アニメ「進撃の巨人 The Final Season(4期) 完結編」の名言・台詞をまとめていきます。
進撃の巨人 The Final Season 完結編(前編)
88話
「あとどれだけ先か分からないが、俺はこの人達を皆殺しにする」
「近いうちにみんな死ぬ」(エレン・イェーガー)
「いや…俺が殺すんだ」
「そうすると決まってる」(エレン)
「きっと、この先もパラディ島が生き延びる道が見つからなかたんだろう」
「何もかもがなくなる、家も人も動物も人生も夢も…」(エレン)
「母さんは、どう思う?」
「死ぬべきは、俺達エルディア人なんじゃないのか?」(エレン)
「壁の王が自死の道を選んだように」(エレン)
「少なくとも”島”と”外”じゃ、死ぬ人の数が違い過ぎる」
「エルディア人が完全に死滅すれば、巨人の問題がなくなるのも事実だ」(エレン)
「そんな結末…納得できない」(エレン)
「未来は…変わらないらしい」(エレン)
「俺も同じだったよ、ライナー」
「半端なクソ野郎だ」(エレン)
「いや違う…それ以下だ」(エレン)
「壁の外の現実は、俺が夢見た世界と違ってた」
「アルミンの本で見た世界と違ってた」(エレン)
「壁の外で人類が生きていると知って、俺は…がっかりした」(エレン)
「俺は望んだんだ」
「全て消し去ってしまいたかった」(エレン)
「まだ、お礼を言ってないと思って」
「何年も私に話しかけてくれて…ありがとう」(アニ・レオンハート)
「寂しくて気が狂いそうだったから、あんたとヒッチの話だけが楽しみだった」(アニ)
「でもなんで、相槌のひとつも返さない岩なんかの相手してしゃべってたの?」
「もっと明るくて楽しい子とかいたでしょ?」(アニ)
「それは…違うよ」
「会いたかったからだ、アニに」(アルミン・アルレルト)
「本当に、何やってんだろ?」
「今、世界中で何千何億の人が踏み潰されてる最中に、私達…」(アニ)
「分かった…あんたがいい人だから、私みたいな敵にも話しかけてたんでしょ」
「エレンとの対話を諦めないのと同じ理由」(アニ)
「いつ目を覚ますか分からない化け物の相手をすることも」
「争いを避けるため…でしょ?」(アニ)
「あと前にも言ったけど、”いい人”って言い方がやっぱり嫌いだ」(アルミン)
「大勢の人を殺した」
「軍人じゃない人も、子供も」(アルミン)
「そして今、生まれ育った島のみんなを裏切る選択をして、仲間を殺した」
「僕もとっくに化け物だよ」(アルミン)
「(未知の世界は)僕等が夢見た世界とは違ったよ」
「でも…まだ僕等が知らない壁の向こう側があるはずだと信じたいんだ」(アルミン)
89話
「(これから?) ごめん、分からないの」(ピーク・フィンガー)
「人類を救うとか、私にはよく分からない」(アニ)
「でも、私はもう戦えない」
「最期の時間くらい…穏やかでいたい」(アニ)
「あなたはもう、つらい思いをしなくていい」
「でも…アルミンは私達と飛行艇に乗り、エレンのもとに向かう」(ミカサ・アッカーマン)
「殺さない」
「遠くに行ったエレンを連れ戻す」(ミカサ)
「私はただ、それだけ」(ミカサ)
「まだ寝てろだと?」
「これ以上寝てたら、お前ら俺の存在を忘れちまうだろうが」(リヴァイ)
「ああ、認めるよ」
「エレンになんの解決策も…希望や未来を示せなかった、私の無力さを」(ハンジ・ゾエ)
「死んだ仲間に報いなければなりません」
「戦士の務めを果たします」(ピーク)
「2本も指がありゃ十分だ、問題ねえ」(リヴァイ)
「あなたは最初から、マーレに服従してなかった」
「今さら背負うものなんて何もないよ」(ピーク)
「ずっと…謝りたかった、お前とベルトルトに」
「全てはあの日、俺が作戦を続行したことから始まった」(ライナー・ブラウン)
「あの日、もし引き返していたら、お前もベルトルトも故郷に帰って家族に会えたのに」
「謝ることすらおこがましく思える」(ライナー)
