原作小説「銀河英雄伝説」銀河帝国側で個別にピックアップしなかったキャラの名言・台詞をまとめていきます。
銀河英雄伝説1巻 黎明篇
序章 銀河系史概略
「宇宙の摂理は弱肉強食であり、適者生存、優勝劣敗である」(ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム)
第六章 それぞれの星
「余が、アンネローゼの弟に地位と権力を与えすぎるというのであろう」
「よいではないか」(フリードリヒ四世)
「人類の創成とともにゴールデンバウム王朝があったわけではない」
「不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない」(フリードリヒ四世)
「余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう」
「どうせ滅びるなら…せいぜい華麗に滅びるがよいのだ…」(フリードリヒ四世)
2巻 野望篇
第二章 発火点
「お前にまかせよう」
「どんな結果になろうと、私は悔やまないよ」(フランツ・フォン・マリーンドルフ)
「マリーンドルフ家のためにお前が犠牲になる必要はない」(マリーンドルフ伯)
「むしろ、マリーンドルフ家を道具にして、お前の生きる途を拡げることを考えなさい」
「いいね」(マリーンドルフ伯)
「あなたを放置しておけば」
「今日このような事態になることが明白だったからです」(アルツール・フォン・シュトライト)
「わが主君に決断力さえあれば、現在、手錠をかけられていたのは」
「私ではなくあなただったでしょう」(シュトライト)
「ブラウンシュヴァイク公爵家のみならず、ゴールデンバウム王朝にとっても」
「まことに惜しむべきことです」(シュトライト)
「忠誠心というものは」
「その価値を理解できる人物に対して捧げられるものでしょう」(アントン・フェルナー)
「人を見る目のない主君に忠誠をつくすなど、宝石を泥のなかへ放りこむようなもの」
「社会にとっての損失だとお考えになりませんか」(フェルナー)
第四章 流血の宇宙
「そううらめしそうな表情をしなさんな…私だって明日はどうなるか知れないんだ」
「今日のうちに死ねたことを、天上(ヴァルハラ)で感謝すべきかもしれんぞ」(アンスバッハ)
第六章 勇気と忠誠
「忠誠心ですか。美しいひびきの言葉です」
「しかし、つごうのよいときに濫用されているようです」(コンラート・リンザー)
「今度の内戦は、忠誠心というものの価値について」
「みんなが考えるよい機会を与えたと思いますよ」(リンザー)
「ある種の人間は、部下に忠誠心を要求する資格がないのだ、という実例を」
「何万人もの人間が目撃したわけですからね」(リンザー)
「ゴールデンバウム王朝も、これで終わった」
自らの手足を切りとって、どうして立っていることができるだろう」(アンスバッハ)
第八章 黄金樹は倒れた
「黄金樹(ゴールデンバウム)はこれで事実上たおれた」
「後にくるのが、緑の森(グリューネワルト)ということに、さて、なるかな」(アンスバッハ)
3巻 雌伏篇
第四章 失われたもの
「勝っている間は、そう思えるでしょうな」(レオポルド・シューマッハ)
5巻 風雲篇
第二章 ヤン提督の箱舟隊
「なにしろヤン・ウェンリーのことです」
「どのように巧妙な罠をしかけているやら」(ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン)
第八章 死闘
「閣下、すでにシャトルの用意ができております」
「どうか脱出のご決意を…」(シュトライト)
「あえて申しあげます」
「ここで戦場を離脱なさっても、敗北を意味するものではありません」(シュトライト)
「諸提督の艦隊を糾合なさり、あらためて復讐戦をいどめばよろしいではありませんか」(シュトライト)
第九章 急転
「ロイエンタール提督はどうお考えでしょう」
「もしかして、帝国軍どうしが相撃つことになるのではありませんか?」(カール・エドワルド・バイエルライン)
「つねに敵の奇襲にそなえるのは、武人として当然のことではないか」
「ここは敵国のただなかであって、故郷の小学校の裏庭ではないぞ」(バイエルライン)
「教師の目をぬすんで午睡を楽しんでいるようなわけにはいかんのだ」(バイエルライン)
6巻 飛翔篇
第一章 キュンメル事件
「人間の数だけ誤解の種があるというからな」(マリーンドルフ伯)
