アニメ「天穂のサクナヒメ(てんすいのさくなひめ)」の名言・台詞をまとめていきます。
天穂のサクナヒメ
1話
「この衣は高いぞ」
「この豊穣神サクナヒメの神としての格を示すにふさわしい」(サクナヒメ)
「(ガキ?) なんじゃと?」
「わしゃ…大人じゃ!」(サクナ)
「おい、人の子よ」
「ここから先は神の領域、頂の世じゃ」(サクナ)
「それにこの広さ」
「いくら寝返りをうってもどこにもぶつからん!」(サクナ)
「サクナヒメよ、そのほうあの武神タケリビが娘として重用してきたにも関わらず」
「捧げ物を饌殿ごとぶっ飛ばすとは」(カムヒツキ)
「まさかここから(鬼島に)通うつもりではあるまいな?」
「無論、鬼島に住み着いて命(めい)を果たすのじゃ」(カムヒツキ)
「(都?) それまではそなたをこの都から追放とする」(カムヒツキ)
「戻る場所などなかったのです」
「我等は進むしかなかったのでござりまする」(田右衛門)
「しかしこたびの勅、カムヒツキ様はおひい様に心を入れ替えるよう」
「促しているようにも思うのです」(タマ爺)
「おひい様のお母上トヨハナ様は大龍(オオミズチ)を討ち取りしのち」
「お父上と共にあの島で米を作り狩りをし、自らの力で暮らしておりました」(タマ爺)
「同じことをおひい様が経験することで、豊穣神としても自覚を芽生えさせる」
「そのような思いもあったのではないかと」(タマ爺)
「駄々っ子のようなことはおやめ下さい」
「神なのですぞ」(タマ爺)
「サクナさん、以前言っていたではないですか」
「いつか立派な神様になって、必ず両親を見つけ出すと」(ココロワヒメ)
「あの言葉は嘘だったのですか?」(ココロワ)
「では諦めるということですね?」(ココロワ)
「父タケリビ様と母トヨハナ様がかつて過ごした」
「唯一の手がかりが残る鬼島に行かないというのですね」(ココロワ)
2話
「さすが戦神タケリビ様の娘」
「トヨハナ様の魂も同じように受け継いでいただければよかったのですが」(タマ爺)
「(タケリビが)父?」
「よく見れば確かに面影があるな、あのバカと」(アシグモ)
「なんでも神の務めで済ますな」(サクナ)
「しかしこれでマシとは、人の世はそんなにもひどいことになっておるのか」(サクナ)
「どっちにしろ同じだべ」
「ろくに食ってねえんだ、死ぬしかなかったべ」(きんた)
「わしは神じゃ、鬼などには負けぬ」
「明日からはたらふく食えるだけの糧を調達してきてやるから、わしに従え」(サクナ)
「まったく、人の子というのは…面倒くさいものじゃな」(サクナ)
「(神の自覚?) 呆れて怒る気力もないだけじゃ」(サクナ)
「まさかこれ以上、わしに働けと申すのではあるまいな」(サクナ)
「これが豊穣神トヨハナ様のご息女じゃ」(タマ爺)
「田が目を覚ましたのです」
「この地で再び米作りが始まるのです」(タマ爺)
3話
「(面倒くさい?) おひい様、それが稲作でございますぞ」
「時間をかけ、汗水を垂らし、日々もの言わぬ稲達と向き合いながら育ててゆく」(タマ爺)
「(肥やしは)いつどのようなものを作り・まくかによって」
「米の質や味にも関わる大事な作業にございます」(タマ爺)
「何かといえば神、神と…」(サクナ)
「米は豊穣神にとって特別なもの」
「食すことによって、おひい様にさらなる力を与えもするでしょう」(タマ爺)
「稲作とは本来、長い年月をかけて少しずつ改め、工夫しよくしていくもの」
「一朝一夕には出来ないものにございます」(タマ爺)
「人の子が…神に気を遣うでない」(サクナ)
「百姓仕事とは、喜びにたどり着くまでが長く険しいものにござる」
「話し込むと不平も増え、気が滅入る」(田右衛門)
