「エミール」の名言・台詞まとめ

まんがで読破「エミール(ルソー)」の名言・台詞をまとめていきます。

エミール

「たしかに学問や芸術は知識になる。だが知識の獲得と知性の開発は必ずしも一致しない!」
「歪んだ体制で都合よくつくられた知識が、新しい社会を生みだす原動力になるなんてありえない!!」

 

「人は生まれてくるときは善きものとして生まれてくる」
「しかしこの社会制度の中で育つことにより、堕落した生活を過ごしてしまう。それが彼らにとっては当たり前なのだからしかたがないのだ」

「つまり新しい社会を生みだすには、人間本来のあり方にしたがって教育することが求められるのです!」

 

「人間は何によって人間となりえるのでしょうか?」
「それは教育です」

 

「自然は人間を個人として生かす生存本能なのです」

 

「私はよく教育された人間とは、人生のよいことと悪いことに耐えられる者だと考えます」
「そして教訓を与えることではなく、訓練させること。それが本当の教育だと思います」

 

「(過保護で)弱いまま大人になると、突然に苦労とはち合うこととなり、その苦しみに耐えられないのは明白です」

「子どもの力の限界を越えさえしなければ、力を使わせたほうが使わせないよりも生存率は高まり、大人になっておとずれる苦労を克服できるでしょう」

 

 

「子どもの泣き声は、最初は『願い』です。欲求を満たすために泣いて、お願いするのです」
「しかし気をつけないと、それはやがて『命令』になるでしょう」

「はじめは自分の弱さから他の者に頼るという感情ですが、次第に権力と支配の感情が生まれてくるのです」

 

「この(子供の)時期に人は勇気をもつことを学び、少しばかりの苦しみをおそれずに耐えしのび、もっと大きな苦しみに耐えることを学ばせるのです」

 

「人は人生の期間を長く設定し限界まで生きられると考えます。しかし人生の長さほど不確定なものはないのです」

「それなのに未来のために現在を犠牲にするのはいかがでしょうか」

 

「人間は何をもって幸福か不幸かを感じると考えますか?」
「それは人間の『欲望と力の誤差』によって感じるのです」

「不幸はものをもたないことにあるのではなく、それを感じさせる欲望のなかにあるのです」

 

「子どもにふさわしい唯一の道徳上の教訓、それは『無害』誰にも害を与えないことです」

 

「教育の秘訣は、体の訓練と精神の訓練が互いに疲れを癒やすものとなるようにすることです」

 

「人生は短い。わずかな時しか生きられないからではなく、短い時のなかで人生を楽しむときをほとんどもたないからです」

 

「私たちは2回この世に生まれます。1回目は存在するために」
「そして2回目は、生きるために」

 

「私たちは自己保存(自己愛)に絶えず心を配らなければなりません」
「それができなくて誰に心を配ることができるのでしょう」

 

「人間は愛着の数だけ、そのぶん多くの苦しみを招くのです」
「そのときが来る前に君は失うことを学ばなければならないのです」

「そしてたとえ失うことがあっても、勇気を失わずにいられるようになるのです」
「そうすれば君は運命がどうあろうと幸福でいられることでしょう」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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