原作小説「銀河英雄伝説」カール・グスタフ・ケンプの名言・台詞をまとめていきます。
銀河英雄伝説1巻 黎明篇
第八章 死線
「何たるざまだ!」
「あのていどの敵に、何をてまどっているか」
「後方から半包囲の態勢をとって艦砲の射程内に追いこめ!」
3巻 雌伏篇
第四章 失われたもの
「(ワープは)必ず成功させてごらんにいれます」
「父さんはな、これから遠くの宇宙まで悪い奴を退治しに行くのだ」
「ふたりとも男の子だ。母さんを守って、いい子でいるんだぞ」
「あたりまえだ、帰ってくるさ」
「おれがいままで戦場に出て帰ってこなかったことがあるか」
第七章 要塞対要塞
「叛乱軍、いや、同盟軍の諸君」
「小官は銀河帝国ガイエスブルク派遣部隊総司令官ケンプ大将です」
「戦火を交えるにあたり、卿らに一言あいさつをしたいと思ったのです」
「できれば降伏していただきたいが、そうもいかんでしょう」
「卿らの武運を祈ります…」
「(返信が無く)いささか残念だな」
「ヤン・ウェンリーという男の顔を見てみたかったが、やはり武人は武人らしく」
「実力であいさつすべきか」
「ヤン・ウェンリーか。あの男は逃げ上手でな一昨年」
「アムリッツァ会戦に先だつ戦闘で、まんまと逃げられたことがある」
「奴は勝っているくせに逃げ出したのだ。奇妙な男だ」
「それを待っていることはない」
「先手先手を打つとしよう」
「この回廊は、やがて名を変えるだろう。ガイエスブルク回廊とな」
「それとも、ケンプ=ミュラー回廊という名になる、ということもありうるぞ」
「ミュラーは何をしているのだ」
「決断すべきときに迷うから、あんなことになるのだ」
「卿は善戦はした。だが、単にそれだけのことだ」
「何の実りもなかった」
第八章 帰還
「わが軍、有利」(ラインハルトへの報告)
「敵が縦深陣をしいて、吾々をそのなかに引きずりこもうとしている可能性はないのか?」
「では、奴らの意図は時間かせぎだ」
「イゼルローンから艦隊が突出するのを待って、前後から挟撃する気だろう」
「こざかしい、その策にのるか」
「退却するな! 退却してはならん」
「あと一歩だ。あと一歩で銀河系宇宙が吾々のものになるんだぞ!」
「そうだ、あれがあった…まだ最後の手段がある」
「あれを使って、イゼルローン要塞を破壊するのだ」
「艦隊戦では負けたが、まだ完全に敗れたわけではないぞ」
「ガイエスブルク要塞だ」
「あのうすらでかい役たたずを、イゼルローン要塞にぶつけてしまうのだ」
「そうすれば、イゼルローン要塞とて、ひとたまりもない」
「全員、退去せよ」
「おれはもう助からん。これを見ろ」
「ミュラーに詫びておいてくれ」
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