

「これは…ダメなやつだ」
「この手の問いかけに応えちゃいけない」(チセ)

 

「(渡せ?) この子は私を助けてくれたから、まっとうな理由がなかったら嫌です」(チセ)

 

「私は…あのヒトのことどう思ってるんだろう」(チセ)

 

「裏があるとはいえ優しいし、大事なヒトではあるよね」
「なんていったって、放り出されたら生きていけないし…」(チセ)

 

「”おとぎ話の魔法使いだ”と師匠(せんせい)は言った」
「時に手を差し伸べ、時に牙をむく」
「人間のフリをしたがるなり損ないだと」(アリス・スウェーン)

 

「違う…こいつはそんな半端なものじゃない」
「これは…人間にはなれないモノだ」(アリス)

 

8話

「大丈夫、私は起きたでしょ」(チセ)

 

「その名前で…僕を呼ぶな」
「人の肉を得た…化け物の分際で」(カルタフィルス)

 

「化け物が、他者を化け物呼ばわりか」
「笑わせる」(レンフレッド)

 

「チセ、この姿は怖いだろ?」
「戻るから離しな」(エリアス)

「そうですね」
「家の扉がくぐれなさそうなので不便だから、戻った方がよさそうです」(チセ)

 

「お前は私の弟子で、護り手だ」
「護り手が主人のそばを離れるな」(レンフレッド)

 

「渡さない。この子は…絶対に渡さない!」(チセ)
「生意気なガキだなあ」(カルタフィルス)

 

「魔法というのはね、実をいうとやろうと思えばなんだって出来るんだよ」
「でもね、それはしてはいけないことなんだ」(エリアス)

 

「彼の言葉が、頭の中で滑っていく」(チセ)

 

「チセ、それはいけない」
「僕等は世界のルールをねじ曲げてはいけないんだ!」(エリアス)

 

「今なら分かる」
「どれだけ待っても、俺の妹はもう…戻らない」(ルツ)

 

「チセ、俺をお前のそばへ連れていってくれないか?」
「全てをお前にやるから」(ルツ)

 

「大丈夫。もう独りになりたくないのは、私も同じだから」(チセ)

 

「おやすみ、イザベル」
「俺とあの子の時が終わるまで待っててくれ」(ルツ)

 

「(目的?) 苦しみなく生きるため、いつ来るか分からない終わりの日まで」
「朽ちたままは嫌だもの。痛くて苦しい…」(カルタフィルス)

 

「僕の名前は”ヨセフ”だよ、おちびさんさん」(カルタフィルス)

 

「一緒に帰ろう、ルツ」(チセ)
「ああ。お前の帰る所が、これからは俺の帰る所だ」(ルツ)

9話

「遠慮ばかりしてると、踏み外すよ」
「いつか1人で立った時にね」(アンジェリカ)

 

「なんでも1人でやろうとしないこと」
「なんのために力を貸してくれる隣人がいるのさ」(アンジェリカ)

 

「あんたは血の気がとっても多いけど、心臓が弱い」
「だから自分の体をいたわらなきゃね」(アンジェリカ)

 

「(学校?) エリアス達がいる家に置いてもらえるだけで…それで十分です」(チセ)
「チセ、それは依存じゃないのかい?」(アンジェリカ)

 

「私は…ズルい」
「私のことなんとも思ってないヒトに寄りかかって、捨てられても構わないって考えながら」
「捨てられたくとも思ってる」(チセ)

 

「私は…自分勝手だ」(チセ)

 

「昔は、明かりがついた家に帰るのは苦手だったな」(チセ)

 

「あの出来事がお前にかけられた呪いなら」
「俺はそれが、早く解ければいいと思ってる」(ルツ)

 

「人間じゃない体、手足、顔、首…」
「怖くないのは多分…私が呪われてるからだ」(チセ)

 

「チセはエリアスを愛してるんだな」
「あいつがいないのを恐れている」
「でも、それよりも心配してる」(ルツ)

 

「自分以外の何かを愛するのは大事なことだ」
「何かを守るために…自分自身のためにも大切なことだ」(ルツ)

 

「(なぜ?) 目が…合った気がしたの」
「あの日、バラの庭で」(リャナン・シー)

 

「どうしていいか分からない…」
「人間のあんただったら、この変な気持ちが分かるかしら?」(リャナン・シー)

 

「それは私の欲しい答えじゃない」(リャナン・シー)

 

「自分のことしか考えられないような私が言える言葉じゃないよね」(チセ)

 

