「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の名言・台詞まとめ

アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(俺ガイル)」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(2期)、完(3期)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

1話

「結論を言おう。青春を楽しむ愚か者ども、砕け散れ」(比企谷八幡)

 

「異論・反論・抗議・質問・口答えは一切みとめねえ!」(平塚静、先生)

 

「安心したまえ。この男のリスク・リターンの計算と自己保身に関してだけは、なかなかのものだ。刑事罰に問われるような真似だけは決してしない。彼の小悪党ぶりは信用してくれていい」(平塚先生)

 

「女子とはイケメンに興味を示し、清くない男女交際をする輩である。つまり俺の敵だ!」(八幡)

 

「そんなこと自信満々に言えるなんて、ある意味すごいわね。変な人。もはや気持ち悪いわ」(雪ノ下雪乃)

 

「何でもというのは、いわゆる何でもということですよね」(八幡)

 

「不思議なことに、優秀な人間ほど生きづらいのよ。そんなのおかしいじゃない。だから変えるのよ、人ごとこの世界を」(雪乃)

 

「いいえ、奉仕部はあくまで手助けするだけ。飢えた人に魚を与えるのではなく、取り方を教えて自立を促すの」(雪乃)

 

 

「解決方法は努力あるのみよ」
最低限の努力もしない人間には、才能がある人をうらやむ資格は無いわ」(雪乃)

 

「確かに言葉は酷かった。けど、でも本音って感じがするの。あたし、人に合わせてばっかだったから」(由比ヶ浜結衣)

 

「努力は自分を裏切らない、夢を裏切ることはあるけどな」(八幡)

 

2話

「君たちはひねくれているから、うまく社会に適応できそうもない所が心配だよ。だから一ヶ所に集めておきたくなる」(平塚先生)

 

「気づかなくてごめんなさいね。あなた達の生態系に詳しくないものだから。つい、類人猿の威嚇だと思ってしまったわ。お山の大将気取りで虚勢を張るのは結構だけれど、自分の縄張りの中だけにしなさい。あなたのメイク同様、すぐにはがれるわよ」(雪乃)

 

「驚いた。あなたの顔を見ると一発で眠気が飛ぶわね」(雪乃)
「危うく見てくれに騙されて血迷う所だった。永眠させてやりたい、この女」(八幡)

 

3話

「内輪のりとか内輪うけとか、嫌いに決まってんだろ。あっ、内輪もめは好きだ。なぜなら俺は内輪にいないからな」(八幡)

 

「え、嘘、何、この気持ち。これが男じゃ無かったら速攻で告白して振られる所だった。振られちゃうのかよ」(八幡)
(女子っぽいクラスメイト・戸塚彩加を見て)

 

「あの低能ども」(雪乃)

 

「そうね。全員死ぬまで走らせてから、死ぬまで素振り。死ぬまで練習、かしら?」(雪乃)

 

「2人そろうと、卑屈さと鬱陶しさが倍増する」(結衣)
(八幡と材木座義輝の2人)

 

「自虐ネタってある程度の親密度が無いと、本気で引かれるんだな」(八幡)

 

「私こう見えて、結構、根に持つタイプよ」(雪乃)

 

「だって彼女、私に嫌がらせしてくる時の同級生と同じ顔をしていたもの。あの手の人間のゲスい考えくらいお見通しよ」(雪乃)

 

「私、暴言も失言も吐くけれど、虚言だけは吐いたことが無いの」(雪乃)

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4話

「お兄ちゃん、時々腐った魚みたいな目でボーっとしてるから心配なんだよ。あっ、今の小町的にポイント高い!」(比企谷小町)

 

「じゃあ、か。優しさは時々、残酷ね」(雪乃)

 

「チェーンメール。あれは人の尊厳を踏みにじる最低の行為よ。自分の名前も顔も出さず、ただ傷つけるためだけに誹謗中傷の限りを尽くす。止めるならその大元を根絶やしにしないと効果が無いわ。ソースは私」(雪乃)

 

「あいつら3人きりの時は全然仲良くない。分かりやすく言えば、あいつらにとって葉山は友達で、それ以外の奴は友達の友達なんだよ」(八幡)

 

5話

「家庭の事情、ね。どこの家にもあるものね」(雪乃)

 

「あなたの程度の低さは計算に入れていたつもりだけど、正直ここまでとは思っていなかったわ」(雪乃)

 

「これから(迷惑)掛けるかもしれないだろ!」(平塚先生)

 

「俺は優しい女の子は嫌いだ」
俺に優しい人間は他の人にも優しくて、そのことをつい忘れてしまいそうになる」(八幡)

 

6話

「人生はリセットできないが、人間関係はリセットできる。ソースは俺」(八幡)

 

「すれ違い、というやつかしらね」(雪乃)

 

「来ないのなら同じだよ。やる気が無い者にかまってやるのは義務教育まで。意思なき者は去るほか無い」(平塚先生)

 

「でも、理想は理想だ。現実じゃあ無い。だからどこか嘘くさい」(八幡)
「腐った目でも、いえ、腐った目だから見抜けることがあるのね」(雪乃)
(人当たりのいい雪乃の姉・陽乃と出会った時)

 