「そこで先人達は歌うことにしたのですな」
「歌えばつらさも紛れる」(タマ爺)
4話
「諦めが悪くてな」
「かつて先代のカムヒツキとの争いでも、この島を守ってきた我等が」
「鬼ごときで島を明け渡すなど…」(アシグモ)
「やっとわしの偉大さが分かったか、感謝するのじゃぞ」(サクナ)
「ご自身で申されなければ立派なのでございますが」(タマ爺)
「やっぱり、ちゃんと話さねえとダメなんだべか」(きんた)
「おいら、刃物打ってみてえ」
「この手で鎌や刀とかこさえてみてえんだ」(きんた)
5話
「しかし、稲というのはつくづく面倒くさいのう」(サクナ)
「いい米を作るというのは、それだけ手間暇がかかるということですぞ」(タマ爺)
「機織りするのにどうしても部屋をこさえてほしかったっす」
「まあいろいろ理由はありすけど」(ゆい)
「とにかくそういうわけだから」
「機織りしてる時は必ず声をかけてから入ってけらいん」(ゆい)
「前のめりでいかねば事は進まぬぞ」
「”恋は戦”とこの本にも記してある」(サクナ)
「おらのこの気持ちは、やっぱり恋でねえみてえだ」
「よく分かんねえすけど、ただそばにいて少しでも恩返し出来ればいいんす」(ゆい)
「ゆいには何かとつきまとわれて、がおったもんだべなあ」
「んでも…んでもゆいと出会って、なんか変わった気がした」(きんた)
6話
「この島は父上と母上が出会い、お主らアシグモ族と共に守ってきた島でもある」
「わしも行くぞ!」(サクナ)
「それが米です」
「春の田起こしから秋のもみすりまで、いっときも離れず成長を見守り」
「愛情を注ぎ育て、結実したものです」(タマ爺)
「それだけに米は強い」
「米は力なのです」(タマ爺)
「恩に着るぞ」
「これまで父上と母上が共に過ごした島を守ってくれて」(サクナ)
「わしに預けてはくれぬか?」
「骸(むくろ)とはいえお主が愛する者と戦う姿、見たくはないのじゃ」(サクナ)
「数が多かろうが、一掃すればよいのじゃろう!」
「これが…米の力じゃ!」(サクナ)
7話
「これではまるで、友と引き換えに名誉を得たようなものではないか」
「でもそれは、心のどこかでわたくしが望んでいた日々」(ココロワ)
「激しい動揺にわたくしは気づいた」
「地位と名誉を得てもわたくしはまだ…サクナさんの影に怯えている」(ココロワ)
「これはお役目の」
「ではココロワがわしのあとお役目を?」(サクナ)
「よかったのう!」
「お主ずーっとお役目を賜りたいと申しておったではないか」(サクナ)
「カムヒツキ様がやっとその日々の努力をお認めになったということじゃろう」
「これはめでたい」(サクナ)
「鬼島はそれはそれはひどい所じゃぞ」
「食べるものはなく、夏は暑く冬は寒い」(サクナ)
「じゃが、それゆえ1つのことを成す喜びも大きくはあるが」
「それでもわしはやはり都が好きじゃ、ココロワがおるからの」(サクナ)
「今まで米の違いなど考えたこともなかったようじゃが」
「作る者によってこうも変わるのじゃ」(カムヒツキ)
「わしもこの(母の)ような米を作ってみたい」(サクナ)
「1年かけて米を作ってみて思うた」
「これだけ手間がかかるのならば、出来るだけよいものを作りたい」
「食する者が喜ぶものを作りたい」(サクナ)
「同じ種もみ・同じ土であっても、年ごとに日差し・雨・暑さ・寒さ」
「1つとして同じものはございませぬ」(タマ爺)
「その経験を重ね、試行錯誤して、もっともよき米を作っていく必要がございます」(タマ爺)
「ここは頂の世、つまりテン…いやアマ…稲穂…」
「そうじゃな…(米の名は)”天穂の誉(あまほのほまれ)”なんてどうじゃ」(サクナ)
8話
