マンガ「賭博黙示録カイジ」伊藤開司(いとうかいじ、カイジ)の名言・台詞をまとめていきます。
賭博黙示録カイジ 第1章「希望の船」
1巻
「『未来は僕らの手の中』。そう…確かにそれはそうかもしれない」
「しかし、その未来の行方が誰もみな明るいとは限らない」
「この苦境を切り拓く何か…有効な手だてはないものか…?」
「やっぱ…働くしかないか…」
「いけねっ…! オレ寝ぼけてやがるぞ…!」
「あんなおっさんに同情しててどうする…?」
「主催者のあくどさを呪うのも今はやめとけ」
「今はただ自分が勝つことだけ考えりゃいい」
「今日のギャンブルは負けられない…」
「一生に一度、なんとしても勝たなきゃならねえギャンブルじゃねえか…」
「限定と聞いて…すぐある予感が走った…」
「この勝負、運否天賦じゃない…」
「おそらくは…愚図が堕ちていく」
「勝つのは、智略走り他者を出し抜ける者…!」
「なんであんな奴を信用しちまったんだ」
「この勝負は重要だと…大事な勝負だと…わかっていながら、なぜ自分で考えなかった…?」
「決めなかった…?」
「なぜ他人に…その行く末を委ねちまったんだ…!」
「オレもさっきまでそうだったから、えらそーなことは言えねえが…」
「奴ら…可能性を見ていない」
「気持ちが状況に押し潰され」
「僅かだけどまだ皆に残っている勝ちへの道を閉ざしているんだ…自分から」
「ドアが開いた…!」
「…勝てる…いや勝てるかも…」
「光明…! 勝ちへのタイトロープ…!」
2巻
「どんなに恐ろしくとも、ここは臆しちゃいけない…!」
「このチャンスを見送ったら、オレたちに生き残りはない」
「行こう…!」
「臆さない…! ただ…行くだけ…! 前へ…!」
「オレたちが…勢いに乗ってかなくてどうすんだよ」
「勝ったら前へ…! 当たり前だろうが、そんなこと…!」
「この男の思考、ギャンブルではこういう考えが一番危ない」
「地獄に直結する道」
「チョキチョキチョキと来たから、もうチョキはないなどという読みは」
「まさに泥沼」
「あんたの読みは正しかった、間違ってなんかいない」
「しかし、一歩狂えばそこがスキさ」
「正しいとなると、人はとたんに疑わなくなる」
「まして、その理で勝ってきたとなればなおさらだ…」
「理ある故に無防備…必ず殺せる…!」
「やり直そうな…」
「もし首尾よく大勝してこの船を降りれたら、オレもおめえらもやり直そう…」
「目先を追うなっ…!」
「その場その場の状況で動くなよ」
「オレたちはいつもそれで失敗してきたんじゃないのか…!」
「耐えることなくして勝利はないんだっ…!」
「今、状況はまるで変わってしまった…」
「なのになぜか人は一度…こうと決めた戦略を貫こうとしてしまう…」
「それがもう今の状況に合わぬ…欠陥だらけの時代遅れポンコツだと薄々知りながら…」
「しかし放すことができない」
3巻
「いい加減に気が付けっ…!」
「退路なんかもうねえんだよっ…!」
「(勝負の幕は)降りかけてるか…結構…!」
「ってことは…隙間があるってことだ…! それで充分…!」
「他人なんか関係ねえんだよ…!」
「オレだっ…! オレだっ…! オレなんだっ…!」
「肝心なのはいつも…!」
「オレがやると決めてやる…ただそれだけだっ…!」
「こうなったら毒を喰らわば皿までも…毒皿でいくか…」
「常人の計りを超え狂気の沙汰まで徹底させれば、逆に道は開けるかもしれない」
「勝たなきゃダメだ…勝たなきゃ悲惨がむしろ当たり前」
「勝たなきゃ誰かの養分…それは船も外界(そと)も変わらない…!」
4巻
「強がりじゃないさ」
「オレからすれば、おまえから五つ星を獲ろうと…」
「あるいは獲れずにこのままおまえと沈むことになろうと…」
「どっちに転んでも…同じことかもしれないんだ…」
5巻
「そうでもねえさ…」
「じたばたすることで…開ける…そんな…活路…逆転…生還…」
「そう…生還がある…! まだ…」
