「僕の心のヤバイやつ」の名言・台詞まとめ

アニメ「僕の心のヤバイやつ」の名言・台詞をまとめていきます。

 

僕の心のヤバイやつ

1話

「僕は…頭がおかしい」(市川京太郎)

 

「この平和で満ちた中学の均衡は、常に危ういということを」
「今は誰も知らない」(市川)

 

「ダメだ! 考えるな!」
「僕は血に飢えた獣」(市川)

 

「いつか来るのだろうか?」
「この衝動を抑えられる日が…」(市川)

 

「僕が今もっとも殺したい女、山田杏奈」
「学校一の美人で、雑誌のモデルもやってるらしいが、そんなことはどうでもいい」(市川)

 

「僕はとにかく…その綺麗な顔が苦痛にゆがむのが見たくて、たまらないのだ」(市川)

 

「クソクソクソ女!」
「そうやって見下してること絶対に後悔させてやる!」(市川)

 

「くっ…ああ、そうだ。きっと山田は死体になっても美しい」
「そしてその体は殺人鬼、そう…僕だけのものになるのだ」(市川)

 

「そんな妄想を夜な夜な繰り返しては自己嫌悪する」
「僕は…頭がおかしい」(市川)

 

「昼休みはひときわ教室が騒がしくなり面倒だ」
「それに比べ、ここ(図書室)は静かだ。僕にとって安らぎの…」(市川)

 

 

「てかなんだよ!」
「なんで図書室いんだよ?」(市川)

 

「いや、待てよ。むしろ今が殺すチャンスなんじゃ…」
「いや、まだその時じゃないか…」(市川)

 

「鼻歌が、段々ゴリラっぽくなっていくぞ」
「なんだ? なんなんだ、あの女!」(市川)

 

「カッター! やった~!」
「あっ! ダジャレじゃないからね」
「あと…ありがと」(山田杏奈)

 

「さ…殺戮のカウントダウンは、始まったばかり」(市川)

 

「あれから丸1日、まだ山田の筆箱の中にカッターは入ったまま」
「僕の鋭利なものが山田の中に…」(市川)

 

「ああ、あれ(研究発表)?」
「めっちゃ汚かったから、萌が全部書き直しといたよ!」(関根萌子)

 

「見てよ~」
「ここなんて、チョコが付いた跡を字の一部にしてて目を疑ったよ」(萌子)

 

「やめろ! 泣いてる山田の方を見るな、クソバカ共!」
「な…何か気をそらすもの…」(市川)

 

「お…終わったんだから(破っても)いいだろ?」(市川)

 

「ああ、いいさ…僕は頭がおかしいんだ」
「これで思う存分、泣けば…」(市川)

 

「なんなんだよぉ~!」(市川)

 

「(ダイエット中?) 私もだよ」(山田)

 

「好きなものを好きな時に食べる」
「それが私のライフスタイルなんだよ」(山田)

 

「意識高げだけど、メチャクチャ低いな」(市川)

 

「ねえ、このメンツ珍しくない?」(山田)
「山田、絶対邪魔だろ」(市川)

 

「男子の言うポッチャリと女子のは違うんだよ」(山田)

 

「よかったね」(山田)

 

「山田と共同作業してしまったあ」(市川)

 

「山田もわりと痛い奴なんだな」(市川)

 

「(雑誌の山田) なんか…知らない女の人みたいだ」(市川)

 

「突然どうでもよくなった」
「なんだかくだらない感情を持っていた気がする」(市川)

 

「そうだ…僕と山田は、全く違う世界の人間なんだ」(市川)

 

「ライン? なんですか、それ?」(山田)

 

「(友達との連絡?) 脳の波長を合わせると、お互いの思考が読めるようになるんですよ」
「電波と脳波のチューニングが重要で」(山田)

 

「(面白い?) えっ、ホントですか! どの辺が?」(山田)

 

「楽しそうにするなよ…」(市川)

 

「どうでもいい…どうでもいいな…どうでもいいだろ」
「僕は、頭がおかしいのか?」(市川)

 

「なんで(自転車)投げたの?」(山田)
「あの…アクセルとブレーキ、間違えて…」(市川)

 

「市川って、面白いね」(山田)

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2話

「偽りだらけのこの世界」
「僕、市川京太郎は、この世の破壊者として産み落とされた」(市川)

 

「この図書室は危険な力を静める、聖なる箱としてふさわしい僕だけの居場所」
「侵入者は存在してはならない」(市川)

 

