アニメ「ダンまち」の名言まとめました

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の名言をまとめていきます。

作品リスト
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ(1話~継続中)」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

1話 冒険者(ベル・クラネル)

「いつも言ってるでしょ! 冒険者は冒険しちゃダメだって!」

ベルの冒険をサポートしている、ギルドの受付嬢エイナ・チュール。
弟みたいに思っているため説教口調になっている。

「下界のこども達は、本当に変わりやすいんだな。不変の僕達とは、全然違う」

ベルの変化に気づき、自分との比較で見るヘスティア。
ここまでは神らしくて良かったのだが。

「その代り、今夜の夕食はぜひ当店で。約束ですよ~!」
「ダメ、ですか?」

ふとしたキッカケで出会った、酒場「豊穣の女主人」で働いているシル・フローヴァ。
弁当を渡す代わりに、ちゃっかり店の宣伝をしている。

「この店、いろんな人が来て面白いでしょ」
「たくさんの人がいると、たくさんの発見があって、私、つい目を輝かせちゃうんです」
「知らない人と触れ合うのが趣味と言うか、心がうずくと言うか」

約束通り酒場に来たベルに対して、シルが仕事について話し出す。
いつでもちょっと、小悪魔的なシルだった。

「僕は許せない。何もしなくても、何かを期待していた、僕自身を!」
「やらなければ、何もかもやらなければ、そこに立つことさえ出来ないんだ!」

酒場で自分が弱いという現実を、イヤと言うほど思い知らされたベル。
そのままダンジョンに直行し、がむしゃらに戦いを続けていく。

「神様。僕、強くなりたいです!」

一晩中ダンジョンで戦い、傷ついた状態で帰ってくるベル。
その想いは「ただ強くなる」ことだけだった。

2話 怪物祭(モンスターフィリア)

「これは僕個人の見解に過ぎないけど、君には才能があると思う」
「君はきっと強くなる。そして君自身も、今より強くなりたいと望んでいる」
「その君の意志は尊重する。応援も手伝いもする。力も貸そう。だから約束して欲しい」
「もう無理はしないって。お願いだから、僕を一人にしないでおくれ!」

ベルが強くなることを全力でサポートすることを決めるヘスティア。
だが無茶ばかりするベルに対して心配は止まらない。
そのためベルに自分の想いの全てを語っていく。

「わざわざ払いに来るとは感心じゃないか!」
「ま、来なければこっちからケジメを着けに行く所だったがね」

結果として食い逃げ状態だったベルは、翌日には酒場にお金を払いに行く。
この脅し文句は決して脅しだけではないので。

「冒険者なんて、かっこ付けるだけ無駄な職業さ」
「最初のうちは、生きることに必死になってればいい」
「惨めだろうが、笑われようが、生きて帰って来た奴が勝ち組なのさ!」

前回の酒場で、惨めな思いを味わったベル。
女主人であり元冒険者のミアは、ベルに冒険者について語っていく。

「土下座。タケミカズチから聞いた。謝罪と頼みごとの、最終奥義!」

鍛冶の神ヘファイストスに対して、ベルの武器製作をお願いするヘスティア。
本来なら高額で買えないため最終奥義を使っていた。

「怖い! 怖い! けど、僕は男だろ! 行けよ! 行けよ!」
「女の子を置いて、逃げるなぁぁぁーーー!!!」

今日は年に一度のお祭り「モンスターフィリア」だが、モンスターが脱走する。
モンスターに追いつかれ、ピンチのヘスティアを前にしても、恐怖から体が動かないベル。
勇気を振り絞ってモンスターに立ち向かうが、力の差は歴然だった。

「ダメなんだ! 僕の力じゃ、神様を守れない」

一方的にやられたベルだが、機転により逃げることに成功する。
しかしこのままでは追いつかれて、倒されるのは目に見えていた。

「ごめんなさい、神様。僕が時間を稼ぎます。神様はこのまま逃げて下さい」
「神様、僕はもう、家族を失いたくないです」

二人では逃げ切れないと考えたベルは、ヘスティアだけを逃がすことにする。
聞き入れないヘスティアだが、家族を失くした経験のあるベルはヘスティアを置いていく。

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3話 神様の刃(ヘスティア・ナイフ)