「だからって! いくら私が自分勝手でも、何も知らずにいられるほど」
「私はあなたに興味ないわけじゃない」(チセ)

 

「本当と嘘が入り混じってる…多分」
「前まではごまかされても構わなかったのに、どうして今はこんなに怖いんだろう」(チセ)

10話

「なんだか静かだね」
「あの子はしゃべる方じゃないのに…」
「(いないと)ひどく空気が冷たく感じる」(エリアス)

 

「だから私は、あのヒトが言わないことは聞かないし」
「都合のいい人間でいたいんです」(チセ)

 

「一度慈悲をかけたなら、独り立ちまで面倒を見るべきだ」(ラハブ)

 

「お前もそろそろ、弟子をとっていい頃だ」
「我々は独りで生きるべきではないんだ」(ラハブ)

 

「”汝の敵を愛せ”とは言わない」
「だが、我々は隣人達から愛されている」
「行き先に迷う者には、杖を貸すのが我々だ」(ラハブ)

 

「呪いも祝福も本質は一緒だよ、リンデル」
「どう受け止めるかだ」(ラハブ)

 

「神々も精霊達も、君のすぐそばにいる」
「誰も君を顧みることがなくとも」(ラハブ)

 

「苦しく悲しく、寂しさにあえいでも、彼等は君をいつも見ていてくれる」
「だから、安心して自分自身を救いなさい」(ラハブ)

 

11話

「エリアス、ようこそ」
「目まぐるしく、醜くも美しい世界へ」(ラハブ)

 

「おぬしはきちんと話せる」
「あれ(エリアス)にも同じようにいろいろ話してやってくれ」(リンデル)

 

「人間はどんな生き物より臆病で残酷だからの」(リンデル)

 

「チセは東洋の者には珍しい赤毛だな、魔法にはピッタリの色じゃ」
「赤は大地の色、星に流れる炎と血の色なのだ」(リンデル)

 

「杖は己で作り、仕上げを年長者がするのが習わしでな」
「削っている間に、己と話すのもいいだろう」(リンデル)

 

「自分と話す…」(チセ)

 

「私…自分のこと、なんにも考えてこなかったんだ」(チセ)

 

「魔法使いや魔術師にとって、名前はとても大事なものでな」
「常ならば、本質や特徴を表す名で呼ばれる」(リンデル)

 

「わしの呪文は歌なのだ」
「今夜は特別に咲いてもらおう」(リンデル)

 

「音に耳を澄ませ、歌に、風の音に、水の音に」
「人は覚えておる。はるか太古、言葉よりも先に生まれ、体に満ちた音を」(リンデル)

 

「魔法も同じよ」
「己の周りに耳を貸し、手を伸ばせ」
「お前はそれを覚えている」(リンデル)

 

「あのヒトがこの景色を見たら、どう言うのかな?」(チセ)

 

「君がいないと…なんだか家が寒いよ」
「今は夏で暖炉も焚いてるのにね」(エリアス)

 

「エリアス。私、あなたのことをいろいろ聞いてしまったんです」
「だから私も、あなたに言えなかったこと話します」(チセ)

 

「杖が出来たらすぐ帰りますね」(チセ)

 

12話

「私は…欲張りになっちゃった」(チセ)

 

「なんで興味がないままでいられなかったのかな?」(チセ)

 

「そうすれば多分不満なんて持たなくてよくて」
「いつ放り出されても諦められたはずなのに…」(チセ)

 

「己をホイホイと捨てられるものみたいな、そんな風に低く見るということは」
「君に救われた我々を、どうでもいいものと言ってるのと同じだよ」(ネヴィン)

 

「羽鳥智世…君は自由だ」(ネヴィン)

 

「君が呪いを抱えて生きても、その末にいつか堕ちても、全ては君の自由なんだ」
「だから誰かのためではなく、君自身がどうしたいかを考えてほしい」(ネヴィン)

 

「言いたいことも聞きたいことも、すぐ言葉にした方がいい」
「言葉は時が経つほどに熟れていくが、色を失っていくものでもあるからね」(ネヴィン)

 

「すぐに帰らなければならなくなったので、帰ります」
「エリアスに伝えたいことがあるので」(チセ)

 

「どこにでも行ける…全てはつながっている」
「なら…」(チセ)

 

13話

「帰ったらすぐ話をしようと思ったのに…」
「どのタイミングで話せばいいのか」
「いや、そもそも何を話せばいいのか分からなく…」(チセ)

 

「話すのって、こんなに難しかったかな」(チセ)