「山田杏奈」
「学校で”ねるねるねるね”を作ろうとする女」(市川)

 

「これ(”ねるねるねるね”のパック)」
「それ、あげる!」(山田)

「い…い…いらねえーーっ!」
「いや、いるわ!」
「めちゃくちゃいるわーーっ!」(市川)

 

「結局また聖なる箱での僕だけの時間は奪われた」
「やはり隙を見て早急にこの世界から排除すべきだろうな」(市川)

 

「今日も萌え漫画してる」(市川)

 

「夏・シャツ・汗だく、ということは…」
「こいつ! 僕の心が読めるのか!」(市川)

 

「山田の一番の親友は、この小林ちひろさんだ」
「僕は心の中で”彼氏さん”と呼んでいる」(市川)

 

「彼氏さんは大変だ」
「(おんぶしても)ひと言も”重い”と言わない気遣いもそんな感じだ」(市川)

 

「(扇子) いい匂いするやつだ」
「(しない?) するよ」(山田)

 

「あっ…水着だ」
「今日はプールないよな」
「そ…それはそれで…」(市川)

 

「私、アレルギーでスナック食べられないんだ」(小林ちひろ)

 

「あいつ、変な気の遣い方するんだよ」
「家で遊んだ時もさあ、やけにトイレ長いな~と思ってたら」
「廊下で菓子、食ってた」(ちひろ)

 

「まあ、そこがいいんだよ」(ちひろ)

 

「全く…可愛くて性格もいいとかズルいよなあ」
「おまけにオシャレでセンスもいいしさ」
「モデルやってる時はメッチャかっこいいしなあ!」(ちひろ)

 

「ほ~ら、褒めたら出てきた」(ちひろ)

 

「夏休みも明け、今週末に迎える、この世で体育祭の次に無駄な行事」
「文化祭」(市川)

 

「こういうイベントでは、存在を消すのが利口な生き方だ」(市川)

 

「絵は毎日描いてるが、やべえやつばっかだぞ」(市川)

 

「カットカット! 全然ダメなんだよ!」
「(幽霊が)”ぼあー”って何?」
「可愛さしかないだろ!」(ちひろ)

「いいんだよ」
「市川が驚いてくれたから、ねっ!」(山田)

 

「別に、死は悪いことじゃないし」
「死は…救い…なんだよ」(市川)

 

「ごめんね」(山田)

 

「ごめんね…ごめん、ごめん?」
「どういう意味なんだ? なんで…」(市川)

 

「(血を)付けるなら、もう少し黒を混ぜて」
「ドス黒くした方がおどろおどろしい」
「そして、ベッタリ付けないと」(市川)

 

「リアルってそういうもんだろ」(市川)

 

「(文化祭)といっても、所詮中学校なので」
「研究発表だったり、文化部の発表がメインのしょぼいイベント」
「日常と何も変わらないが…」(市川)

 

「陽キャは他学年との交流に忙しいらしい」(市川)

 

「準備で何があろうと、当日になれば僕はいつもぼっち」
「去年同様トイレにこもってソシャゲでもやるか」(市川)

 

「この声? で…出た! ナンパイセン!」
「ああいう奴が普通にいい奴だと、なぜかヘコむな…」(市川)

 

「ここが駅だから、この辺に”おかしのむらおか”があるんだよ」(山田)

 

「市川んちは?」
「ふ~ん、じゃあ大体1キロちょっとか」
「私んちから」(山田)

 

「しゃ…写真撮っていいかな?」(市川)
「いいよ、貸して」
「ほら(一緒に)」(山田)

 

「僕は…死んだ」(市川)

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3話

「頭の中の虫がうるさい」(市川)

 

「もっと能天気に生きられたら、虫なんて飼わずに済むのだろう」(市川)

 

「死体のように肌が白いな」
「彫刻のようでいながら、とても柔らかそう」(市川)

 

「よかった…」
「知らない人が見てると思ったけど、知らない人じゃなくてよかった」(山田)

 

「お菓子じゃないとすんなりくれるな」(市川)

 

「あっ、(コップに)水滴…山田も(薬を)飲んだ」
「ということは…」(市川)

 

「しょ…しょうがないよな」
「薬飲まなきゃいけないし」(市川)

 

「必然性のないことはしない」
「それがポリシーだ」(市川)

 

「ん? ジャージの上着忘れてる」
「いやいやいや何してんだ、なんの必然性もないだろ」
「やめろ、やめろ!」(市川)

 