「俺は群衆の主、ガネーシャだ!」
「我らの至福は子供たちの笑顔。地位と名誉など捨て置け! 市民の安全が、最優先!」

神フレイヤの手によって逃げたモンスターに対して、討伐に向かっているガネーシャ・ファミリアだが、プライドから他のファミリアに協力は要請しなかった。
しかし神ガネーシャはプライドより市民の安全を優先する。

「本当にしょうがない子だな~、君は! 僕が君を置いて逃げ出せる訳ないじゃないか!」
「僕を守りたいだって? ならその言葉、そっくり君に返してあげるよ!」
「それに約束してくれただろ」

再びベルの元に戻ってきたヘスティアは、改めてベルに言葉をかける。
そして約束を確認する。

「すまない、ベル君! 僕はこんな情況なのに、心から幸せを感じてしまっている!」

モンスターから逃げるため、ヘスティアをお姫様抱っこするベル。
そんな情況に喜んでいるヘスティアだった。

「だったら、考えを変えよう。ベル君、君があのモンスターを倒すんだ!」
「ここでステイタスを更新する。君の力を、あのモンスターにぶつけてやれ!」

逃げるだけでは解決しないため、ベルにモンスターを倒すことを提案するヘスティア。
ヘファイストスに作ってもらった武器により勝算をつかんでいた。

「ベル君。いつから君は、そんな卑屈な奴になったんだい? 僕は君のこと信じてるぜ!」
「だってそうだろう。ヴァレン某とかいう化物みたいな女を目標にしている」
「冒険者ベル・クラネルなら、あんなモンスター、ちょちょいのちょいさ!」

モンスターには敵わないと諦めているベルに対して、ヘスティアは自分の想いを話していく。
そしてベルを信じていた。

「君の、イヤ、僕らの武器だ! 名付けて『ヘスティア・ナイフ』」
「僕が君を勝たせてやる! 勝たせて見せる! 信じてくれないか?」

新しい武器「ヘスティア・ナイフ」を、ベルに渡すヘスティア。
協力しての勝利を約束する。

「大丈夫だ、ベル君。もう一度言うよ。僕が君を勝たせて見せる。信じてくれるね?」
「よし、行こう!!」

新しい武器とステイタスを更新しても、最期の恐怖が収まらないベル。
そんなベルを見てヘスティアは、改めてベルに語りかける。

「信じるんだ、そのナイフを! 信じるんだ、僕を! そして、君自身を!」

更新されたステイタスと新しい武器により、モンスターと互角になるベル。
ヘスティアはその事実をベルに伝えていく。

「そんなことありません。実は私も、少しお見かけして。見惚れちゃいました!」

疲労により倒れたヘスティアは、酒場「豊穣の女主人」の二階で休ませてもらっていた。
そんな時にベルを見つけたシルは、からかうように耳元でささやく。

「誰よりも何よりも、僕は君の力になりたいんだよ。だって僕は君のことが、好きだから!」

自分の想いをストレートに話したヘスティア。しかしその真意はベルには届かず。

4話 弱者(サポーター)