「バカね。終わったのならまた始めればいいじゃない。あなた達は悪くないのだし」(雪乃)

 

「ありがとう、バカ!」(結衣)

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7話

「違うよ、仲良くする必要は無い。上手くやれと言っているんだ。敵対でも無視でも無く、さらっと無難にやり過ごす術を身につけ給え。それが、社会に適応するということさ」(平塚先生)

 

「小学生も高校生も変わらないわよ。等しく同じ人間なのだから」(雪乃)

 

「いきなり気安くすんなよ、友達なのかと思っちゃうだろ」(八幡)

 

「あまり俺をなめるな。たいがいとかその他おおぜいの中ですら、1人になれる逸材だぞ、俺は」(八幡)

 

「違う。問題の本質を理解していない。孤立すること、一人でいること自体は別にいいんだ。問題なのは、悪意によって孤立させられていることだ」(八幡)

 

「あの子、結構かわいいし、他のかわいい子とつるめばよくない? 試しに話しかけてみんじゃん、仲良くなるじゃん、余裕じゃん!」(三浦優美子)
(林間学校で孤立してる女の子のこと)

 

8話

「特殊で何が悪い、英語で言えばスペシャルだ。何か優れてるっぽいだろ!」(八幡)

 

「ボッチはボッチであることを強要される。何かを頑張って目立てば、攻撃の材料にされるだけ。それが、子供の王国の腐りきったルール」(八幡)

 

「人間関係に悩みを抱えるなら、それ自体を壊してしまえば悩むことは無くなる。みんながボッチになれば、争いも揉めごとも起きない」(八幡)

 

「それだと、問題は解決しないんじゃないのか?」(葉山隼人)
「でも、問題の解消は出来る」(八幡)
(逃げちゃダメなんて、強者の考え方でしか無い。いつも自分が悪いなんてことは無い)

 

「誰かを貶めないと仲良くしてられないようなのが、本物な訳ねえだろ」
けど、偽物だって分かってて、それでも手を差し伸べたいって思ったなら、そいつは本物なんだろう、きっと」(八幡)

 

「そうだな、君は最低だ」
そんな方法を思いつく時点で最低だよ。だが、最低にいるからこそ、どん底に落ちた人間に寄り添えるのかもしれない。そういう資質は貴重だ」(平塚先生)

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9話

「壊れてるのはお兄ちゃんの方だね」(小町)

 

「まったくこれだからゴミいちゃんは」(小町)

 

「あぶないあぶない。今のが並の男子だったら、うっかり好きになってるレベル。単なる偶然やただの現象に意味を見出そうとしてしまうのは、もてない男子の悪い癖だ」

「偶然も運命も宿命も、俺は信じない」(八幡)

 

「まずったな。言ってみれば今この状況は、淑女の社交場のようなものなのだ。連れている男子というのは、一つのステイタスかもしれない」(八幡)

 

「はあ。バカ、お前、めちゃくちゃ使えるよ。気い使ってるから、誰にも迷惑かけないように静かに隅っこにいるんだろうが」(八幡)

 

「けど、もしデートだったんなら、雪乃ちゃんは、また選ばれないんだね」(雪ノ下陽乃)

 

「みんな最初はそう言ってくれるんだよ。でも、最後はみんな雪乃ちゃんに嫉妬して、拒絶する。あなたは、違うといいな」(陽乃)

 

「でもね、言えないことってあると思うんだ。タイミングを外すとどうしてもね、私もそうだったし」(結衣)

 

「ヒッキーは助けるよ。だって、あたしのことも助けてくれたじゃん」(結衣)

 

「勝手に期待して、勝手に理想を押し付けて、勝手に理解した気になって、そして勝手に失望する」
雪ノ下雪乃ですら嘘をつく。そんな当たり前のことを許容できない自分が、俺は……嫌いだ」(八幡)

10話

「でも、そろそろ破綻する。そうなる前に、ちゃんと人を頼った方がいいよ」(葉山)

 

「葉山の言うことも、めぐり先輩の言うこともまったくもって間違っていない。最高だ、感動だ、麗しい仲間意識だ。だが、じゃあ1人でやることは悪いことなのか。どうして今まで1人でも頑張ってきていた人間が、否定されなきゃいけないんだ」(八幡)

 

「俺が楽できないのは、この際しかたがない。けど、俺以外の誰かが楽をしているのは許せない!」(八幡)

 

「珍しくお兄ちゃんが疲れた人の声だしてる」(小町)

 

11話

「誰かを頼る、みんなで助け合う、支え合うってのは一般的には正しいことこの上ない。でも理想論だ。必ず誰かが貧乏くじを引く。だから人に頼れとか言う気は無い」

「でも、お前のやり方は間違ってる」(八幡)

 

「あのね、ゆきのん。あたしと、ヒッキーを頼って。誰かとかみんなとかとかじゃ無くて、あたし達を頼って」(結衣)

 

「由比ヶ浜さん。その、今すぐは難しいけれど、きっといつかあなたを頼るわ。だから、ありがとう」(雪乃)

 

「自分が変われば世界が変わるというのは嘘だ。都合のいい嘘を押し付けられて、妥協させられているだけだ。本当に世界を変えるってことを、教えてやる」(八幡)

 