「だ…だが、無意識に手が…ああそうか、頭の中の虫か!」
「脳を操作する系のやつだ」
「し…静まれ、僕の左手!」(市川)

 

「女子の心理テスト好きにつけ込みやがって!」
「しかし下ネタに対する山田の反応は気になる」(市川)

 

「あっ! (アメ)ポケットにあった」(山田)

 

「明日撮影だから、たくさん運動して脂肪を燃焼したいんだけど」(山田)
「絶対邪魔だから、燃焼はあとで個人的にジョギングでもしてくれ」(ちひろ)

 

「平和な空気にあてられて、時々自分のしていることが分からなくなる」(市川)

 

「この違和感はなんだ?」
「気持ちと行動が一致していない、この感じ…」(市川)

 

「どちらかが間違っているんだ」
「恐らく行動…」(市川)

 

「まただ…また僕は、間違った行動をしてる」(市川)

 

「明日は…うん」
「ごめ…ごめん…ごめんなさい…」(山田)

 

「ええ? いやいや、なんで僕が泣くんだ?」(市川)

 

「ああ…僕は…山田が好きなんだ」(市川)

 

「うん…でも怖かった」
「もし折れてて、ずっと鼻が曲がったままだったらどうしようって」
「すごく、怖かった!」(山田)

 

「(しょうがない?) ママもマネージャーの諏訪さんもそう言ってたけど」
「きっとガッカリしてる」(山田)

 

「中学生だからしょうがないとか、子供だからケガすることもあるとか」
「そう言われるのが…一番、悔しい!」(山田)

 

「山田は…やっぱり僕等より、少し大人なんだ」(市川)

 

「お菓子を食べてニヤつける山田は…やっぱり、いつもの山田だった」(市川)

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4話

「好きってなんだよ?」(市川)

 

「いや…この好きというのは」
「いわゆる嫌いじゃないという意味での好きなんであって…だな」
「別に付き合いたいとかそういうアレじゃないからな」(市川)

 

「所詮、恋だの愛だのなんてのは脳のバグだ」
「心の病なんだ」(市川)

 

「そんな病のせいで人生しくじる輩の多いこと」
「僕は決してそんな失敗を犯さない」(市川)

 

「そ…そっか」
「じゃあ、取ってきて」(山田)

 

「嘘! 嘘だよ。一緒に行こう」(山田)

 

「うん! 最近お料理好きなんだ」(山田)
「お料理? まさか、”ねるねるねるね”とか”プルーチェ”を料理だと?」(市川)

 

「こ…こここれは…これはプルーチェです!」(市川)

 

「結局、無茶苦茶怒られた」(市川)

 

「常にボ~ッと生きてるな」(ちひろ)

 

「苦手だ、女子のギスギス」(市川)

 

「へぇ~、自転車新しくしたんだ。いいじゃん!」
「乗せてって」(山田)

 

「カツアゲみたいな絡み方」(市川)

 

「まさかこの腐った人生において、女子とパピコをシャアする事態が…」(市川)

 

「あ~、そうだったそうだった、山田だった…」(市川)

 

「大丈夫か? ちゃんと会話できてる?」
「こ…呼吸もちゃんとできてるぅ?」(市川)

 

「パピコって定番のコーヒー味とホワイトサワー味、どっちが好き?」
「(コーヒー味?) ほ~ん、変化を恐れるタイプだね」(山田)

 

「そうだ! 僕はもともと病気だ!」
「心の病なんだ!」(市川)

 

「こんな姉と一緒にいるところ、同級生に見られたら死ねる」(市川)

 

「いや、そんなことは考えるな」
「考えると大抵…現実になる~!」(市川)

 

「しかし悪い予感はなんでこうも当たる…」(市川)

 

「チンピラみたいな絡み方」(市川)

 

「あっ! マネしたな」(山田)

 

「あ~、またマネしたなあ」(山田)

 

「じゃあ、(職員室)一緒に来て」
「怖いから」(山田)

 

「そう…普通ならね」
「普通なら質問の意図をくみ取りますが、中には脊髄反射で答える人もいる」(市川)

 

「山田さんは果たして、どちらのタイプでしょうか?」(市川)

 

「なんか釈然としないけど、ありがとう」(山田)

 

「アメをあげよう。どっちがいい?」
「ほ~ん…子供だなあ!」(山田)

 

「あっ、あと…”山田”でいいよ」(山田)

5話

「職業見学」
「グループごとに企業へ訪問、レポートをまとめるクソダルイベント」(市川)

 