「7階層!?」
「キ・ミ・は、この前の5階層で死にかけたばっかりなのに、何で7階層まで降りてるの!」
「うかつにもほどがあるよ!!」

7階層まで降りたベルに対して、エイナの怒りが爆発する。
しかし実力が上がっているベルを確認して驚きを隠せない。

「ベル君! 私のこの格好を見て、何か言うことはな~い?」

防具を買いに行くため、エイナと待ち合わせをしたベル。
私服を見て照れるベルに対して、エイナはからかっていく。

「いなくならないで欲しいな~、ベル君には」
「それに、頑張ってる君を見て、力になってあげたいな~、て思ったんだよ」
「だから、ね、受け取って。ダメ?」

防具を買った帰り道、プロテクターをプレゼントするエイナ。
ダンジョンから帰って来なかった数多くの冒険を知るため、心配が止まらない。

「吠えるな! 手荒なことはしたくありません。私はいつもやりすぎてしまう」

ベルが争いに巻き込まれている時、通りかかった豊穣の女主人の店員リュー・リオン。
圧倒的な迫力をもって、その場を鎮める。

「ぬかせ! ヒエログリフが刻まれた武器の持ち主など、私は一人しか知らない!」

ベルのナイフを持っているリリに、理由を問いかけるリュー。
とぼける相手に対して、コインを投げて攻撃する。

「クラネルさん。その、困る。このようなことは私ではなく、シルに向けてもらわなくては」

失くしたと思っていたナイフを見つけてくれたので、泣きつかんばかりにリューの手を握りしめるベル。
リューは困り、シルは嫉妬する。

「あんまりおいたしちゃ、ダメよ」

リューは種族が違うため人違いと感じたが、シルは何かを感じとる。
そしてリリに全てを知っているように忠告する。

「その方がベル様にも、都合がよろしいでしょう?」

契約金や配分を何も決めずに、サポーター契約をするリリ。
ベルは不思議に思うが、リリは影のある声で理由を答える。

「変なの...」

予想以上の稼ぎを出したベルとリリ。しかもベルはリリと山分けにする。
不思議に思いリリは理由を問いかけるが、ベルは当たり前という表情で笑うだけだった。

5話 魔導書(グリモア)

「デート! 今日行こう! 今日行きたい!! 今日行くんだ!!!」

最近ダンジョンで稼げているベルは、ヘスティアに外での食事を誘う。
二日酔いで苦しんでいたヘスティアだが、この一言で復活する。

「まったく、これだから神って奴は。娯楽に飢えたハイエナめ!」

ヘスティアのデートの情報が漏れたため、女神たちが着いてきた。
散々女神たちに追いかけられたが、何とか逃げ切ることに成功するベルとヘスティア。
しかし周りはすっかり暗くなっていた。

「何でいつも逃げちゃうの?」

ダンジョンで魔法を使いすぎたため倒れているベルに、膝枕をするアイズ。
目覚めて状況が理解できたベルは、また恥ずかしさから逃げてしまう。

「止めるな、ベル君。下界には、綺麗事じゃすまないことがたくさんあるんだ!」
「世界は、神より気まぐれなんだぞ!」

ベルが客の忘れ物と言われてシルから借りたのは、魔導書(グリモア)と呼ばれる高価な本で、しかも効果は一度きり。
謝りに行こうとするベルだが、ヘスティアは隠蔽を考えていた。

「それは大変なことをしてしまいましたね、ベルさん!」
「やっぱり、ダメですか?」

謝っているベルの横で、貸した張本人のシルは他人事のように話しだす。
しかしベルに突っ込まれた後、いつものふざけた調子に戻る。

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6話 理由(リリルカ・アーデ)

「リリは冒険者が嫌いです。リリは...冒険者が嫌いです!」

弱いサポーターとして、今までの人生の全てを利用され、そしていたぶられてきたリリ。
その恨みは全ての冒険者に向けられていた。

「ベル君。君のそのサポーター君は、本当に信用に足る人物なのかい?」
「ゴメンよ、あえて嫌なことを言ってる」
「今までの君の話を聞く限り、彼女はどうもきなくさいんだ!」

リリをかくまえないか、ヘスティアに相談するベル。
ヘスティアはリリを信用できず、またその指摘はベル自身でも気付いていた。

「ごめんなさい、ベルさま~! もう、ここまでです。さよなら、ベル様

リリはベルを罠にはめ、まんまとナイフの入ったバックを奪っていく。
そして別れを告げ走り去る。

「これだから冒険者は。でも、そうですよね」
「これは、あのお人好しのベル様を騙した報い。だとしたら、諦めも...」

リリは戻っている途中、知っている冒険者に見つかり身ぐるみ剥がされる。
さらに大量のモンスターが集まってきたため、囮に利用されてしまう。

「悔しいな! 神様。どうして、どうしてリリをこんなリリにしたんですか?」
「弱くて、ちっぽけで自分が大っ嫌いで。でも何も変われない、リリに」

「寂しかった。誰かといたかった。必要とされたかった」
「でも、もう終わる。やっと死ねる。やっと終われる」
「何も出来ない自分を、弱い自分を、ちっぽけな自分を、価値のない自分を、寂しい自分を」
「あ~、リリはやっと、死んでしまうんですか!!」

