アニメ「鬼滅の刃(3期) 刀鍛冶の里編」の名言・台詞をまとめていきます。
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編
1話
「そうか! 倒したか、上弦を」
「百年…百年もの間変わらなかった状況が、今変わった!」(産屋敷耀哉、お館様)
「分かるか? これは兆しだ」
「運命が大きく変わり始める」(お館様)
「この波紋は広がってゆくだろう」
「周囲を巻き込んで大きく揺らし、やがてはあの男の元へ届く」(お館様)
「鬼舞辻無慘。お前は必ず、私達が…私達の代で倒す」
「我が一族唯一の汚点である、お前は!」(お館様)
「異空間、無限城、ここに呼ばれたということは…」
「上弦が鬼狩りにやられた」(猗窩座)
「これはこれは猗窩座様!」
「いやはやお元気そうで何より、90年ぶりでございましょうかな?」(玉壺)
「わたくしはもしやあなたがやられたのではと心が踊った…」
「心配で胸が苦しゅうございました」(玉壺)
「怖ろしい怖ろしい」
「しばらく会わぬうちに玉壺は数も数えられなくなっておる」
「呼ばれたのは113年ぶりじゃ」(半天狗)
「割り切れぬ数字…不吉な半…奇数!」
「怖ろしい怖ろしい」(半天狗)
「なら上弦の壱はどこだ?」
「まさかやられたわけじゃないだろうな」(猗窩座)
「おっとおっと!」
「ちょっと待っておくれよ、猗窩座殿」
「俺の心配はしてくれないのかい?」(童磨)
「俺はみんなをすごく心配したんだぜ、大切な仲間だからな」
「だあれも欠けてほしくないんだ、俺は」(童磨)
「どかせ…」
「腕をどかせ」(猗窩座)
「おお…う~ん、いい拳だ」
「前よりも”少し”強くなったかな?」
「猗窩座殿」(童磨)
「私はここにいる」
「無慘様がお見えだ」(黒死牟)
「妓夫太郎が死んだ…上弦の月が欠けた」(鬼舞辻無慘)
「誠にございますか! それは申し訳ありませぬ」
「妓夫太郎は俺が紹介した者ゆえ、どのようにお詫び致しましょう」(童磨)
「目玉を…ほじくり出しましょうか?」
「それとも…」(童磨)
「必要ない、貴様の目玉など」(鬼舞辻)
「妓夫太郎は負けると思っていた」
「案の定、堕姫が足手まといだった」(鬼舞辻)
「始めから妓夫太郎が戦っていれば勝っていた」
「そもそも毒を喰らわせたあとまで戦い続けず…いや、もうどうでもいい」(鬼舞辻)
「くだらぬ…人間の部分を多く残していた者から負けていく」(鬼舞辻)
「だがもうそれもいい」
「私はお前達に期待しない」(鬼舞辻)
「またそのように悲しいことをおっしゃいなさる」
「俺が、あなた様の期待に応えなかった時があったでしょうか」(童磨)
「産屋敷一族を未だに葬っていない…青い彼岸花はどうした?」
「なぜ何百年も見つけられぬ!」(鬼舞辻)
「私は…貴様らの存在理由が分からなくなってきた」(鬼舞辻)
「私が嫌いなものは変化だ」
「状況の変化、肉体の変化、感情の変化、あらゆる変化はほとんどの場合劣化だ」
「衰えなのだ」(鬼舞辻)
「私が好きなものは不変」
「完璧な状態で永遠に変わらないこと」(鬼舞辻)
「ああ…無慘様の手がわたくしの(斬られた)頭に!」
「いい…とてもいい!」(玉壺)
「113年ぶりに上弦を殺されて、私は不快の絶頂だ」(鬼舞辻)
「まだ確定していない情報を、嬉々として伝えようとするな」(鬼舞辻)
「これからはもっと死に物狂いでやった方がいい」
「私は上弦だからという理由で、お前達を甘やかしすぎたようだ」(鬼舞辻)
「玉壺。情報が確定したら、半天狗と共にそこへ向かえ」(鬼舞辻)
「(半天狗と一緒に?) そんな! わたくしがつかんだ情報なのに、ご無体な…」
「でもそこがいい…」(玉壺)
「無慘様がお前(童磨)に何か命じたか?」
「失せろ」(猗窩座)
「猗窩座…お前は度が過ぎる」(黒死牟)
「よいよい、黒死牟殿」
「俺は何も気にしない」(童磨)
「お前(童磨)のために言っているのではない」
「序列の乱れ…ひいては従属関係にヒビが入ることを憂いているのだ」(黒死牟)
「気に喰わぬならば、入れ替わりの血戦を申し込むことだ」(黒死牟)
「いやあ…しかしだよ、黒死牟殿」
「申し込んだところで、猗窩座殿は我等に勝てまいが」(童磨)
「加えて俺に至っては、猗窩座殿よりもあとで鬼となり、早く出世したのだから」
「彼も内心穏やかではあるまい」
「分かってやってくれ」(童磨)
「それに俺は、わざと避けなかったんだよ」
「ちょっとした戯れさ」(童磨)
「こういう風にして、仲良くなっていくものだよ」
「上に立つ者は下の者にそう目くじら立てず、ゆとりを持つ…」(童磨)
「猗窩座。私の言いたいことは…分かったか」(黒死牟)
「分かった…俺は必ず、お前を殺す」(猗窩座)
「そうか…励むことだ」(黒死牟)
「(後世に伝える?) 必要ない」(炭治郎の夢の中の剣士)
「道を極めた者がたどり着く場所は、いつも同じだ」
「時代が変わろうとも、そこに至るまでの道のりが違おうとも」