「僕が見学したいのは、捜査一課とか、監察医とか、麻薬カルテルとか」
「この世の闇が垣間見える仕事がいい」(市川)

 

「(好きな者同士? グループ?) だが…それ以前の問題だ」(市川)

 

「(ドラフト?) ヤバい、選ばれる気がしない」(市川)

 

「なんのカミングアウト?」(萌子)
「真面目バカかよ」(ちひろ)

 

「なんだか、色々なものを失った気がする」(市川)

 

「嘘でしょ」(山田)
「なぜ…なぜ分かった?」(市川)

 

「騙されちゃダメ!」
「結局、”ただし顔の可愛い子に限る”ってやつだよ」
「私なんかはまず痩せないと」(原穂乃香)

 

「そっかあ、いいなあ」
「私、恋バナしてみたかったんだ」
「ちぃはそういうのあんまり興味ないし」(山田)

 

「彼氏? いないよ」(山田)

 

「でも、いなくてもアドバイスは出来るから」(山田)
「妄想とかでね、私も得意だよ」(穂乃香)

 

「進展があったら教えてね」(山田)
「お互いに」(穂乃香)

 

「彼氏はいない…いたこともない」
「だからなんだっていうんだ?」(市川)

 

「別に僕には関係のない…」
「やっぱり僕は、心の病なのか?」(市川)

 

「突然の雨、相合い傘、ぶつかる肩、爆発するリア充の傘忘れイベントか…」(市川)

 

「山田が僕のかっぱを…」(市川)

 

「じゃあ、行ってくるね」
「大丈夫! ちゃんと戻って来るから」(山田)

 

「今の死亡フラグみたいだね」(山田)

 

「それ(傘)…壊れてるんだよ」(山田)

 

「自分のミスを認めたくなかった?」
「それとも、やってみたかったのか?」
「傘忘れイベント」(市川)

 

「市川は、チョコミント好き?」
「(どっちでもない?) えっ?」
「チョコミントって、大抵大好きか大嫌いのどっちかじゃない」(山田)

 

「ああ、そうか…僕は本当に心の病なんだ」
「山田が…好きなんだ」(市川)

 

「市川!」
「答え言ってなかった」
「大好き!」(山田)
「チョ…チョ…チョコミントがな!?」
「チョコミントがなぁーーっ!」(市川)

 

「しかし温度差がエグいな」
「どちらかというと僕もあちら側の人間なのだが」
「しかし漫画ごときではしゃぐのはみっともない」(市川)

 

「バキ!? (生原稿?) み…見たい!」(市川)

 

「いかん! どこ見ても、視姦になってしまう!」(市川)

 

「視覚を封じると、他の感覚が敏感になる」(市川)

 

「これがラッキースケベ…」(市川)

 

「市川君が胸キュン爽やか少女漫画読むわけないじゃん」
「ウケる」(ちひろ)

6話

「(みんなとはぐれて)僥倖と思っているのは僕だけだ」
「そもそも僕なんかと2人きりになって恥ずかしい…そんな涙なのかも?」(市川)

 

「あの2人、付き合うのかなあ」
「同じクラスで付き合うのってすごいよね」(山田)

 

「小学校の頃、オープンにしていたカップルがいたなあ」
「いつも手ぇつないで」(山田)

 

「でも私は、秘密にしていた方が楽しいと思うな」
「市川、どう思う?」(山田)

 

「ちぃ、ごめんね」(山田)
「私の方がごめんだ!」(ちひろ)

 

「私班長だから時間通りにしなきゃって、そればっかり気にして周りが見えてなかった」
「ホントごめん」(ちひろ)

 

「いいんだよ、ミスは誰にでもある」(山田)
「何様~!!」(みんな)

 

「最近、学校楽しそうだねえ」(市川香菜)
「楽しい? そんなわけがない」(市川)

 

「相変わらず友達はいないし…」
「山田のことが好きだから?」(市川)

 

「いや、浮かれるな」
「心の底ではバカにしてるんだ」
「最後に傷つくのは自分」(市川)

 

「あの…これ(漫画)」
「貸すって言ったじゃん」(山田)

 

「ちゃんと読んでね」(山田)

 

「あれ? いいの?」
「いや、校門で誰かを待ってたんだろ?」(市川)

 

「あれ? なんで呼び止めた?」(市川)

 

「明日は、学校来る?」(市川)
「うん、行く。図書室も行く、絶対」(山田)

 

「世の中に絶対はないから」(市川)
「細かいね」(山田)