 

「繁殖は出来ただろう、野に去れ」(エリアス)

 

「君がいない時は寒かったけど、こうしていたら温かかった」
「なんでだろう?」(エリアス)

 

「チセ。それは、君にはいらない記憶だ」(エリアス)

 

「嫌です。だ…大事なヒトのことなので!」
「いらなく…ないです」(チセ)

 

「チセは本当に怖くないの?」
「僕のこと」(エリアス)

 

「だって僕は…人間から見たら怖いんじゃないの?」(エリアス)

 

「彼が話す未来にはいつも私がいて」
「だから私と彼には先があるんだと思えてしまった」(チセ)

 

「私が怖いのはエリアスじゃなくて、あなたから手を離されることなんですよ」(チセ)

 

「人間は嘘をつく」
「でも…チセは信じるよ。僕の弟子だからね」(エリアス)

 

「そっか…ぼくは寂しかったのか」(エリアス)

 

「やっぱり、このヒトは子供のままなんだ」
「そのまま大きくなってしまった」(チセ)

 

「じゃあ、人間のことに関しては私が先生ですね」(チセ)

 

「改めて、これからもよろしく…人間の先生」(エリアス)
「こちらこそ、魔法の先生」(チセ)

 

「血のつながりは”個”として生きるにはささいなことよ」(灰の目)

 

「人間はいつも無用に物事を考え過ぎる」
「ただただ本質に溺れればいいものを」(灰の目)

 

14話

「そばに置くならば人の身でない方が都合がよかろう」
「森の影から生まれたなり損ないよりも、人の命はもろいからな」(灰の目)

 

「僕はまだ分からないことがたくさんある」
「チセがいてくれないと…困るよ」(エリアス)

 

「困るし…寒くて、寂しい」(エリアス)
「寒いのは、私も嫌いです。だから、帰りますね」(チセ)

 

「吸血鬼が取り憑いたら…その人間の未来は決まっているだろう」(エリアス)

 

「だって愛してしまったら、私達は…その愛を通さなきゃいけないの」(リャナン・シー)

 

「恐ろしいですとも、誰だって”死”は恐ろしい」
「ですが、逃げられるものではない」(ジョエル・ガーランド)

 

「ダメ…と言いたいところだけど、いいよ」
「チセのわがままは初めてだし」(エリアス)

 

「魔法を使う時、うんと目を凝らす」
「そうすると、ゆらゆらと揺れる光が遊んでいるのが見える」
「これが魔力と呼ばれるもの…らしい」(チセ)

 

「それは夜の星の色に似ている」
「かと思えば、海みたいに青かったり、森の中みたいに緑だったりして」
「時々朝焼けのように白む」(チセ)

 

「まとまって、揺りかごみたいに…包むように…」(チセ)

 

「(なんでここまで?) あなた達の好意って、そういうものなんでしょ?」(チセ)

 

「私は私に笑ってくれた人達には、私のために」
「笑ったままでいてほしいだけなんだよ」(チセ)

 

「人間ってバカね」
「そして…わがままだわ」(リャナン・シー)

 

「いいよ、好きにして」
「あなたがしたいようにしていいんだよ」(チセ)

 

「独りぼっちじゃないなら、待っている人がいるなら、ちっとも怖くなんてないさ」
「だから…この命は君がもらってくれ」(ジョエル)

 

「(悲しいか?) 分からない」
「ただ君が泣いてるのを見るのは、少し体の中身がもやもやする」(エリアス)

 

15話

「人の世は心に毒よ」
「心にたまる毒は、いつか体も侵してゆくもの」(ティターニア)

 

「ねえエリアス、あの子はこちらに近い者」
「あの子を思うなら、人間を捨てさせてしまった方が幸せになれるわ」(ティターニア)

 

「そうでないとあの子、きっと…すぐに死んでしまうもの」(ティターニア)

 

「あまりに老いないと、怖がられるものよ」(シャノン)

 

「異物があると恐れるのは、弱い者の本能だもの」(シャノン)

 

「君(妖精)達は、いつもどこかで僕のことを哀れんだり、あざ笑っているだろう」
「僕はそれを望んでない」(エリアス)

 

「僕を恐れるのは人間達だけど…」
「僕を受け入れたのも、いつだって人間だった」(エリアス)

 

「僕はあの子に、人間のまま生きていてほしい」(エリアス)

 

「出来るじゃない」
「生き物の心…意志は、時に何よりも強い力になる」
「生きたいと思えば、死の淵からも生き返ったりする」(シャノン)

