「ツルネ」の名言・台詞まとめ

アニメ「ツルネ 風舞高校弓道部」の名言・台詞をまとめていきます。

ツルネ 風舞高校弓道部

1話

「あれはいつ、どこだったのか。覚えているのは1つ…ただ1つの音」
「宇宙(そら)を駆けるような、暗闇に閃く光のような、そんな音だった」(鳴宮湊)

 

「僕は湊と一緒の高校行けてホッとしてる。受かってよかった」(竹早静弥)

 

「(風舞なんて楽勝?) いや、結構ヒヤヒヤしてたよ。落ちたらどうしようって」(静弥)

 

「やっと見つけた!」
「湊に、静弥だろ? 高校で再会するなんて、すんげえ嬉しい!!」(山之内遼平)

 

「実はわしは、ただいまある重要なミッションを遂行中じゃ」
「そのミッションをクリアするために、ナウなヤングの助けを必要としておっての」(森岡富男、通称:トミー先生)

 

「そのミッションとは、再生じゃ。生まれ変わらせることじゃ」(トミー先生)

 

「俺はもう弓道はやらない」(湊)
「僕は知ってるよ。湊が大切なものを持ち歩いてることを」(静弥)

 

「助けてくれ! 湊は俺の勇者なんだよ!」(遼平)

 

「トミー先生の弓道部再生ミッション、僕は必ず成功させるつもりです」(静弥)

 

「神聖な弓道場で、うっせえんだよ!」(小野木海斗)

 

「大丈夫だ…もう俺は大丈夫だ」
「絶対に大丈夫だ」
「あの時みたいなことは、絶対に起きない」(湊)

 

「直ってなかった…」
「直ってなかったんだ…」(湊)

 

2話

「如月君のやる気のために、弓道はしておりませんわ」(白菊乃愛)

 

「湊は腰抜けじゃないし、必ず入部する」(静弥)

 

「入ったところで、俺は認めないぞ。あんな下手くそ」(海斗)
「本来の腕前は、湊の方が上だと思うよ」(静弥)

 

「僕には、償いをする義務があるんだ」(静弥)

 

「(過去) そうだ、決勝。中(あ)てなきゃ勝てない。中てないと…」
「俺の弦音(つるね)…聞こえない」(湊)

 

「弦音が…弦音が聞こえないんだ」(湊)

 

「あの音が聞きたくて、弓を始めたはずなのに」
「矢は俺の手から離れて、あの音を連れ去ってしまう。離したくないのに…」(湊)

 

「湊さ、お前、早気がつらいのはなぜだと思う?」
「中らないからか? バカにされるからか? それとも、自信がなくなるからか?」(滝川雅貴、通称:マサさん)

 

「どれも違うな」
「早気がつらいのは、自分で自分が分からなくなるからだ」(マサさん)

 

「早気に苦しんだのが自分1人だと思うなよ」(マサさん)

 

「この前の俺を見てなかったのかよ。俺はお前みたいには引けない」
「俺だったら、俺みたいな弓引きとは一緒にやりたくない」
「仲間だと思えない」(湊)

 

「僕は違う。湊は僕にとって大事な仲間だ!」(静弥)

 

「分かっただろ。僕が本気になれば、哀れみなんか必要ない」
「湊を泣かすぐらい造作もないよ」(静弥)

 

「湊は早気を直したいのか?」
「だったら湊の望むものはここにはない」
「弓は仲間と引くもんだ」(マサさん)

 

「だから、ここは湊のいるべき場所じゃない。早気はここでは直らない」
「俺は、湊のリアルには存在しない人間だ」(マサさん)

 

「最後の1万射を、お前が引いてくれ」
「終わらせてまた始める。そのための1射だ」(マサさん)

 

「マサさん、やめないよね?」
「俺も…俺もやめない」(湊)

 

3話

「部に入るつもりはないとか、俺はもう弓引きじゃないとか、いろいろ言ったけど」
「やっぱり俺、弓が引きたいんだ!」
「今までの態度は謝罪します。俺を入部させて下さい、お願いします!」(湊)

 