 

「僕は、学校が楽しいらしい…」(市川)

 

「そうなのか?」
「ということは、僕の好きは好きじゃない?」
「性的な目で見ているだけ…」(市川)

 

「なんだこの…不快感」
「今までだって、散々わい談のネタにされて、そのつど軽くイラついてたはずだ」(市川)

 

「自分だって散々エ○い目で見てる」
「でも、この不快感は…」(市川)

 

「どっ…どうし、よう…」
「”図書室内飲食禁止”」
「もう、お菓子食べられない」(山田)

 

「お菓子でよくそんなシリアスな顔できたな」(市川)

 

「禁止なのはもともと知ってるし、貼り紙があったって特に変わらないよね」(山田)

 

「もともと、リスク背負って食べてんだよ!」(山田)
「かっこよく言うな」(市川)

 

「さっきの先生に見つかったら、それこそ…」
「それでも…僕は…こいつが…こんなにも…好きだ」(市川)

 

「今後、お菓子は控えた方がいいと思う…マジで」(市川)
「うん…」(山田)

 

「これでいいんだ、終わりだ」
「何もかもが…」(市川)

 

「お菓子はちゃんと控えることにしたよ、3分の2に」(山田)
「量の問題じゃないんだよ。やっぱり山田は、何も変わらない」(市川)

7話

「僕は山田が好きだ。だが、それだけのことだ」
「彼氏になりたいとか、付き合いたいとかではもちろんない」(市川)

 

「今までと変わることは何1つない」
「いや…何1つ変えては…」(市川)

 

「それにしても…文化祭や職業見学のクソイベントも、案外悪くないと思いはしたが」
「これ(持久走)だけは…」(市川)

 

「謎のペースダウン…」
「再びペースダウン…」(市川)

 

「右目…」
「右目、初めて見た」(山田)

 

「はぁ~、彼ピ出来たら、ジャージの貸し借りとかしてみた~い」
「ダボダボのジャージとか見せびらかすの!」(萌子)

 

「でもそれって、同じクラスだと出来ないよね」(山田)
「このクラスの男子と付き合う可能性ゼロだから」(萌子)

 

「確かに少し寒くなってきたな」
「僕も…ダメだ、ダメだ!」
「分かってて(山田のジャージ)着たら、ただの変態だ」(市川)

 

「死にたすぎて死にたい」(市川)

 

「いつの間に(ジャージ)入れ替わったんだろうねえ」(山田)

 

「でも山田は、どの段階から気づいていたんだろう」(市川)

 

「(体重) 見たでしょ!?」(山田)
「見てない!」(市川)

 

「体重なんてどうだっていいだろ」
「見たけど忘れたし…」(市川)

 

「本当に何も変わらないんだな、好きだと分かったところで…」
「そりゃそうだよな、山田は何も知らないわけだし…」(市川)

 

「(女優としての大チャンス?) なんで、あんまり嬉しそうじゃないんだ?」(市川)

 

「ああそうか…順調にステップアップしていく自分と、周囲の愚民との階級の差に」
「一抹の寂しさを感じているのか…」(市川)

 

「山田は優しいからな」(市川)

 

「席替えか…神のみぞ知るパズル」(市川)

 

「はぁ!? 見てね~し!」
「黒板見ると、どうしても視界に入るだけだし!」(市川)

 

「(私はダメで) 自分はいいんだ」(山田)

 

「隣、原さんでよかったね」
「優しいし、ほわほわだし…可愛いし…」(山田)

 

「あの、授業中…」
「山田しか見えない」(市川)

 

「…から、黒板がなかなか見えな…」
「ん!?」(市川)

 

「そっか…黒板が見えなかったのか」(山田)

 

「台詞もあるんだよ」
「マジキモい」(山田)

 

「っていうのが決め台詞」(山田)

 

「ま…待て待て」
「(練習は)もう少し人けのない所の方がいい」(市川)

 

「ちょっと、人けがなさすぎないか?」(市川)

 

「(公開は)再来年の春って…」
「その頃、僕は山田と…一緒にいられるのだろうか?」(市川)

 

「(映画) 見てくれる?」(山田)
「分からん」
「でも…善処する」(市川)

 

「見られる、よう…善処する」(市川)

 

「(台詞の練習?) もう言えない!」(山田)

8話

「いつもイチャついている小林がいないと、他に代わりを求めるのか」(市川)

 

「山田は、今日もいつものままだ」
「一応、(場所)覚えておくか」(市川)

 