絶体絶命のリリは過去の自分を振り返っていく。
そして死に憧れを抱くがベルの顔が浮かび、生きたい気持ちが湧き上がってくる。

「無駄だよ。ベル君はもう決めちゃってるんだ」
「何があろうと、あのサポーター君を、見捨てないって!」

ヘスティアに対して、リリと手を切るように提案するエイナ。
しかしヘスティアはベルから聞いた決意を伝える。

「神様。僕はそれでも、あの子が困っているなら、助けてあげたいです」
「寂しそうなんです、その子。神様と出会う前の、僕みたいに」

無数のモンスターに囲まれているリリの元に、ギリギリ間で合うベル。
神様に誓った通り、全てをかけて戦いを開始する。

「じゃあ、リリだからだよ」
「僕、リリだから助けたかったんだ。リリだからいなくなってほしくなかったんだ」
「理由なんて見つけられないよ。リリを助けることに、理由なんて」
「リリ、困ってることがあったら、相談してよ」
「僕バカだから、言ってくれないと分からないんだ。ちゃんと助けるから」

リリの全ての告白を聞いても、助けるという気持ちは変わらないベル。
そんな言葉を聞いたリリは、泣き止むことが出来なかった。

「いいよ! ベルくんが無事なら」

サポーターの件で心配かけたのと、プロテクターを失くしたことを報告に来たベル。
しかしエイナは、ベルが無事なことが嬉しかった。

7話 剣姫(アイズ・ヴァレンシュタイン)

「はい、誓います! ベル様に、ヘスティア様に、何よりリリ自身に!」
「リリはベル様に救われました。もう決して裏切りません。裏切りたくありません」

改めてヘスティアに今後の覚悟を聞かれるリリ。
それは自分に向けての言葉だった。

「正直に言うよ、サポーター君。僕は君のことが嫌いだ!」
「そりゃ、そうだろう。散々ベル君を騙しておいて、今度は取り入ろうとして」
「本当に嫌な奴だ、君は!」
「大体何だい、そのしょぼくれた顔は?」
「どうせベル君が優し過ぎて、君をちっとも責めないから」
「罪悪感に押しつぶされそうなんだろ?」
「僕から言われれば、それはタダの甘えだね」

リリの誓いを認めたヘスティアだが、次に自身の気持ちを伝えていく。
それはリリ本人も認める事実だが、結局はサポーターを認めることになる。

「僕は今回のことで確信したんだ。ほっといたらベル君は、ま~た誰かに騙される」
「それに罪悪感なんて結局、自分が自分を許せるか許せないかでしか無いんだ」
「君が心を入れ替えたって言うんなら、行動で証明してみせろ!」

リリを認めたヘスティアは、許した理由を話していく。
もっともここまでは、神様らしい言葉を語っていたのだが。

「さて改めまして、初めましてサポーター君。ボ・ク・の・ベル君が世話になったね~!」

リリを許したヘスティアだが、次はベルに手を出さないように忠告する。
それは神とは思えない直接的な表現だった。

「いえいえ、こちらこそ~!」
「ベル様にはいつも、リ・リ・に・お優しくしてもらっていますから!」
「ベル様のためなら、例え相手が神様だろうが何だろうが、リリは乗り越えて見せます」
「絶対、負けません!」