「どうでもいいことばかり言い訳して、大事な時は言い訳しないのね」(雪乃)
「言い訳なんて意味ねえよ。人間大事な時ほど、勝手に判断するんだから」(八幡)

 

「また、あした」(雪乃)

 

「ここでクイズです。集団をもっとも団結させる存在は何でしょう?」
「敵の存在だよ。まぁ、敵がちょ~っと小物だけどね!」(陽乃)

 

「私ね、ゆきのんのことは待つことにしたの。ゆきのんは多分、話そう近付こうってしてるから、だから待つの。でも待っててもどうしようも無い人は待たない」

「違うよ。待たないで、こっちから行くの!」(結衣)

12話

「流石だわ」
「そう。私はこれでも、姉さんを相当高く評価しているのよ。私もああなりたいと思っていたから」(雪乃)

 

「不可能とは言わないのね。それで十分だわ」(雪乃)

 

「ペナルティは無いわ、でもメリットは有る」
この私に貸しを一つ作れる。これをどう捉えるかは、姉さん次第よ」(雪乃)

 

「雪乃ちゃん、成長したのね」(陽乃)
「いいえ、私は元々こういう人間よ。17年一緒にいて、見てこなかったの?」(雪乃)

 

「そう言ってもらえるの、待ってたよ」(結衣)

 

「自分の居場所を見失った人間が望むこと。それは、誰かに自分の居場所を見つけ出してもらうことだ。見つけて欲しいから学校内にいる。それも、ちゃんと目につく所だ」(八幡)

 

「今俺がなすべきことは、相模南を委員長として、あの場に立たせること。そして、委員長としての栄光と、挫折と後悔をきっちりと与えてやることだ」

「そのためには、相模が欲しがってる言葉を、そのまま聞かせてやればいい。ただ、残念ながら、俺ではそれが出来ない」(八幡)

 

「雪ノ下は雪ノ下のやり方を貫いた。なら、俺は俺のやり方で、正々堂々、真正面から、卑屈に最低に陰湿に」(八幡)

 

「どうして、そんなやり方しか出来ないんだ」(葉山)

 

「比企谷。誰かを助けることは、君自身が傷ついていい理由にはならないよ」
「例え、君が痛みに馴れているのだとしてもだ。君が傷つくのを見て、痛ましく思う人間もいることにそろそろ気づくべきだ、君は」(平塚先生)

 

「そう、俺と彼女はちっとも似ていない。だからだろうか、こうして交わす言葉が、いつも新鮮で心地いいと、そう感じていた。問い直して、新たに導き出した答えは、ちゃんと結論になっている。なら……なら俺と彼女は」(八幡)

 

「ごめんなさい、それは無理」
「前に言わなかったかしら。あなたと友達になることなんてあり得ないわ」
「そうよ、虚言は吐かないもの」(雪乃)

 

「嘘では無いわ。だって、あなたのことなんて知らなかったもの。でも、今はあなたを知っている」(雪乃)

 

「じゃあ、終わるまで待ってるね!」(結衣)

 

13話

「人は、あまりにつらい記憶は封印してしまうというものね」(雪乃)

 

「派閥争い、そんな深刻なのかよ!?」(八幡)

 

「祭りの後の祭りが終わり、全ては後の祭り。取り返しの付かないこともある。だが、泣いても笑っても日々は続くし、高校生活は終わっていく。だから、彼らの祭りは終わらない」(八幡)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(2期)

1話

「ほら、簡単だろ。誰も傷つかない世界の完成だ」(八幡)

 

「まあ、比企谷くんが悪いのだし、仕方ないわね。さすがだわ」(雪乃)

 

「礼儀も知らない、礼節もわきまえない。そんな輩のお願いを、こちらが聞く必要なんてないでしょ!」(雪乃)

 

「まず告るだろ。で、振られるだろ」(八幡)

 

「女子の言う『いい人』とは、100%どうでもいい人のことである」(八幡)

 

「あのね、誘うならみんな誘ってあげて欲しい。そして受け止めてあげて欲しい。端的にいうと誘いを受けて欲しいの」(海老名姫菜)

 

「それを比企谷くんに聞くのは、あまりに酷じゃないかしら。由比ヶ浜さん。もう少し気を使いましょ、ね!」(雪乃)

 

「いや待て。俺は悪くない、社会が悪い」(八幡)

 

「叱られるのは悪いことではないよ。誰かが見てくれている証だ。君たちもちゃんと見ているから、いくらでも間違えたまえ」(平塚先生)

 

2話

「一番のお土産は、お兄ちゃんの素敵な思い出だよ!」(小町)

 

「お化け屋敷の幽霊なんて怖くないだろ。怖いのは人間だ!」(八幡)

 

「何だか餌付けされている気分だ。悪くない。働かずに食べるご飯って、ちょ~うまい!」(八幡)

 

「ここだ、ここがいいよ、多分!」
「こ、告られる、なら」(結衣)

 

「俺は今が気に入ってるんだよ。戸部も姫菜も、みんなでいる時間も、結構好きなんだ」
「そうかもしれない。けど、失ったものは戻らない」(葉山)

 

「すまない。君はそういうやり方しか知らないんだと分かっていたのに……すまない」(葉山)

 