「こうやって昼休みに宿題やってたのか、ズルいぞ」(ちひろ)

 

「でも、私は市川に勉強教えてもらったことはないからね」
「そっちの方がズルいからね」(山田)

 

「(なんで知ってる?) 山田が言ってた」
「最近、結構話すよね、市川君のこと」(ちひろ)

 

「市川君」
「普通にしゃべってんな」(ちひろ)

 

「いやあ、いつも女子としゃべる時さあ」
「フニャフヒャのフキダシみたいなしゃべり方するじゃん」
「”はあ”とか”へえ”とかさ」(ちひろ)

 

「だから結構普通って言ったじゃん」(山田)
「普通のハードル低いぞ、僕」(市川)

 

「こうして…」
「地獄の三者面談の日」(市川)

 

「学校で母さんと2人の時間はきつい」
「開始まであと10分、ギリギリまで隠れて…」(市川)

 

「山田? ということは、その奥は…」
「違う奴は親からして違うなあ!」(市川)

 

「あ~、でも名前聞き忘れちゃった」
「すっごくきれいな子」
「あんなきれいな子、クラスにいるのね」
「あんた分かる?」(市川母)

「山田」(市川)

 

「市川のママ、めっちゃ可愛いね!」(山田)

 

「市川は、お母さんのことなんて呼んでるの?」
「いつまでママって呼んでた?」(山田)

 

「ちぃ結局、通信講座始めることにしたんだって」
「だから…か…代わりに、私が教わろうかな」
「ダメ?」(山田)

 

「な…なんだなんだ、やらかしたのか?」
「耳描いてなかったじゃん」(市川)

 

「やらかしてた」(市川)

 

「小雨程度なら大丈夫かと思って走らせた途端、土砂降りになる」
「いつもそう…そんな人生なんだ」(市川)

 

「夢…だよな? 熱がある時の夢だ」
「物が大きかったり、小さかったり…」(市川)

 

「熱? 昨日の雨のせいか…」
「せっかく夢に山田が出てくるならエ○いやつがよかったな」(市川)

 

「(自宅遠かった?) うん、まあ…でも、知らない道楽しい」
「じゃあ…お大事にね」(山田)

 

「あ…お! お茶でも…飲んでいったら…」(市川)
「うん!」(山田)

 

「ヤバい! や…山田がいる!」
「うちのソファーに座ってる」(市川)

 

「あれ…なんで、山田がここに…」
「随分リアルな夢だ」
「大きくなったり、小さくなったりしないんだな」(市川)

 

「(明日には学校に行ける?) そうですか…よかっ…た」(山田)

 

「でも、あんまり覚えてなくて…」
「ずっと夢見ていたような…」(市川)

 

「やっぱ体調悪かったのか」
「おとといイチゴババロア食べずに持って帰ったし」
「地球滅亡するのかと思ったわ」(ちひろ)

 

9話

「市川、ラインやってる?」(山田)
「ま…まあ、たしなむ程度に」(市川)
「お酒か!」(山田)

 

「クリスマスまでに彼ピ欲し~い」(萌子)

 

「でも、欲しい欲しいって言ってるだけじゃダメなのは分かってる」
「具体的に行動を起こさにゃ!」(萌子)

 

「山田が彼氏を作るなんて息をするより簡単だろ!」(市川)

 

「(市川のライン?) レベル99でスライム倒しに行く奴があるか~い!」(萌子)

 

「ギャルはオタクに優しい説、立証か」(市川)

 

「ん? なんだなんだ? その人殺しの目は」(市川)

 

「同じマンション、略して”おなマン”」
「それすなわち1つ屋根の下で暮らしているってことじゃないか!」(市川)

 

「山田が僕とラインを交換しようとした…」(市川)

 

「やめろ…」
「いかん! いかんぞ、この雑念は!」
「その可能性は考えるな」(市川)

 

「女子の平和は守られた」(市川)

 

「利用…されたのか? 山田に」
「そうか…しつこい男を牽制するために、利用したんだ」
「好きでもない男を」(市川)

 

「今まで…全部」
「そうだったんだ!」(市川)

 

「あれから、図書室に行ってない」
「昨日も、おとといも…もう、どうでもいい」(市川)

 

「怒ってるの? なんで?」
「私が…近いから…」(山田)

 

「ごめんね…」(山田)

 

「ああ、そうだよな…そうだ!」
「最初から分かっていただろ、ホントは…山田がそんな奴じゃないって!」(市川)

 