「弓道女子はツンデレが多いな。まあ、そこがいいんだけどねえ」(如月七緒)

 

「如月君にデレるわけないじゃん」(花沢ゆうな)
「そうですわね。あなたなど妹尾の足元にも及びませんわ」(白菊)

 

「小野木も如月も、言い訳に使われただけで、遅かれ早かれ彼等は辞めていたよ」
「かえっていい踏み絵になったというものさ」(妹尾梨可)

 

「俺は言うことコロコロ変える奴が一番嫌いなんだ。俺はお前を認めねえ」
「5人目としても、この弓道部の部員としても絶対認めねえからな!」(海斗)

 

「鳴宮君の中でどういう心の変化があったのかは分からんが」
「自ら選んだということは覚悟があるということじゃろ」
「それを信じていればよい」(トミー先生)

 

「中学で早気にかかった時、正直言うと、僕は全然軽く考えてた」
「あんなの決勝戦の緊張のせいだ。湊ならすぐ克服して戻ってくるってね」(静弥)

 

「でも、湊はなかなか戻らなくて」
「湊が本当はどれほど苦しんでるのか、気づいた時はもう遅かった」
「だから、今度は絶対手を離すつもりはないよ」(静弥)

 

「けど、無理やり引っ張るようなこともしたくないんだ」
「どんなに時間がかかっても、湊にとって一番いいように」
「それを全力で支えるつもりなんだ」(静弥)

 

「人と人との付き合い方に、正解があれば楽なんだけどね」(静弥)

 

「なら、入部するんだな?」
「じゃあ、これ(ノート)」
「俺は早気になってやった悪あがきが全部書いてある」(マサさん)

 

「これからは、風舞弓道部がお前の居場所だ」
「そこで、自分の射とは何か、仲間と一緒に見つめ直すといい」(マサさん)

 

「(また)会えるさ。お前が弓を引き続ければな」(マサさん)

 

「弱小校が強豪校に勝つっていうシチュエーションがいいんじゃねえか」(海斗)

 

「それに俺、この部活ホントに好きなんだ」
「まだ始まったばかりだけど、みんななんかいいなって」
「だから仲良くしてほしいっていうか」
「好きな人がバラバラなのって、すっごく嫌なんだ!」(遼平)

 

「遼平はさ、遼平でいいんじゃない?」
「友達ってのは結局、余計なお節介できる間柄っしょ?」(七緒)

 

「ねえ、湊。なんで戻って来たんだい?」
「僕には、聞く権利があると思うよ」(静弥)

 

「静弥には話したことあるよな。俺が弓を始めるきっかけになった弦音のこと」
「でも早気になって、満足な射が出来なくなった時、あの弦音は呪いになった」(湊)

 

「逃れたいと思った。実際に逃げてもみた。でも結局、逃げ切れなかった」
「そんな時、また出会えたんだ」
「あの時以上に、俺の心に突き刺さる弦音に」(湊)

 

「そして気づかされた。俺は、弓が本当にどうしようもなく好きだってことに」
「だから、恥もプライドも全部投げ捨てて戻ることにしたんだ…この場所に」(湊)

 

「小野木! 俺さ、早気をいろいろ調べて、あれがどんなに弓引きにとってやっかいで」
「湊が苦しんでたか分かったんだ」(遼平)

 

「そんな湊を、俺達が無理やり部活の試し引きで引っ張り出した時」
「あいつはどれだけ緊張して弓を引いて、どれだけ絶望したんだろう」(遼平)

 

「でも湊はそれを乗り越えて部に来てくれた」
「だから、俺は信じるよ」
「いつか早気を克服して、必ずすごい射を俺達に見せてくれるって!」(遼平)

 

「やっぱり、俺はまだ鳴宮のこと信用できねえ」
「でも遼平。仲間のために必死になってるお前のことなら信じられる」(海斗)

 

「そんなお前が鳴宮を信じてるなら仕方ねえ」
「俺もとりあえずは鳴宮のことを認めてやる」
「ただしあくまでとりあえずだけどな」(海斗)

 

「だがいいか、怠けたりなめた射をしやがったら、容赦なく叩き出すからな!」(海斗)