「必ず同じ場所に行きつく」(夢の剣士)
「私は大切なものを何1つ守れず、人生においてなすべきことをなせなかった者だ」
「なんの価値もない男なのだ」(夢の剣士)
「悲しい…悲しい…」
「夢…か…」(竈門炭治郎)
「大丈夫?」
「戦いのあと2ヶ月間、意識が戻らなかったのよ」(栗花落カナヲ)
「目が覚めて…よかった」(カナヲ)
「意識が戻ってよかった!」
「私の代わりに行ってくれたから、みんな…」(神崎アオイ)
「伊之助さん、すごく状態が悪かったの」
「毒が回ったせいで、呼吸による止血が遅れてしまって」(アオイ)
「俺はお前よりも7日前に目覚めた男!」(嘴平伊之助)
「もっと褒めろ!」
「そしてお前は軟弱だ!」
「心配させんじゃねえ!」(伊之助)
「彼(伊之助さん)について考えるのが面倒くさくなったのでは?」(アオイ)
「つまり俺は不死身ってことだ!」(伊之助)
「静かにして…静かに…」
「炭治郎、寝たから静かにして!」(カナヲ)
「お前にやる刀は無い」(鋼鐵塚蛍)
「ん? 感謝のやまびこが聞こえた」
「誰か来たのかしら、なんだかドキドキしちゃう」(甘露寺蜜璃)
「いや、違う」
「折れるようなナマクラを作ったあの子が悪いのや」(鉄地河原)
「(刀鍛冶の)皆さんのおかげで、俺達は刀を振るえるんですね」
「ありがとうございます!」(炭治郎)
「私今そこで無視されたの~」
「挨拶したのに無視されたの~」(蜜璃)
「(誰?) 分かんないの~!」
「だから名前聞いたのに無視なの~」(蜜璃)
「ひどいと思わない? 私、柱なのに~」
「お風呂上がりのいい気分が、もう全部台無し!」(蜜璃)
「久しぶり! 元気でやってた?」
「風柱と名字一緒だね!」(炭治郎)
「話しかけんじゃねえ!」(不死川玄弥)
「裸の付き合いで仲良くなれると思ったんだけど、人間関係って難しいな」(炭治郎)
「私のうちは5人姉弟だけど仲良しだから」
「よく分からなくて、不死川兄弟こわって思ったわ」(蜜璃)
「(なぜ鬼殺隊に?) あのね…添い遂げる殿方を見つけるためなの~!」(蜜璃)
「やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ、女の子なら」
「守ってほしいもの!」(蜜璃)
「分かる? この気持ち」
「男の子には難しいかな」(蜜璃)
「ほら、柱の人は強いでしょ」
「でもなかなか会えないからね」
「自分も柱にならないとね」
「だから私すごい頑張ったのね」(蜜璃)
「炭治郎君」
「今度また生きて会えるか分からないけど、頑張りましょうね」(蜜璃)
「あなたは上弦の鬼と戦って生き残った、これはすごい経験よ」
「実際に体感して得たものは、これ以上ないほど価値がある」(蜜璃)
「5年分、10年分の修行に匹敵する」
「今の炭治郎君は、前よりももっとずっと強くなってる」(蜜璃)
「甘露寺蜜璃は、竈門兄妹を応援してるよ!」(蜜璃)
「でもまだまだです、俺は」
「宇髄さんに勝たせてもらっただけですから」(炭治郎)
「もっともっと頑張ります」
「鬼舞辻無慘に勝つために!」(炭治郎)
「この里には、強くなるための秘密の武器があるらしいの」
「探してみてね」(蜜璃)
「君こそいい加減にしなよ」
「押し問答している時間がもったいないだろ」(時透無一郎)
2話
「どうしよう、盗み聞きはよくない」
「だけど、揉め事だったら仲裁しないと…」(炭治郎)
「声がとてもうるさい…誰?」(時透)
「拷問の訓練、受けてるの?」
「大人だってほとんど耐えられないのに、君は無理だよ」
「度を越えて頭が悪い子みたいだね」(時透)
「壊れるかな何? また作ったら?」
「君がそうやってくだらないことをぐだぐだぐだぐだ言ってる間に」
「何人死ぬと思ってるわけ?」(時透)
「柱の邪魔をするっていうのは、そういうことだよ」
「柱の時間と君達の時間は全く価値が違う」
「少し考えれば分かるよね?」(時透)
「刀鍛冶は戦えない、人の命を救えない」
「武器を作るしか能がないから」(時透)
「ほら、鍵」
「自分の立場をわきまえて行動しなよ」
「赤ん坊じゃないんだから」(時透)
「こう…何かこう…すごく嫌!」
「なんだろう、配慮かな?」
「配慮が欠けていて残酷です!」(炭治郎)
「あなたの言っていることはおおむね正しいんだろうけど」
「間違ってないんだろうけど」
「刀鍛冶は重要で、大事な仕事です!」(炭治郎)
「(すごい?) そりゃあ当然よ!」
「あの子は”日の呼吸”の使い手の子孫だからね」
「あの子は天才なのよ、あんた達とは次元が違うのよ」(鎹鴉・銀子)
「それ(夢)は記憶の遺伝じゃないですか?」
「うちの里ではよく言われることです、受け継がれていくのは姿形だけではない」
「生き物は、記憶も遺伝する」(小鉄)
「あなたが見た夢は、きっとご先祖様の記憶なんですよ!」(小鉄)
「君には未来がある」
「10年後20年後の自分のためにも、今頑張らないと」