ヘスティアに忠告されたリリだが、逆に闘争心をむき出しにする。
ヘスティアもまさかの反撃に驚いている。

「アイズ。アイズでいいよ。みんな私のことをそう呼ぶから。嫌?」

名字で呼ぶベルに対して、名前で呼ぶように話すアイズ。
アイズからしたら当たり前のことだが、ベルからしてみたら。

「やっぱり、戦おう!」

ベルに戦い方を教えるアイズだが、教えたことが無いため方法が分からない。
そして最終的な結論は、実戦形式で戦うことだった。

「君は臆病だね。身を守るために臆病でいるのは、大切なことだと思う」
「でもそれ以外にも、君は何かに怯えている」

ベルと対峙したアイズは、ベルの中にある臆病な心を見抜いていた。
憧れのアイズから指摘されたベルは、自分を冷静に保てない。

「やけになっちゃダメ。死角を作っちゃダメ。視野を、広く!」
「技とか駆け引きとか、君にはそれが少し足りない」

訓練で一方的にベルを痛めつけるアイズ。そしてベルの弱点を指摘する。

「昼寝の特訓をしようか?」

あくびをした後、昼寝の特訓を提案するアイズ。
ベルが聞き返した時、少し怒りながら訓練を強調する。

「な~にをやってるんだ、君は~! まったく、次から次へと、君は~!」
「とうとう、ついに、よりにもよって、この女までーーー!!!」

アイズとジャガ丸くんを買いに来た店にはヘスティアがいた。
アイズと一緒にいるベルに対して、ヘスティアの怒りが爆発する。

8話 英雄願望(アルゴノゥト)

「この量は凶悪だ! 手伝いましょう」

シルにハメられて無数の皿洗いをすることになるベル。
そんなベルを見て、リューが手伝いに来る。

「あなたは、冒険者だ」
「あなたの望む物は、おそらくその先でしか、手に入れることは出来ないと思います」
「ま~、私の勘はよく外れるのですが」

強くなりたいベルは、ランクアップについて元冒険者のリューにたずねていく。
しかしそれに答えはなく、本人の冒険の大切さを語っていく。

「私もありがとう。楽しかったよ!」

訓練の最終日、礼を言うベルに対してアイズが語ったこと。
表情にこそ出ないが、アイズも何かを感じていた。

「追いつけるかどうかは分からない」
「けどやらなきゃ。追いかけるんだ、手が届くように。そして...」

アイズとの訓練を終えたベルは、改めて目標を確認する。
しかしその目標はあまりにも遠かった。

「これでいい。これで僕も逃げられる...訳、ないだろ!!」
「今、こいつを行かせたらリリは、死ぬ!」

なぜか9階層に現れたミノタウロス。逃げないリリに対して、逃げるように叫んだベル。
自身も逃げたいが、まだ状況は許してもらえない。

「ここで立ち上がらなくて、ここで高みに手を伸ばさないで、いつ届くって言うんだ!」
「いかないんだ。もう、アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる訳には、いかないんだ!」

ミノタウロスにやられて倒れていた時、アイズが間に入ってきた。
しかし以前の繰り返しになる光景に、ベルは自分が許せない。

「僕は今日、初めて冒険をする!」

アイズを振り切り、一人で戦うことを決めたベル。
自分の臆病心を乗り越えるために必要な、冒険という名の儀式だった。

「勘違いすんな! 雑魚なんて助けるのはゴメンだ!」
「だが自分より弱ぇ奴をいたぶる雑魚になりさがるのは、もっとゴメンだ!」

リリの願いにより、アイズと同じファミリアのベートがベルを助けようとする。
しかし目の間で繰り広げられる戦いに驚愕する。

「これが僕の冒険! 僕はなりたい、英雄になりたい!」

自分が冒険していることを自覚するベル。そしてそれを乗り越える英雄になりたかった。

「がんばったね。おめでとう。これが僕らの、物語の1ページ目だ!」

倒れたベルを看病するヘスティア。
自分たちのファミリアが、本当の意味で始まったことを感じる。

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9話 鍛冶師(ヴェルフ・クロッゾ)