「よかったよ、アニは…アニのままでいいんだから」(アルミン)
「ハンジさん。あなたの言うとおり、マガト元帥は私達に最後の指令を残したんでしょう」
「”力を合わせてなすべきことをなせ”と」(ピーク)
「(背中に?) 嫌です」
「なんですか? 急に気持ち悪い」(ピーク)
「ねえ、リヴァイ」
「みんな見てるかな?」(ハンジ)
「今の私達を、死んだ仲間に誇れるかな?」(ハンジ)
「奴みてえなこと言ってんじゃねえよ」(リヴァイ)
「確かに君の言うとおりだよ、フロック」
「でも、諦められないんだ」(ハンジ)
「今日はダメでも…いつの日かって…」(ハンジ)
「ダメに決まってるだろう」
「巨人の力はもう、一切消耗させるわけにはいかない」(ハンジ)
「みんなをここまで率いてきたのは私だ」
「大勢の仲間を殺してまで進んできた」(ハンジ)
「そのケジメをつける」(ハンジ)
「アルミン・アルレルト」
「君を15代調査兵団団長に任命する」(ハンジ)
「調査兵団団長に求められる資質は、理解することを諦めない姿勢にある」
「君以上の適任はいない」(ハンジ)
「みんなを頼んだよ」(ハンジ)
「というわけだ」
「じゃあね、みんな」(ハンジ)
「ああ…リヴァイは君の下っ端だから、こき使ってやってくれ」(ハンジ)
「分かるだろ、リヴァイ」
「ようやく来たって感じだ、私の番が」(ハンジ)
「今、最高にかっこつけたい気分なんだよ」
「このまま行かせてくれ」(ハンジ)
「心臓を捧げよ」(リヴァイ)
「ハハッ、君が言ってんの初めて聞いたよ」(ハンジ)
「ああ…やっぱり巨人って素晴らしいなあ」(ハンジ)
「じゃあな、ハンジ…」
「見ててくれ」(リヴァイ)
90話
「ジークは…俺が仕留める」
「力を…貸してくれ」(リヴァイ)
「この飛行艇を飛ばすために仲間を大勢殺しました」
「あれを、無意味な殺戮にするわけにはいきません」(ジャン・キルシュタイン)
「全ては、”地鳴らし”を止めるため」
「俺はなんだってやります」(ジャン)
「俺はサムエルとダズを撃ち殺して、知ってる顔をめちゃくちゃに切り刻んだ」
「裏切り者って言われながら、世界を救うためだって言い聞かせて」(コニー・スプリンガー)
「なあ、ライナー」
「お前もベルトルトもアニも、つらかったよな」(コニー)
「もう、贖うことも出来ない罪だ」
「残りの人類を救ったって、一生自分を許すことはないだろう」(ライナー)
「だから…まあせめて、残りの人類を救おうぜ」(ライナー)
「そうだ…俺達は同じだ、ライナー」
「お前を責める資格なんてなかったんだ、俺は」(ジャン)
「人を救うため人殺しになった」(ジャン)
「俺は、エレンの考えてることが少し分かる気がする」
「エレンは、俺達に止めてほしいんじゃないのか?」(ライナー)
「ずっと疑問に思ってた」
「エレンは全ての巨人とエルディア人に影響を与えることが出来る」(アルミン)
「なのに僕等は、変わりなく巨人の力を使えるままだ」(アルミン)
「(放任?) そう、自由にやらせてる」
「まるで、僕達がどうするのかを試すみたいに」(アルミン)
「あいつだって、つらいはずなんだ」
「人類虐殺なんてとても、耐えられることじゃない」(ライナー)
「エレン…私は、あなたの罪を一緒に背負いたい」
「あなたと同じ罪が私達にもある」(ミカサ)
「だからもう、私達を遠ざけないで」
「だから…お願い、帰ってきて!」(ミカサ)
「”地鳴らし”は止まらない」
「パラディ島の未来を、運に任せて放棄することもない」(エレン)
「俺は進み続ける」(エレン)
「俺は自由を手に入れるため、世界から自由を奪う」
「だが、お前らからは何も奪わない」(エレン)
「お前達は自由だ」
「お前らが世界の自由を守るのも自由、俺が進み続けるのも自由」(エレン)
「互いに曲げられぬ信念がある限り、俺達は衝突する」
「俺達がやることは唯1つ…戦え」(エレン)