「今できないことも、いつか出来るようになるから」(炭治郎)
「自分に出来なくても、必ず他の誰かが引き継いでくれる」
「次につなぐための努力をしなきゃならない」(炭治郎)
「君に出来なくても、君の子供や孫なら出来るかもしれないだろう」(炭治郎)
「俺は鬼舞辻無慘を倒したいと思っているけれど」
「鬼になった妹を助けたいと思っているけれど」
「志半ばで死ぬかもしれない」(炭治郎)
「でも必ず、誰かがやり遂げてくれると信じてる」(炭治郎)
「俺たちがつないでもらった命で、上弦の鬼を倒したように」
「俺達がつないだ命が、いつか必ず鬼舞辻無慘を倒してくれるはずだから」(炭治郎)
「無知ゆえの、純粋なる暴挙!」(炭治郎)
3話
「話は聞かせてもらった、あとは任せろ」(鋼鐵塚)
「この錆びた刀は俺が預かる」
「鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術で、見事磨き上げてしんぜよう」(鋼鐵塚)
「知るかよ! 出てけ、お前」
「友達みたいな顔してしゃべってんじゃねえよ!」(玄弥)
「(腕を折った?) あれは女の子を殴った玄弥が全面的に悪いし、仕方ないよ」(炭治郎)
「下の名前で呼ぶんじゃねえ!」(玄弥)
「玄弥はなんであんなにずっと怒ってるんだろう?」
「やっぱり、お腹すいてるのかなあ」(炭治郎)
「まずい、まずい!」
「やはり山の中の刀鍛冶の肉など食えたものではないわ」
「だがそれもまたいい」(玉壺)
「しかしここを潰せば鬼狩り共を…」
「確実に弱体化させられる」(玉壺)
「急がねば、急がねば…玉壺のおかげで里は見つかった」
「けれどもあのお方はお怒りじゃ」(半天狗)
「早う早う、皆殺しにせねば…あのお方に楯突く者共を」(半天狗)
「兄貴…俺はやらないといけないんだ」(玄弥)
「なんでそんなに人を構うの?」
「君には君のやるべきことがあるんじゃないの?」(時透)
「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし」
「俺も行こうと思ってたからちょうどいいんだよ」(炭治郎)
「その子(禰豆子)、何かすごく変な生き物だな」
「うん、すごく変だよ」(時透)
「なんだろう、上手く言えない」
「僕は前にもその子と会ってる?」
「前もそうだったのかな」(時透)
「鬼がどうしてこんな所に…目視するまで気づかなかった」
「この鬼、間違いなく上弦!」(炭治郎)
「霞の呼吸、肆ノ型・移流斬り」(時透)
「速い…仕留められなかった」(時透)
「やめてくれ…いじめないでくれ。痛い~!」(半天狗)
「気後れするな! 大勢人を殺している鬼だ!」
「そうでなきゃ、柱の攻撃を避けられない!」(炭治郎)
「斬った、首を! 速い!」
「でも、上弦は首を斬ったからといって、必ず死ぬとは限らない」(炭治郎)
「楽しいのう! 豆粒が遠くまでよく飛んだ」
「なあ、積怒」(可楽)
「何も楽しくはない、わしはただひたすら腹立たしい」
「可楽、お前と混ざっていたことも」(積怒)
「これは楽しい、面白い」
「初めて食らった感触の攻撃だ」(可楽)
「急所は必ずあるはずだ」
「探せ! 見極めろ! 何か…」(炭治郎)
「哀しいほど弱い」(哀絶)
「早く立て! 立ち上がれ!」
「里の人達も危ない、守らなければ」
「体がしびれてる、耳も聞こえない」(炭治郎)
「かなり飛ばされた、早く戻らなければ」(時透)
「鬼と子供?」
「子供…刀鍛冶として技術も未熟なはず、助ける優先順位は低い」(時透)
「気配からして、あれは本体ではなく術で生み出されたもの」
「ここで足を止める理由はない」(時透)
「里全体が襲われているならまず里長、技術や能力の高い者を優先して守らなければ」(時透)
「今やるべきは上弦の鬼を抹殺して、里を守ること」
「未熟な刀鍛冶の卵1人助けたところで…」(時透)
「逃げろ」
「邪魔になるからさっさと逃げてくれない」(時透)
4話
「君は必ず自分を取り戻せる、無一郎」(お館様)
「混乱しているだろうね、今はとにかく生きることだけ考えなさい」
「生きてさえいれば、どうにかなる」(お館様)
「失った記憶は必ず戻る、心配いらない」(お館様)
「きっかけを見落とさないことだ」
「些細な事柄が始まりとなり、君の頭の中の霞を鮮やかに晴らしてくれるよ」(お館様)
「これは正しいのかな?」
「こんなことしてたら、里全体を守れないんじゃ…」(時透)
「いや出来る」
「僕はお館様に認められた鬼殺隊、霞柱・時透無一郎だから」(時透)
「どうだ俺の爪は! この速度、切れ味!」
「金剛石をも砕く威力だ!」(空喜)
「震えるがいい!」
「歓喜の血しぶきを、もっと上げてみせろ!」(空喜)
「お前もな」(炭治郎)
「即死できぬということは哀しいのう」(哀絶)
「まだ生きているだろうが! 頭をかち割れ、哀絶!」(積怒)
「分かっているからいちいち怒鳴るな…哀しくなる」(哀絶)