「ち、力が溢れてくる! な~んてことになると思ってたのか~い?」

レベルアップしたベルだが、自身ではあまり変化を感じない。
それに対してヘスティアは、少し大げさな表現で説明する。

「アルゴノゥト、英雄願望とはねえ...こんなスキルが発現するってことはさ~」
「ベル君、いい年しておとぎ話の英雄に憧れてるね~? ベ・ル・君! かわいいね~」

新しいスキル「英雄願望(アルゴノゥト)」が発現したベル。
しかしその理由について、ヘスティアはベルをからかっていく。

「喜んでくれ、ベル君。やったぞ、無難だ!」

ベルの二つ名を神々の間で決めてきたヘスティア。ヘスティアは喜んでいるがベルは。

「えっと、そうですね~。普通?」

二つ名「リトル・ルーキー」をもらうベルだが、少し落ち込んでいた。
リリに聞いても「普通」と言われてしまい、人間と神では名前の感覚が違っていた。

「ですが、上層と中層は違う。モンスターの強さも数も、出現頻度も」
「能力の問題でなく、ソロでは処理しきれなくなる。あなた達は、仲間を増やすべきだ」

ベルのレベルアップに伴い、ダンジョンの次のステップを目指すことになる。
しかしそのエリアを経験しているリューから、パーティーの大切さを指摘される。

「失せなさい! あなた達は彼にふさわしくない」
「触れるな! 私の友人を蔑むことは許さない!」

酒場にいるごろつき冒険者が、ベル達をパーティーに入れてやると上から目線で来た。
怒ったリューは、そのごろつきを一蹴する。

「騒ぎを起こしたいなら、外でやりな! ここは飯を食べて酒を飲む場所さ!」

騒ぎが大きくなりそうな時、ミアが一喝する。改めて一番怖いのが誰かを思いしらされる。

「間違いない、それがアルゴノゥトのスキルだ。どんな窮地もくつがえす可能性」
「バカみたいに英雄に憧れる子供が、英雄になるための切符ってところかな~」
「圧倒的な力の不条理に対して、そのたった一つのちっぽけな力で逆らう」
「すなわち、英雄の一撃。英雄に憧れる君に、ピッタリだろ!」

リリがピンチの時、光をまとった右手から、今までにない強力な魔法が発動する。
理由は分からないベルだが、ヘスティアは新スキルについて説明する。

「もっと欲深くなった方がいいぞ、ベル!」
「今できる最高の準備を整えるのは、冒険者の義務だ! 違うか?」

リリが休みのためダンジョン行きを止めて、ベルの装備を新調することにするヴェルフ。
希望を聞いた時に遠慮したベルに対して、冒険者の心構えを語っていく。

「違うだろう? そうじゃ無いだろう? 武器ってやつは!」
「ただの道具でも、成り上がるための手段でもない。武器は使い手の半身だ」
「使い手がどんな窮地に立たされたとしても、武器だけは裏切っちゃいけない」
「だから俺は魔剣が嫌いだ! 使い手を残して、絶対に砕けていく」
「あれの力は人を腐らせる。使い手の矜持も、鍛冶師の誇りも何もかも」
「だから俺は、魔剣を打たない」

強力な魔剣を作れるが、絶対に作ろうとしないヴェルフ。
それは武器に対する、特別な思い入れのためなのだが。

「まだ会って数日だし、信頼まるごと預けろとは言わない」
「でも、リリ助みたいに、俺のことも仲間っぽく呼んでくれよ」

自分のことを「ヴェルフさん」と呼ぶベル。
そんなベルに対して、武器を渡す時にヴェルフは本当の仲間になることを願う。

「ごめん、ごめん。でも、こういうのワクワクしてこない?」
みんなで力を合わせて冒険をしようって」

これから中層にチャレンジしようとするベルのパーティー。
突然笑ったベルは、怖さより楽しみが上回っていた。

10話 怪物進呈(パス・パレード)