「(なぜ呼んだ?) 話し合いは必要ないと話すため」(エレン)
「俺を止めたいのなら、俺の息の根を止めてみろ」
「お前らは自由だ」(エレン)
「捜す手間が省けた」
「攻撃目標、獣の巨人!」(アルミン)
「これに全ての力を用いて撃滅!」
「”地鳴らし”を食い止める!」(アルミン)
「エレン…もう一度質問させてくれ」
「”君のどこが自由なのか”って」(アルミン)
「そこから引きずり出したあと」(アルミン)
完結編(後編)
91話
「(隠してる?) じゃあこの骨の山から」
「縦1メートル横10センチの本体を捜し出せってか?」(ジャン)
「そんなこと出来るわけがねえ!」
「だからもう、腹くくるしかねえ!」(ジャン)
「僕の攻撃を想定してるエレンが、これで死ぬとは思えない」(アルミン)
「でも…この骨をバラバラに吹き飛ばせば」
「エレンやジークの位置が分かるかもしれない!」(アルミン)
「捨てなきゃ何も変わらない、甘い希望は捨てなきゃいけないんだ」
「エレンを、僕が…」(アルミン)
「俺が万全だとしても、あそこに突撃する選択はしない」
「だから…落ち着け」(リヴァイ)
「(敵わない?) だから悠長なことは言ってられない」
「私、別にエレンと友達じゃないから」(ピーク)
「どう考えても最初に撃つのはここ!」
「私の狙いは最初から1つ!」(ピーク)
「消え失せろ! 悪夢!」(ピーク)
「急げ…アルミンを取り戻すぞ、それ以外に活路はねえ」
「さもなくば、全員ここで犬死にだ!」(リヴァイ)
「(もう一度巨人化?) それで? 地鳴らしで、鎧ごと踏み潰されてしまいか?」
「てめえの巨人は、名前の割にしょっちゅう砕けてるからな」(ジャン)
「(勝てるか?) いいや…でもせめて、死ぬところまであがいてみようぜ」
「俺達は、往生際の悪い調査兵団だからな」(ジャン)
「来い! 私は強い…ので!」
「いくらかかってこようと…」(ミカサ)
「いや…私もまさか本当に飛ぶとは思ってなかったんだけど」
「本当に飛ぶから、もう行くしかなかった」(アニ)
「でも…来てよかった」(アニ)
「あんたの幼馴染は捕らわれてばかりだね」
「もちろん取り戻すよ」(アニ)
「もう、エレンを気にかける猶予はなくなった」
「いや、そんなもの最初からなかった」(リヴァイ)
「ミカサ…エレン…エレンを殺そう!」(ジャン)
「ミカサ…ミカサ…ミカサ! あんたはアルミンを救うことだけを考えな!」
「それ以外は考えなくていいから」(アニ)
92話
「私が戦闘に向かない雑用係の巨人だと思ったら…間違いだよ!」
「車力の持続力なら私がやられない限り、勝つまで戦える! 何百回でも!」(ピーク)
「まあ百回勝っても…敵が百万ならどうしようもないね」(ピーク)
「奴の命令をしくじったことはなかった、一度も」
「なのに、奴の最後の命令だけがなぜ…」(リヴァイ)
「俺達の役目は、あそこで終わりだったのかもしれない」
「ガキ共を海に届ける、そこまでの役目だったとしたら…」(リヴァイ)
「なあ…お前達が捧げた心臓(いのち)は」
「ほかの心臓(いのち)を踏み潰すためにあったのか?」(リヴァイ)
「違う…俺達が夢見た巨人のいない世界は」
「あきれるほどおめでたい理想の世界だったはずだ」(リヴァイ)
「そうでなければ、あいつらの心臓(いのち)と見合わない」(リヴァイ)
「エルヴィン、俺は…お前を選ばなかったことに悔いはない」
「お前らと同じ目をした、あいつに未来を託したことに」(リヴァイ)
「僕は僕が嫌いだ」
「ずっとお前は、僕を裏切り続けてきた!」(アルミン)
「もらった命も、期待も責任も! 何も、何1つ…何も返せなかったじゃないか!」
「なのになんで死んでんだよ!」(アルミン)
「ここは夢でも幻でも死後の世界でもない」
「ここは”道”。ここは…現実だ!」(アルミン)
「僕は巨人の口の中にいるはずなのに、なぜみんなの状況が分かる?」