4話

「意思疎通は大事じゃよ。弓道はチームワークが基本じゃからのう」(トミー先生)

 

「チームワーク? 思いっ切り個人競技だろ」(海斗)

 

「仲良しクラブじゃないんだ。中たればよし、外れれば負け」
「その公明正大さが、弓道のそもそものいいとこじゃねえか」(海斗)

 

「そう、つまり…合宿だ」
「合宿はいいぞ~。なんたって集中できる」
「上達が見込めるし、チームワークも向上できる」
「食事はカレー、バーベキュー。夜には怪談だってついてくる、どうだ?」(マサさん)

 

5話

「下僕の労働は過酷であり、理不尽だ」(湊)

 

「(的付けは)意外と力仕事なんだよね」
「俺、弓とスマホより重たいものは、持たない主義なんだけどな~」(七緒)

 

「”見取り稽古”って言葉があるだろ?」
「射るだけが練習じゃない」
「見て、考えて、糧にするのも練習だ」(マサさん)

 

「かっちゃんが誰かを嫌うのは珍しいんだ。基本、嫌な奴はスルーだもん」
「鳴宮のことを気にしてるのは間違いないし」(七緒)

 

「だからこの先、君に対しての態度が軟化するかもしれないし、しないかもしれない」(七緒)

 

「俺なんかにしゃべってくれたのが嬉しくて…」
「如月も小野木も、俺にバンバンぶつかってくるだろ。それが嬉しいんだ」(湊)

 

「雅貴の顔も、昔に比べると随分変わったな」
「(老けた?) いや…険が取れた」
「特にあいつらと一緒にいる時のお前は、とても楽しそうだ」(滝川蓮)

 

「(立順は)わしの一存じゃから、異論があるなら言ってくれて構わんぞ」
「まず大前、小野木海斗くん」
「二的が山之内遼平くん」
「中が竹早静弥くん」
「四的、如月七緒くん」
「そして落は、鳴宮湊くんじゃ」(トミー先生)

 

「(これで?) これがいいんだよ」(マサさん)

 

「(立順の理由?) トップシークレットじゃ」(トミー先生)

 

「(立順の)理由が分かった時、お前達はもっと上手くなるなずだ」(マサさん)

 

「矢渡しが始まりなら、納射は区切りだ」
「無事に済んだことを神様に報告し、感謝するのだ」(湊)

 

「(合宿で練習していない?) いや…やった価値はあったさ」(マサさん)

 

6話

「”弓返り(ゆがえり)”ってのは、矢が正しく綺麗に放たれた時に自然と起きる」
「起きないってことは、まだどこか未熟な部分がある」(マサさん)

 

「っていうか、”弓返り”するとかっこいいし、威張れるよな」(マサさん)

 

「”弓返り”ってのは結果であって、目的じゃあない」
「そこを取り違えると、失敗する」(マサさん)

 

「美しい射が中るとは限らない」
「が…正しい射は大概美しい」(マサさん)

 

「男女共に10射。それぞれの上位7名を補欠含めた団体戦の選手とする」
「学年や経験は問わん、実力のある者を選ぶ」(武藤先生)

 

「(たった1回?) 大会もたった1回だ。運も実力のうちだと思え」
「弱い選手、下手な選手は試合に出さん」(武藤先生)

 

「俺、自分のこと話すの下手なの分かってる。後、人の気持ちを理解するのも下手だ」
「でもこれから、頑張って話していくことに決めた。だから静弥もそうしてほしい」(湊)

 

「じいさんとは違いますよ」
「俺がコーチを引き受けたのは、復讐ですから」(マサさん)

 

「じいさんは弓引きとしては優れてましたが、師匠としては難しい人間でした」
「自分に厳しく、人にも厳しく」
「俺はじいさんのやり方に馴染めなかった」(マサさん)

 

「”お前の弓は汚い”。”ただの的中てだ”って」
「結局、正しい弓がどういうものかは、一切教えてもらえませんでした」(マサさん)

 

「そういう教え方しか出来なかったんでしょう」
「だから、俺はそうなるまいと」(マサさん)