「大事なのは無事に帰って来ること。いいな!」

ヘスティアとも親しいタケミカヅチ・ファミリアの主神タケミカヅチが、中層に向かう眷族たちに話したこと。
いかなる結果を得ても、犠牲があったら意味が無いですからね。

「俺は誰とも知らない奴らの命より、お前らの方がよっぽど大事だ!」

モンスターに追いかけられている桜花は、非情な決断をする。
それは目の前にいるベル達に、モンスターを押し付けることだった。

「いけません、押し付けられました! 怪物進呈(パス・パレード)です!」

タケミカヅチ・ファミリアが横を通過したことを不思議に思うベル。
リリは即座に状況の困難さに気づいてしまう。

「中層だから、でしょう...」

パス・パレードを受けたことにより、逃げても逃げてもモンスターに囲まれるベル達。
悪態をつくヴェルフに対して、リリは静かに現実を話していく。

「クラネルさん。ダンジョンは狡猾です」
「一つ一つは取るに足らない出来事でも」
「積み重なればやがて、抱えきれない重みとなって表面化します」
「そして...おぼつかない足を崩すのは、砂の城を壊すより容易でしょう」

中層にチャレンジする前、リューがベルに注意したこと。
ベル達は今、この言葉の重みをかみしめることになる。

「もし、ベル君が戻って来なかったら、君達のことを死ぬほど恨む」
「けれど、憎みはしない。約束する」
「どうか、僕に力を貸してくれないか?」

ヘスティアに謝罪に来るタケミカヅチ・ファミリアの眷属たち。
ヘスティアはベルの救出を最優先に考え、協力を依頼する。

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11話 迷宮の楽園(アンダーリゾート)

「ここで装備の多くを失い、ケガを負った彼らが」
「やみくもにダンジョンをさまよっている可能性は低い」
「そんなおろかな選択をするパーティーなら、とっくに全滅しています」

ダンジョンの崩落現場を見て、ベル達の行動を考えるアスフィ。
レベル4の実力者であるアスフィは、ベルたちが下を目指したことを予測する。

「私ならそうする。そして彼らも。いや、一度冒険を超えた彼なら、前へ進むと思います」

今回のベル達の救出を協力しているリューは、アスフィの考えを支持する。
それはベルの思考を考えてのこと。

「そんなことないよ。リリがいなかったら、18階層まで降りるなんて考えられなかったし」
「ヴェルフがいなかったら、きっとヘルハウンドに丸焼きにされてた」
「二人のおかげて、いやパーティー全員がいたから、だから生き残れたんだよ!」

倒れて迷惑をかけたことを謝罪する、リリとヴェルフ。
しかしベルは、パーティー全員のおかげて助かったことを強調する。

「責めるなら俺を責めろ! あれは俺が出した指示だ」
「俺は今でも、あの指示が間違っていたとは思っていない」

ベル達がピンチになるキッカケを作った、タケミカヅチ・ファミリア団長・桜花。
責任は全て自分にあると考えているが、非は認めなかった。

「ベルは、いつも緊張してるね」

暗くなった後、天井の光を見ていたベルの横にアイズが現れた。
嬉しくてあたふたしているベルをみて、アイズはからかうように話していく。

「行くなら真っ先に僕を誘ってくれないと」
「ボ・ク・と・ベ・ル・く・ん・の、仲じゃないかーーー!!!」

アイズとダンジョンの中にある、街に行く約束をするベル。
しかしそれを聞いていたヘスティアは、アイズに聞こえるように怒りだす。

12話 悪意(ショー)

「女の子たちが水浴びをしているんだぜ。そりやぁ、覗くに決まってるだろ!」

ヘルメスに真剣な顔で、話があると言われたベルは着いていく。
しかしその先では、アイズやヘスティアなど女の子達が水浴びをしていた。

「覗きは男のロマンだぜ!」

止めるベルに対してヘルメスは、さも当たり前のように語ってくる。
それはベルの大好きな、祖父が話していたことと同じだった。

「謙虚なのは美徳でもあるのでしょうが、自分を貶めるような真似は止めなさい」
「あなたの悪いクセだ」

覗きはトラブルから見つかったベル。そして逃げた先では、リューの水浴びを覗いてしまう。
それを謝るのだが、逆にリューから注意される。

「耳を汚す話を聞かせてしまって、すみません」
「つまるところ私は、恥知らずで横暴なエルフと言うことです」
「クラネルさんの信用を裏切ってしまうほどの...」

リューは過去に仲間の仇討ちのため、敵対していたファミリアを壊滅させていた。
ギルドのブラックリストに載っている自分に対して自嘲する。

「これは、一本取られましたね」
「クラネルさん。あなたは優しい。あなたは尊敬に値するヒューマンだ!」

自嘲するリューに対して、リューから言われた言葉をそのまま言い返すベル。
それを聞いたリューはベルの手を取り好意を示す。
肌の接触を嫌うエルフにとって、最大限の好意の表れになる。