「エルディア人がみんな”道”を通じてつながっているから?」(アルミン)
「それなら、何かここで出来るかもしれない」(アルミン)
「今から遥か昔…まだこの世に物質しか存在しなかった頃」
「有象無象の何かが生じては消えてを繰り返し、やがてあるものが生き残った」(ジーク)
「それを”生命”と呼ぶ」(ジーク)
「生きる目的とは増えることだ」(ジーク)
「僕は、何も諦めてません!」(アルミン)
「種を存続させることが、君にとってそんなに大事なのか?」(ジーク)
「今起きていることは、恐怖に支配された生命の惨状と言える」
「まったく無意味な生命活動がもたらした…恐怖のな」(ジーク)
「案外こと切れる前は、ホッとするのかもな」(ジーク)
「なんの意味があるのかも分からず、ただ増えるためだけに踊らされる日々を終えて」
「”これで自由になった”って」(ジーク)
「このなんでもない一瞬が、すごく大切な気がして」(アルミン)
「僕にとってこれは、増えるために必要でもなんでもないですけど」
「すごく大切なものなんですよ」(アルミン)
「なんの意味もない」
「でも確かに、俺はずっとキャッチボールをしているだけでよかったよ」(ジーク)
「(助けてくれた?) 分からない」
「でも…この機は逃さない!」
「アルミンを返せぇーーっ!」(ミカサ)
「俺に会いたかったんだろ? リヴァイ!」
「俺は会いたくなかったけどなあ!」(ジーク)
93話
「生も死もない、”道”の世界で眠ってたみんなを呼び覚ました」
「全てのエルディア人は”道”でつながっている」(アルミン)
「それは恐らく…始祖ユミルがつながりを求めているからだ」
「僕等に何かを求めて」(アルミン)
「クサヴァーさん、俺達の望みは叶わなかったよ」
「安楽死計画は間違ってなかったと今でも思う」(ジーク)
「でも、あなたとキャッチボールするためなら、また生まれてもいいかなって」
「だから…一応感謝しておくよ、父さん」(ジーク)
「いい天気じゃないか」
「もっと早くそう思ってたら…」(ジーク)
「まあ…いっぱい殺しておいて虫がよすぎるよな」(ジーク)
「この…死に急ぎクソバカ野郎がぁーーっ!」(ジャン)
「鎧の巨人なら、きっと超大型の爆発に耐えられる」
「何よりこの機を逃すことは、ライナーの覚悟をふいにするも同じ」(ピーク)
「ありがとう…みんなの力がなければ、地鳴らしは止められなかった」
「さよなら…エレン」(アルミン)
「後悔がねえわけじゃねえ」
「でも、俺たち間違ってなかったよな?」(コニー)
「(一体なんだ?) さあな。ただ…生かしておくべきじゃないのは確かだ」(リヴァイ)
「まあ、やっぱりな…お前があれで死ぬとは思ってねえからよ」(ジャン)
「あの爆発に耐えたやつをどうやって殺す?」
「狙うべきは…エレンだ!」(リヴァイ)
「分かっただろ?」
「奴を仕留めるまで、この悪夢は終わらねえ!」(リヴァイ)
「これが俺達の最期かよ」(コニー)
「まあな…あとのことは仲間に託す。それが調査兵団の最期ってやつだからな」(ジャン)
「覚えてるか? ジャン、死体を焼いた夜のこと」
「まったく…お前のせいなんだぞ、俺達が人類を救うはめになったのは」(コニー)
「こいつ、兵隊を呼びやがった」
「ふざけやがれ! ここは絶対に通さねえ!」(ライナー)
「本当に地獄が好きなんだな、エレン!」
「いいよ、最後までとことん付き合ってやるよ!」(アルミン)
「俺達は…どうすれば報われるんだあ!」(ライナー)
「もうエレンを殺せるのは俺達だけだ!」(リヴァイ)
「もう、これ以上…耐えられない!」
「帰りたい…私達の家に帰りたい」(ミカサ)
「俺が死んだら、このマフラーは捨ててくれ」
「お前は、この先も長生きするんだから」(エレン)
「俺のことは忘れて、自由になってくれ」
「頼むよ、ミカサ…忘れてくれ」(エレン)
「ごめん…出来ない」(ミカサ)
「いってらっしゃい…エレン」(ミカサ)