「うんざりなんだよっ…!」
「損だ得だ…金だ資産だ…そんな話はもうっ…!」
「そんなことを話せば話すほど…オレたちは浅ましく醜く這い回っている…」
「この釜の底を…!」
「わかんねえのか…!」
「その姿…そしてそんな姿を見て主催者は喜ぶ…」
第2章「絶望の城」
「俺はダメだ、つくづくダメ…」
「ここの他の連中のように、うまく取り入ることができない」
「結果浮き、疎まれてしまう」
「まさに典型的社会不適合者、天邪鬼。損ばかりだ…」
6巻
「おまえのように頭で非情ぶってる奴ほど、実は甘ちゃん」
「いいカモだ…」
「それよりマークすべきは、オレと同じように一度地獄を潜りつつも」
「船で出来た新たな借金のためにこのギャンブルに参加せざるをえなくなった」
「元エスポワール組…!」
「大して変わらない…この男の思うほど、オレたちと下の連中に差はない…」
「他人の悲惨さを見て…手を貸さないってところ…」
「見殺しにしているって点では変わらない…一緒…」
「人は人を救わない…」
「なぜなら…人は人を救わなくても…その心が痛まないから…!!」
「期待などするなっ…! 他人に…!」
「自分だっ…!! 自分…! 自分を救うのは…自分だけっ…!」
「当たり前だっ…生き残る為に押すのは当たり前…」
「みんな…そうしてるんだよ…みんな他人を押し退け…席を確保しているんだ…」
「誰かが得れば、誰かが失う…当然だ…」
「限られてるんだからよ…!」
「やることやるけどごめんなさいって…」
「なんか…なんか…二重にあくどいっていうか…調子よすぎる…!」
「オレは謝らない…謝るもんか…!」
「許されようなんて思わない…!!」
「騙さなきゃ騙され…裏切らなきゃ…裏切られる…!」
「つまり…やらなきゃやられるんだっ…!」
7巻
「金もいらない…! 何もいらないっ…! 40まで借金でもいい…!」
「なんでも…なんでもいいっ…!」
「ただ…ただ生きたいっ…!」
「生きたいっ…!」
8巻
「分かってなかったんだ…希望は…夢は…人間とは別の何か…」
「他のところにあるような気がしてたけど…」
「そうじゃない…!」
「人間が…人間がつまり…希望そのものだったんだっ…!」
10巻
「やらなくてどうするっ…!!」
「勝つ為に生きなくてどうするっ…!!」
11巻
「変でいい…変でなきゃダメだ…狂ってなきゃ…逸脱してなきゃ…悪魔を殺せない…」
「利根川を倒せない…!」
「常軌を逸してこそ開かれる…勝ちへの道が…!」
「閃きを無駄にするなっ!」
「越えろっ…! 恐れを…!」
「躊躇を…疑心を…押しのけていけっ…!」
「これほどのチャンスはないっ…!」
「さあ…いけっ…! もう一度…漕ぎ出そう…!」
「勝負の大海へっ…!」
13巻
「もう懲り懲りさ…!」
「こんな地獄巡りはもう懲り懲り」
「オレはもしここで勝ったら…きっちり足を洗う」
「だから…これが最後…本当に最後のギャンブル」
「もう…生還するんだっ…!」
「終わらない悪夢からっ…!」
「オレは…負けたんだ…敗者は失うっ…!」
「そこをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…受け入れるべきだっ…!」
「負けを受け入れることが…敗者の誇り…」
「オレは…負けをぼかさないっ…!」
「そうなれ(気づいていれ)ば…オレの勝ちっ…!」
「勝ちだったんだっ…!」
「なのにあの時オレは…あろうことか…祈ってしまった…!」
「何も考えず…」
「神頼み…救ってくれ…オレを助けてくれ…だっ…!」
「もう自分以外…頼る者などない…と骨身に染みて…知っていたはずなのにっ…!」
「兵藤っ…! 這わせてやるぞ…いつの日か…!」
「覚えてろっ…! 次はオレが勝つっ…!」
賭博破戒録カイジ
1巻
「なら…話は早いや…その有名人が…どういうわけか…金(これ)に困ってましてね…」
「このままじゃ逆立ちしたって1千万なんて借金…返せねえんスよ…!」