「あなたのやり方、嫌いだわ」
上手く説明できなくて、もどかしいのだけど。あなたのそのやり方、とても嫌い」(雪乃)

 

「でも……でもさ、こういうの、もう無しね」(結衣)

 

「言っている内に自覚してしまう。これは詭弁だ。俺がこの世で最も嫌った欺瞞だ」(八幡)

 

「けど……けどさ。人の気持ち、もっと考えてよ。何でいろんなことが分るのに、それが分からないの! ああいうの、ヤダ!」(結衣)

 

「無理無理! だって今の私が誰かと付き合ったって、上手くいきっこないもん」
「あるよ。私、腐ってるから」(姫菜)

 

「そうやって、どうでもいい人には素直になるとこ、嫌いじゃないよ」(姫菜)

 

「今いる場所が、一緒にいてくれる人が好き。だから、私は自分が嫌い」(姫菜)

 

「大事だから、失いたくないから。隠して、装って、だから誰もが嘘をつく。けれど、一番の大うそつきは、俺だった」(八幡)

3話

「ねえ、知ってる。お兄ちゃんは普段からどうしようもないこと言ってるけど、調子悪い時はさらにどうしようもないこと言うんだよ」(小町)

 

「みんな、全然、普通で。何考えてるのか、よく分かんなくなっちゃった」(結衣)

 

「もともと、何を考えてるかなんて、私達には分からないわ。お互いを知っていたとしても、理解できるかはまた別の問題だもの」(雪乃)

 

「馴れ合いなんて、私もあなたも一番嫌うものだったのにね……」(雪乃)

 

「君のやり方では本当に助けたい誰かに出会った時、助けることが出来ないよ」(平塚先生)

 

「ああ、そういうのじゃ無いと思うよ。嫌いだけど、嫌われたくは無いのよね」(陽乃)

 

「だって面白そうだし」(陽乃)

 

「そんな上辺だけのものに意味なんて無いと言ったのは、あなただったはずよ」(雪乃)

 

4話

「君はまるで理性の化物だね」
そっか。じゃあ自意識の化物だ!」(陽乃)

 

「結局、本当に人を好きになったことが無いんだろうな。君も、俺も」(葉山)

 

「比企谷は、君達が思ってる程度の奴じゃない。君達よりずっと素敵な子達と親しくしている。表面だけ見て勝手なことを言うのは、止めてくれないかな」(葉山)

 

「君は面白いね。いつもそうやって言葉や行動の裏を読もうとする。そういうの私、結構好きだよ」
「悪意に怯えてるみたいでかわいいもの。何でもそつなくこなす人間なんて、面白味がないじゃない」(陽乃)

 

「もう止めないか、自分を犠牲にするのは」(葉山)

 

「自己犠牲なんて呼ばせない。誰が貴様らのためなんかに犠牲になってやるものか」

言葉にはならずとも、俺には確かな信念があったのだ。誰かとたった一つ共有していて、今はもう、無くしてしまった信念が」(八幡)

 

「全ての人があなたを気にかけて、嫌っているなんて自意識過剰だわ。あなたと私のやり方は違う」(雪乃)

 

「勝手じゃない! 勝手なのはみんなだよ!」
「今度はね、私ががんばるの。今までずっとヒッキーに頼ってたんだって、気づいたから」(結衣)

 

「あたし、この部活、好きなの。好き……なの」(結衣)

 

「だから、ゆきのんに勝つよ!」(結衣)

 

5話

「でもお兄ちゃんだし、それでいいよ。小町は妹だからね、それで許してあげる」
「それと、小町もごめんなさいでした」(小町)

 

「でも、15年も一緒にいればこんなもんかな~って、愛着もわくものですよ」
「あっ、今の小町的にもポイント高い!」(小町)

 

「話してみよ!」
「バカを言え! 今までどれだけ我が貴様に与太話をしてきたと思っている。貴様の与太話くらい聞いてやるさ」(材木座義輝)

 

「お兄ちゃんは理屈っぽいくせに、いろんなことすっとばすから心配だよ」(小町)

 

「理由をもらい、問題を設定し手段を得た。後は実行するだけだ」(八幡)

 

「すがすがしいくらいにクズいな、お前」(八幡)

 

「問題は問題にしない限り問題にはならない」(八幡)

 

「はっ? 何ですか、口説いてるんですか? ごめんなさい、無理です。好きな人がいるので」(一色いろは)

 

「分かるものだとばかり思っていたのね」(雪乃)

 

「ヒッキーもがんばったよね」
「あたしの大切な場所、ちゃんと守ってくれた」(結衣)

 

「罪悪感って消えないよ!」(結衣)

 

「たとえばの話、ゲームのように一つ前のセーブデータに戻って、選択肢を選び直せたとしたら、人生は変るだろうか? 答えは否である」(八幡)

 

6話

「先輩、やばいです!? やばいです、やばいです! 本当にやばいんです!!」(いろは)

 

「それにこういうのって。簡単なことが出来ないのがかわいいっていうか、ミスしたりするのがいいんじゃないですか」

「ガチのやっかい事とか、普通に重いって思われちゃいますよ」(いろは)

 

「先輩。お知り合い、いたんですか?」(いろは)

 