 

「私は医者だから、あなたがどんなに生きたくなくても…あなたを生かす」
「生きてほしいから」(シャノン)

 

「血はいつか絶える」
「だが家は、たとえ1つが崩れても人が生きる限り失われない」
「人が1人でも生きる限り、そこには明かりが灯るだろう」(スプリガン)

 

「お前を照らす明かりがもうないのならば、今度はお前が明かりを守ればいい」(スプリガン)

 

16話

「じゃあさ、私とチセは仲間だな」
「魔法か魔術か違いはあるけどさ、お互い師匠について勉強して生きてる」
「だから仲間」(アリス)

 

「チセがどうこう考える必要ねえよ」
「てめえが幸せか不幸かなんて、てめえで決めるさ」(アリス)

 

「(ついてきた?) それはちょっと…」
「女の子同士の、秘密の話があったので」(チセ)

 

「クリスマスって、こんな感じ…だったっけ」
「次の日が楽しみになるなんて…信じられない」(チセ)

 

17話

「私今、ほとんど何も出来ないんだ」
「たくさんもらってるのに、何も返せてない」(チセ)

 

「体が動くなら、動いて出来ることならなんでもやろう」(チセ)

 

「怖いわよ!」
「けど…弟が戻って来ないことより、怖くないわ」(ステラ・バークレム)

 

「対価を払ってる」
「僕達は万能じゃない」(エリアス)

 

「我々は人の言葉をよく聞く」
「言葉や文字は魂のこもる音と形」
「誰かに届いてしまえば、もう取り消しは出来ぬ」(灰の目)

 

「私達が不利です、あなたは何も失わない」
「勝手すぎる」(チセ)

 

「さあ行け。己という獣の鼻で、死に物狂いで捜すといい」(灰の目)

 

「泣くぐらい思ってるなら、そう簡単につながりなんて切れない」
「家族でもなんでも、そういうのは…」(ルツ)

 

「もう自分の場所は決められたから」(チセ)

 

18話

「いろいろ(体に)乗ってるのは、言わない方がいいかな」(チセ)

 

「あいつは、口より手や足の方がおしゃべりなんだ」(ルツ)

 

「置いて…いかれると思った」
「エリアスも、同じだったのかもしれない」(チセ)

 

「それぐらい思ってくれているんだと…私はうぬぼれてもいいのかな」(チセ)

 

「エリアスが感じているのは多分、”嫉妬”というものだと思います」
「”羨ましい”とか、”どうして私だけ”とか」(チセ)

 

「でも誰かを…何かを羨んでも、恨んだりしても、苦しいままでどうにもならない」(チセ)

 

「それは誰かにぶつけるものじゃないんです」
「自分の中で折り合いをつけなきゃ」(チセ)

 

「そんなこと言って、自分が一番羨んでるくせに…」(チセ)

 

「布団の中で遅くまでおしゃべりをして」
「今夜は…一緒に寝ましょうか」(チセ)

 

「この間まで父親と娘みたいだったのに…今度は、母親と子供みたいだ」(ルツ)

 

「またぞろ密猟者か…愚か者め」
「観念して、土くれになってくれ」(リンデル)

 

19話

「エリアスの言う通り、義務もなければ責任もないです」
「でも雛達は私みたいに、望んでドラゴンの国を離れたわけじゃない」(チセ)

 

「一緒に遊んだあの子達がつらい思いをするのは…嫌です」(チセ)

 

「(カレッジに?) 家にいないと寂しがるヒトがいるので」(チセ)

 

「俺は夜の愛し仔(スレイ・ベガ)を気にしているわけじゃない」
「人間である彼女の未来を気にしてるんだ」(レンフレッド)

 

「行くあてのない者に知識の金庫を背負わせて、先へ運ぶ船へ無理やり乗せる」
「道を提示したと見せかけて、それしかないと思わせる」
「僕等はそう変わりないだろう?」(エリアス)

 

20話

「君のわがままは、いつも君自身のためじゃないな」
「大丈夫、もとからそのためにここにいるのさ」(エリアス)

 

「大丈夫…一緒に帰ろう」(チセ)

 

「出来てしまったからやっただけです」(チセ)

 

「私は、今まで2つの呪いと一緒に生きて…生きてきてしまって」
「1つはスレイ・ベガとしてのこの体で」(チセ)

 

「もう1つは…私が生きる限り、多分ずっと離れることのない呪いです」
「今更1つ増えたところで、どうってことないですよ」(チセ)

 