「エンドーさん…紹介してくださいよっ…!」
「ギャンブルっ…!」
「もう少しだったんスよ…!」
「本当に…もう少し…もう少しだった…!」
「勝ちは…オレの手の平に…一度…確かに落ちてきた…!」
「まあ…未熟ゆえ…取り逃がしましたがね…!」
「しかし…もう大丈夫…!」
「わかるんですっ…! 次は勝てる…! 絶対にね…!」
「となりゃあ…ここで引く手はないっ…!」
「勝てるんだからっ…!」
「常勝っ…! それはもう…見えているっ…!」
「オレは負けないっ…!」
「なんでたかが金を返さなかったくらいで…こんな目に…?」
「しかし…どうもそれがこの世じゃ一番の罪悪らしいっ…!」
「ともかく…1日でも外へ出れば…なんとかなるっ…!」
「そうさ…! 外にさえ行けば…競馬や競輪…裏カジノ…なんでもいい…!」
「なんでも一発当てさえすれば…1千万ぽっちの借金…屁でもねえっ…!」
「(給料として)支払われるは地下通貨ペリカ…」
「わずかなペリカ…とはいえ…こいつにすべてがかかっているっ…!」
「オレの未来の行く末がっ…!」
「堕落も破滅も…そして忍耐の先にきっとある…突破口もっ…!」
「犯罪的だっ…! (ビールが)うますぎるっ…!」
「本当に…本当にやりかねないっ…! ビール1本のために…強盗だって…!」
2巻
「博奕はもっと泥仕合…愚かだっ…!」
「結局…博奕の『張り』ってのは…ひりつかなきゃダメっ…!」
「三度勝てば顔は紅潮し…体温が上がるくらいの『張り』…!」
「逆に…三度負けたら…血は逆流…胃まで痛んでくる、そんな『張り』…!」
「それが…博奕の『張り』の基本だっ…!」
「そんな『張り』を続けてこそ…ほの見えるっ…!」
「分岐点っ…!」
「流れ変わる時っ…強運の波動…厚く張れる場所がっ…!」
「忘れていた…! この感覚…この悔しさ…血の逆流…!」
「そうだっ…! 負けてもいい…負けたっていいんだっ…!」
「川縁に佇んでいるより遥かにマシ…ともかく…飛び込むっ…!」
「飛び込むんだっ…!」
「いっそ翻弄されろ…!」
「激流にっ…! あの博奕の河にっ…!」
「これを利用せずして…どうする…!?」
「今攻めなくてどうするっ…!?」
「これはさんざ利用され続けてきた…オレたちに訪れた千載一遇」
「最初にして最後の…チャンス…!」
「今ここで立たなかったら…オレたちは…生涯奴隷だっ…!」
3巻
「へこたれるわけにはいかないんだ…!」
「これは打倒班長とか…そういう問題だけでなく…生き死にの問題だ…!」
「さっさとケリをつけ外へ出ていかなければ、遅かれ早かれオレたちはここの住人」
「奴は自分のやってることの意味…それがどういう効果を生むか…」
「そのあたりをまるでわかってない…!」
「気が付いてない…」
「嫌がらせをすればするほど…奴は自分で自分の首を絞めてるんだ…!」
「だからこれくらいは…許してやろうじゃねえか…!」
「寛容な精神で…!」
「そう…まだゴールじゃない…!」
「班長を倒した時こそ、オレたちの真のゴール…!」
「この金はそれを成す為の小さな刃…最初の火…!」
「種火だっ…!」
「この火を大きくし…あの班長を焼いてこそ勝利…!」
「焼き尽くすっ…!」
5巻
「ダメっ…! とても無理だ…!」
「とても運否天賦でなんとかなる確率じゃない…!」
「となりゃあ…いわゆる表はダメ…! 裏だっ…!」
「つまり…勝つ仕組みを築いているところ…!」
「向こう側が必ず勝つ…という仕組み…」
「つまりイカサマを仕組んでいるようなところが望ましい…!」
「そんな仕掛けがあるってことは…」
「逆に言えば…その勝つ仕組みの裏…裏さえ衝ければ…イコール必ず勝つ…!」
「必勝ということでもあるんだっ…!」
「出るっ…! うまく裏を衝くことができりゃあ…」
「あの『沼』…例の1000倍台は出るっ…!」
「2時間…! それっぽっちの時間で決まるのか…?」
「破滅か勝利か…その運命が…!」
6巻