「嫌いになる理由が、欲しかっただけなんだ」(市川)

 

「本当は欲しくてたまらないのに、どうせ手に入らないから…」
「一緒にいて、どんどん好きになっていくのが怖いから…」(市川)

 

「(用事?) ホント? 怒ってない?」
「あっ…ごめん、仲直りのハグ」
「近いの嫌だったよね…」(山田)

「嫌だなんて…言ってない」(市川)

 

「明日、持ってくるね」
「(冬休み?) そ…そっか、じゃあどっかで待ち合わせして渡すよ」(山田)

 

「だから…ライン教えて」(山田)

 

10話

「でもなんで渋谷なんだ? 最寄りでいいだろ」
「ていうか…メチャクチャ早く着いてしまった」(市川)

 

「べ…別にウキウキしてるわけじゃない」
「早く来たのも場所を確認するため…」(市川)

 

「そうだ! 行きたい所あるんだけど…行く?」
「やった!」(山田)

 

「人…多いな?」
「(年末?) 違う、クリスマスイブだからだろ」(市川)

 

「いかん…なんだか、デートみたいだなんて思ってしまった」(市川)

 

「ねえ、知ってる?」
「初デートでテーマパーク行っちゃダメって」(山田)

 

「待ち時間長いでしょ?」
「気まずくなって関係が悪くなるんだって」(山田)

 

「でも、全然そんなことないね!」(山田)

 

「市川…(他の人のこと)”可愛い”っていうんだ」(山田)

 

「(パンケーキで)機嫌マッハでよくなるの助かる~」(市川)

 

「同じ黒(色の服)でも、山田と俺じゃ全然違うだろうけどな」(市川)

 

「オシャレな人が意識的に着る服はこう、スタイリッシュだったりかっこいいけど」
「俺みたいのは消去法で着ているに過ぎないし…」(市川)

 

「ていうかまずい…この短時間でやらかしポイントが蓄積し過ぎている」(市川)

 

「やっぱり…ノコノコついてくるべきではなかったのでは?」
「学校ではある程度普通に接するようになってたけど、調子に乗ってた」(市川)

 

「外では全く違う」
「身分の差がより鮮明になるせいか?」(市川)

 

「(イメージ?) なんで? 上げないよ」
「(動画) 市川に全部あげる」(山田)

 

「実物も…見て」(山田)

 

「いつの間にかウキウキショッピングに連れ出されてるが…」(市川)

 

「ねえ、どっちが可愛いかな?」
「(自分の好み?) 違う!」
「市川が…可愛いと思う方」(山田)

 

「このシチュ…ラブコメでよく見るやつだ」(市川)

 

「(姉に挨拶?) い…今じゃない」(市川)

 

「ねえ…さっきの”今じゃない”って、どういう意味?」
「いつならいい?」(山田)

 

「時間の経過がいつもより速い…」(市川)

 

「や…山田が反省している」
「そうか…僕は自分のことばかり気にして、山田に気を使わせていたのかもしれない」(市川)

 

「山田は…僕のこと分かってないよな」(市川)

 

「だから…要するに、その…」
「楽しかった…んだと思う」(市川)

 

「分かる…だって”僕”って言った、自分のこと」(山田)

 

「あ…初めて見た」
「嘘…イルミネーションがこんなにきれいだなんて、初めて知った」(市川)

 

「手を離すタイミングが、分からないまま…」
「僕等は、ゆっくり…ゆっくり…歩いた」(市川)

 

「気持ちが伝わりそうで…怖い」(市川)

 

「(よいお年を?) 25・26・27・28…まだもう少しあるよ」
「だから…今は、まだ…」(山田)

 

「聖夜なんて…関係ないけど…」
「ほんの少しだけ、伝えられそうな気がした…”好きだ”って」(市川)

 

「モヤモヤの原因は山田のはずなのに」
「山田をそばに感じると、いつの間にか忘れてしまう」(市川)

 

11話

「大晦日、年の瀬のファミレス」
「そこは…地獄であった」(市川)

 

「可愛い子…」
「(クラスの女子?) えっ? 配信者じゃないの?」(香菜)

 

「いるだろ? 異性の友達くらい、お姉だって…」(市川)
「いないが…」(香菜)

 

「(姉に)なんて言ったの?」(山田)
「友達。とりあえず、今は」(市川)

 

「とりあえず…今は…」(山田)

 

「”友達”…なんて予測変換にも出ないくらい、遠い単語だったな」(市川)

 

「窓ある? 外見て」
「月、見えないね…」(山田)