「死ぬまで何度でも首を斬ってやるぜ!」
「虫けら共!」(玄弥)
「迷うな! もうとにかくやるしかない!」(炭治郎)
「知りたいか?」
「俺の名前は不死川玄弥、しっかり覚えろよ」
「てめえを殺す…男の名前だ!」(玄弥)
「急がなきゃ急がなきゃ、里のみんなが危ないわ」(蜜璃)
「でも私の担当してる地区から刀匠さん達の里、すごい近かったのね」
「びっくり!」(蜜璃)
「よ~し、頑張るぞ!」(蜜璃)
5話
「遅れてごめんなさい!」
「みんな、すぐ倒しますから!」(蜜璃)
「恋の呼吸・壱ノ型」
「初恋のわななき!」(蜜璃)
「私、いたずらに人を傷つける奴には、キュンとしないの!」(蜜璃)
「考えろ…考えるんだ!」
「敵に大打撃を与える方法…すぐに回復させない攻撃…」(炭治郎)
「どうですか、すばらしいでしょう!」
「断末魔を再現するのです!」(玉壺)
「おい…いい加減にしろよ、クソ野郎が」(時透)
「よくも斬りましたね、わたくしの壺を! 芸術を!」
「審美眼のない猿めが!」(玉壺)
「脳まで筋肉で出来ているような貴様らには、わたくしの作品を理解する力はないのだろう」
「それもまたよし!」(玉壺)
「いや…でもこれだけ逃げるということは、さっきの分裂鬼とは違って」
「こいつは首を斬れば死ぬんだ」(時透)
「針だらけで随分滑稽な姿ですねえ」
「どうです? 毒で手足がじわじわと麻痺してきたのでは?」(玉壺)
「本当に滑稽だ」
「つまらない命を救って、つまらない場所で命を落とす」
「いてもいなくても変わらないような…」(玉壺)
「(つまらない命?) 誰だ? 思い出せない」
「昔同じことを言われた気がする」
「誰に言われた?」(時透)
「しかし柱ですからねえ、一応はこれでも」
「どんな作品にしようか胸が躍る!」(玉壺)
「うるさい、つまらないのは君のおしゃべりだろ」(時透)
「血鬼術・水獄鉢(すいごくばち)」
「窒息死は乙なものだ、美しい」(玉壺)
「そして頸に刃を当てられてヒヤリとする感じ…これはとてもいい」(玉壺)
「鬼狩りの最大の武器である呼吸を止めた」
「もがき苦しんでゆがむ顔を想像するとたまらない」(玉壺)
「里を壊滅させれば、鬼狩り共には大打撃」
「鬼狩りを弱体化させれば、産屋敷の首もすぐそこだ」(玉壺)
「禰豆子の血で、刀が燃える」
「刀の色が変わる」(炭治郎)
「温度が上がって、黒い刀が赤くなる」
「爆ぜる血をまとって、これは…爆血刀」(炭治郎)
「強くなったと思っても、鬼はまた更に強く」
「生身の体は、傷を負いボロボロになり」(炭治郎)
「でも、その度に誰かが助けてくれる」
「命をつないでくれる」
「俺は応えなければ」(炭治郎)
「俺に力を貸してくれるみんなの願いは、思いは1つだけだ」
「鬼を倒すこと、人の命を守ること!」(炭治郎)
「燃える刃、赫刀。無慘様の記憶」
「無慘様を追い詰め、その首を斬りかけた、剣士の刀」
「姿が重なる」(積怒)
「ヒノカミ神楽・日暈(にちうん)の龍」
「頭(かぶり)舞い」(炭治郎)
「ずっと考えてた、あの一撃のことを」
「妓夫太郎の首を斬れた、あの一撃の威力の理由を」(炭治郎)
「あの瞬間の感覚、呼吸、力の入れ方」
「燃えるように熱くなった体中、そして額が…」
「分かった、もう出来るぞ」(炭治郎)
6話
「ずっと気になっていたことがあった」
「首が急所じゃないなんてことがあるのか?」(炭治郎)
「違和感の正体…一瞬だけしたあの匂い」
「そう、あれは…五体目の匂いだ!」
「五体目がいるんだ!」(炭治郎)
「図に乗るなよ!」
「上弦を倒すのは…俺だ!」(玄弥)
「上弦の陸を倒したのはお前の力じゃない」
「だからお前は柱になってない!」(玄弥)
「お前なんかよりも…先に…俺が!」
「柱になるのは俺だ!」(玄弥)
「なるほど! そうか分かった」
「俺と禰豆子が全力で援護する!」
「3人で頑張ろう!」(炭治郎)
「大丈夫じゃ…わしは見つからぬ、大丈夫じゃ」
「悪い奴等は喜怒哀楽が倒してくれる」(半天狗)
「そのやせ我慢の顔、とてもいいですねえ!」
「作品への想像力が高まります」(玉壺)
「ちっさ!」
「小さすぎだろ! 本体こいつか!」(玄弥)
「こいつが!? クソッたれが!」
「見つけられるか、こんなもん普通」
「野ねずみ程度の大きさじゃねえか!」(玄弥)
「あの四体が強力すぎんだよ!」
「あんなのをこのチビが操ってんのか!?」
「あの四体を相手しながら、このねずみ捕り…クソめんどくせえ!」(玄弥)
「今まで鬼殺隊の人間がやられてきた構図が見えたぜ」
「ふざけんな、小賢しい!」
「憤懣やるかたねえ!」(玄弥)
「よし、いける! 勝った!」(玄弥)
「き…斬れねえ…斬れねえ!」
「バカな! バカな!」
「こんな、指一本の太さしかねえ首だぞ!」(玄弥)
「しまった! もたつき過ぎた…避けられねえ」
「やられる…首は回復できねえ」
「兄貴…」(玄弥)