「おっちゃんの戦略は、もはや風前の灯…崩れかけた吊り橋だ…!」
「走破は難しいっ…!」
「見えているっ…!」
「辿り着く前の崩落…! 悲劇は…!」
「それでも進むしかないんだろう…!」
「そこに橋…希望がある限り…!」
7巻
「奇跡なんて望むな…!」
「だってそうだろ…!」
「『勝つ』ってことは…そんな神頼みなんかじゃなく…」
「具体的な勝算の彼方にある…現実だ…!」
「勝つべくして勝つ…!」
「地獄の沙汰もなんとやら…融通は利くんですね、どんな世界も…!」
「5割上等…! 充分じゃないですか…!」
「どうせなんにもしなきゃジリ貧で地下行きだ…!」
「今のこの現状を考えたら…5割で7億…!」
「運命を託すに充分な確率…! 宝話…!」
8巻
「一条…いいんだな…!」
「幕を開けるぜ…! オレとおまえの…最初で最後の真剣勝負っ…!」
「後戻りはなしだ…! どっちが滅びるにしても…!」
「いいんだな…!」
「まあいいや…どうせすぐわかるんだ…! おまえの傲慢…おまえの脆弱…!」
「故に生まれた…この『沼』の…隙…!」
9巻
「むしろ一度疑わせ、それを解決…昇華させてやるのが上手い手…!」
「具体的に言うなら与えてやればいい…敵が…納得のいく理由…! 解決を…!」
「自分は頭がいい、切れるなどと…思ってる奴ほど…」
「この解決・昇華の心理の穴…仕組みに嵌まっちまう…!」
10巻
「この破損アクシデントは…そっちのミス…責任不備で関係ねえんだぜ…!」
「打ち手のオレには…!」
「当然さ…仕方ないんだ。だって…ないんだもんな証拠が…! なら黙るしかない…」
「それが…真剣勝負ってもんだろ…!」
11巻
「くっ…! 頼むよっ…!」
「強運なんかじゃ…なくていいっ…! 奇跡もいらないっ…!」
「平運っ…! 起こってくれよっ…!」
「オレにごく普通の現象…確率…!」
「あるか…? こんなことって…!」
「積み上げたのに…勝ちの仕掛け…仕組みを…!」
「幾重にも…幾重にも…積み上げたのに…!」
「それが…結局は不運…! 悪流っ…!」
「アンラッキーで…! 消えろ…と言うのか…?」
「迷ったら…望みだろ…! 望みに進むのが、気持ちのいい人生ってもんだろっ…!」
「仮に…地…地の底に沈もうともだっ…!」
「一条…最後の最後に見せてやろう…!」
「オレの飛びっ切りの秘術…魔法を…!」
「まあ…えらそーには言えない」
「なんせこれは…まったくの偶然…計算外の現象…神懸かり的幸運だ…!」
「オレの力じゃない…言うなら…天の力…!」
「勝負の綾ってやつだ…!」
「人間の浮沈はチャンス次第…バカでもクズでもチャンスを生かせば勝者っ…!」
「そしてそのチャンスは案外身近に落ちている」
「目を凝らせ…! 諦めなければ蘇生さえ可能…!」
「つまり…一度死んだ玉さえ…生き返る…!」
13巻
「まったくその通り…! 勝つことだっ…!」
「ガタガタ御託を言ってる時かっ…! 勝てば…正しくなるんだ…!」
「すべて…! きれいに解決する…!」
「オレは勝つ…! いくぜっ…!」
「たとえどんなに…不運…不幸…不ヅキに見舞われようと…」
「オレは決して諦めない…!」
「捩じ伏せる…! 最悪の運命…境遇…ありとあらゆる障害…不平…不正…」
「すべてを捩じ伏せ…オレは勝つ…!」
「当然だっ…! オレはその為に生きている…!」
賭博堕天録カイジ
1巻
「あの出来事から早6ヵ月が流れた…!」
「自由では埋められぬ空虚…!」
「オレも出たいのはヤマヤマなんスけど…でもなんていうか~~…」
「何しろ1円も持ってないでしょう…」
「『出ろ』だの『飛べ』だの言うのは簡単だけど…」
「そんな言葉に乗せられて出たら…」
「要するにオレがただ困るわけで…そういうのちょっとオレには向かない…っていうか…」
「無理…たぶん無理…っていうか不可能…」
「オレは…無為無策っていうか…」
「つまりその…ただ日々が…オレの上を…ヨタヨタ流れていくだけっていうか…」