 

「ていうか、これってなんの意味が?」(市川)
「さあね…」(山田)

 

「要するにさ、女は顔じゃない」
「愛嬌、それが真理だよ」(香菜)

 

「こいつ(姉)…僕が絶対に叶わぬ恋をしていると思っているな」
「まあ…間違ってないかもしれないけど…」(市川)

 

「やっぱり姉はどこか僕と似ていて、手が届かないものなら傷つく前に早く諦めろと…」
「そういうタイプなんだ」(市川)

 

「でも…今のこの瞬間もラインのやり取りを見返すくらい、山田が頭から離れない」(市川)

 

「よくよく考えてみたら、お土産にモノって重いのでは?」
「犬が好きなの覚えてるのもキモい」(市川)

 

「無難にお菓子がよかったなあ、山田だし…」(市川)

 

「近頃深く考えず、軽率に行動してしまうことが増えた」
「その結果がこれだ…自重せねば」(市川)

 

「ホントは…(マフラー)市川にあげようと思って」
「でも…なんか…嫌かも…とか…」(山田)

 

「秋田犬…お…お土産的な…」(市川)
「えっ…えぇーーっ!」
「ありがとう!」(山田)

 

「僕らは…」
「少し似ている」(市川)

 

「(山田のライン?) 嫌…です」
「理由は…ありません。俺が嫌だからです」(市川)

 

「送っていってよ、市原(市川)君」
「いえ、大丈夫っす。うちら、友達なんで」(萌子)

 

「いや、あの、誤解…というか」
「俺は…好き…かな…山田を…」(市川)
「知ってる~!」(萌子)

 

「言っとくけど、メチャクチャ分かりやすいかんな」(萌子)

 

「好きだって、声に出して言えた」
「そうすると、なんだか無性に…」(市川)

 

「ど…どうしたの? 珍しいね、そっちから」(山田)
「なんだか無性に、声が聞きたくて…」(市川)

 

「僕から…いつかは…好きだ」(市川)

 

12話

「てか重要なこと聞いてなかったんだけど、山田さんて彼氏いる?」(香菜)

 

「だって…完璧なオシャレ、頻繁に手鏡確認、笑顔練習」
「明らかに好きな人を待ってる感じの…」(香菜)

 

「もしかして僕も、普段(姉みたいに)あんなにキモいのか…」(市川)

 

「(手ケガしてて)合掌できないね」
「う~ん…」
「ちゃんとお願い…叶いますように」(山田)

 

「おいっ!」
「メチャクチャ大人だなあ!」
「このコミュ力お化けの私が、緊張してしまった!」(香菜)

 

「あの…山田さん」
「今からうち来る?」(香菜)
「はい!」(山田)

 

「(なんで誘った?) な…なんかついキュンとして」(香菜)

 

「こいつ(姉)、僕の心のスピーカーか?」(市川)

 

「あの、重く捉えないでほしいんだけど…ありがとうね」
「京ちゃんと仲よくなってくれて」(香菜)

 

「それが嬉しいんだ…私は!」(香菜)

 

「お…おね…」
「お姉ちゃん…って呼んでいい?」(山田)

 

「(賞は)全部、過去の栄光」(市川)

 

「”猟奇事件File~Murders~ 世界を震撼させた”…」
「すごっ! 知ってる! それってさ、心理学ってやつだよ」(山田)

 

「私の心は分かるかな?」(山田)
「わ…分からん。山田は殺人鬼じゃないし…」(市川)

 

「え~、どうかな?」
「実は別の顔があったりするかもよ」
「当ててみてよ」(山田)

 

「今度は私が…私のアルバム…見せるね!」
「じゃ!」(山田)

 

「なんか、変な感じだ」
「1年の頃はあんまり学校行きたくなくて、しょっちゅう休んでた」
「林間学校も嘘ついて行かなかった」(市川)

 

「でも…最近は学校、嫌いじゃない」
「そ…それは、その…多分、や…や…やま…やま、だの…」(市川)

 

「だ…誰のおかげでもないと思うよ」(山田)

 

「だって、市川が自分で学校に来てなかったら」
「私やほかの子とこうしてしゃべることもなかったでしょう?」(山田)

 

「なんて…」(山田)

 

「学校に来れたのは、この鎧(本)があったから」
「馴染めないのを、これのせいにしてきたから…」(市川)

 

「よしよし…」(山田)

 

「そうか…僕は…これを…言いたかったんだな」
「ありがとう」(市川)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
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