「一緒にするな。俺は意識高い系じゃない、自意識高い系だ」(八幡)

 

7話

「お兄ちゃん。そういう時は愛してるでいいんだよ」(小町)

 

「また、1人でやるの?」(結衣)

 

「ゆきのん、生徒会長やりたかったのかな?」
「だって、そういうの、乗り越えようとするのが、ゆきのんだと思うから」(結衣)

 

「どうかな? 俺は君が思っているほど、いい奴じゃない」(葉山)

 

「八幡って、やっぱり格好いいね」(戸塚彩加)

 

「格好いい、か……そんなもんじゃない。単純に格好つけてるだけなのだと思う」(八幡)

 

「再三、問うのだ。それは本当に正しいのかと?」(八幡)

 

「昔のやり方でも、救えたものは確かにある。ただ、それだけではきっと足りないのだ。俺の責任、その答えを、俺はまだ、知らずにいる」(八幡)

 

「別に構わないわ。あなたの個人的な行動まで、私がどうこう出来る訳では無いし、そんな資格も無いもの。それとも、私の許可が必要?」(雪乃)

 

「違うわ。いつも出来ているつもりで、分かっているつもりでいただけだもん」(雪乃)

 

「けど、別にもう無理する必要なんて無いじゃない。それで壊れてしまうのなら、それまでのものでしかない。違う?」(雪乃)

 

8話

「格好つけてるからな」(平塚先生)

 

「よく見ている。君は人の心理を読み取ることには長けているな」
「けれど、感情は理解していない」(平塚先生)

 

「心理と感情は常にイコールじゃ無い。時にまったく不合理に見える結論を出してしまうのはそのせいだ。だから雪ノ下も由比ヶ浜も、君も、間違えた答えを出す」(平塚先生)

 

「いや、それは相手に見る目が無いんですよ」(八幡)

 

「誰かを大切に思うということは、その人を傷つける覚悟をするということだよ」(平塚先生)

 

「考えてもがき苦しみ、あがいて悩め。そうでなくては本物じゃない」(平塚先生)

 

「違わない! こうなってるのって、ヒッキーだけが悪いんじゃなくて、あたしもそうだし……ゆきのんの言ってること、ちょっとズルいと思う」(結衣)

 

「それでも俺は……俺は……俺は、本物が欲しい!」(八幡)

 

「ゆきのん分かんないって言ってた。どうしていいかも分かんないんだと思う」

あたしだって全然分かんない! でも、でも分かんないで終わらせたらダメなんだよ。今しか無い。あんなゆきのん初めて見たから!」(結衣)

 

「でもね、私さ……私、今のままじゃヤダよ!」(結衣)
「やっぱりあなたって、卑怯だわ……」(雪乃)

 

9話

「なぜ俺はあんな恥ずかしいことを……」(八幡)

 

「今さらそのひねくれた性格が治る訳がないじゃん。お兄ちゃんだよ、ゴミいちゃん」
「でも、小町はそういうお兄ちゃん結構すきだよ。あっ、今の小町的にちょ~ポイント高い!」(小町)

 

「予想以上ね。見ているだけでも苛立つわ!」(雪乃)

 

「ねえ、比企谷くん。いつか、私を助けてね!」(雪乃)

 

「ただ姉さんは、私に無いものを持っているから」

「いいえ。何で私はそれを持っていないんだろうって、自分に失望するの。あなたもそうよ。あなたも私に無いものを持っている。ちっとも似てなんか無かったのね」(雪乃)

 

「私に出来ることが何も無いって気づいてしまったから。あなたも姉さんも持っていないものが欲しくなった。それがあれば救えると思ったから」

「さあ、何かしら?」(雪乃)

 

10話

「君を褒めるのは、俺のためだ」(葉山)

 

「だってしょうがないじゃ無いですか。盛り上がっちゃったんだから」(いろは)

 

「私も、本物が欲しくなったんです」(いろは)

 

「先輩のせいですからね。私がこうなったの」
「責任、取って下さいね」(いろは)

 

「ごっこ遊びがしたければ、他所でやってもらえるかしら」

何も生み出さない、何も得られない、何も与えない。ただの偽物。これ以上、私たちの時間を奪わないでもらえるかしら」(雪乃)

 

「まだ依頼は終わっていないでしょ。あなたの依頼、受けるっていったじゃない」(雪乃)

 

「もしも、願うものを与えられるのなら、欲しいものがもらえるのなら、やはり俺は、何も願わないし、欲しない」

与えられるものも、もらえるものも、それはきっと偽物で、いつか失ってしまうから。だからきっと、求め続ける」(八幡)

 

「お兄ちゃん、何いってるの!? ゴミいちゃんのバカ、ボケナス、八幡!」(小町)

 

11話

「こういうの、慣れているのよ。私は親しい人が理解しているなら、それだけで構わないから」(雪乃)

 

「変じゃない! 全然、変じゃないよ! 一緒にいたいって思うの、それってすごく当たり前のことだもん!」(結衣)

 

「隼人も期待してたんだね~」
見つけてくれることを、かな」(陽乃)

 

「いや、勝つさ。それが、俺だ。それに、君に負けたくないんだよ」(葉山)

 

「それしか選びようがなかったものを選んでも、それを自分の選択とは言わないだろ」(葉山)