「お前達を突き放すことに必死で、自分でもちょっと何やってんだろうって思いながら」
「勢いと流れに任せて…ホントに悪かった」(エレン)
「それは僕じゃなく、ミカサに言うべきだよ」
「あんなデタラメ言って傷つけて」(アルミン)
「全ては突き放した僕等を、エレンを討ち取り」
「人類を滅亡から救った英雄に仕立てあげるため?」(アルミン)
「そうだ、お前達は生き残った人類全ての恩人になるだろう」(エレン)
「島の悪魔でありながらパラディ島に背き、人道を貫いた」
「この世でもっとも敬意を表される存在になるはずだ」(エレン)
「僕達が英雄になれるわけないだろ」
「残念だけど、僕もみんなも君の思いどおりに英雄を演じるつもりはないよ」(アルミン)
「(始祖ユミルは)故郷を焼かれ親を殺され、舌を抜かれた相手に」
「神に等しい力を手にしたあとも従順であり続けた」(エレン)
「”道”で彼女に触れて感じたことがある」
「信じられなかったけど、始祖ユミルはフリッツ王を愛していた」(エレン)
「それが2千年たってもユミルを縛り続けていたものの正体だ」(エレン)
94話
「2千年間ずっと、苦しみから解放してくれる誰かを求め続け、ついに現れた」
「それがミカサだ」(エレン)
「俺もまだ、ミカサが何をするのかは分からない」(エレン)
「俺が確実に分かっていたことは、ミカサがもたらした結果」
「全てその結果に行き着くためだけに俺は進み続けた」(エレン)
「人類を虐殺して、パラディ島で殺し合いをさせて、みんなを…俺の大切な仲間を」
「生き残れるかどうかも分からないまま戦いに巻き込んだ」(エレン)
「アルミン…俺は頭がめちゃくちゃになっちまった」
「始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない、同時に存在する」(エレン)
「だから、仕方がなかったんだよ」
「あの日、あの時、ベルトルトはまだ死ぬべきじゃなかった」(エレン)
「だから見逃して…に向かわせたのは」(エレン)
「(ミカサが)エレンのことを忘れて、誰かと幸せに生きていけると思う?」
「君が望んだとおりに」(アルミン)
「さあ、分かんね」(エレン)
「”分かんね”じゃないだろ!」(アルミン)
「命懸けでずっとエレンだけを見てきたミカサに」
「”俺のことは忘れろ”で済まされると思っているのか!」(アルミン)
「少なくともミカサは、こんな女泣かせのことは忘れて幸せになるべきだね」
「まあ案外すぐにいい人見つけて、あっさりくっつく気もするなあ」(アルミン)
「嫌だ…そんなの嫌だ」(エレン)
「ミカサに男が出来るなんて…一生俺だけを思っててほしい!」
「俺が死んだあともしばらく…10年以上は引きずっててほしい!」(エレン)
「そこまでかっこ悪いことを言うとは…」(アルミン)
「今のはミカサには言わないでくれ」
「幸せになってほしいんだ、ホントに」(エレン)
「死にたくねえ」
「ミカサと…みんなと一緒にいたい」(エレン)
「8割だ…人類の8割を踏み殺した」(エレン)
「俺は文字どおり、壁外人類の根絶を完遂しようとして、お前達に阻止される」
「その結果が8割」(エレン)
「壁外世界はパラディ島と同等の文明レベルに陥ることになる」
「つまり、一方的な報復戦争にはならないだろうが、この争いは終わらない」(エレン)
「アルミン…お前が言ったとおり、俺は自由の奴隷だ」(エレン)
「エレン…確かにこの戦いは終わりが見えないし」
「僕達が体験した地獄は何度も何度も繰り返されたよ、きっと」(アルミン)
「それでも、いつか…いつの日かきっと分かり合えるって…」
「そんなささやかな願いさえ、もう誰も信じない」(アルミン)
「残された教訓は、殺すか殺されるか…それだけだよ」
「全ては僕達のためにやったって言うのか?」(アルミン)
「俺は…平らにしたかったんだ」
「この景色が見たかった」(エレン)
