アニメ「かくしごと」の名言・台詞をまとめていきます。
かくしごと
1話
「かくしごとは、何ですか?」(後藤姫)
「お父さんのかくしごとは、『描く、仕事』でした」(姫)
「この時俺は、この子のために、一生職業を隠していこうと誓った」(後藤可久士)
「まして姫の前で言われたら、私どうなっちゃうか分かりませんよ!」
「あなたは、世間の漫画家に対する認識が、分かってなぁぁぁーーーい!!!」(可久士)
「どっちも『無職』と『無色』……」
「じゃあ、いろんなお色、い~っぱい塗れるね!」「何色にだって塗れるね!」(姫)
「俺は姫に迎合してるだけだ」(可久士)
「売れてるのが偉いなんて、腐った資本主義の豚の発想です」(筧亜美)
「任せて下さい! 作家の描きたいものを描かせないのが、編集の仕事です!」(十丸院五月)
「おしゃP(おしゃれピープル)? 少なくとも、先生にとっては敵ね」(六條一子、先生)
「ああ、あれ。お父さんが喜ぶと思って」(姫)
2話
「原稿? 何それ?」(可久士)
「これが噂の、締め切り前の現実逃避というやつか」(芥子駆)
「餃子作ったから間に合ったんだろうが! このド素人が!!」(亜美)
「そうでしょうか?」
「考えてないんじゃなくて、あえて考えないようにしているんじゃないかって気がします」(六條先生)
「あーーー、もう限界だ! 退屈で死ぬ! 何かないか!? 何か……あっ、紙と鉛筆」
「漫画描いてるんだよ」(亜美)
「やっぱカレーは、お父さんのが一番おいしいよ」(姫)
「父の隠しごとが描く仕事であることを、この鎌倉で知って、私は気づきました。本当は、父が隠してたのではなく、私が知ろうとしなかったんだと」
「多分、知るのが怖かったんだと思います」(姫)
3話
「ダメだ、優秀すぎる」「問題だ」
「ああいうのはすぐ連載決まって、いなくなっちゃうんだ」(可久士)
「お金たくさんかかるのよくないよ。だって……うち、貧乏なんでしょ?」(姫)
「いいのいいの、私に任せてよ。今の生活が貧乏なら、私、貧乏が好きよ」(姫)
「漫画家は売れないとあっというまに貧乏になる恐怖と常に背中合わせ。特に先生のような二回に一回打ち切られる作家は」(亜美)
「漫画に関わる人間は、漫画で筋肉を鍛えるべきなんですよ!」(亜美)
「うん。でも……でも、お父さんと2人っきりもよかったな」(姫)
4話
「箱には歳が書いてあり、私がその歳になったら必要になるであろう、他愛のない品々が収められていました」
「さすがに年月の経過で、流行とかけ離れていて、困惑するものも少なくありませんでした。でも、そんなものほど、母が存在した時間を感じられ、余計に愛おしく思えるのです」(姫)
「これ以上ない最高の字画だそうだよ」
「ただし、芸術的仕事は向いてないんだって。でも、お父さんはサラリーマンだから平気だね」(姫)
「でも、精霊さんに占ってもらわなくても分かるっって、ナディラさん言ってたよ。私とお父さんには、すごく強い守護霊がついてて、守ってくれるから大丈夫だって」(姫)
「ジレンマだ。日曜日に姫とスケッチに行くんだけど、上手く描いて尊敬されたい反面、あんまり上手く描くと、画業だとバレてしまう」(可久士)
「漫画家だからって、普通の絵を得意だと思ったら大間違いです」(可久士)
「それは違いますよ。絵だけでも文章だけでも食っていけないから、漫画描いてるんですよ」(可久士)
5話
「白衣だよ、給食当番の。当番は、ちゃんとやらないと」
「嫌な当番も誰かがやらないと、社会が回って行かないって、先生が言ってた」(姫)
「先生、本当に審査なんか出来るんですか。ギャグ作家なのに?」(亜美)
「読者が我慢して読んでくれるのは、息止めて続くまでだ」
「そこまでに食いつかせないと、読み飛ばされるぞ」(可久士)
「全部自分のことじゃないか!? こんなこと書いたら、お前が言うな、のオンパレードだ!」(可久士)
「ダメだ、他人の人生がかかっている。これは履歴書と一緒で、ふざけていい場所ではないのだ」(可久士)
「学校で作った、金メダル」「お父さんに」
「いろいろ。私にとって、お父さんは金メダルってことだよ」(姫)
6話
「もちろん、お父さんのが一番だよ。でも、『だてな』さんに悪いから、二つしょってみた」(姫)
「『だてなおと』、きっとロクな奴じゃないだろう。そもそも世間の『だてなおと』は勘違いしている」
「ランドセルを買ってあげたとかおこがましくないか。ランドセルを買わせていただきましただろ! ランドセルを買うのは権利だろ!」(可久士)
「買うのは義務でなくて權利か。コミックスも、読者が買ってやるじゃなくて、買わせていただくとか思ってくれるといいですね」(墨田羅砂)
「それは違うんですよ。少なくとも俺は、育てさせてもらってるんだ」(可久士)
「いや、漫画家は自営業者。ゆえに今の先生は、社畜ならぬ、漫蓄です!」(亜美)
「確かに……俺のような漫画描いてる奴に、姫はやれない」(可久士)