 

「それでも、俺は選ばない、何も。それが一番いい方法だと信じてる」
自己満足だよ」(葉山)

 

12話

「な~んも変わってない。それでいいと思ってるのよね、あの子。そこがまあ、かわいいところでもあるんだけど、そこがすごく気に入らない」(陽乃)

 

「本物なんて、あるのかな?」(陽乃)

 

「そうだな。今が一番かもしれないな」

過去を思い出せば後悔で死にたくなるし、未来を考えれば不安で鬱になるから。消去法で今は幸福って言えるな」(八幡)

 

「えいっ! 先輩、こういう甘いのは嫌いですか?」(いろは)

 

「今、近い場所で、この光景を見られてよかったよ。いつまでも、見ていてはやれないからな」(平塚先生)

 

「今まで考えないようにしていたことを、雪ノ下陽乃は突きつけるのだ。それは信頼などでは無い。もっと酷い、おぞましい何かだと」(八幡)

 

「自分達らしくありたい。けれど、その自分は、いったい誰が決めたのだろう?」(八幡)

 

「いいの。何か、ズルい気がするから」(結衣)

 

13話

「ゆきのんはさ、どうしたい?」
あたしはね、したいことあるよ。ちゃんと決めたの」(結衣)

 

「いいの。3人で、行きたいの」(結衣)

 

「あたしらしいって、何だろうね。あたし、ヒッキーが思ってるほど優しくないんだけどな」(結衣)

 

「寄る辺が無ければ、自分の居場所も見つけられない。隠れて流されて、何かに着いていって、見えない壁にぶつかる」

「私のこと」(雪乃)

 

「これからどうしよっか?」
「そうじゃなくて。ゆきのんのこと、それとあたしのこと、あたし達のこと」(結衣)

 

「だから、これが最後の相談。あたし達の最後の依頼は、あたし達のことだよ」(結衣)

 

「ゆきのんの抱えてる問題、あたし答え分かってるの。多分それが、あたし達の答えだと思う。それで、あたしが勝ったら全部もらう」(結衣)

 

「いや、これは違う。間違っている。雪ノ下が、自分の未来を誰かに委ねるなんて、そんなことあっていいはずがない」(八幡)

 

「私の気持ちを勝手に決めないで。それに最後じゃないわ。比企谷くん、あなたの依頼が残ってる」(雪乃)

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(3期)

1話

「言わなければ分からない、言ったとしても伝わらない。だから、その答えを口にすべきだ。その選択を、きっと悔やむと知っていても」

「本当は、冷たくて残酷な、悲しいだけの本物なんて、欲しくはないのだから」(八幡)

 

「あたしはさ、待った方がいいのかなってずっと思ってたの。今までも、ちょっとずつだけど話してくれたから」(結衣)

 

「でも、ちゃんと言うべきだったんでしょうね。それが叶わないとしても。多分、きちんとした答えを出すのが怖くて、確かめることをしなかったの」

「だから、まずはそこから確かめる。今度は自分の意思でちゃんと決めるわ」(雪乃)

 

「私の依頼は一つだけ。あなた達にその最後を見届けてもらいた、それだけでいいの」(雪乃)

 

「けれど私は……私が自分でうまく出来ることを証明したい。そうすればちゃんと始められると思うから」(雪乃)

 

「お兄ちゃんのおごりなんてごほうびがあったら小町がんばれそう、テレテレ。今の小町的にポイント高そう、テレテレ」(小町)

 

「うん、感謝してる」
「今しか言えないから。お兄ちゃん、ありがとう、お世話になりました」(小町)

 

「それは涙だよ。お兄ちゃん初めて感情知ったロボットみたいになってるよ」(小町)

 

2話

「私達のこと。これからの私達について」

「だから実家に戻るわ。そこで私の将来の希望について、母さんにちゃんと話をしておきたい。それが叶わないにしても、悔いを残さないように」(雪乃)

 

「どっちでも変わらないのよ。上手くいったって、諦めたって。そうやって、たくさん諦めて大人になっていくもんよ」(陽乃)

 

「多分、君もそうだよ。予言してあげる。君は、酔えない」(陽乃)

 

「今やるしかないんです。今始めれば、間に合うかもしれないから」(いろは)

 

「奉仕部としてじゃなくても、友達だから。そういう時はちゃんと手伝いたいな」(結衣)

 

「ホントはずっと昔から気づいてた。私が入り込めない所がどこかにあって、何度もその扉の前に立つけれど、それを邪魔しちゃいけない気がして」

「だから、ホントは……本物なんて、欲しくなかった」(結衣)

 

3話

「それ、止めた方がいいと思いますけどね」
「妹扱いされて喜ぶ女の子なんていないですから」(いろは)

 

「大体、妹みたいだなって言ってくる男は後々高確率で、もう妹とは思えないを口説き文句に使うんですよ。ここまででワンセットですからね!」(いろは)

 

「もしかして先々、もう妹とは思えないって言って私のこと口説く気でしたか?」

「さすがに今の今だとちょっとときめきようが無いのでまたの機会に出直してきて下さい、ごめんなさい」(いろは)

 

「私、先輩の妹じゃないですからね」(いろは)

 