第二章 ある年金生活者の肖像
「同盟の奴らが私を害せると思うならやってみるがいい」
「私は不死身ではないが、私の死は同盟にとっても、滅亡を意味するのだ」(ヘルムート・レンネンカンプ)
7巻 怒濤篇
第三章 「神々の黄昏」ふたたび
「そのときは、おれもろとも惑星ハイネセンを吹きとばせ」
「積年の混乱は、大半がそれで一掃される」(カール・ロベルト・シュタインメッツ)
8巻 乱離篇
第四章 万華鏡
「前後、左右、上下、いずれの方角を見ても味方の艦影で埋まっている」
「にもかかわらず、わが軍が劣勢であるのはどういうわけだ」(フォルカー・アクセル・フォン・ビューロー)
第七章 失意の凱旋
「何かこう、宇宙の半分が空虚になってしまったような気がします」(バイエルライン)
「ヤン・ウェンリーはわが皇帝と帝国にとって憎むべき敵ではありましたが」
「偉大な用兵家であったことはたしかです」(バイエルライン)
「昼が昼らしくあるためには夜を必要とするように」
「わが軍にはあの男が必要だったのではないでしょうか」(バイエルライン)
第八章 遷都令
「虫が食った柱だからといって切り倒せば、家そのものが崩壊してしまうこともあるだろう」
「大と小とを問わず、ことごとく危険人物なるものを粛清し終えた後に、何が残るか」(フェルナー)
「軍務尚書自身が倒れた柱の下に敷かれるかもしれんな」(フェルナー)
9巻 回天篇
第二章 夏の終わりのバラ
「陛下、責任をお感じになる必要はございません」
「私の娘は、自分の意思によって陛下のお相手をつとめたはずでございます」(マリーンドルフ伯)
「一夜のことを武器として陛下のご一生をしばるようなことは、あの娘はいたしません」(マリーンドルフ伯)
「西暦の17世紀に、北方の流星王と呼ばれる小国の王がいたそうだよ」
「15歳で即位し、しばしば隣国の大軍を破り、軍事的天才として知られた」(マリーンドルフ伯)
「30代で死ぬまで、異性であれ同性であれ、ついに肉欲と縁がなかったそうだ」(マリーンドルフ伯)
「異常な才能というものは、一方で、どこかそれに応じた欠落を要求するものらしい」
「ラインハルト陛下を見ていると、そう思う」(マリーンドルフ伯)
「まあ君主としては、逆の方向へ異常でないだけよいのだがね」(マリーンドルフ伯)
「やれやれ、何もラインハルト陛下にかぎったことではないようだね」(マリーンドルフ伯)
「私の自慢の娘も、ときには考えることより感じることのほうを」
「重んじてくれればよいと思うのだがな」(マリーンドルフ伯)
「いつも、ではなく、ときには、だがね」(マリーンドルフ伯)
第六章 叛逆は英雄の特権
「あなた、ウォルフ、わたしはロイエンタール元帥を敬愛しています」
「それは、あの方があなたの親友でいらっしゃるから」(エヴァンゼリン・ミッターマイヤー)
「でも、あの方があなたの敵におなりなら」
「わたしは無条件で、あの方を憎むことができます」(エヴァンゼリン)
第九章 終わりなき鎮魂曲
「キルヒアイス元帥も亡くなった。ロイエンタール元帥も」
「ヴァルハラへおもむいて、おふたりに挨拶する以外、もはや楽しみはない」(ベルゲングリューン)
「皇帝陛下にお伝えしてくれ」
「忠臣名将をあいついで失われ、さぞご寂寥のことでしょう、と」
「つぎはミッターマイヤー元帥の番ですか、と」(ベルゲングリューン)
「功に報いるに罰をもってして、王朝の繁栄があるとお思いなら」
「これからもそうなさい、と」(ベルゲングリューン)
「あれを見たか。おれは一生、この光景を忘れられないだろう」
「疾風ウォルフが泣いているぜ…」(バイエルライン)
10巻 落日篇
第一章 皇紀誕生
「どういうおつもりでおっしゃってるのか、わかりませんけど」
「ウォルフ、あなたは公明正大な方ですわ」(エヴァンゼリン)
「それは政治家でなくても、りっぱな資質だと思いますけど」(エヴァンゼリン)
第三章 コズミック・モザイク
軍務尚書の主張は、おそらく正しい、
だが、その正しさゆえに、人々の憎悪を買うことになるだろう。(フェルナー)
第六章 柊館炎上
「王手詰み(チェックメイト)」(エルンスト・フォン・アイゼナッハ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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