 

「あいつらをいっぱしの弓引きにしてやれれば、俺はじいさんを…」
「超えられる、許せる、忘れられる…どれなんでしょうね」
「自分でも分からないけど」(マサさん)

 

「武道の精髄は鍛錬だけではない」
「後続の者を教え導くことも肝要じゃ」(トミー先生)

 

「教えられたことを自分なりに噛み砕き、新しい形で伝える」
「それを滝川君は復讐と言う。わしは全く賛成じゃ」(トミー先生)

7話

「気楽になんかいけっかよ」
「俺達の部は今年できたばっかで、つまりデビュー戦だぜ。なんでも最初が肝心だろ」(海斗)
「え~? 出来たてだから、失敗してもみんな”てへぺろ”で許してくれるっしょ」(七緒)

 

「いいか、試合の空気は独特だ。これには慣れるしかない」
「基本的に場の空気には必ず呑まれると思った方がいい」
「そうなったら抵抗せず、流されてしまえ」(マサさん)

 

「溺れそうになった時、慌ててもがくと、もっとヤバくなる」
「慌てずにいったん流されて周りを見れば、息継ぎをする余裕も出来るからな」(マサさん)

 

「なんだてめえら!」
「出来損ないのドッペルゲンガーみたいに並びやがって!」
「もっとホラーな顔にしてやろうか!」(海斗)

 

「うっせえな! 仲間、バカにされて黙ってられっかよ!」(海斗)

 

「湊、俺は必ず戻ってくると信じていたよ」
「また湊の射を、俺に見せてくれ」(藤原愁)

 

「俺は遼平の話聞いて、嬉しかったけど」
「遼平は俺のこと考えて、早気の直し方を探してくれたんだろ?」
「自分のこと気にかけてくれる仲間がいるのって、やっぱりいいなって」
「改めてそう思ったんだ」(湊)

 

「新設の部にとって、勝ち負けは二の次。出場することそのものに意味があるんだ」
「それを揶揄してはいけないね」(愁)
「二の次なんかじゃねえ。俺達は勝つために出場してんだ!」(海斗)

 

8話

「お前さんさ、もっと自分を信じた方がいいぞ」
「丁寧に、そしてすごく熱心に弓を引いてるのは、道具を見りゃ分かる」
「落ち着きゃ中るよ、俺が保証する」(中崎)

 

「人に教えるのは難しいです」
「自分の射を突き詰める方が、よっぽど楽だとつくづく思い知ってます」(マサさん)

 

「今は、俺から何か言うつもりはありません」
「あいつら自身に考えさせる時のような気がして」(マサさん)

 

「ねえ、かっちゃん。ここは戦国時代の戦場(いくさば)じゃないんだよ」
「矢が上手く中らなくたって、殺されたりしないんだから」
「そんな落ち武者みたいな顔してないでさ。もっと気楽にやろうよ、気楽に」(七緒)

 

「人にも自分にもぶきっちょなかっちゃんは」
「俺みたいのに引っかき回されるくらいじゃないと、隙が出来ないからね」(七緒)

 

「顔や態度が怖いって言われて、自分でもコワモテキャラ作っちゃってるからさ」
「愛されるには、あのくらい崩してやらないと」(七緒)

 

「だから俺はこの先も、かっちゃんを引っかき回して引っ張っていく」
「そのために今、俺はここにいて…今、弓を引いてるんだ」(七緒)

 

「七緒は的の向こうに見てるものがあって、それが射を支えてるんだな」
「七緒の強さが分かった気がするよ」(湊)

 

「俺みたいなやり方は限界もあるけどね」
「器用なだけの人間が、意地でしがみついてるだけだから」(七緒)

 

「本当の本気で、そもそも才能のある奴が、ステータスを弓に全振りしてるような」
「そんな奴には絶対敵わない」
「例えば、湊みたいなのには」(七緒)

 

「執着すればするほど的は遠く、小さくなる」
「勝とうとするな」
「俺が目指すものは…」(湊)

 

「いい音させやがって…かっこつけんな、俺」(海斗)
「信じろ」(遼平)

 