「そのようなことがあるわけなかろう」
「ココロワはわしの親友じゃぞ、そのようなこととはもっとも縁遠い者じゃ」(サクナ)
「安心せい」
「必ず真犯人を見つけ、お主(ココロワ)に罪なきことを証してみせるわ」(サクナ)
「お主を救いたいのじゃ、そばにいたいのじゃ」
「お主はわしが1番つらい時にそばにいてくれた」(サクナ)
「”親友”…」
「今にして思えば、わたくしはその言葉に苦しんでいたのかもしれません」(ココロワ)
「あなたが去ってようやくいただけたお役目」
「せめてこれだけでも勤め上げねば、わたくしはわたくしを認められません」(ココロワ)
「あなた(サクナさん)にわたくしの気持ちなど分かりません!」(ココロワ)
「カムヒツキ様からようやくいただいたお役目なのです」
「もうあなたに奪われたくはない」(ココロワ)
「あなたの影に怯えたくはないのです」(ココロワ)
「こたびのことは、元をたどれば全て」
「このわたくしの未熟さが招いたことにございます」(サクナ)
「わたくしにもう少し思慮があれば」
「こたびのことは起きずに済んだはずでございます」(サクナ)
「どうか全ての罪はわたくしめにお与えになり」
「ココロワヒメにはお役目を勤め上げさせて下さるよう何とぞ…」
「何とぞお願い申し上げます!」(サクナ)
「本音を話してくれて嬉しかった」
「会えずとも、わしはそなたの親友じゃ」(サクナ)
「カムヒツキ様から勅命をいただきました」
「サクナさんと一緒に鬼島へ渡り、共に鬼のいずる原因を探り解決するよう」(ココロワ)
「それで勅を果たすことが出来たら、都に自由に行き来してよいそうです」
「わたくしも、サクナさんも」(ココロワ)
「ココロワヒメと申します」
「サクナさんの親友です」(ココロワ)
9話
「やらねばやられるという理由で殺(あや)めるのだとしたら」
「石丸となんら変わりなくなってしまうのではないか?」(田右衛門)
「わけも分からぬまま頂の世に来たのに、皆投げ出さずに頑張っておった」
「根の悪い者はおらぬ」(サクナ)
「お忘れですか?」
「カムヒツキ様はわたくしにも勅をお与えになったのですよ」
「サクナさんと同じ勅を」(ココロワ)
「あなたに負けじとわたくしも努力してきたのです」
「心配は無用です」(ココロワ)
「ここは預かる」
「こやつの怨念は、元はといえば鬼どもに殺されたアシグモ族の怨念」(アシグモ)
「我はそのケリをつけるためにこの島に残っていたようなもの」
「そろそろ終わりにしないとな!」(アシグモ)
10話
「(都に戻る?) それでは…それでは、何も変わらぬではないか」
「あの頃と何1つ…」(サクナ)
「(無理?) 1人ではない、皆がおる」
「わしも皆も、あの頃とは違う」(サクナ)
「自分の境遇に絶望し、全てを誰かのせいにしていたあの頃のわしらは」
「もうおらぬはずじゃ」(サクナ)
「では皆の者、椀を掲げよ」
「それではテクサリだんご改め、出直しだんごをいただくとしよう」(サクナ)
「これをもって、わしらはまた始まるのじゃ」
「また美味い米を作るぞ!」(サクナ)
「(先に話を?) すみません」
「考え事をしていると、口を動かすのに気が回らなくなってしまいまして」(ココロワ)
「お主のしたことは許されるものではない」
「じゃが…わしは、憎みたくはないのじゃ」(サクナ)
「お主がいま背負うておる荷があるのであれば、それを下ろしてみよ」
「これ以上、わしらはお主を恨まぬ」(サクナ)
「お主を許す」
「だから、もう少し生きてみよ」(サクナ)
11話
「それがしも何度も思った、死ぬべきだと」
「だがなぜか生きたいと思う」(田右衛門)