「むしろ、俺なりの愛かな? ベル君は、人間のキレイじゃない部分を知らなさすぎる」
「悪趣味でも何でも、知ってほしかったのさ。彼に人の一面を」
「まぁ、娯楽が入っていることは否定しないよ」

ヘルメスが絡んだ策略により、一方的に決闘でやられるベル。
それは痛みを含めた、ベルに対する教育だった。

13話 眷族の物語(ファミリア・ミィス)

「あなたはリーダー失格だ。だが、間違ってはいない!」

ヘスティアが神の力を使ったため、ダンジョンから巨大な敵が生まれ落ちた。
弱いパーティーで戦うことを選択したベル。
リューは愚かな行為と考えながらも、支持し戦いに向かう。

「ベル様のお邪魔になるので、運んじゃいますよ!」
「感謝してくださいね。うちの底抜けのお人好しに!」

先程まで自分を痛めつけていた相手すら、助けていくベル。
リリも納得はしていないが、ベルのために協力していく。

「てめぇら! あの化物と、一戦やるぞー! 街にいる連中を全員駆り出せ!」
「臆病風
に吹かれた奴は、二度とこの街の立ち入りを許さねぇ!」
「冒険者の意地を見せやがれぇ!」

リヴィラの街のリーダー・ボールスは、アスフィから逃げ道が塞がれたことを聞かされる。
この危機を乗り切るため、全員の力を結集させる。

「得物はいくらでもある。潰れたらさっさと交換しやがれぇ!」
「もとより寄せ集めだ。連携なんざ捨てろ!」
「互いの邪魔にならなきゃいい。自分のやり方で戦えー!」

ボールスはそれぞれの冒険者に戦い方の指示をする。
それは荒くれ冒険者のことを、よく理解していた。

「このまま蹂躙される訳には行きません」
「時間を稼げば、動ける魔道士が、もう一度魔法を放てます」
「それでもダメなら、もう一度倒すまで。何度でも!」

リューとアスフィは階層主を抑えるとベルに約束する。
圧倒的な敵に対しても、諦めるということは考えない。

「俺は口だけのいけすかない奴になりたくない」
「他人を犠牲にしておきながら、身体も張れない奴に! 俺は!!」

千草に盾を要求する桜花。それは「みんなの盾」になることの宣言でもある。
千草は必死に止めるが、桜花は笑顔を見せるだけで止めようとはしない。

「ベル君。目を覚ますんだ、ベル君」
「みんな戦っているんだ。あんな恐ろしい相手に向かって」
「君なら出来る。君しかいないんだ、みんなを助けられるのは。立つんだ、ベル君!!」

敵の攻撃により動けなくなるベル。
しかしヘスティアは、再び立ち上がることを信じていた。

「もし英雄と呼ばれる資格があるとするならば」
「剣を取った者ではなく、盾をかざした者でもなく、癒やしをもたらした者でもない」
「己を賭した者こそが英雄と呼ばれるのだ」
「仲間を守れ。女を救え、己を賭けろ。折れても構わん。くじけても良い。おおいに泣け」
「勝者は常に、敗者の中にいる。願いを貫き、想いを叫ぶのだ」
「さすれば、それが、一番、格好のいい男だ!!」

ヘルメスは倒れたベルに近づき、英雄について語っていく。
それはベルの祖父が、昔に語っていたことと同じだった。

「圧倒的な力の不条理に対して、そのたった一つのちっぽけな力で逆らう」
「すなわち、英雄の一撃!」

アイズが深層の階層主から得たドロップアイテムから作られ武器と、リミットオフ状態までスキルを高めたベル。
全てを賭けた最期の一撃を叩きつける。

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