「そ…そんなの全然ちげえし!」
「俺はチームメイトとして普通のことしただけだし。お前のためとかじゃねえし」(海斗)

 

「俺も、今回の結果には全然満足してない。満足できるもんか」
「俺達はもっとやれる…だろ?」(湊)

 

「俺、自分が”落”に置かれた本当の理由はまだよく分からないけど、でも”落”でよかった」
「だから自然に引けた気がする」(湊)

 

「湊…俺はもっと高みが見たいんだ。1人じゃたどり着けない」
「湊が必要なんだ。俺と同じ高みに登れる可能性がある、お前が」(愁)

 

「だから早く、もう一度登ってきてくれ」
「お前はふいに現れて、俺の人生を変えたんだ」
「その責任は取ってもらう」(愁)

 

「いい加減、湊を追いかけるのはやめたらどうだ?」
「どのみち、これ以上はもうついていけないだろうし」
「君は…弓を愛してないから」(愁)

9話

「会の時に、一度自分を上から見るイメージを持ってみろ」
「自分を客観視するんだ」
「集中も大事だが、今の湊には冷静さも必要だ」(マサさん)

 

「コーチが神主っぽいことやってる」(花沢)

 

「ダメダメ。そういう反省は、反省っていうより後悔じゃん」(七緒)

 

「野球とかサッカーなら相手チームの弱点を探ればいいけど」
「弓道はそうじゃないからね」(七緒)

 

「とどのつまり、スタイルの問題だな」
「競技としての弓を選ぶか、道(どう)としての弓を選ぶか、の話に通じる気がする」
「的中を極めるにしろ、射型を極めるにしろ、弓の道は果てしないんだよ」(海斗)

 

「(弓は)登山みたいな感じかも」
「うん、ルートがいくつもあってさ」
「足動かすのは1人ひとりで、誰かに担いでもらって登るわけにはいかないけど」
「でも一緒…みたいな」(湊)

 

「俺、早気になって…まだ早気だけど」
「ずっと上向いて頂上目指してたら、いつか直る気がしてる」
「今はそう思う」(湊)

 

「なあ、静弥。お前、弓道は好きか?」
「(意味?) いや、なんていうかな…余計なことかもしれないが、弓引きに迷いはつきものだ」(マサさん)

 

「けど好きだって気持ちがあれば、必ず戻ってこられる」
「湊がそうだったみたいに」(マサさん)

 

「弓道が好きか? ですか」
「それは分かりません。ただ僕は…滝川さん、あなたが嫌いです」(静弥)

 

10話

「この前は仲良しでしたのに」(白菊)
「男子って難しい」(花沢)
「結局、鳴宮を欠いても竹早を欠いてもダメなわけか」(妹尾)

 

「どうどう、お前達」
「なんでそう同じカゴに入れられたカブトムシみたいに、角突き合わせてんだよ」(マサさん)

 

「大人…なんですかね?」
「自分が子供だった頃は、年上はみ~んな大人に見えた」
「だけど実際に自分がその年になってみると、ただうろうろおろおろしてる」
「ただ大人に見せているだけなんじゃないかって」(マサさん)

 

「俺には…じいさんの境地がどうだったか分かりませんけど」
「ただ、気がつけば自分がされて嫌だったことを自分がしている」
「ああはなるまいと思っていたのに…なんでですかね」(マサさん)

 

「”お前は、本当に弓道が好きでやっているのか?”」
「かつてそう聞かれました。だけどそれは、問うているようで問うていない」
「答える者の、好きという気持ちも、それ以外も封じる問いです」(マサさん)

 

「問う者の傲慢も、答えを縛られることの重圧も知ってるはずなのに」
「俺は同じ問いを口にしてしまった」(マサさん)

 

「滝川君は、大先生が気になって仕方がないんじゃのう」
「執着と思慕・尊敬はよく似ておるもんじゃ」(トミー先生)

 

「弓は1人で引くものだ。誰かのためにじゃない」(愁)

 

「(もう、いいかな?) よくないよ…」
「湊と僕は桐先に行って弓を引くんだ、絶対に!」(静弥)

 