「俺は柱になって、兄貴に認められたかった」
「そして、あの時のことを…謝りたかった」(玄弥)
「ひどいこと言って…ごめん、兄ちゃん」
「全部…全部言い訳にしかならないけど…混乱していたんだ」(玄弥)
「一緒に守ろうって、約束したばっかりだったのに…」(玄弥)
「玄弥。家族は俺達2人で守ろう」
「親父は刺されて死んじまった」(不死川実弥)
「あんなのは別にいない方が清々するけど」
「父親がいねえとなると、みんな心細いだろうから…」(実弥)
「これからは俺とお前で、おふくろと弟達を守るんだ」
「いいな?」(実弥)
「”これからは”じゃなくて、”これからも”だよな」(玄弥)
「ごめん、兄ちゃん…謝れないまま、俺は死ぬ」
「兄ちゃんに笑いかけてもらった時の、都合のいい走馬灯を見て…」(玄弥)
「俺、才能なかったよ兄ちゃん」
「呼吸も使えないし、柱にはなれない」(玄弥)
「柱にならなきゃ、柱に会えないのに」
「頑張ったけど、無理だったよ」(玄弥)
「てめえみたいなグズ、俺の弟じゃねえよ」
「鬼殺隊なんか辞めちまえ!」(実弥)
「なんでだよ…俺は兄ちゃんの弟なのに!」(玄弥)
「玄弥ーーっ! 諦めるな!」
「もう一度狙え! もう一度首を斬るんだ!」(炭治郎)
「絶対諦めるな、次は斬れる!」
「俺が守るから、首を斬ることだけ考えろ」(炭治郎)
「柱になるんじゃないのか!」
「不死川玄弥!」(炭治郎)
「行け…」
「俺じゃ…斬れない…」
「お前が…斬れ!」(玄弥)
「今回だけは…お前に…」
「譲る!」(玄弥)
7話
「弱き者をいたぶる鬼畜」
「不快、不愉快…極まれり」(憎珀天)
「極悪人共めが」(憎珀天)
「六体目の…鬼?」
「更に出てきた、もういい加減にしてくれ!」(炭治郎)
「いや、六体目じゃないのか?」
「喜怒哀楽…他の鬼の気配が消えてる」(炭治郎)
「どうなってやがんだ!?」
「今はどういう状況だ!」(玄弥)
「あれはなんだ!?」
「三体の鬼を吸収?」
「合体したのか!」(玄弥)
「分裂じゃねえのに更に若くなった…子供だ」
「本体だと思われるジジイを抜いた状態での…合体!」(玄弥)
「息が詰まる…なんて威圧感だ」
「心臓が痛い!」(炭治郎)
「なんぞ?」
「貴様、わしのすることに何か不満でもあるのか?」(憎珀天)
「のう…悪人、共めら」(憎珀天)
「重い…声が…威圧が!」
「手足に力が入らなくなる…立ってられねえ」(玄弥)
「(どうして悪人?) 弱き者をいたぶるからよ」
「のう、先ほど貴様らは手のひらに乗るような小さく弱き者を斬ろうとした」(憎珀天)
「なんという極悪非道、これはもう鬼畜の所業だ」(憎珀天)
「小さく、弱き者? 誰が…誰がだ?」
「ふざけるな!」(炭治郎)
「お前達のこの匂い…血の匂い!」
「食った人間の数は百や二百じゃないだろう」(炭治郎)
「その人達が、お前に何をした?」
「その全員が、命をもって償わなければならないことをしたのか!」(炭治郎)
「大勢の人を殺して食っておいて、被害者ぶるのはやめろ!」
「ねじ曲がった性根だ、絶対に許さない!」(炭治郎)
「悪鬼め…お前の首は俺が斬る!」(炭治郎)
「わしが食った人間共に、貴様の身内でもいたのか?」
「では、貴様に関係なかろう」(憎珀天)
「そいつら(同じような思いをする人)とも貴様は関係なかろう」(憎珀天)
「人が人を助けることになんの理由がいる!」
「そんなことも分からないお前の方こそ…鬼畜だろう!」(炭治郎)
「肺に残っている空気で、まだなんとか一撃出せる」
「霞の呼吸・壱ノ型・垂天遠霞!」(時透)
「この突き技でも破れない」
「こんなに刃こぼれした刀じゃ当然か」(時透)
「ダメだな…終わった」
「応援が来てくれるといいけど」(時透)
「お館様…俺は死ぬから、せめて2人、柱を頼みます」(時透)
「どうしてそんな無駄なことを?」
「もしかしてお前ごときがわたくしをなんとかしようと?」
「それは…滑稽!」(玉壺)
「なんという技術…素晴らしい!」(鋼鐵塚)
「作者は誰なのだ?」
「どのような方が、この刀を?」
「なぜ自分の名を刻まず、この一文字を?」(鋼鐵塚)
「いや、分かる…分かるぞ!」(鋼鐵塚)
「こいつ! なんという集中力」
「この玉壺に気づかぬほどの没頭!」(玉壺)
「き…気に食わぬ」
「わたくしとてこれほど集中したことはない!」
「芸術家として負けている気がする」(玉壺)
「こ…この男、手を止めぬ!」(玉壺)
「これほどの刀に、自分の名を刻まなかった理由」
「この一文字…この一念のみを込めて打った刀なんだ」(鋼鐵塚)
「ただ1つ、これだけを目的として打った刀」(鋼鐵塚)
「気に食わぬ」
「殺すのは造作もなきことだが、なんとかこの男に刀を放棄させたい」
「この集中を切りたい!」(玉壺)
「視界が…狭窄してきた」
「死ぬ…空気が尽きた」(時透)
「(誰かが助けてくれる?) 何それ? 結局人任せなの?」
「一番ダメだろう、そんなの」(時透)