「死ぬのであれば、生きてよかったと…そう思って死にたいと」(田右衛門)
「倒せるのであれば、もちろんそうしたい」
「じゃが、もし負けてしもうたら全てが台なしじゃ」(サクナ)
「オオミズチを退けた父上の苦労、この島で米を作り続けた母上の苦労」
「アシグモや河童達、島を守ってきた全ての者達の努力も…」(サクナ)
「過ぎたことを後悔しても仕方ないと」
「わたくしに教えてくれたのはサクナさんですよ」(ココロワ)
「まずは信じることが大切じゃな」
「今の己と、父上と母上が残した力を」(サクナ)
「もう恐れることも怒ることも憎むこともしなくてよいのだ」
「お主はもう、死んでおるのだから」(田右衛門)
「わしは、やはりこの島が好きじゃ」
「この島に生きる全ての者が好きじゃ」(サクナ)
「この島を守りたい」
「だから…だからわしは…わしはオオミズチと戦うことにする!」(サクナ)
12話
「いや、あるのです」
「星魂剣(ほしだまのつるぎ)の半身はあるのです、ここに」(タマ爺)
「これが星魂剣の力にございます」
「ほかにはなき、唯一無二の剣にございます」(タマ爺)
「星魂剣でしか打ち倒すことはかないません」
「それしか手はないのです」(タマ爺)
「爺に…このタマに、剣という役目をお与え下さい」
「この老いぼれ、最後のお願いにございます」(タマ爺)
「爺…いや、星魂剣よ」
「このわしに…このわしに力を貸してくれ」(サクナ)
「(参りたい所?) そうですな…爺にとってはタケリビ様やトヨハナ様と過ごしたここが」
「やはりもっとも落ち着く地にございます」(タマ爺)
「ここでゆっくりしとうございます」(タマ爺)
「おひい様、泣いている場合ではございませぬぞ」
「お立ち下さい」(タマ爺)
「おひい様は武神と豊穣神の娘なのですから」(タマ爺)
13話
「こうして祭られることによって神は力を増す」
「戦いを前にした皆さんの心遣いですよ」(ココロワ)
「あの山の炎は、かつて御柱都(みはしらのみやこ)にまでその名をとどろかせた」
「悪神・大龍(オオミズチ)によるもの」(サクナ)
「奴は長きに渡り地中に潜み、ためにためた力でこのヒノエを蹂躙し」
「いずれ都にも攻め入るかもしれぬ」(サクナ)
「カムヒツキ様にはわしが力及ばず倒れた時、この事実を伝えてほしい」(サクナ)
「じゃが、そうはならぬとわしは信じておる」
「なぜなら、このサクナヒメが討ち取るからじゃ!」(サクナ)
「わしとて都におった頃のわしではない」
「ここで育てた米が…それを認めてくれた皆の心が力をくれる」(サクナ)
「米はわしの…いや、我等ヤナト族の魂にして力の源!」
「その熱き思いをこの星魂の農具に乗せ、これよりオオミズチを討ってまいる!」(サクナ)
「”一柱”ではない」
「聞いたことはないか? ”米には7人の神が宿る”と」(サクナ)
「一粒に7人じゃ。この体にこれで何人の神が宿るかのう」
「百か千か、いや…このヤナトに住むといわれる八百万の神全てか」(サクナ)
「お主が創世樹の力で無二の強さを得たように、わしの内にも宿るものがある」
「父母より受け継いだ血と力、このヒノエで守るべき者達、それがわしの宝じゃ」(サクナ)
「大いなる水の神よ…弑(しい)し奉る!」(サクナ)
「すまぬ、皆…戻れそうに…ない」(サクナ)
「いつでも見ていますよ」
「魂は全てのものに宿るのですから」(トヨハナ)
「父上、母上…サクナは生きていきます」
「どうか、お達者で…」(サクナ)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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