「その手の連絡手段を持たないようにしている人、つながりを作らないようにしてる人は、そもそもプロムに参加する気はないでしょ?」(雪乃)

 

「エスコートは紳士の義務ですよ。やあ不覚にもちょっとときめきましたね」(いろは)

 

4話

「卒業生というなら、私達も未来の卒業生です。謝恩会に対して何かを提案する権利は十分にあります」(いろは)

 

「私は、ちゃんと自分の力で出来るって証明したいの。だから比企谷くん、あなたの力はもう借りない。じゃないと私、どんどんダメになる」(雪乃)

 

「あいつは何を諦めて大人になるんですかね?」(八幡)
「私と同じくらい、たくさんの何かだよ」(陽乃)

 

「比企谷、ごめんね。それでも私はずっと待つよ。だから、言葉にしてくれ」(平塚先生)

 

「涙が止まってくれてよかった。あたしが泣いてしまったら、彼はここから動けないから。だから涙が止まってくれてよかった」(結衣)

 

「あたしはかわいそうな子になんてならないんだ。だって、そしたらまた彼は助けてくれちゃうから」(結衣)

 

「だからこれでいいはずなのに……今もずっと、涙が止まらない。涙が止まらなければよかった……」(結衣)

 

5話

「少なくとも、関わらないって選択肢は無いと思います」(八幡)

 

「いいか、比企谷。ただ単純にプロムを手伝うことだけが彼女の助けになる訳じゃない。大事なのは関わり方なんだ」(平塚先生)

 

「古来より互いの正義がぶつかった時は……今まで自分達が積み上げてきたものを、もうちょっと信じてあげてもいいと、私は思うよ」(平塚先生)

 

「責任がある」
「話がこじれてるのも依存がどうとか、そういうのは俺が招いた責任だ。だからその帳尻はちゃんと合わせておきたい、それだけだ」(八幡)

 

「無理ですよ。女の子は自分で決めたことは変えませんから」

「まあ他の人に決められたことならあっさり変えちゃったりしますし、都合が悪くなったら忘れたふりはしますけど」(いろは)

 

「だから、俺はお前を……助けたいと思ってる」(八幡)

 

「ホントに、ちゃんと責任とって欲しい」(いろは)

 

「知らない? 負けず嫌いなの、私」(雪乃)

 

「先輩も雪乃先輩も結衣先輩もめんどくさいけど、私だってそれなりにめんどくさいんだから。ホントに、めんどくさい……」(いろは)

 

「これで最後だから。これでちゃんと終わりに出来る」(雪乃)

 

6話

「関係ねえよ、むしろちょうどよかった。どこかで区切り付けないと、このままズルズル行く所だったからな。目的というか、終点は必要だったんだ」(八幡)

 

「私が後悔しないためにですよ。私のためです、別に先輩のためじゃないです」(いろは)

 

「そうやって、わざわざ面倒くさいことやって、長い時間かけて、考えて思いつめてしんどくなってジタバタして、嫌になって嫌いになって、それでようやく諦めがつくっていうか」

「それで、せいせいした~ってお別れしたいじゃないですか」(いろは)

 

「八幡、ちゃんと聞いておくね。じゃないと、いつもみたいによく分からないまま終わっちゃうと思うし。それはちょっと嫌だから」(戸塚)

 

「眠ったふりをした。このまま、映画が終わらなければいいのに」(結衣)

 

「だからお願い、もう少しだけ誰も見ていないこの場所で泣く時間を下さい」
「だからお願い、あたしがあたしについている嘘を、どうか本当にして下さい」
「だからお願い、どうか彼女と一緒に、この関係をちゃんと終わらせて下さい」

「だから、お願い……終わらせないで!」(結衣)

 

7話

「お前らはまだ一色のことを知らないだけだ」
「あのクズさもダメな所も、そのうちクセになって、逆にかわいく思えて来るぞ」(八幡)

 

「平静を装い、いつも通りにしてるのに、お兄ちゃんに言われると喜んでみせる。今の小町的にポイント高い!」(小町)

 

「なん、だと……あの玉縄が、意識高そうな横文字を使わないだと!?」(八幡)

 

「いつも無理して来たからな。これが俺の普通だ」(八幡)

 

「分かってないよ。あたし、ちゃんとしようと思ってる。これが終わったらちゃんとするの。だから、ゆきのんのお願いは叶わないから」(結衣)

「そう。私は、あなたのお願いが叶えばいいと思ってる」(雪乃)

 

「あたしのお願い知ってる? ちゃんと分かってる?」(結衣)
「ええ。多分、あなたと同じ」(雪乃)

 

「相変わらず、俺達は伝えるのが下手すぎる。本当はもっと簡単な伝え方があることを、俺も彼女も知っている」

「けれど、それが正しいと思えないから、だから、せめて間違えないように、祈るような気持ちで、俺は2人を見つめていた」(八幡)

 

8話

「比企谷、君のやり方は間違っている。君がすべきなのはそんなことじゃないはずだ」(葉山)

 

「知ってるよ。男の意地っていうんだ」(八幡)

 

「簡単なものが一番難しい。俺にはこれが一番簡単だっただけだ」(八幡)
「ふ~ん、気持ち悪い」(姫菜)

 