「誰も僕を助けられない」
「みんな僕より弱いから」(時透)
「僕がもっとちゃんとしなきゃいけなかったのに、判断を間違えた」
「自分の力を過大評価していたんだ、無意識に」
「柱だからって…」(時透)
「いくつも間違えたから僕は死ぬんだよ」(時透)
「そして人は、自分ではない誰かのために、信じられないような力を出せる生き物なんだよ」
「無一郎」(無一郎の父)
「うん、知ってる」
「霞の呼吸・弐ノ型…八重霞!」(時透)
「思い出したよ、炭治郎」
「僕の父は、君と同じ赤い瞳の人だった」(時透)
8話
「無一郎の無は、無能の無」
「こんな会話意味がない、結局過去は変わらない」(時透有一郎)
「無一郎の無は、無意味の無」(有一郎)
「あまりにも美しいので、僕は初め、白樺の木の精だと思った」(時透)
「人を助けるなんてことはな、選ばれた人間にしか出来ないんだ」
「先祖が剣士だったからって、子供の俺達に何が出来る!?」(有一郎)
「教えてやろうか? 出来ること、俺達に出来ること!」
「犬死にと無駄死にだよ、父さんと母さんの子供だからな」(有一郎)
「それから僕達は…口を利かなくなった」(時透)
「目の前が…真っ赤になった」
「生まれてから一度も感じたことのない、腹の底から吹きこぼれ出るような」
「激しい怒りだった」(時透)
「そのあとのことは本当に思い出せない」
「とてつもない咆哮が、まさか…」
「自分の喉から…口から発せられていると思わなかった」(時透)
「気づくと、鬼は死にかけていた」
「だけど、頭が潰れても死ねないらしく苦しんでた」(時透)
「まもなく朝日が昇り、鬼は塵になって消えた」
「心底どうでもよかった」(時透)
「神様…仏様…どうか…どうか、弟だけは助けて下さい」(有一郎)
「分かって…いたんだ、本当は」
「無一郎の無は…無限の無なんだ」(有一郎)
「まもなく死ぬと思って向こうには意識をやってなかった」(玉壺)
「いや、しかしだ…逆にいえばそれだけわたくしが集中していたということだ」
「よし!」(玉壺)
「まだ刀を研いでいる」
「バカか? まともではない」
「それもまたよし」(玉壺)
「俺のために、刀を作ってくれて…」
「ありがとう、鉄穴森さん」(時透)
「ああ…(刀が)しっくりくる」(時透)
「鉄井戸さん。ごめん、心配かけたなあ」
「だけど俺は…もう、大丈夫だよ」(時透)
「霞の呼吸・伍ノ型…霞雲の海!」(時透)
「(ついてこれない?) そうかな?」
「随分感覚が鈍いみたいだね、何百年も生きてるからだよ」(時透)
「次は斬るから」
「お前のくだらない壺遊びに、いつまでも付き合ってられないし」(時透)
「無一郎、お前は俺とは違う」
「自分ではない誰かのために、無限の力を出せる…」
「選ばれた人間なんだ」(有一郎)
9話
「いや、別にナメてるわけじゃないよ」
「事実を言ってるだけで、どうせ君は僕に首を斬られて死ぬんだし」(時透)
「だって、なんだかすごく俺は調子がいいんだ今」
「どうしてだろう?」(時透)
「その口の利き方がナメていると言ってるんだ、クソガキめ!」
「たかだか十年やそこらしか生きてもいない分際で」(玉壺)
「そう言われても、君には尊敬できるところが1つもないからなあ」
「見た目もしゃべり方も、とにかく気色が悪いし」(時透)
「わたくしのこの美しさ・気品・優雅さが理解できないのは」
「お前が無教養の貧乏人だからだ!」(玉壺)
「便所虫に本を見せても読めないのと同じ!」(玉壺)
「(へったくそ?) それは貴様の目玉が腐っているからだろうがぁーーっ!」
「わたくしの壺の! どこがゆがんでいるんだあ!」(玉壺)
「あ~、もうめんどくさいな」
「避けて木の上に逃げるのやめてくれないかな」(時透)
「お前にはわたくしの真の姿を見せてやる」
「この姿を見せるのはお前で3人目」(玉壺)
「わたくしが本気を出した時、生きていられた者はいない!」(玉壺)
「わたくしが壺の中で練り上げた、この完全なる美しき姿に…」
「ひれ伏すがいい!」(玉壺)
「どんなすごい攻撃も当たらなかったら意味ないでしょ」(時透)
「思い出せ…あの煮えたぎる怒りを」(時透)
「記憶を失っても、体が覚えている」
「死ぬまで消えない怒りだ」(時透)
「だから僕は血反吐を吐くほど、自分を鍛えて叩き上げたんだ」
「鬼を滅ぼすために、奴等を根絶やしにするために」(時透)
「わたくしの華麗なる本気を見るがいい!」
「血鬼術・陣殺魚鱗!」(玉壺)
「わたくしは自然の理(ことわり)に反するのが大好きなのだ!」(玉壺)
「ねえ君は…」
「君はさ…」
「なんで自分だけが本気じゃないと思ったの?」(時透)
「なんだ? なんだ? 天地が逆だ」
「何が起きてる? 感覚が消えた!」(玉壺)
「あのガキ、やっと姿を見せた」
「早く片をつけて無慘様に報告せねば!」(玉壺)
「斬られた、斬られた、斬られたぁーーっ!」(玉壺)
「そんな! バカな! 信じられぬ」