「要するに…生きちゃいるけど…目覚めてない…っていうか…」
「なんでだ…? なんで喰い物にされちまうんだ…?」
「オレたちはいつも…! いつも…!」
「オレは別に…! どこだって構わない…!」
「要するに…痺れるかどうかなんで…!」
「ギャンブルは…! つまり高レート…!」
「大金賭けれりゃそれでいい…!」
2巻
「これからやるのは勝負じゃねえ…!」
「この社長の悪業の蓄え、悪金の回収…!」
「浄化…! 鬼退治だ、いわば…!」
3巻
「泡銭だ…!」
「奴が額に汗して手にした金じゃねえっ…!」
「人を騙くらかして積み上げた…言うなら強奪金っ…!」
「なら…オレのものでもいいっ…!」
「悪党がこの世の隙…人の心の隙を衝き…得た悪銭っ…! 黒い金っ…!」
「だったら…より上回った悪党が…そいつを攫うのは当然っ…! だろ…?」
「イカサマなんて机上じゃ上手くいってても」
「実際やってみたら駄目なんてことはザラっ…!」
「そりゃそうだ…! ノンプレッシャーの中でやるのと…」
「衆目の中、絶対しくじれない状況でやるのとでは…大違い…!」
5巻
「間違いないって言ったろ…! 大丈夫って言ったろ…!」
「オレたちの舟…!」
「舟は完璧…! だから大船に乗ったつもりで…とかなんとか…あ…?」
「馬鹿野郎っ…! まるで駄目じゃねえか…!」
「堂々といけっ…!」
「やばい時ほど堂々と…!」
「オレはもう…二度苦渋…不運を味わっている…!」
「続くか! こんなこと…! もう転ばない…! 三度は転ばないっ…!」
「出尽くした…! 出尽くしたはずだ…!」
「今日のオレの不運…! 不幸っ…!」
6巻
「思い出せ…! 舐めたろっ…!」
「艱難辛苦…! 地獄…! 生き地獄を…!」
「逆戻りだぞっ…!」
「今しくじったら…またあの世界…人間扱いされぬ、あの多額債務者に…!」
「あるっ…! あるんだって…!」
「どんなに気を付けても…ミスは…! 人間である以上…それは必然…!」
「いや…大勝負なら大勝負ほど…それは起こる…起こりやすいっ…!」
「問題は…ミスそのものでなく…その不測の事態に対して…どう対応するか…だ…!」
「つまり…乗り越えるんだ…!」
「ミス…不ヅキなどの障害…! その立ち塞がる鋭鋒を乗り越える…!」
「そうすれば…きっとくる…! 勝利っ…! 大勝利が…!」
「呪うなっ…! 仲間のミスを…! そうでなく…カバー…!」
「フォローしあうっ…! オレたちは…!」
「何かが止める…! 何か得体の知れぬ危険な気配…空気…違和感…!」
「そう…! 違和感だっ…!」
「ヌルヌルと薄気味の悪いこの感触…!」
「しっくりこない…! どうにもしっくりこない…! この違和…」
7巻
「利っ…! それが怪しい…! そのこっちにとって都合のいいことってのが…」
「そっくりそのまま…敵(むこう)の策略じゃないか…!」
8巻
「オタオタして当然だ…! 激変しちまったんだからよ…!」
「だって…死んだら終わりだ…! 一巻の終わり…!」
「でも死ななきゃ…生きてさえいれば…たとえそれが…どんな地獄であろうとも…」
「そこに突破口は…必ず…あるっ…! ありうるっ…!」
「いや…! 信じたいっ…! 直感を信じたいっ…!」
「直感は…オレの血肉…オレの…歴史…!」
9巻
「まさにその通り…! 見えざるものが見えたから紡げた…!」
「オレの生き残りも…!」
10巻
「小心者は口では嘘をつけても…体は反応しちまうんだって…!」
「予想外予想外…! 大変なことになった…って、反応しちまう…! 正直に…!」
11巻
「人は迷うと…時に…訳のわからない判断をすることがある…!」
「曇らせるんだっ…! 迷いが正常な判断を…!」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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