「僕は絶対に弓を始める」
「だから湊は、弓を引かなきゃダメなんだ」(静弥)

 

「もう弓は引かないって? 違うよな?」
「静弥は弓を引く。これからも俺と一緒に」(湊)

 

「湊は、もう僕がいなくても大丈夫だ」(静弥)
「そんなこと、静弥に決められたくない!」(湊)

 

「必要とか必要じゃないとか、そんな話じゃないんだ」
「俺は静弥と弓を引きたいんだよ!」(湊)

 

「いいよ、静弥がそう決めたんなら」
「だったら、今度は俺が待つから」(湊)

 

「母さんが亡くなった時、早気になった時」
「静弥が待っててくれたら、俺は戻ってこられたんだ」
「だから、今度は俺の番だ。待つよ」(湊)

 

「ずるいな、湊」
「今更、僕が湊を待たせるわけにはいかないじゃないか」(静弥)

 

「弓道が好きかどうか、僕はまだよく分かりません」
「ただ滝川さん、僕はあなたが嫌いです!」(静弥)

 

11話

「執着してるのは俺の方…か」
「まっ、あいつらに偉そうに言う前に、俺自身がなんとかしなくちゃな」(マサさん)

 

「何もない、わけじゃないよね?」
「気になることがあったら言いなよ」
「1人で抱え込むとロクなことがないのは、湊も僕もよく分かってる…だろ?」(静弥)

 

「あなたに師として見せていた顔だけが、彼(祖父)の全てではないのですよ」(西園寺先生)

 

「俺が早気になった時、じいさんはこれでもかと俺をなじったよ」
「”心が弱いから、練習が足りないから早気などになる”、そう言ってな」(マサさん)

 

「そんなじいさんのやり方に反発して、俺は家を出た」
「そしてあちこちで教えを請い、結果早気は直ったが、その時には、じいさんはもう…」(マサさん)

 

「何かが抜け落ちたみたいな、ポッキリと折れてしまったみたいな、そんな感覚に陥ったよ」
「でも…その頃から俺の射は冴え渡った」(マサさん)

 

「空っぽな気持ちとは裏腹に、引けば必ず中った」
「そんな俺の射を皆は称賛し、請われるままに日本中に弓を引きに行き、大会に出て」
「俺は…弓を引く意味を見失った」(マサさん)

 

「そして俺は、弓引きを辞めるために、1万射を引き始めた」
「”鎮魂”とでも言うべきものだったのかもな」
「じいさんと、じいさんに育てられた弓引きである、俺自身の」(マサさん)

 

「1つ確かなことは、俺はじいさんに執着してる」
「多分、俺がこの先コーチを続けていくためにも、俺自身が弓引きであり続けるためにも」
「俺は、じいさんのことを知らなきゃいけない。そう思ったのさ」(マサさん)

 

「正直、俺自身、本当のところはどうしたいのか、どうすべきなのか…」
「よく、分からないんだよ」(マサさん)

 

「俺にとっては、死んだじいさんより生きてるお前達の方が大事だ」(マサさん)

 

「行って下さい、マサさん」
「いつでも聞ける、いつでも話せると思ってるのは間違いです」(湊)

 

「話したい時に、話さなきゃいけない時に、その人はもういないかもしれない」
「だから会いたい人には、会える時に会わないとダメです」(湊)

 

「エセ王子はお黙りなさい」(白菊)

 

12話

「いえ、ありがとうございます」
「知らずにいた方が、多分後々のショックが大きかったと思うので」(静弥)

 

「それは、ダメだ…ダメだよ。湊のせいじゃない」(静弥)

 

「今の私の実力通りの結果なので、後悔はありませんが…」
「それよりも、彼等が気になります」(妹尾)

 

「あなた方!」
「いつまで腑抜けているつもりですの?」(白菊)

 

「妹尾の応援も上の空。団体戦のライバルが次々出てくる男子の個人戦も見ず」
「あなた達は、一体ここに何をしに来ているんですの!?」(白菊)

 