「とんでもない異常事態、わたくしが負けたのか!?」(玉壺)
「おしまいだね、さようなら」
「お前はもう二度と生まれてこなくていいからね」(時透)
「おぞましい下等生物めが」
「貴様ら百人の命より、わたくしの方が価値がある!」
「選ばれし、優れた、生物なのだ!」(玉壺)
「弱く、生まれたらただ老いるだけの、つまらぬくだらぬ命をわたくしがこの手!」
「神の手により高尚な作品にしてやったというのに!」(玉壺)
「この下等なうじ虫共!」(玉壺)
「もういいからさ、早く地獄に行ってくれないかな」(時透)
「杓子定規にものを考えてはいけないよ、無一郎」
「確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる」(お館様)
「お館様のおっしゃったとおりだ」
「確固たる自分があれば、両の足を力いっぱい踏ん張れる」(時透)
「自分が何者なのか分かれば、迷いも戸惑いも、焦燥も消え失せ」
「振り下ろされる刃から逃げられる鬼はいない」(時透)
「大丈夫? ごめんね、遅れちゃって!」
「ギリギリだったね」(蜜璃)
「炭治郎君」
「禰豆子ちゃんと玄弥君は私が助けるから」
「あとは任せてちょうだい!」(蜜璃)
10話
「ちょっと、君! おイタが過ぎるわよ!」
「禰豆子ちゃんと玄弥君を返してもらうからね!」(蜜璃)
「黙れ、あばずれが」
「わしに命令してよいのは、この世でお一方のみぞ」(憎珀天)
「恋の呼吸・参ノ型、恋猫しぐれ!」
「私、怒ってるから!」
「見た目が子供でも許さないわよ!」(蜜璃)
「もんげー」(炭治郎)
「なんて形の刀なんだ」
「速すぎて、目で追うのも難しい」(炭治郎)
「あの刀のしなりのおかげなのか?」
「すさまじい弾力だ!」(炭治郎)
「作った刀鍛冶もすごいし、扱える甘露寺さんはもっとすごい!」(炭治郎)
「恋の呼吸・弐ノ型、懊悩巡る恋!」
「陸ノ型、猫足恋風!」(蜜璃)
「この速さでもついてくるか…ならば術で埋め尽くす」
「血鬼術・無間業樹!」(憎珀天)
「この数、受けきれるかしら?」
「恋の呼吸・伍ノ型、揺らめく恋情・乱れ爪!」(蜜璃)
「(首を斬っても死なない?) えっ! やだ、ホントに!?」
「判断間違えちゃっ…」(蜜璃)
「信じ難し!」
「この小娘、今の攻撃を食らってなお、肉の形を保っているとは」(憎珀天)
「食らう直前に全身の筋肉を硬直させた?」
「しかし、それで耐えられる代物ではないぞ」(憎珀天)
「解せぬ…いやそうか、この小娘…図体に見合わぬ筋力…特異体質…これはよい」
「質のよい肉を食らうことは強さに直結する」(憎珀天)
「しかしまずは、頭蓋と脳みそを殴り潰しておくとするか」(憎珀天)
「(結婚?) いいのかな? これ、いいのかな?」
「私、一生こうして生きてくのかな?」(蜜璃)
「いっぱい食べるのも、力が強いのも、髪の毛も…全部私なのに」
「私は私じゃないふりするの?」(蜜璃)
「私が私のまま出来ること、人の役に立てることあるんじゃないかな?」(蜜璃)
「私のままの私がいられる場所って、この世にないの?」
「私のこと好きになってくれる人はいないの?」(蜜璃)
「こんなのおかしいよ…おかしい!」(蜜璃)
「あれ? 私、意識飛ばして…」(蜜璃)
「甘露寺さんを守るんだ!」(炭治郎)
「一番可能性のあるこの人が、希望の光だ!」
「この人さえ生きていてくれたら、絶対勝てる!」(炭治郎)
「みんなで勝とう!」
「誰も死なない! 俺達は!」(炭治郎)
「なんと滑稽な」(憎珀天)
「みんな、ありがとーーっ!」
「柱なのに、ヘマしちゃってごめんねえ!」
「仲間は絶対死なせないから!」(蜜璃)
「鬼殺隊は、私の大切な居場所なんだから!」
「上弦だろうがなんだろうが関係ないわよ!」(蜜璃)
「(敵の攻撃を)全部斬った! かっこいい!」(炭治郎)
「私、悪い奴には絶対負けない!」
「覚悟しなさいよ! 本気出すから!」(蜜璃)
「素晴らしい…君は神様から特別に愛された人なんだよ、蜜璃」
「自分の強さを誇りなさい」(お館様)
「君を悪く言う人はみんな、君の才能を恐れ、うらやましがっているだけなんだよ」(お館様)
「大事になんてしなくていい」
「いい…破れたら、また新しいのやる」(伊黒小芭内)
「女の子なのに、こんな強くっていいのかなって…」
「また、人間じゃないみたいに言われるんじゃないのかなって…」(蜜璃)
「怖くって、力を抑えていたけど…もうやめるね」(蜜璃)
「任せといて」
「みんな私が守るからね!」(蜜璃)
「もっと心拍数を上げなくちゃ」
「もっと血の巡りを速くして、もっと速く! 強く! もっと!」(蜜璃)
「守るって言ったでしょ」
「あっちには行かせないんだから!」(蜜璃)
「この小娘、先刻よりも動きが速い!」
「何をした? 何をしてる? 一体何を…」(憎珀天)
「痣? 初めからあったか?」
「あれは…鬼の紋様と似ている」(憎珀天)