「どうして…どうしてこうなったのか、やっと分かった」
「バカだからだ…」(エレン)
「どこにでもいるありふれたバカが力を持っちまった」
「だからこんな結末を迎えることしか出来なかった」(エレン)
「ありがとう、エレン」
「僕に壁の向こう側を、この景色を見せてくれて」(アルミン)
「これは僕達がやったことだ」
「だから…これからはずっと一緒だね」(アルミン)
「(どこで?) あればだけど、地獄で」
「8割の人類を殺した罪を受けて苦しむんだ…2人で」(アルミン)
「アルミン、時間だ」
「ここで過ごした記憶は消すが、全てが終わった時にまた思い出すだろう」(エレン)
「ああ、次は殺し合いだね。そしてその次に会う時は…」(アルミン)
「ああ…先に待ってる、地獄で」(エレン)
「うん。ずっと…一緒だ」(アルミン)
「ああ…聞いたよ」
「ミカサがもたらした選択の結果が、巨人の力をこの世から消し去ることになるって」(アルミン)
「あいつが、私達に…長生きしろって」
「あんたは? 余計なお世話なんだよ、死に急ぎ野郎」(アニ)
「そう…私も(エレンと)お話ししたかったなあ」(ピーク)
「よお、お前ら…見ていてくれたか?」
「これが結末らしい、お前らが捧げた心臓の」(リヴァイ)
「もう、行くね」
「このままここにいたら、きっとエレンはきちんと埋葬させてもらえない」(ミカサ)
「エレンはいつも、あそこで居眠りしてた」(ミカサ)
「こちらがいまだ巨人の力を有しているなら、力を使って抵抗するでしょう」(アルミン)
「ですが、銃口を向けられた今も無力なままであることは」
「我々が人である何よりの証明です」(アルミン)
「パラディ島のエルディア人、アルミン・アルレルト」
「進撃の巨人、エレン・イェーガーを殺した者です」(アルミン)
「あなただったのね、ずっと私の頭の中をのぞいていたのは」
「あなたの愛は長い悪夢だったと思う」(ミカサ)
「もう奪われた命は帰ってこない」
「それでも…あなたに生み出された命があるから、私がいる」(ミカサ)
「おやすみなさい、ユミル」(ミカサ)
「巨人がいなくなっても、争いはなくならない」
「エレンは知る限りの未来を私に伝えました」(クリスタ・レンズ、本名:ヒストリア・レイス)
「それ以上先の未来まで見ることができなくても」
「この未来だけは鮮明に見ることが出来ました」(ヒストリア)
「きっと、この結果はエレンだけの選択ではありません」
「私達の選択がもたらした結果が、この世界なのです」(ヒストリア)
「私達は戦わなくてはなりません、これ以上戦わないために」
「再び安寧とは無縁の日々を生きることになろうとも」(ヒストリア)
「彼が私達に望んだ人生ではありませんが、彼が望もうと望むまいと」
「私達には託されました」(ヒストリア)
「残された猶予をどう生きるか」
「この…巨人のいない世界を」(ヒストリア)
「何度見てもヒストリアの筆跡は美しいな」
「いい匂いもする」(ライナー)
「あのバカ野郎が押し付けた世界の英雄の役がこれだ」
「何が”長生きしてほしい”だよ」(ジャン)
「なんだ、アニ」
「今さら生きて帰れるつもりで船に乗ったのかよ」(コニー)
「またこうして地獄に向かってることが答えさ」
「調査兵団は夢見がちで、諦めの悪い連中だから」(アルミン)
「とりあえず、まだ殺されないさ」
「パラディ島のみんなは知りたいはずだから」
「僕達の物語を」(アルミン)
「僕達が見てきた物語」
「その全てを話そう」(アルミン)
「エレン…もうすぐみんなが会いに来るよ」
「嬉しいでしょ?」(ミカサ)
「また…あなたに会いたい」
「エレン…マフラーを巻いてくれて、ありがとう」(ミカサ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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