「そうよ!」
「妹尾だってコーチのこと心配なのに、しっかり最後まで引き切ったんだからね!」
「あんた達が今しなきゃいけないことは何?」
「コーチが心配でスマホとにらめっこ?」
「違うでしょ!」(花沢)

 

「団体戦の1回戦と2回戦は、各20射ずつの合計40射。その的中数で競われる」
「決勝トーナメントに進めるのは、そのうちの上位8校だけだ」
「必ず残ろう」
「県大会を、今日だけで終わらせちゃダメだ」(静弥)

 

「遼平、七緒、竹早、鳴宮」
「マサさんに指導してもらったことを、しっかり思い出せ!」
「今、俺達に出来る最高の射をするんだ!」
「んで、ぜってえ決勝進むぞ!」(海斗)

 

「怖い…中学の頃は試合でこんなことなかったのに」
「いつからだろう? 早気の不安とは違う」
「どうしてこんなに怖いんだろう?」(湊)

 

「怖い理由が…分かった。俺の後ろには、誰もいないんだ」
「あの頃の俺の後ろには、静弥がいて、愁がいた」
「2人がいると思うと、安心して引けた。でも今は…」(湊)

 

「見てることしか…」
「小野木の背中が…見てることしか…あっ」
「そういう…ことなのか?」(湊)

 

「前を…みんなを、見ろって」
「自分中心じゃない、1人じゃない。前にいるみんなを…」
「こんな…こんな単純なことに、気づけなかったなんて」
「俺は…俺達は…」(湊)

 

「い…嫌だ、名前で呼んでやる!」
「海斗、七緒、遼平、静弥。俺達は仲間だから」
「だから、言いたいことは言う。言わなきゃいけないって思った」(湊)

 

「俺、怖かったんだ。”落”になってからずっと」
「後ろに誰もいないことが、まるで1人で戦ってるみたいで。それがさっき分かって」(湊)

 

「でもそれって裏返せば、前を見てなかった。みんなを信じてなかった」
「それが視野を狭めてた。だから、ちゃんと前を、みんなを見ようって」(湊)

 

「それで分かった」
「みんなマサさんの教えてくれたこと、いろいろ思い出して引いてたろ」(湊)

 

「そのせいで、少しずつ何かがズレてるっていうか」
「みんな、いつもより射がギクシャクしていって」(湊)

 

「ただ引けばいいんだ」
「マサさんの教えは、いちいち思い出さなくても、俺達の射の中にしっかり生きてる」
「だから自分を信じて、ただひたすらに、自分の中にある理想の射を目指せばいい」(湊)

 

「”3本の矢”ならぬ、”5本の矢”かな」(静弥)

 

13話

「さあ、勝ち負けで考えたことはなかったので」
「精一杯やります」(愁)

 

「精一杯の先ってなんだろう?」
「100%の努力と、結果のその先」(湊)

 

「いや、今日の男子は調子がいい。表情も」(妹尾)

 

「もう追いかける気はないよ」
「一緒にやっていく」(静弥)

 

「もう湊の手を引くことも、待っていてくれるのを待つのもやめた」
「並んで歩く」(静弥)

 

「また湊と対戦するとは、感慨深いよ」(愁)
「俺も、このメンバーで愁達に挑めるのが、嬉しくてたまらない」(湊)

 

「不思議だ、雨上がりみたいによく見える」
「自分のことだけじゃない。みんなのこともよく分かる」(湊)

 

「お嬢さん方。ひょっとするとひょっとするかもしれませんよ」
「湊は的を見ているけれど、愁はそうじゃないから」(西園寺先生)

 

「大丈夫だ、俺はもう揺るがない」
「俺が外したら、みんなが中ててくれる。誰かが外したら、俺が中てればいい」
「だから、みんなでやる意味がある。俺がここにいる、理由がある」(湊)

 

「愁、俺は俺の弓を引く。愁の弓とは違うけど」
「今はそれでいい」(湊)

 

「じいさんに似てるって言われたよ、俺の射型が」
「あんなに嫌って恨んだ師匠なのにな」(マサさん)

 

「だけど…だから気づけたんだと思いたい」
「世の中に起きることは、俺の早気だって、何か意味があるんだって」(湊)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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