「俺は…鬼を食うことで、一時的だが鬼の体質になれる!」
「強い鬼を食えばそれだけ再生力も上がり、筋力も上がる!」(玄弥)
「貴様ーーっ!」
「逃げるなあ! 責任から逃げるなあ!」(炭治郎)
「お前が今まで犯した罪! 悪業!」
「その全ての責任は必ず取らせる!」
「絶対に逃さない!」(炭治郎)
「わしは生まれてから一度たりとも嘘などついたことがない…善良な弱者だ」(半天狗)
「これほどかわいそうなのに、誰も同情しない」
「わしは…わしは…嘘をついてない」(半天狗)
11話
「どうして逃げる?」
「お前が人間達にやってきたことなんだろう」(炭治郎)
「どうしてお前達は…そんなに身勝手なんだ!」(炭治郎)
「なのに…俺達人間は、いつも非力で…」
「でも俺達は…諦めない!」(炭治郎)
「延々と逃げ続ける気だな」
「夜が明ける前に、甘露寺さんが潰れるまで」(炭治郎)
「そんなことさせない!」
「俺達が、お前には勝たせない!」(炭治郎)
「炭治郎」
「雷の呼吸って、一番足に意識を集中させるんだよな」(我妻善逸)
「自分のさ、体の寸法とか筋肉の1つひとつの形ってさ」
「案外きちんと把握できてないからさ」(善逸)
「”それら全てを認識してこそ本物の全集中なり”」
「…って、俺の育手のじいちゃんがよく言ってたなあ」(善逸)
「筋肉の繊維一本一本、血管の一筋一筋まで、空気を巡らせる」
「力を足だけにためて…ためて!」(炭治郎)
「ひと息に爆発させる」
「空気を切り裂く、雷鳴みたいに」(炭治郎)
「お前は…」
「わしが…」
「かわいそうだとは…思わんのかぁ!」(半天狗)
「弱い者いじめを…するなぁーーっ!」(半天狗)
「てめえの理屈は…全部クソなんだよ」
「ボケ野郎がぁーーっ!」(玄弥)
「待て…逃さないぞ…」
「地獄の果てまで逃げても、追いかけて…」
「首を…斬るからな!」(炭治郎)
「受け取れ…炭治郎」
「みんなの思いが、その刀に…」(時透)
「全集中…円舞一閃!」(炭治郎)
「ダメだ…決断できない」(炭治郎)
「本体がいきなり遠くへ離れたなら、匂いで気づいたはず」
「近くにいる」(炭治郎)
「どこだ? 匂いで捉えろ」
「形を…色を!」(炭治郎)
「今度こそおしまいだ、卑怯者!」
「悪鬼!」(炭治郎)
「命をもって…罪を償え!」(炭治郎)
「これは…走馬灯か」(半天狗)
「勝った…禰豆子を犠牲にして…」(炭治郎)
「禰豆子を人間に戻すために…」
「そのために…そのためにここまで来たのに…」(炭治郎)
「お…お…おはよう」(竈門禰豆子)
「よ…よかった」
「だい…だいじょうぶ」(禰豆子)
「よかったねえ…ねえ」(禰豆子)
「よかった…」
「禰豆子…よかった」(炭治郎)
「もう無理!」
「ごめんなさい…殺されちゃう~!」(蜜璃)
「ひゃあ~! 助かったあ!」(蜜璃)
「ついに…」
「ついに太陽を克服する者が現れた」
「よくやった、半天狗」(鬼舞辻)
「これでもう、青い彼岸花を探す必要もない」
「永かった」(鬼舞辻)
「しかしこのため…このために千年」
「増やしたくもない同類を増やし続けたのだ」(鬼舞辻)
「十二鬼月の中にすら現れなかった稀有な体質」
「選ばれし鬼」(鬼舞辻)
「あの娘を食って取り込めば、私も太陽を克服できる」(鬼舞辻)
「思えばあの時…千年前に始まったのだ」
「まだ平安と呼ばれる時代であった」(鬼舞辻)
「ああ…壊したい、全ての存在を」(鬼舞辻)
「人の血肉を欲するようになった」
「それであれば、人を食らえばよい」(鬼舞辻)
「邪魔な奴等がいるのなら、排除すればよい」
「それだけのこと」(鬼舞辻)
「(鬼?) それは…私のことか?」(鬼舞辻)
「力を手に入れたのだ、永遠の力を」(鬼舞辻)
「私は本当の不死となるため、青い彼岸花と」
「太陽を克服できる体質の者を探すことの、2つを最優先としてきた」(鬼舞辻)
「そしてとうとう…見つけた」(鬼舞辻)
「あの娘が太陽を克服した今、これ以上同類を増やす必要はない」
「それを取り込み、私は日の光を克服する」(鬼舞辻)
「禰豆子を手に入れ、私は完全なる存在となるのだ」(鬼舞辻)
「こっちこそありがとう」
「君のおかげで、大切なものを取り戻した」(時透)
「勝った…勝ったあ!」
「みんなで勝ったよ!」(蜜璃)
「すごいよ! 生きてるよ!」
「よかった!」(蜜璃)
「しゃべってるけど、目も牙もそのままだし」
「よく分かんないけど、俺…」(炭治郎)
「禰豆子が生きててくれて…生きててくれてよかった」(炭治郎)
「俺の力なんて大したことなかったです」(炭治郎)
「みんなの力で…みんなの力と、今日まで何百年の思いをつないできたその刀だから」
「上弦を倒すことが出来たんだと思います」(炭治郎)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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