「ホントも何も、特に言うことないですから。仮に合ったとしても、それを言う相手はあなたじゃない」(八幡)

 

「そんなのまがい物じゃない。私が見たいのは本物だけ」(陽乃)

 

「比企谷くんは、ヶ浜ちゃんに依存しちゃってるんだよね。それでヶ浜ちゃんはそれを嬉しいと思って、何でもしてあげる気になるの。本当はここが一番重傷なんだよ」(陽乃)

 

「そんなの分かんない。でも……でも共依存なんかじゃないです。だって……こんなに痛いから」(結衣)

 

「でも、あなたならどうにかしてしまうような気がした」
「私も驚いた。自然にそう思ってたんだもの」(雪乃)

 

「正直に言うわ。楽しかった。初めてだった、一緒に過ごす時間が居心地いいって思って、嬉しかった」(雪乃)

 

「どうかこれが、正しい終わりでありますように」(雪乃)

 

9話

「そうですか?」
「素直に答えたから気持ち悪いなって」(小町)

 

「いや、俺の負けだ。気持ちいいくらい完璧に負けた。だから、お前の願いを叶えさせてくれ」(八幡)

 

「あたし、欲張りだから一つに決めらんないや。それでもいいのかな? 全部叶えてもらうのってあり?」(結衣)

 

「だから考えといてよ。あたしのお願い考えてる間に、あたしも考えとくから。それで、ちゃんと言う。だから、ちゃんと聞かせて」(結衣)

 

「当日は手伝ってくださいね。というか、私はいつでも大歓迎なんです」(いろは)

 

10話

「かわいい後輩の、かわいいわがままに付き合わされて、なし崩しになあなあの関係を続けるのって、悪くなくないですか?」(いろは)

 

「言い訳、私があげてもいいですよ?」(いろは)

 

「少なくとも、私は納得してないもの」

「こんな結末が、私の20年と同じ価値だなんて認められないでしょう。もし本気で譲れっていうなら、それに見合うものを見せて欲しいのよね」(陽乃)

 

「ゆきのんの1年も、あたし達のこの1年も、負けないくらい重いよ。時間の長さじゃないと思う」(結衣)

 

「言ったでしょう。何でもいいし、どっちでもいいの。家のことなんてどうでもいいの」
「私はただ、納得させて欲しいの。どんな決着でもいいから」(陽乃)

 

「共依存なんて簡単な言葉でくくるなよ。君の気持ちは、言葉ひとつで済むようなものか?」(平塚先生)

 

11話

「そういうのを全部ひっくるめて……君がスキだよ」(平塚先生)

 

「一言で済まないなら、いくらでも言葉を尽くせ。言葉さえ信頼ならないなら、行動も合わせればいい」(平塚先生)

 

「メッチャ気持ち悪いこと言うけど、単純にあれだ。俺はあいつと関わりが無くなるのが嫌で、それが納得いってねえんだ」(八幡)

 

「涙は流れなかった。もうたくさん泣いたから」(結衣)

 

「考えるまでも無いことよ。答えなんてもう決まってる」(雪乃)

 

「だから……手放したら、二度とつかめねえんだよ」(八幡)

 

「お前は望んでないかもしれないけど、俺は関わり続けたいと思ってる。義務じゃなくて、意思の問題だ。だから、お前の人生ゆがめる権利を、俺にくれ」(八幡)

 

「でも、人の人生に関わる以上、こっちもかけなきゃフェアじゃないからな。もろもろ全部やるから、お前の人生に関わらせてくれ」(八幡)

 

「いいよ。どんなに面倒くさくてもいい、やっかいでもいい、逆にそこがいいまである」(八幡)

 

「私は、ちゃんと言うわ。あなたの人生を、私に下さい」(雪乃)

 

12話

「大丈夫、任せて。上手く説明するのは難しいけれど、私からちゃんと話しておきたいの」
「じゃないと、何で呼ばなかったのかって怒られそう」(雪乃)

 

「やばいわよ、まったく間に合う気がしないわ。ヤバい、軽く死ねるわ」(雪乃)

 

「彼女が一人で立てることも、彼女がそういうだろうことも知っている。だが、それでも俺は手を差し出すのだ。たぶん、これからも」(八幡)

 

「そんなの決まってるじゃないですか。諦めなくていいのは女の子の特権です!」(いろは)

 

「うるさい、お米ちゃんうるさい」(いろは)
「小町です! 小町の名前は小町です!」(小町)

 

「私の忘れ物は、これだよ。君と踊るのをすっかり忘れていた」(平塚先生)

 

「共感と馴れ合いと好奇心と哀れみと、尊敬と嫉妬と、それ以上の感情を一人の女の子に抱けたら、それはきっと、好きってだけじゃ足りない」

「だから別れたり離れたり出来なくて。距離があいても時間が経っても引かれ合う。それは本物と呼べるかもしれない」(平塚先生)

 

「どうですかね? 分からないですけど、だからずっと疑い続けます。たぶん、俺もあいつもそう簡単には信じないから」(八幡)

 

「いえ、最後に一つだけ言っておかないと」
「あなたが好きよ、比企谷くん」(雪乃)

 

「けど……死ぬほど面倒くさいところが、死ぬほどかわいい」(八幡)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
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