「先生ごときのサイン会で、サクラのバイト代出せるわけないじゃないですか」(十丸院)
「箱の続きがありました。その箱は、お父さんが用意してくれたものでした」
「それは、とてもとてもつまらない漫画でした。剣も魔法も出てこない、何のハプニングも起きない。ただ、父・母・娘の3人の家族が、平凡な日常を暮らすお話でした」
「でも、そのつまらない日常こそが、一番の、夢物語だったのです」(姫)
7話
「分かってるよ。前にお父さんに言われたから、いっぱい勉強しました。犬の十戒も、暗記したよ」
「僕は10年くらいしか生きられません。だからなるべく一緒にいて下さい」(姫)
「こんなの泣くに決まってるだろ!」(可久士)
「何か、犬を飼うのと連載を始めるのは似ている気がする」
「始めたはいいが、投げ出さず続けるのは大変だ。そして、終わらせるのはもっと難しい」(可久士)
「いいの。やっぱ、うちじゃ犬は無理だよ。お父さんと私しかいないから。このうちで飼ったら犬がかわいそう。だから、返ってよかった」(姫)
「みんな好きなものに似ちゃうんですよ」(六條先生)
「よくあることだろ。アニメ化とかしてキャラデザとか格好いいと、本家がそっちに寄せちゃうとか」(可久士)
8話
「やっぱ仮はダメだ! ちゃんと名前つけよう! ちゃんと決めて、その名を呼んで、なでてやれ」(可久士)
「区役所の人は、さすがにいい名前つけるね。聞いた瞬間、これだって思ったよ」(姫)
(ちなみに犬の名前は「ロク」)
「いい名前なら、誰が付けたかなんて関係ないよ」(姫)
「最初の印象が全てで、その印象を覆せなとか。早くて忙しくて、社会に余裕が無いのかもな」(可久士)
「姫ちゃんみたいな救世主がいれば、案外、人生取り返せるんだなって、そう思いました」(相賀加代)
「わたしだって、お祝いしてあげたいよ。でも、お呼ばれしたら、私の誕生会に呼ばないといけないから」(姫)
「あのな、姫。こういうのは、祝える時に、祝っとけ」(可久士)
「うん、楽しみ。でも、お父さんと2人きりの誕生会も捨てがたいな」(姫)
9話
「先生。羅砂をパーティーに連れてって」(羅砂)
「普段仕事場に籠もりきりで日の目を見ない僕等も、パーティーに招かれると、ああ自分達は業界にいるんだって思えるんです」(志治仰)
「たまに自分がどこの時空にいるのか分からなくなる」
「何週も前に終わったクリスマスが再びやってくるとか、まるでタイムトラベラーだ」(可久士)
「先生ってあだ名の人、多いよね」(亜美)
「たいてい侮蔑の意味だけどね」(羅砂)
「それでも、先生って呼ばれる身分にはちょっと憧れるよね」(羅砂)
「そりゃ、小汚いのが漫画家でしょう」(十丸院)
「女性作家の場合、年齢に不相応な少女趣味のフリフリの服が多いかな?」(亜美)
「私に読モは、無理だよ」(姫)
「すっご~い! シンデレラよりもすごい! スーパーシンデレラだね」(姫)
10話
「真面目な漫画家に、描きだめなんて出来るわけないだろ!」(可久士)
「お父さんは娘に甘すぎだよ。このままじゃ、計画性のない大人になってしまうよ」(姫)
「だって言ったら、行かせないと、わざと描かないかもしれないじゃないですか?」(十丸院)
「言うよね。休みに1年分の病気を一気に消化するって」(亜美)
「下ネタ漫画家が吐血しても、失笑されるだけでしょう」(羅砂)
「だいたい吐血とかシリアスな病は、ギャグ漫画家にとってマイナスでしょ。笑ってもらえなくなるから」(羅砂)
「でも、(幽霊)いてくれた方が、いいかなって」
「だから、透明で、ぶつかってもすり抜けられるんだよ。触れられないのには、理由があるんだ」(姫)
11話
「会議とかかしこまるからハードル上がるんで。その度、話せばよくないですか?」(六條先生)
「連載の合間はまさに、漫画家にとって魔の時間だ」
「そして精神的に不安定になった漫画家は、ますます面白いことが考えられなくなる、悪循環に陥る」(可久士)
「こたつって怖いね。お父さんを待ってたら、いつの間にか意識が……」(姫)
「どうせ終わるなら、やりたいようにやってやる! メチャクチャやってやる!」(可久士)
「開き直った漫画家は、手負いの狼だ」(羅砂)
「ずっと、ずっと……こんな時間が、続くと思っていた……」(姫)
12話
「だってお父さん、優しすぎたから」(姫)
「もし、ずっとこのままだったとしても……漫画を描いていられるなら、先生にとってそれが、一番幸せなことだよね」(姫)
「違う。一番の幸せは……俺が、一番うれしいのは、姫が元気に、大きく育つことかな」(可久士)
「お父さん。私、18歳になりました」(姫)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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