「これは証明なんです」
「私が自分じゃない誰かのことを…考えることが出来たんだっていう」(チセ)

 

「あなたのパピーはバカですから、体の方が先に動いちゃうみたいなんです」(チセ)

 

「エリアス…バカな私と一緒に考えてくれますか?」
「私とエリアスが隣にいられるやり方を」(チセ)

 

「僕は君ほどパッと走り出せない」
「でも君と一緒に確かめに行くことは出来る」
「ちゃんと僕を連れていってよ」(エリアス)

 

「見付けなきゃ、考えなきゃ…前に進むためのやり方を」(チセ)

 

「やっと死にたくないって思えた端からこれですよ」(チセ)

 

21話

「ホント、赤毛といい、こいつといい、人間は変ですよ」
「嫌なことからは逃げちゃうか、忘れればいいですのに」(セルキー)

 

「わざわざ自分で自分を苦しませるなんて」(セルキー)
「それは…何年生きても分からんなあ」(リンデル)

 

「気にするな、人はいずれ朽ちるものだ」(ピュリス)

 

「今は自分の心配をしなさい」
「他(た)を助けるのは、自分を助けてからでよいのだ」(ピュリス)

 

「どっちかを選ぶっていうのは、難しいわね」(マリエル)

 

「命の代わりにするものは、命しかないわよ」(マリエル)

 

「こんなにもやらなきゃいけないと思って事をなすのは、初めてかもしれない」(エリアス)

 

「己がやらなければならないことを、いつも確かにしておくことだ」(ネヴィン)

 

「何もしないで…起きたら何もかもよくなってるなんて」
「そんな魔法みたいなこと、一度もなかったよ」(チセ)

 

「私は…今のあなたのそばにはいられない」(チセ)

 

22話

「(違う形に)変わったとしても…」
「構わない!」(チセ)

 

「いろんな人達に会えてよかった」
「そうじゃなきゃ、私はあなたに会う前にきっと死んでたから」(チセ)

 

「だからさ…ありがとう」
「あの時、あの手を離してくれて」(チセ)

 

「許さないけど…私はまだ、あなた(お母さん)を忘れないけど…」
「あなたを置いて、前に進むよ」(チセ)

 

「望みが叶えられるかどうかは分からない」
「ただ…聞いてなんとかしようと動くことは出来る」(チセ)

 

23話

「エリアス、哀れな子」
「お前は自分を哀れに思われたくないと言うけれど」
「やはり哀れと思ってしまう私を許してね」(ティターニア)

 

「それでも…あの子と一緒に生きるには、チセが僕にまた触れてくれるなら…」
「僕は僕のやり方を見直さなければいけない」(エリアス)

 

24話

「私とあなたは似てるかもしれない」
「だから…私はここで、あなたをぶっ飛ばさないといけないんだ」(チセ)

 

「そうだ、人が心動く様は美しい」
「喜びも悲しみも苦しみも怒りも、人のそれは世界を動かす」(灰の目)

 

「あなたは私なんかより…」
「私が出会った誰よりも、ずっとずっと苦しいのかもしれない」(チセ)

 

「でも! 痛いからって、他人も同じ目に遭わせていいわけじゃない」
「何をしてもいいわけじゃない!」(チセ)

 

「同じだよ」
「だから、もう終わりにしよう」(チセ)

 

「痛いね…誰にも、分かってもらえないのは」(チセ)

 

「まだ去年の話ですけど、あなたに買い取られて、いろんなことが変わりました」(チセ)

 

「たくさんの人と関わって、いろんな人に助けられて」
「私が思ってるよりも、ずうっと世界は広くて…」(チセ)

 

「生まれ変わったわけじゃないし、今もやっぱりこんな体じゃなければって思うけど…」
「今なら考えられるんです」
「あの時飛ばなかったから、今ここにいられるんだって」(チセ)

 

「そう思うためには、あなただけじゃダメだった」
「でも、あなたがいなきゃダメだったんです、何もかもが」(チセ)

 

「僕は…僕は、君が嫌だということは二度とやらないつもりだ」
「それでも…僕は君に関わることで、また怪物になってしまうかもしれない」(エリアス)

 

「僕でいいの?」(エリアス)

 

「ぶつかったら…分からなかったら…2人でちゃんと相談しましょう」
「ちょうどいいところを探すために」(チセ)

 

「エリアス。これからはあなたの隣で、一緒に歩いてもいいですか?」(チセ)
「もちろん。君は僕のお嫁さんなんだから」(エリアス)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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